JPH04104164A - フェライトキャリア - Google Patents
フェライトキャリアInfo
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- JPH04104164A JPH04104164A JP2221792A JP22179290A JPH04104164A JP H04104164 A JPH04104164 A JP H04104164A JP 2221792 A JP2221792 A JP 2221792A JP 22179290 A JP22179290 A JP 22179290A JP H04104164 A JPH04104164 A JP H04104164A
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Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真法、静電記録法あるいは静電印刷法等
において使用される静電荷像現像剤用のキャリアに関し
、特に軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライト
キャリアに関する。
において使用される静電荷像現像剤用のキャリアに関し
、特に軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライト
キャリアに関する。
従来から酸化亜鉛、セレン、有機光導電体等の画像担体
の表面に形成される静電荷像を、磁気ブラシ法によって
可視像化するための現像剤としては、磁性キャリアとト
ナーとを混合してなる二成分系の現像剤が使用されてい
る。上記二成分系現像剤を使用する磁気ブラシ法におい
ては、磁性キャリアとトナーとを所定の比率で混合し1
両者を摩擦帯電させて搬送手段によって現像領域に搬送
し、所定の極性に帯電したトナーのみを画像担体の表面
に付着させて、静電荷像を可視像化する現像が行われる
。
の表面に形成される静電荷像を、磁気ブラシ法によって
可視像化するための現像剤としては、磁性キャリアとト
ナーとを混合してなる二成分系の現像剤が使用されてい
る。上記二成分系現像剤を使用する磁気ブラシ法におい
ては、磁性キャリアとトナーとを所定の比率で混合し1
両者を摩擦帯電させて搬送手段によって現像領域に搬送
し、所定の極性に帯電したトナーのみを画像担体の表面
に付着させて、静電荷像を可視像化する現像が行われる
。
上記二成分系現像剤を構成する磁性キャリアとしては、
従来から鉄粉キャリアが多く使用されており、鉄粉キャ
リアの疲労防止および摩擦帯電特性の安定化のために1
通常は表面に酸化処理を施し、更には樹脂材料によって
被覆する処理も行われている。
従来から鉄粉キャリアが多く使用されており、鉄粉キャ
リアの疲労防止および摩擦帯電特性の安定化のために1
通常は表面に酸化処理を施し、更には樹脂材料によって
被覆する処理も行われている。
しかしながら、近年においては上記酸化鉄粉キャリアと
比較して化学的に安定であり、また使用中の電気抵抗値
の変化が少なく、更に見掛密度が鉄粉の約273であり
軽量でスペントトナーが少なく長寿命である等の利点を
存するフェライトキャリアが注目されてきており、実用
化が進んでいる。
比較して化学的に安定であり、また使用中の電気抵抗値
の変化が少なく、更に見掛密度が鉄粉の約273であり
軽量でスペントトナーが少なく長寿命である等の利点を
存するフェライトキャリアが注目されてきており、実用
化が進んでいる。
このようなフェライトキャリアは1適当な金属酸化物と
鉄酸化物との完全混合物によって構成され。
鉄酸化物との完全混合物によって構成され。
Ni、Zn Mn、Mg Cu、Li、Ba、VC
r、Ca等の酸化物と3価の鉄酸化物との焼結体である
。
r、Ca等の酸化物と3価の鉄酸化物との焼結体である
。
上記フェライトキャリアとしては種々の組成のものが知
られているが1例えば特公昭53−15040号公報お
よび同56−52305号公報に記載されているような
Ni−Zn系フェライトあるいはMn−Zn系フェライ
トが一般的であった。
られているが1例えば特公昭53−15040号公報お
よび同56−52305号公報に記載されているような
Ni−Zn系フェライトあるいはMn−Zn系フェライ
