JPS6347579B2 - - Google Patents

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JPS6347579B2
JPS6347579B2 JP23557786A JP23557786A JPS6347579B2 JP S6347579 B2 JPS6347579 B2 JP S6347579B2 JP 23557786 A JP23557786 A JP 23557786A JP 23557786 A JP23557786 A JP 23557786A JP S6347579 B2 JPS6347579 B2 JP S6347579B2
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JP
Japan
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tool
sensor
section
coordinate
target
Prior art date
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Expired
Application number
JP23557786A
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English (en)
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JPS6299060A (ja
Inventor
Hidefumi Shiratori
Akira Kosho
Shosaku Sawada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
Priority to JP23557786A priority Critical patent/JPS6299060A/ja
Publication of JPS6299060A publication Critical patent/JPS6299060A/ja
Publication of JPS6347579B2 publication Critical patent/JPS6347579B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、NC工作機械の刃物台タレツトにツ
ールをセツトする際に刃物台上の刃先の原点から
の座標値入力に使用されるツールプリセツタに関
し、特に、基準工具を設定し、該基準工具で求め
た原点からセンサまでの距離を基準に各工具のオ
フセツト量によりデータを補正するツールプリセ
ツタに関するものである。 〔従来の技術〕 NC工作機械の刃物台タレツトにツールをセツ
トする際に、刃物台におけるツールの原点からの
座標位置は、通常、高性能な導通型リミツトスイ
ツチにより計測されていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 その場合、一つのツールを基準工具として原点
の座標値を測定し、他のツールについてはその都
度刃先を計測し、その測定値と+、−の符号と軸
の方向性(X、Z)を加味しながら手動計算し、
そして個々のメモリを指定して入力していた。例
えば12本の工具の補正を行う場合には24回の手計
算と24回の入力操作を必要としていた。このため
時間がかかるばかりでなく補正ミスや個人差から
生ずる補正精度の問題が発生していた。この問題
を解決するため省力化を図り、補正ミスの防止と
補正精度の向上という3点が重要な課題となる。 本発明の目的は、上記の課題を解決して、工具
の測定値を自動的に取込むと共に工具位置の補正
を記憶手段へ自動的に入力し、計測ミスおよび補
正ミスを予防すると共に、計測器の取扱いの簡略
化、並びに補正精度の向上と計測時間の短縮とを
可能にするツールプリセツタを提供することであ
る。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上記の目的を達成するために送出さ
れたもので、数値制御工作機械の刃物台タレツト
に設けられた工具の刃先座標値を補正するツール
プリセツト装置であつて、ワークを保持して回転
する主軸の軸線と平行および直角の2つの座標軸
の正、負の方向の夫々にタツチセンサを備え、前
記刃物台タレツトに設けられ基準となる座標原点
を設定する基準工具または前記刃物台タレツトに
設けられ補正対象となる加工用の対象工具の所定
位置からタツチセンサまでの座標値を求めるべく
所定位置に設けられるセンサ部と、前記刃物台の
移動座標値を計測しこの計測した移動座標値を前
記対象工具または基準工具と前記タツチセンサと
の接触によつて登録するレジスタと、前記座標値
検出の対象工具または基準工具とこれら工具が接
触するタツチセンサとを対応させる機能と前記レ
ジスタに各対象工具または基準工具の検出値を各
センサ毎に指定する機能を有するアドレス部と、
該アドレス部の指令に従つて前記各タツチセンサ
を順次選択する独立した回路を有する信号回路部
と、前記レジスタへの登録にもとづいて、この登
録された各対象工具の座標値と前記基準工具の座
標値との差値を求める演算部と、上記演算部の出
力信号を各対象工具の座標値補正用オフセツト値
として夫々格納するメモリ部とから構成したツー
ルプリセツタを問題解決の手段として用いるもの
である。 〔作用〕 上記手段を用いることにより、2次元座標軸
夫々の双方向に各1つ備えたセンサにより第1の
方向から被測定工具刃先と接触するセンサと第2
