JPS6231864A - 電子写真現像用フエライトキヤリア - Google Patents
電子写真現像用フエライトキヤリアInfo
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- JPS6231864A JPS6231864A JP60170671A JP17067185A JPS6231864A JP S6231864 A JPS6231864 A JP S6231864A JP 60170671 A JP60170671 A JP 60170671A JP 17067185 A JP17067185 A JP 17067185A JP S6231864 A JPS6231864 A JP S6231864A
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- Japan
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- ferrite carrier
- carrier
- electrophotographic development
- ferrite
- development according
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
- G03G9/107—Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
- G03G9/108—Ferrite carrier, e.g. magnetite
- G03G9/1085—Ferrite carrier, e.g. magnetite with non-ferrous metal oxide, e.g. MgO-Fe2O3
-
- G—PHYSICS
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- G03G9/107—Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
- G03G9/1075—Structural characteristics of the carrier particles, e.g. shape or crystallographic structure
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子複写機やレーザービームプリンター等に
使用される電子写真用現像剤に関するものであり、特に
、二成分系現像剤におけるキャリアの改良に関するもの
である。
使用される電子写真用現像剤に関するものであり、特に
、二成分系現像剤におけるキャリアの改良に関するもの
である。
[従来の技術]
電子写真の現像法としては、カスケード現像法や磁気ブ
ラシ現像法など多くの方法があり、これら各種の現像法
に使用される現像剤には一成分系現像剤と二成分系現像
剤とがある。
ラシ現像法など多くの方法があり、これら各種の現像法
に使用される現像剤には一成分系現像剤と二成分系現像
剤とがある。
二成分系現像剤は、周知のようにトナーおよびキャリア
から構成されるが、キャリアには、■適当な摩擦帯電性
を持ちトナー粒子を吸引すること、■緻密であり粒子の
強度が十分で粒の破壊が生じないこと、■粒子が流動性
に富むこと、■粒子径が均一であること、■粒子表面の
状態が湿度等によって変わらず9種々の特性が安定して
いること、■十分な引張り強度および圧縮強度を有する
こと。
から構成されるが、キャリアには、■適当な摩擦帯電性
を持ちトナー粒子を吸引すること、■緻密であり粒子の
強度が十分で粒の破壊が生じないこと、■粒子が流動性
に富むこと、■粒子径が均一であること、■粒子表面の
状態が湿度等によって変わらず9種々の特性が安定して
いること、■十分な引張り強度および圧縮強度を有する
こと。
■適切な飽和磁化・透磁率・および保磁力を有すること
、などの薄枠性が要求される。
、などの薄枠性が要求される。
キャリア粒子としては、従来から種々の材料が使用され
てきているが、現在最も多く用いられているものとして
鉄粉がある。鉄粉キャリアは、一般にその表面に適当な
処理をして使用しているが、それでも、長時間使用する
と粒子の表面が物理的あるいは化学的に変化して、トナ
