JPH0417442Y2 - - Google Patents

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JPH0417442Y2
JPH0417442Y2 JP13233886U JP13233886U JPH0417442Y2 JP H0417442 Y2 JPH0417442 Y2 JP H0417442Y2 JP 13233886 U JP13233886 U JP 13233886U JP 13233886 U JP13233886 U JP 13233886U JP H0417442 Y2 JPH0417442 Y2 JP H0417442Y2
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hopper
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、例えば物品を袋詰めする際に用い
て好適な可変ホツパに関する。
「従来の技術」 従来、物品を袋詰めする際に用いる包装機に
は、ミシン目を介して帯状に連続している袋を所
定位置に1枚ずつ搬送してから垂らし、この位置
で袋を開口させて物品(包装品)を投入し、その
後に袋上端を熱シールするタイプ(いわゆるカン
ガルー式)のものがあるが、本出願人は、このカ
ンガルー式の包装機として、先に実願昭60−
149167号を提案した。この包装機においては、袋
詰めすべき物品をホツパの上端開口部に投入する
ことにより、この物品をホツパの下方に位置する
袋内に導くようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上述した包装機においては、ホツパ
の下端開口部は上端開口部より狭く下すぼまり状
となつているが、ホツパの大きさは一定とされて
いるため、能率上、包装品の種類、袋の大きさに
応じてホツパの大きさを変えたい場合があり、こ
のような場合には、予め大きさの異なる数種のホ
ツパを用意しておき、それらの中から包装品の種
類、袋の大きさが変わる都度、必要に応じた大き
さのホツパを選び出して包装機に装着し直さなけ
ればならず、取り付け外しに手間がかかり不経済
であつた。
また、上述のようにホツパの大きさは一定であ
り、ホツパは下すぼまり状となつているため、ホ
ツパ内に例えば電気部品、ビス等の物品(包装
品)を投入した場合に、これら包装品がホツパ内
に詰まるおそれがあつた。
この考案は以上のような問題点を解決した可変
ホツパを提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、前記目的を達成させるために次の
ような構成としている。即ち、少なくとも3体以
上のホツパ側壁構成体を有し、該各ホツパ側壁構
成体の隣接するもの同士の各端壁を重ね合わせて
角筒状体を形成し、かつ各ホツパ側壁構成体を、
各端壁を重ね合せた状態を維持しつつ相対移動自
在とし、該ホツパ側壁構成体は、少なくとも3体
以上が、交差する方向に向けられて連続する少な
くとも2平面壁を有する可動ホツパ側壁構成体で
あり、該可動ホツパ側壁構成体は少なくとも1つ
の主動ホツパ側壁構成体と他の従動ホツパ側壁構
成体とからなり、この主動ホツパ側壁構成体を移
動させる手動又は電動の移動手段と、前記従動ホ
ツパ側壁構成体を開方向へ付勢する弾性部材とを
備え、前記移動手段による前記主動ホツパ側壁構
成体の移動にともなつて、前記弾性部材による付
勢又は付勢に抗して前記従動ホツパ側壁構成体を
移動させ、前記角筒状体の口径を変えることを特
徴としている。
「作用」 主動ホツパ側壁構成体を移動手段により移動さ
せると、従動ホツパは開方向へ付勢されている弾
性部材により、前記主動ホツパ側壁構成体の移動
に共なつて移動するため、主動ホツパ側壁構成体
および従動ホツパ側壁構成体のホツパ側壁構成体
により形成された角筒状体の口径が大、小変化す
る。これにより包装品の種類、袋の大きさを選ば
ず、ホツパ内に包装品が詰まるのを防止する。
「実施例」 以下図面を参照してこの考案の実施例について
説明する。
第1図ないし第9図は、この考案の一実施例を
示すもので、第1図は包装機の外観を示す斜視図
である。
まず、この包装機について概略説明する。第1
図において、1は本体であり、本体1の後部には
ローラ3を回転自在に設け、該ローラ3に帯状袋
2が巻回されたロール2′を装着している。本体
1の上部には作業台4を設け、この作業台4の前
部に化粧板5を設けている。また、作業台4の下
部後方にブロワを設けている。本体1の前部及び
化粧板5には物品投入用のホツパ6を設けてい
る。このホツパ6は、移動可能とした主動ホツパ
側壁構成体6A、ホツパ側壁構成体6B、従動ホ
ツパ側壁構成体6Cからなり、口径を大小変化さ
せることができるようになつている。
ホツパ6の直下には、ロール2′から引き出し
た帯状袋2の先端部にある袋7の開口部両側端近
傍を挟持する挟持爪8,8を設け、前記ブロワか
らの送風によつて袋7を開口状態としている。該
挟持爪8,8の上部にはヒータ9を設け、所定の
タイミングで加熱させることにより、前記袋7の
開口を熱シールして密閉する。
ホツパ6の前部には、開口した袋7への物品の
投入を容易にするための補助シユート11を動作
させるソレノイド10を設け、該ソレノイド10
の上部にはリミツトスイツチSW3を設け、前記
ソレノイド10のプランジヤ105がリミツトス
イツチSW3を動作させることにより補助シユー
ト11の先端が袋7の開口に降下していないこと
