JPH04174502A - 希土類ボンド磁石及びその製造方法 - Google Patents

希土類ボンド磁石及びその製造方法

Info

Publication number
JPH04174502A
JPH04174502A JP2309199A JP30919990A JPH04174502A JP H04174502 A JPH04174502 A JP H04174502A JP 2309199 A JP2309199 A JP 2309199A JP 30919990 A JP30919990 A JP 30919990A JP H04174502 A JPH04174502 A JP H04174502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxyl groups
polyhydric phenol
adjacent hydroxyl
resin
polyhydric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2309199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Nomura
卓司 野村
Fumihito Mori
毛利 文仁
Shogo Miki
章伍 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2309199A priority Critical patent/JPH04174502A/ja
Priority to EP19910112333 priority patent/EP0468449B1/en
Priority to CA 2047592 priority patent/CA2047592C/en
Priority to DE1991601413 priority patent/DE69101413T2/de
Priority to US07/748,769 priority patent/US5240627A/en
Publication of JPH04174502A publication Critical patent/JPH04174502A/ja
Priority to US08/013,402 priority patent/US5300156A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄を主成分とする磁性金属を用い、防錆性能を
向上させた樹脂結合型ボンド磁石とその製法、特に希土
類−鉄一ホウ素系(以下、Nd−Fe−B系と記す)の
樹脂結合型ボンド磁石並びにその製法に関する。
〔従来の技術〕
鉄は室温においては最大の飽和磁束密度を有する元素な
ので、それを主成分とする(こ二ては5゜原子%以上含
有するという意味とする)合金や化合物の中には磁気特
性の極めて高いものがあり、それらの金属あるいは化合
物を用いれば磁気特性の極めて高いボンド磁石を得るこ
とが可能であることは古くから知られている。近年開発
されたNd2Fe+4B系、SmFe+2系、及びFe
1N2の合金あるいは化合物はそのような磁性金属の実
例である。しかしこれらは鉄を多量に含むか故に酸化さ
れやすく錆び易いという欠点を有する。近年需要か高ま
っているNd−Fe−B系磁石は特に酸化されやすく、
多湿の環境下では容易に錆びる。そのため様々な防錆対
策が提案されている。例えばNd−Fe−B系樹脂磁石
をアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂て被覆したり(特開
昭63−244711号公報、特開昭63−24471
0号公報)、弗素系樹脂で被覆したり(特開昭61−1
68221号公報)されている。また電着塗装やニッケ
ルなどの金属メツキも実施されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし樹脂被覆の方法は安価ではあるが、酸素と水分の
侵入を完全に遮断することは困難てあり、電着塗装はコ
ストかかさみ、金属メツキもコストがかさむ上に微量の
残存メツキ液が原因となって拡大腐食することがある。
従ってこれらの方法はコストと耐蝕性のバランスか悪い
のか実状である。
かかる方法のほかに、近年還元性を有する樹脂を用いる
ことか提案されている。例えば特開平l−290209
号公報にはアルキルフェノール樹脂又はアルキル多価フ
ェノール樹脂を含有する被膜で被覆した希土類合金磁石
が開示されている。しかしこれは焼結磁石表面に塗布す
るための手段であり、かかる樹脂がボンド磁石の結合用
樹脂どして有効であるとは必ずしも断定てきない。
また本発明者らは、タンニン酸−フエノール−ホルマリ
ンを縮合して得られる特殊な樹脂(この樹脂を以後、「
ポリタンニン酸樹脂」と呼ぶことにする)かNd−Fe
−B系ボンド磁石に対して優れた防錆効果を発揮するこ
とを見いだしている(特願平2−24695号公報)。
しかし本発明者らのさらなる研究によれば、この樹脂は