ーが付着してしまったり、あるいは使用環境の湿度に敏
感になって画像の鮮明度がうすれたりするため、その寿
命が短いという欠点があった。
てきているが、現在最も多く用いられているものとして
鉄粉がある。鉄粉キャリアは、一般にその表面に適当な
処理をして使用しているが、それでも、長時間使用する
と粒子の表面が物理的あるいは化学的に変化して、トナ
ーが付着してしまったり、あるいは使用環境の湿度に敏
感になって画像の鮮明度がうすれたりするため、その寿
命が短いという欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点]
このため、近年、上記鉄粉キャリアの欠点を解消するも
のとして、フェライト粒子をキャリアとして使用するこ
とが提案されている(特開昭第52−56536号公報
、特開昭第58−202456号公報等)。
のとして、フェライト粒子をキャリアとして使用するこ
とが提案されている(特開昭第52−56536号公報
、特開昭第58−202456号公報等)。
しかしながら、従来実用化されているフェライトキャリ
アは、特定のトナーおよび電子写真機器で使用した時に
は鉄粉キャリアに無い優れた特性を発揮するものの、対
象とするトナーまたは機器が異なるとコピー濃度が変化
したりかぶりが生じたりすることがあるため、画像特性
あるいは寿命の点で必ずしも満足し得るものではない、
ということが最近指摘され問題視されている。
アは、特定のトナーおよび電子写真機器で使用した時に
は鉄粉キャリアに無い優れた特性を発揮するものの、対
象とするトナーまたは機器が異なるとコピー濃度が変化
したりかぶりが生じたりすることがあるため、画像特性
あるいは寿命の点で必ずしも満足し得るものではない、
ということが最近指摘され問題視されている。
本発明は、上記従来の電子写真現像用キャリアの欠点を
なくし、画像特性に優れ寿命の永い電子写真用二成分系
現像剤が実現できるキャリアを提供することを目的とす
るものである。
なくし、画像特性に優れ寿命の永い電子写真用二成分系
現像剤が実現できるキャリアを提供することを目的とす
るものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明は、モル比でBaO
0,1〜4%、 ZnO1,0〜30%、1価または2
価の金属酸化物1〜30%、およびFe2O355〜8
5%からなる組成のフェライト粒子からキャリアを構成
したことを主たる特徴とするものである。
0,1〜4%、 ZnO1,0〜30%、1価または2
価の金属酸化物1〜30%、およびFe2O355〜8
5%からなる組成のフェライト粒子からキャリアを構成
したことを主たる特徴とするものである。
本発明者等は、従来のフェライトキャリアについて調査
・検討した結果1画質に影響を及ぼす帯電量を調整する
に際し電気抵抗を変えるのみでは、それぞれの複写機等
の現像機構などの違いにより全く効果を発揮しない場合
があることを知り、フェライトキャリアの材料組成と帯
電量との関係。
・検討した結果1画質に影響を及ぼす帯電量を調整する
に際し電気抵抗を変えるのみでは、それぞれの複写機等
の現像機構などの違いにより全く効果を発揮しない場合
があることを知り、フェライトキャリアの材料組成と帯
電量との関係。
およびそれらとコピー濃度との関係等を種々実験検討し
た結果、飽和磁化の向上と相俟って容易に所望のコピー
濃度が得られるフェライトキャリアの組成領域を見出し
、それに基づいて本発明を完成したものである。
た結果、飽和磁化の向上と相俟って容易に所望のコピー
濃度が得られるフェライトキャリアの組成領域を見出し
、それに基づいて本発明を完成したものである。
本発明において、Bad、ZnO,およびFe、O。
の各成分は、フェライト・キャリアとしての特性を得る
ための基本成分であり、その含有量が、モル比でBaO
0,1〜4%、Zn○10〜30%、Fe2O。
ための基本成分であり、その含有量が、モル比でBaO
0,1〜4%、Zn○10〜30%、Fe2O。
55〜85%の範囲内であれば良い。
BaOは画像濃度に顕著に影響を及ぼす帯電量制御に大
きく寄与するものであり、BaOが0.1%未満では帯
電量制御効果が少なく、最適な画像濃度を得ることが出
来ない。また、Zn○、およびFe2O,は飽和磁化と
初透磁率の変化に対し効果を及ぼすもので、前記組成範