を検知する。なお、12は制御ボツクス、13は
袋のシール位置調節用可動ローラの固定ねじ、1
4はホツパ6の口径調節用のハンドル、15はホ
ツパ6内に物品を投入してはいけないことを警告
するランプである。
そして、物品(包装品)及び袋7の大きさに合
わせてホツパ6の口径を調節し、ロール2′から
引き出した帯状袋2をホツパ6の下方に導いて袋
7の両側部を一対の挟持爪8,8により挟持して
一対の挟持爪袋8,8を近付けると共にブロワに
より袋7の口部に送風して袋7の口部を開き、こ
の袋7の開口をリミツトスイツチにより検出して
補助シユート11の下端を袋7の口部内に下降さ
せ、ホツパ6より物品を袋7内に投入し、袋7の
口部をヒータ9により熱シールし、このシール部
の上をカツタにより切断し、袋7を下方へ自重落
下させ、これを収容する。
次に、包装機各部の構成について説明する。
(帯状袋2の搬送機構の構成) 第2図は、この実施例の側断面図であり、第1
図の各部と対応する部分には同一の符号が付して
ある。前述した帯状袋2は、第2図に示すよう
に、ロール2′から引き出した後にガイドローラ
16,17,18,19により案内し、さらに、
滑走板20と押え板21との間に至らしめる。そ
して、滑走板20と押え板21との間を通過した
帯状袋2を、シール位置調整用の可動ローラ22
の下面で案内した後に、駆動ローラ23とこの駆
動ローラ23に従動して回転する従動ローラ24
とによつて挟み、さらにホツパ6の直下に導いて
いる。帯状袋2はミシン目を介して連結された多
数の袋7からなつており、ホツパ6の直下には、
前述のように帯状袋2の先端部の袋7が一対の挟
持爪8,8により挟持され開口した状態で待機し
ている。
また、第2図に示す25は搬送用モータであ
り、この搬送用モータ25の回転を駆動ローラ2
3に伝達し、この駆動ローラ23の回転を歯数の
等しいギアによつて従動ローラ24に伝達し、こ
れにより、帯状板2を挾持しながら搬送するよう
になつている。
また、ローラ17を設けているレバー26は、
支点27を中心に自重により下方に回動自在とな
つており、ロール2′から引き出した帯状板2に
所定の張力を与える。
(シール位置の制御機構および送風切換機構) ホツパ6の直下の所定位置に搬送した袋7は、
物品投入後においてその上端を熱シールするが、
この場合のシール位置は、正確に制御する必要が
ある。そこで、この実施例においてはシール位置
制御機構を具備しており、以下にこのシール位置
の制御機構について説明する。
第2図に示す30は、押え板21の上面に取り
付けたリミツトスイツチであり、帯状袋2の搬送
路側に突出するアクチエータ31を備えている。
32は送風ダクト33内に風を送るブロアで、送
風ダクト33の右端部に取り付けており、34は
ブロア32の送風路を切換える切換板である。切
換板34は従動レバー35とともに、軸36を中
心にして回動自在に構成してあり、また、従動レ
バー35には腕37、回転板38を介してモータ
39の駆動力を伝達するようになつている。この
場合、従動レバー35、腕37および回転板38
はリンク機構を構成しており、この結果、モータ
39が回転すると、切換板34は軸36を中心に
揺動する。切換板34の揺動の上限は第2図に示
すようにダクト33の先端の孔部33bからの送
風を遮断する位置に設定しており、また、下限は
送風ダクト33のブロワ32側下面に設けた孔部
33aを遮断する位置に設定されている。そし
て、回転板38はカムになつており、これによ
り、切換板34が上限位置にあるときは、リミツ
トスイツチSW1がオンし、切換板34が下限位
置にあるときは、リミツトスイツチSW2がオン
するように構成している。
そして、第2図に示す状態では、切換板34が
送風ダクト33内の左側と右側とを遮断してお
り、この結果、ブロワ32の送風は孔部33aか
ら吹き出し、滑走板20と押え板21との間隙付
近にある帯状板2に吹き付ける。この結果、搬送
途中にある袋7の上端部は、孔部33aから吹き
出す送風により膨らみ、この上端部の高さが高く
なる。この結果、この時点において風が吹き込ん
でいる袋7の最上端と次の袋7の最下端とでは、
膨らみ分だけその高さが異なつてくる。すなわ
ち、切換板34が上限位置にあるときは、押え板
21の直下に位置している袋7の上端部が膨らむ
ようになつている。
一方、切換板34が下限位置に移動して送風ダ
クト33の下面に設けた孔部33aを遮断する
と、ブロア32の送風は、送風ダクト33の左端
部に導かれて孔部33bから吹き出す。この場
合、孔部33bから吹き出した風は、ホツパ6の
直下に搬送されている袋7の上端部を開口させ、
物品の投入操作を容易にしている。
また、第2図に示すアクチエータ31は、搬送
途中にある袋7の上面に接して上下動し、袋7の
上面の高さを検出するものである。そして、上述
したように、切換板34が上限位置にあるとき
は、押え板21の直下にある袋7の上端部が風を
含んで膨らむから、アクチエータ31は、袋7の
上端部分において一旦持ち上げられた後、次の袋
の最下端部に接することにより急激に落下する。
この場合、アクチエータ31が持ち上げられる
とリミツトスイツチ30がオン状態となり、この
状態からアクチエータ31が所定量以上落下する
とリミツトスイツチ30がオフ状態となるように
構成しており、これにより、リミツトスイツチ3
0がオフした瞬間を、袋7のつなぎめとして検出
することができようになつている。そして、第2
図に示すように、アクチエータ31の検出位置か
らヒータ9に至るまでの袋7の搬送路長は、可動