トが一般的であった。
これに対して近年においては、比較的大なるかさ密度が
得られると共に2粒子表面が平滑であり。
得られると共に2粒子表面が平滑であり。
画像担体表面への付着が少なく、かつコストが低廉であ
るCu−Zn系フェライトからなるキャリアが多用され
るようになってきた。
るCu−Zn系フェライトからなるキャリアが多用され
るようになってきた。
上記従来のCu−Zn系フェライトキャリアは。
Ni−Zn系フェライト等と比較して極めて酸化され易
いた吟、高い磁気特性を得るためには非酸化性ガス中で
所謂雰囲気焼成を行う必要があり、製造コスト高となる
。このため製造コストの低い大気中焼成により、比較的
低い磁気特性のCu−Zn系フェライトを得ているのが
一般的である。また−船釣に焼成工程は1造粒粉を匣鉢
内に充填しガス炉または電気炉で焼成する方法が採られ
ており、焼成炉への装入および焼成炉からの取出が煩雑
であり、多くの工数と時間を要し、自動化が困難であり
、製造コストが高騰する要因となっている。また上記焼
成中における酸化のため、高い飽和磁化σ、が低下し、
キャリア付着が発生し易いという問題点がある。更に上
記従来のCu−Zn系フェライトキャリアには、中間調
の再現性が若干劣ると共に、解像度においても稍不満足
な点があった。すなわち電気抵抗値が低いため、特に現
像速度が約200m+*/秒以下の中低速現像装置にお
いては、現像領域においてキャリアを介して感光体の電
荷がリークし易(9尾引き等の非所望な現像が惹起し、
解像度を低下させるという問題点もある。また上記Cu
−Zn系フェライトキャリアは通常の場合、すなわち表
面に樹脂被覆を施さない場合には、負の電荷を持ち易い
、このためトナーは適正値より正の電荷を持ち易いこと
となる。一般に画像担体表面に形成される正の静電荷像
を正規現像する場合または負の静電荷像を反転現像する
場合、トナーには適正な負の電荷を持たせることが画像
濃度を向上させ、かつ地かぶりを減少させるために好ま
しい。
いた吟、高い磁気特性を得るためには非酸化性ガス中で
所謂雰囲気焼成を行う必要があり、製造コスト高となる
。このため製造コストの低い大気中焼成により、比較的
低い磁気特性のCu−Zn系フェライトを得ているのが
一般的である。また−船釣に焼成工程は1造粒粉を匣鉢
内に充填しガス炉または電気炉で焼成する方法が採られ
ており、焼成炉への装入および焼成炉からの取出が煩雑
であり、多くの工数と時間を要し、自動化が困難であり
、製造コストが高騰する要因となっている。また上記焼
成中における酸化のため、高い飽和磁化σ、が低下し、
キャリア付着が発生し易いという問題点がある。更に上
記従来のCu−Zn系フェライトキャリアには、中間調
の再現性が若干劣ると共に、解像度においても稍不満足
な点があった。すなわち電気抵抗値が低いため、特に現
像速度が約200m+*/秒以下の中低速現像装置にお
いては、現像領域においてキャリアを介して感光体の電
荷がリークし易(9尾引き等の非所望な現像が惹起し、
解像度を低下させるという問題点もある。また上記Cu
−Zn系フェライトキャリアは通常の場合、すなわち表
面に樹脂被覆を施さない場合には、負の電荷を持ち易い
、このためトナーは適正値より正の電荷を持ち易いこと
となる。一般に画像担体表面に形成される正の静電荷像
を正規現像する場合または負の静電荷像を反転現像する
場合、トナーには適正な負の電荷を持たせることが画像
濃度を向上させ、かつ地かぶりを減少させるために好ま
しい。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、キャ
リア付着を防止し得ると共に1画像源度の向上および地
かぶりの減少等の画質を向上させ得る安価なフェライト
キャリアを提供することを目的とする。
リア付着を防止し得ると共に1画像源度の向上および地
かぶりの減少等の画質を向上させ得る安価なフェライト
キャリアを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために3本発明においては。
軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライトキャリ
アにおいて1式: (MO) too−。
アにおいて1式: (MO) too−。
(Fe2O,)X (但し9MはCuおよびZnを必須