元来、表面盤重用につくられているためか、これをバイ
ンダーとするボンド磁石体の強度はかならずしも十分で
はないことか分かった。特に薄肉で口径の大きな円筒形
のものを成形した場合には、ハンドリング時に割れ欠け
か発生し、はとんど実用に耐え得ないことが判明した。
すなわちポリタンニン酸樹脂は防錆効果には優れるもの
の、バインダー用には向いていないので、防錆用塗布剤
並びにバインダーの材料として共用することはできず、
したがって、ボンド磁石の製造に際しては結合剤用樹脂
と防錆用塗布剤とは別物質にしなければならない。した
がって、コーティングによって防錆性能を付与する場合
には結合剤専用樹脂と防錆用塗布剤を用意する必要かあ
り、また結合剤に防錆効果のある樹脂を使用する場合に
はその他にコーティング専用樹脂などを多数種用意する
必要があり、製造工程を合理化する上で障害となってい
た。
本発明はかかる現況に鑑みてなさたものであり、優れた
防錆効果を有するとともに、結合剤、磁性粉体コーティ
ング剤、成形体コーティング剤のいずれにも使用しうる
樹脂を開発することによって、耐蝕性に優れ、かつ実用
上十分な強度を有するボンド磁石を複雑な製造工程を経
ることなく得ることを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明者は鋭意研究した結果、配位結合能力(キレート
形成能力)と還元能力とを有する原子団をもつ点てはポ
リタンニン酸樹脂と共通している樹脂、即ち、隣接水酸
基を有する多価フェノール、隣接水酸基を有する多価フ
ェノールカルボン醜、隣接水酸基を有する多価フェノー
ル多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有する多
核多価フェノールのうちから選んだ1種又は複数種をエ
ポキシ樹脂と反応せしめて生成する高分子化合物(以下
多価フェノール変性エポキシ樹脂と呼ぶ)あるいは該高
分子化合物と他の合成樹脂と、鉄を50%以上含有する
磁性金属粉末を磁石の主たる構成成分とすることにより
上記問題か解決されることを見いだし、本発明を完成し
たものである。
即ち、本発明の第1は、 鉄を50%以上含有する磁性金属粉末と、多価フェノー
ル変性エポキシ樹脂又は多価フェノール変性エポキシ樹
脂と他の合成樹脂か主たる構成成分であることを特徴と
する磁石を、 本発明の第2は、 鉄を50%以上含有する磁性金属粉末表面を多価フェノ
ール変性エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキ
シ樹脂と他の合成樹脂で被覆したのち、合成樹脂を結合
剤として成形することを特徴とする磁石の製造方法を、 本発明の第3は、 鉄を50%以上含有する磁性金属粉末を多価フェノール
変性エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹
脂と他の合成樹脂を結合剤として成形することを特徴と
する磁石の製造方法を、本発明の第4は、 鉄を50%以上含有する磁性金属粉末を、合成樹脂を結
合剤として成形した後、成形体表面に多価フェノール変
性エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂
と他の合成樹脂塗装することを特徴とする磁石の製造方
法を、それぞれ内容とするものである。
磁性粉体に多価フェノール変性エポキシ樹脂又は多価フ
ェノール変性エポキシ樹脂と他の合成樹脂を被覆する方
法は、磁石内部を含む磁石全体に耐酸化性、耐腐食性を
付与できる方法であり、また、結合剤に多価フェノール
変性エポキシ樹脂あるいは多価フェノール変性エポキシ
樹脂と他の合成樹脂を使用する方法は、新たに工程を付
加することなく安価に耐酸化性、耐腐食性を付与できる
方法である。更には、成形体表面にも耐酢化性、耐腐食
性を有する被膜を設けた場合には、該被膜に欠陥かあっ
ても耐酸化性、耐腐食性を有する結合剤かこれを補完す
る効果を合わせ持つ。
一方、成形体表面に多価フェノール変性エポキシ樹脂又
は、多価フェノール変性エポキシ樹脂と他の合成樹脂層
を設けることは、安価に高い耐酸化性、耐腐食性を付与
できる方法である。更には、磁性粉体にも被膜を設けた
場合、成形工程において該被膜に欠陥か生じてもこれを
補完する効果を合わせ持つ。
このように磁性粉体に多価フェノール変性エポキシ樹脂
又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂と他の合成樹脂
の被膜を設けること、結合剤として多価フェノール変性
エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂と
他の合成樹脂を用いること、成形体に多価フェノール変
性エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂
と他の合成樹脂の被膜を形成することの1つ又は2つ以
上を併用することにより、耐酸化性、耐腐食性をさらに
向上させ得ることは明白である。さらには、磁性粉体コ
