JPH0416835A - 画像記録装置のマスク原版 - Google Patents

画像記録装置のマスク原版

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JPH0416835A
JPH0416835A JP12081390A JP12081390A JPH0416835A JP H0416835 A JPH0416835 A JP H0416835A JP 12081390 A JP12081390 A JP 12081390A JP 12081390 A JP12081390 A JP 12081390A JP H0416835 A JPH0416835 A JP H0416835A
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JP12081390A
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Kazunori Tanabe
和紀 田辺
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光記録媒体を露光するためにカラー画像情
報に基づき作成したマスク原版に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、次のような画像形成の手法が公知である。
まず、カラーの原画像のそれぞれレッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)の成分を取出した画像を黒色で
形成し、3種類のR,G、B用マスク原版を作成する。
すなわち、第4図で説明するとレーザプリンタ101か
ら出力されたマスク原版は、排紙トレイ127へ送給さ
れ、さらにガイド部材128により装置本体120内の
挿入0126に送給される。
まず、レッドのマスク原版が挿入されると、該マスク原
版は下方に搬送されて水平方向に張架されたエンドレス
ベルト102の左端に至る。マスク原版がエンドレスベ
ルト102の回転により搬送されて露光位置に至ると、
エンドレスペルス102の回転が停止する。
このエンドレスベルト102の下側には、カートリッジ
104より引aされた感光記録媒体106が張架されて
いる。そしてこの感光記録媒体106と前記搬送された
レッドのマスク原版が対向した状態で、露光が行なわれ
る。露光のための光源のランプ108はエンドレスベル
ト102上部に設けられ、その下方にはレッド、グリー
ン、ブルーの3枚のフィルタllOR,G、Bが選択的
にランプ108を覆うべく保持されている。まずレッド
のフィルタ110Rがランプ108を覆うと、感光記録
媒体106の露光面はマスク原版の画像に応じてレッド
光で感光され、レッドの潜像が形成される。レッドのマ
スク原版は分岐部に設けられたゲート118により上側
に分岐し、第1のバッファ116aに蓄えられる。
このレッドのマスク原版の退避と同時に、グリーンのマ
スク原版が挿入口126より挿入され、グリーンのマス
ク原版が感光記録媒体106と対向すると、ランプ10
8がグリーンのフィルタ110Gに下側を覆うことによ
って、グリーン光による露光が行なわれる。このグリー
ンのマスク原版は搬送され、第2のバッファ116bに
蓄えられる。それと同時にブルーのマスク原版が搬送さ
れ、ブルー光による露光か行なわれる。
以上の三回の露光により感光記録媒体106には同一面
にレッド、グリーン、ブルーの潜像が重ねて形成され、
この感光記録媒体106は現像部に搬送される。
このようなマスク原版の搬送方向後端には、これを所定
の露光位置に合わせるための位置合わせマークや、この
装置から出力する枚数および露光すべき光の色等を示す
バーコードが印字されている。このマスク原版に印字さ
れたバーコードの情報は、マスク原版の搬送路に設けら
れた光学読取装置によって読み取っている。すなわち、
搬送中のマスク原版の先端を光学読取装置によって検知
してから所定時間経過後に、マスク原版の搬送方向後端
に印字されているバーコードの情報を読み取っていた。
また、マスク原版に印字された位置合わせマークは、露
光位置におけるセンサによって検知している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のマスク原版にあっては、搬送中のマス
