JPH04174141A - 分割式防水パン - Google Patents

分割式防水パン

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JPH04174141A
JPH04174141A JP29956790A JP29956790A JPH04174141A JP H04174141 A JPH04174141 A JP H04174141A JP 29956790 A JP29956790 A JP 29956790A JP 29956790 A JP29956790 A JP 29956790A JP H04174141 A JPH04174141 A JP H04174141A
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pan
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Shinichi Hirai
伸一 平井
Akira Ota
明良 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は洗い場側の防水パンと浴槽側の防水パンとが別
体とされた浴室用の分割式防水パンに関する。
[従来の技術] 浴室の防水パンが大形化すると、製造設備が大形化する
ばかりでなく運搬や施工現場への搬入も難しくなる。
そこで、特開平1−235737号公報に、洗い場側の
防水パンと浴槽側の防水パンとを別体とし、これらの防
水パンを施工現場にて連結して浴室用防水パンを完成す
るようにした分割式防水パンが提案された。
特開平1−235737号にて具体的に開示された分割
式防水パンは、浴槽側の防水パンを先に設置し、洗い場
側の防水パンを後から設置し、洗い場側の防水パンの一
側辺部分を浴槽側の防水パンの一側辺部分に対し上方か
ら重ね合せるよう構成されたものである。
[発明が解決しようとする課B] このように浴槽側の防水パンを先に設置するタイプの分
割式防水パンにおいては次のような問題があった。
■ 洗い場側の防水パンと浴槽側防水パンの重量を比べ
ると、洗い場側の防水パンの方が重い。
そのため、軽量の浴槽側防水パンを先に設置し、その後
から、重量の大きな洗い場側防水パンを浴室内に搬入し
、レベル出ししながら洗い場側防水パンの一側辺部分を
浴槽側防水パンの一側辺部分の上に重ねる作業が必要と
なり、施工がかなり一面倒になり、しかも大労力を要す
る。
■ 洗い場側の防水パンの一側辺部分が浴槽側の防水パ
ンの一側辺部分に水密的に結合される必要があるから、
−側辺部分同志の位置合せは正確に行なう必要があるの
であるが、洗い場側の防水パンは浴室の出入口に対して
も正規高さになるようレベル出しされる必要がある。こ
のように、浴槽側防水パンと出入口の双方に対する位置
合せを配慮しながら洗い場防水パンの設置施工を行なう
必要があるところから、施工に手間取る。
■ 浴槽側の防水パンに浴槽の満水荷重が加えられると
、浴槽側防水パンの前記−側辺部分へは下向きに、即ち
洗い場側の防水パンの一側辺部分から離反する方向に荷
重が負荷されることになる。この結果、両防水パンの継
目の水密性が早期に損なわれるおそれが強い。
■ 特に、中級ないし高級タイプの防水パンは洗い場に
タイル張りすることが普通であるが、かかるタイル張り
防水パンは重量がぎわめて大きい。(タイル張りされた
洗い場側防水パンはしばしば80kgにも達する。これ
に対し、浴槽側の防水パンは高々30kg程度である。
)このため、タイル張りされた防水パンにおいては上記
の各問題点が一層顕著になる。
また、特開平1−235737号の分割式防水パンは、
排水トラップが浴槽側の防水パンに設けられているため
、洗い場側の防水パンの床面上の水が洗い場側防水パン
と浴槽側防水パンとの継目部分を横断して排水トラップ
に到るようになる。
このため、該継目部分から漏水し易いという問題があフ
た。
[課題を解決するための手段] 本発明の分割式防水パンは、浴室用の防水パンであって
、浴槽側の防水パンと洗い場側の防水パンとがそれぞれ
別体とされ、浴槽側の防水パンの一側辺部分(結合辺部
分)と洗い場側の防水パンの一側辺部分(結合辺部分)
とが結合される分割式防水パンにおいて、該浴槽側の防
水パンの一側辺部分は洗い場側の防水パンの一側辺部分
に対し上方から係合可能とされており、かつ排水トラッ
プが洗い場側の防水パンに設けられていることを特徴と
するものである。
[作用コ 本発明の分割式防水パンでは、洗い場側防水パンが浴槽
側防水パンの下側となるように、又は側方から突幹合さ
れるように両防水パンが結合される。従って、重量の大
きい洗い場側防水パンを先に設置施工し、軽量な浴槽側
防水パンを後から設置施工することができる。
また、浴槽側防水パンの一側辺部分が洗い場側防水パン
の一側辺部分の上側に重なるようにしたので、両防水パ
ンが結合されて施工が完了した後、浴槽側防水パンに浴
槽の満水荷重が加えられると、浴槽側防水パンの一側辺
部分に加えられる下向き荷重は、該−側辺部分を洗い場
側防水パンの一側辺部分に押し付けるように作用する。
このため、両防水パンの継目部分の水密性が長期間にわ
たって良好なものとなる。
本発明の分割式防水パンによると、洗い場側防水パンの
