JPH04168710A - 巻線方法およびその装置 - Google Patents

巻線方法およびその装置

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JPH04168710A
JPH04168710A JP29362690A JP29362690A JPH04168710A JP H04168710 A JPH04168710 A JP H04168710A JP 29362690 A JP29362690 A JP 29362690A JP 29362690 A JP29362690 A JP 29362690A JP H04168710 A JPH04168710 A JP H04168710A
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JP
Japan
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wire
winding
core
chuck
toroidal core
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Pending
Application number
JP29362690A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsuura
潔 松浦
Shogo Osawa
大沢 勝悟
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP29362690A priority Critical patent/JPH04168710A/ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は微細な穴に線を通して巻線した後、その巻線し
た線材の両端を電気回路に電気的に接続し、巻線、線処
理の一連の工程を自動化する巻線方法およびその装置に
関するものであり、ビデオヘッドの巻線等に利用できる
ものである。
(従来の技術) 一般的に、トロイダルコアに巻線された線材の両端はト
ロイダルコアベースに設けられた電気回路に半田付等に
より電気的に接続される。(以後、前記電気的に接続す
る工程を本線処理という。)巻線・本線処理を全自動で
行なうためには、線材を所定の径路を通り、トロイダル
コアベースに設けられた電気回路の端子上を横切るよう
に、トロイダルコアベースもしくは、前記電気回路の端
子に固定することを要する。
従来より、微細穴に極細線を通し巻線するトロイダルコ
アの巻線方法は種々提案されており、その中で巻線され
た線材の保持・固定に関しても種々の方法がとられてい
る。その第1例としては、巻線中、真空吸引またはチャ
ックにより線材端の保持を行ない、巻線完了後その保持
を解除し、線を自由な状態で取り出す方法、また、第2
例としては巻線された線材の両端を樹脂系接着剤により
トロイダルコアベースに接着する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) 前記第1例の方法においては、本線処理の際、線材を再
度保持・固定させる作業を要し、第2例の方法において
は、本線処理後接着剤の除去という作業を要し、効率的
な巻線・本線処理の全自動化が困難である。
本発明は前記問題点に鑑みなされたもので、巻線された
線材の両端をトロイダルコアベースに設けられた電気回
路端子に半田付により自動的に固定することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の第1の発明は微細穴を
有するトロイダルコアに極細線を通して巻線穴の両側に
所定回数巻線し、さらに、巻線した線材の両端をトロイ
ダルコアベースに設けられた配線用穴もしくは溝に通し
てトロイダルコアベースに設けられた半田メッキもしく
は予備半田の施された電気回路端子に半田付により接続
される巻線方法において、−本の線材の一端をトロイダ