ク原版の先端を光学読取装置によって検知してから所定
時間経過後に、後端側に位置するバーコードを読取って
いる。ところで、装置内におけるマスク原版の搬送速度
は、各マスク原版において必ずしも一定ではなく少し異
なっているものである。そこで、このようにマスク原版
の搬送速度がバラついていると、マスク原版の先端を光
学読取装置によって検知してから所定時間経過後にバー
コードを読み取るとするとバーコード部分において読み
取り開始位置がずれてしまう。
また、マスク原版の搬送方向の後端に印字するバーコー
ドは、マスク原版によって印字する位置はどうしても少
々異ってしまう。そこで、このようにマスク原版におい
てバーコードを印字する位置にバラつきがあったりする
と、バーコード部分における光学読取装置による読み取
り開始位置のずれはますます増幅されてしまい、バーコ
ードを読み誤る可能性は一層大きくなるという問題かあ
った。
そこで、本発明はマスク原版の搬送方向先端側にスター
トビットを設けて、光学読取装置による読み取り開始位
置のずれをなくし、バーコードの情報を読み誤らないよ
うにした画像3己録装置のマスク原版を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本発明にあっては、
画像形成区域外に複数のビットからなるバーコードが設
けられた画像記録装置のマスク原版において、前記ビッ
トよりマスク原版の搬送方向先端側に隣接してスタート
ビットを設けた構成とするものである。
〔作用〕
マスク原版は画像記録装置内に搬送されるか、この各マ
スク原版の搬送速度は少しつつ異っている。このため、
マスク原版の後端側に印字されたバーコード読み取るた
めに、このマスク原版の先端を光学読取装置によって検
知してから所定時間経過後に、この光学読取装置の発光
部からバーコードに向けて投光すると、バーコードにお
けるこの投光位置が微妙に異なってくる。また、マスク
原版の後端側には印字されるバーコードの箇所は各マス
クによって少しずつ異っている。ノ(−コード部分の始
端(マスク原版搬送方向先端)より前方にはスタートビ
ットか印字されているので、前記光学読取装置の発光部
から投光される箇所はこのスタートビット内に位置する
ことになる。スタートビットからの反射光を光学読取装
置の受光部で受光して、このスタートビットから次の反
射光を受光すれば、バーコードにおける読取開始位置が
ズしたりすることはなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明に係る画像記録装置のマス
ク原版の一実施例を示す図である。第1図はモノクロレ
ーザプリンタ1とカラー画像記録装置20とを結合配置
した断面図である。
まず、モノクロレーザプリンタ1はカラー画像記録装置
20上部に積載されている。レーザプリンタ1内では帯
電された感光体3上にポリゴンスキャナ2によりレーザ
光が照射されることにより静電潜像が描かれる。静電潜
像か形成された感光体3は現像器4で現像され、給紙カ
セット5から供給される普通紙もしくはOHPシート上
にトナー像が転写され、定着器6て定着される。通常モ
ノクロレーザプリンタ1はホストコンピュータから伝送
されるデータを記録する。
レーザプリンタ1からの出力は用紙ノくス切り替え部1
0において白黒の画像が必要な場合はモノクロ排紙トレ
イ11または自動原稿給送装置(以下ADFと称す)ト
レイ12へ給送され、カラー画像が必要な場合は、AD
Fトレイ12へ送出された後、カラー画像記録装置20
内へ取り込まれる。
前記ADFトレイ12へ送出された用紙は、ADF給紙
ローラ13により1枚ずつカラー画像記録装置20内へ
取り込まれ、レーザプリンタ1から出力されるモノクロ
プリントされた用紙3枚が1組となってカラー画像記録
装置20のレッド、グリーン、ブルー用のマスク原版と
して利用される。このとき、第2図に示すようにマスク
原版15における色分解されて形成された画像形成区域
91の外であって搬送方向後端側、すなわち同図中上端
部には、複数のビットからなり各マスク原版15がレッ
ド、グリーン、ブルーのどの色で露光されるべきかを示
し、また所望するカラー画像の出力枚数を示すバーコー
ド93がレーザプリンタ1によって印字されている。バ