ーティング剤、結合剤、成形体表面コーティング剤に同
一の化合物を用いうることによって、製造工程を合理化
することかできる。
本発明て用いられる成形体表面に多価フェノール変性エ
ポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂と他
の合成樹脂の被膜を形成する方法としては、スプレー法
、浸漬法等が例示できる。
本発明で用いられる磁性粉体表面に多価フェノール変性
エポキシ樹脂又は、多価フェノール変性エポキシ樹脂と
他の合成樹脂の被膜を形成する方法及び結合剤として磁
性粉体に混合する方法としては、スプレー法、浸漬法、
混練法が例示てきる。
本発明において、多価フェノール変性エポキシ樹脂と他
の合成樹脂を使用する態様としては、■両者を混合して
、磁性粉被膜、結合剤、成形体の被覆に使用する。■多
価フェノール変性エポキシ樹脂を磁性粉、成形体に被覆
した後、その外面に他の合成樹脂を被覆する(オーバー
コート:2層コート)かある。■の場合は多価フェノー
ル変性エポキシ樹脂か他の合成樹脂に対して10体積%
以上であることか好ましい。10体積%未満ては充分な
耐酸化性、耐腐食性が得にくい。一方、■の場合には、
多価フェノール変性エポキシ樹脂の膜厚は0.1〜10
0μmに設定するのか好適である。膜厚か0.1μm未
満では充分な耐酸化性、耐腐食性か得られず、一方10
0μmを越えると磁石表面からの距離か大となるため、
有効に利用できる磁力か減少し、充分な磁気特性か得ら
れない。
また、磁性粉体表面を被覆する多価フェノール変性エポ
キシ樹脂あるいは多価フェノール変性エポキシ樹脂と他
の合成樹脂、結合剤としての多価フェノール変性エポキ
シ樹脂あるいは多価フェノール変性エポキシ樹脂と他の
合成樹脂の樹脂総量は、磁性粉体100体積%に対し5
体積%以上か好適である。樹脂総量が5体積%未満ては
充分な耐酸化性、耐腐食性及び成形体の強度を得ること
か困難である。
上記多価フェノール変性エポキシ樹脂を被膜形成能、接
着強度、強度に優れた他の樹脂に混合して使用すること
も本発明の範囲にある。
本発明に用いられる磁性粉体と樹脂結合剤とからなる配
合物の成形方法としては、圧縮成形、射出成形、押し出
し成形、カレンダー成形等か例示できる。
本発明で用いられる合成樹脂は、汎用される熱可塑性樹
脂や熱硬化性樹脂あるいはゴムから、成形法、塗膜形成
法を考慮し適宜選択して使用される。熱硬化性樹脂とし
てはフェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等か
例示でき、また熱可塑性樹脂としてはナイロン6、ナイ
ロン12等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル
、ポリフェニレンサルファイド等が例示され、更に、可
塑剤、滑剤、熱安定剤、難燃剤、その他の改質剤等、通
常用いられる添加剤を加えることもてきる。
〔作 用〕
ポリタンニン酸樹脂に似た配位結合能力と還元能力とを
有する原子団をもつ前記各多価フェノール系化合物(多
価フェノール自身も含ませる)をエポキシ樹脂と反応さ
せて生成した高分子化合物は、これをボンド磁石の結合
剤として用いたときには、その中に含まれる水酸基か希
土類磁性金属の表面に生成されている酸化物やオキシ水
酸化物と反応して水に不溶な錯化合物か形成され、この
錯化合物か磁性粒子表面を覆い、樹脂結合剤中を透過侵
入してきた酸素や水分との接触を遮断する。
この場合、少なくとも2つの水酸基か隣接している多価
フェノール系化合物では2個の酸素か磁性金属表面との
結合に利用できるから、隣接していないものより磁性金
属表面により強く結合することができると考えられるの
で有利である。
また、多価フェノール系化合物の優れた還元能力によっ
て例えば鉄の赤錆の主成分であるFe0OHの一部を還
元して安定な黒錆Feze4に変化させ、錆の進行を阻
止うると考えられる。
これに加え、多価フェノール系化合物にはいわゆるラジ
カル捕獲作用があることと、酸素分子か一種のラジカル
(三重項ラジカル)であることから、本発明磁石体に侵
入した酸素分子か磁性粒子に到達しない所で残存多価フ
ェノール部(上記錯化合物を形成しないで残っている)
に捕獲される機構が考えられる。この機構も磁性粒子の
酪化を遅らせ、結果的に本発明のポンド磁石の寿命を伸
はす。この作用は多価フェノール系化合物を磁性粉体コ
ーティング剤、結合剤、成形体コーティング剤の各々に
使用した場合にもそれぞれ考え得るものである。
また、当該高分子化合物は極めて大きな分子量をもって
いるので、磁性粉を固着する力が強く、ポリタンニン酸
樹脂を用いたときの難点てあった脆さを解消し、実用上
十分な強度を有するポンド磁石を得ることか可能となる
〔実施例〕
次に本発明の詳細を実施例にもとづいて説明する。本発
明は、ポリタンニン酸樹脂に似た配位結合能力と還元能
力とを有する原子団をもつ多価フェノール系化合物をエ
ポキシ樹脂と反応させて生成した高分子化合物をポンド
磁石の磁性粉体コーティング剤、結合剤、成形体表面コ
