JPH04170801A - 帯域阻止フィルタ - Google Patents

帯域阻止フィルタ

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JPH04170801A
JPH04170801A JP29957290A JP29957290A JPH04170801A JP H04170801 A JPH04170801 A JP H04170801A JP 29957290 A JP29957290 A JP 29957290A JP 29957290 A JP29957290 A JP 29957290A JP H04170801 A JPH04170801 A JP H04170801A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘電体共振器を用いた帯域フィルタに関する
。本発明の帯域フィルタは、たとえば自動車電話や携帯
電話、各種無線通信装置などの分野で用いられるもので
ある。
〔従来の技術〕
第7図の等価回路で示されるように構成された帯域フィ
ルタは公知である。この帯域フィルタは、3個の誘電体
共振器(等価回路的にはインダクタンスとキャパシタン
スの並列回路で表現される)K、、に2.に3の出力端
から結合容量C1゜C2、Caを介して端子A、B、C
を導出している。端子A、Cはそれぞれ帯域フィルタと
しての入出力端子T1.T2に接続される。また、端子
A、B間、および端子B、C間にはそれぞれ結合用のイ
ンダクタンスL12ないしL23が接続されている。さ
らに、端子Bとアースとの間に接地容量C8が接続され
、また端子Aとアースとの間、および端子Cとアースと
の間にも必要に応じてそれぞれ接地容量CA、Ccが接
続される。
第7図の等価回路に示す帯域フィルタの一興体例を、第
8図を参照して説明する。
誘電体共振器に1.に2.に3はそれぞれ誘電体ブロッ
クによって構成されている。すなわち、誘電体ブロック
に共振子孔を穿設し、誘電体ブロックのオーブン面を除
く全面および共振子孔内面に導電膜を施すことによって
誘電体共振器が構成されている。この誘電体共振器Kl
 、 K2 、 Kaの出力端は共振子孔内面の導電膜
に接触する接続リードS、、S2.S3を介して導出さ
れる。結合容量C1,C2,C3として、この実施例で
はチップコンデンサが用いられており、その一方の電極
に接続リードS1.S2.S3が接続される。
結合容量C1,C2の他方の電極間、および結合容量C
2、Caの他方の電極間にそれぞれインダクタンスし 
ないしL23が接続される。接地容量CA、Cs 、C
cは、ここではプリント基板用として作られるプラスチ
ック板などを流用して構成される誘電体板Yt 、Y2
 、Yaを用いて得られる。各誘電体板Y1.Y2.Y
3の一面(図示の場合、裏面)には全面に導電膜を形成
してアース電位とし、他面(図示の場合、表面)にはそ
れぞれ導電膜DI、D2.D3が形成されている。この
ような構成により、裏面の導電膜と表面の導電膜D1.
D2.D3とをコンデンサ電極としてそれぞれ接地容量
CA、CB、Coが構成される。
導電膜DDD  と結合容量c1.c2゜1 ″   
2゛3 C3との間を接続する接続リードは図示が省略されてい
る。外部回路への入出力端子は入出力端に位置する両誘
電体板Y、Y  上の導電膜D1゜D から端子リード
SA、Scを介して導出される。
第7図の等価回路に従って第8図のように構成される帯
域フィルタの周波数特性は第9図に示すようになる。横
軸は周波数fを示しており、縦軸は減衰量を示している
。foは減衰周波数帯域の中心周波数を示している。な
お、図において、実線は通過特性を、また破線は反射特
性をそれぞれ示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
第8図から分かるように、従来の帯域フィルタは部品点
数が非常に多いのみならず、結合容量c1.c2.c3
と接地容量CA、CB、coとの間を接続するとともに
その接続点(第7図のA。
B、C)にはさらにインダクタンスLL2”23および
端子リードSA、Soを接続しなければならない。これ
らの接続は半田付けによって行われるのであるが、その
作業の性質上、実装が困難となる。仮に実装したとして
も、半田付けの結果の確認が難しく、不良の発見が困難
である。
本発明は以上の事情を考慮してなされたもので、大型に
することなく実装の容易な帯域フィルタを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、第1の誘電体ブロ
ックによって構成された少なくとも1つの誘電体共振器
を備え、この誘電体共振器の出力端を、結合容量および
接地容量を介して接地し、結合容量および接地容量間の
接続点を個々のフィルタ段の出力端とした帯域フィルタ
において、軸心に沿って貫通孔を形成した第2の誘電体
ブロックを備え、この第2の誘電体ブロックの貫通孔の