ーコード93の下方側には、このバーコード93を後述
する光学読取装置によって読み取る際の始端を明確に示
すために、何ら意味を有しないスタートビット95か隣
接して印字されている。スタートビット95は幅広の太
線であり、搬送方向に対して横に印字されている。バー
コード93の左右側にはこのマスク原版15を所定の露
光位置に合わせるための位置合わせマーク94が印字さ
れている。
次にカラー画像記録装置20の構成について説明する。
カラー画像記録装置20の本体上部には挿入口20aが
設けられ、また本体下部には位置合せ装置31が位置し
、ADFトレイ12から位置合せ装置31の間は、マス
ク原版搬送路21てつながっている。マスク原版搬送路
21の挿入口2Oa側には、マスク原版15に印字され
たバーコード93を読み取るだめの光学読み取り装置9
8か配設されている。光学読取装置98はバーコード9
3に向けて投光する発光部(例えば発光ダイオード)と
、このバーコード93からの反射光を受光する受光部(
例えばフォトダイオード)とからなっている。また、光
学読取装置98はカラー画像記録装置20の制御部(図
示せず)と接続し、この制御部にバーコードの情報が入
力される。
位置合せ装置i31の左右両側には回転方向が制御でき
るローラ対22,23.24,25,26゜27、ゲー
ト28.29及びマスク原版収納部100が配置されて
いる。マスク原版搬送路21の途中には、レーザプリン
タ1から排出されるマスク原版15のカールを取り除く
ためのりカーラローラ対99が配置されている。ローラ
対26゜27の外側には、使用済みマスク原版15を排
8するマスク原版排紙トレイ30がある。
位置合せ装置31は、図示されていないセンサと左右両
端部近くに配置されたローラ対32゜33とそれらの間
に位置されたガラス板34等から構成される装置 前記位置合せ装置31の下方には、露光装置41が配置
されており、この露光装置41は、位置合せ装置31に
沿って左右方向に移動可能である。前記露光装置41は
、線状の白色光源(以下ランプと称す)42、ランプ4
2から光を反射する反射板43及びレッドフィルタ44
Rとグリーンフィルタ44Gとブルーフィルタ44Bと
からなるフィルタユニット44から構成されている。
感光E録媒体50は、例えば、特開昭62−14304
4号公報で公知の重合開始剤を用いた光硬化性樹脂を主
材としたもので、レッド、グリーン、ブルーの各波長の
光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、マゼンタ
、イエローの各染料前駆体を内包したマイクロカプセル
が基材となるシートの上に塗布されたものである。前記
感光記録媒体50は、カートリッジ51内に感光しない
ように収納されている。感光記録媒体50は、カートリ
ッジ51内からガラス板34と露光台52との間を通り
、バッファ55、分離ローラ64、圧力現像装置70及
び駆動ローラ57を経て巻取りローラ54まで引き回さ
れている。前記露光台52は、カム53により下降させ
られ、ガラス板34上に搬送されてきたマスク原版15
と感光記録媒体50とを密着させるように構成されてい
る。また、固定ローラ56は、露光台52が所定の位置
まで下降してきたとき露光台52の左端部に押し付けら
れ、感光記録媒体50をマスク原版15の露光中、露光
台52に固定するように配置されている。
顕色剤シート60は、例えば、特開昭58−88739
号公報に示された顕色剤をベース紙上に塗布して構成さ
れており、カセット61内に顕色剤塗布面が下向きにな
るようにセットされている。カセット61の上部には、
前記顕色剤シート60を一枚づつ給送するための吸盤6
2か配置されている。
圧力現像装51i70は露光により潜像が形成された感
光記録媒体50と、顕色剤シート60を重ね合わせて加
圧現像する一対の加圧ローラ71等から構成される。
熱定着装置80は、上部のヒータ81と羽根車82とを
内蔵したケーシング83と、下部の顕色剤シート60搬
送用のゴムローラ84,8586と、ローラ87とロー
ラ88との間に架設されたエンドレスベルト89から構
成されて熱定着装置80の外側には、排紙トレイ63が
取り付けら、れている。
以上のように構成されたものにおいて、1組のマスク原