ルコアの巻線穴に一方より挿入し、巻線穴の他方へ突出
した線材を引き出し、この引き出された線材を巻回し、
再度線材の先端を巻線穴に挿入することを所定回数繰り
返してコアの片側への巻線を完了した後、線材先端を配
線用穴もしくは溝に挿入し、これを真空吸引手段を有す
る線処理用把持手段で真空吸引による線材をたるみなく
引き出した後、線材を所定の張力で引き出し可能に把持
し、コアを所定の径路で移動させることによりコア保持
手段に設けられた線径路規正ピンに線材を掛け径路を規
正した後コア保持手段に設けられた線処理用把持手段で
線材の一端の仮保持を行なった後、再度線材の他端をト
ロイダルコアの巻線穴へ通してコアのもう一方側への巻
線を行ない、所定回数の巻線完了後前記線処理と同様に
線処理用把持手段でトロイダルコアベースの配線用穴も
しくは溝から線材を引き出し把持し、コアを所定の径路
で移動させることによりコア保持手段に設けられた他の
線径路規正ピンに線材を掛け規正した後、コア保持手段
上に設けられた他の線処理用把持手段で線材の他端の仮
保持を行なった後、半田の加熱溶融手段により線材の被
覆を溶かし、電気回路端子に施された半田で接続するこ
とを特徴とする巻線方法であり、 また第2の発明は、トロイダルコアを把持する把持手段
と、前記把持手段に設けられて、巻線された線材がトロ
イダルコアベースに設けられた電気回路の端子上を横切
るように線径路を規正する線規正手段と、前記トロイダ
ルコアの把持手段を水平面上で位置決めするトロイダル
コア移送手段と、線材を先端から所定量離れた位置で把
持し、トロイダルコア穴もしくはトロイダルコアベース
に設けられた配線用穴もしくは溝に挿入する巻線チャッ
クと、前記巻線チャックでトロイダルコアの巻線穴に挿
入された線材の先端を把持し引き出す引出手段と、前記
巻線チャックでトロイダルコアベースに設けられた配線
用穴もしくは溝に挿入された線材を真空吸引により引き
出し、その後、線材を所定の張力で引き出させるように
把持する線処理用把持手段と、前記線処理用把持手段の
進退が可能に移送する移送手段と、トロイダルコアベー
スに設けられた電気回路の端子に施された半田メッキも
しくは予備半田を加熱溶融させる加熱手段を設けたもの
である。
(作 用) 本発明は、微細穴を有するトロイダルコアを前記コア把
持手段で把持し、前記巻線チャック線材の一端を、先端
より所定距離能れた位置で線材の把持を行ない、前記コ
アの一方から他方へ線材の先端を挿入し、前記挿入され
た線材の前記コアより突出した部分を前記引出手段で把
持・引き出した後前記巻線チャックで把持し換え、所定
の径路を経て再び前記コアに線材の先端を挿入すること
を所定回数繰り返して前記コアの片側の巻線を行ない、
更に前記線材の他端を用いて同様に前記コアの他方を巻
線する巻線力、法において、片側の巻線終了後、前記巻
線チャックで把持した線材を前記コアベースに設けられ
た配線用穴もしくは溝に挿入し、挿入された線材先端を
前記本線処理用把持手段に設けた真空吸引手段により吸
引・引き出した後前記線処理用把持手段で線材を所定の
張力で引き出せるように把持する。その後、前記コア移
送手段により線材が前記コア把持手段に設けられた線規
正手段に当接し、前記コアベースに設けられた電気回路
の端子上を横切るよう所定の径路を径で移送する。移送
完了後、前記加熱手段を前記端子に接触させ、前記端子
に施された半田メッキもしくは予備半田を加熱溶融させ
て線材の固定を行なう。その後前記本線処理用把持手段
の把持を開放し、線材の他端を用いて前記コアの他方の
巻線を行なった後同様に線材の他端の固定を行ない線材
両端の前記電気回路端子への固定を行なう。
したがって、本発明の構成により、微細穴を有するトロ
イダルコアへの巻線を自動的に一貫して、しかも確実に
施すことができる。
(実施例) この発明の実施例を第1図ないし第14図に示す。
第1図(a)、 (b)は、本実施例の巻線装置で巻線
するVTR用磁気ヘッド、第1図(c)はその要部拡大
図で、微細な巻線穴1を有するコア2が所定の間隔でヘ