内面および貫通孔を挟んで互いに平行な関係にある2つ
の表面に導電膜を形成し、貫通孔内面の導電膜を第1の
電極とし、この第1の電極と表面の導電膜によって構成
される電極との間にそれぞれ結合容量および接地容量を
構成したことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明の帯域フィルタにおいては、貫通孔を形成した第
2の誘電体ブロックを用意し、その貫通孔内面に導電膜
を形成してこれを共通電極とし、貫通孔と平行な関係に
ある2表面にも導電膜を形成してそれを第2.第3の電
極とし、共通電極と第2および第3の電極間にそれぞれ
結合容量および接地容量を構成する。この構成によれば
、1つの誘電体ブロックで共通電極を用いて結合容量お
よび接地容量を得ているため、大型化を回避しつつ、両
容量間を接続する接続リードとその半田付け作業を不要
とすることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明による帯域フィルタの一実施例を示すも
のである。この実施例においては、各段の結合容量と接
地容量とが共通の誘電体ブロック10a 、 10b 
、 10cによって構成されているのが特徴である。す
なわち、直方体形状の誘電体ブロック10a 、 10
b 、 lOcにはそれぞれ軸心方向に沿って貫通孔1
1a 、 llb 、 lieが形成され、それらの各
貫通孔内面および誘電体ブロックlOa 、 10b 
10cの各下面および上面にそれぞれ導電膜(ハツチン
グ部)を形成している。この構成によれば、貫通孔内面
の導電膜が第7図の接続点A、B、Cに相当し、特別な
接続リードを用いることなく各段ごとに相互接続された
一対の容量(結合容量と接地容量)を得ることができる
。したがって、各段ごとに、公知技術に従って構成され
た誘電体共振器に、、に2.に3の出力端と第2の誘電
体ブロック10a 、 10b 、 lOcの上面12
a 、 12b 、 12cの導電膜とを接続リードS
1.S2.S3により接続し、また誘電体ブロック10
a 、 10bの貫通孔11a 、 llb内面の導電
膜相互間、及び誘電体ブロックlOb 、 10cの貫
通孔flb 、 lie内面の導電膜相互間にそれぞれ
結合インダクタンスL12.L23を接続し、さらに画
調電体ブロックlOa 、 10cの貫通孔11a 、
 llcにそれぞれ端子リードSA。
Scを挿入ないし接続することによって、第7図に示す
帯域フィルタが構成されている。
第2図は第1図における誘電体ブロック10a。
10b 、 10cの一具体例を示すものである。この
実施例の誘電体ブロック10は、焼結等によって形成さ
れた直方体形状の誘電体ブロックを基にして構成されて
おり、その軸心に沿って貫通孔11を形成している。貫
通孔11の内面とそれに平行な関係にある任意の対向面
として上面12および下面13に導電膜(ハツチング参
照)を形成している。この構成により、貫通孔11の内
面の導電膜と上面12の導電膜との間、および貫通孔I
Iの内面の導電膜と下面13の導電膜との間に、それぞ
れ、導電膜相互間の対向面積・間隔、およびその間に介
在する誘電体の比誘電率に従って容量C1,CAが構成
される。容量C1は結合容量として機能し、容量CAは
接地容量として機能する。この実施例から分かるように
、両容量C,,CAは1つの誘電体ブロック10によっ
て構成され、しかも両容量C1゜CA間は接続リードを
用いることなく接続された状態となっている。なお、こ
の実施例は、軸心方向の途中で段付けを行うことにより
、すなわち、上面の軸心方向長さ11および下面の軸心
方向長さg2を適当に設定することによって接地容量C
Aに影響を与えることなく結合容量C1の値を小さくし
た構成例を示すものである。もちろん、容量の大小関係
は、図示のものとは逆の関係にすることもできる。この
実施例の場合、段付けの無いものを作って導電膜を形成
してから機械加工により段付けを施せばよい。結合容量
C1および接地容量CAの値いかんによって、面12お
よび面13の軸方向長さ111およびg2を調整すれば
よい。
第3図は結合容量Cおよび接地容量CAが同一値を持っ
ている場合に適用しうる誘電体ブロック10の構成例を
示すものである。この実施例の誘電体ブロック10は直
方体形状をしており、したがって、第2図において11
−12とした場合に相当する。しかし、この実施例にお
いては、導電膜を全面に形成するのではなしに、少なく
とも一方の導電膜面積を少なくすることにより、より小
さい値の容量を持たせることも可能である。
第4図は、アース電位の基板14上に載置された第3図
の誘電体ブロックlOの導電膜を施した貫通孔に接続リ
ードSを挿入した状態を示すものである。このように、
対の容量を構成する誘電体ブロック10を用いることに
より、実装の容易な、機械的強度の安定した端子を有す
る帯域フィルタを構成することができる。
第5図は1つの誘電体ブロック10に複数の貫通孔を並