の方向から被測定工具刃先と接触するセンサの4
つのセンサで検出した原点からの工具刃先位置
は、夫々のセンサ位置から原点までの距離と比較
演算されて補正値が算出され、正しい工具刃先位
置に補正することができる。 〔実施例〕 以下、本発明を実施例と図面により詳細に説明
する。 第1図は、本発明を実施したツールプリセツタ
とNC工作機械の一例を示す概略構成図である。
図において、ツールプリセツタAはセンサ部1
と、信号回路部2と、アドレス部3と演算部4
1、メモリ部42、キーボード43および2つの
レジスタ44aおよび44bを備え、インタフエ
ースCを介しての信号入力により指定される補正
番号のデータを処理する。第1のレジスタ44a
はタツチセンサが接触を受けた時点での刃物台の
座標軸XもしくはZに関する位置を一時登録する
もので、書込みモードの指定を受け、その指令に
応じて登録されていた座標値を演算部41へ入力
する。第2のレジスタ44bは基準工具を使用し
て求めた原点データを登録するもので、キーボー
ド43によつても書込まれ、必要の都度演算部4
1へ入力される。演算部41は2つのレジスタか
らの入力に基づいて各工具毎のオフセツト量を算
出し、メモリ部42へ保存する。メモリ部42に
記憶されたオフセツト量は、必要に応じてキーボ
ード43から手動によりパラメータの選択により
読み出され、工具位置の補正に使用される。 なお、第1図において、センサ部1からI/O
インターフエイス52に入力する信号1aは軸移
動停止指令であり、Dは周知の制御回路入力部で
あつて、ジヨク/ハンドル50の移動指令信号5
0aとXZサーボモータ46からの第1レジスタ
44aを通るフイードバツク信号46a(各サー
ボモータに軸着したパルス発電機信号)とを入力
して、その偏差信号をXZ制御回路45に出力す
る位置決め演算部51を有するものである。 第2図は、本発明を実施したツールプリセツタ
の一例のセンサ部1を示す平面図である。該セン
サ部1はNC工作機械に揺動自在に取付けられた
アームに設けて振り込み可能であるか又は他の移
動手段により検出位置とワーク加工時の待避位置
とを移動することができるものである。図におい
て、センサ部1は、2つの座標軸XおよびZのそ
れぞれの双方向(+および−)に各1つのタツチ
センサ、すなわちセンサ芯10に対してX軸プラ
ス側センサ11x、X軸マイナス側センサ12
x、Z軸プラス側センサ11zおよびZ軸マイナ
ス側センサ12zの計4つのタツチセンサを備え
ている。一方、基準工具50および対象ツール5
1の刃先はそれぞれの原点位置にある状態で図示
されていて、例えば、対象ツール51の刃先がX
軸プラス側センサ11xにタツチするためには
X1として示される距離を移動する必要があり、
同様にZ軸プラス側センサ11zにタツチするた
めにはZ1として示される距離を移動する必要が
ある。上記対象ツール51の刃先が例えばZ軸プ
ラス側センサ11zに接触すると、センサ部1は
信号を発して、その瞬間に前記レジスタ44aで
カウントされている移動量Z1がレジスタ44a
に登録される。なお、この信号回路は各センサそ
れぞれに独立して配線されているのでどのアドレ
スかを示すことができる。その選択は最初に指定
されたものがアドレス部3で自己保持されるの
で、保持されたセンサ以外のセンサに接触して
も、信号は流れず、操作ミスを防止する確認にな
る。 第3図は本発明の信号回路部のセンサ選択回路
の一例を示す部分回路図である。同図において、
センサ部1の出力と信号回路部2の入力とは、5
本の回線で、それぞれオン−オフ・スイツチを介
して接続されていて、第1の回線(#13200)お
よびスイツチ30はオフセツト書込みモードを設
定するためのもので、第2〜第5(#13201〜
#13204)の回線およびスイツチ31〜34は4
つのタツチセンサそれぞれに接続され、その書込
みを指定するためのものである。 例えば、第2図における対象ツール51のX軸
プラス側センサ11xに対する移動量X1を検出
したい場合は、アドレス部3により第3図におけ
る第2のスイツチ31をオンにして自己保持すれ
ばよく、その状態でツールの刃先がZ軸センサ1
1zに誤まつて接触しても、第4の回線
(#13203)はスイツチ33が遮断しているため、
その時の座標値をX1の値として入力するような
ミスは防がれる。そして、ツールの刃先が指定さ
れたセンサ11xに接触した場合のみ、第2の回
線(#13201)およびスイツチ31を通つて信号
が送られ、レジスタ44aに正しいX1値を入力
させる指令を送ることになる。なお、FMS等の
自動機の自動計測に使用する場合は、アドレス部
3では、同様の指定がツールそれぞれに対しても
なされていて、検出されたデータが別なツールの
ものとして入力されるミスも防ぐことができる。
また、アドレス部3は、指定する座標軸およびセ
ンサに関する基準工具のデータを格納しているメ
モリのアドレスを呼び出して対応させる機能も備
えている。 更に、タツチセンサの発生する信号そのもの
も、各タツチセンサのタツチ方向毎に異なつてコ
ード化され、次の第1表の如く、データの処理に
役立てることができる。 なお、第1表中のx1、x2、z1、z2は座標原点
(0、0)からX+、X−、Z+、Z−の方向と
する。
【表】 一方、原点からのタツチセンサの位置について
は、第2図に示された基準工具を使用して求めた
原点(0、0)から各タツチセンサまでの距離
(X10、X20、Z10、Z20)を予めレジスタ44b
に入力しておくものとする。その入力は、基準工
具を実際にタツチセンサに接触させて計測しても