ッドベース3に接着固定されている。またヘッドベース
3には巻線された線材を半田付により電気的に接続する
電気回路基板4が設けられており、基板4上にはあらか
じめ半田100を付着させた端子5が設けられている。
またへラドベース3には、コア2に巻線された線材6を
通し電気回路基板4の端子5に線材6の両端を固定する
ため線材6を規正する線処理溝7が設けられている。
本実施例のVTR用磁気ヘッドは、コア2の巻線穴1に
線材6を通して巻線穴lの左右のコア2に4〜20回ず
つ巻線し、巻線した線材6の両端は、巻線溝7に通して
線材6の両端がそれぞれ決められた径路を通り、基板4
上の端子5に半田付により固定される。
次に第2図(a)、 (b)により装置の構成を説明す
る。
装置全体の概略構成: 第2図(a)、 (b)は装置全体を示す外観斜視図お
よび要部説明図である。
同図において、8は本体で基板9が固定されている。1
0は巻線機構部、11は線固定部、12は線材供給部で
それぞれ基板9に組み込まれている。13はコア2の巻
線穴1および線材6の先端の位置認識用TVカメラで巻
線機構部10の上部に位置し、本体8の上部に組み込ま
れている。巻線機構部10は、コア保持部142巻線チ
ャック15.引出しチャック16.線処理チャック18
.テンション装置19を備えている(他の部分の説明は
後述する)。
コア保持部: 第3図(a)ないし第4図(b)はコア2を位置決め保
持するコア保持部のそれぞれ要部平面図、同側面図、お
よび全体平面図、同側面図である。20はコア保持具本
体、21はコア保持具本体20に設けられ、ヘッドベー
ス3に当接し、X方向位置決めを行う基準面、22はヘ
ッドベース3に当接し、コア2のY方向の位置規正を行
う規正ピンでコア保持具本体20に圧入嵌合されている
。この規正ピン22は巻線後、ヘッドベース3の線処理
溝7を通し引き出された線材6の一端がヘッドベース3
上に設けられた電気回路基板4上の端子5上を通るよう
線材6の径路を規正する。23は、規正ピン22と同様
に巻線後、ヘッドベース3の線処理溝7を通して引き出
された線材6の他端の径路を規正する位置規正ピンで、
コア保持具本体20に圧入嵌合されている。24はへラ
ドベース3をコア保持具本体20の基準面21に押当て
位置決めした後、コア保持具本体20に押付は保持する
クランパー、25はコア保持具本体20にX方向に摺動
自在に保持されたスライダー、26はスライダー25に
圧入嵌合され、クランパー24を回動自在に保持する支
点ピン、27はクランパー24を付勢し、スライダー2
5の動作に伴いクランパー24を回動させヘッドベース
3の保持を開放させる圧縮バネ、28はスライダー25
をX方向に移動させる駆動用シリンダでコア保持具本体
20に内蔵されている。29は、線巻後、ヘッドベース
3の線処理溝7を通され、位置規正ピン22および位置
規正ピン23により径路の規正をされた線材6の両端を
コア保持具本体20との間に挾み保持を行なう線保持チ
ャックでコア保持具本体20に回動自在に支持されてい
る。30は、線保持チャック29を閉じる方向に付勢し
ている圧縮バネ、31はコア保持具本体20に回動自在
に支持され、一端が線保持チャック29に当接し、他端
がスライダー25が後退した時スライダー25に当接し
、回動することにより圧縮バネ30に抗して線保持チャ
ック29を開く方向に回動させる板カムである。101
はコア保持具本体20を任意に回転位置決めする回転駆
動部である。32は、線保持チャック29の開放用駆動
シリンダで、コア保持具本体20が回転駆動部lotに
より180度反転した時線保持チャック29に当接可能
な位置に配されている。
また、コア保持部14は、コア2のX、Y方向に任意に
移動位置決めが可能なX−Y移動台33(第2図(b)
)に搭載されている。
巻線チャック部: 第5図(a)、 (b)において、34は巻線チャック
、35は巻線チャック回転駆動部である。巻線チャック
34はエアーで開き、バネによって開じるチャフりで、
巻線チャック回転駆動部35の回転軸に対して一定量偏