ーティング剤として用いることを要旨としている。
ポリタンニン酸樹脂に似た配位結合能力と還元能力とを
有する原子団をもつ多価フェノール系化合物としては、
隣接水酸基を持つ多価フェノール、隣接水酸基を有する
多価フェノールカルボン酸、隣接水酸基を有する多価フ
ェノール多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有
する多核多価フェノールかあり、これら各多価フェノー
ル系化合物の内から選んだ1種又は複数種をエポキシ樹
脂と反応せしめて生成した高分子化合物を磁性粉体コー
ティング剤、結合剤、成形体表面コーティング剤として
用いることか本発明の要旨である。
ユニに述べた種々の多価フェノールとその関連物質の一
例は次のようなものである。
■多価フェノール カテコール、ピロガロール、ヒドロキシハイドロキノン
■多価フェノールカルボン酸 没食子酸、カテコール−3−カルボン酸、カテコール−
4−カルボン酸、m−ジ没食子酸、ピロガロール−4−
カルボン酸、ピロガロール−4・6−ジカルボン酸、タ
ンニン酸。
■多価フェノール多価アルコールエステル■の各種多価
フェノールカルボン酸と次の各種アルコールとの任意の
組合せで作られるエステル。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、1・6−ヘキサンジオール、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビット、グルコース。
■多核多価フェノール アルデヒドと下記の各種物質との縮合物。
カテコール、カテコール−3(又は4)−カルボン酸(
又はそのエステル化物)ピロガロール、ヒドロキシヒド
ロキノン、ピ=ガロール−4−カルボン酸(又はそのエ
ステル化物)、ピロガロール−4・6−ジカルボン酸(
又はそのエステル化物)、3・4・5−トリオキシ安息
香酸(又はそのエステル化物)、タンニン酸(又はその
エステル化物)、およびウルシオール。
■の具体例としては特開昭55−54317号公報に開
示されているピロガロール、ヒドロキシヒドロキノンと
芳香族アルデヒドとの縮合物、また特開昭53−130
642号公報に開示されているピロガロールとアルデヒ
ド類(ホルムアルデヒド、デシルアルデヒド、ベンズア
ルデヒド等)かあげられる。
なお、本発明で用いるエポキシ樹脂には特に制限かなく
、ヒスフェノール系、フェノール系、エステル系、N−
グリシジルアミン系なと公知のものが使用できる。これ
らエポキシ樹脂と上記多価フェノール系化合物との混合
比は、該エポキシ樹脂のエポキシ当量と該多価フェノー
ル系化合物の持つ水酸基の数とを勘案して決定する。
本発明で用いる磁性金属粉末は鉄原子を50原子%以上
含むものであり、より具体的にはNd2Fe+4B、も
しくはこれに他の元素(これらはPr、 Dy等Nd以
外の希土類元素、Co、 V等Fe以外の3d遷移金属
元素、及びA1. Ga、 Nb等である)を添加した
一般にNd−Fe−B系合金と総称される合金の粉末、
ThMn I 2型結晶構造を有する5OIFe+2に
他の元素(例えばAl。
Si、 Ti、 Co、 V、 Cr、 Mo等の中の
1種もしくは複数種)を添加したもの、及び形状異方性
を付与するため針状にしたFe+sN2粒子からなる粉
末等かあげられる。特に現在最も高い磁石特性が得られ
る磁性材料であるNd−Fe−B系磁性粉が実用上量も
好ましい合金粉末である。
また本発明ボンド磁石における磁性金属粉末の含有量は
特に制限しないが、70体積%から95体積%か望まし
い。70体積%を下回ると磁石としての磁気特性か低く
なりすぎて用途が限定される。−方95体積%を越える
と結合剤が少なくなりすぎて脆くなるので実用に耐えな
くなる。
以下に本発明の具体的な実施例を挙げる。これらは磁性
金属粉末の計算上の割合か80体積%であるNd−Fe
−B系ホント磁石であるか、本発明実施態様のほんの一
例にすぎず、なんら本発明を制限するものではない。
実施例1 多価フェノールカルボン酸の一種であるタンニン酸(C
,)12(0)1)2−CD−0−CaB6(OH)2
COOH、分子量=306)の1.00グラムをメタノ
ールに溶かし、それを油化シェル社の固形エポキシ樹脂
「エピコート1007J  (分子量が約2900のビ
スフェノール系。エポキシ当量1600〜1900) 
9.53グラムを含むメチルエチルケトン溶液(MEK
溶液)と混合した。この混合溶液の中に267グラムの
超急冷法NdFeB磁性粉(米国ゼネラルモータース社
製の製品名MQ−B)を投入し、よく混合した。その後
溶媒をほとんと蒸発せしめてほぼ乾燥したコンパウンド
を得、これを金型に充填し6t/Cxlの圧力てプレス
成形した。
ここで得られたグリーン成形体を160°Cのオーブン
中で3時間キュアし、概寸法10φX10mmのボンド
磁石体を得た(まだ未着磁である)。この磁石体10個
を温度60℃、湿度90%の環境試験器中に放置し10
0時間経過毎に取り出して肉眼及び光学顕微鏡(倍率3
0)で表面状態を観察した。観察の終了したサンプルは
