JP2785250B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JP2785250B2 JP2785250B2 JP5234503A JP23450393A JP2785250B2 JP 2785250 B2 JP2785250 B2 JP 2785250B2 JP 5234503 A JP5234503 A JP 5234503A JP 23450393 A JP23450393 A JP 23450393A JP 2785250 B2 JP2785250 B2 JP 2785250B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、受信情報の記録にイン
クジェット式の記録方式を採用した形式の印字装置に関
する。
クジェット式の記録方式を採用した形式の印字装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の装置は、インクを収容した
印字カートリッジを取り外し可能に収容する垂直なボッ
クスを備えたキャリアを備えており、そのボックス内に
印字カートリッジを収容し、そのボックスで印字カート
リッジの四方を保持した状態で、そのキャリアを記録紙
の幅方向(主走査方向)に延びる印字走行路に沿って往復
移動させることにより、印字カートリッジで記録紙に受
信情報を記録していた。また、印字カートリッジ内のイ
ンクがなくなると、キャリアのボックス内から印字カー
トリッジを取り外し、新たな印字カートリッジに交換し
ていた(米国特許第４８７２０２６号)。
印字カートリッジを取り外し可能に収容する垂直なボッ
クスを備えたキャリアを備えており、そのボックス内に
印字カートリッジを収容し、そのボックスで印字カート
リッジの四方を保持した状態で、そのキャリアを記録紙
の幅方向(主走査方向)に延びる印字走行路に沿って往復
移動させることにより、印字カートリッジで記録紙に受
信情報を記録していた。また、印字カートリッジ内のイ
ンクがなくなると、キャリアのボックス内から印字カー
トリッジを取り外し、新たな印字カートリッジに交換し
ていた(米国特許第４８７２０２６号)。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印字カートリ
ッジを四方を囲んだボックス内に挿入する構成である
と、ボックスの穴に合わせて印字カートリッジを垂直に
降ろして装着する必要があるので、交換しずらいという
問題があった。
ッジを四方を囲んだボックス内に挿入する構成である
と、ボックスの穴に合わせて印字カートリッジを垂直に
降ろして装着する必要があるので、交換しずらいという
問題があった。
【０００４】この問題を解決するには、ボックス全体を
大きくしてボックスの穴を大きくすれば良いと考えられ
る。しかしながら、ボックス全体を大きくすると、ボッ
クスの実装面積が大きくなるので、印字カートリッジの
印字走行路の幅をそれだけ大きく採る必要が生じ、ま
た、その分装置全体が大きくなり、装置小型化の障害と
なるという問題を生じる。
大きくしてボックスの穴を大きくすれば良いと考えられ
る。しかしながら、ボックス全体を大きくすると、ボッ
クスの実装面積が大きくなるので、印字カートリッジの
印字走行路の幅をそれだけ大きく採る必要が生じ、ま
た、その分装置全体が大きくなり、装置小型化の障害と
なるという問題を生じる。
【０００５】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、印字走行路の幅や装置全体をあまり大きくする
ことなく、容易に印字カートリッジをキャリアに取り付
けることの可能な印字装置を提供することを目的とす
る。
もので、印字走行路の幅や装置全体をあまり大きくする
ことなく、容易に印字カートリッジをキャリアに取り付
けることの可能な印字装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、印字カートリッジの四方を保持する従来の
ボックスに代えて、記録紙に対して印字を行う印字カー
トリッジを保持して所定の経路に沿って走行するキャリ
アと、このキャリアと別体であって、このキャリアの印
字カートリッジの保持側に対向するように前記経路上の
印字位置以外の所定位置に設けられかつ下方がキャリア
に接近するように傾斜し、印字カートリッジを前記キャ
リアに案内するガイドとを備えたものである。また、所
