JPH0417148Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417148Y2
JPH0417148Y2 JP1987004094U JP409487U JPH0417148Y2 JP H0417148 Y2 JPH0417148 Y2 JP H0417148Y2 JP 1987004094 U JP1987004094 U JP 1987004094U JP 409487 U JP409487 U JP 409487U JP H0417148 Y2 JPH0417148 Y2 JP H0417148Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
dose
standard
input
daily dose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987004094U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63111145U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987004094U priority Critical patent/JPH0417148Y2/ja
Publication of JPS63111145U publication Critical patent/JPS63111145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417148Y2 publication Critical patent/JPH0417148Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は薬剤分包機を作動させる入力装置に
関するものである。
[従来の技術] 一般に薬剤分包機は、処方すべき薬剤を各服用
回分ずつ、しかも服用すべき順序にしたがつて一
連に分包することにより、調剤監査を容易にし、
かつ患者が間違いなく服用できるようにしたもの
である。一方薬剤は、一般にその成分によつて標
準的な処方量(たとえば1日量または1回量)が
決まつているものであり、またたとえば成人を対
象とする内科と子供を対象とする小児科とでは、
同種の薬剤であつても1日量または1回量として
の標準的な処方量がそれぞれ別々に決められるも
のである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の薬剤分包機の入力装置
は、入力した処方量がそのまま受入れられるよう
になつているため、入力操作をする人に薬剤の処
方量について勘違いがあつたり、または操作ミス
があつたりすると、当該薬剤の標準的処方量とは
大きくかけ離れた処方量が入力される場合があ
り、とくに標準的処方量を大きく上回る処方量が
入力された場合はその薬剤の服用によつて患者に
重大な危険を及ぼすことがあるし、また標準的処
方量を大きく下回る処方量が入力された場合はそ
の薬剤の服用が実質的に効果を発揮しないことに
よつて症状の悪化を招くことがある等の問題点が
あつた。
この考案は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、薬剤の処方量についての勘違いや操作ミス
等によつて異常な処方量が入力されることを未然
に防止することのできる薬剤分包機の入力装置を
提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するため、処方すべ
き薬剤を各服用回分ずつ分包するようになつた薬
剤分包機において、処方入力に先立つて各薬剤の
標準的処方量をあらかじめ記憶しておく部材と、
表示部材と、処方すべき薬剤の薬品名が入力され
るとその薬剤の標準的処方量を前記記憶部材から
読出して前記表示部材に表示させる制御部材とを
具えたものである。
[作用] この考案は上記手段を採用したことにより、処
方すべき薬剤の薬品名が入力されると、その処方
量が入力されるのを待たずに、当該薬剤の標準的
処方量が自動的に表示部材に表示されることとな
る。
[実施例] 以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1〜第3図はこの考案の一実施例を示し、1
は各種の錠剤を収容した図示しない多数の錠剤フ
イーダと、任意の錠剤フイーダから排出された錠
剤を各服用回分ずつ分包する図示しない包装部材
とを具えた錠剤分包機の本体、2はキーボードか
らなる入力部材3と、CRTからなる表示部材4
と、メモリからなる記憶部材5と、制御部材6と
を具えた入力装置である。入力部材3は登録モー
ドを選択する登録キー7と、入力モードを選択す
る入力キー8と、薬品名入力キー9と、テンキー
10とを具え、薬品名入力キー9は、入力モード
において薬品名のたとえば3文字からなる略称を
入力するとその略称に対応した薬品名が表示部材
4の薬品名欄11に表示されるようになつたJIS
文字キーで構成され、このJIS文字キーは患者名
の入力にも利用されるようになつている。記憶部
材5は、登録キー7によつて登録モードが選択さ
れているとき、薬品名入力キー9によつて入力さ
れた薬品名と、テンキー10によつて入力された
当該薬品の標準的処方量(たとえば標準的な1日
量および服用回ごとの分割比)とを互いに対応し
て記憶するようになつていて、各薬品の標準的処
方量は診療料(たとえば成人を対象とする内科や
子供を対象とする小児科)等の区別によつてそれ
ぞれ設定されるものである。また制御部材6は、
入力キー8によつて入力モードが選択されている
とき、薬品名入力キー9によつて入力された薬品
名に対応した当該薬品の標準的処方量(すなわち
標準的な1日量および服用回ごとの分割比)を記
憶部材5から読出すとともに、この1日量と分割
比とから各回別服用量を導き出してこの各回別服
用量と前記1日量とを表示部材4に表示させるよ
うになつている。そして、記憶部材5から読出さ
れた1日量は薬品名欄11に薬品名が表示される
のと同時に表示部材4の1日量欄12に表示さ