設する例として3つの貫通孔11a 、 llb 。
11cを形成し、誘電体ブロック1oの各貫通孔内面お
よび下面13の全部のほか、上面12には貫通孔に対応
させて互いに絶縁された3箇所の導電膜12a。
12b 、 12cを形成している。このように構成す
ることによって、第7図の等価回路に示されているよう
な3段構成の帯域フィルタに好適な3対の容量(C1,
CA)、 (C2,CB)、 (C3゜Cc)を1つの
誘電体ブロック10で構成することができる。
第6図は、共通の誘電体ブロック20に並設された3つ
の共振器孔21a 、 21b 、 21cによってそ
れぞれ構成された3つの誘電体共振器と結合阻止孔22
a 、 22bとを有する3段型の誘電体共振器に、誘
電体ブロックloa 、 10b 、 lOcを用いて
各段ごとに別々に構成された3個の容量対を組み合わせ
た実施例を示すものである。他の構成部分は第1図のも
のと変わりが無い。この実施例によっても、すでに述べ
た特徴を有する帯域フィルタを構成することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、結合容量と接地容量を1つの誘電
体ブロックを用いて構成することにより、部品点数が少
なく、しかも小型で、両者間の接続リードを不要とし、
実装の容易な帯域フィルタを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による帯域フィルタの一実施例を示す分
解斜視図、第2図および第3図はそれぞれ第1図の帯域
フィルタにおける第2の誘電体ブロックの異なる構成例
を示す斜視図、第4図は第3図の誘電体ブロックから入
出力端子を導出する構成例を示す斜視図、第5図は1つ
の誘電体ブロックに複数の容量対を構成する例を示す斜
視図、第6図は第1図の実施例に対する変形例を示す斜
視図、第7図は本発明を適用する帯域フィルタの等価回
路図、第8図は第7図の等価回路に従って構成された従
来の帯域フィルタの分解斜視図、第9図は第7図および
第8図の帯域フィルタの周波数特性を示すグラフである
。 K、KK  ・・・誘電体共振器、sl、s2゜l  
2° 3 S3・・・接続リード、10. lOa 、 fob 
、 10c −・・第2の誘電体ブロック、11. L
La 、 llb 、 lie −・・貫通孔、12.
−・・上面、13.13a 、 13b 、 13c 
−・・下面、12a 、 12b 、 12e−・・導
電膜、”12’  L23”’結合インダクタンス、S
、SA、So・・・端子リード。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1 図 穿、6図 鳥7図 為8図 気9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  第1の誘電体ブロックによって構成された少なくとも
    1つの誘電体共振器を備え、この誘電体共振器の出力端
    を、結合容量および接地容量を介して接地し、前記結合
    容量および接地容量間の接続点を個々のフィルタ段の出
    力端とした帯域フィルタにおいて、 軸心に沿って貫通孔を形成した第2の誘電体ブロックを
    備え、この第2の誘電体ブロックの前記貫通孔の内面お
    よび前記貫通孔を挟んで互いに平行な関係にある2つの
    表面に導電膜を形成し、前記貫通孔内面の導電膜を第1
    の電極とし、この第1の電極と前記表面の導電膜によっ
    て構成される電極との間にそれぞれ前記結合容量および
    接地容量を構成したことを特徴とする帯域フィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09186504A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Samsung Electro Mech Co Ltd デュプレックス誘電体フィルター
KR20020006098A (ko) * 2000-07-11 2002-01-19 이형도 일체형 유전체 필터
KR20020006097A (ko) * 2000-07-11 2002-01-19 이형도 일체형 유전체 필터

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JPH09186504A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Samsung Electro Mech Co Ltd デュプレックス誘電体フィルター
KR20020006098A (ko) * 2000-07-11 2002-01-19 이형도 일체형 유전체 필터
KR20020006097A (ko) * 2000-07-11 2002-01-19 이형도 일체형 유전체 필터

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