床面上の水は、当該洗い場側防水パンに設けられた排水
トラップから排水されるものであり、洗い場側防水パン
と浴槽側防水パンとの継目の部分を横断しない。従って
、この継目からの漏水が防止される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る分割式防水パンの平面図
、第2図及び第3図は洗い場側防水パン10と浴槽側防
水パン12とを結合した状態における第1図のII −
II線並びにIII −III線に沿う断面図である。
また、第4図は両防水パン1o、12を結合した状態に
おける平面図、第5図は第4図のV−V線に沿う施工説
明断面図である。
洗い場側防水パン10は、その三側辺部に壁パネル載置
部14が設けられ、残りの一側辺部分が浴槽側防水パン
12と結合される結合辺部分16となっている。なお、
壁パネル載置部14は洗い場の床面18から所要高さ立
ち上っており、第1図の符号20ばこの立ち上り部を示
している。本実施例では、この洗い場の床面18はタイ
ル張りされている。
この洗い場側防水パン10の結合辺部分16の端部には
排水用凹部22が設けられ、該排水用凹部22の底面部
分にトラップ孔24が穿設されている。
前記結合辺部分16は、床面18から立ち上がる立ち上
り部26と、該立ち上り部26の上端から水平に延設さ
れた水平部28と、この水平部28の先端から上方に立
ち上げられた起立片30とを有している。なお、前記排
水用凹部22の部分にあっては、立ち上り部26は設け
られておらず、結合辺部分16は排水用凹部22の底部
近傍まで延在する開口部32となっている。なお、この
開口部32の底辺部分には起立片34が設けられている
浴槽側防水パン12は、その三側辺部分に壁パネル載置
部36が設けられており、残りの一側辺部分が前記洗い
場側防水パン10と結合される結合辺部分38となって
いる。なお、壁パネル載置部36は浴槽側防水パン12
の底面部分よりも所要距離上方に立ち上げられており、
第1図の符号40はこの立ち上り部を示している。
結合辺部分38は、浴槽側防水パン12の底面39から
立ち上がる立ち上り部42と、該立ち上り部42の上辺
からまず水平に延在され、次いで下向咎に折り返された
形状の下向ぎのコ字形状部44とを有している。なお、
この立ち上り部42は前記排水用凹部22に対面する部
分においては設けられておらず、前記開口部32と対応
して開口部46が設けられている。なお、この開口部4
6の底辺部分には、前記起立片34を跨ぎ得るように舌
片部48が設けられている。
この浴槽側防水パン12には床下作業用の開口50が設
けられており、この開口5oはfl 50 aにて被わ
れている。
これらの防水パン10.12を施工するには、先ず洗い
場側防水パン10を浴室の躯体床面51上に設置する。
本実施例では、複数本のステー52と、該ステー52に
支承されたフレーム54とを用いてまず洗い場側防水パ
ン10を設置している。この洗い場側防水パン10を設
置するには、浴室の出入口(図示略)とのレベルを合わ
せるように高さ調整して該防水パン10の設置施工を行
なう。なお、この防水パン10の施工の前、途中又は後
に排水トラップ58をトラップ孔24に取り付ける。
洗い場側防水パン10の設置施工を行なフた後、浴室内
に浴槽側防水パン12を搬入し、その結合辺部分38が
洗い場側防水パンの結合辺部分16の上側に重なるよう
に該防水パン12の設置施工を行なう。本実施例では、
洗い場側防水パン10と同様にステー52及びフレーム
54を用いて該防水パン12の設置施工を行なっている
結合辺部分38は、結合辺部分16に対し上方から係合
されるのであるが、この際、第2.3図に明瞭に示され
るように、下向きのコ字形状部44が起立片30を呑み
込むように、また舌片部48が起立片34を跨ぐように
防水パン12の設置施工を行なう6コ字形状部44が起
立片3oを呑み込むように防水パン12を設置した後、
第3図に示す如くコ字形状部44の垂下片44a及び起
立片30を刺し通すようにしてビス56を打ち込み、両
防水パン10.12を連結する。
上記のようにして防水パン10.12の設置施工を行な
った後、第5図の如く、浴槽側防水パン12の上に浴4
!y60を設置し、壁パネル載置部14.36の上に壁
パネル62を立設する。なお、浴槽60のエプロン部分
にはエプロンカバー64を取り付ける。
上記のように、本実施例ではタイル張りされた重量の大
きな洗い場側防水パン10を先に設置し、後から軽量な
浴槽側防水パン12を設置しているから、洗い場側防水
パンの設置施工を極めて容易に行なうことができる。即
ち、該洗い場側防水パン10を設置する場合、その高さ
調節は該洗い場側防水パン10と浴室の出入口との高さ
合せが正しくなるように配慮するだけでよく、浴槽側防
水パン12との高さの取り合わせはもっばら浴槽側防水
パン12の高さ調節にて対応できるにのため、重量の大
ぎな洗い場側防水パン10の高さ調節作業が極めて簡単
であり、設置作業の迅速化が図れる。
また、浴[60の満水重量が浴槽側防水パン12に加え
られると、浴槽側防水パンのコ字形状部44は洗い場側
防水パンの立ち上り部26の水平部28に下向きに押し
付けられる。従って、浴槽60の満水荷重は継目部分の
水密性を高める方向に作用するので、両防水パン10.