れ、また制御部材6によつて導き出された各回別
服用量は薬品名欄11に薬品名が表示されるのと
同時に表示部材4の分割欄13に表示されるよう
になつている。
上記の入力装置2を使用するには、まず登録キ
ー7によつて登録モードを選択した状態で、薬品
名入力キー9を操作して入力する薬品名と、テン
キー10を操作して入力する当該薬品の標準的処
方量(すなわち標準的な1日量および服用回ごと
の分割比)とを互いに対応して記憶部材5に記憶
させる。このようにしたうえ、入力キー8によつ
て入力モードを選択した状態で、薬品名入力キー
9を構成するJIS文字キーを操作して患者名を入
力すると表示部材4の所定位置に患者名が表示さ
れ、つぎに薬品名入力キー9を操作して処方すべ
き錠剤の薬品名を入力すると、第2図a,b,c
に示すように、その薬品名が表示部材4の薬品名
欄11に表示されるとともに、制御部材6のはた
らきにより、この薬品名に対応した当該薬品の標
準的処方量(すなわち標準的な1日量および服用
回ごとの分割比)が記憶部材5から読出されて、
その1日量(たとえば「8」、「12」、「8」等)が
1日量欄12に表示され、かつこの1日量(すな
わち「8」、「12」、「8」等)と分割比(たとえば
1111,1110,1010等)とから導き出された各回別
服用量(すなわち2222,4440,4040等)が分割欄
13に表示される。ここで、処方すべき薬剤の1
日量および各回別服用量が表示部材4に表示され
た値と一致している場合は、第3図aに示すよう
にその値を入力値として設定する。また、処方す
べき薬剤の1日量および各回別服用量が表示部材
4に表示された値より小さい場合は、テンキー1
0を操作して当該薬品の処方すべき1日量(たと
えば「9」)を入力すると、第3図bに示すよう
に、その1日量(たとえば「9」)が表示部材4
の1日量欄12に表示されるとともに、制御部材
6のはたらきによりこの1日量と分割比(1110)
とから当該薬品の各回別服用量(すなわち3330)
が導き出されて、分割欄13の表示が標準値
(4440)から入力値(3330)に切換わる。一方、
処方すべき薬剤の1日量および各回別服用量が表
示部材4に表示された値より大きい場合は、テン
キー10を操作して当該薬品の処方すべき1日量
(たとえば「10」を入力すると、第3図cに示す
ように、その1日量(すなわち「10」が表示部材
4の1日量欄12に表示されるとともに、制御部
材6のはたらきによりこの1日量と分割比
(1010)とから当該薬品の各回別服用量(すなわ
ち5050)が導き出されて、分割欄13の表示が標
準値(4040)から入力値(5050)に切換わること
となる。
なお、上記実施例では記憶部材5は各薬剤の標
準的処方量として、標準的な1日量と服用回ごと
の分割比とを記憶するようにしたが、この考案は
これに限定するものでなく、たとえば各薬剤の標
準的な1日量と各回別服用量とを記憶することも
できるし、各薬剤の標準的な1日量と1日の服用
回数とを記憶することもできる。また、上記実施
例では分割欄13の分割数を朝、昼、夕および寝
前に対応した4分割としたが、たとえば朝食前、
朝食後、昼食前、昼食後、夕食前、夕食後および
就寝前に対応した7分割としてもよい。また薬品
名入力キー9はJIS文字キーでなくたとえば各キ
ーに薬品名が明示されたアドレスキー方式のもの
としてもよく、いずれの場合も薬品名とともにそ
れに対応した薬品番号を表示部材4に表示するこ
ともでき、さらに上記実施例では錠剤分包機に適
用したがこれに限定するものでなく、その他この
考案は上記実施例の種々の変更、修正が可能であ
ることはいうまでもない。
[考案の効果] この考案は上記のように構成したので、処方入
力時の入力操作としてでなく、処方の実際の有無
とは無関係に各薬剤の標準的処方量を記憶部材に
あらかじめ記憶させておくことができ、そのた
め、処方入力を大量に処理しなければならない繁
忙時を避けて、比較的空いている時間に各薬剤の
標準的処方量を記憶させることができ、しかも、
一旦記憶させた後は、変更する必要がない限りそ
の標準的処方量を何度でも繰り返して利用するこ
とができ、したがつて、処方量が記憶部材にあら
かじめ記憶されている標準的処方量に等しい場合
は、処方入力時に処方量の入力操作を行う必要が
ない。
また、処方すべき薬剤の薬品名が入力される
と、その処方量が入力されるのを待たずに、当該
薬剤の標準的処方量を自動的に表示部材に表示す
ることができ、そのため各薬剤の標準的処方量に
それほど詳しくない人が入力操作しても、標準的
処方量から大きくかけ離れた処方量が入力される
ことは回避されることとなつて、薬剤の処方量に
ついての勘違いや操作ミス等によつて異常な処方
量が入力されることを未然に防止することがで
き、したがつて、たとえば標準的処方量を大きく
上回る処方量が入力された場合のその薬剤の服用
によつて患者に及ぼされる重大に危険や、または
標準的処方量を大きく下回る処方量が入力された
場合にその薬剤の服用が実質的に効果を発揮しな
いことによつて招く症状の悪化等を確実に防止し
て、投薬の安全性を従来のものに比べて著しく高
めることができる等のすぐれた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す全体図、第
2,3図はそれぞれ表示部材の表示画面を示す一
部切欠した説明図である。 1……本体、2……入力装置、3……入力部
材、4……表示部材、5……記憶部材、6……制
御部材、7……登録キー、8……入力キー、9…
…薬品名入力キー、10……テンキー、11……
薬品名欄、12……1日量欄、13……分割欄。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 処方すべき薬剤を各服用回分ずつ分包するよ
    うになつた薬剤分包機において、処方入力に先
    立つて各薬剤の標準的処方量をあらかじめ記憶
    しておく部材と、表示部材と、処方すべき薬剤
    の薬品名が入力されるとその薬剤の標準的処方
    量を前記記憶部材から読出して前記表示部材に
    表示させる制御部材とを具えていることを特徴
