JPH04168464A

JPH04168464A - 複写機

Info

Publication number: JPH04168464A
Application number: JP2296528A
Authority: JP
Inventors: Hideyuki Nishimura; 英幸西村; Katsuhiro Nagayama; 勝浩永山; Yuuichi Kazaki; 祐一蚊崎
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-10-31
Filing date: 1990-10-31
Publication date: 1992-06-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は感光体上に形成されたトナー像を転写装置によ
って転写させる中間転写体と、転写前に感光体の除電を
行なうプリ除電装置とを備えた複写機に関するものであ
る。

〈従来の技術〉従来の、例えばカラー複写機で感光体上に形成されたト
ナー像を転写装置によって転写させる中間転写体と、転
写前に感光体の除電を行なうプリ除電装置とを備えたも
のは第３図に示すような構成であった。

即ち、プリ除電装置例えばプリ除霜ランプは現像装置３
と中間転写体１１８との間の狭い空間の感光体７を臨む
位置に設けられていた。また、従来の中間転写体１１０
の転写ベルトは、バインダー樹脂にカーボンブラックを
添加して導電性をもたせたもので、ベルト自体は黒色の
不透明なものとなっていた。このようなベルトが、第１
乃至第３０−ラ１１８ａ・１１８ｂ・１１８ｃにより回
転駆動されるように構成され、該中間転写体１１０が感
光体７を回転駆動する駆動ローラ１５に圧接されていた
。また、中間転写体１１０の裏面側には、転写装置１２
１が配設されていた。

〈発明が解決しようとする課題〉上記従来の複写機では、プリ除雪ランプを限られた狭い
空間部に設けなければならなかったので、小型で光量の
大きな特殊なものを用いる必要があり、コストアップに
なっていた。また、上記ランプを設ける場所を特別に設
けなければならず、感光体周辺のプロセス配置設計上の
制約が大きかった。

〈課題を解決するための手段〉本発明は、上記欠点に鑑みてなされたものであわ、感光
体上に形成されたトナー像を転写装置によって転写させ
る中間転写体と、転写前に上記感光体の除電を行なうプ
リ除電装置とを備えた複写機において、上記中間転写体
を所定の電気抵抗値を有する透明体にて形成するととも
に、上記中間転写体の転写位置裏面部に上記プリ除電装
置を設けたことを特徴とする複写機を提供するものであ
る。

〈作　用〉以上のような複写機によれば、プリ除雪ランプを設ける
ためのスペースに制約を受けることがなく、プロセス配
置設計の自由度が増すとともに、プリ除電ランプも標準
的なものを使用することができるのでコストダウンを図
ることが可能となる。

〈実施例〉以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第１図は本発明に係る複写機の一実施例を示す概略構
成断面図、第２図は第１図の中間転写体部の部分拡大図
である。

本発明の一実施例であるカラー複写機は、第１図に示す
ように、機枠の上面に透明な原稿載置台１を有している
。また、この原稿載置台１の下方には、露光光学系２が
配設されておシ、この露光光学系２は、原稿載置台１上
に載置される原稿１３に光を照射する光源ランプ２ａと
、原稿１３からの反射光を例えば−点鎖線で示すように
感光体７上に導く複数の反射鏡２ｂ・・・と、光路上に
配設さレタ結像レンズ２Ｃと、赤、緑、および青の３原
色の色フィルりを有する色分解フィルり２ｄとを備えて
いる。

上記の露光光学系２の光軸上には、露光走査された光像
が照射される有機感光体（ｏｐｃ＞からなるベルト状の
感光体７が配設されておυ、この感光体７の入紙方向側
には、転写紙１９を収容した給紙カセット８・９が配設
されている。そして、これらの各給紙カセット８・９の
上面には、それぞれ給紙ローラ２３・２４が設けられて
おり、これらの給紙ローラ２３・２４は、転写紙１９を
給紙カセット８・９から排土して中間転写体１０方向へ
送出させるようになっている。

上記の給紙ローラ２３・２４からの中間転写体１０方向
への送出側には、タイミングローラ２５が配設されてお
シ、このタイミングローラ２５は、中間転写体１０に同
期して回転されるようになっている。

上記中間転写体１０ば、バインダー樹脂例えばポリカー
ボネート樹脂を溶融温度まで加熱したものに、酸化スズ
或は■・Ｔ−０（インジウムとスズの酸化化合物）等の
導電材料を１〜数十％ｗｔ添加したものをフィルム状或
はチューブ状に形成（延伸加工等により）したものより
なる。このようにして形成された中間転写体１０の電気
抵抗値は、１×１０〜１×１０　Ω／口内に収められて
いる。

上記中間転写体１０は、上記材料にて形成されているた
め透明性を有している。透明度としては、白色光源の透
過率５０〜７０％程度である。

また、中間転写体１０は、第１〜第３０−ラ１８ａ・１
８ｂ・１８ｃにより回転駆動されるようＱてなっており
、感光体７を回転駆動する駆動ローラ１５に圧接されて
いる。この駆動ローラ１５が圧接されている部位におけ
る中間転写体１０の裏面側には、１次転写装置２１が配
置されている。

甘だ、該転写装置２１の支持部はコ字状に形成されてい
るので、該支持部内にプリ除電ランプ２７が設けられて
いる。第３０−ラ１８ｃの配設部位における中間転写体
１０の表面倶１１’Ｉ：は、転写ローラ２２が配設され
ている。そして、転写ローラ２２の送出側には、剥離プ
レート２０、搬送ベルト１１、および定着装置１２がこ
の順に配設されている。

