JPH0417451A - 読取、記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、シート原稿に書き込まれている記録情報を読
み取る機能と、未使用のシート材に記録を行なうことが
できる機能を共に備えた読取、記録装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置として案出されているものでは、連
続的に記録が可能なプリンタであって、シート材として
の記録紙を搬送するプラテンローラの周辺に光電的に書
込まれた情報を読み取って入力できる読み取り部を設け
た装置がある。

第２図に基づいて説明すると、同図で右側部に設けられ
たシート材供給部からシート材Ｓが順次給送されるよう
になっており、このシート材Ｓが給送ローラ１０４、分
離ローラ１０５を介してプラテンローラ１０２方向へ搬
送される。このプラテンローラ１０２の周辺には、シー
ト原稿の情報を読み取るための読取手段としての読取セ
ンサ１０３と、記録情報を予め入力可能な記録手段とし
ての記録装置１０１が配設されている。この読取センサ
１０３及び記録装置１０１を共に有することで、シート
原稿からの情報の読み取りと、未使用のシート材への書
込みが可能となる。なお、記録の読み取り、または記録
の書込みが終了したシート材は排出ローラ１０６により
装置外へ排出されるようになっている。この種の装置に
ついては本出願人は先に特願平１−１２３３８１号等に
て出願している。

（発明が解決しようとする課題） しかし斯かる従来技術にあっては、上述したように記録
装置のプラテンローラの周辺に読取手段として読み取り
センサー等を配設している。そして、プラテンローラの
周辺には紙送りのためのピンチローラや印字ヘッドも配
置されるためプラテンローラの径を通常より大きくする
必要がある。

このため次のような問題を有している。

（１）読取手段をプラテンローラ周辺に配設するために
、プラテンローラの周囲に大きなスペースが必要となり
、記録装置が大きくなる。

（２）読取手段が記録装置中央部に位置するため、読取
部での用紙やジャム処理やセンサー表面の清掃などが面
倒であった。

（３）プラテンローラの周辺に読取手段を配設するため
、ハガキなどの厚い用紙がプラテンローラに沿って送ら
れて来ると、読み取り面にぶつかり、送り不良が起きや
すく、このためシート材の送りのためのガイド部材を読
取手段の周辺に取り付ける必要が生じた。

本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、読取手段をシー
ト材給送装置内に配設して記録装置と分離し、記録装置
は給送装置の上部に配置することにより、記録部の小型
化及び読取部での送り不良防止、清掃作業の向上、搬送
性の向上を図った読取、記録装置を提供することにある
。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明にあっては、シート材
に書き込まれた記録情報を読み取り、該読み取り情報を
記憶する読取手段と、予め入力されている書込情報を未
使用のシート材に記録する記録手段を備えると共に、複
数のシート材を積載し順次供給可能な給送手段と、該給
送手段から送り出されるシート材を上記読取手段及び上
記記録手段へ案内する搬送手段を有する読取、記録装置
であって、上記読取手段は、上記給送手段を構成する給
送装置の内部に配設され、上記記録手段は記録装置とし
て構成され、上記給送装置の上部に配置されている、こ
とを特徴とする。

（作　用） 而して記録部となる記録装置の内部は簡略化され小型化
が可能となる。さらに周辺部に複数の部材を配置する必
要がなくなるので、清掃作業が容易となり、シート材の
搬送もスムーズになる。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本発
明の実施例に係る読取、記録装置を示す第１図において
、１は記録手段となる記録装置である。この記録装置１
は予め書き込み情報を入力できるようになっており、シ
ート材が印字ヘット４を通過するときに記録を行なうよ
うになっている。そして、記録装置ｌを上部に配置して
、その下部にはシート材を積載し順次供給可能な給送装
置２が配設されている。この給送装置２の内部には供給
口の給送台２０から順に分離ローラ７、前搬送ローラ８
、後搬送ローラ９が配設され、搬送手段が形成されてい
る。この搬送手段は上記記録装置ｌの内部にも形成され
おり、土掘送路１０となって印字ヘッド４ヘシート材を
案内し、排出ローラ１１によりシート材を排出トレー１
２に排出するようになっている。

