JPH0417244A - 平板型陰極線管表示装置 - Google Patents
平板型陰極線管表示装置Info
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- JPH0417244A JPH0417244A JP11860990A JP11860990A JPH0417244A JP H0417244 A JPH0417244 A JP H0417244A JP 11860990 A JP11860990 A JP 11860990A JP 11860990 A JP11860990 A JP 11860990A JP H0417244 A JPH0417244 A JP H0417244A
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、文字、グラフィック表示を行なうのに用いら
れる平板型陰極線管表示装置に関し特に複数の電子ビー
ムを偏向することによって複数枚の所定の小表示領域を
走査し、これらの複数の表示領域を継ぎ合わせて1枚の
画像を表示するようにした平板y!l!陰極線管表示装
置の改良に関するものである。
れる平板型陰極線管表示装置に関し特に複数の電子ビー
ムを偏向することによって複数枚の所定の小表示領域を
走査し、これらの複数の表示領域を継ぎ合わせて1枚の
画像を表示するようにした平板y!l!陰極線管表示装
置の改良に関するものである。
本出願人は、先に、線状陰極から発生する複数の電子ビ
ームを偏向走査して画像を表示するようにした平板型陰
極線管表示装置を提案している(特願平1−18247
1)。
ームを偏向走査して画像を表示するようにした平板型陰
極線管表示装置を提案している(特願平1−18247
1)。
この表示波δの組成及び動作原理なrl?j単に説説明
すると、この表示装置は、第1図に示すように、所定の
間隔を保って相互に平行に配置された複数本の線状陰極
12から成る電子源14と、背面板16側に配置されて
線状陰極12と直交して設けられる水平制御電極18と
、各線状陰極12を挟むようにして水平制御電極18に
近接して設けられた垂直制御電極20と、線状陰極12
を挟むように設けられた1対の垂直偏向電極24と、複
数の線状陰極12によって構成される面に対向した位置
に配置され陽極がメタルバックされた蛍光体膜26を有
する透明絶縁材料から作られた正面板28から成ってい
る。水平制御電極18と垂直制御電極20とは、電子源
14から電子ビームを選択的に取出す働きを有し、また
垂直偏向電極24はこのようにして取出された電子ビー
ムを偏向する働きを有し、これらの電極によってビーム
偏向走査手段を構成している。
すると、この表示装置は、第1図に示すように、所定の
間隔を保って相互に平行に配置された複数本の線状陰極
12から成る電子源14と、背面板16側に配置されて
線状陰極12と直交して設けられる水平制御電極18と
、各線状陰極12を挟むようにして水平制御電極18に
近接して設けられた垂直制御電極20と、線状陰極12
を挟むように設けられた1対の垂直偏向電極24と、複
数の線状陰極12によって構成される面に対向した位置
に配置され陽極がメタルバックされた蛍光体膜26を有
する透明絶縁材料から作られた正面板28から成ってい
る。水平制御電極18と垂直制御電極20とは、電子源
14から電子ビームを選択的に取出す働きを有し、また
垂直偏向電極24はこのようにして取出された電子ビー
ムを偏向する働きを有し、これらの電極によってビーム
偏向走査手段を構成している。
尚、第1図においては、説明を明確にするために正面板
28及び背面板16の外には電極のみ示し、正面板2B
及び背面板16を除いて外囲器、ゲッタ等表示装置の構
成を示すのに直接必要でない部品等は省略されている。
28及び背面板16の外には電極のみ示し、正面板2B
及び背面板16を除いて外囲器、ゲッタ等表示装置の構
成を示すのに直接必要でない部品等は省略されている。
また1図面では垂直偏向電極24は、1対の偏向電極の
うち陰極12を挟まないで直接隣接する偏向電極は一体
化されている。
うち陰極12を挟まないで直接隣接する偏向電極は一体
化されている。
上記構成部材及びその機能について説明すると、陰極1
2は、例えば、直径数十pmのタングステン細線に直接
(Ba、Sr、Ca)O等の電子放射性物質を被覆する
直熱型陰極とするか、アルミナ等の耐熱性絶縁材料を被
覆したタングステン細線から成るヒータ線とこのヒータ
線を覆うように設けられ電子放射性物質が被覆されたニ
ッケルスリーブ等とから成る傍熱型陰極とすることがで
きる。直熱型陰極の場合には直接通電することによって
、また傍熱型陰極の場合には内蔵されたヒータ線に通電
することによって、陰極は電子放射温度である600−
800℃に加熱されている。傍熱型陰極の場合には陰極
への通電は常時または適宜の時間性なわれ、一方、直熱
型陰極の場合には所定の陰極が選択されてビーム放射を
行なうときには一時的にヒータ電流を遮断する等の手段
によフて他の複数の電極に対する電位を陰極長手方向に
わたって等電位にすることが行なわれる。尚、第1図で
は図面を簡単にするために直熱型陰極が示されている。
2は、例えば、直径数十pmのタングステン細線に直接
(Ba、Sr、Ca)O等の電子放射性物質を被覆する
直熱型陰極とするか、アルミナ等の耐熱性絶縁材料を被
覆したタングステン細線から成るヒータ線とこのヒータ
線を覆うように設けられ電子放射性物質が被覆されたニ
ッケルスリーブ等とから成る傍熱型陰極とすることがで
きる。直熱型陰極の場合には直接通電することによって