ローラ22の上下位置によつて調整することがで
き、従つて、可動ローラ22を上下動調整するこ
とにより、ヒータ9に対向している袋7の部分
(すなわち、シール位置)を変えることができる。
この場合、袋7のつなぎ目を検出するタイミング
と、ヒータ9にシールしたい部分が対向するタイ
ミングとを一致させておけば、つなぎ目検出時に
帯状板2の搬送を停止することにより、シール位
置を所望の位置に合わせることができる。
なお、可動ローラ22の上下位置調整機構は以
下の通りである。すなわち、可動ローラ22の両
端部には、ピニオン40を同軸状にかつ一体的に
設けており、このピニオン40は、上下方向に延
びるラツク41にかみ合つて移動するようになつ
ている。また、可動ローラ22は、第1図に示す
固定用ネジ13を締め付けることによつてその位
置を固定し、固定用ネジ13を緩めることによつ
て任意の位置に移動できるようになつている。
(挾持爪8およびその周辺部分の構成) 次に、挾持爪8について説明する。挾持爪8
は、袋7のシール部両端を挾持するためのもので
あり、第2図に示すように、固定爪8aとこれと
対向して設けた固定爪8aに対し近接離間する方
向に移動自在に設けた可動爪8bとからなつてい
る。この場合、可動爪8bを、ばね42によつて
固定爪8a方向に押すようになつており、これに
より外力が加わらなければ、可動爪8bは固定爪
8aに圧接して閉じた状態になつている。
一方、可動爪8bの下面には、第2図に示すよ
うに、ローラ8cを設けており、爪押板43がロ
ーラ8cを第2図における左方に押すと、可動爪
8bがばね42の弾性力に逆らつて左方に移動
し、挾持爪8が開いた状態になる。
(プツシヤー51およびカツター52の構成) 第2図に示す51は、熱シール時にヒータ9側
に移動して袋7のシール部分をヒータ9に押圧す
るプツシヤー、52は熱シールを行う袋7の最上
端にあるミシン目を切断するカツターであり、5
3はカツター52に連動して移動する鋸刃であ
る。
プツシヤー51はプツシヤー駆動部材54に固
定的に取り付けてあり、また、カツター52と鋸
刃53とは所定のリンク機構を介してプツシヤー
駆動部材54に第2図における左右方向に相対的
に移動可能に取り付けている。また、プツシヤー
駆動部材54は連結板55を介してスライド部材
56に接続しており、このスライド部材56に連
動して第2図における左右方向に移動するように
なつている。
次に、スライド部材56の駆動機構について、
説明する。
第2図中、57は駆動源となるモータであり、
このモータ57の駆動力をギア58,59を介し
て軸60に伝達し、軸60の回転をその両端部に
設けたギア61,61を介してギア62,62に
伝達し、ここで、上記各ギアによつてモータ57
の垂直回転を水平回転に変換する。そして、ギア
62,62の回転を水平旋回軸を介してカム板6
3,63に伝達し、これにより、カム板63が水
平旋回するようになつている。また、カム板63
の上端面および下端面には、各々ローラ64,6
5を偏心回転自在に設けており、ローラ64を第
2図に示すように断面コ字状のスライド部材56
内に嵌合している。したがつて、スライド部材5
6はローラ64の旋回に対応して左右方向に往復
動する。この場合、カム板63を取り付けている
水平旋回軸の周囲には、図示しないタイミングス
イツチを適宜設けており、カム板63が所定の角
度の回転に達したときは、検出信号を出力するよ
うになつている(検出タイミングについては後
述)。このように、タイミングスイツチを設けた
のは、このカム板63の回転角が、装置各部の状
態に対応するためである。
そして、スライド部材56の左端面には、腕6
6,66を設けており、この結果、腕66の左右
動は、スライド部材56と同様の動きとなる。ま
た、前述したローラ65は、第2図に示すよう
に、駆動板67の右端面に当接するようになつて
おり、ローラ65によつて駆動板67を左方に押
すと、ロツド68および爪押板43が、ばね42
の弾性力に逆らつて左方に移動する。
(ホツパ可変機構の構成) ホツパ可変機構を第5図、第6図、第8図によ
り説明する。
本体1の前部には、ホツパ6の側壁を囲むよう
に平面コ字状のフレーム71を配置している。該
フレーム71の両端部には断面L字形の取付板7
1a,71aをねじにより取り付け、該取付板7
1a,71aによつてフレーム71を本体フレー
ム1a,1aの両端部にねじにより固定してい
る。このフレーム71は後述するホツパ可変機構
を支承するものである。このフレーム71の両端
面内側には上下2段で平行に所定間隔離間して配
置したガイドレール72,73を前記ホツパ6の
側壁を挟むように前後に平行に一対架設し、その
両端をナツトで固定する。
一対のガイドレール72,73間には、第5図
及び第6図に示すように、ホツパ6の側壁を挟ん
で対向するように一対のホツパホルダ77,78
を配置する。該ホツパホルダ77,78は平面口
形の枠体で、該枠体には前記ガイドレール72,
73に直角の向きでガイドレール72とガイドレ
ール73との間の中心を通つて枠体を貫通する軸
74a,74bを設ける。該軸74a,74bの
両端には前記一対のガイドレール72,73の間
を転動自在に回転するフランジ付きのローラ7
5,75を取り付ける。軸74a,74bの前面
側(第5図下方向)端部はローラ75から突出し
ている。また、前記枠体には前記一対のガイドレ
ール72,73と対応するフランジ付きのローラ
76,76をねじ軸によつて取り付けている。従
つて一対のホツパホルダ77,78は一対のガイ