心した位置関係を有して連結されており、所定の回転半
径で円運動を行ない、その回転角は任意に設定できる構
成となっている。36は巻線チャック前後移送手段で、
コア保持部14のX−Y移動台33のX軸方向に巻線チ
ャック34を移動可能な構成としている。37は巻線チ
ャック上下移送手段で巻線チャック34の上下移動距離
を任意に設定可能な構成としている。38は巻線チャッ
ク水平移送手段で、コア保持部14のX−Y移動台33
のY軸方向に、巻線チャック34の移動距離を任意に設
定可能な構成としている。
引出チャック部: 第6図において39は引出チャック、40はカッター、
41は引出チャック上下移送手段である。引出チャック
39はエアーで閉じ、バネで開く構成で、引出チャック
上下移送手段41に搭載されている。
カッター40は、ハサミ方式の切断手段で、引出チャッ
ク39に対して進退可能な構成であり、引出チャック3
9により引き出された線材6を引出チャッり39の先端
に最も近い位置で切断が可能となるように、引出チャッ
ク上下移送手段41に搭載されている。
線処理チャック部: 第7図(a)、第7図(b)において、42は線処理チ
ャック、43は線処理チャック移送手段である。44は
線処理チャック本体、45は前記線処理チャック本体4
4に回動自在に支持された一対の把持爪、46はロッド
部にテーパ状の段を有するピストンで、ピストン46の
中央部には真空吸引径路47が形成されている。48は
把持爪45を閉じる方向に付勢している板バネである。
49は、前記ピストン46の戻り用圧縮バネである。以
上の構成によ、り線処理チャック42は、エアーにより
ピストン46が前進し、ロッド部に設けられたテーパ状
の段が把持爪45に当接、把持爪45を開きながらピス
トン46の先端が把持爪45の先端よりも突出した位置
まで移動し、ピストン46に設けられた真空吸引径路4
7により線材6の吸引引き出しが可能となる。線材6の
吸引引き出し後ピストン46に加わるIP圧を排除する
とピストン46は圧縮バネ49により線材6に張力を与
えつつ後退し、把持爪45は板バネ48の付勢によりピ
ストン46のテーパ状段に従って閉じ線材6の把持を行
なう。この時線材6は一定の張力が加わると切れること
なく線処理チャック42から繰り出される状態で把持さ
れる。
線処理チャック移送手段43は、2段ストロークのシリ
ンダ構成となっており、線処理チャック42をヘッドベ
ース3の線処理溝7に臨ませた後、更に所定量進退可能
な構成としている。
テンション部: 第8図においてテンション装置19は支軸50の回りに
回動する回動レバー51の先端にU字形のテンションゴ
マ52を設け、回動レバー51をDCモータ53で回動
させ、その回転角度は、角度検出器54により検出され
線材6に常に一定の張力が発生するようDCモータ53
の回転トルクを制御している。
線供給部: 第9図は線供給装置の斜視図、第10図は線供給用把持
切断装置の正面図で、巻線ボピン55から線−15= 材6を供給するものである。巻線ボピン55は基板9上
のボピンスタンド56に取付けられている。巻線ボピン
55の線材6は線供給ブラケット57に設けられたガイ
ド59.フェルト式テンション部58および重力式テン
ション部60を経て線材6を把持する2つの把持爪61
.62と線材6を切断する2つのカッター63.64を
有する線供給用把持切断装置65に達する。
線固定部: 第11図は線固定部を示す。線固定部はへラドベース3
上の電気回路基板4に設けられた端子5に施された半田
を溶融し線材6を半田付するものである。66が加熱ヘ
ッド、67が加熱ヘッド上下移送部で、加熱ヘッド上下
移送部67は2段動作を行う。
68は加熱ヘッド66のクリーニング部で加熱時発生す
る加熱ヘッド66の付着物を除去する加熱ヘッド上下移
送部67の第1段目の下降で加熱ヘッド66が端子5上
の線材6に接触し、加熱により半田を溶解する。また第
2段目の下降で加熱ヘッド66はクリーニング部68に
接触する構造となっている。
次に上記構成の本発明装置の動作をさらに第12図ない
