JPH04169925A - ベクトルオーバレイ印刷制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ベクトルオーバレイ印刷制御方式に関し、ホストからの
ベクトルオーバレイデータをビットマツプメモリに展開
（８ＭＭ展開という）中にプリンタがＮＯＴ　ＲＥＡＤ
Ｙ状態となり、その後Ｒ１！ＡＤＹ状態に戻って８ＭＭ
展開を再開した後に、プリンタが未定義文字を検出した
とき、この未定義文字部分を印刷可能にすることを目的
とし、８ＭＭ展開中にＮＯＴ　ＲＥＡＤＹ状態になった
とき、プリンタはエラー状況をホストに通報し、ＲＥＡ
ＤＹ状態に戻ったとき、ホストはプリンタに８ＭＭ展開
を再開させるコマンドを発行し、プリンタは８ＭＭ展開
を再開した後に未定義文字を検出したとき、これをホス
トに通知し、ホストは未定義文字の代りに印刷すべきパ
ターンをプリンタに送り、プリンタはこのパターンを登
録し、８ＭＭ展開終了後、未定義文字部分にこれを印刷
するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリンタのベクトルオーバレイデータ展開中の
エラー処理を行う印刷制御方式に関する。

〔従来の技術〕

高度情報化の時代をむかえ、ホストコンピュータとそれ
に接続される各種の入出力装置によって構成されたデー
タ処理システムが多種業務に適用され、業務の自動化を
推進している。そのようなデータ処理システムにおける
入出力装置として、プリンタは、処理するデータ量の増
大に伴ない、益々その高性能化が求められている。

プリンタは、ホストコンピュータから１ページ分のベク
トルオーバレイデータを受信し、印刷される画素とピン
トと対応付けて記憶するＢＭＭ（ビットマツプメモリ）
に展開し、データの展開終了後に印刷を開始するように
構成されている。

ベクトルオーバレイデータ展開中、プリンタに紙無し等
のオペレータの介入を必要とするエラーが起ると、プリ
ンタはＮＯＴ　ＲＥＡＤＹの状態となる。

従来、エラーの要因が解除されプリンタがＲＥＡＤＹの
状態となった後にベクトルオーバレイデータ中に印刷不
可能な未定義文字が検出されても、その未定義文字を処
理することはできなかった。

第３図および第４図に従来の印刷制御方式の一例を示す
。

第３図はホストからプリンタへのベクトルオーバレイデ
ータの展開（８ＭＭ展開）を示す図、第４図はホストか
らプリンタへのコマンドおよびプリンタからホストへの
通報の時間的流れを示すシーケンスダイヤグラムである
。

ホストからプリンタに対してベクトルオーバレイデータ
有りを示すコマンドＶ−ＯＶＬと改ページコマンドが発
行されると、ベクトルオーバレイデータ１のセグメント
Ａ、Ｂ、ＣがそれぞれプリンタのＢＭＭ（ビットマツプ
メモリ）２の領域Ａ、Ｂ。

Ｃに展開される。

ここでセグメントＡの展開の終了時点■でプリンタが紙
切れによりオペレータの介入を必要とじＮＯＴ　ＲＥＡ
ＤＹの状態となったとする。

プリンタは、出力動作の終了を示す処理終了情報ＤＥ（
デバイスエンド）とプリンタにおいて異常が発生したこ
とをホストに知らせる異常通知情報ＵＣ（ユニットチエ
ツク）をホストへ送る。

プリンタから異常通知情報を受けたホストは、プリンタ
に対して、状態の詳細な通知を求める状態通知要求コマ
ンド５ｅｎｓｅを発行する。

プリンタは、オペレータの介入が必要な異常が発生して
いることを示すＩ　ＲＱ　（ＮＯＴ　ＲＥＡＤＹ）情報
をホストへ送る。

時点■において、ＮＯＴ　ＲＥＡＤＹ状態の要因が除去
され、プリンタがＲＥＡＤＹ状態に移行したら、プリン
タはホストに対し処理終了情報ＤＥを発行し、自動的に
印刷を再開する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のようなプリンタでは、ホストからの改ページ・コ
マンドに対して、第４図に示すように、（２）において
処理終了情報ＤＥを通報しているため、例えばセグメン
トＢに未定義文字３があってもこのデータエラーをホス
トへ通知するためのトリガが与えられていないからそれ
ができなかった。

