JPH04172232A - 粒度分布測定装置 - Google Patents

粒度分布測定装置

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JPH04172232A
JPH04172232A JP2297869A JP29786990A JPH04172232A JP H04172232 A JPH04172232 A JP H04172232A JP 2297869 A JP2297869 A JP 2297869A JP 29786990 A JP29786990 A JP 29786990A JP H04172232 A JPH04172232 A JP H04172232A
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達夫 伊串
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    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
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    • G01N15/0211Investigating a scatter or diffraction pattern

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分散している粒子に光を照射することによっ
て生じる回折現象もしくは散乱現象を利用して、試料粒
子の粒度分布を測定する粒度分布測定装置に関する。
〔従来の技術〕
粒子による光の回折ないしは散乱現象を利用した粒度分
布測定装置では、回折光ないしは散乱光の強度分布、つ
まり回折角ないしは散乱角と光強度との関係を測定し、
これにフラウンホーファ回折ないしはミー散乱の理論に
基づく演算処理を施すことによって、試料粒子の粒度分
布が算出される。
第5図はこの種の粒度分布測定装置の従来例を示す斜視
図である。
第5図において、フローセル1は媒体中に分散する試料
粒子が流される透明容器であり、このフローセル1に対
してレーザ光学系2から平行レーザ光りが照射される。
これとは別に、上記フローセル1には、単一波長光学系
3から単一波長光Mが照射される。
上記フローセル1内の試料粒子によって回折もしくは散
乱するレーザ光りは、フーリエ変換レンズ4を介してリ
ング状フォトセンサアレイ5で受光され、その測定光強
度の分布から比較的に粒子径の大きい試料粒子について
の粒度分布が求められる。
また、同じく試料粒子によって回折もしくは散乱する単
一波長光Mは、上記フローセル1に対して互いに異なる
散乱角位置に配設した複数のフォトセンサ6a、 6b
・・・て受光され、その測定光強度の分布から比較的に
粒子径の小さい試料粒子についての粒度分布が求められ
る。
なお、第5図において、7はレーザダイオード、8はコ
リメータレンズ、9は紫外光源、10は球面ミラー、1
1はスリット、12は集光レンズ、13は干渉フィルタ
、14は測光スリットである。
上記粒度分布測定装置では、レーザ光学系2によるレー
ザ光りと、単一波長光学系3による単一波長光Mとを同
じフローセル1に照射し、フローセル1内の試料粒子に
よって回折ないし散乱するレーザ光りはリング状フォト
センサアレイ5で受光し、その光強度分布を測定すると
同時に、同じく試料粒子によって回折ないし散乱する単
一波長光Mは複数のフォトセンサ6a、 6b・・・て
受光し、その光強度を測定するので、レーザ光りによる
測定では比較的に粒度の大きい粒度分布が測定され、単
一波長光Mによる測定では比較的に粒度の小さい粒度分
布が測定されることになり、装置全体として小さい粒子
径から大きい粒子径にまたがる粒度分布を測定できる利
点がある。
〔発明が評決しようとする課題〕
ところで、上述した従来の粒度分布測定装置において、
フローセル1に流される試料粒子の濃度が異なると、こ
れに応じてリング状フォトセンサアレイ5や複数のフォ
トセンサ6a、 6b・・・で測定される光強度も異な
る。
すなわち、試料粒子の温度が高くなるにつれて、その試
料粒子によって回折ないし散乱する光は、多重散乱の影
響を強く受けることになり、上記り、  ング状フォト
センサアレイ5やフォトセンサ6a。
6b・・・で受光される光強度はそれだけ減少する傾向
を示す。
とくに、粒子径がサブミクロンのオーダの粒子になると
、照射する光の波長によって多重散乱の度合が異なるの
で、リング状フォトセンサアレイ5で測定されるレーザ
光の光強度に及ぶ多重散乱の影1と、複数のフォトセン
サ6a、 6b・・・で測定される単一波長光の光強度
に及ぶ多重散乱の度合いとは異なってくる。
しかしながら、従来の粒度分布測定装置の場合には、試