ドレール72,73の間を一対のローラ75,7
6によつて移動自在に吊架されている。
ホツパホルダ77の一方側にはナツト79を固
定して取り付けている。ナツト79にはフレーム
71を貫通した段付きのねじ80を螺合してお
り、このねじ80はフレーム71を貫通してフレ
ーム71外に突出し、この突出端にハンドル14
を固着している。ねじ80はフレーム71に軸受
け82及びブツシユ83により回転のみ許し移動
不可能に取り付けている。
また、軸受け82には凹部を形成し、この凹部
にはばね84、ボール85を嵌入している。一
方、ハンドル14の所定箇所には円錐状の穴を形
成し、この穴に前記ボール85を嵌脱可能として
いる。このためハンドル14はその穴にボール8
5が嵌入したとき、ハンドル14に所定以上の回
転力を加えない限り回転を止めることができるよ
うになつている。
ホツパホルダ77,78にはそれぞれこれらホ
ツパホルダ77,78の上部をフランジにより覆
うように主動ホツパ側壁構成体6A1,主動ホツ
パ側壁構成体6A2を取り付けている。主動ホツ
パ側壁構成体6A1と主動ホツパ側壁構成体6A
2とにより主動ホツパ側壁構成体6Aを構成して
いる。
主動ホツパ側壁構成体6A1は、横断面略菱形
の胴部6aの上端に、この胴部6aの上端を閉塞
する矩形のフランジ6bを有する角筒の前記フラ
ンジ6bに平面略菱形で角錐状の凹部6cを形成
したものを、その中央にて縦割りした形状のもの
である。
主動ホツパ側壁構成体6A2は、主動ホツパ側
壁構成体6A1と同一構成のもので、凹部6cが
平面略菱形となるように主動ホツパ側壁構成体6
A1と対称的に配設している。
主動ホツパ側壁構成体6A1、主動ホツパ側壁
構成体6A2の胴部6aの内側にはそれぞれ横断
面略V字形のホツパ側壁構成体6B1、ホツパ側
壁構成体6B2を重ね合わせて固定している。ホ
ツパ側壁構成体6B1、ホツパ側壁構成体6B2
は、主動ホツパ側壁構成体6A1、主動ホツパ側
壁構成体6A2より下方へ突出している。ホツパ
側壁構成体6B1とホツパ側壁構成体6B2とに
よりホツパ側壁構成体6Bを構成している。
また、ホツパ側壁構成体6B1及びホツパ側壁
構成体6B2の内側には、縦断面L字形、横断面
V字形の従動ホツパ側壁構成体6C1,6C2を
ホツパ側壁構成体6B1とホツパ側壁構成体6B
2とが若干離間した状態でこれらホツパ側壁構成
体6B1とホツパ側壁構成体6B2との合わせ目
に垂直部を重ね合わせて、かつ上板部を主動ホツ
パ側壁構成体6A1及び主動ホツパ側壁構成体6
A2のフランジ6bの上に重ね合わせて設けてい
る。従動ホツパ側壁構成体6C1,6C2の各上
板には主動ホツパ側壁構成体6A1、主動ホツパ
側壁構成体6A2の上板の凹部6bに沿い、上板
の凹部6bに重ね合わせて傾斜部6d,6eを形
成している。従動ホツパ側壁構成体6C1と従動
ホツパ側壁構成体6C2とにより従動ホツパ側壁
構成体6Cを構成している。
従動ホツパ側壁構成体6C1、従動ホツパ側壁
構成体6C2の中央上部には第5図及び第8図に
示すように取付部材86を介してアーム87の一
端を取り付けている。
また、一方のガイドレール72,73には、ホ
ルダ88をねじ止め固定し、他方のガイドレール
72,73にもホルダ88をねじ留め固定してい
る。これら各ホルダ88には弾性部材である2枚
の板ばね89,90をガイドレール72,73と
平行に位置させ、かつ互いに平行に離間するよう
にそれらの一端を取り付けている。板ばね89,
90の他端は、2枚の板ばね89,90間にスペ
ーサ91を介在させて前記アーム87の他端に取
り付けている。これにより、ホルダ88、板ばね
89,90、スペーサ91を、これらをこれらの
上方よりみた場合、平行四辺形となるように構成
し、板ばね89,90は通常従動ホツパ側壁構成
体6C1、従動ホツパ側壁構成体6C2をそれぞ
れこれら板ばね89,90側へ引つ張るように構
成している。
フレーム71の中央下部には第7図に示すよう
に取付板92を下垂上に設けている。この取付板
92には、交差した2本のレバー93,94の中
央部を中心軸92aに回動自在に取り付けてい
る。レバー93,94の両端には第6図に示すよ
うに長孔を形成している。レバー93の下端の長
孔はホツパホルダ77の下端に突出して設けたピ
ン95に回動かつ摺動自在に取り付けている。レ
バー93の上端の長孔はホツパホルダ78を貫通
させた軸74bのローラ75よりの突出端に回動
かつ摺動自在に取り付けている。レバー94の下
端の長孔はホツパホルダ78の下端に突出して設
けたピン95に回動かつ摺動自在に取り付けてい
る。レバー94の上端の長孔はホツパホルダ77
を貫通させた軸74aのローラ75よりの突出端
に回動かつ摺動自在に取り付けている。レバー9
3,94は断面コ字形のものである。
また、第8図に示すように前記従動ホツパ側壁
構成体6C2のレバー93,94側には、コ字形
のブラケツト96を主動ホツパ側壁構成体6Aの
下部に位置して取り付けている。ブラケツト96
にはロツド97を上下動自在に取り付けててい
る。このロツド97の加端部には取付部材98を
取り付けている。この取付部材98には補助シユ
ート11を取り付けている。この補助シユート1
1は従動ホツパ側壁構成体6C2に対し摺動自在
としている。取付部材98の上板は本体1の前面
側へ延ばされている。
一方、フレーム71の前面中央にはリミツトス
イツチSW3を取り付け、このリミツトスイツチ
SW3の若干下方にはソレノイド10を、フレー
ム71にブラケツト99を介して取り付けてい
