JPH04171175A - 砥石径自動計測法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は研削加工機能を備えたマシニングセンタの砥石
径自動計測補正方法に関する。

〔従来の技術〕

従来研削機能を有するマシニグセンタにおける砥石のド
レッシング、ツルーイングによる整形後の砥石径の自動
計測補正手段としては、第５図に示すように機上に設け
た自動計測用タッチセンサ６に、主軸に取り付けた砥石
外径５の３点を接触させて、接触点の座標値データをＮ
Ｃ内部で演算し砥石外径を算出し、ＮＣ装置のデータを
補正していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで前述のような従来の方法では、マスターバーに
よるキャリプレー９１２時間または計測演算時間が長い
不具合や、計測用タッチセンサによるワーキングエリア
の制限が広いことなどが、高速高精度化ニーズ、加工物
の多様化への対応の阻害要因となっており解決されるべ
き課題となってきた。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決する几め本発明の砥石径自動計測法は、
研削機能を有するマシニングセンタなどにおける砥石軸
の軸端に外径計測用基準径部分を設け、この基準外径お
よび整形砥石外径の任意の各１点をテーブル端に設けた
計測用タッチセンサで接触計測し、砥石径の補正量をＮ
Ｃ内部で演算処理することを特徴としている。

〔作用〕

上述の本発明の砥石径自動計測法は、砥石軸端に設けた
計測用基準径のデータを自動計測補正ソフトの情報とし
て予めメモリに入れておき、砥石によるドレッシングま
たはツルーイング後は、計測用タッチセンサの接触によ
る砥石外径の１点と砥石軸基準外径の１点を計測するこ
とで、予めメモリに入れた砥石軸基準径に対する差異（
段差）から砥石外径の実際値を演算し、該当する工具径
補正メモリを書き換えるものでめる。その結果計測時間
を著しく短縮できると共に、ワーキングエリアの制限が
少なくなりテーブル上面を有効に使うことが可能となる
。

〔実施例〕

以下本発明の１実施例として立形マシニングセンタに本
発明を実施した場合を第１図〜第４図に示す。

第１図は本実施例の構成を示す正面図、第２図はタッチ
センサが砥石外径に接触した状態の部分図、第３図はタ
ッチセンサが砥石軸基準径部に接触した状態の部分図、
第４図は第２図の平面図である。これらの図において、
テーブルｌ端に設置したタッチセンサ２によシマシニン
グセンタの主−軸３に取シ付けた砥石４の外径５を計測
する。計測位置の選択は本機の持つｘ、ｙ、ｚ軸方向移
動機能によりタッチセンサ２の接触子６に適切な位置を
選択する。砥石４を取付けた砥石軸の軸端には砥石軸基
準径部７が設けられる。

次ぎに本発明の作動について第２〜第４図によ〕説明す
ると、まず予め砥石軸基準径のデータをＮＣ装置内部に
インプットしておく。ついで砥石によるドレッシングま
たはツルーイング後に、第２、第３図の如く砥石外径５
及び砥石軸基準径７の各１点を計測用タッチセンサ２の
接触子６の接触によシ計測し、この接触信号による位置
情報と、予めメモリに入れた砥石軸基準径のデータｔ−
ＮＣ装置内部で演算し、砥石外径５の実際値を算出し、
該当する工具径補正メモリを書き換えるものである。

〔発明の効果〕

以上述べｆｃように本発明の砥石径自動計測法によれば
次に示す効果が得られる。

（１）　　計測時間が短縮でき作業能率の向上が計れる
。

（２）　　ワーキングエリアの制限が少なくなシ、テー
ブル上面が有効に使える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例として立型マシニングセンタ
に適用した場合を示す正面図、第２図はタッチセンサが
砥石外径に接触した状態を示す部分側面図、第３図はタ
ッチセンサが砥石軸基準径部に接触した状態を示す部分
側面図、第４図は第２図示装置の平面図、第５図は従来
の３点計測法を示す平面図である。 ｌ・・・テーブル、　　　　２・・・タッチセンサ、３
・・・主軸、　　　　　　４・・・砥石、５・・・砥石
外径、 ６・・・タッチセンサの接触子、 ７・・・砥石軸基準径部。 列１図 罠２図　　　　　　　　　周３ＦＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）研削機能を有するマシニングセンタ等における砥
   石軸の軸端に計測用基準径部を設け、該基準径部の外径
   および整形砥石の外径の任意の各１点をテーブル端に配
   置した計測用タッチセンサで接触計測し、砥石径の補正
   量をＮＣ内部で演算処理することを特徴とした砥石径自
   動計測法。