成分とする2価の金属元素の組合わせ、x=55〜95
モル%)で示されるフェライト成分からなると共に、プ
ラズマジェットにより焼成するという技術的手段を採用
した。
成分とする2価の金属元素の組合わせ、x=55〜95
モル%)で示されるフェライト成分からなると共に、プ
ラズマジェットにより焼成するという技術的手段を採用
した。
本発明のフェライトキャリアは、結晶学的にはスピネル
型構造を具有するものであり、具体的にはCuとZnの
酸化物と鉄酸化物(FezO1)を主成分としている。
型構造を具有するものであり、具体的にはCuとZnの
酸化物と鉄酸化物(FezO1)を主成分としている。
このような組成においては。
磁気特性はFezO3の量に比例する。この場合におい
てFezO3が55モル%未満では飽和磁化σ、が40
emu/g未満となってしまう。一般に飽和磁化σ、
が4 Qemu/g未満であると、磁気ブラシからキャ
リアが離脱し易くなり1画像担体表面への付着を惹起し
1画質を低下させるため好ましくない。一方Fe、03
が95モル%を超えると飽和磁化σ、が大きくなりすぎ
、フェライトキャリアの適正現像条件である高さ11前
後の磁気ブラシの穂は硬くなり、中間調の再現性が低下
するため不都合である。
てFezO3が55モル%未満では飽和磁化σ、が40
emu/g未満となってしまう。一般に飽和磁化σ、
が4 Qemu/g未満であると、磁気ブラシからキャ
リアが離脱し易くなり1画像担体表面への付着を惹起し
1画質を低下させるため好ましくない。一方Fe、03
が95モル%を超えると飽和磁化σ、が大きくなりすぎ
、フェライトキャリアの適正現像条件である高さ11前
後の磁気ブラシの穂は硬くなり、中間調の再現性が低下
するため不都合である。
なおキャリア粒子の電気抵抗1表面状態および粒子形状
ならびに粒径によって、流動性、帯電特性等の特性が変
化し1画質に影−響を与える。まずキャリア粒子の表面
状態はその組成によって影響されるが5本発明のCu−
Zn系フェライトキャリアは前記の組成を有するので、
比較的平滑な表面を有し、微細粒子の脱離による帯電性
への悪影響および画像担体表面の損傷という非所望な問
題は発生しない。
ならびに粒径によって、流動性、帯電特性等の特性が変
化し1画質に影−響を与える。まずキャリア粒子の表面
状態はその組成によって影響されるが5本発明のCu−
Zn系フェライトキャリアは前記の組成を有するので、
比較的平滑な表面を有し、微細粒子の脱離による帯電性
への悪影響および画像担体表面の損傷という非所望な問
題は発生しない。
次にキャリア粒子の形状としては、流動性を向上させる
ために実質的に球形化した粒子とするのが好ましい。そ
して粒度分布は10〜2008mの範囲において適宜選
定することが望ましい。粒径が小である程比表面積が大
となり、最大トナー濃度を高くすることができ、トナー
濃度変動に対する画質の安定性が良くなり、かつ耐久性
も増大する。但し10μm以下の粒子の含有量が多くな
ると2画像担体表面へのキャリア付着を発生するため、
10μm以下の粒子は30重量%以下とするのがよい。
ために実質的に球形化した粒子とするのが好ましい。そ
して粒度分布は10〜2008mの範囲において適宜選
定することが望ましい。粒径が小である程比表面積が大
となり、最大トナー濃度を高くすることができ、トナー
濃度変動に対する画質の安定性が良くなり、かつ耐久性
も増大する。但し10μm以下の粒子の含有量が多くな
ると2画像担体表面へのキャリア付着を発生するため、
10μm以下の粒子は30重量%以下とするのがよい。
一方粒径200μmより大なる粒子が多いと画像濃度が
低下するため、200amより大なる粒子は20重量%
以下とするのがよい。
低下するため、200amより大なる粒子は20重量%
以下とするのがよい。
本発明のCu−Zn系フェライトキャリアは7例えば次
のようにして製造することができる。まず所定量のCu
OとZn Oとを必須成分とする金属酸化物および酸
化鉄(FezC)+)を所定量秤量しボールミルによっ
て12〜24時間混合する。得られた混合物をロータリ
ーキルンによって900〜1100°Cで仮焼した後、
振動ミル中に投入し、更に0.1〜2重量%のPVAお
よび粘結剤を加えてスラリー濃度50〜60%の状態で
平均粒度1.0μm程度に粉砕する。次に上記スラリー