る。ソレノイド10のプランジヤ105の上端は
ソレノイド10がオンしたとき上昇してリミツト
スイツチSW3のアクチエータを押してこのリミ
ツトスイツチSW3をオンさせるようになつてい
る。また、ソレノイド10には、ブラケツト10
2を取り付けている。ブラケツト102の下端に
は揺動レバー103の一端を回動自在に取り付け
ている。揺動レバー103の他端にはローラ10
4を回転自在に取り付けている。また、揺動レバ
ー103の略中間部を、ソレノイド101のブラ
ンジヤ105の下端部に回動自在に取り付け、ロ
ーラ104を取付部材98の上板下面に係合させ
ている。
また、第2図に示すリミツトスイツチSW4
を、一対の挾持爪8,8間の中央部において、袋
7の上端の開口部と対向するように配置し、水平
に渡された間隔板の中央部に取り付けている。こ
のリミツトスイツチSW4は、袋7が送風により
開口すると、この袋7の開口部に押圧されてオン
状態となる。
なお、作業台4の前部に取り付けたランプ15
はソレノイド10がオンし、プランジヤ105が
リミツトスイツチSW3のアクチエータを押し、
リミツトスイツチSW3がオンすると点灯するよ
うになつている。
なお、106は袋7の固定案内板、107は袋
7の可動案内板である。
(実施例の動作) 次に、上述した構成によるこの実施例の動作に
ついて第2図ない第9図により説明する。
始めに、物品(包装品)の大きさ、袋の大きさ
に適するようにホツパ6の口径の大きさを調節す
る必要がある。ホツパ6の口径を大きくするに
は、ハンドル14をこのハンドル14に向かつて
右回り方向に回転させる。すると、ねじ80は移
動せず回転する。従つて、ナツト79がハンドル
81側へ引かれ、一対のガイドレール72,73
間をローラ75,76が回転して移動することに
より、ホツパホルダ77はハンドル14側へ移動
する。するとこのホツパホルダ77の移動に伴
い、ローラ75の軸74aとホツパホルダ77の
下部に取り付けたピン95はレバー93とレバー
94に係合している長孔内をレバー93とレバー
94の先端側に移動するため、レバー93は中心
軸92aを中心に反時計方向に回動し、レバー9
4も同じ角度だけ中心軸92aを中心に時計方向
に回動する。
従つて、ホツパホルダ78はローラ75の軸7
4bとホツパホルダ78の下部のピン95が前記
レバー93,94の他端側の長孔内を先端側に移
動するため一対のローラ75,76が一対のガイ
ドレール72,73に沿つて移動するのでホツパ
ホルダ77と同じ量だけ相反する方向へ移動す
る。従つて、主動ホツパ側壁構成体6A1と主動
ホツパ側壁構成体6A2とが、ひいてはホツパ側
壁構成体6B1とホツパ側壁構成体6B2とがホ
ツパ6から遠ざかる互いに相反する方向に移動す
る。すると、従動ホツパ側壁構成体6C1と従動
ホツパ側壁構成体6C2とがそれぞれ板ばね8
9,90によりこれら板ばね89,90側へ引つ
張られているので、これら板ばね89,90側へ
移動し、これにより第9図に示すようにホツパ6
の口径が大きくなる。
ホツパ6の口径を小さくするには、ハンドル1
4を、このハンドル14に向かつて左回りに回転
させる。すると、ホツパホルダ77,78が共に
ホツパ6に近付く方向に移動し、これに伴い主動
ホツパ側壁構成体6A1と主動ホツパ側壁構成体
6A2とが、ひいてはホツパ側壁構成体6B1と
ホツパ側壁構成体6B2とが互いに近付く方向に
移動し、これによりホツパ側壁構成体6B1、ホ
ツパ側壁構成体6B2に押され、板ばね89,9
0の力に抗して従動ホツパ側壁構成体6C1と従
動ホツパ側壁構成体6C2とが互いに近付く方向
に移動し、従つてホツパ6の口径が小さくなる。
なお、前述のように板ばね89,90、ホルダ
88、スペーサ91を上方からみて平行四辺形に
なるように構成し、これら板ばね89,90によ
り従動ホツパ側壁構成体6C1,6C2を支持し
たのは、従動ホツパ側壁構成体6C1とホツパ側
壁構成体6B1及びホツパ側壁構成体6B2との
係合を常に均一にすると共に、従動ホツパ側壁構
成体6C2とホツパ側壁構成体6B1及びホツパ
側壁構成体6B2との係合面の係合を常に均一に
する(従動ホツパ側壁構成体6C1、従動ホツパ
側壁構成体6C2に回転運動を起こさせて前記係
合面に余分な隙間や押圧力を与えないようにす
る)ためである。
次に、袋7を搬送してホツパ6の下部にセツト
する。以下、これについて説明する。
始めに、挾持爪8,8を開いた状態にしてお
き、この挾持爪8,8間に袋7を搬送する動作を
行う。すなわち、第2図に示すカム板63の回転
位置を、挾持爪8,8が開状態となる位置にし、
この状態のまま、搬送用モータ25を駆動すると
帯状板2がロール2′から引き出されてホツパ6
側に搬送される。可動案内板107は帯状板2を
挾持爪8,8に案内するため左方に降下してい
る。また、上記カム板63の回転位置がその周囲
に設けられているリミツトスイツチ(図示せず)
によつて検出され、このリミツトスイツチの信号
によつて、モータ39が駆動され、切換板34が
第2図に示す上限位置に移動される。したがつ
て、ブロア32の送風は孔部33aから吹き出さ
れ、滑走板20と押え板21との間隙付近に吹き
付けられる。この結果、袋7の上端部は風を含ん
で膨らみ、アクチエータ31が上昇してリミツト
スイツチ30がオンする。そして、リミツトスイ
ツチ30のスイツチ信号に基づいて袋7のつなぎ
目の検出を行い、つなぎ目を検出した時点で帯状
板2の搬送を停止する。この結果、帯状袋2の先
端に有る袋7の上端部のシール位置がヒータ9に