、また傍熱型陰極の場合には内蔵されたヒータ線に通電
することによって、陰極は電子放射温度である600−
800℃に加熱されている。傍熱型陰極の場合には陰極
への通電は常時または適宜の時間性なわれ、一方、直熱
型陰極の場合には所定の陰極が選択されてビーム放射を
行なうときには一時的にヒータ電流を遮断する等の手段
によフて他の複数の電極に対する電位を陰極長手方向に
わたって等電位にすることが行なわれる。尚、第1図で
は図面を簡単にするために直熱型陰極が示されている。
垂直制御電極20は、陰極12の近傍に陰極12の張架
方向と同一方向に配置された1つまたは複数の電極から
成り、これに正或は負の電位を印加することによって、
電子ビームを放射する陰極12を選択する働きを有する
。
方向と同一方向に配置された1つまたは複数の電極から
成り、これに正或は負の電位を印加することによって、
電子ビームを放射する陰極12を選択する働きを有する
。
垂直偏向電極24は、陰極12を挟むように配置され、
正面板28のスクリーン面に対してほぼ平行なうンド部
24aと陰極12に向かって傾斜した構成、或は模型構
成、更にはスクリーン面にほぼ垂直な構成の偏向部24
bとを有する金属電極または正面板28にほぼ垂直方向
に設けられた絶縁基板に金属板または膜を形成して構成
された電極から成り、陰極12から取出された電子を集
束すると共に垂直方向に偏向し正面板28の上に設けら
れた蛍光体スクリーンの所定のラスク領域aを偏向走査
する働きを有する。
正面板28のスクリーン面に対してほぼ平行なうンド部
24aと陰極12に向かって傾斜した構成、或は模型構
成、更にはスクリーン面にほぼ垂直な構成の偏向部24
bとを有する金属電極または正面板28にほぼ垂直方向
に設けられた絶縁基板に金属板または膜を形成して構成
された電極から成り、陰極12から取出された電子を集
束すると共に垂直方向に偏向し正面板28の上に設けら
れた蛍光体スクリーンの所定のラスク領域aを偏向走査
する働きを有する。
水平制御電極18は、背面板16上に陰極12の張架方
向に直交して配置され、水平解像度とほぼ同等の数にし
て垂直方向に分割されており、陰極12から取出される
複数の電子ビームbを水平方向に制御する働きを有する
。この水平制御l電極18は、基本的には、背面板16
上に金属または導電性物質を蒸着するかまたはエツチン
グされた電極片を配置することによって構成される。
向に直交して配置され、水平解像度とほぼ同等の数にし
て垂直方向に分割されており、陰極12から取出される
複数の電子ビームbを水平方向に制御する働きを有する
。この水平制御l電極18は、基本的には、背面板16
上に金属または導電性物質を蒸着するかまたはエツチン
グされた電極片を配置することによって構成される。
正面板28は、複数の陰極12によって構成される平面
に対してほぼ平行にこの陰極面に対向して設けられたガ
ラス等の透明絶縁材料から成り、陽極が一体化された蛍
光体膜26はこの正面板28の上に設けられている。
に対してほぼ平行にこの陰極面に対向して設けられたガ
ラス等の透明絶縁材料から成り、陽極が一体化された蛍
光体膜26はこの正面板28の上に設けられている。
次に、この表示装置の駆動方法及び動作を説すIすると
、陰極12.垂直側if電極20及び垂直偏向電極24
の組が走査電極を構成し、一方水平制御電極18がデー
タ電極を構成し、この走査電極、データ電極を用いて線
順次走査を行うことによって任意の画像を表示する。
、陰極12.垂直側if電極20及び垂直偏向電極24
の組が走査電極を構成し、一方水平制御電極18がデー
タ電極を構成し、この走査電極、データ電極を用いて線
順次走査を行うことによって任意の画像を表示する。
即ち、例えば、第1図のスクリーン面に点線て示される
複数の小領域(偏向領域)a’HIlぎ合せてスクリー
ン面に画像を表示するが、その電子ビーム走査は、先ず
、スクリーン面の最上端の垂直制御電極20の電位をほ
ぼ陰極電位と等しくシ、一方、残りの2番目の領域から
最下端の領域の水平制御電極1Bを充分深い負電位にす
ることによって、最上端の陰極のみから電子を引き出し
、その直後に陰極12を挟むようにして配置されている
1対の垂直偏向電極24の片側に漸増する調波1階段状
または三角波状の電圧を印加し、また陰極12を挟んで
対向する偏向電極24に漸減する電圧を印加することに
よってスクリーン上の最上端の領域を偏向走査する0次
に、最上端から2番目の領域に対応する陰極12が選択
され、上記と同様にして偏向走査され、以下3番目、4
番目(最下端)の領域を順次走査してlフレームが構成
される。
複数の小領域(偏向領域)a’HIlぎ合せてスクリー
ン面に画像を表示するが、その電子ビーム走査は、先ず
、スクリーン面の最上端の垂直制御電極20の電位をほ
ぼ陰極電位と等しくシ、一方、残りの2番目の領域から
最下端の領域の水平制御電極1Bを充分深い負電位にす
ることによって、最上端の陰極のみから電子を引き出し
、その直後に陰極12を挟むようにして配置されている
1対の垂直偏向電極24の片側に漸増する調波1階段状
または三角波状の電圧を印加し、また陰極12を挟んで
対向する偏向電極24に漸減する電圧を印加することに
よってスクリーン上の最上端の領域を偏向走査する0次
に、最上端から2番目の領域に対応する陰極12が選択
され、上記と同様にして偏向走査され、以下3番目、4
番目(最下端)の領域を順次走査してlフレームが構成
される。
また、各領域aの走査のタイミングに同期して水平制御
電極18に映像信号が送られる。即ち、例えば、各偏向
小領域を6画素行に対応する6段階に偏向走査する際に