定位置に設けられたガイドと、このガイドと別体であっ
て、このガイドによって案内された印字カートリッジを
回動可能に保持する保持手段と前記印字カートリッジを
印字面に対して印字可能な状態において固定する係止手
段とを有し前記ガイドに対して前記保持手段及び前記係
止手段を有する側を向けて所定の経路に沿って走行する
キャリアとを備えたものである。また、印字カートリッ
ジの下部を保持する保持部を有し記録紙の幅方向に延び
た印字走行路に沿って走行するキャリアと、このキャリ
アと別体であって、このキャリアに対向するように設け
られ前記印字カートリッジの下部を前記キャリアの保持
部へ案内するガイドとを備えたものである。
決するため、印字カートリッジの四方を保持する従来の
ボックスに代えて、記録紙に対して印字を行う印字カー
トリッジを保持して所定の経路に沿って走行するキャリ
アと、このキャリアと別体であって、このキャリアの印
字カートリッジの保持側に対向するように前記経路上の
印字位置以外の所定位置に設けられかつ下方がキャリア
に接近するように傾斜し、印字カートリッジを前記キャ
リアに案内するガイドとを備えたものである。また、所
定位置に設けられたガイドと、このガイドと別体であっ
て、このガイドによって案内された印字カートリッジを
回動可能に保持する保持手段と前記印字カートリッジを
印字面に対して印字可能な状態において固定する係止手
段とを有し前記ガイドに対して前記保持手段及び前記係
止手段を有する側を向けて所定の経路に沿って走行する
キャリアとを備えたものである。また、印字カートリッ
ジの下部を保持する保持部を有し記録紙の幅方向に延び
た印字走行路に沿って走行するキャリアと、このキャリ
アと別体であって、このキャリアに対向するように設け
られ前記印字カートリッジの下部を前記キャリアの保持
部へ案内するガイドとを備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上述の構成によって、空のキャリアが
印字走行路の所定の待機位置に停止しているときに、そ
のキャリアに対向する位置に設けられているガイドに印
字カートリッジを乗せて滑らせると、その印字カートリ
ッジが自動的にキャリアの支持手段に保持され、次い
で、その印字カートリッジをほぼ垂直状態に回動させる
と、係止手段が印字カートリッジをその位置に保持す
る。かくして、簡単な操作によって、印字カートリッジ
のキャリアへの装着が行われる。また、キャリアは印字
カートリッジを支持手段と係止手段によって保持する
が、この支持手段と係止手段による印字カートリッジの
拘束位置は、印字カートリッジのキャリアに面する前面
或いはその近傍の両側面、底面等であるので、印字カー
トリッジの背面側を囲う必要がなく、その分キャリアを
小型化でき、ひいては装置全体を小型化できる。
印字走行路の所定の待機位置に停止しているときに、そ
のキャリアに対向する位置に設けられているガイドに印
字カートリッジを乗せて滑らせると、その印字カートリ
ッジが自動的にキャリアの支持手段に保持され、次い
で、その印字カートリッジをほぼ垂直状態に回動させる
と、係止手段が印字カートリッジをその位置に保持す
る。かくして、簡単な操作によって、印字カートリッジ
のキャリアへの装着が行われる。また、キャリアは印字
カートリッジを支持手段と係止手段によって保持する
が、この支持手段と係止手段による印字カートリッジの
拘束位置は、印字カートリッジのキャリアに面する前面
或いはその近傍の両側面、底面等であるので、印字カー
トリッジの背面側を囲う必要がなく、その分キャリアを
小型化でき、ひいては装置全体を小型化できる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例による印字装置を、
印字カートリッジを取り付ける前の状態で且つ一部を破
断して示す概略側面図、図２はその概略断面図、図３は
その印字装置を、一部を破断して示す概略斜視図であ
る。図１〜図３において、１は装置本体、２は、装置本
体１に着脱可能な記録紙カセットユニット、３はその記
録紙カセットユニット２に収容された記録紙、４は記録
紙カセットユニット２から記録紙３を繰り出す受信給紙
ローラ、５は記録紙に受信情報を記録する記録部ユニッ
トである。記録部ユニット５は、記録紙に対してインク
ジェット式で印字を行う印字部６ａを備えた印字カート
リッジ６と、その印字カートリッジ６が記録紙の幅方向
に延びた印字走行路に沿って走行するように、その印字