し第14図をも参照しながら説明する。まず全体動作の
概略を説明する。
■ コア2をコア保持部14に供給し、把持後コア2を
反転する。(13−1参照) ■ 巻線チャック15は線材供給部12の線供給用把持
切断装置65へ移動し、線材6を把持しコア2の上方を
通る線供給径路を通り線材6を巻線する位置まで移送す
る。(12−2参照) ■ まずコア保持部14がX−Y移動台33によりTV
カメラ13の直下まで移動しコア2の巻線穴lの中心位
置を検出し、あらがしめ定められた巻線位置へ移動する
。次に巻線チャック15がTVカメラ13の直下へ移動
し線材6の先端位置を検出する。
(12−1参照) ■ 巻線穴位置および線先端位置の検出データに基づき
X−Y移動台33によりコア保持部I4の位置を補正し
た後、巻線チャック回転駆動部352巻線チャック上下
移送手段37により巻線チャック15を180度回転さ
せ線材6の先端を巻線穴1に臨ませ、巻線穴lの上方よ
り巻線穴lに線材6の先端を通す。(12−3、第14
図参照) ■ 巻線穴1より下方に突出した線材6の先端を引出チ
ャック16で把持し鉛直下方に所定量引き出す。
■ 巻線チャック15は、巻線チャック前後移送手段3
6および巻線チャック上下移送手段37によりコアを回
避した径路を通り、鉛直下方に移動し、引出チャック1
6より上方に所定距離離れた位置で線材6を把持する。
(12−3,第14図参照)■ 巻線チャック15で線
材6を把持した後カッター装置17により巻線チャック
15と引出チャック16の間の巻線チャック15から所
定距離離れた位置で線材6を切断する。(第14図参照
)■ テンション装置19により線材6に一定の張力を
加え線材6をコア2に巻付けながら巻線チャック15は
180度回転しながら上昇しTVカメラ13直下の元へ
位置へ戻る。(第14図参照)■ 再び線先端位置をT
Vカメラ13で位置検出し、そのデータに基づきX、−
Y移動台33によりコア保持部14の位置を補正し、巻
線チャック回転駆動部352巻線チャック上下移送手段
37により巻線チャック15を180度回転させ、再び
線材6の先端を巻線穴1に通す。(第14図参照) [相] ■〜■の動作を所定回数繰り返すことにより、
巻線穴1を通しコア2の片側の巻線を行なう。
◎ コア2の片側への所定回数の巻線が終った後、X’
−Y移動台33により、巻線チャック15で把持された
線材6の先端をヘッドベース3の線処理溝7に臨ませる
ことが可能な位置へコア保持部14を移動させ、巻線チ
ャック回転駆動部351巻線チャック上下移送手段37
により巻線チャック15を180度回転させ線材6の先
端を線処理溝7に臨ませ、挿入する。(13−3参照) O線処理チャック42は線処理チャック移送手段43に
よりヘッドベース3を挾んで巻線チャック15の直下ま
で移送される。その位置において線処理チャック42は
把持爪45が開き、ピストン46のピストンロッド部が
チャック爪より突出し、線処理溝7の直下に位置し、4
7の真空吸引径路からの真空吸引により線処理溝を貫通
する方向に気流を発生させる。(+3−3参照) O前記状態において巻線チャックI5の把持を開放させ
ることにより、線材6の一端は真空吸引径路上に引き込
まれ、線処理溝7より線材6がたるみなく引き出される
。この状態で線処理チャフ  ・り42のピストン46
が後退し、線材6に所定の張力を与え、たるみのない状
態で線材6の把持を行なう。(+3−3参照) O次にX−Y移動台33により所定の径路でコア保持部
14を移送させ、線材6を規正ピン22に掛けることに
より、線材6がへラドベース3上の電気回路基板4に設
けられた端子5上を横切るように規正する。更に線保持
チャック駆動シリンダ32により線保持チャック29を
開き、X−Y移動台33の移動により線保持チャック2
9とコア保持具本体20の間を線材6が通るようコア保
持部14を移送した後線保持チャック29を閉じ線材6
の一端の保持を行なう。このときコア保持部14は線材
6にゆるみが発生しない径路によって移送され、またコ
アア保持部14の移動に伴って線処理チャック42がら