直ちに環境試験器内に戻した。
これを繰り返し、累積500時間まで放置した。
実施例2 多価フェノールカルボン酸の一種である没食子酸(C6
H2(OH)3C00H,分子量=170)の1.00
グラムをメタノールに溶かし8゜53グラムのエピコー
ト1007を含むMEK溶液と攪拌混合したこれに24
8グラムのMQ−B磁性粉を投入し、よく混合した。そ
の後は実施例1と同様に行って10φX10mmの磁石
体を形成し、やはり実施例1と同様の累積500時間の
環境試験器内放置を行なった。
実施例3 多核多価フェノールの一種である次の化学構造式を持つ
化合物(分子量=340)を特開昭53−130642
号公報の実施例4の方法により合成した。
これの1.0θグラムをアセトンに溶かし、8.50グ
ラムのエピコート1007を含むMEK溶液と混合した
。これに240グラムのMQ−B磁性粉を投入し、よく
混合した。その後は実施例1と同様に行ってlOφX1
0mmの磁石体を形成し、やはり実施例1と同様の累積
500時間の環境試験器内放置を行なった。
実施例4 多核多価フェノールの一種である次の化学構造式を持つ
化合物(分子量=340)を特開昭55−54317号
公報の実施例1の方法により合成した。
ラムのエピコート1007を含むMEK溶液と混合した
。これに240グラムのMQ−B磁性粉を投入し、よく
混合した。その後は実施例1と同様に行って10φX1
0tnmの磁石体を成形し、やはり実施例1と同様の累
積500時間の環境試験器内放置を行なった。
比較例1 通常よく用いられる硬化剤の−っであるジシアンジアミ
ド0.50グラムをメタノール−トルエン混合溶液に溶
かし、9.50グラムのエピコー) 1007ヲ含むM
EK溶液と混合した。これに253グラムのMQ−B磁
性粉を投入し、均一に混合した。これ以後は実施例1と
同様に行い10φX10mmの磁石体を形成し、やはり
実施例1と同様の累積500時間の環境試験器内放置を
行なった。
比較例2 表面かポリタンニン酸樹脂被膜で覆われた磁石体を次の
様にして作製した。比較例1て成形した磁石体の別のサ
ンプルを15重量%のタンニン酸樹脂を含むMEK溶液
に浸した。その後溶媒を蒸発でしめ、150°Cて15
分の条件下で当樹脂を硬化せしめた。ピンホールテスト
のため、これらを1規定の硫酸溶液にいれたところ、約
30秒間は水素ガスの発生はわずかてあり、実質的に完
全に被覆されていた。これらを実施例1と同様の累積5
00時間の環境試験器内放置を行なった。
以上の実施例1〜4と比較例1.2の試験結果は表1に
示した。表1に示されるように、本発明のボンド磁石は
実施例1〜4のすへてのものか、累積300時間まては
錆の発生は全くなく、累積400時間となってはじめて
点状の錆かわずかに発生した程度であり、極めて優れた
防錆効果を有していることかわかる。本発明のボンド磁
石の耐酸化性は、比較例2のごとく磁石体をポリタンニ
ン酸樹脂で完全、に被覆したものには及ばないものの、
通常の樹脂を結合剤にしただけである従来のものよりは
るかに優れていることかわかる。従って極端に苛酷な防
錆性能を要求されない一般的応用に対して、本発明のボ
ンド磁石ては「成形後に行う防錆処理工程」を必要とし
ないので製造コストの低減がはかれ、安価なボンド磁石
を提供することかできる。
実施例5 実施例1から4までの未試験磁石体に比較例2の要領で
ポリタンニン酸樹脂を塗布した。これらの名称を便宜上
それぞれ5−1.5−2.5−3.5−4とする。ハイ
フンの次の数字は上の実施例の番号を表す。これらサン
プルを温度60°C湿度95%というより厳しい条件下
に、比較例2のサンプルとともに、600時間累積放置
した。こ試験結果を表2に示す。表2か示すように、従
来樹脂結合剤を用いたボンド磁石の表面にポリタンニン
酸樹脂を被覆した比較例2では、累積400時間あたり
から発錆かみられるのに対し、本発明磁石体にポリタン
ニン酸樹脂を被覆したものである5−1〜5−4は、全
てのサンプルが発錆することなく累積500時間の放置
にも耐えることかわかる。本願発明のホント磁石は、そ
の表面をポリタンニン酸樹脂で被覆することにより、極
めて厳しい条件下にも耐えることか可能となり、従来の
ボンド磁石では達成困難であった優れた防錆効果を達成
することか可能となる。そして、被覆用に用いる樹脂と
しては従来より防錆剤として用いられている各種樹脂の
使用か可能であることはもちろんのこと、本発明で開示
したエポキシ樹脂も適応てきることは言うまてもない。
実施例6 ポリタンニン酸樹脂をバインダーとし、MQ−B磁粉を
計算上80体積%含む大口径円筒磁石(外径32tnt
n、内径30mm、長さ10mrn)と、実施例の1か
ら4まての配合組成を持つ大口径円筒磁石(外径32m
m、内径30nu++、長さ10mm)とをプレス成形
し、それらの強度を比較するため、50anの高さから
コンクリート床面に、円筒側面が床面に衝突するように
自由落下せしめた。その結果ポリタンニン酸樹脂バイン
ダーのものは数個の破片に割れたか、実施例の1から5