は、電子ビームが偏向走査されて所定の各画素行を電子
ビームが走査するタイミングにおいて水平制御電極1B
。
電極18に映像信号が送られる。即ち、例えば、各偏向
小領域を6画素行に対応する6段階に偏向走査する際に
は、電子ビームが偏向走査されて所定の各画素行を電子
ビームが走査するタイミングにおいて水平制御電極1B
。
陰極12及び垂直制御電極20の少なくとも1つが変調
されて画像を表示するものである。
されて画像を表示するものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の表示装置においては次の問題点か
あった。
あった。
(1)広角偏向位置においてビーム収差が発生する問題
点がある。
点がある。
上記装置においては電子ビームは陰極12の近傍で陽極
に向かって高いエネルギーを持たないまま偏向電極24
で広角に偏向することによって偏向感度を高くする方式
を採用しているが、このような広角偏向方式を採用する
場合には、偏向電極24、垂直制御電極20等に適当な
バイアス電圧を与えることによって電子ビームの集束を
充分にかけても、スクリーン面上の各表示領域の境界付
近の広角偏向位置においては集束しきれないビームの収
差が多く、これを除去するのが困難であり、従って第2
図に模式的に示されるように、蛍光体膜26かカラーで
ある場合には、複数の蛍光体ドツトを電子ビームが照射
することになり混色現象を生じ、また蛍光体膜26が白
黒である場合には、高精細度の画像表示かできないでシ
ャープな輪郭を得ることができない等の問題点が生ずる
。
に向かって高いエネルギーを持たないまま偏向電極24
で広角に偏向することによって偏向感度を高くする方式
を採用しているが、このような広角偏向方式を採用する
場合には、偏向電極24、垂直制御電極20等に適当な
バイアス電圧を与えることによって電子ビームの集束を
充分にかけても、スクリーン面上の各表示領域の境界付
近の広角偏向位置においては集束しきれないビームの収
差が多く、これを除去するのが困難であり、従って第2
図に模式的に示されるように、蛍光体膜26かカラーで
ある場合には、複数の蛍光体ドツトを電子ビームが照射
することになり混色現象を生じ、また蛍光体膜26が白
黒である場合には、高精細度の画像表示かできないでシ
ャープな輪郭を得ることができない等の問題点が生ずる
。
(2)偏向時の電子ビームのランディング精度が低い問
題点がある。
題点がある。
電子ビームの偏向時のランディング精度は。
電極精度、偏向電圧精度、電極反り、組立精度等の多く
のパラメータによって大きく影響を受けるため、これら
を高精度で管理する必要があった。ところて、このよう
に高精度で管理を行なうと、材料品、組立工数高によっ
て費用が著しく増大する問題点があった。また、この現
象は、スクリーン面での画像小領域の継ぎ目において隣
接する陰極12からのビーム走査領域が重なったり離間
することによってそれぞれ輝線、暗線が生じる問題点が
あった。
のパラメータによって大きく影響を受けるため、これら
を高精度で管理する必要があった。ところて、このよう
に高精度で管理を行なうと、材料品、組立工数高によっ
て費用が著しく増大する問題点があった。また、この現
象は、スクリーン面での画像小領域の継ぎ目において隣
接する陰極12からのビーム走査領域が重なったり離間
することによってそれぞれ輝線、暗線が生じる問題点が
あった。
(3)電子ビームの形状制御が困難な問題点があった。
一般、線状陰極12からの電子ビームは、陰極12の存
在によってこの周囲の電界分布か一様でなく、速度分布
が異なるため、電子ビームは、陰極12の長手方向に広
がり、スクリーン面て所定の形状に制御することは困難
であり、また電子ビーム形状は、垂直制御電極20及び
陰極12の表面、水平制御電極18等の電位を変化させ
ることによって電子ビームを変調することがてきるが、
これを行なうと、各’1tJii間の等電位面が変化す
るためビーム進路分布、即ちビーム形状か変化し、正確
な画像表示が困難となる欠点があった。
在によってこの周囲の電界分布か一様でなく、速度分布
が異なるため、電子ビームは、陰極12の長手方向に広
がり、スクリーン面て所定の形状に制御することは困難
であり、また電子ビーム形状は、垂直制御電極20及び
陰極12の表面、水平制御電極18等の電位を変化させ
ることによって電子ビームを変調することがてきるが、
これを行なうと、各’1tJii間の等電位面が変化す
るためビーム進路分布、即ちビーム形状か変化し、正確
な画像表示が困難となる欠点があった。
このような問題点を解決するために、特開昭59−11
9657号公報で開示されているように、1つの画像小
領域に対応して例えばRlG、Bの3組の蛍光体ストラ
イプに対応した3木の線状陰極とシャドウマスクとを用
意して高精細度、低コストのパネルを作ったり、特開昭
61−10836号公報て開示されているように、蛍光
体スクリーン面の端部に電子線照射によって紫外線を発
光する所謂インデクス蛍光体を所定の間隔で設け、この
紫外線を受光する光検出部をこのインデクス蛍光体に対
向させて設け、ビーム偏向位置をモニターし、更に偏向
電圧を補正、フィードバックすることによって正確なカ
ラー表示を行なわせることが提案されている。
9657号公報で開示されているように、1つの画像小
領域に対応して例えばRlG、Bの3組の蛍光体ストラ
イプに対応した3木の線状陰極とシャドウマスクとを用
意して高精細度、低コストのパネルを作ったり、特開昭
61−10836号公報て開示されているように、蛍光
体スクリーン面の端部に電子線照射によって紫外線を発
光する所謂インデクス蛍光体を所定の間隔で設け、この