をスプレードライヤーによって造粒する。得られた球状
粒子を例えばArおよびHzの混合ガスからなるキャリ
アガスによりプラズマ焼成し2分級すれば所定粒度のC
u−Zn系フェライトキャリアを得ることができる。
のようにして製造することができる。まず所定量のCu
OとZn Oとを必須成分とする金属酸化物および酸
化鉄(FezC)+)を所定量秤量しボールミルによっ
て12〜24時間混合する。得られた混合物をロータリ
ーキルンによって900〜1100°Cで仮焼した後、
振動ミル中に投入し、更に0.1〜2重量%のPVAお
よび粘結剤を加えてスラリー濃度50〜60%の状態で
平均粒度1.0μm程度に粉砕する。次に上記スラリー
をスプレードライヤーによって造粒する。得られた球状
粒子を例えばArおよびHzの混合ガスからなるキャリ
アガスによりプラズマ焼成し2分級すれば所定粒度のC
u−Zn系フェライトキャリアを得ることができる。
本発明のCu−Zn系フェライトキャリアはトナーと混
合し、所謂二成分系現像剤として調整して使用するが、
トナーとしては公知のトナー組成物例えば特開昭58−
150957号、同58−150958号、同58−1
96549号、同57−60341号、同57−603
42号公報記載のものを初めとして、磁性トナーをも使
用できる。
合し、所謂二成分系現像剤として調整して使用するが、
トナーとしては公知のトナー組成物例えば特開昭58−
150957号、同58−150958号、同58−1
96549号、同57−60341号、同57−603
42号公報記載のものを初めとして、磁性トナーをも使
用できる。
(実施例〕
Cu O,Zn OおよびF ex 03を表に示す配
合割合に秤量し、ボールミルによって24時間混合する
。
合割合に秤量し、ボールミルによって24時間混合する
。
(単位: solχ)
次に得られた混合物を1000’cで2時間仮焼した後
、仮焼粉を振動ミルに投入し、1重量%のPVAおよび
粘結剤を加えて平均粒度1.0μmに粉砕した。このス
ラリーをスプレードライヤーによって造粒乾燥し1プラ
ズマ焼成した後1分級して粒径74〜149μmのCu
−Zn系フェライトキャリアとした。この場合プラズマ
条件を75V、505A、Ar量35 j!/win、
Hz量40 l/minとした。なお比較例として、
造粒乾燥後、大気中1250°Cで4時間焼成し、解砕
分級したCu−Zn系フェライトキャリアを作製した。
、仮焼粉を振動ミルに投入し、1重量%のPVAおよび
粘結剤を加えて平均粒度1.0μmに粉砕した。このス
ラリーをスプレードライヤーによって造粒乾燥し1プラ
ズマ焼成した後1分級して粒径74〜149μmのCu
−Zn系フェライトキャリアとした。この場合プラズマ
条件を75V、505A、Ar量35 j!/win、
Hz量40 l/minとした。なお比較例として、
造粒乾燥後、大気中1250°Cで4時間焼成し、解砕
分級したCu−Zn系フェライトキャリアを作製した。
図はFezO3量量と飽和磁化σ5との関係を示す図で
ある。なおキャリアの飽和磁化σ、は、振動試料型磁力
計(東英工業製 VSM−3型)を使用して測定した。
ある。なおキャリアの飽和磁化σ、は、振動試料型磁力
計(東英工業製 VSM−3型)を使用して測定した。
図から明らかなように、従来の大気中焼成によるものは
3曲線すで示すように飽和磁化σ、はFezO3量が6
0モル%近傍に最大値があり、Fezes量が増加する
と飽和磁化σ。
3曲線すで示すように飽和磁化σ、はFezO3量が6
0モル%近傍に最大値があり、Fezes量が増加する
と飽和磁化σ。
が低下する。これに対して、プラズマ焼成によるものは
9曲線aで示すように従来のものより飽和磁化σ5の値
が大であり、特にFete、量の増大に伴って増加する
傾向を示している。これはプラズマ焼成が1〜2秒の短
時間で行われ2.冷されるため、スピネル化したフェラ
イトが酸化されないためと考えられる。
9曲線aで示すように従来のものより飽和磁化σ5の値
が大であり、特にFete、量の増大に伴って増加する
傾向を示している。これはプラズマ焼成が1〜2秒の短
時間で行われ2.冷されるため、スピネル化したフェラ
イトが酸化されないためと考えられる。
次に上記Cu−Zn系フェライトキャリアにより。
トナー濃度3%の現像剤を調製し、市販の電子写真複写