までの組成のものはどれも割れなかった。またプレス成
形からキュア工程を経て落下試験にいたるまでの作業の
間、何ら割れなかった。それに対してポリタンニン酸樹
脂バインダーのものはしばしば割れ欠けが発生した。こ
のように、本願発明の磁石体の強度はポリタンニン酸樹
脂ボンド磁石より高く、実用上、十分な強度を有してい
ることがわかる。
そして、上述したように、本発明のボンド磁石は極めて
優れた防錆効果を有していることから、本願発明のボン
ド磁石は十分な強度を有しながら優れた耐酸化性も実現
でき、従来のボンド磁石では適用不可能な条件下でも使
用することか可能となる。又、本願発明のボンド磁石の
表面に防錆剤を被覆したときには、その防錆効果は極め
て優れたものとなり、極めて苛酷な条件下て長時間放置
した場合でも耐え得るボンド磁石か提供されるのである
比較例3、実施例7〜13 表3に示す条件で比較例1例(比較例3)、実施例7例
(実施例7〜13)のサンプルを作製した。
表3中の“なし”は、当該被膜を形成しなかったことを
示す。ここで、“変性エポキシ”は多価フェノールカル
ボン酸の一種であるタンニン酸(C6H5(OH)3 
Co−0−CeHa(OH)zcOOH、分子量= 3
06)をメタノールに溶かし、それを油化シェル社の固
形エポキシ樹脂[エピコー) 1007J ’ (分子
量か約2900のビスフェノール系。エポキシ当量16
00〜1900)を含むメチルエチルケトン溶液(ME
K溶液)の混合溶液を示す。ただし、タンニン酸と上記
固形エポキシ樹脂の重量比は1対9.53である。
また、“フェノール”はレゾール型フェノール樹脂を示
す。
また、[磁性粉体表面に樹脂被膜を形成する方法」、「
磁性粉体と樹脂結合剤を配合する方法及び成形方法」並
びに「成形後表面に樹脂被膜を形成する方法」は以下の
手順に依った。
「磁性粉体表面に樹脂被膜を形成する方法」磁性粉体を
上記混合溶液に浸漬し、指触乾燥後、窒素雰囲気中て1
80°CX1時間加熱を行った。
「磁性粉体と樹脂結合剤を配合する方法及び成形方法」 磁性粉体を80体積%、樹脂を20体積%の割合で配合
、混線、これを常温において6トン/alの圧力で成形
した。その後、樹脂結合剤が上記混合溶液である場合に
は窒素雰囲気下で180°CX1時間、フェノール樹脂
である場合には窒素雰囲気下で190°CX2時間の条
件下でそれぞれ樹脂結合剤を硬化せしめ、概寸法10φ
X10mmの成形体を得た。
[成形後表面に樹脂被膜を形成する方法」上記方法で得
た成形体を、上記混合溶液に浸漬し、指触乾燥した。そ
の後窒素雰囲気中で180°CX1時間の条件で塗装樹
脂を硬化せしめた。
上記方法によって得た比較例3、実施例7〜13の磁石
サンプルの防錆性能評価手段は前述のとおりであり、評
価条件は温度60°C1湿度95%である。表4に評価
結果を示す。
表4に示す評価結果から、多価フェノール変性エポキシ
樹脂を磁性粉体コーティング剤、結合剤、成形体コーテ
ィング剤にそれぞれ使用することは、程度に差異がある
ものの磁石に防錆性能を付与できる方法であることかわ
かる。さらには、これらを組み合わせることによって更
に優れた防錆性能を付与し得ることかわかる。
表1   (温度60°C1湿度90%)表2  (温
度60°C1湿度95%)第3表 第4表 (温度60°C1湿度95%)〔発明の効果〕 このように本発明によれは結合剤として本願発明て開示
した特定のものを用いることによって極めて優れた防錆
効果を実現することかてきるのて、従来のボンド磁石の
ように成形体の表面に防錆剤を塗布する必要かなくなり
、製造工程の簡略化かはかれ、ボンド磁石の製造コスト
を引き下げる二とかできる。しかも、このようにして得
たボンド磁石は実用上十分な強度を有するのて、複雑な
形状や薄肉部を含む成形体を作製することか可能であり
、取扱いに際しても特別の注意を必要とせず従来品と同
等に取り扱うことかてきる。
又、本発明のボンド磁石は、特に苛酷な条件下て使用す
る場合には、磁性粉体及び/又は成形体表面に防錆性能
を有する化合物を塗布する技術を併用することも可能て
あり、このようにすれば、従来品のなかでも極めて優れ
た防錆効果を有するものとして知られているポリタンニ
ン酸樹脂を成形体に被覆したものよりも格段に優れた防
錆効果を実現することも可能となる。
上述の通り、本発明によれば鉄を主成分とする磁性粉を
用いたボンド磁石の宿命である錆易いという欠点を事実
上克服でき、耐酸化性、耐蝕性に極めて優れ、かつ、実
用十分な強度を有するボンド磁石を提供することかてき
る。
特許出願人  鐘淵化学工業株式会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末と、隣
    接水酸基を有する多価フェノール、隣接水酸基を有する
    多価フェノールカルボン酸、隣接水酸基を有する多価フ
    ェノール多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有
    する多核多価フェノールのうちから選んだ1種又は複数
