JPH0416862A - フェライトキャリア - Google Patents

フェライトキャリア

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JPH0416862A
JPH0416862A JP2120390A JP12039090A JPH0416862A JP H0416862 A JPH0416862 A JP H0416862A JP 2120390 A JP2120390 A JP 2120390A JP 12039090 A JP12039090 A JP 12039090A JP H0416862 A JPH0416862 A JP H0416862A
Authority
JP
Japan
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carrier
ferrite
pts
image
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP2120390A
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English (en)
Inventor
Takashi Hayano
早野 孝
Toshio Kumakura
熊倉 寿男
Koji Noguchi
浩司 野口
Takaharu Goto
隆治 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法、静電記録法あるいは静電印刷法等
において使用される静電荷像現像剤用のキャリアに関し
、特に軟磁性を示すフェライト材〔従来の技術] 従来から酸化亜鉛、セレン、有機光導電体等の画像担体
の表面に形成される静電荷像を2磁気ブラシ法によって
可視像化するための現像剤としては、磁性キャリアとト
ナーとを混合してなる二成分系の現像剤が使用されてい
る。上記二成分系現像剤を使用する磁気ブラシ法におい
ては、磁性キャリアとトナーとを所定の比率で混合し1
両者を摩擦帯電させて搬送手段によって現像領域に搬送
し、所定の極性に帯電したトナーのみを画像担体の表面
に付着させて、静電荷像を可視像化する現像が行われる
上記二成分系現像剤を構成する磁性キャリアとしては、
従来から鉄粉キャリアが多く使用されており2鉄粉キヤ
リアの疲労防止および摩擦帯電特性の安定化のために9
通常は表面C3酸化処理を施し、更には樹脂材料によっ
て被覆する処理も行われている。
しかしながら、近年においては上記酸化鉄粉キャリアと
比較して化学的に安定であり、また使用中の電気抵抗値
の変化が少なく、更に見掛密度が鉄粉の約273であり
軽量でスペントトナーが少なく長寿命である等の利点を
有するフェライトキャリアが注目されてきており、実用
化が進んでいる。
このようなフェライトキャリアは、適当な金属酸化物と
鉄酸化物との完全混合物によって構成されNi、Zn、
Mn、Mg、Cu、Li、Ba、V。
Cr、Ca等の酸化物と3価の鉄酸化物との焼結体であ
る。
上記フェライトキャリアとしては種々の組成のものが知
られているが5例えば特公昭53−15040号公報お
よび同56−52305号公報に記載されているような
Ni−Zn系フェライトあるいはMn−Zn系フェライ
トが一般的であった。
これに対して近年においては、比較的大なるかさ密度が
得られると共に1粒子表面が平滑であり画像担体表面へ
の付着が少なく、かつコストが低度であるCu−Zn系
フェライトからなるキャリアが使用されつつある。この
ようなフェライトキャリアは例えば特開昭61−200
551号公報および特公昭62−40705号公報等に
開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記従来のCu−Zn系フェライトキャリ
アには、中間調の再現性が若干劣ると共に解像度におい
ても稍不満足な点があった。すなわち電気抵抗値が低い
ため、特に現像速度が約200fflIII/秒以下の
中低速現像装置においては、現像領域においてキャリア
を介して感光体の電荷がリークし易く1尾引き等の非所
望な現像が惹起し、解像度を低下させるという問題点も
ある。また上記Cu−Zn系フェライトキャリアは通常
の場合5すなわち表面に樹脂被覆を施さない場合には、
負の電荷を持ち易い。このためトナーは適正値より正の
電荷を持ち易いこととなる。一般に画像担体表面に形成
される正の静電荷像を正規現像する場合または負の静電