紫外線を受光する光検出部をこのインデクス蛍光体に対
向させて設け、ビーム偏向位置をモニターし、更に偏向
電圧を補正、フィードバックすることによって正確なカ
ラー表示を行なわせることが提案されている。
しかし、前者の提案では、パネル全体の消費電力のうち
の大半を占める陰極での消費電力がほぼ3倍と大きくな
り、またそれぞれの陰極の長手方向にわたって位置精度
を厳密に調整する必要が生じるが、これは実用的に極め
て困難である。また後者の提案ては、工程が複雑になっ
たり、高価な部品の点数が増え、またインデクス蛍光体
からの信号をモニターし、偏向電圧にフィードバックす
るための多くの補正回路が必要となってコストが著しく
増大し、実用上の問題点があった。
の大半を占める陰極での消費電力がほぼ3倍と大きくな
り、またそれぞれの陰極の長手方向にわたって位置精度
を厳密に調整する必要が生じるが、これは実用的に極め
て困難である。また後者の提案ては、工程が複雑になっ
たり、高価な部品の点数が増え、またインデクス蛍光体
からの信号をモニターし、偏向電圧にフィードバックす
るための多くの補正回路が必要となってコストが著しく
増大し、実用上の問題点があった。
また、線状陰極からの電子ビームの形状を修正し、収差
を除去するために、第5図に示すように、上記パネルに
シャドウマスク30のみを追加することも考えられる。
を除去するために、第5図に示すように、上記パネルに
シャドウマスク30のみを追加することも考えられる。
しかし、蛍光体膜が実質的に平面で、且つ複数の線状陰
極を偏向させる平板型陰極線表示装置においては単純に
平板なシャドウマスク30を配置するたけでは第5図に
示すように、広角偏向位置で電子ビームbはシャドウマ
スク30の面で鋭角で入出射するため、開孔部30aは
ピッチが一定であれば、シャドウマスク30の開孔部3
0aを通過した電子ビームbは、広角偏向位置はどスク
リーン面上のランディングピッチは広くなり、従って高
精細な画像を得ることができないし、特にカラー画像等
を表示することができない欠点がある。この場合には、
広角偏向位置はど開孔部30aのピッチを狭めれば、こ
れを防止することができるが、スプレー、ディッピング
等のエツチング法によって形成されるシャドウマスクに
おいてはサイドエッチの問題があり、開孔部30aの間
隔は板厚以下にすることができないし、シャドウマスク
は強度上から板厚を0゜2mm以下にすることができな
いため、 R,G、B蛍光体から成る1つの画素の大き
さが0゜6mm以上になり、従って通常CRTの精細度
である0、3mm程度の画素を実現することができない
のて1画素の精細度の実用上の限界かあった。
極を偏向させる平板型陰極線表示装置においては単純に
平板なシャドウマスク30を配置するたけでは第5図に
示すように、広角偏向位置で電子ビームbはシャドウマ
スク30の面で鋭角で入出射するため、開孔部30aは
ピッチが一定であれば、シャドウマスク30の開孔部3
0aを通過した電子ビームbは、広角偏向位置はどスク
リーン面上のランディングピッチは広くなり、従って高
精細な画像を得ることができないし、特にカラー画像等
を表示することができない欠点がある。この場合には、
広角偏向位置はど開孔部30aのピッチを狭めれば、こ
れを防止することができるが、スプレー、ディッピング
等のエツチング法によって形成されるシャドウマスクに
おいてはサイドエッチの問題があり、開孔部30aの間
隔は板厚以下にすることができないし、シャドウマスク
は強度上から板厚を0゜2mm以下にすることができな
いため、 R,G、B蛍光体から成る1つの画素の大き
さが0゜6mm以上になり、従って通常CRTの精細度
である0、3mm程度の画素を実現することができない
のて1画素の精細度の実用上の限界かあった。
(4)高輝度化時のコスト高と放電確率の増大とを生ず
る問題かあった。
る問題かあった。
一般に蛍光体面の輝度を向上するために、陽極の電圧を
高くすることが行なわれているか。
高くすることが行なわれているか。
上記提案の表示装置では陰極が陽極に露出しているため
に、陰極と陽極との間の等電位面分布が密になるので、
偏向電圧か増大して偏向感度か大幅に低下し、従って偏
向駆動回路のコストか増大し、また垂直偏向電極と垂直
制御電極との間等のように電極間の放電確率か増大する
欠点があった。
に、陰極と陽極との間の等電位面分布が密になるので、
偏向電圧か増大して偏向感度か大幅に低下し、従って偏
向駆動回路のコストか増大し、また垂直偏向電極と垂直
制御電極との間等のように電極間の放電確率か増大する
欠点があった。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、低いコストて且
つ簡単な構成で高精度、高精細度な画像を表示すること
ができる平板型陰極線管表示装置を提供することにある
。
つ簡単な構成で高精度、高精細度な画像を表示すること
ができる平板型陰極線管表示装置を提供することにある
。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記の課題を解決するために、少なくとも複
数の線状陰極から成る電子源と、この電子源から選択的
に取出された電子ビームを偏向走査するビーム偏向走査
手段と、蛍光体と一体化した陽極から成る発光手段とを
備えた平板型陰極線管表示装置において、ビーム偏向走
査手段は、陰極と陽極との間に配置された第1の偏向電
極と第2の偏向電極とから成り、前記第1の偏向電極と
第2の偏向電極との間に配置され所定形状の開孔部を有
する!R1の整形電極板と、第2の偏向電極と陽極との