従って、従来、このような場合には未定義文字部分は空
白にして印刷が行われていた。

本発明は上記従来技術の欠点を除去し、プリンタにベク
トルオーバレイデータを展開中、ＮＯＴＲＥＡＤＹとな
り、その後ＲＥＡＤＹとなった後の処理において、ベク
トルオーバレイデータ中の未定義文字が検出された場合
、これを印刷可能にするベクトルオーバレイ印刷制御方
式を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 本発明によるベクトルオーバレイ印刷制御方式は、ホス
トコンピュータと、ホストコンピュータから１ページ分
のベクトルオーバレイデータを受信してビットマツプメ
モリに展開し、展開終了後に印刷を開始するように構成
されたプリンタとを有するデータ処理システムにおいて
、ベクトルオーバレイデータの展開中にオペレータの介
入を必要とするエラーが発生したときにエラーの状況を
ホストコンピュータに通報する手段と、エラーの要因が
解除された後にベクトルオーバレイデータの展開を再開
させる手段と、ベクトルオーバレイデータの展開が再開
された後にベクトルオーバレイデータ中のデータエラー
が発見されたとき、このデータエラーをホストコンピュ
ータに通報する手段とを具備して構成される。

更に、ホストコンピュータは上記ベクトルオーバレイデ
ータ中のデータエラーが印刷不能な未定義文字である場
合には、未定義文字の代りに印刷されるパターンを供給
する手段を具備する。

［作　用］ ベクトルオーバレイデータの展開中にプリンタがオペレ
ータの介入を必要とするエラーによってＮＯＴ　ＲＥＡ
ＤＹ状態になったとすると、プリンタはこのエラーの状
況をホストに通報する。

その後、オペレータによりエラーの要因が解除され、プ
リンタがＲＥＡＤＹの状態となると、ホストコンピュー
タはプリンタに対しベクトルオーバレイデータの展開の
再開を指令する。これによりデータエラーが検出された
ときプリンタからホストへの検出通知のトリガを作る。

データの展開が再開された後、プリンタがデータ中に印
刷不可能な未定義文字を発見したと”すると、プリンタ
はホストコンピュータに対して未定義文字が検出された
旨を通報する。

ホストコンピュータは、自己のライブラリの中から未定
義文字の代りに印刷すべきパターンを選出しそのデータ
をプリンタへ送る。このパターンのデータはプリンタの
ビットマツプメモリの未定義文字に対応する部分に登録
される。

全てのベクトルオーバレイデータの展開が終了した後、
ビットマツプメモリに記憶された印刷データの印刷が開
始される。その際、未定義文字の代りに上記パターンが
印刷される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は、本発明による８ＭＭ展開を示す図、第２図は
本発明において、ホストがらプリンタへのコマンドおよ
びプリンタからホストへの通報の授受を示すシーケンス
ダイヤグラムである。

第１図においてホストからのベクトルオーバレイデータ
１のセグメントＡ、Ｂ、Ｃはそれぞれプリンタの８ＭＭ
２の領域Ａ、Ｂ、Ｃに展開される。

第１図においてホストからＶ−ＯＶＬ＋改ページ・コマ
ンドが発行されると、セグメントＡのオーバレイデータ
がプリンタの８ＭＭ２の領域Ａに８ＭＭ展開される。

ここで、時間■においてプリンタがオペレータの介入を
必要とするエラーによってＮＯＴ　ＲＥＡＤＹの状態に
なったとする。

プリンタはホストに対して処理終了情報ＤＥと共に異常
通知情報ＵＣを送る（（２））。

これに応じて、ホストからプリンタに対して異常状態の
詳細な報告を求める５ｅｎｓｅコマンドが発行される（
　（３）　）。

プリンタは、５ｅｎｓｅコマンドに応答し、異常状態に
より８ＭＭ展開ができない旨の装置異常状態報告Ｄａｔ
ａ　Ｃｈｅｃｋ　（Ｖ−ＯＶＬ　Ａｂｏｒｔｅｄ）をホ
ストへ送る。

■の時点で、ＮＯＴ　ＲＥＡＤＹ状態の要因が除去され
、ＲＥＡＤＹ状態に移行したとする。ここで、プリンタ
は、ホストに対して処理終了情報ＤＥを送り、ＲＥＡＤ
Ｙ状態に移行したことを通知する（（５））。