料粒子の濃度が測定結果に及ぼす影響を考慮していない
ので、同じ粒度分布を持つ試料粒子に対しても、フロー
セルlに流すときの濃度によって測定結果が異なり、正
確な粒度分布を求めることができないという問題点を有
する。
上記の従来欠点に鑑み、本発明は、試料粒子の温度に左
右されることなく粒度分布を正確に測定するこのできる
粒度分布測定装置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、試料粒子が分
散する媒体を収容した試料容器に対してレーザ光を照射
するレーザ光照射手段および前記試料粒子によって回折
もしくは散乱する各散乱各ごとのレーザ光の光強度をそ
れぞれ測定するリング状ディテクタを含む大径粒子検出
用光学系と、前記試料容器に対してランプ光から得た単
一波長光を照射する単一波長光照射段および前記試料粒
子によって回折もしくは散乱する各散乱角ごとの単一波
長光の光強度をそれぞれ測定するフォトセンサ群を含む
小径粒子検出用光学系と、前記試料粒子によって回折も
しくは散乱することなく前記試料容器を透過するレーザ
光の光強度を測定する第1の透過光用フォトセンサと、
前記試料粒子によって回折もしくは散乱することなく前
記試料容器を透過する単一波長光の光強度を測定する第
2の透過光用フォトセンサと、前記第1および第2の透
過光用フォトセンサの測定データに基づき、前記試料容
器に対するレーザ光および単一波長光の透過率をそれぞ
れ算出し、それらの透過率に応じた量だけ、前記リング
状ディテクタおよびフォトセンサ群の測定データを補正
する補正手段と、フラウンホーファ回折もしくはミー散
乱理論に基づき前記補正済み測定データから前記試料粒
子の粒度分布を算出する粒度分布算出手段とを備えたこ
とを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、試料粒子によって回折もしくは散
乱するレーザ光の光強度を測定するリング状ディテクタ
による測定データ、および単一波長光の光強度を測定す
るフォトセンサ群の測定データは、そのときの試料粒子
の濃度に応じた量だけ補正手段によって補正され、その
補正された測定データに基づき粒度分布算出手段によっ
て試料粒子についての粒度分布が算出される。したがっ
て、求められる粒度分布は正確なものとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による粒度分布測定装置の測定光学系を
示す図である。
第1図において、試料セル21は媒液中に試料粒子が分
散して存在する試料液を収容した透明容器であり、レー
ザ光照射手段22は上記試料セル2〕に平行レーザ光り
を照射するための光学系である。
上記レーザ光照射手段22は、平行レーザ光りを出力す
るレーザ光源27と、そのレーザ光りの光束を拡大する
ビームエキスパンダ28なとによって構成されている。
上記試料セル21の前方の、レーザ光照射手段22の光
軸上には、試料粒子によって回折もしくは散乱するレー
ザ光L5および回折も散乱もせずそのまま試料セル21
を透過するレーザ光りを、リング状ディテクタ25上に
集光する集光レンズ24が配置されている。
上記リング状ディテクタ25は、試料粒子によって回折
もしくは散乱する各散乱角ごとのレーザ光をそれぞれ受
光して、それらの光強度分布を測定するものであり、上
記集光レンズ24の前方に配置されている。
第2図は、上記リング状ディテクタ25の構成を示す斜
視図である。このリング状ディテクタ25は、試料粒子
の粒度に応じてそれぞれの角度に回折もしくは散乱する
レーザ光りを検出するための複数の散乱光用フォトセン
サ25a、 25b・・・を、レーザ光照射手段22の
光軸を中心としてリング状に区分けしてl置することに
よって構成されている。さらに、このリング状ディテク
タ25の中心位置には、回折も散乱もせず上記試料セル
2ユを透過するレーザ光りを検出する1つの透過光用フ
ォトセンサ35が配置されている。
上記リング状ディテクタ25の各フォトセンサ25a、
25b・・・、35は、それぞれ個々に対応付けられた
増幅器36・・・を介してマルチプレクサ37に接続さ
れている。
上述したレーザ光照射手段22、集光レンズ24および
リング状ディテクタ25は、比較的に粒子径の大きい試
料粒子による回折光もしくは散乱光を受光する大径粒子
検出用光学系19を構成する。
一方、単一波長光照射手段23は、レーザ光りよりも短
い波長の単一波長光Mを上記試料セル2】に照射するた
めの光学系であり、ランプ光源29、球面ミラー30、
アパーチャ3]、 34、コリメータレンズ32、干渉
フィルタ33などによって構成されている。
上記球面ミラー30は、ランプ光源29から後方に照射
される光を、ランプ光源29の前方に配置されたアパー