また、上記給送装置２の内部搬送路の途中には、原稿と
なるシート材が通過したときに記録情報を読み取る手段
として読み取りセンサ３が配設されている。

さらに本実施例装置では、給送装置２内の搬送路の上部
はガイド取付部材５により支持されており、このガイド
取付部材５は一方端にヒンジ１３を有して回動可能とさ
れている。

なお、本実施例装置は原稿となるシート材に書き込まれ
た記録情報を読み取りセンサ３で読み取る機能と、予め
入力されている書込情報を未使用のシート材に記録装置
１により記録する機能を備えている。そのため２種類の
シート材を給送することとなるが、第１図中では６を未
使用のシート材、６′をシート原稿で示している。

上記構成においてシート給送台２０に積載されたシート
材６．６′は分離ローラ７によって１枚ずつ分離されて
前搬送ローラ８、読取センサー３、後搬送ローラ９を通
って記録装置１への土掘送路１０へ送られる。

記録時は、読取センサ３は機能せずシート材は通過し、
印字ヘッド４でシート材６に印字が行われたあと、排出
ローラ１１によって排出トレー１２へと排出される。

一方、読み取り時は読み取り原稿となるシート材６′は
読み取りセンサー３によって光電的に読み取り入力が行
われたあと、搬送路１０を通り、排出ローラ１１によっ
て排出トレー１２へと排出される。

なお、上述したように給送装置２はガイドローラ取付部
材５が図の矢印のようにヒンジ１３を軸に開閉可能にな
っている。このため読取センサ３付近でのシート材のジ
ャム処理やセンサ表面の清掃はガイドローラ取付部材５
を上方へ開けることで容易に行なうことができる。

以、上の実施例では、記録装置１においては従来あった
プラテンローラが必要なくなったため、記録部の大きさ
が小さくなり、設置スペースが小さくてよいという効果
が生じる。また土掘送路１０のシート材パスは印字面に
平行なため、紙の腰の強い厚紙の通紙も容易で印字品位
が向上するという効果もあった。

なお、上記した実施例の記録装置１はシリアル熱転写記
録装置の形式で説明しているがシリアルインクシェツト
記録装置など他の記録装置でも同様の効果が得られるこ
とはいいうまでもない。

（発明の効果） 本発明は以上の構成および作用から成るもので、記録手
段を読取手段と分離した記録装置として構成し、読取手
段はシート材の給送装置の内部に設け、記録装置な給送
装置の上部に配置することにより、記録部の小型化を図
り、設置スペースの小さな読取、記録装置として提供す
ることができる。

さらに、読取手段を給送装置内に設けることでシート材
のジャム処理や読取面の清掃等の保守が容易な装置とな
る。

また、記録装置の印字面とシート材パスが平行になるた
めハガキなどの腰の強いシート材についても搬送性、印
字品位の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例に係る読取、記録装置の全体構
成を示す図、第２図は従来装置の全体構成を示す図であ
る。 符号の説明 ｌ・・・記録装置（記録手段） ２・・・給送装置（給送手段） ３・・・読み取りセンサ（読取手段） ７．８，９，１０．１１・・・搬送手段（７・・・分離
ローラ、８・・・前搬送ローラ、９・・・後搬送ローラ
、１ｏ・・・土掘送路、１１・・・排出ローラ） 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　シート材に書き込まれた記録情報を読み取り、該読み
   取り情報を記憶する読取手段と、予め入力されている書
   込情報を未使用のシート材に記録する記録手段を備える
   と共に、複数のシート材を積載し順次供給可能な給送手
   段と、該給送手段から送り出されるシート材を上記読取
   手段及び上記記録手段へ案内する搬送手段を有する読取
   、記録装置であって、 上記読取手段は、上記給送手段を構成する給送装置の内
   部に配設され、 上記記録手段は記録装置として構成され、上記給送装置
   の上部に配置されている、 ことを特徴とする読取、記録装置。