カートリッジ６を保持して往復移動するキャリア７と、
キャリア７を摺動可能に保持したガイドロッド８と、記
録紙を搬送する記録ローラ９と、記録済の記録紙を排出
する記録紙排出ローラ１０等を備えている。なお、１１
は記録紙走行路である。
印字カートリッジを取り付ける前の状態で且つ一部を破
断して示す概略側面図、図２はその概略断面図、図３は
その印字装置を、一部を破断して示す概略斜視図であ
る。図１〜図３において、１は装置本体、２は、装置本
体１に着脱可能な記録紙カセットユニット、３はその記
録紙カセットユニット２に収容された記録紙、４は記録
紙カセットユニット２から記録紙３を繰り出す受信給紙
ローラ、５は記録紙に受信情報を記録する記録部ユニッ
トである。記録部ユニット５は、記録紙に対してインク
ジェット式で印字を行う印字部６ａを備えた印字カート
リッジ６と、その印字カートリッジ６が記録紙の幅方向
に延びた印字走行路に沿って走行するように、その印字
カートリッジ６を保持して往復移動するキャリア７と、
キャリア７を摺動可能に保持したガイドロッド８と、記
録紙を搬送する記録ローラ９と、記録済の記録紙を排出
する記録紙排出ローラ１０等を備えている。なお、１１
は記録紙走行路である。
【０００９】図４〜図７に示すように、印字カートリッ
ジ６は、キャリア７に面する側の前面６Ａと、反対側の
背面６Ｂと、両サイドの側面６Ｃ、６Ｄと、底面６Ｅ等
を備えており、その底面６Ｅの前面６Ａ側に印字部６ａ
が形成されている。更に、その印字部６ａの両側には、
前面６Ａの近傍に位置するように突起部６ｂが形成され
ている。更に、前面６Ａの上端部分には上向きに係止爪
６ｃが形成されている。
ジ６は、キャリア７に面する側の前面６Ａと、反対側の
背面６Ｂと、両サイドの側面６Ｃ、６Ｄと、底面６Ｅ等
を備えており、その底面６Ｅの前面６Ａ側に印字部６ａ
が形成されている。更に、その印字部６ａの両側には、
前面６Ａの近傍に位置するように突起部６ｂが形成され
ている。更に、前面６Ａの上端部分には上向きに係止爪
６ｃが形成されている。
【００１０】一方、この印字カートリッジ６を保持する
ためのキャリア７は、ほぼ垂直に設けられた平板部１３
と、その下端の両側に設けられた支持手段１４を有して
いる。この支持手段１４は、印字カートリッジ６を印字
走行路に平行な軸線を中心として回動可能に支持するた
めのものであり、ほぼ垂直に設けられた一対のサイド規
制部１４ａと、各サイド規制部１４ａの下端に内向きに
形成された支持部１４ｂを備えている。一対のサイド規
制部１４ａは、その間に装着した印字カートリッジ６の
横方向の位置を規制するためのものであり、その間隔
は、印字カートリッジ６の側面６Ｃ、６Ｄ間にほぼ等し
く定められている。支持部１４ａは、印字カートリッジ
６の底面６Ｅを支持するためのものであり、その支持部
１４ａの後端（平板部１３側）は若干上方に傾斜すると
共に、その後ろに切欠１５が形成されている。この切欠
１５は印字カートリッジ６の印字部６ａの横に形成され
ている突起部６ｂを挿入させるためのものである。かく
して、図４に示すように、印字カートリッジ６の底面６
Ｅを支持部１４ｂ上に乗せ且つ突起部６ｂを切欠１５
（図８参照）内に挿入した状態で、その印字カートリッ
ジ６を突起部６ｂを中心として矢印Ｂ方向或いはその逆
方向に回動させることができ、また、印字カートリッジ
６を傾斜させた状態で矢印Ａで示すように斜め下方に降
下させることで、印字カートリッジ６の底面６Ｅをキャ
リア７の支持部１４ｂに乗せ且つ突起部６ｂを切欠１５
に挿入させることができる。なお、印字カートリッジ６
を回動可能に保持する支持手段１４の構成は図示実施例
のものに限らず、適宜変更可能であり、また、印字カー
トリッジの保持位置も図示実施例のように底面６Ｅに限
らず、側面６Ｃ、６Ｄにピン等を設けておき、それを保
持する構成としてもよい。
ためのキャリア７は、ほぼ垂直に設けられた平板部１３
と、その下端の両側に設けられた支持手段１４を有して
いる。この支持手段１４は、印字カートリッジ６を印字
走行路に平行な軸線を中心として回動可能に支持するた
めのものであり、ほぼ垂直に設けられた一対のサイド規
制部１４ａと、各サイド規制部１４ａの下端に内向きに
形成された支持部１４ｂを備えている。一対のサイド規
制部１４ａは、その間に装着した印字カートリッジ６の
横方向の位置を規制するためのものであり、その間隔
は、印字カートリッジ６の側面６Ｃ、６Ｄ間にほぼ等し