チャ3ユに集光させる鏡であり、そのアパーチャ31は
ランプ光源29からの光を十分小さい光束に紋るための
ものである。
上記アパーチャ3ユの前方に配置されたコリメータレン
ズ32は、アパーチャ31で光束を絞られたランプ光を
平行光線にするためのレンズであり、そのコリメータレ
ンズ32の前方に配置される干渉フィルタ33は、上記
平行光線から所定の単一波長光Liのみを取り出すため
のフィルタである。
第3図は、上記干渉フィルタ33の構成を示す平面図で
ある。この干渉フィルタ33は、それぞれ透過させる波
長を異にする複数の例えば1/4波長板33a、 33
b・・・を縦に配列して構成されており、干渉フィルタ
33の位置を上下に変化させることによって、取り出す
単一波長光Mの波長を複数段に亙って切り換えられるよ
うになっている。
上記干渉フィルタ33の前方に配置されたアパーチャ3
4は、干渉フィルタ33からの単一波長光Mの光束を絞
り込むためのものてあり、このアパーチャ34を経た単
一波長光Mが前記試料セル21におけるレーザ光りの照
射位置とは別の位置に照射される。
また、上記試料セル2]の後方の、単一波長光照射手段
23の光軸上には、試料粒子によって回折も散乱もせず
試料セル21をそのまま透過する単一波長光Mを検出す
る透過光用フォトセンサ38が配置されており、このフ
ォトセンサ38は対応する増幅器36を介して上記した
マルチプレクサ37に接続されている。
さらに、上記試料セル21の周囲には、試料粒子によっ
て回折もしくは散乱する単一波長光Mを、各散乱角ごと
に個別に検出するためのフォトセンサ群26を構成する
複数のフォトセンサ26a、 26b・・・が、それぞ
れの散乱角位置に分けて配置されている。とくに、ここ
では、試料セル21の後方、つまり単一波長光照射手段
23の配置側だけでなく、試料セル21の前方側にもフ
ォトセンサ26a、 26b・・・を配置して、試料セ
ル21の前方に散&する単一波長光Mについてもその光
強度を測定するように構成されている。
上記各フォトセンサ26a、26b・・・では、それぞ
れ対応する集光レンズ39a、 39b・・・で集光し
た回折光もしくは散乱光が受光される。これらのフォト
センサ26a、26b・・・はそれぞれ対応する増幅器
36・・・を介して前記マルチプレクサ37に接続され
ている。
上述した単一波長光照射手段23、フォトセンサ群26
および集光レンズ39a、39b・・・は、比較的に粒
子径の小さい試料粒子による回折光もしくは散乱光を受
光する小径粒子検出用光学系20を構成する。
上記マルチプレクサ37は、上述したリング状ディテク
タ25のフォトセンサ25a、25b・・・、35や他
のフォトセンサ26a、26b・・・、38で検出され
る光強度の測定データを所定の順序で取り込み、取り込
んだ測定データをその取込み順序にしたがった直列信号
に変換して次段のA、/D変換器39に送出する機能を
持つ回路である。
上記A/D変換器39は、送られてきた測定データつt
ffiアナログデータをデジタルデータに変換する回路
であり、そのデジタルデータは次段の演算処理装置40
に送られる。
上記演算処理装置40は、送られてきた光強度に関する
デジタルデータに基づき、試料セル21中の試料粒子に
ついての粒度分布を求める演算処理を行う装置であり、
コンピュータなとによって構成される。その演算機能は
、フラウンホーファ回折もしくはミー散乱理論に基づい
て粒度分布を求めるものであるが、ここでは、その演算
に使用する入力データを粒度分布の演算に先立ち補正す
る補正処理の機能も付加されている。
すなわち、この場合の補正処理とは、回折光もしくは散
乱光を各フォトセンサ25a、25b・・・、26a、
26b・・・が受光するときに透過光用フォトセンサ3
5.38で受光される透過光のデータに基づき、フォト
センサ25a、25b・・・、 26a、 26b・・
・による光強度データを補正するものてあり、レーザ光
りの回折光もしくは散乱光を受光するフォトセンサ25
a、25b・・・の測定データについては透過光用フォ
トセンサ35の検出する透過光測定データに基づき、ま
た単一波長光Mの回折光もしくは散乱光を受光するフォ
トセンサ26a、26b・・・の測定データについては
透過光用フォトセンサ38の検出する透過光測定データ
に基づき、それぞれ補正される。
第4図は、上記演算処理装置40において行われる演算
処理の概要を示すフローチャートである。
次に、第4図のフローチャートも参照して、上記粒度分
布測定装置による粒度分布の測定手順について説明する
レーザ光照射手段22を構成する光学系では、レーザ光
源27からのレーザ光りがビームエキスパンダ28で光
束を拡大されて試料セル21に照射される。
このレーザ光りは、試料セル21中の試料粒子によって
回折もしくは散乱し、その回折光もしくは散乱光が集光