よいが、通常は、基準工具のセツト原点を機械原
点として、パラメータをキーボードで入力する方
が簡便である。次の第2表に、その一例を示す。 なお、X10、X20、Z10、Z20は基準工具が各タ
ツチ面にタツチするまでの距離とする。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、種々
の形状の測定対象ツールに対応できる4方向に配
置した4つのタツチセンサを備え、測定対象のツ
ールの刃先が1本の工具に対して2方向の座標値
を計測するため、タツチセンサを介して、軸の方
向、+、−の符号を自動的に取込み基準工具を使用
して求めた原点からタツチセンサまでの距離と測
定対象ツールとの座標オフセツト量をメモリ部へ
自動的に入力するツールプリセツタが提供され
る。本発明によるツールプリセツタにより補正ミ
スの防止と補正精度の向上、および作業時間の短
縮に大なる効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のツールプリセツタの概略構成
図、第2図は本発明のセンサ部の平面図、第3図
は本発明の信号回路部の一部回路図、第4図は各
種ツールと本発明によるセンサの接触例を示す平
面図、第5図は操作手順のフローチヤートであ
る。 A……ツールプリセツタ、C……インタフエー
ス、1……センサ部、2……信号回路部、3……
アドレス部、41……演算部、42……メモリ
部、43……キーボード、30〜34……スイツ
チ、50……基準工具、51……対象ツール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 数値制御工作機械の刃物台タレツトに設けら
    れた工具の刃先座標値を補正するツールプリセツ
    ト装置であつて、 ワークを保持して回転する主軸の軸線と平行お
    よび直角の2つの座標軸の正、負の方向の夫々に
    タツチセンサを備え、前記刃物台タレツトに設け
    られ基準となる座標原点を設定する基準工具また
    は前記刃物台タレツトに設けられ補正対象となる
    加工用の対象工具の所定位置からタツチセンサま
    での座標値を求めるべく所定位置に設けられるセ
    ンサ部と、 前記刃物台の移動座標値を計測しこの計測した
    移動座標値を前記対象工具または基準工具と前記
    タツチセンサとの接触によつて登録するレジスタ
    と、 前記座標値検出の対象工具または基準工具とこ
    れら工具が接触するタツチセンサとを対応させる
    機能と前記レジスタに各対象工具または基準工具
    の検出値を各センサ毎に指定する機能を有するア
    ドレス部と、 該アドレス部の指令に従つて前記各タツチセン
    サを順次選択する独立した回路を有する信号回路
    部と、 前記レジスタへの登録にもとづいて、この登録
    された各対象工具の座標値と前記基準工具の座標
    値との差値を求める演算部と、 上記演算部の出力信号を各対象工具の座標値補
    正用オフセツト値として夫々格納するメモリ部と
    から構成したことを特徴とするツールプリセツ
    タ。
JP23557786A 1986-10-03 1986-10-03 ツ−ルプリセツタ Granted JPS6299060A (ja)

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JP23558086A Division JPS62152647A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 刃先計測方法
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JP23557886A Division JPS62148138A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 工具刃先位置設定装置
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Publication Number Publication Date
JPS6299060A JPS6299060A (ja) 1987-05-08
JPS6347579B2 true JPS6347579B2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=16988051

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0379169U (ja) * 1989-12-04 1991-08-12
JP2007048014A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の干渉検知システム

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US6758640B2 (en) 2000-10-11 2004-07-06 Fuji Seiko Limited Method and apparatus for controlling movement of cutting blade and workpiece
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JPS6299060A (ja) 1987-05-08

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