対応した位置に達し、帯状板2の搬送は停止す
る。
次に、モータ57が回転してカム板63を回転
させる。カム板63の回転が進むと、爪押板43
が右方に移動を開始し、この爪押板43が右方に
移動すると、ばね42の弾性力によつて可動爪8
bが右方に付勢され、挾持爪8,8が閉状態にな
る。したがつて、袋7の上端部両端が挾持爪8,
8によつて挾持される。この状態においては、ソ
レノイド10は励磁状態にあり、補助シユート1
1は上限位置にある。また、リミツトスイツチ
SW3はオンし、ランプ15は点灯しており、袋
7内に物品を投入してはいけない状態にあること
を警告している。
次に、モータ57がさらに回転して、スライド
部材56が左方に移動すると、挾持爪8,8が互
いに近接するようになつており、挾持爪8,8が
接近すると袋7の上端部が撓んで開口状態とな
る。この時、可動案内板107は右方へ上動して
いる。袋7の開口を開口検出器(リミツトスイツ
チ)SW4が検出し、ソレノイド10をオフし
て、補助シユート11の先端を袋7の開口に降下
させる。また、挾持爪8,8が接近した状態をカ
ム板63の周囲にあるリミツトスイツチが検出
し、この検出信号によつてモータ39が回転して
孔部33aをふさぐ。この結果、ブロア32の送
風は孔部33bから吹き出し、挾持爪8,8の接
近動作によつて開口している袋7の開口部に吹き
込む。この結果、袋7はより大きく確実に開口
し、その上端部表面がリミツトスイツチSW4の
アクチエータを第2図における左方に移動させ、
リミツトスイツチSW4をオンさせる。
袋7の開口をリミツトスイツチSW4が検出す
ると、ソレノイド10の励磁が解除され、この結
果、第7図及び第8図に示すように補助シユート
11が自重によつて下方に降下し、その下端部が
袋7の開口内に位置し、ホツパ6による物品の袋
7内への投入を確実なものとする。またこのと
き、リミツトスイツチSW3がオフし、ランプ1
5は消灯し袋7内に物品を投入してもよいことを
示す。
また、リミツトスイツチSW4がオンすると、
図示せぬタイマが起動され、このタイマが計時を
終えると、モータ39が再び駆動され、切換板3
4が上限位置に切替わり、この結果、孔部33b
からの送風が停止して、孔部33aからの送風を
再び開始する。
そして、装置の動作は上記状態で一旦停止し、
ここで操作者はホツパ6内に物品を投入する。こ
の結果、物品はホツパ6の内周面に沿つて落下
し、開口している袋7内に収納される。
次に、操作者は袋7内への物品の投入を確認し
た後に、袋7の開口部のシール動作を開始させる
ためのスタートボタン(図示略)を押す。そし
て、スタートボタンが押されると、モータ57が
回転を再開し、これにより、スライド部材56が
右方に移動し、また、このスライド部材56に連
結板55、プツシヤー駆動部材54を介して連動
しているブツシヤー51が右方に移動する。この
時、ソレノイド10が励磁され、これにより、プ
ランジヤ105が上昇し、揺動レバー103、取
付部材98を介して補助シユート11が上昇す
る。すなわち、補助シユート11の下端部がシー
ル位置より上方に移動する。このときリミツトス
イツチSW3のアクチエータはプランジヤ105
の上端によつて押し上げられてオンし、ランプ1
5を点灯してこれ以降、ホツパ6に対する物品の
投入をしないようにとの警告を発する。
そして、スライド部材56が右方に移動する
と、腕66が右方に移動し、この結果、挾持爪
8,8が互いに離間する方向に移動する。このた
め、袋7の上端部は幅方向に引つ張られて閉じる
とともに、上端部が直線状に張られ、この部分の
シワ等が延ばされる。
次に、スライド部材56がさらに右方向に移動
すると、挾持爪8,8がヒータ9側に移動し、袋
7の上端部(シール部分)がヒータ9に接する。
そして、プツシヤー51がさらに右方向に移動し
て袋7の上端部に接すると、袋7の上端部はヒー
タ9とプツシヤー51によつて挾持されるように
なる。また、さらにスライド部材56が右方に移
動すると、プツシヤー駆動部材54は右方に移動
するが、プツシヤー51はヒータ9に当接して移
動が規制されているため、リンク機構に連動して
いるカツタ52と鋸刃53のみが右方に移動し、
これにより、袋のつなぎ目部分のミシン目が切断
されるとともに、シール部分の下方に鋸刃53に
よる穴があけられる。そして、この状態において
ヒータ9に通電が行なわれ、これにより、袋7の
上端部分が熱シールされる。この場合、鋸刃53
によつて袋7のシール部分の下方に穴をあけるの
は、袋7に比較的形状の大きな物品が投入される
場合に、袋7がシール後において空気を含んで膨
らんでしまうことがあるためであり、鋸刃53に
よつてあけた穴によつて、この空気を抜き出すた
めである。また、鋸刃53の突出長を変えること
により、あける穴の大きさを変えることができ
る。なお、袋7内に投入する物品が粉粒体の場合
は、袋7が膨らむ心配もなく、また、あけた穴か
らは粉粒体がこぼれるおそれがあるので、鋸刃5
3は取り付けないようにする。
次いで、カム板63がさらに回転すると、爪押
板43がローラ8cから離間し、これによつて、
挾持爪8,8が開状態となり、熱シール終了後の
袋7が下方に落下し、一連の袋詰め動作が終了す
る。
上述した実施例によれば、袋7内に投入する物
品の大きさ、種類、袋7の大きさに応じてホツパ
6の口径の大きさを調節することができ、これに
より包装作業の能率を大幅に向上させることがで
きると共にホツパ6内に物品が詰まるのを防止す
ることができる。
また、ホツパ6の下方にセツトされた袋7が開