間に配置され所定形状の開孔部を有する第2の整形電極
板とを更に備えたことを特徴とする平板型陰極線管表示
装置を提供するものである。
数の線状陰極から成る電子源と、この電子源から選択的
に取出された電子ビームを偏向走査するビーム偏向走査
手段と、蛍光体と一体化した陽極から成る発光手段とを
備えた平板型陰極線管表示装置において、ビーム偏向走
査手段は、陰極と陽極との間に配置された第1の偏向電
極と第2の偏向電極とから成り、前記第1の偏向電極と
第2の偏向電極との間に配置され所定形状の開孔部を有
する!R1の整形電極板と、第2の偏向電極と陽極との
間に配置され所定形状の開孔部を有する第2の整形電極
板とを更に備えたことを特徴とする平板型陰極線管表示
装置を提供するものである。
(作用)
このように、ビーム偏向走査手段が第1と第2の偏向電
極から成り、これらの偏向電極の間に所定形状の開孔部
を有する第1の整形電極板を配置すると、電子ビームは
陰極近傍の第1の偏向電極によって偏向されながらスク
リーン面に向かうが、この電子ビームに伴われる収差及
び誤差は、これらの偏向電極の間に配置される第1の整
形電極板の所定の形状の開孔部によって除去される。こ
のようにして収差及び誤差が除去された電子ビームは陽
極側の第2の偏向電極によって更に偏向されるが、この
第2の偏向電極と陽極との間に配置され所定形状の開孔
部を有する第2の整形電極板によって第2の偏向電極の
偏向感度及びランディング精度を更に向上することかで
きる。
極から成り、これらの偏向電極の間に所定形状の開孔部
を有する第1の整形電極板を配置すると、電子ビームは
陰極近傍の第1の偏向電極によって偏向されながらスク
リーン面に向かうが、この電子ビームに伴われる収差及
び誤差は、これらの偏向電極の間に配置される第1の整
形電極板の所定の形状の開孔部によって除去される。こ
のようにして収差及び誤差が除去された電子ビームは陽
極側の第2の偏向電極によって更に偏向されるが、この
第2の偏向電極と陽極との間に配置され所定形状の開孔
部を有する第2の整形電極板によって第2の偏向電極の
偏向感度及びランディング精度を更に向上することかで
きる。
本発明の実施例を第3図及び第4図を参照して詳細にの
べると1本発明の平板型陰極線管表示装置lOは、第1
図及び第25!Uの従来技術の装置と同様に、少なくと
も複数の線状陰極12から成る電子源14と、この電子
源14から選択的に取出された電子ビームbを偏向走査
するビーム偏向走査手段32と、蛍光体と一体化した陽
極から成る発光手段34とを備えている。
べると1本発明の平板型陰極線管表示装置lOは、第1
図及び第25!Uの従来技術の装置と同様に、少なくと
も複数の線状陰極12から成る電子源14と、この電子
源14から選択的に取出された電子ビームbを偏向走査
するビーム偏向走査手段32と、蛍光体と一体化した陽
極から成る発光手段34とを備えている。
陰極12を選択的に取出すために、水平制御電極18と
垂直制御電極20とが設けられ、水平制御電極18は、
背面板16上に形成され、また垂直制御電極20は、各
陰極12を挟んでその両側に配置されている。また、発
光手段34は、複数の線状陰極に対向した位置に配置さ
れガラス等の絶縁基板の上に陽極がメタルバックされた
蛍光体膜26を有する正面板28から成っている。
垂直制御電極20とが設けられ、水平制御電極18は、
背面板16上に形成され、また垂直制御電極20は、各
陰極12を挟んでその両側に配置されている。また、発
光手段34は、複数の線状陰極に対向した位置に配置さ
れガラス等の絶縁基板の上に陽極がメタルバックされた
蛍光体膜26を有する正面板28から成っている。
ビーム偏向走査手段32は、陰極12と陽極との間に配
置された第1の垂直偏向電極24と第2の垂直偏向電極
24°とから成り、第1の垂直偏向電極24と第2の垂
直偏向電極24゜との間にストライブ状またはドツト状
の如き所定形状の開孔部36aを有する第1の整形電極
板36が配置され、また第2の垂直偏向電極24′と蛍
光体膜26に一体の陽極との間にストライブ状またはド
ツト状の如き所定形状の開口部38aを有する第2の整
形電極板38が配置されている。第1の偏向電極24は
、従来の垂直偏向電極と同じく、各陰極12を挟んてそ
の両側に配置され、また第2の垂直偏向電極24”は、
第1の垂直偏向電極24よりも陽極側に配置され、整形
電極板36の開孔部36aに対応した間隔で配置されて
いる。
置された第1の垂直偏向電極24と第2の垂直偏向電極
24°とから成り、第1の垂直偏向電極24と第2の垂
直偏向電極24゜との間にストライブ状またはドツト状
の如き所定形状の開孔部36aを有する第1の整形電極
板36が配置され、また第2の垂直偏向電極24′と蛍
光体膜26に一体の陽極との間にストライブ状またはド
ツト状の如き所定形状の開口部38aを有する第2の整
形電極板38が配置されている。第1の偏向電極24は
、従来の垂直偏向電極と同じく、各陰極12を挟んてそ
の両側に配置され、また第2の垂直偏向電極24”は、
第1の垂直偏向電極24よりも陽極側に配置され、整形
電極板36の開孔部36aに対応した間隔で配置されて
いる。
尚、外囲器を兼ねる正面板には水平方向にほぼ平行に設
けられたR、G、Hの蛍光体膜26は、第1及び第2の
整形電極板36.38の開孔部36a、38aと所定の
位置関係を保ってストライブ状に形成されている。
けられたR、G、Hの蛍光体膜26は、第1及び第2の
整形電極板36.38の開孔部36a、38aと所定の
位置関係を保ってストライブ状に形成されている。
次に1本発明の表示装置の動作をのべると、複数の線状