レンズ24によってリング状ディテクタ25上に結像さ
れる。
上記リング状ディテクタ25において、その中心に位置
する透過光用フォトセンサ35ては、試料粒子によって
回折も散乱もせず試料セル21をそのまま透過したレー
ザ光りの光強度が測定される。また、その外周に配置さ
れているその他のフォトセンサ25a、25b・・・で
は、試料粒子によって回折もしくは散乱したレーザ光り
の光強度が測定される。
各フォトセンサ25a、25b・・・のうち、外周側の
フォトセンサは散乱角のより大きい散乱光を受光し、内
周側のフォトセンサは散乱角のより小さい散乱光を受光
する。したがって、外周側のフォトセンサの検出する光
強度は粒子径のより大きい試料粒子の量を反映しており
、内周側のフォトセンサの検出する光強度は粒子径のよ
り小さい試料粒子の量を反映していることになる。これ
らの各フォトセンサ25a、25b・・・、35が検出
した光強度はアナログ電気信号に変換され、さらに増幅
器36を経てマルチプレクサ37に入力される。
一方、単一波長光照射手段23を構成する光学系におい
ては、ランプ光源29からのランプ光がアパーチャ31
を経て、コリメータレンズ32て平行光線にされ、その
平行光線は干渉フィルタ33によって単一波長光Mにさ
れる。さらに、単一波長光Mはアパーチャ34によって
光束を絞られた後、試料セル21に照射される。
この単一波長光Mは、試料セル21中の試料粒子によっ
て回折もしくは散乱し、その散乱光が個々の集光レンズ
39a、39b・・・を経てそれぞれ対応するフォトセ
ンサ26a、26b・・・に集光され、これらのフォト
センサ群26によってその光強度分布が測定される。
上記各フォトセンサ群26において、試料セル21の後
方寄りに配置されているフォトセンサは、散乱角のより
大きい単一波長光Mを受光し、試料セル21の前方寄り
に配置されているフォトセンサは、散乱角のより小さい
単一波長光Mを受光する。したがって、後方に配置され
ているフォトセンサの検出する光強度は粒子径のより小
さい試料粒子の量を反映しており、前方に配置されてい
るフォトセンサの検出する光強度は粒子径のより大きい
試料粒子の量を反映していることになる。これらの各フ
ォトセンサ26a、26b・・・、38が検出した光強
度はアナログ電気信号に変換され、さらに増幅器36を
経てマルチプレクサ37に入力される。
上述したように、ランプ光源29として、その波長域が
レーザ光りの波長よりも短いものが予め選ばれているの
で、単一波長光Mの回折光もしくは散乱光は粒子径の小
さい試料粒子についての粒度分布を求めるのに有効とな
る。他方、レーザ光りの回折光もしくは散乱光は粒子径
の大きい試料粒子についての粒度分布を求めるのに有効
となる。
マルチプレクサ37では、各フォトセンサ25a。
25b・・−,35,26a、26b・、37から入力
されてきた測定データ、つまりアナログ電気信号が一定
の順序で取り込まれる。すなわち、例えば、粒子径の小
さい試料粒子に対応するフォトセンサ26a。
26b・・・からフォトセンサ25a、15b・・・へ
とそれらの測定データが取り込まれる。
なお、単一波長光照射手段23においては、干渉フィル
タ33の位置を上下に変えることによって、試料セル2
1に照射される単一波長光Mの波長が切り換えられるの
で、その切換え操作によって、小径粒子検出用光学系2
0による測定データとして、数段階にわたる粒子径の範
囲のデータを得ることができる。
マルチプレクサ37て取り込まれたアナログ電気信号は
直列信号にされて、次段のA、/D変換器39て順次デ
ジタル信号に変換され、さらに次段の演算処理装置40
に入力される。
上記演算処理装置40には、第4図に示すように、実質
的な粒度分布の算、比処理を行うのに先立ち、上記試料
セル21に試料粒子を含まない試料液(以下、必要に応
じてブランク試料液と呼ぶ)を収容した状態のもとで、
透過光用フォトセンサ35.38によって測定される各
透過光のデータが予め記憶される(ステップSl)。な
お、そのデータのうち、単一波長光Mの透過光データに
ついては、干渉フィルタ33によって切り換えられる各
波長の単一波長光ごとに別々に測定され記憶される。
次に行われる実質的な粒度分布の算出処理では、試料セ
ル21中の試料粒子を含む試料液を透過してきた単一透
過光Mを受光する透過光用フォトセンサ38、およびレ
ーザ光りを受光する透過光用フォトセンサ35によって
測定される各透過光データと、先に記憶されていたブラ
ンク試料液に対する各透過光データとの比が求められる
(ステップS2)。
すなわち、透過光用フォトセンサ35の測定する透過光
データと、これに対応するブランク試料液の場合の透過
光データとの比から単一波長光Mの透過率が算出され、
同様に透過光用フォトセンサ38の測定する透過光デー
タと、これに対応するブランク試料液の場合の透過光デ