囲内において BaOを含むそれら成分が相互に固溶し
あうことによって、本発明の特長の一つである高飽和磁
化と最適初透磁率が得られるものである。
きく寄与するものであり、BaOが0.1%未満では帯
電量制御効果が少なく、最適な画像濃度を得ることが出
来ない。また、Zn○、およびFe2O,は飽和磁化と
初透磁率の変化に対し効果を及ぼすもので、前記組成範
囲内において BaOを含むそれら成分が相互に固溶し
あうことによって、本発明の特長の一つである高飽和磁
化と最適初透磁率が得られるものである。
しかして、本発明は、前記基本成分組成範囲のものに1
価または2価の金属酸化物を入れることにより、電気抵
抗と帯電量を制御して画像濃度の良い電子写真用現像剤
が実現出来るフェライトキャリアとしたことに主たる特
徴を有するものであるが、前記1価または2価の金属酸
化物の含有量が合計で1モル%未満では高飽和磁化が期
待出来ず、一方、30モル%を越えて含有させるとBa
d。
価または2価の金属酸化物を入れることにより、電気抵
抗と帯電量を制御して画像濃度の良い電子写真用現像剤
が実現出来るフェライトキャリアとしたことに主たる特
徴を有するものであるが、前記1価または2価の金属酸
化物の含有量が合計で1モル%未満では高飽和磁化が期
待出来ず、一方、30モル%を越えて含有させるとBa
d。
ZnO,Fe2O3の組成比が変動し、中間調の良い画
像濃度を見出すことができなくなる。
像濃度を見出すことができなくなる。
すなわち、本発明においては、BaO0,1〜4%。
Zn○10〜30%、Fe2o355〜85%の基本組
成に対し、1価または2価の金属酸化物を1種または2
種以上合計で1〜30モル%含有させることによって、
電気抵抗を10’〜10’Ω・cm、飽和磁化を45〜
85emu/go保磁力を1〜50Oe、初透磁率を2
〜7の範囲にそれぞれ保持することができるものである
。
成に対し、1価または2価の金属酸化物を1種または2
種以上合計で1〜30モル%含有させることによって、
電気抵抗を10’〜10’Ω・cm、飽和磁化を45〜
85emu/go保磁力を1〜50Oe、初透磁率を2
〜7の範囲にそれぞれ保持することができるものである
。
これらの特性と帯電量および画質とのからみによって中
間調の良い画像が得られるのである。
間調の良い画像が得られるのである。
本発明において、上記1価または2価の金属酸化物とし
ては、例えば、Li2O,NiO,MgO。
ては、例えば、Li2O,NiO,MgO。
MnO,CuOなどが通常適用されるが、この他にも1
例えば、Li、Co、、N1COat MnC0,。
例えば、Li、Co、、N1COat MnC0,。
Mg CO3+ Cu S 04 t Nx S 04
* Mn S 04 HMg5o4.CuCl2.M
nC1zt MgC1z等の加熱により1価または2価
の金属酸化物となり得る金属化合物も適用できる。
* Mn S 04 HMg5o4.CuCl2.M
nC1zt MgC1z等の加熱により1価または2価
の金属酸化物となり得る金属化合物も適用できる。
また、本発明において、キャリア粒子は、その平均粒径
が20〜500μIの範囲内にある球状のものであるこ
とが望ましく、静電記録など特殊な用途の場合を除いて
は、粒径が20μ■未満の場合には、キャリア飛散など
があり、一方、粒径が500μmを越える場合には5画
像そのものが粗となり、好ましくない。
が20〜500μIの範囲内にある球状のものであるこ
とが望ましく、静電記録など特殊な用途の場合を除いて
は、粒径が20μ■未満の場合には、キャリア飛散など
があり、一方、粒径が500μmを越える場合には5画
像そのものが粗となり、好ましくない。
また1本発明において、上記電子写真現像用フェライト
キャリアは、その電気抵抗率が103Ω・cm以上、飽
和磁化値が45〜85emu/gの範囲内であることが
望ましい。その理由は、電気抵抗率が10”Ω・0m未
満の場合には摩擦帯電量を適当な値に制御することが難
しく、目的とする鮮明な画像を得ることが困難になるた
めである。また、飽和磁化値が45emu/gより小さ
い場合には、磁気ロールとの吸着力が落ち磁気ブラシが
小さくなるため、目標とする鮮明な画像を得ることは困
難となり、一方、飽和磁化値が85amu/gを越える
場合には磁力が強いために磁気ブラシが鎖状となり易く
中間調の良い画像が得にくいためである。