陰極12.水平制御電極18、垂直制御電極20及び第
1の偏向電極24を用いて線状陰極12からの順次垂直
方向に電子ビームbを取出し、第1の偏向電極24を用
いて電子ビームbをスクリーン面への各偏向小領域aを
垂直方向に走査するか、この走査は、第1図で説明した
従来の装置の動作と同一であるのて、その詳細な説明を
省略し、本発明の特徴である2段偏向について第4図を
参照して詳細に説明する。
陰極12.水平制御電極18、垂直制御電極20及び第
1の偏向電極24を用いて線状陰極12からの順次垂直
方向に電子ビームbを取出し、第1の偏向電極24を用
いて電子ビームbをスクリーン面への各偏向小領域aを
垂直方向に走査するか、この走査は、第1図で説明した
従来の装置の動作と同一であるのて、その詳細な説明を
省略し、本発明の特徴である2段偏向について第4図を
参照して詳細に説明する。
第4図は水平制御電極18及び垂直制御電極20の電位
が陰極12に対して所望の電位に印加されて中央の陰極
12のみが電子ビームを放射する状態になっているのを
示している。
が陰極12に対して所望の電位に印加されて中央の陰極
12のみが電子ビームを放射する状態になっているのを
示している。
第1の偏向電極24は、1つおきに共通接続され、その
各々の電極端子にはピーク電圧か数百乃至数kVの漸増
しまたは漸減する三角波、鋸歯状波または第1の整形電
極板36上の所望のランディング位置である開口部36
aに対応する点か平坦化された階段波状の偏向電圧が印
加され、従って電子音14からの電子ビームは集束した
状態て垂直走査される。尚、偏向電圧は、三角波または
鋸歯状波である場合には、電子ビームbか第1の整形電
極36を連続的に走査することになるが、階段状波であ
る場合には電子ビームbが第2の整形電極板38の開孔
部38aの位tに垂直走査の期間留まることになる。
各々の電極端子にはピーク電圧か数百乃至数kVの漸増
しまたは漸減する三角波、鋸歯状波または第1の整形電
極板36上の所望のランディング位置である開口部36
aに対応する点か平坦化された階段波状の偏向電圧が印
加され、従って電子音14からの電子ビームは集束した
状態て垂直走査される。尚、偏向電圧は、三角波または
鋸歯状波である場合には、電子ビームbか第1の整形電
極36を連続的に走査することになるが、階段状波であ
る場合には電子ビームbが第2の整形電極板38の開孔
部38aの位tに垂直走査の期間留まることになる。
電子ビームbは、第1の整形電極板36上では第1の偏
向電極24によって粗く集束されているか、電極精度、
組み立て精度の不均一、偏向電圧のばらつき、誤差、偏
向収差等によって形状が不整である電子ビームbが垂直
方向に走査される。しかし、この第1の整形電極板36
の開孔部36aは、蛍光体膜26と所定の位置関係を保
ち、且つ形状が厳密に制御されているので、電子ビーム
bは垂直走査により収差、電極の組立誤差に・対応する
不整部分が確実に除去される。
向電極24によって粗く集束されているか、電極精度、
組み立て精度の不均一、偏向電圧のばらつき、誤差、偏
向収差等によって形状が不整である電子ビームbが垂直
方向に走査される。しかし、この第1の整形電極板36
の開孔部36aは、蛍光体膜26と所定の位置関係を保
ち、且つ形状が厳密に制御されているので、電子ビーム
bは垂直走査により収差、電極の組立誤差に・対応する
不整部分が確実に除去される。
このようにして第1の整形電極板36を通過した電子ビ
ームbは、陽極に向けて進行するが、第2の偏向電極2
4°の電極間の空間てこの第2の偏向電極24°に第1
の偏向電極24及び水平制御電極18に印加される電圧
に同期して印加される漸増しまたは漸減する三角波、鋸
歯状波等の電圧によって電子ビームbは垂直方向(第4
図の左右方向)に偏向走査され、vi陰極2に対して正
にバイアスされた第2の整形電極板38上を走査する。
ームbは、陽極に向けて進行するが、第2の偏向電極2
4°の電極間の空間てこの第2の偏向電極24°に第1
の偏向電極24及び水平制御電極18に印加される電圧
に同期して印加される漸増しまたは漸減する三角波、鋸
歯状波等の電圧によって電子ビームbは垂直方向(第4
図の左右方向)に偏向走査され、vi陰極2に対して正
にバイアスされた第2の整形電極板38上を走査する。
このようにして第2の整形電極板38によって更に微小
垂直領域を走査された電子ビームbは、第1の整形電極
36の開孔部36aと同等またはより細かいピッチと直
径で形成された開孔部38aを有する第2の整形電極板
38によって整形されて蛍光体膜26に照射される。第
4図においては、電子ビームbがR,G、Bに対応する
3本の蛍光体ストライプ26..26、.263に順次
走査する例を示しており、これによってスクリーン面の
各偏向小領域を走査する。
垂直領域を走査された電子ビームbは、第1の整形電極
36の開孔部36aと同等またはより細かいピッチと直
径で形成された開孔部38aを有する第2の整形電極板
38によって整形されて蛍光体膜26に照射される。第
4図においては、電子ビームbがR,G、Bに対応する
3本の蛍光体ストライプ26..26、.263に順次
走査する例を示しており、これによってスクリーン面の
各偏向小領域を走査する。
本発明の具体例において、第1及び第2の整形電極板3
6.38として0.15mm厚の426合金薄板が用い
られ、その開孔部は0.4mmのピッチでストライプ状
に0.2mmの輻てR,G、Bの画素ピッチ0.4mm
に対応させて形成された。陽極電位は陰極電位に対して
10kVとし、第1の整形電極板の電位は2kVとし、
第2の整形電極板の電位は5kVとし、偏向電圧は0.