版から複数のカラー画像を得る場合の動作を次に説明す
る。
まず、モノクロレーザプリンタ1によりレッド用のマス
ク原版15Rが作成される。このマスク原版15Rは、
感光記録媒体50に塗布されたマイクロカプセルの中で
、シアンの染料前駆物質をもつマイクロカプセルを硬化
させるべく、これ以外の部分に遮光像であるトナーをの
せたマスク原版である。このとき、マスク原版15Rに
は露光されるべきレッド色を示すとともに出力枚数を示
すバーコード93がレーザプリンタ1によって印字され
る。
モノクロレーザプリンタ1より出力されるマスク原版1
5Rは、ADFトレイ12へ送出すれADF給紙ローラ
13によりカラー画像記録装置20内に給送される。カ
ラー画像記録装置20内に給送されたマスク原版15R
は、マスク原版搬送路21を通るか、マスク原版搬送路
21にマスク原版15Rが搬送されると、光学読取装置
98によってマスク原版15Rの搬送方向先端を検知し
、この先端を検知してから所定時間経過後にバーコード
93に書き込まれた露光すべき色および所望するカラー
画像の出力枚数等の情報を読み取り、カラー画像記録装
置20の制御部へ信号として出力する。
次にマスク原版15Rはローラ対24.22によって位
置合せ装置31へ送り込まれ、途中、リカーラローラ9
9によりマスク原版15Rのカールが修正される。この
とき、ケート28は実線の位置にある。
次に、位置合せ装置31は、マスク原版15Rをローラ
対32によりしかるべき露光位置まで搬送した後、マス
ク原版15Rに印字された位置合せマーク97をセンサ
で読み取りながら、図示しない駆動源によりマスク原版
15Rを所定の位置に移動させる。
位置合せを行う直前に露光台52が所定の位置までカム
53により下降し、露光台52の左端部に固定ローラ5
6が押し付けられ、感光記録媒体50を露光台52に固
定する。位置合せ終了後、露光台52はカム53により
さらに下降させられ、位置合せ装置31のガラス板34
に接触し、マスク原版15Rと感光記録媒体50とを密
着させる。
露光台52が位置合せ装置31に密着するとランプ42
が点灯し、レッドフィルタ44Rを介して、レッド光が
マスク原版15Rを介して感光記録媒体50に露光する
ために、露光装置41が矢印Aの方向に走査露光を行う
。露光が終了すると、ランプ42が消灯し、露光装置4
1は矢印Bの方向に復動する。この時、露光装置41の
フィルタユニット44が、図示しない駆動源により移動
し、ランプ42の情報にはグリーンフィルタ44Gが位
置する。
露光装置41が復動する間、露光台52はカム53の回
転により上昇させられ、感光記録媒体50は位置合せ装
置31及びマスク原版15Rから離隔させられる。この
とき、感光記録媒体50には、カートリッジ51の中で
あって感光記録媒体50のロール回転中心でパックテン
ションがかけられており、露光台52が下降するときに
は、露光台52の下降量に相当する長さが収納カートリ
ッジ51の中から引き出され、また、露光か終わり露光
台52が上昇したときには、感光記録媒体50のたるみ
を取る方向に巻き戻されるようになっている。
レッド用のマスク原版15Rの露光が終了した後も、露
光台52は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体
50は、露光台52の左端部に押し着けられた固定ロー
ラ56によって露光台52に固定されたままの状態を保
っている。
次に、モノクロレーザプリンタ1により作成されたグリ
ーン用のマスク原版15Gか、ADFトレイ12、AD
F給紙ローラ13、リヵーラローラ91、マスク原版搬
送路21を搬送されるが、このマスク原版15Gに印字
されたバーコード93を同様に光学読取り装置98で読
み取る。マスク原版15Gがローラ対24の直前までき
たとき、ローラ対22,24,25,27、位置合せ装
置310ローラ対32.33がマスク原版15Rを右方
向へ搬送する方向へ回転させられ、マスク原版15Rを
位置合せ装置31がら送り出すと同時にマスク原版15
Gを露光位置に搬送して停止させる。この記、ゲート2
8.29は実線の位置に位置し、露光済みのマスク原版
15Rはローラ対27に挟まれ、かつ、ゲート29をそ
の後端が通り過ぎた状態で、ローラ対27の回転を停止
させることにより保持される。