口し、これがリミツトスイツチSW4によつて検
出された時点で、補助シユート11の下降に連動
してランプ15が点灯し、また操作者が物品の投
入作業を終え、シール動作をスタートさせるスタ
ートボタンを押した時点で、補助シユート11の
上昇に連動してランプ15が消灯する。これによ
り、袋7が開口状態となつていない場合において
は、ランプの点灯により袋7内への物品の投入を
挿し控えるべきであるとの警告が行われるので包
装を確実に行うことができ、この点においても袋
詰め作業の能率向上を図ることができる。
なお、帯状板2の終端、すなわち、袋7が無く
なつたことを、リミツトスイツチ30によつて検
出し、袋7が無くなつた時点以降、ランプ15を
点灯状態に維持するようにしてもよい。
なお、前記実施例においては、ホツパ6の横断
面形状を菱形としたが、これに限られることな
く、例えば第10図に示すように、主動ホツパ側
壁構成体111と主動ホツパ側壁構成体112と
従動ホツパ側壁構成体113とを、断面三角形状
の角筒に形成し、主動ホツパ側壁構成体111と
主動ホツパ側壁構成体112とを、逆ねじを有す
るねじ棒114を介してモータ115により同図
に示す矢印方向に相対移動させ、このとき、ばね
116により従動ホツパ側壁構成体113を固定
部117側に移動させるようにしてもよい。
また、第11図に示すように、従動ホツパ側壁
構成体121と従動ホツパ側壁構成体122と主
動ホツパ側壁構成体123とを断面三角形状の角
筒に形成し、従動ホツパ側壁構成体121と従動
ホツパ側壁構成体122とを固定ホツパ側壁構成
体124に沿わせて、ばね125、ばね126に
より固定部127側に付勢し、主動ホツパ側壁構
成体123を第10図に示す逆ねじの片側のねじ
のみを有するねじ棒114とモータ115による
駆動手段とによつて第11図に示す矢印方向に移
動させるようにしてもよい。
また、第12図に示すように、従動ホツパ側壁
構成体131、従動ホツパ側壁構成体132、主
動ホツパ側壁構成体133、主動ホツパ側壁構成
体134を断面四角形に形成し、ばね135、ば
ね136により従動ホツパ側壁構成体131、従
動ホツパ側壁構成体132を固定部137側に付
勢し、主動ホツパ側壁構成体133、主動ホツパ
側壁構成体134を第10図に示す逆ねじを有す
るねじ棒114とモータ115による駆動手段と
によつて第12図に示す矢印方向に移動させるよ
うにしてもよい。
また、第13図に示すように、略コ字形の主動
ホツパ側壁構成体141、主動ホツパ側壁構成体
142、従動ホツパ側壁構成体143及び固定ホ
ツパ側壁構成体144を角筒状に形成し、従動ホ
ツパ側壁構成体143をばね145により固定部
146側へ付勢し、主動ホツパ側壁構成体141
と主動ホツパ側壁構成体142とをねじ軸147
を回転させることにより同図に示す矢印方向に移
動させるようにしてもよい。
また、第14図及び第15図に示すように、笠
形の主動ホツパ側壁構成体151、主動ホツパ側
壁構成体152、従動ホツパ側壁構成体153、
従動ホツパ側壁構成体154を断面多角形状に形
成し、板ばね155、板ばね156により従動ホ
ツパ側壁構成体153、従動ホツパ側壁構成体1
54をそれぞれ外側へ付勢し、互いにかみ合うギ
ア157を回転させることにより主動ホツパ側壁
構成体151、主動ホツパ側壁構成体152を、
レバー158、レバー159を介して互いに外側
に移動させるようにしてもよい。
また、前記第1の実施例においては、主動ホツ
パ側壁構成体6A1、主動ホツパ側壁構成体6A
2、従動ホツパ側壁構成体6C1、従動ホツパ側
壁構成体6C2を同時に移動させたが、これに限
られることなく、順次移動させるようにしてもよ
く、袋幅検出手段を設け、袋幅に対応させてホツ
パの口径を電気的に変えるようにすることもでき
る。
また、前記第1の実施例においては、特にホツ
パの大きさを示す目盛りを付してはいないが、袋
の大きさに対応してホツパの大きさを示す目盛り
を所定箇所に付すと便利である。
また、補助シユート11を袋7の大きさに対応
させて幅方向に可変するようにすると物品の投入
がさらに確実となる。
また、前記第1の実施例においては、この考案
を包装機に適用した例について説明したが、これ
に限られることなく、粉末充填機等、他の機器に
適用してもよいのはもちろんのことである。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、少な
くとも3体以上のホツパ側壁構成体を有し、該各
ホツパ側壁構成体の隣接するもの同士の各端壁を
重ね合わせて角筒状体を形成し、かつ各ホツパ側
壁構成体を、各端壁を重ね合せた状態を維持しつ
つ相対移動自在とし、該ホツパ側壁構成体は、少
なくとも3体以上が、交差する方向に向けられて
連続する少なくとも2平面壁を有する可動ホツパ
側壁構成体であり、該可動ホツパ側壁構成体は少
なくとも1つの主動ホツパ側壁構成体と他の従動
ホツパ側壁構成体とからなり、この主動ホツパ側
壁構成体を移動させる手動又は電動の移動手段
と、前記従動ホツパ側壁構成体を開方向へ付勢す
る弾性部材とを備え、前記移動手段による前記主
動ホツパ側壁構成体の移動にともなつて、前記弾
性部材による付勢又は付勢に抗して前記従動ホツ
パ側壁構成体を移動させ、前記角筒状体の口径を
変える構成のものであるからホツパ内に投入すべ
き物品の大きさ、種類、ホツパの下部にとりつけ
る袋等の物品収容器の大きさに応じて各ホツパ側
壁構成体を移動させ、ホツパの口径を変えること