12の継目部分の水密性が長期間にわたって良好なもの
となる。
本実施例にあっては、トラップ5Bが洗い場側防水パン
10に設けられている。従)て、洗い場側防水パン10
の床面18上の水は、そのまま排水トラップ58に流れ
込んで排出されるようになり、防水パン10.12同志
の継目部分を横断しないから、防水パン1゛0.12の
継目からの漏水が確実に防止される。
また、浴槽側防水パン12の設置施工に先立ってトラッ
プ孔24にトラップ58を取り付け、且つ洗い場側防水
パン10の下側における排水管の設置作業を行なうこと
ができる。このため、排水管の施工が極めて容易に行な
える。
特に、本実施例にあフては、浴槽側防水パン12の開口
部46の舌片部48が洗い場側防水パン10の間口部3
2の起立片34を跨いでいるので、浴槽側防水パン12
の床面39上の水が両防水パン10.12の継目部分か
ら漏水することも確実に防止される。
[発明の効果] 以上の通り、本発明の分割式防水パンは重量の大きな洗
い場側防水パンを先に設置施工し、軽量な浴槽側防水パ
ンを後から設置施工することができ、施工の労力が少な
いと共に、洗い場側防水パンの高さ調整が極めて簡単に
行なえ、施工効率が極めて良好である。
本発明においては、浴槽側防水パンの結合辺部分を洗い
場側防水パンの結合辺部分に上方から重ねるように構成
したので、両防水パンの継目部分の水密性が長期間にわ
たって極めて良好なものとなる。
本発明では、排水トラップを洗い場側防水パンに設けた
ので、洗い場側防水パンの床面上の水がそのまま排水ト
ラップに流入して排出される。このため洗い場側防水パ
ンと浴槽側肋木パンとの継目部分からの漏水が確実に防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る分割式防水パンの要部平
面図、第2図は第1図のII −II線に沿う断面図、
第3図は第1図のIII −III線に沿う断面図であ
る。第4図は分割式防水パンの結合状態における平面図
、第5図は第4図のv−v#i!に沿う断面図である。 10・・・洗い場側防水パン、 12・・・浴槽側防水パン、 !6・・・結合辺部分、  22・・・排水用凹部、2
4・・・トラップ孔、 38・・・結合辺部分、42・
・・立ち上り部。 特許出願人 株式会社イナックス 代理人 弁理士  重 野  剛 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浴室用の防水パンであって、浴槽側の防水パンと
    洗い場側の防水パンとがそれぞれ別体とされ、浴槽側の
    防水パンの一側辺部分と洗い場側の防水パンの一側辺部
    分とが結合される分割式防水パンにおいて、 該浴槽側の防水パンの一側辺部分は洗い場側の防水パン
    の一側辺部分に対し上方から係合可能とされており、か
    つ排水トラップが洗い場側の防水パンに設けられている
    ことを特徴とする分割式防水パン。
JP2299567A 1990-11-05 1990-11-05 分割式防水パン Expired - Lifetime JP2605951B2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017243U (ja) * 1973-06-12 1975-02-24
JPS5223874U (ja) * 1975-08-07 1977-02-19
JPS5559779U (ja) * 1978-10-19 1980-04-23
JPS6075018A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電器産業株式会社 洗い場付浴槽の製造方法
JPH029190U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22

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