5−1kVのピーク電圧にとって第2偏向電極からの電
子ビームを画素ピッチに対応して垂直方向に0.4mm
走査させた。このようにして動作したところ、画素寸法
が0.2mmの高精細カラー表示を行なうことがてきた
。
6.38として0.15mm厚の426合金薄板が用い
られ、その開孔部は0.4mmのピッチでストライプ状
に0.2mmの輻てR,G、Bの画素ピッチ0.4mm
に対応させて形成された。陽極電位は陰極電位に対して
10kVとし、第1の整形電極板の電位は2kVとし、
第2の整形電極板の電位は5kVとし、偏向電圧は0.
5−1kVのピーク電圧にとって第2偏向電極からの電
子ビームを画素ピッチに対応して垂直方向に0.4mm
走査させた。このようにして動作したところ、画素寸法
が0.2mmの高精細カラー表示を行なうことがてきた
。
尚、上記実施例においては、電極手段として線状陰極、
垂直偏向電極、水平制御電極を用いたが、これに限定さ
れることなく、水平、垂直各方向にそれぞれ2組の偏向
電極と面状の整形電極板を配置して水平、垂直の両方向
にビームを偏向させてもよく、更に片側が線順次電極で
あり1片側が偏向電極である例えば特願平l−3272
42号に開示されているように、線状陰極、取り出し電
極、偏向電極組み合わせで構成されるパネル等について
も有効に本発明を適用することができることは明らかで
ある。
垂直偏向電極、水平制御電極を用いたが、これに限定さ
れることなく、水平、垂直各方向にそれぞれ2組の偏向
電極と面状の整形電極板を配置して水平、垂直の両方向
にビームを偏向させてもよく、更に片側が線順次電極で
あり1片側が偏向電極である例えば特願平l−3272
42号に開示されているように、線状陰極、取り出し電
極、偏向電極組み合わせで構成されるパネル等について
も有効に本発明を適用することができることは明らかで
ある。
更に、第2の偏向電極は陰極を挟むように配置された1
対の電極から成っているのが示されているが、これに限
られることなく、パネル厚さ方向に積層して構成された
偏向電極等、面状の整形電極板の開孔部で電子ビームを
偏向するものであればよく、整形電極板の開孔部からの
電子ビームは、本具体例のように1つのR,G、B各画
素より多くてもよいし、また蛍光面はストライプ、ドゥ
ト状ではなく、全面蛍光面となるモノクロ蛍光面でもよ
い。
対の電極から成っているのが示されているが、これに限
られることなく、パネル厚さ方向に積層して構成された
偏向電極等、面状の整形電極板の開孔部で電子ビームを
偏向するものであればよく、整形電極板の開孔部からの
電子ビームは、本具体例のように1つのR,G、B各画
素より多くてもよいし、また蛍光面はストライプ、ドゥ
ト状ではなく、全面蛍光面となるモノクロ蛍光面でもよ
い。
また1面状の整形電極板は、例えば大面積になるに従っ
てその製作コストが増大するようになるため、それぞれ
の位置精度を確保することができる限りにおいて、これ
らを複数に分割してもよいことも明らかである。
てその製作コストが増大するようになるため、それぞれ
の位置精度を確保することができる限りにおいて、これ
らを複数に分割してもよいことも明らかである。
尚、本明細書において使用されているr垂直」、r水平
」方向は、説明の便宜上陰極の長平方向に直交する方向
及び平行な方向をそれぞれ指称ているか、これは実用上
画面ては逆であってもよい。
」方向は、説明の便宜上陰極の長平方向に直交する方向
及び平行な方向をそれぞれ指称ているか、これは実用上
画面ては逆であってもよい。
(発明の効果)
本発明によれば、上記のように、第1と第2との2つの
偏向電極と所定形状の開孔部を有する第1と第2の2つ
の整形電極板を用いたので下記の効果を達成することか
できる。
偏向電極と所定形状の開孔部を有する第1と第2の2つ
の整形電極板を用いたので下記の効果を達成することか
できる。
(1)広角偏向時にもビーム収差、電極1組み立て精度
のばらつきに伴う誤差等が除去され、従って画像に輝線
及び暗線の発生がなくなる即ち、整形電極板は偏向収差
、電極精度、印加電圧の精度等の問題に起因する電子ビ
ームの形状等の不整を除去するため、電極精度1組立精
度が要求されることがなく、また電子ビームの電圧変調
を行なっても正確なビーム形状が得られる上に電子ビー
ムの正確なランディングが可能となる。従って、ラスタ
ーの継ぎ目は整形電極板の開孔部を所定形状にすること
によってラスターの重り、離間に伴って生ずる輝線、暗
線の問題かなくなる。
のばらつきに伴う誤差等が除去され、従って画像に輝線
及び暗線の発生がなくなる即ち、整形電極板は偏向収差
、電極精度、印加電圧の精度等の問題に起因する電子ビ
ームの形状等の不整を除去するため、電極精度1組立精
度が要求されることがなく、また電子ビームの電圧変調
を行なっても正確なビーム形状が得られる上に電子ビー
ムの正確なランディングが可能となる。従って、ラスタ
ーの継ぎ目は整形電極板の開孔部を所定形状にすること
によってラスターの重り、離間に伴って生ずる輝線、暗
線の問題かなくなる。
(2)高精細度の表示が可能となる。
電子ビームは、整形電極板の開孔部を用いて絞られ、そ
の形状が整形された後に偏向されて陽極と整形電極板と
の間の間隔を短くすることができ、且つ電子ビームは十
分整形されているのて、電子ビームのランディング精度
は極めて高く、且つ細く絞ることかてき、従って1画素
の大きさもカラーテレビ以上の0.2mmを達成するこ
とかてき、高精細度の表示が可能となる。
の形状が整形された後に偏向されて陽極と整形電極板と
の間の間隔を短くすることができ、且つ電子ビームは十
分整形されているのて、電子ビームのランディング精度
は極めて高く、且つ細く絞ることかてき、従って1画素
の大きさもカラーテレビ以上の0.2mmを達成するこ
とかてき、高精細度の表示が可能となる。
(3)高い偏向感度に設定することかでき、また電極間
の放電破壊が生じ難くなる。
の放電破壊が生じ難くなる。
所定の開孔部を有する2つの整形電極板に陰極に対して