キャリアは、その電気抵抗率が103Ω・cm以上、飽
和磁化値が45〜85emu/gの範囲内であることが
望ましい。その理由は、電気抵抗率が10”Ω・0m未
満の場合には摩擦帯電量を適当な値に制御することが難
しく、目的とする鮮明な画像を得ることが困難になるた
めである。また、飽和磁化値が45emu/gより小さ
い場合には、磁気ロールとの吸着力が落ち磁気ブラシが
小さくなるため、目標とする鮮明な画像を得ることは困
難となり、一方、飽和磁化値が85amu/gを越える
場合には磁力が強いために磁気ブラシが鎖状となり易く
中間調の良い画像が得にくいためである。
また、本発明において、上記フェライトキャリアの保磁
力Heが50Oeを越える場合には、粒子そのちのが永
久磁石の性質を持ちマグロール等に強く密着して現像に
あずかるトナーの流動性を悪くするために、画像むらが
発生し良質な画像は得られなくなるので、その保磁力は
50Oe以下であることが望まい゛・
lまた、本発明において、より
好ましい効果を得ようとする場合には、微粉体の測定に
おける透磁率が2以上のものであることが好ましい。透
磁率が2未満のものでは磁気ロールへの反応が悪くなり
画質に影響を与える恐れがあるためである。
力Heが50Oeを越える場合には、粒子そのちのが永
久磁石の性質を持ちマグロール等に強く密着して現像に
あずかるトナーの流動性を悪くするために、画像むらが
発生し良質な画像は得られなくなるので、その保磁力は
50Oe以下であることが望まい゛・
lまた、本発明において、より
好ましい効果を得ようとする場合には、微粉体の測定に
おける透磁率が2以上のものであることが好ましい。透
磁率が2未満のものでは磁気ロールへの反応が悪くなり
画質に影響を与える恐れがあるためである。
さらにまた、フェライトキャリアを現像剤として用いる
場合、m像温度が実用上50〜60℃に昇温するため、
本発明におけるフェライトキャリアのキュリー温度は1
00℃以上であることが望ましい。
場合、m像温度が実用上50〜60℃に昇温するため、
本発明におけるフェライトキャリアのキュリー温度は1
00℃以上であることが望ましい。
また、フェライトキャリアは耐摩耗性であること。
ひいては長寿命につながることなどからフェライト粒子
の破壊強度は5Kg/am2以上であることが望ましい
。
の破壊強度は5Kg/am2以上であることが望ましい
。
[実施例]
以下、本発明を実施例に基づいて、より詳細に説明する
。
。
(実施例1)
モル比で、第1表に示す各種組成の試料となるように原
料をそれぞれ秤量し、ボールミルにより混合した。得ら
れた混合粉を800〜1200℃で仮焼し、仮焼した試
料はアトライターにより粉砕した。
料をそれぞれ秤量し、ボールミルにより混合した。得ら
れた混合粉を800〜1200℃で仮焼し、仮焼した試
料はアトライターにより粉砕した。
粉砕後の粒径を、空気透過法を用いて測定した結果、平
均粒径で約1.0μmであった。次いで、粉砕した試料
に、バインダーとしてP、V、A (ポリビニルアルコ
ール)の水溶液(P、V、A量としては0.5〜5.0
%+1%)を加え、スプレードライヤーにより造粒した
。
均粒径で約1.0μmであった。次いで、粉砕した試料
に、バインダーとしてP、V、A (ポリビニルアルコ
ール)の水溶液(P、V、A量としては0.5〜5.0
%+1%)を加え、スプレードライヤーにより造粒した
。
得られた造粒粉を、アルミナ製の容器に入れて1300
℃で焼成した。なお、本発明を実施するに際し、造粒粉
を多量に容器に入れて焼成する場合には、焼成の際に粒
成長して粒同志が接合することがあるため、ロータリー
キルン等で試料を回転しながら焼成することが好ましい
、このようにして得られた平均粒子径的70μmのフェ
ライト粒子の物理的特性を、第1表に示す。
℃で焼成した。なお、本発明を実施するに際し、造粒粉
を多量に容器に入れて焼成する場合には、焼成の際に粒
成長して粒同志が接合することがあるため、ロータリー
キルン等で試料を回転しながら焼成することが好ましい
、このようにして得られた平均粒子径的70μmのフェ
ライト粒子の物理的特性を、第1表に示す。
これらの球状フェライトをトナーキャリアとして使用し
二成分現像剤を作製し、感光体にセレンを用いたA社製
およびB社製の二台の電子複写機を使って、現像ギヤツ
ブ約1.0〜1.2m鳳、スリーブと感光体の間隔1.