荷像を反転現像する場合、トナーには適正な負の電荷を
持たせることが画像濃度を向上させ、かつ地かふりを減
少させるために好ましい。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、キャ
リア付着を防止し得ると共に2画像濃度の向上および地
かぶりの減少等の画質を向上させ得るフェライトキャリ
アを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために1本発明においては。
軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライトキャリ
アにおいて1式:  (MO) 1110−11  (
F e20、)っ (但し2MはCuおよびZnを必須
成分とする2価の金属元素の組合せ、x=55〜95モ
ル%)で示されるフェライト成分100重量部に対して
Ba Oおよび/またはCa Oを0.05〜5.0重
量部添加した組成とする。という技術的手段を採用した
本発明のフェライトキャリアは、結晶学的にはスピネル
型構造を具有するものであり、具体的にはCuとZnの
酸化物と鉄酸化物(Fe−0:+)を主成分としている
。このような組成においては磁気特性はFe、0.0景
に比例する。この場合においてFe、O,が55モル%
未満では飽和磁化σ、が40emu7g未満となってし
まう。一般に飽和磁化σ5が40emu/g未満である
と、磁気ブラシからキャリアが離脱し易くなり1画像担
体表面への付着をゼ起し1画質を低下させるため好まし
くない。一方FezO*が95モル%を超えると飽和磁
化σ、が大きくなりすぎ、フェライトキャリアの適正現
像条件である高さJmm前後の磁気ブラシの穂は硬くな
り、中間調の再現性が低下するため不都合である。
本発明におけるBaおよび/またはCa成分の原材料と
しては、炭酸塩(Me Co、、Meは2価の金属元素
2以下同し)、硫酸塩 (Me 5O=)修酸塩(Me
(COOH)2) 、塩化物(Me Cl g)。
水酸化物(Me(○H)、) 、酸化物(Men)その
他の化合物を使用することができる。これらの化合物は
、フェライトキャリアの製造工程中の高温焼成にて熱分
解し、最終製品中にはBa Oおよび/またはCa O
として存在するのが一般的である。
本発明のCu−Zn系フェライトキャリアは成分100
重量部に対して添加すべきBa Oおよび/またはCa
 Oの量が0.05重量部未満であると。
キャリア全体の電気抵抗が低すぎ、現像領域においてキ
ャリア付着を惹起して画質を低下させるため好ましくな
い、一方上記添加量が5.0重量部を超えると5フエラ
イトとしての均質性が損なわれるため9表面の平滑性等
に悪影響があり、不都合である。従って上記添加量は0
.05〜5.0重量部とするのが好ましく、これにより
キャリア全体の電気抵抗を101〜1016Ω・cmの
好ましい範囲とすることができる。
更に帯電量はBa Oおよび/またはCa Oを0.1
重量部以上添加すると、現像に適正な10〜20(絶対
値)μc/g程度の値を被覆剤なしで得ることができる
なおキャリア粒子の電気抵抗1表面状態および粒子形状
ならびに粒径によって、流動性、帯電特性等の特性が変
化し1画質に影響を与える。まずキャリア粒子の表面状
態はその組成によって影響されるが1本発明のCu−Z
n系フェライトキャリアは前記の組成を有するので、比
較的平滑な表面を有し、微細粒子の脱離による帯電性へ
の悪影響および画像担体表面の1員傷という非所望な問
題は発生しない。
次にキャリア粒子の形状としては、流動性を向上させる
ために実質的に球形化した粒子とするのが好ましい。そ
して粒度分布は10〜200μmの範囲において適宜選
定することが望ましい。粒径が小である程比表面積が大
となり、最大トナー濃度を高くすることができ、トナー
濃度変動に対する画質の安定性が良くなり、かつ耐久性
も増大する。但し10μm以下の粒子の含有量が多くな
ると1画像担体表面へのキャリア付着を発生するため 
10μm以下の粒子は30重量%以下とするのがよい。
一方粒径200μmより大なる粒子が多いと画像濃度が
低下するため、200μmより大なる粒子は20重量%
以下とするのがよい。
本発明のCu−Zn系フェライトキャリアは1例えば次
のようにして製造することができる。まず所定量のCu
 OとZn Oとを必須成分とする金属酸化物およびB
a Oおよび/またはCa Oならびに酸化鉄(Fe!