所定の正の電圧を印加すると、第1の偏向電極では第1
の整形電極板が電位上では仮想のスクリーン面となって
陰極と第iの整形電極板との間が偏向空間となり、また
第2の偏向電極では第1の整形電極板と第2の整形電極
板との間が偏向空間となり、これらの電位は低く抑えら
れ、電子ビームは第2の整形電極板とスクリーン面にお
いて後段加速されて蛍光体膜を高速て励起するので、陰
極と第1の整形電極板との間及び第1の整形電極板と第
2の整形電極板との間の等電位面密度は高くならない、
従って、蛍光体膜の輝度を高めるために陽極電位を高め
ても偏向電極近傍の電界は一定であり、偏向感度を高め
ても駆動コストか高くなることかなく、また電極間の放
電確率か大幅に抑えられる。
所定の正の電圧を印加すると、第1の偏向電極では第1
の整形電極板が電位上では仮想のスクリーン面となって
陰極と第iの整形電極板との間が偏向空間となり、また
第2の偏向電極では第1の整形電極板と第2の整形電極
板との間が偏向空間となり、これらの電位は低く抑えら
れ、電子ビームは第2の整形電極板とスクリーン面にお
いて後段加速されて蛍光体膜を高速て励起するので、陰
極と第1の整形電極板との間及び第1の整形電極板と第
2の整形電極板との間の等電位面密度は高くならない、
従って、蛍光体膜の輝度を高めるために陽極電位を高め
ても偏向電極近傍の電界は一定であり、偏向感度を高め
ても駆動コストか高くなることかなく、また電極間の放
電確率か大幅に抑えられる。
(4)消費電力か低く、全体的に安価に製造することか
てきる。
てきる。
」二記のように、電子ビームはそのランディング精度が
高く、且つ整形電極板によって制御性よく細く絞られる
ため、消費電力が高くなることがなく、且つインデクス
方式の欠点である表示に無関係な蛍光体塗布工程、補正
手段を付加することもなくなるため、装置全体のコスト
を低く押えることがてきる。
高く、且つ整形電極板によって制御性よく細く絞られる
ため、消費電力が高くなることがなく、且つインデクス
方式の欠点である表示に無関係な蛍光体塗布工程、補正
手段を付加することもなくなるため、装置全体のコスト
を低く押えることがてきる。
第1図及び第2図は本出願人が先に提案した平板型陰極
線管表示装置の分解斜視図及び要部拡大断面図、第3図
及び第4図は本発明に係る平板型陰極線管表示装置の分
解斜視図及び要部拡大断面図、第5図は従来の改良とし
て提案される平板型陰極線管表示装置の要部拡大断面図
である。 10−−−−一平板型防極線管表示装fi、12陰極、
14−−−−一電子源、16 背面板、1 B−−−−一木乎制御電 極、20−−−−−垂直制御電極、24.24−−−−
一第1と第2の垂直偏向電極、26−−−−−陽極か一
体化した蛍光体膜、28−一一一正面板、32−−−−
−ビーム偏向走査f段、34−−−−一発光手段、36
.38−−一一一第1及び第2の整形電極板、36a、
38a−−−−一開孔部。
線管表示装置の分解斜視図及び要部拡大断面図、第3図
及び第4図は本発明に係る平板型陰極線管表示装置の分
解斜視図及び要部拡大断面図、第5図は従来の改良とし
て提案される平板型陰極線管表示装置の要部拡大断面図
である。 10−−−−一平板型防極線管表示装fi、12陰極、
14−−−−一電子源、16 背面板、1 B−−−−一木乎制御電 極、20−−−−−垂直制御電極、24.24−−−−
一第1と第2の垂直偏向電極、26−−−−−陽極か一
体化した蛍光体膜、28−一一一正面板、32−−−−
−ビーム偏向走査f段、34−−−−一発光手段、36
.38−−一一一第1及び第2の整形電極板、36a、
38a−−−−一開孔部。
Claims (1)
- 少なくとも複数の線状陰極から成る電子源と、前記電子
源から選択的に取出された電子ビームを偏向走査するビ
ーム偏向走査手段と、蛍光体と一体化した陽極から成る
発光手段とを備えた平板型陰極線管表示装置において、
前記ビーム偏向走査手段は、前記陰極と陽極との間に配
置された第1の偏向電極と第2の偏向電極とから成り、
前記第1の偏向電極と第2の偏向電極との間に配置され
所定形状の開孔部を有する第1の整形電極板と前記第2
の偏向電極と陽極との間に配置され所定形状の開孔部を
有する第2の整形電極板とを更に備えたことを特徴とす
る平板型陰極線管表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11860990A JPH0417244A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 平板型陰極線管表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11860990A JPH0417244A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 平板型陰極線管表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417244A true JPH0417244A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=14740796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11860990A Pending JPH0417244A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 平板型陰極線管表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0417244A (ja) |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP11860990A patent/JPH0417244A/ja active Pending
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