0+a+aの条件で、それぞれ15万枚のコピー試験を
したところ、本発明による上記各組成のフェライトキャ
リアによるものは、いずれも初期濃度1.40から1.
25〜1.35の範囲内の濃度変化であり、機種による
差異は認められなかった。
二成分現像剤を作製し、感光体にセレンを用いたA社製
およびB社製の二台の電子複写機を使って、現像ギヤツ
ブ約1.0〜1.2m鳳、スリーブと感光体の間隔1.
0+a+aの条件で、それぞれ15万枚のコピー試験を
したところ、本発明による上記各組成のフェライトキャ
リアによるものは、いずれも初期濃度1.40から1.
25〜1.35の範囲内の濃度変化であり、機種による
差異は認められなかった。
これに対し、比較のため、従来のフェライトキャリアを
用いて同一条件で試験したところ、A社のものでは初期
濃度1.40であったものが1.15まで低下したのに
、B社のものでは1.40から1.30まで低下したの
みであり、機種による差異があった。
用いて同一条件で試験したところ、A社のものでは初期
濃度1.40であったものが1.15まで低下したのに
、B社のものでは1.40から1.30まで低下したの
みであり、機種による差異があった。
キャリア寿命は、通常、各社により設定された枚数をコ
ピーした後でも画像濃度1.2以上必要とされており、
従来のものに比べ本発明のフェライトキャリアは機種に
よるバラツキもなく優れていることが判った。尚、上記
結果において、A社の複写機における従来のフェライト
キャリアの帯電量は25μc/gから37μc/gに変
化しており、帯電量の上昇によりコピー濃度が低下した
ものと考えられる。一方、本発明のフェライトキャリア
の帯電量は初期帯電量の±2μc/g程度と殆ど変化し
ておらず、これが長寿命の理由と考えられる。
ピーした後でも画像濃度1.2以上必要とされており、
従来のものに比べ本発明のフェライトキャリアは機種に
よるバラツキもなく優れていることが判った。尚、上記
結果において、A社の複写機における従来のフェライト
キャリアの帯電量は25μc/gから37μc/gに変
化しており、帯電量の上昇によりコピー濃度が低下した
ものと考えられる。一方、本発明のフェライトキャリア
の帯電量は初期帯電量の±2μc/g程度と殆ど変化し
ておらず、これが長寿命の理由と考えられる。
尚、上述した本発明の実施例においては、混合機として
ボールミルを使用したが、振動ミルまたはミキサー等を
用いても良い。また、粉砕機としてはアトライターを使
用したが、これも、ボールミルまたは振動ミル等、他の
公知の粉砕機を用いて良いことは言うまでもない。
ボールミルを使用したが、振動ミルまたはミキサー等を
用いても良い。また、粉砕機としてはアトライターを使
用したが、これも、ボールミルまたは振動ミル等、他の
公知の粉砕機を用いて良いことは言うまでもない。
[発明の効果]
以上の如く、本発明フェライトキャリアは、従来使用さ
れている鉄粉キャリアに比べ、高抵抗で長寿命であるこ
とが判明し、電子複写機やレーザービームプリンタ用の
現像剤として使用した場合にその工業的応用価値は大で
ある。
れている鉄粉キャリアに比べ、高抵抗で長寿命であるこ
とが判明し、電子複写機やレーザービームプリンタ用の
現像剤として使用した場合にその工業的応用価値は大で
ある。
囁−−−′
特許庁長官殿 、()“。
【・”、”ミ
事件の表示
昭和60年 特許願 第170671、発明の名称
電子写真現像用フェライトキャリア
補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名称 (5
08)日立金属株式会社 補正の対象 明細コ)の「特許請求の範囲」の欄補正の
内容 別紙の通り 補正の内容 明細書の「特許請求の範囲」の欄の記載を、下記の通り
訂正する。
08)日立金属株式会社 補正の対象 明細コ)の「特許請求の範囲」の欄補正の
内容 別紙の通り 補正の内容 明細書の「特許請求の範囲」の欄の記載を、下記の通り
訂正する。
記
ロー)モル比で、BaOO,1〜4%、ZnO10〜3
0%、1価または2価の金属酸化物1〜30%、および
Fe20355〜85%からなることを特徴とする電子
写真U用フェライトキャリア。
0%、1価または2価の金属酸化物1〜30%、および
Fe20355〜85%からなることを特徴とする電子
写真U用フェライトキャリア。
(2)平均粒径が20〜500μmの球状粒子からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子写真
現像用フェライトキャリ2−0(3)電気抵抗率が10
1Ω・cn以上の特性を有することを特徴とする特許請
求のIK!四第四項1項は第2項記載の電子写真現像用
フェライトキャリア。
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子写真
現像用フェライトキャリ2−0(3)電気抵抗率が10
1Ω・cn以上の特性を有することを特徴とする特許請
求のIK!四第四項1項は第2項記載の電子写真現像用
フェライトキャリア。
(+4)飽和磁化値が45〜85elllu /CI