以上で第２図に示すセグメン）Ａの８ＭＭ展開が終了す
る。

次いで時点■において、ホストは、プリンタに対して、
セグメントＢのオーバレイ展開を指示するＶ−ＯＶＬ　
Ｒｅ５ｔａｒｔコマンドを発行する（　（６）　）。

セグメントＢには、第１図に示すように装置内メモリに
格納されていない未定義文字３が含まれており、処理再
開後の時点■において、この未定義文字が検出されたと
する。

そこで、プリンタは、処理終了情報ＤＥと共に、異常状
態を示すＵＣをホストへ送る（（７））。

ホストはプリンタに対して５ｅｎｓｅコマンドを発行す
る（　（８）　）。これに対して、プリンタは、異常状
態は印刷不能なキャラクタである旨の装置異常状態報告
Ｄａｔａ　Ｃｈｅｃｋ　（Ｕｎｐｒｉｎｔａｂｌｅ　Ｃ
ｈａｒａｃｔｅｒ）をホストに対して送る（（９））。

プリンタは、印刷不能なキャラクタの種類を問うコマン
ド５ｅｎｓｅ　Ｆａｕｌｔ　Ｃｈａｒａｃｔｅｒを発行
する（０ω）。これに対して、プリンタから、印刷不能
なキャラクタは未定義文字である旨の報告がなされる（
（１０）。

ホストは、未定義文字部分に印刷させるべきパターン、
例えば、第２図においてハート形の印で示すパターン４
を指定するＬｏａｄ　Ｐａｔｔｅｒｎコマンドを発行す
る（Ｑ２））。これによって、時点■で８ＭＭ２の未定
義文字に対応する部分に指定されたパターンが登録され
る。

ホストからプリンタに対して印刷再開を指示するＰｒ１
ｎｔ　Ｒｅ５ｔａｒｔコマンドが発行される（ｆ１３）
）。

時点■において、処理が再開され、セグメントＣが８Ｍ
Ｍ２の領域Ｃに展開される。

オーバレイ展開が終了すると、プリンタはホストに処理
終了報告ＤＥを送り、印刷を実行する。

セグメントＢの未定義文字部分３には、登録されたパタ
ーン４が印刷される。

〔発明の効果〕

本発明によるベクトルオーバレイ印刷制御方式によれば
、プリンタがＮＯＴ　ＲＥＡＤＹの状態からＲＥＡＤＹ
の状態に復旧した後に、ベクトルオーバレイデータ中に
未定義文字が検出された場合、プリンタはホストに対し
て未定義文字の検出を通知し、ホストはライブラリから
パターンをプリンタへダウンコードし、更に、プリンタ
はこのパターンを未定義文字に相当する箇所に印刷する
ことができるから、データ処理システムの高度化に寄与
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による８ＭＭ展開を示す図、第２図は本
発明の印刷制御方式のシーケンスダイヤグラム、第３図
は従来の８ＭＭ展開を示す図、第４図は従来の印刷制御
方式のシーケンスダイヤグラムである。 １・・・ベクトルオーバレイデータ、２・・・ビットマ
ツプメモリ、３・・・未定義文字、４・・・パターン。 代理人　弁理士　　本　　間　　　　崇ロ＝コニ永建義
丈字 本発明ｉ；よるＢＭＭ展濶展示１示 振　１　図 ｍ＝永定義文字 〃〔永のＢＭＨ展馴を丞１図 第　、３　図 そＴＪ　ａｌ 従来の釦やｊ制伽方式のシーヶ〉久ダイヤグラム第４　
図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータか
   ら１ページ分のベクトルオーバレイデータを受信してビ
   ットマップメモリに展開し、展開終了後に印刷を開始す
   るように構成されたプリンタとを有するデータ処理シス
   テムにおいて、 ベクトルオーバレイデータの展開中にオペレータの介入
   を必要とするエラーが発生したときにエラーの状況を前
   記ホストコンピュータに通報する手段と、 前記エラーの要因が解除された後、ベクトルオーバレイ
   データの展開を再開させる手段と、 ベクトルオーバレイデータの展開を再開させた後のベク
   トルオーバレイデータ中のデータエラーが検出されたと
   き、このデータエラーを前記ホストコンピュータに通報
   する手段とを具備するベクトルオーバレイ印刷制御方式
   。 ２、ベクトルオーバレイデータの展開を再開させた後の
   ベクトルオーバレイデータ中のデータエラーが印刷不能
   な未定義文字である場合、前記プリンタのビットマップ
   メモリの前記未定義文字に対応する部分に未定義文字の
   代りに印刷されるパターンを登録する手段を具備する請
   求項１のベクトルオーバレイ印刷制御方式。