ータとの比からレーザ光りの透過率が算出される。
次に、リング状ディテクタ25のフォトセンサ25a、
25b・・・による測定データは、上記透過光用フォト
センサ35の測定データから求められた透過率に応じた
量だけ増大補正され、同様にフォトセンサ26a、26
b・・・による測定データは、上記透過光用フォトセン
サ38の測定データから求められた透過率に応じた量だ
け増大補正される(ステップS3)。
しかる後に、上記の如く補正した各光強度の測定データ
に基づき、試料粒子の粒度分布が求められる(ステップ
S4)。その算出手順は、フラウンホーファ回折もしく
はミー散乱理論に基づき行われる。
〔発明の効果〕
本発明は、上述した構成より成り、試料粒子によって回
折もしくは散乱するレーザ光の光強度を測定するリング
状ディテクタによる測定データ、および単一波長光の光
強度を測定するフォトセンサ群の測定データを、そのと
きの試料粒子の濃度に応じた量だけ補正手段によって補
正し、その補正した測定データに基づき粒度分布算出手
段によって試料粒子についての粒度分布を算出するよう
にしているので、多重散乱の影響を受けない正確な粒度
分布を測定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は本発明の粒度分布測定装置の概要を模式的に示す図、
第2図は前記粒度分布測定装置におけるリング状ディテ
クタを示す斜視図、第3図は前記粒度分布算出手段にお
ける干渉フィルタを示す平面図、第4図は前記粒度分布
測定装置の測定動作を示すフローチャートである。 第5図は従来の粒度分布測定装置の構成を示す斜視図で
ある。 19・・・大径粒子検出用光学系、20・・・小径粒子
検出用光学系、21・・・試料容器、22・・・レーザ
光照射手段、23・・・単一波長光照射手段、25・・
・リング状ディテクタ、26・・・フォトセンサ群、3
5・・・第1の透過光用フォトセンサ、38・・・第2
の透過光用フォトセンサ、40・・・補正手段および粒
度分布算出手段、L・・・レーザ光、M・・・単一波長
光。 出 願 人   株式会社 堀場製作所代 理 人  
 弁理士  藤本英夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試料粒子が分散する媒体を収容した試料容器に対してレ
    ーザ光を照射するレーザ光照射手段および前記試料粒子
    によって回折もしくは散乱する各散乱角ごとのレーザ光
    の光強度をそれぞれ測定するリング状ディテクタを含む
    大径粒子検出用光学系と、前記試料容器に対してランプ
    光から得た単一波長光を照射する単一波長光照射手段お
    よび前記試料粒子によって回折もしくは散乱する各散乱
    角ごとの単一波長光の光強度をそれぞれ測定するフォト
    センサ群を含む小径粒子検出用光学系と、前記試料粒子
    によって回折もしくは散乱することなく前記試料容器を
    透過するレーザ光の光強度を測定する第1の透過光用フ
    ォトセンサと、前記試料粒子によって回折もしくは散乱
    することなく前記試料容器を透過する単一波長光の光強
    度を測定する第2の透過光用フォトセンサと、前記第1
    および第2の透過光用フォトセンサの測定データに基づ
    き、前記試料容器に対するレーザ光および単一波長光の
    透過率をそれぞれ算出し、それらの透過率に応じた量だ
    け、前記リング状ディテクタおよびフォトセンサ群の測
    定データを補正する補正手段と、フラウンホーファ回折
    もしくはミー散乱理論に基づき前記補正済み測定データ
    から前記試料粒子の粒度分布を算出する粒度分布算出手
    段とを備えたことを特徴とする粒度分布測定装置。
JP2297869A 1990-11-03 1990-11-03 粒度分布測定装置 Expired - Lifetime JP2876253B2 (ja)

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DE69129260T DE69129260T2 (de) 1990-11-03 1991-10-31 Gerät zur Messung der Teilchengrössenverteilung
US07/786,553 US5185641A (en) 1990-11-03 1991-11-01 Apparatus for simultaneously measuring large and small particle size distribution

Applications Claiming Priority (1)

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