    種をエポキシ樹脂と反応せしめて生成する高分子化合物
    あるいは該高分子化合物と他の合成樹脂が主たる構成成
    分であることを特徴とする希土類ボンド磁石。
  2. (2)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末として
    Nd_2F_1_4B、もしくはこれに他の元素を添加
    したものを用いたことを特徴とする請求項1記載の希土
    類ボンド磁石。
  3. (3)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末を、隣
    接水酸基を有する多価フェノール、隣接水酸基を有する
    多価フェノールカルボン酸、隣接水酸基を有する多価フ
    ェノール多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有
    する多核多価フェノールのうちから選んだ1種又は複数
    種をエポキシ樹脂と反応せしめて生成する高分子化合物
    あるいは該高分子化合物と他の合成樹脂で被覆した後、
    この磁性金属粉末を合成樹脂を結合剤として成形するこ
    とを特徴とする希土類ボンド磁石の製造方法。
  4. (4)合成樹脂結合剤が、隣接水酸基を有する多価フェ
    ノール、隣接水酸基を有する多価フェノールカルボン酸
    、隣接水酸基を有する多価フェノール多価アルコールエ
    ステル、又は隣接水酸基を有する多核多価フェノールの
    うちから選んだ1種又は複数種をエポキシ樹脂と反応せ
    しめて生成する高分子化合物あるいは該高分子化合物と
    他の合成樹脂である請求項3記載の希土類ボンド磁石の
    製造方法。
  5. (5)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末を、隣
    接水酸基を有する多価フェノール、隣接水酸基を有する
    多価フェノールカルボン酸、隣接水酸基を有する多価フ
    ェノール多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有
    する多核多価フェノールのうちから選んだ1種又は複数
    種をエポキシ樹脂と反応せしめて生成する高分子化合物
    あるいは該高分子化合物と他の合成樹脂を結合剤として
    成形することを特徴とする希土類ボンド磁石の製造方法
  6. (6)成形後、成形体表面に隣接水酸基を有する多価フ
    ェノール、隣接水酸基を有する多価フェノールカルボン
    酸、隣接水酸基を有する多価フェノール多価アルコール
    エステル、又は隣接水酸基を有する多核多価フェノール
    のうちから選んだ1種又は複数種をエポキシ樹脂と反応
    せしめて生成する高分子化合物あるいは該高分子化合物
    と他の合成樹脂を塗装する請求項3,4又は5記載の希
    土類ボンド磁石の製造方法。
  7. (7)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末を、合
    成樹脂を結合剤として成形した後、成形体表面に隣接水
    酸基を有する多価フェノール、隣接水酸基を有する多価
    フェノールカルボン酸、隣接水酸基を有する多価フェノ
    ール多価アルコールエステル、又は隣接水酸基を有する
    多核多価フェノールのうちから選んだ1種又は複数種を
    エポキシ樹脂と反応せしめて生成する高分子化合物ある
    いは該高分子化合物と他の合成樹脂を塗装することを特
    徴とする希土類ボンド磁石の製造方法。
  8. (8)鉄を50原子%以上含有する磁性金属粉末として
    Nd_2Fe_1_4B)もしくはこれに他の元素を添
    加したものを用いたことを特徴とする請求項3、4、5
    、6、又は7記載の製造方法。
JP2309199A 1990-07-24 1990-11-14 希土類ボンド磁石及びその製造方法 Pending JPH04174502A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2309199A JPH04174502A (ja) 1990-07-24 1990-11-14 希土類ボンド磁石及びその製造方法
EP19910112333 EP0468449B1 (en) 1990-07-24 1991-07-23 Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
CA 2047592 CA2047592C (en) 1990-07-24 1991-07-23 Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
DE1991601413 DE69101413T2 (de) 1990-07-24 1991-07-23 Gebundener Seltenerdmagnet und Verfahren zur Herstellung.