上記の露光光学系２から反射光が照射光が照射される感
光体７は、従動ローラ１４および駆動ローラ１５によシ
回転駆動されるようになっている。

また、感光体７の外周の従動ローラ１４側には、感光体
７を帯電させる帯電チャージャ１６および感光体７を除
電する除電ランプ２６が配設されてお沙、帯電チャージ
ャ１６の近傍における感光体７の下方には、感光体７上
に残留するトナーを除去するクリーニング手段であるク
リーニング装置１７が配設されている。そして、このク
リーニング装置１７には、例えばウレタン等からなるク
リーニングブレード１７ａ・１７ａが設けられておシ、
これらのクリーニングブレード１７ａ・１７ａは、感光
体７に圧接され、感光体７に残留した例えばトナー等を
掻き落とすようになっている。

また、感光体７の上方における中央部付近には、感光体
７と非接触の状態で白黒用の現像槽３と、カラー用の現
像槽４〜６とが配設されており、カラー用の現像槽４〜
６には、イエロ、マゼンタ、およびシアン色のカラー現
像剤が個別に収容されている。

次に、上記構成のカラー複写機の動作を以下に説明する
。

先ず、図示しない複写開始ヌイッチが押圧されることで
、コピーモードが実行される。このコピーモードは、イ
エロ、マゼンタ、およびシアンをそれぞれ現像して中間
転写体１０に転写させるコピーサイクルを有しておシ、
コピーモードが実行されると、先ず、イエロのコピーサ
イクルが実行されることになる。

即ち、原稿載置台１上に載置された原稿１３に対して光
源ランプ２ａから光を照射させ、露光走査が行われる。

原稿１３からの反射光は、反射鏡２ｂ・・および結像レ
ンズ２ｃを介して色分解フィルタ２ｄに入射され、この
色分解フィルり２ｄで色成分別に分解される。

上記の露光走査で色分解フィルり２ｄの各色フィルタを
透過した色成分別の光は、帯電チャージャ１６にて均一
に帯電された感光体７上に照射され、感光体７がＡ部で
露光される。これにより、感光体７には、原稿１３の画
像に対応したイエロの静電潜像が形成される。この後、
上記の各静電潜像は、色分解フィルり２ｄの補色である
イエロの現像剤を有する現像槽４の対向部において、現
像マグネットローラから供給される現像剤で現像されて
可視化され、トナー像となる。そして、このトナー像は
、感光体７がプリ除電ランプ２７によって除電された後
、１次転写装置２１で中間転写体１０に転写されること
になる。

上記のイエロのコピーサイクルが終了すると、感光体７
は、クリーニング装置１７でクリーニングされると共に
、除電ランプ２６で除電される。

そして、上記の同様のコピーサイクルでマゼンタおよび
シアンのトナー像が中間転写体１０に転写されることに
なる。

上記の各コピーサイクルが実行されると、各色成分別の
トナー像は、１次転写装置２１により中間転写体１０の
同位置へ転写されることになり、各色成分別のトナーが
重ねられることで完成したひとつのトナー像を形成する
ことになる。

一方、給紙カセット８・９に収容された転写紙１９は、
給紙ローラ２３・２４により１枚ずつタイミングローラ
２５に給紙され、タイミングローラ２５は、中間転写体
１０に同期して転写紙１９を中間転写体１０と転写ロー
ラ２２との間に搬送する。搬送された転写紙１９は、転
写ローラ２２によυ中間転写体１０のトナー像が転写さ
れた後、剥離プレート２０により中間転写体１０から分
離され、搬送ベルト１１により定着装置１２へ導入され
る。そして、転写紙２３へのカラートナー像の定着が行
われた後、外部へ排出されることで、１回のコピーモー
ドが終了することになる。

以上のような構成とすることにより、透明な中間転写体
が得られ、その結果、中間転写体裏面部の１次転写装置
の支持部材にプリ除雪ランプを設けて、該中間転写体の
裏面部から除電光を照射することが可能となる。従って
、従来のようにプリ除電ランプを設けるための特別なス
ベーヌも必要なく、また、ランプ自体も特殊なものでは
なく、標準的なものを用いることができる。

〈効　果〉本発明の複写機によれば、プリ除電ランプを設けるため
のスベーヌに制約を受けることがなく、プロセス配置設
計の自由度が増すとともに、プリ除電ランプも標準的な
ものを使用することができるので、コストダウンを図る
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写機の一実施例を示す概略構成
断面図、第２図は第１図の中間転写体部の部分拡大図、
第３図は従来の複写機の概略構成断面図である。１０：中間転写体、　２１：１次転写装置、２７：プリ
除雪装置。代理人　弁理士　　梅　１）　勝（他２名）／８ａ第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、感光体上に形成されたトナー像を１次転写装置によ
って転写させる中間転写体と、転写前に上記感光体の除
電を行なうプリ除電装置とを備えた複写機において、上記中間転写体を所定の電気抵抗値を有する透明体にて
形成するとともに、上記中間転写体の転写位置裏面部に上記プリ除電装置を
設けたことを特徴とする複写機。２、１次転写装置の支
持部材とプリ除電装置の支持部材とを一体に形成したこ
とを特徴とする請求項第１項記載の複写機。