く定められている。支持部１４ａは、印字カートリッジ
６の底面６Ｅを支持するためのものであり、その支持部
１４ａの後端（平板部１３側）は若干上方に傾斜すると
共に、その後ろに切欠１５が形成されている。この切欠
１５は印字カートリッジ６の印字部６ａの横に形成され
ている突起部６ｂを挿入させるためのものである。かく
して、図４に示すように、印字カートリッジ６の底面６
Ｅを支持部１４ｂ上に乗せ且つ突起部６ｂを切欠１５
（図８参照）内に挿入した状態で、その印字カートリッ
ジ６を突起部６ｂを中心として矢印Ｂ方向或いはその逆
方向に回動させることができ、また、印字カートリッジ
６を傾斜させた状態で矢印Ａで示すように斜め下方に降
下させることで、印字カートリッジ６の底面６Ｅをキャ
リア７の支持部１４ｂに乗せ且つ突起部６ｂを切欠１５
に挿入させることができる。なお、印字カートリッジ６
を回動可能に保持する支持手段１４の構成は図示実施例
のものに限らず、適宜変更可能であり、また、印字カー
トリッジの保持位置も図示実施例のように底面６Ｅに限
らず、側面６Ｃ、６Ｄにピン等を設けておき、それを保
持する構成としてもよい。
【００１１】キャリア７は更にその上端の前面に隆起部
１７を有しており、その下面に係止爪１８を有してい
る。この係止爪１８は、図５、図６に示すように、印字
カートリッジ６をほぼ垂直状態とした時に、印字カート
リッジ６に設けている係止爪６ｃを引っかけて固定する
ためのものであり、印字カートリッジ６をほぼ垂直状態
に保持する係止手段を構成する。なお、この係止爪１８
は、印字カートリッジ６を図４の状態から矢印Ｂ方向に
回動させた際に、印字カートリッジ６の係止爪６ｃによ
って上方に押し上げられ、係止爪６ｃが通り過ぎた後に
元の位置に復元するようになっている。かくして、印字
カートリッジ６を図４の状態から矢印Ｂで示すように突
起部６ｂを中心としてキャリア７の平板部１３に向けて
回動させることにより、図５、図６に示すように、印字
カートリッジ６の係止爪６ｃをキャリア７側の係止爪１
８に係合させ、印字カートリッジ６をキャリア７に対す
る所定位置に固定保持させることができる。なお、印字
カートリッジ６をほぼ垂直状態に保持する係止手段とし
ても、図示実施例の係止爪１８に限定されず適宜変更可
能であり、また、その取り付け位置に図示実施例に限ら
ず、適宜変更可能である。
１７を有しており、その下面に係止爪１８を有してい
る。この係止爪１８は、図５、図６に示すように、印字
カートリッジ６をほぼ垂直状態とした時に、印字カート
リッジ６に設けている係止爪６ｃを引っかけて固定する
ためのものであり、印字カートリッジ６をほぼ垂直状態
に保持する係止手段を構成する。なお、この係止爪１８
は、印字カートリッジ６を図４の状態から矢印Ｂ方向に
回動させた際に、印字カートリッジ６の係止爪６ｃによ
って上方に押し上げられ、係止爪６ｃが通り過ぎた後に
元の位置に復元するようになっている。かくして、印字
カートリッジ６を図４の状態から矢印Ｂで示すように突
起部６ｂを中心としてキャリア７の平板部１３に向けて
回動させることにより、図５、図６に示すように、印字
カートリッジ６の係止爪６ｃをキャリア７側の係止爪１
８に係合させ、印字カートリッジ６をキャリア７に対す
る所定位置に固定保持させることができる。なお、印字
カートリッジ６をほぼ垂直状態に保持する係止手段とし
ても、図示実施例の係止爪１８に限定されず適宜変更可
能であり、また、その取り付け位置に図示実施例に限ら
ず、適宜変更可能である。
【００１２】図１〜図６において、印字走行路の一端に
キャリア７の待機位置が設けられており、その待機位置
に位置するキャリア７に対向するように、印字走行路を
はさんでガイド２０が設けられている。このガイド２０
は、図４から良く分かるように、下方に行くに従ってキ
ャリア７に接近するように傾斜しており、しかも、その
ガイド２０に印字カートリッジ６を乗せて滑らせること
により、自動的にその印字カートリッジ６の底面６Ｅが
キャリア７の支持部１４ｂに乗り且つ突起部６ｂが切欠
１６に挿入されるように、取り付け位置が定められてい
る。更に、ガイド２０には、印字カートリッジ６の両側
面を案内するサイドガイド２１が取り付けられている。
キャリア７の待機位置が設けられており、その待機位置
に位置するキャリア７に対向するように、印字走行路を
はさんでガイド２０が設けられている。このガイド２０
は、図４から良く分かるように、下方に行くに従ってキ