線材6を切ることなく所定の張力で引き出される。
(13−3参照) O線保持チャック29で線材6の保持を行なった後、線
処理チャック42は把持を開放し、線処理チャック移送
手段によって元の位置へ移送される。
(13−3参照) O次に巻線チャック15は再び線材供給部12の線供給
用把持切断装置65へ移動し、線供給用把持切断装置6
5のカッター63によって切断された線材6の他端を把
持しコア2の下方を通る線供給径路を通りTVカメラI
3の直下へ移動する。(12−4参照) Oコア2の巻線穴1およびコア2の間の隙間に線材6の
先端を通し引き出す毎にコア2を一定方向に180度回
転させながら■〜■の動作を所定回繰り返して巻線穴1
とコア2の間の巻線を行なう。(13−4参照) O巻線穴1とコア2の間の所定回の巻線後再び、O−O
の動作を行ない、巻線された線材6のもう一端の線材6
が、線処理溝から引き出されヘッドベース3上の電気回
路基板4の別の端子5を横切るよう規正ピン22に掛け
線保持チャック29で保持する。(13−5参照) O線保持完了後、コア保持部14はへラドベース3の電
気回路基板4が上になるよう反転した後X−Y移動台3
3により線固定部11へ移送され、加熱ヘッド66が下
降し線材6に接触し、線材6の被覆を溶解するとともに
端子5上の半田を溶解し端子5への線材6の固定を行な
う。(13−6参照)O線材固定後頁にコア保持部14
はX−Y移動台33によりヘッドベース取出位置へ移動
し、ヘッドベース3および線材6の保持を開放し取り出
す。
(13−7参照)。
(5@明の効果) 本発明により、巻線した線材の両端の端末処理において
、互いにからみ合うことなく、それぞれ所定の径路を通
り、ヘッドベースに設けられた電気回路に電気的に接続
が可能で、巻線・線処理の一連の工程が巻線機内におい
て効率的に自動化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はVTR用磁気ヘッドの巻線前の外観図、
第1図(b)はVTR用磁気ヘッドの巻線後の外観図、
第1図(c)はその要部拡大図、第2図(a)は本発明
の巻線装置の外観図、第2図(b)は同巻線機構部の正
面図、第3図(a)は同コア保持部の要部平面図、第3
図(b)は同側面図、第4図(a)は同コア保持部の全
体平面図、第4図(b)は同全体側面図、第5図(a)
は巻線チャック部の正面図、第5図(b)は同側面図、
第6図は引出チャック部の斜視図、第7図(a)は線処
理チャック部の斜視図、第7図(b)は線処理チャック
の断面図、第8図はテンション部の斜視図、第9図は線
供給装置の斜視図、第10図は線供給用把持切断装置の
正面図、第11図は線固定部の外観図、第12図、第1
3図。 第14図は巻線動作説明図である。 l ・・・巻線穴、 2 ・・・コア、 3 ・・・ヘ
ッドベース、 4 ・・・電気回路基板、 5・・端子
、 6 ・・線材、 7 ・・・線処理溝、8 ・・・
本体、 9 ・・・基板、lO・・・巻線機構部、11
  ・・線固定部、12・・・線材供給部、13・・T
Vカメラ、 14・・・コア保持部、 15.34・・
・巻線チッヤク、16、39・・・引出チャック、 1
8.42・・・線処理チャック、19・・・テンション
装置、20・・・コア保持具本体、21 ・・・コア位
置決め基準面、22・・・コアおよび線材の位置規正ピ
ン、23・・・線材の位置規正ピン、24・・・クラン
パー、25・・・スライダー、26・・・支点ピン、2
7.30.49・・・圧縮バネ、28・・・スライダー
駆動シリンダ、29・・線保持チャック、31 ・・・
板カム、32・・・開放用線保持チャック駆動シリンダ
、33・・・X−Y移動台、35・・・巻線チャック回
転駆動部、36  ・・巻線チャック前後移送手段、3
7・・・巻線チャック上下移送手段、38・・・巻線チ
ャック水平移送手段、40.63.64・・・カッター
、41・・・引出チャック上下移送手段、43・・・線
処理チャック移送手段、44・・・線処理チャック本体