機(リコー社製FT4800機)によって現像を行って
得られた画像を評価した結果、キャリア付着を防止し得
ると共に、ベタ黒部の画像濃度が均一でかつ解像度が高
い高品質の画像が得られることを確認した。
機(リコー社製FT4800機)によって現像を行って
得られた画像を評価した結果、キャリア付着を防止し得
ると共に、ベタ黒部の画像濃度が均一でかつ解像度が高
い高品質の画像が得られることを確認した。
なお上記トナーは下記の配合のものを使用し公知の方法
によって調製したものである。
によって調製したものである。
スチレン−n−ブチルメタアクリレート(、Mw =2
00.000. Mn =8,000 )87重量部 ポリプロピレン 1重量部(三洋化成
製 ビスコール550P) カーボンブラック 9重量部(三菱化成
#30) 帯電制御則 3重量部(オリエン
ト化学製 ポントロンE81)〔発明の効果〕 本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
焼成工程における酸化に煩わされることなく、Fe、O
,の量を増大させ得るため、キャリアのコストを低減さ
せ得る。また現像領域におけるキャリア付着を防止する
ことができると共に電気抵抗および帯電量が大であるた
め画像濃度および解像度を向上させることができ、高品
質の画像を得ることができるという効果がある。
00.000. Mn =8,000 )87重量部 ポリプロピレン 1重量部(三洋化成
製 ビスコール550P) カーボンブラック 9重量部(三菱化成
#30) 帯電制御則 3重量部(オリエン
ト化学製 ポントロンE81)〔発明の効果〕 本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
焼成工程における酸化に煩わされることなく、Fe、O
,の量を増大させ得るため、キャリアのコストを低減さ
せ得る。また現像領域におけるキャリア付着を防止する
ことができると共に電気抵抗および帯電量が大であるた
め画像濃度および解像度を向上させることができ、高品
質の画像を得ることができるという効果がある。
図はFe、O,量と飽和磁化σ8との関係を示す口であ
る。
る。
Claims (1)
- 軟磁性を示すフェライト材料からなるフェライトキャリ
アにおいて、式:(MO)_1_0_0_−_x(Fe
_2O_3)_x(但し、MはCuおよびZnを必須成
分とする2価の金属元素の組合わせ、x=55〜95モ
ル%)で示されるフェライト成分からなると共に、プラ
ズマジェットにより焼成したことを特徴とするフェライ
トキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221792A JPH04104164A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | フェライトキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221792A JPH04104164A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | フェライトキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104164A true JPH04104164A (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=16772274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2221792A Pending JPH04104164A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | フェライトキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104164A (ja) |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2221792A patent/JPH04104164A/ja active Pending
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