ャリア７に接近するように傾斜しており、しかも、その
ガイド２０に印字カートリッジ６を乗せて滑らせること
により、自動的にその印字カートリッジ６の底面６Ｅが
キャリア７の支持部１４ｂに乗り且つ突起部６ｂが切欠
１６に挿入されるように、取り付け位置が定められてい
る。更に、ガイド２０には、印字カートリッジ６の両側
面を案内するサイドガイド２１が取り付けられている。
【００１３】図２において、３０は原稿台、３１は開閉
可能な補助原稿台、３２はその原稿台３０及び補助原稿
台３１上にセットした原稿、３３は原稿台３０上の原稿
を繰り込む導入ローラ、３４及び３５はその原稿を１枚
ずつ分離して給紙する送信給紙ローラ及び分離片、３６
は原稿を搬送する駆動ローラ、３７は原稿読取点、３８
は原稿を読み取る読取光学系、３９は原稿を排出する排
出ローラ、４０は開閉可能な原稿排出トレー、４１は原
稿走行路、４２は操作パネルである。
可能な補助原稿台、３２はその原稿台３０及び補助原稿
台３１上にセットした原稿、３３は原稿台３０上の原稿
を繰り込む導入ローラ、３４及び３５はその原稿を１枚
ずつ分離して給紙する送信給紙ローラ及び分離片、３６
は原稿を搬送する駆動ローラ、３７は原稿読取点、３８
は原稿を読み取る読取光学系、３９は原稿を排出する排
出ローラ、４０は開閉可能な原稿排出トレー、４１は原
稿走行路、４２は操作パネルである。
【００１４】以上の構成による情報通信装置について、
以下その動作を説明する。図２において、通常の待機状
態では、印字カートリッジ６がキャリア７に保持され、
印字走行路の一端の待機位置に待機している。この状態
で、情報が送信されて来ると、記録紙カセット２から記
録紙３が受信給紙ローラ４によって給紙され、キャリア
７がガイドロッド８に沿って走行することにより、印字
カートリッジ６が記録紙上を印字走行路に沿って走行
し、下端の印字部６ａが受信情報を記録紙にインクジェ
ットによって印字し、記録済の記録紙は記録紙排出ロー
ラ９によって排出される。記録終了後、キャリア７及び
印字カートリッジ６は印字走行路の一端の待機位置に停
止し、次の受信のために待機する。
以下その動作を説明する。図２において、通常の待機状
態では、印字カートリッジ６がキャリア７に保持され、
印字走行路の一端の待機位置に待機している。この状態
で、情報が送信されて来ると、記録紙カセット２から記
録紙３が受信給紙ローラ４によって給紙され、キャリア
７がガイドロッド８に沿って走行することにより、印字
カートリッジ６が記録紙上を印字走行路に沿って走行
し、下端の印字部６ａが受信情報を記録紙にインクジェ
ットによって印字し、記録済の記録紙は記録紙排出ロー
ラ９によって排出される。記録終了後、キャリア７及び
印字カートリッジ６は印字走行路の一端の待機位置に停
止し、次の受信のために待機する。
【００１５】印字カートリッジ６のインクがなくなり、
印字カートリッジ６の交換が必要となった時には、印字
カートリッジ６を図４において矢印Ｂとは反対方向に回
動させ、次いで、矢印Ａと反対方向に上昇させることに
より、キャリア７から取り外す。次いで、新たな印字カ
ートリッジ６を、図１に示すように、上方からガイド２
０に乗せ、そのガイド２０に沿って降ろす。これによ
り、図４に示すように、印字カートリッジ６が矢印Ａ方
向に移動し、自動的にその印字カートリッジ６の底面６
Ｅがキャリア７の支持部１４ｂに乗り且つ突起部６ｂが
支持部１４ｂの奥の切欠に挿入される。次いで、その印
字カートリッジ６を矢印Ｂで示すように突起部６ｂを中
心としてキャリア７の平板部１３に向けて回動させる
と、印字カートリッジ６の係止爪６ｃがキャリア７の係
止爪１８を押し上げてその下を通過し、その後、係止爪
１８が元の位置に下降する。かくして、図５、図６に示
すように、印字カートリッジ６の係止爪６ｃがキャリア
７の係止爪１８に係合し、印字カートリッジ６はキャリ
ア７に固定、保持される。このように、簡単な操作によ
って、印字カートリッジ６をキャリア７に取り付けるこ
とができる。
印字カートリッジ６の交換が必要となった時には、印字
カートリッジ６を図４において矢印Ｂとは反対方向に回
動させ、次いで、矢印Ａと反対方向に上昇させることに
より、キャリア７から取り外す。次いで、新たな印字カ
ートリッジ６を、図１に示すように、上方からガイド２
０に乗せ、そのガイド２０に沿って降ろす。これによ
り、図４に示すように、印字カートリッジ６が矢印Ａ方
向に移動し、自動的にその印字カートリッジ６の底面６