、45.61.62・・・把持爪、46・・・ピストン
、47・・・真空吸引径路、48・・・板バネ、50・
・・支軸、51・・ 回動レバー、52・・・テンショ
ンゴマ、53・・・DCモータ、54・・・角度検出器
、55・・・巻線ボピン、56・・・ボピンスタンド、
57・・・線供給ブラケット、58・・・フェルト式テ
ンション部、59・・・ガイド、60・・重力式テンヨ
ン部、65・・・線供給用把持切断装置、66・・・加
熱ヘッド、67・・・加熱ヘッド上下移送部、68・・
・クリーニング部、100・・・半田、101・・・回
転駆動部。 特許出願人 松下電器産業株式会社 (a) 34を練土Xツク 5図 (b) 34’  35 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微細穴を有するトロイダルコアに極細線を通して
    巻線穴の両側に所定回数巻線し、さらに、巻線した線材
    の両端をトロイダルコアベースに設けられた配線用穴も
    しくは溝に通してトロイダルコアベースに設けられた半
    田メッキもしくは予備半田の施された電気回路端子に半
    田付により接続される巻線方法において、一体の線材の
    一端をトロイダルコアの巻線穴に一方より挿入し、巻線
    穴の他方へ突出した線材を引き出し、この引き出された
    線材を巻回し、再度線材の先端を巻線穴に挿入すること
    を所定回数繰り返しコアの片側への巻線を完了した後、
    線材先端を配線用穴もしくは溝に挿入し、これを真空吸
    引手段を有する線処理用把持手段で真空吸引により線材
    をたるみなく引き出した後、線材を所定の張力で引き出
    し可能に把持し、コアを所定の径路で移動させることに
    よりコア保持手段に設けられた線径路規正ピンに線材を
    掛け径路を規正した後コア保持手段に設けられた線処理
    用把持手段で線材の一端の仮保持を行なった後、再度線
    材の他端をトロイダルコアの巻線穴へ通してコアのもう
    一方側への巻線を行ない、所定回数の巻線完了後前記線
    処理と同様に線処理用把持手段でトロイダルコアベース
    の配線用穴もしくは溝から線材を引き出し把持し、コア
    を所定の径路で移動させることによりコア保持手段に設
    けられた他の線径路規正ピンに線材を掛け規正した後、
    コア保持手段上に設けられた他の線処理用把持手段で線
    材の他端の仮保持を行なった後、半田の加熱溶融手段に
    より線材の被覆を溶かし、コアの電気回路端子に施され
    た半田で接続することを特徴とする巻線方法。
  2. (2)微細穴を有するトロイダルコアに極細線を通して
    巻線し、更に巻線した線材の両端をトロイダルコアベー
    スに設けられた配線用穴もしくは溝を経由してトロイダ
    ルコアベースに設けられ、半田処理が施された電気回路
    端子に接続する巻線装置において、トロイダルコアを把
    持し、さらに前記トロイダルコアベースに設けられた配
    線用穴もしくは溝から出た線材が前記電気回路端子上を
    横切るように線径路を規正する2つの規正ピンと、さら
    に規正ピンにより規正された線材を把持する把持手段を
    有するトロイダルコア把持手段と、前記トロイダルコア
    把持手段を水平面上で位置決めするトロイダルコア移送
    手段と、線材を把持し前記コアの巻線穴もしくは配線用
    穴,溝に挿入する巻線チャックと、前記巻線チャックと
    、前記巻線チヤツクで配線用穴もしくは溝に挿入された
    線材を真空吸引により引き出し更にその吸引口近傍で線
    材を把持する線処理用把持手段と、前記線処理用把持手
    段を進退可能で、配線用穴もしくは溝近傍まで移送する
    移送手段と、前記回路端子に施された半田を加熱・溶融
    させる加熱手段を有することを特徴とする巻線装置。
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