がてきるので、物品の大きさ、種類、物品収容器
の大きさに応じて種々のホツパを予めストツクし
ておく必要がなくなり、ホツパを包装機等の機械
類に取り付け、取り外しするときの手間を省くこ
とができ、作業能率を大幅に向上させることがで
き、経済的である。
また、ホツパへ投入する物品の大きさ、種類、
あるいはホツパへ取り付ける袋等の物品収容器を
特定する必要がなくなり汎用性に優れ、ホツパの
形状が角筒状でホツパの上部と下部の口径が同一
であるので、ホツパへの投入物品がホツパ内に詰
まるのを防止することができる。
しかも、前記ホツパの口径の変更においては、
ホツパ側壁構成体が2方向とその逆方向に移動可
能とされているので、物品が詰まりにくい形で開
口面積を大きくすることができ、さらに角筒状体
を形成するホツパ側壁構成体のうち少なくとも一
つの主動ホツパ側壁構成体を移動させれば弾性部
材の作用により、その他の従動ホツパ側壁構成体
をも同時に移動させることができ、構造が簡単で
作業性がよい。
また、特にホツパ内に詰まり易い物品において
も、この物品の投入過程においてホツパの口径を
大小繰り返して変化させることにより、ホツパ内
に詰まることなく容易にホツパを通過させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の外観を示す斜視
図、第2図は同実施例の一部省略側断面図、第3
図は同実施例の一部省略平面図、第4図は同実施
例の一部省略正面図、第5図は同実施例の一部切
欠横断面図、第6図は同実施例の一部省略縦断正
面図、第7図は同実施例の一部の縦断側面図、第
8図は同実施例の一部の縦断側面図、第9図は同
実施例の一部切欠横断平面図、第10図ないし第
14図はそれぞれこの考案の他の実施例を示す概
略平面図、第15図は第14図のA矢視図であ
る。 主動ホツパ側壁構成体……6A,6A1,6A
2,111,112,123,133,134,
141,142,151,152、従動ホツパ側
壁構成体……6C,6C1,6C2,113,1
21,122,131,132,143,15
3,154、ホツパ側壁構成体……6B、固定ホ
ツパ側壁構成体……124,144、7……袋、
8……挾持爪、9……ヒータ、10……ソレノイ
ド、11……補助シユート、14……ハンドル、
32……ブロワ、33……送風ダクト、39,5
7……モータ、43……爪押板、52……カツ
タ、53……鋸刃、72,73……ガイドレー
ル、75,76……ローラ、77,78……ホツ
パホルダ、80……ねじ、89,90……板ば
ね、93,94……レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも3体以上のホツパ側壁構成体を有
    し、該各ホツパ側壁構成体の隣接するもの同士
    の各端壁を重ね合わせて角筒状体を形成し、か
    つ各ホツパ側壁構成体を、各端壁を重ね合せた
    状態を維持しつつ相対移動自在とし、 該ホツパ側壁構成体は、少なくとも3体以上
    が、交差する方向に向けられて連続する少なく
    とも2平面壁を有する可動ホツパ側壁構成体で
    あり、 該可動ホツパ側壁構成体は少なくとも1つの
    主動ホツパ側壁構成体と他の従動ホツパ側壁構
    成体とからなり、この主動ホツパ側壁構成体を
    移動させる手動又は電動の移動手段と、前記従
    動ホツパ側壁構成体を開方向へ付勢する弾性部
    材とを備え、前記移動手段による前記主動ホツ
    パ側壁構成体の移動にともなつて、前記弾性部
    材による付勢又は付勢に抗して前記従動ホツパ
    側壁構成体を移動させ、前記角筒状体の口径を
    変えることを特徴とする可変ホツパ。 (2) 前記ホツパ側壁構成体は4体からなり、これ
    らのホツパ側壁構成体は、1つの固定された固
    定ホツパ側壁構成体と、この固定ホツパ側壁構
    成体の両端壁に対して移動自在の2つの主動ホ
    ツパ側壁構成体と、この2つの主動ホツパ側壁
    構成体とともに移動する1つの従動ホツパ側壁
    構成体と、前記2つの主動ホツパ側壁構成体を
    同時に移動させる手動又は電動の移動手段と、
    前記従動ホツパ側壁構成体を開方向へ付勢する
    弾性部材とを備え、前記移動手段による前記2
    つの主動ホツパ側壁構成体の移動にともなつて
    前記従動ホツパ側壁構成体を移動させ、前記角
    筒状体の口径を変えることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の可変ホツパ。 (3) 前記ホツパ側壁構成体は4体からなり、これ
    らのホツパ側壁構成体は、1つの固定された固
    定ホツパ側壁構成体と、この固形ホツパ側壁構
    成体の両端壁に対して移動自在の2つの従動ホ
    ツパ側壁構成体と、この2つの従動ホツパ側壁
    構成体を移動させる1つの主動ホツパ側壁構成
    体と、該主動ホツパ側壁構成体を移動させる手
    動又は電動の移動手段と、前記従動ホツパ側壁
    構成体を開方向へ付勢する弾性部材とを備え、
    前記移動手段による主動ホツパ側壁構成体の移
    動にともなつて前記2つの従動ホツパ側壁構成
    体を移動させ、前記角筒状体の口径を変えるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の可変ホツパ。
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