Ｅがキャリア７の支持部１４ｂに乗り且つ突起部６ｂが
支持部１４ｂの奥の切欠に挿入される。次いで、その印
字カートリッジ６を矢印Ｂで示すように突起部６ｂを中
心としてキャリア７の平板部１３に向けて回動させる
と、印字カートリッジ６の係止爪６ｃがキャリア７の係
止爪１８を押し上げてその下を通過し、その後、係止爪
１８が元の位置に下降する。かくして、図５、図６に示
すように、印字カートリッジ６の係止爪６ｃがキャリア
７の係止爪１８に係合し、印字カートリッジ６はキャリ
ア７に固定、保持される。このように、簡単な操作によ
って、印字カートリッジ６をキャリア７に取り付けるこ
とができる。
【００１６】なお、原稿送信時には、補助原稿台２１を
図２に示すように開き、原稿台３０及び補助原稿台３１
に原稿３２をセットすると、その原稿が導入ローラ３３
及び送信給紙ローラ３４によって繰り込まれ、駆動ロー
ラ３６で原稿読取点３７を通って搬送され、その際に、
読取光学系３８によって読み取られ、その後、原稿３２
は排出ローラ３９により原稿排出トレー４０上に排出さ
れる。
図２に示すように開き、原稿台３０及び補助原稿台３１
に原稿３２をセットすると、その原稿が導入ローラ３３
及び送信給紙ローラ３４によって繰り込まれ、駆動ロー
ラ３６で原稿読取点３７を通って搬送され、その際に、
読取光学系３８によって読み取られ、その後、原稿３２
は排出ローラ３９により原稿排出トレー４０上に排出さ
れる。
【００１７】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、印字
カートリッジの四方を保持する従来のボックスに代え
て、記録紙に対して印字を行う印字カートリッジを保持
して所定の経路に沿って走行するキャリアと、このキャ
リアと別体であって、このキャリアの印字カートリッジ
の保持側に対向するように前記経路上の印字位置以外の
所定位置に設けられかつ下方がキャリアに接近するよう
に傾斜し、印字カートリッジを前記キャリアに案内する
ガイドとを備えることによって、空のキャリアが印字走
行路の所定の待機位置に停止しているときに、そのキャ
リアに対向する位置に設けられているガイドに印字カー
トリッジを乗せて滑らせ、その印字カートリッジを自動
的にキャリアの支持手段に保持させ、次いで、その印字
カートリッジをほぼ垂直状態に回動させることにより、
印字カートリッジをキャリアに対する所定位置に固定す
ることができ、印字カートリッジのキャリアへの装着を
きわめて容易に行うことができるという効果を有してい
る。また、このキャリアは印字カートリッジを、印字カ
ートリッジのキャリアに面する前面或いはその近傍の両
側面、底面等で保持できるので、印字カートリッジの背
面側を囲う必要がなく、その分キャリアを小型化でき、
ひいては装置全体を小型化できるという効果も有してい
る。
カートリッジの四方を保持する従来のボックスに代え
て、記録紙に対して印字を行う印字カートリッジを保持
して所定の経路に沿って走行するキャリアと、このキャ
リアと別体であって、このキャリアの印字カートリッジ
の保持側に対向するように前記経路上の印字位置以外の
所定位置に設けられかつ下方がキャリアに接近するよう
に傾斜し、印字カートリッジを前記キャリアに案内する
ガイドとを備えることによって、空のキャリアが印字走
行路の所定の待機位置に停止しているときに、そのキャ
リアに対向する位置に設けられているガイドに印字カー
トリッジを乗せて滑らせ、その印字カートリッジを自動
的にキャリアの支持手段に保持させ、次いで、その印字
カートリッジをほぼ垂直状態に回動させることにより、
印字カートリッジをキャリアに対する所定位置に固定す
ることができ、印字カートリッジのキャリアへの装着を
きわめて容易に行うことができるという効果を有してい
る。また、このキャリアは印字カートリッジを、印字カ
ートリッジのキャリアに面する前面或いはその近傍の両
側面、底面等で保持できるので、印字カートリッジの背
面側を囲う必要がなく、その分キャリアを小型化でき、
ひいては装置全体を小型化できるという効果も有してい
る。
【図１】本発明の一実施例による印字装置を、印字カー
トリッジを取り付ける前の状態で且つ一部を破断して示
す概略側面図
トリッジを取り付ける前の状態で且つ一部を破断して示
す概略側面図
【図２】図１に示す印字装置の概略断面図
【図３】図１に示す印字装置を、一部を破断して示す概
略斜視図
略斜視図
【図４】印字カートリッジをキャリアに取り付ける途中