US07/748,769 US5240627A (en) 1990-07-24 1991-08-22 Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
US08/013,402 US5300156A (en) 1990-07-24 1993-02-04 Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-195958 1990-07-24
JP19595890 1990-07-24
JP2309199A JPH04174502A (ja) 1990-07-24 1990-11-14 希土類ボンド磁石及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04174502A true JPH04174502A (ja) 1992-06-22

Family

ID=26509439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2309199A Pending JPH04174502A (ja) 1990-07-24 1990-11-14 希土類ボンド磁石及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04174502A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102076448A (zh) * 2008-12-15 2011-05-25 住友金属矿山株式会社 含稀土类元素的铁系磁铁合金粉及其制造方法、所得的粘合磁铁用树脂组合物、粘合磁铁以及压密磁铁
JP2011111543A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Chubu Electric Power Co Inc 絶縁性高分子材料組成物及びその製造方法
JPWO2020195496A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102076448A (zh) * 2008-12-15 2011-05-25 住友金属矿山株式会社 含稀土类元素的铁系磁铁合金粉及其制造方法、所得的粘合磁铁用树脂组合物、粘合磁铁以及压密磁铁
JP2011111543A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Chubu Electric Power Co Inc 絶縁性高分子材料組成物及びその製造方法
JPWO2020195496A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01
WO2020195496A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 組成物、熱伝導材料
EP3950755A4 (en) * 2019-03-28 2022-06-22 FUJIFILM Corporation COMPOSITION AND HEAT CONDUCTING MATERIAL
TWI838475B (zh) * 2019-03-28 2024-04-11 日商富士軟片股份有限公司 組成物、導熱材料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102076448B (zh) 含稀土类元素的铁系磁铁合金粉及其制造方法、所得的粘合磁铁用树脂组合物、粘合磁铁以及压密磁铁
US20040261909A1 (en) Corrosion-resistant rare earth element magnet
JP7416124B2 (ja) コンパウンド及びタブレット
TW201443933A (zh) 非腐蝕性軟磁粉末
US5234771A (en) Permanent magnet having high corrosion resistance
US20120119860A1 (en) Magnetic body and a process for the manufacture thereof
JP7180071B2 (ja) 金属元素含有粉、成形体、及び金属元素含有粉の製造方法
JPH04174502A (ja) 希土類ボンド磁石及びその製造方法
US5300156A (en) Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
WO2019198237A1 (ja) コンパウンド及び成形体
US5240627A (en) Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
CN108335818B (zh) 一种各向异性粘结永磁材料及其制造方法
EP1583111B1 (en) Oxidation-resistant rare earth containing magnet powder and method for production thereof, compound for rare earth containing bonded magnet, rare earth containing bonded magnet and method for production thereof
EP0468449B1 (en) Bonded rare earth magnet and a process for manufacturing the same
US5062981A (en) Magnet and method for manufacturing the same
JPH0494501A (ja) ボンド磁石及びその製造方法
JP2001250706A (ja) 希土類系ボンド磁石用複合材料とその製造方法
JPS63304602A (ja) 樹脂結合型磁石の製造方法
JPH04354104A (ja) 希土類ボンド磁石の製造方法
JPH03108702A (ja) 磁石とその製造方法
JPH01147806A (ja) 樹脂結合型磁石の製造方法
JP2017212353A (ja) ボンド磁石用磁石合金粉の製造方法
JP3638423B2 (ja) 高耐食性永久磁石
JP4433801B2 (ja) 耐酸化性希土類系磁石粉末およびその製造方法
JPH0410502A (ja) 耐酸化性プラスチックマグネットの製造方法