、保磁力が50Oe以下、初透磁率が2以上であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
かに記載の電子写真現像用フェライトキャリア。
1(5)キュリー温度が100℃以上であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
載の電子写真現像用フェライトキャリア。
、保磁力が50Oe以下、初透磁率が2以上であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
かに記載の電子写真現像用フェライトキャリア。
1(5)キュリー温度が100℃以上であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
載の電子写真現像用フェライトキャリア。
(6)粒子の破壊強度が5Kg/++1以上であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
かに記載の電子写真現像用フェライトキャリアロ 以I
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
かに記載の電子写真現像用フェライトキャリアロ 以I
Claims (6)
- (1)モル比で、BaO0.1〜4%、ZnO10〜3
0%、1価または2価の金属酸化物MeO1〜30%、
およびFe_2O_355〜85%からなることを特徴
とする電子写真用フェライトキャリア。 - (2)平均粒径が20〜500μmの球状粒子からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子写真
現像用フェライトキャリヤ。 - (3)電気抵抗率が10^3Ω・cm以上の特性を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
記載の電子写真現像用フェライトキャリア。 - (4)飽和磁化値が45〜85emu/g、保磁力が5
0Oe以下、初透磁率が2以上であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の電
子写真現像用フェライトキャリア。 - (5)キュリー温度が100℃以上であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載
の電子写真現像用フェライトキャリア。 - (6)粒子の破壊強度が5Kg/mm^2以上であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいず
れかに記載の電子写真現像用フェライトキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170671A JPS6231864A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 電子写真現像用フエライトキヤリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170671A JPS6231864A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 電子写真現像用フエライトキヤリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231864A true JPS6231864A (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15909217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170671A Pending JPS6231864A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 電子写真現像用フエライトキヤリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231864A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01223471A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-06 | Canon Inc | 電子写真用キヤリア |
JPH02304458A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-18 | Hitachi Ltd | 電子写真装置 |
US5190842A (en) * | 1991-12-19 | 1993-03-02 | Eastman Kodak Company | Two phase ferroelectric-ferromagnetic composite carrier |
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