の状態を示す概略側面図
の状態を示す概略側面図
【図５】印字カートリッジをキャリアに取り付けた状態
を示す概略側面図
を示す概略側面図
【図６】印字カートリッジをキャリアに取り付けた状態
を示す概略断面図
を示す概略断面図
【図７】印字カートリッジをキャリアに取り付けた状態
を、印字カートリッジ側から見た概略正面図
を、印字カートリッジ側から見た概略正面図
【図８】キャリアの概略斜視図
１ 装置本体 ２ 記録紙カセットユニット ３ 記録紙 ４ 受信給紙ローラ ５ 記録部ユニット ６ 印字カートリッジ ６ａ 印字部 ６ｂ 突起部 ６ｃ 係止爪 ７ キャリア ８ ガイドロッド ９ 記録ローラ １０ 記録紙排出ローラ １１ 記録紙走行路 １３ 平板部 １４ 支持手段 １４ａ サイド規制部 １４ｂ 支持部 １５ 切欠 １８ 係止爪
Claims (3)
- 【請求項１】 記録紙に対して印字を行う印字カートリ
ッジを保持して所定の経路に沿って走行するキャリア
と、このキャリアと別体であって、このキャリアの印字
カートリッジの保持側に対向するように前記経路上の印
字位置以外の所定位置に設けられかつ下方がキャリアに
接近するように傾斜し、印字カートリッジを前記キャリ
アに案内するガイドとを具備した印字装置。 - 【請求項２】 所定位置に設けられたガイドと、このガ
イドと別体であって、このガイドによって案内された印
字カートリッジを回動可能に保持する保持手段と前記印
字カートリッジを印字面に対して印字可能な状態におい
て固定する係止手段とを有し前記ガイドに対して前記保
持手段及び前記係止手段を有する側を向けて所定の経路
に沿って走行するキャリアとを具備した印字装置。 - 【請求項３】 印字カートリッジの下部を保持する保持
部を有し記録紙の幅方向に延びた印字走行路に沿って走
行するキャリアと、このキャリアと別体であって、この
キャリアに対向するように設けられ前記印字カートリッ
ジの下部を前記キャリアの保持部へ案内するガイドとを
具備した印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234503A JP2785250B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234503A JP2785250B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 印字装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795352A JPH0795352A (ja) | 1995-04-07 |
| JP2785250B2 true JP2785250B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=16972054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234503A Expired - Fee Related JP2785250B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2785250B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4872026A (en) | 1987-03-11 | 1989-10-03 | Hewlett-Packard Company | Ink-jet printer with printhead carriage alignment mechanism |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234503A patent/JP2785250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4872026A (en) | 1987-03-11 | 1989-10-03 | Hewlett-Packard Company | Ink-jet printer with printhead carriage alignment mechanism |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0795352A (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |