JPH04172190A - クラツド鋼板の製造方法 - Google Patents
クラツド鋼板の製造方法Info
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- JPH04172190A JPH04172190A JP29941890A JP29941890A JPH04172190A JP H04172190 A JPH04172190 A JP H04172190A JP 29941890 A JP29941890 A JP 29941890A JP 29941890 A JP29941890 A JP 29941890A JP H04172190 A JPH04172190 A JP H04172190A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B47/00—Auxiliary arrangements, devices or methods in connection with rolling of multi-layer sheets of metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ステンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合金等
の高耐食合金を合せ材とし、炭素鋼又は低合金鋼を母材
とするクラッド鋼板の製造方法に関するものである。
の高耐食合金を合せ材とし、炭素鋼又は低合金鋼を母材
とするクラッド鋼板の製造方法に関するものである。
［従来の技術］
従来のこの種のクラッド鋼板の製造方法としては、例え
ば特開昭５’ｌ−１０９５８７号公報にて知られるよう
に、いわゆるサンドイッチ方式と犠牲板方式とがある。
ば特開昭５’ｌ−１０９５８７号公報にて知られるよう
に、いわゆるサンドイッチ方式と犠牲板方式とがある。
サンドイッチ方式にあっては合せ材と合せ材との間に、
また犠牲板方式にあっては合せ材と犠牲板との間に、そ
れぞれ分離剤を塗布し、乾燥させた状態にて所定のシー
ル溶接を行う。その後、熱間圧延を行い、分離剤を塗布
した箇所にて分離して合せ材と母材とを接合したクラッ
ド鋼板を得ていた。この分離剤としては、アルミナ、ク
ロマイト粉末等を水ガラス水溶液に混合したものが一般
に使用されている。
また犠牲板方式にあっては合せ材と犠牲板との間に、そ
れぞれ分離剤を塗布し、乾燥させた状態にて所定のシー
ル溶接を行う。その後、熱間圧延を行い、分離剤を塗布
した箇所にて分離して合せ材と母材とを接合したクラッ
ド鋼板を得ていた。この分離剤としては、アルミナ、ク
ロマイト粉末等を水ガラス水溶液に混合したものが一般
に使用されている。
（発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のクラッド鋼板の製造方
法にあっては、分離剤の塗布工程を伴って製造工程が煩
雑になると共に、分離剤からのガス発生があるため、接
合界面の汚損による未接合部の発生、シール溶接部の破
断による圧延不能等の不具合が生していた。更に、圧延
後に分離剤付着によって合せ材表面に損傷を生し、或い
は合せ材表面に過度の研磨作業が必要になる。
法にあっては、分離剤の塗布工程を伴って製造工程が煩
雑になると共に、分離剤からのガス発生があるため、接
合界面の汚損による未接合部の発生、シール溶接部の破
断による圧延不能等の不具合が生していた。更に、圧延
後に分離剤付着によって合せ材表面に損傷を生し、或い
は合せ材表面に過度の研磨作業が必要になる。
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされ
たものであり、請求項（１）記載の発明の構成は、ステ
ンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合金等の高耐食合金よ
りなる合せ材と、炭素鋼又は低合金鋼よりなる母材との
重合板の一対を、各合せ材の一側面にミルスケールを残
したままで該合せ材のミルスケール面同士を対向させて
サンドイッチ状に組合せ、両合せ材間の周縁にスペーサ
を配置して外気と連通ずる通気孔を有する空隙を形成し
、更に両岸材間に通気孔を有する接合板を溶接固定した
状態にて加熱し、その後圧延するクラッド鋼板の製造方
法である。
たものであり、請求項（１）記載の発明の構成は、ステ
ンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合金等の高耐食合金よ
りなる合せ材と、炭素鋼又は低合金鋼よりなる母材との
重合板の一対を、各合せ材の一側面にミルスケールを残
したままで該合せ材のミルスケール面同士を対向させて
サンドイッチ状に組合せ、両合せ材間の周縁にスペーサ
を配置して外気と連通ずる通気孔を有する空隙を形成し
、更に両岸材間に通気孔を有する接合板を溶接固定した
状態にて加熱し、その後圧延するクラッド鋼板の製造方
法である。
また、請求項（２）記載の発明の構成は、ステンレス鋼
、ニッケル基又は鉄基超合金等の高耐食合金よりなる合
せ材と、炭素鋼又は低合金鋼よりなる母材と、犠牲板と
を、該合せ材の一側面にミルスケールを残したままで該
合せ材のミルスケール面を該犠牲板に対向させて母材−
合せ材−犠牲板の順に組合せ、合せ材と犠牲板との間の
周縁にスペーサを配置して外気と連通ずる通気孔を有す
る空隙を形成し、更に母材と犠牲板との間に通気孔を有
する接合板を溶接固定した状態にて加熱し、その後圧延
するクラッド鋼板の製造方法である。
、ニッケル基又は鉄基超合金等の高耐食合金よりなる合
せ材と、炭素鋼又は低合金鋼よりなる母材と、犠牲板と
を、該合せ材の一側面にミルスケールを残したままで該
合せ材のミルスケール面を該犠牲板に対向させて母材−
合せ材−犠牲板の順に組合せ、合せ材と犠牲板との間の
周縁にスペーサを配置して外気と連通ずる通気孔を有す
る空隙を形成し、更に母材と犠牲板との間に通気孔を有
する接合板を溶接固定した状態にて加熱し、その後圧延
するクラッド鋼板の製造方法である。
このようなりラッド鋼板の製造方法によれば、サンドイ
ッチ方式又は犠牲板方式のいずれにあっても、分離剤を
使用することなく、合せ材のミルスケール面によって分
離性が確保される。サンドイッチ方式にあっては合せ材
のミルスケール面を内側として対向させてサンドイッチ
状に組合せ、犠牲板方式にあっては合せ材のミルスケー
ル面を犠牲板に対向させて組合せ、合せ材と合せ材との
間又は合せ材と犠牲板との間に間隔を保持するようにス
ペーサを配置し、空隙を形成すると共に、この空隙を通
気孔を介して外気に連通させる。
ッチ方式又は犠牲板方式のいずれにあっても、分離剤を
使用することなく、合せ材のミルスケール面によって分
離性が確保される。サンドイッチ方式にあっては合せ材
のミルスケール面を内側として対向させてサンドイッチ
状に組合せ、犠牲板方式にあっては合せ材のミルスケー
ル面を犠牲板に対向させて組合せ、合せ材と合せ材との
間又は合せ材と犠牲板との間に間隔を保持するようにス
ペーサを配置し、空隙を形成すると共に、この空隙を通
気孔を介して外気に連通させる。
次に、両岸材間又は母材と犠牲板との間に通気孔を有す
る接合板を溶接固定し、圧延温度にまで加熱する。この
加熱により、空隙に面する合せ材のミルスケール面の酸
化が促され、酸化層を形成する。加熱した組合せ体は圧
延機によって所定の圧延比にて圧延し、合せ材と母材と
を接合させる、圧延後に、スペーサの内側から切断して
耳部を除去し、２枚又は１枚のクラッド鋼板を得る。酸
化層を形成したミルスケール面が分離性の向上に寄与す
るため、合せ材は容品に分離する。しかも、この分離面
が分離剤による損傷を受けないので、酸化層を酸洗にて
除去すれば、平滑な分離面が得られ、従来必要とされた
ショツトブラスト処理、砥石研削等の圧延後の表面手入
れが不要である。更に、空隙は、通気孔を介して外気に
連通しているので、圧延に伴う空隙の圧縮によって内圧
の高まりがなく、溶接部が破断するといった事故は生じ
ない。
る接合板を溶接固定し、圧延温度にまで加熱する。この
加熱により、空隙に面する合せ材のミルスケール面の酸
化が促され、酸化層を形成する。加熱した組合せ体は圧
延機によって所定の圧延比にて圧延し、合せ材と母材と
を接合させる、圧延後に、スペーサの内側から切断して
耳部を除去し、２枚又は１枚のクラッド鋼板を得る。酸
化層を形成したミルスケール面が分離性の向上に寄与す
るため、合せ材は容品に分離する。しかも、この分離面
が分離剤による損傷を受けないので、酸化層を酸洗にて
除去すれば、平滑な分離面が得られ、従来必要とされた
ショツトブラスト処理、砥石研削等の圧延後の表面手入
れが不要である。更に、空隙は、通気孔を介して外気に
連通しているので、圧延に伴う空隙の圧縮によって内圧
の高まりがなく、溶接部が破断するといった事故は生じ
ない。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第１．２図に基づいてサンドイッチ方式にかかる本発明
方法の第１実施例を説明する。回申において符号１０は
合せ材を示し、ステンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合
金等の高耐食合金よりなる。この合せ材１０は、−側面
のミルスケール１゜ａを合成樹脂等の非電導材で覆い、
酸洗を含むメツキ処理を他側面にのみ施し、−Ｓ面にミ
ルスケール１０ａをそのまま残す。このメツキ処理は、
浸炭の防止及び接着強度の向上を目的として必要に応し
て行われるものであり、ニッケル、銅等が合せ材１０の
他側面に薄層をなすようにメツキされる。なお、このメ
ツキ処理に代えてニッケル、銅、鉄等の薄箔をインサー
ト材として介装することもできる。
方法の第１実施例を説明する。回申において符号１０は
合せ材を示し、ステンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合
金等の高耐食合金よりなる。この合せ材１０は、−側面
のミルスケール１゜ａを合成樹脂等の非電導材で覆い、
酸洗を含むメツキ処理を他側面にのみ施し、−Ｓ面にミ
ルスケール１０ａをそのまま残す。このメツキ処理は、
浸炭の防止及び接着強度の向上を目的として必要に応し
て行われるものであり、ニッケル、銅等が合せ材１０の
他側面に薄層をなすようにメツキされる。なお、このメ
ツキ処理に代えてニッケル、銅、鉄等の薄箔をインサー
ト材として介装することもできる。
１１は母材を示し、炭素鋼又は低合金鋼よりなる。この
合せ材１０と母材１１との重合板を２組用意し、各合せ
材ｌＯのミルスケール１０ａ面を内側として対向させて
サンドイッチ状に組合せる。その際、合せ材１０と合せ
材１０との間に間隔を保持するようにスペーサ１２を配
置する。スペーサ１２は、矩形をなす合せ材１０．１０
間の周縁部四周に配置し、合せ材１０．１０間に空隙Ｓ
を形成すると共に、合せ材１０の各辺のスペーサ１２．
１２間に通気孔１３を形成する。このスペーサ１２は、
軟鋼製の丸棒又は角棒からなる。
合せ材１０と母材１１との重合板を２組用意し、各合せ
材ｌＯのミルスケール１０ａ面を内側として対向させて
サンドイッチ状に組合せる。その際、合せ材１０と合せ
材１０との間に間隔を保持するようにスペーサ１２を配
置する。スペーサ１２は、矩形をなす合せ材１０．１０
間の周縁部四周に配置し、合せ材１０．１０間に空隙Ｓ
を形成すると共に、合せ材１０の各辺のスペーサ１２．
１２間に通気孔１３を形成する。このスペーサ１２は、
軟鋼製の丸棒又は角棒からなる。
次に、両母材１１，１１間に通気孔を有する接合板１５
を溶接固定する。具体的には、合せ材１０．１０の四周
を囲むように、母材１１，１１間に接合板１５を溶接固
定し、合せ材１０．１０の周囲に接合板１５によって区
画され、通気孔１４によって外気と連通ずる空間１６を
形成する。しかして、合せ材１０．１０間の空隙Ｓは、
通気孔１３、空間Ｉ６及び通気孔１４を介して外気と連
通している。
を溶接固定する。具体的には、合せ材１０．１０の四周
を囲むように、母材１１，１１間に接合板１５を溶接固
定し、合せ材１０．１０の周囲に接合板１５によって区
画され、通気孔１４によって外気と連通ずる空間１６を
形成する。しかして、合せ材１０．１０間の空隙Ｓは、
通気孔１３、空間Ｉ６及び通気孔１４を介して外気と連
通している。
このような組合せ体は、１０００°Ｃ以上で溶解温度以
下の圧延温度にて加熱する。この加熱により、空隙Ｓに
面する合せ材１０．１０のミルスケールｌｏａ、１０ａ
面の酸化が促され、酸化層を形成する。加熱した組合せ
体は図外の圧延機によって所定の圧延比にて圧延し、合
せ材１０と母材１１とを接合する。圧延後に、スペーサ
１２．１２の内側から切断して耳部を除去し、２枚のク
ラッド鋼板を得る。酸化層を形成したミルスケール１０
ａ、１０ａ面が分離性の向上に寄与し、合せ材１０．１
０間は容品に分離する。しかも、この分離面が分離剤に
よる損傷を受けないので、酸化層を酸洗にて除去すれば
、平滑な分離面が得られ、従来必要とされたショツトブ
ラスト処理、砥石研削等の圧延後の表面手入れが不要で
ある。更に、空隙Ｓは、通気孔１３、空間１６及び通気
孔１４を介して外気に連通しているので、圧延に伴う空
隙Ｓの圧縮によって内圧の高まりがなく、溶接部である
接合板１５が破断するといった事故は生しない。
下の圧延温度にて加熱する。この加熱により、空隙Ｓに
面する合せ材１０．１０のミルスケールｌｏａ、１０ａ
面の酸化が促され、酸化層を形成する。加熱した組合せ
体は図外の圧延機によって所定の圧延比にて圧延し、合
せ材１０と母材１１とを接合する。圧延後に、スペーサ
１２．１２の内側から切断して耳部を除去し、２枚のク
ラッド鋼板を得る。酸化層を形成したミルスケール１０
ａ、１０ａ面が分離性の向上に寄与し、合せ材１０．１
０間は容品に分離する。しかも、この分離面が分離剤に
よる損傷を受けないので、酸化層を酸洗にて除去すれば
、平滑な分離面が得られ、従来必要とされたショツトブ
ラスト処理、砥石研削等の圧延後の表面手入れが不要で
ある。更に、空隙Ｓは、通気孔１３、空間１６及び通気
孔１４を介して外気に連通しているので、圧延に伴う空
隙Ｓの圧縮によって内圧の高まりがなく、溶接部である
接合板１５が破断するといった事故は生しない。
実際に、合せ材ｌＯとしてＪＩＳ ５ｔＪＳ３０４Ｌ
を用い、母材１１としてＳＳ４１を用い、分離面間に１
０＋ｎｍφ軟綱丸捧のスペーサ１２を点溶接にて固定し
て空隙Ｓを確保し、１２００°Ｃに加熱した後、圧延比
を５．７として圧延し、製品寸法（２＋６）ｔＸ２００
０’ ｘ６０００’ （ａｍ）のクラッド鋼板をサンド
イッチ方式にて製作した、その結果、分離性のみならず
圧着性についても良好であった。
を用い、母材１１としてＳＳ４１を用い、分離面間に１
０＋ｎｍφ軟綱丸捧のスペーサ１２を点溶接にて固定し
て空隙Ｓを確保し、１２００°Ｃに加熱した後、圧延比
を５．７として圧延し、製品寸法（２＋６）ｔＸ２００
０’ ｘ６０００’ （ａｍ）のクラッド鋼板をサンド
イッチ方式にて製作した、その結果、分離性のみならず
圧着性についても良好であった。
次に、第３，４図に基づいて犠牲板方式にかかる本発明
方法の第２実施例を説明する。第１実施例と同一部分に
は同一符合を付しである。
方法の第２実施例を説明する。第１実施例と同一部分に
は同一符合を付しである。
この実施例にあっては、犠牲板１７を使用し、１枚の合
せ材１０と母材１１との重合板に対し、合せ材１０の一
側面に残したミルスケール１０ａ面を犠牲板１７に対向
させて母材１１−合せ材１〇−犠牲板１７の順に組合せ
る。この合せ材１０と犠牲板１７との間の周縁にスペー
サ１２を配置し、合せ材１０と犠牲板１７との間に外気
と連通ずる通気孔１３を有する空隙Ｓを形成する。更に
母材１１と犠牲＠、１７との間に通気孔１４を有する接
合板１５を溶接固定し、合せ材１０の周囲に接合板１５
によって区画され、通気孔１４によって外気と連通ずる
空間１６を形成する。これにより、空隙Ｓは、通気孔１
３、空間１６及び通気孔１４を介して外気に連通ずる。
せ材１０と母材１１との重合板に対し、合せ材１０の一
側面に残したミルスケール１０ａ面を犠牲板１７に対向
させて母材１１−合せ材１〇−犠牲板１７の順に組合せ
る。この合せ材１０と犠牲板１７との間の周縁にスペー
サ１２を配置し、合せ材１０と犠牲板１７との間に外気
と連通ずる通気孔１３を有する空隙Ｓを形成する。更に
母材１１と犠牲＠、１７との間に通気孔１４を有する接
合板１５を溶接固定し、合せ材１０の周囲に接合板１５
によって区画され、通気孔１４によって外気と連通ずる
空間１６を形成する。これにより、空隙Ｓは、通気孔１
３、空間１６及び通気孔１４を介して外気に連通ずる。
このような組合せ体を圧延温度にまで加熱し、その後圧
延機によって所定の圧延比にて圧延し、合せ材１０と母
材１１とを接合する。圧延後に、スペーサ１２．１２の
内側から切断して耳部を除去し、１枚のクラッド鋼板を
得る。
延機によって所定の圧延比にて圧延し、合せ材１０と母
材１１とを接合する。圧延後に、スペーサ１２．１２の
内側から切断して耳部を除去し、１枚のクラッド鋼板を
得る。
しかして、この実施例によっても、加熱によって良好な
酸化層を形成したミルスケール１０ａ面が犠牲板１７と
の分離性の向上に寄与し、合せ材ｌＯが容品に分離する
など、第１実施例と同様の作用を得ることができる。
酸化層を形成したミルスケール１０ａ面が犠牲板１７と
の分離性の向上に寄与し、合せ材ｌＯが容品に分離する
など、第１実施例と同様の作用を得ることができる。
１以上の説明によって理解されるように、本発明によれ
ば、分離剤の塗布を伴うことなくクラッド鋼板を製作で
き、比較的簡素な工程によって分離剤に起因するガス発
生による未接合部、溶接部の破断による圧延不能といっ
た不具合を回避することができる。加えて、分離剤付着
による合せ材の損傷が回避され、圧延後の煩雑な表面手
入れ作業が著しく軽減され、ショツトブラスト処理、砥
石研磨といった手入れ作業の省略も可能である。なお、
合せ材の酸化層の機能により、合せ材表面の浸炭層の形
成も良好に抑制されている。
ば、分離剤の塗布を伴うことなくクラッド鋼板を製作で
き、比較的簡素な工程によって分離剤に起因するガス発
生による未接合部、溶接部の破断による圧延不能といっ
た不具合を回避することができる。加えて、分離剤付着
による合せ材の損傷が回避され、圧延後の煩雑な表面手
入れ作業が著しく軽減され、ショツトブラスト処理、砥
石研磨といった手入れ作業の省略も可能である。なお、
合せ材の酸化層の機能により、合せ材表面の浸炭層の形
成も良好に抑制されている。
第１．２図は本発明の第１実施例を示し、第１図は組合
せ体を示す断面図、第２図は第１回の■−ｎ線断面図、
第３，４図は本発明の第２実施例を示し、第３図は組合
せ体を示す断面図、第４図は第３図の■−■線断面図で
ある。 １０：合せ材、１０ａ：ミルスケール、１１：母材、１
２ニスペーサ、１３．１４二通気孔、１５：接合板、１
６：空間、１７：犠牲板、Ｓ：空隙。 代理人 弁理士 前 １）宏 之 第１図 第２図 第３図 第４図
せ体を示す断面図、第２図は第１回の■−ｎ線断面図、
第３，４図は本発明の第２実施例を示し、第３図は組合
せ体を示す断面図、第４図は第３図の■−■線断面図で
ある。 １０：合せ材、１０ａ：ミルスケール、１１：母材、１
２ニスペーサ、１３．１４二通気孔、１５：接合板、１
６：空間、１７：犠牲板、Ｓ：空隙。 代理人 弁理士 前 １）宏 之 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (2)
- （１）、ステンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合金等の
高耐食合金よりなる合せ材と、炭素鋼又は低合金鋼より
なる母材との重合板の一対を、各合せ材の一側面にミル
スケールを残したままで該合せ材のミルスケール面同士
を対向させてサンドイッチ状に組合せ、両合せ材間の周
縁にスペーサを配置して外気と連通する通気孔を有する
空隙を形成し、更に両母材間に通気孔を有する接合板を
溶接固定した状態にて加熱し、その後圧延することを特
徴とするクラッド鋼板の製造方法。 - （２）、ステンレス鋼、ニッケル基又は鉄基超合金等の
高耐食合金よりなる合せ材と、炭素鋼又は低合金鋼より
なる母材と、犠牲板とを、該合せ材の一側面にミルスケ
ールを残したままで該合せ材のミルスケール面を該犠牲
板に対向させて母材−合せ材−犠牲板の順に組合せ、合
せ材と犠牲板との間の周縁にスペーサを配置して外気と
連通する通気孔を有する空隙を形成し、更に母材と犠牲
板との間に通気孔を有する接合板を溶接固定した状態に
て加熱し、その後圧延することを特徴とするクラッド鋼
板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29941890A JP2514858B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | クラツド鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29941890A JP2514858B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | クラツド鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04172190A true JPH04172190A (ja) | 1992-06-19 |
| JP2514858B2 JP2514858B2 (ja) | 1996-07-10 |
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ID=17872307
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29941890A Expired - Fee Related JP2514858B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | クラツド鋼板の製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514858B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102764960A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-11-07 | 济钢集团有限公司 | 一种加氢反应釜筒体用复合钢板的制造方法 |
| CN105436203A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-03-30 | 重庆大学 | 镁/铝/钛复合板包覆轧制方法 |
| CN107234133A (zh) * | 2017-04-13 | 2017-10-10 | 华峰日轻铝业股份有限公司 | 一种解决铝基复合材料轧制粘合过程中产生气泡的方法 |
| CN108043875A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-05-18 | 太原科技大学 | 一种轧制高铬铸铁/低碳钢复合板的方法 |
| CN110496859A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-11-26 | 北京科技大学 | 一种免焊包套热轧复合方法 |
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-
1990
- 1990-11-05 JP JP29941890A patent/JP2514858B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN113102503B (zh) * | 2021-04-15 | 2022-02-08 | 西安艾蒙希科技有限公司 | 一种三明治结构的钛铝复合超薄板材的制备方法 |
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| JP2514858B2 (ja) | 1996-07-10 |
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