Os)を所定量秤量し、スーパーミキサーによって12
〜24時間混合する。得られた混合物をロータリーキル
ンによって900〜1100°Cで仮焼した後、振動ミ
ル中に投入し、固形分の0.1〜2重量%のPVAを添
加し、更に粘結剤を加えてスラリー濃度50〜60%の
状態で平均粒度1.0μm程度に粉砕する。次に上記ス
ラリーをスプレードライヤーによって造粒する。得られ
た球状粒子を大気中1200〜1250°Cで焼結しク
ラッシャーで解砕後2分級すれば、所定粒度のCu−Z
n系フェライトキャリアを得ることができる。
本発明のCu−Zn系フェライトキャリアはトナーと混
合し、所謂二成分系現像剤として調整して使用するが、
トナーとしては公知のトナー組成物。
例えば特開昭58−150957号、同5B−1509
58号、同58−196549号、同57−60341
号、同57−60342号公報記載のものを初めとして
、6n性トナーをも使用できる。
〔実施例〕
Cu O16,5モル% Zn O27,5モル%Fe
zO356モル%となるように夫々の原#4を秤量する
と共に、これらの混合原料100重量部に対して第1表
に示すBa OまたはCaOを添加し、ボールミルによ
って24時間混合する。次に得られた混合物を1000
’Cで2時間仮焼した後、仮焼粉を振動ミルに投入し、
1重量%のPVAおよび粘結剤を加えて平均粒度1.0
 〃mに粉砕した。
このスラリーをスプレードライヤーによって造粒乾燥後
、大気中1250″Cで4時間焼成し、更に解砕分級し
て粒径74〜149μmのCu−Zn系フェライトキャ
リアとした。このCu−Zn系フェライトキャリアのか
さ密度ρ、飽和磁化σ2および電気抵抗Rならびに現像
剤として調製した場合のトナーの帯電量(TEC)を測
定した結果を第1表に併記した。
なお上記トナーは下記の配合のものを使用し。
公知の方法によって調製したものである。
スチレン−n−ブチルメタアクリレート(Mw =20
0.000 、 Mn =8,000 )87重量部 ポリプロピレン         1重量部(三洋化成
製 ビスコール550P) カーボンブラック        9重量部(三菱化成
 N30) 帯電制御剤           3重量部(オリエン
ト化学製 ボントロンE81)またキャリアの体積固有
抵抗は、テフロン(商品名)製のシリンダー中に試料を
充填し、 1.0 kgの荷重下、200V/c口の直
流電場で電気抵抗を測定して算出した値である。
次にキャリアの磁気特性は、振動試料型磁力計(東英工
業製VSM−3型)を使用して測定した値である。
更にトナーの帯電量測定には、東芝ケミカル製TB20
0型のブローオフ摩擦帯電量測定器を使用した。
第1表 第1表から明らかなように、BaOまたはCaOを含存
しない従来例のNα7においては、電気抵抗および帯電
量が何れも低い値に留まり、キャリア付着の防止および
画像濃度の向上に寄与し得ない1直となっている。これ
に対して障1〜Na6においては、BaOおよび/また
はCa Oの適量添加により、電気抵抗は何れもN11
7より1桁大なる値を示し、キャリア付着の防止および
感光体電荷のリーク防止に対して有効に作用することが
認められる。また帯電量の値もまたNo、 7の2〜3
倍の値を示し1地かぶり等の向上に寄与することが認め
られる。
次に上記Cu−Zn系フェライトキャリアを使用してト
ナー濃度3%の現像剤を使用し、市販の電子写真複写機
(リコー社製FT48001a)によって現像を行って
得られた画像を評価した結果を第2表に示す。
第   2   表 第2表から明らかなように、従来例のNα7においては
、キャリア付着が発生し1画像濃度、地かぶり、解像度
において不満足な結果しか得られなかった。これに対し
てNo、1〜6においては、キャリア付着もなく、極め
て鮮明な画像が得られた。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
現像領域におけるキャリア付着を防止することができる
と共に、電気抵抗および帯電量が大であるため画像濃度
および解像度を向上させることができ、高品質の画像を
得ることができるという効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライトキャ
    リアにおいて、式:(MO)_1_0_0_−_x(F
    e_2O_3)_x(但し、MはCuおよびZnを必須
    成分とする2価の金属元素の組合せ、x=55〜95モ
    ル%)で示されるフェライト成分100重量部に対して
    BaOおよび/またはCaOを0.05〜5.0重量部
    添加した組成としたことを特徴とするフェライトキャリ
    ア。
JP2120390A 1990-05-10 1990-05-10 フェライトキャリア Pending JPH0416862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102653518A (zh) * 2012-03-30 2012-09-05 谢仁华 α-磺基脂肪酸二钠及其制备方法和应用

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