    とする入力装置。 2 前記標準的処方量は診療科等の区別によつて
    それぞれ設定される実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の薬剤分包機の入力装置。 3 前記薬品名はその名称、略称またはコード番
    号等によつて入力される実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の薬剤分包機の入力装置。 4 前記記憶部材は処方入力に先立つて、各薬剤
    の標準的な1日量と服用回ごとの分割比とをあ
    らかじめ記憶しておく実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の薬剤分包機の入力装置。 5 前記制御部材は前記記憶部材から各薬剤の標
    準的な1日量と服用回ごとの分割比とを読出し
    て、その1日量と分割比とから導き出した各回
    別服用量と前記1日量とを前記表示部材に表示
    させる実用新案登録請求の範囲第4項記載の薬
    剤分包機の入力装置。 6 前記記憶部材は処方入力に先立つて、各薬剤
    の標準的な1日量と各回別服用量とをあらかじ
    め記憶しておく実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の薬剤分包機の入力装置。 7 前記記憶部材は処方入力に先立つて、各薬剤
    の標準的な1回量と1日の服用回数とをあらか
    じめ記憶しておく実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の薬剤分包機の入力装置。
JP1987004094U 1987-01-14 1987-01-14 Expired JPH0417148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987004094U JPH0417148Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987004094U JPH0417148Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63111145U JPS63111145U (ja) 1988-07-16
JPH0417148Y2 true JPH0417148Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=30784452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987004094U Expired JPH0417148Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417148Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549954A (en) * 1977-06-25 1979-01-25 Akira Washida Glasses
JPS6082130A (ja) * 1983-10-08 1985-05-10 Tokyo Shokai:Kk 錠剤供給装置
JPS60242853A (ja) * 1984-05-17 1985-12-02 株式会社 東京商会 薬剤分包装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549954A (en) * 1977-06-25 1979-01-25 Akira Washida Glasses
JPS6082130A (ja) * 1983-10-08 1985-05-10 Tokyo Shokai:Kk 錠剤供給装置
JPS60242853A (ja) * 1984-05-17 1985-12-02 株式会社 東京商会 薬剤分包装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63111145U (ja) 1988-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6276533B1 (en) Weight-specific elixir dosage calculation reference
JP4811383B2 (ja) 電子カルテシステム
MXPA02012824A (es) Paquete de producto medicinal para terapia de erradicacion.
JP2010198626A (ja) 薬品管理システム
JP2662206B2 (ja) 錠剤用容器
JPH0417148Y2 (ja)
JP4087873B2 (ja) 電子カルテシステム
JPS6348485Y2 (ja)
Wertheimer et al. Prescription accuracy: room for improvement
JPS6348486Y2 (ja)
JP2536388Y2 (ja) 薬剤分包機
JPH1156972A (ja) 投薬データ管理装置
JPS6348483Y2 (ja)
JP2536387Y2 (ja) 薬剤分包機
JP2003002361A (ja) 薬包及び薬包帯
JPS63318674A (ja) 処方箋処理装置
JPH048907Y2 (ja)
JPS6348484Y2 (ja)
JPH1147238A (ja) 医薬品相互作用ルールの作成装置並びに相互作用ルールの作成方法
JP4485656B2 (ja) 薬剤分包装置
KR20060045400A (ko) 전자 차트 장치
O’Donnell et al. Accidental child poisoning: child resistant packaging should be used on all over the counter drugs
KR102276155B1 (ko) 한약 조제 시스템
JPH0611051U (ja) 薬剤分包機の入力装置
KR20010023067A (ko) 약봉투 작성 시스템