位置合せ装置31に案内されたマスク原版15Gはマス
ク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒体50に対し
て位置合せが行なわれた後、露光台52を下降させるこ
とにより、感光記録媒体50と密着させられる。その後
、ランプ42を点灯させ、グリーンフィルタ44Gを介
してグリーン光による露光が行われる。露光終了後、露
光台52は所定位置まで上昇させられる。露光装置41
は原点位置に復動させられるとともに、ランプ42の上
方にブルーフィルタ44Bが位置するようにフィルタユ
ニット44が移動させる。
次に、モノクロレーザプリンタ1によって作成されたブ
ルー用のマスク原版15Bが同様にカラー画像記録装置
20に給送され、このマスク原版15Bに印字されたバ
ーコード93を同様に光学読取装置98て読み取る。マ
スク原版15Bがローラ対24の直前に搬送された状態
で、ローラ対24.22,25.26と位置合ぜ装置3
1のローラ対32.33か、マスク原版15Gを右方向
へ搬送する方向へ回転させられ、マスク原版15Gを位
置合せ装置31から送り出すとともにマスク原版15B
を露光位置に搬送して停止させる。この時、ゲート28
は実線の位置、ケート29は破線の位置に位置し、露光
後のマスク原版15Gは、ローラ対26に挟まれ、かつ
ケート29をその後端が通り過ぎた状態で、ローラ対2
7の回転を停止させることにより保持される。
位置合せ装置31に案内されたマスク原版15Bは同様
の動作で、感光記録媒体50に密着させられ、感光記録
媒体50は、マスク原版15Bを介しブルー光で露光さ
れる。
以上の動作により感光記録媒体50には所望のカラー画
像の潜像が記録されたことになる。
ところで、マスク原版15R,15G、15BはADF
給紙ローラ13によってカラー画像記録装置20内に給
送(搬送)されるが、この各マスク原版15R,15G
、15Bの搬送速度は少しづつ異っている。このため、
マスク原版15R915G、15Bの後端側に印字され
たバーコード93を読み取るために、このマスク原版1
5R15G、15Bの先端を光学読取装置98によって
検知してから所定時間経過後に、この光学読取装置98
の発光部からバーコード93に向けて投光すると、バー
コード93におけるこの投光位置か微妙に異なってくる
。また、マスク原版15R915G  15Bの後端側
にはバーコード93がレーザプリンタ1によって印字さ
れるが、この印字される箇所は各マスク原版15R,1
5G15Bによって少しずつ異っている。したかって、
光学読取装置98によって所定時間経過後にバーコード
93を読み取ろうとすると、バーコード93における読
取開始位置がズしたりしてしまう虞か生じる。
しかし、バーコード93部分の始端(マスク原版搬送方
向先端)の前方には何ら意味を有しないスタートビット
95が隣接して印字されているので、前記発光部から投
光される箇所はこのスタートビット95内に位置するこ
とになる。スタートビット95からの反射光を受光部で
受光してもこの反射光は何ら意味を有しておらず、この
スタートビット95から次の反射光を受光すれば、バー
コード93読取開始位置がズしたりすることはなくなる
。このときの光学読取装置98から制御部へのセンサ出
力を、マスク原版15か搬送される時間との関係で示す
と第3図のようになる。すなわち、マスク原版15の始
端を検知してから所定時間(1)経過後にスタートビッ
ト95を検知し、その後にバーコード93の情報を始端
から確実かつ正確に読み取っている。
したがって、マスク原版15の搬送速度やマスク原版に
印字するバーコード93の位置にバラつきがあっても、
光学読取装置98によってバーコード93の始端から確
実かつ正確に読み取ることができる。
次に、露光台52を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
56と露光台52の左端部を離間させるとともに、バッ
ファ55を矢印Eの方向へ移動させることにより、感光
記録媒体50の未露光の箇所か露光台52の下方にカー
トリッジ51内から引き出されてくる。駆動ローラ57
は、感光記録媒体50を搬送し潜像の先端部分が圧力現
像装置70の加圧ローラ71の部分にきたときに停止さ
せる。
前記感光記録媒体50の動きと同期して、顕色剤シート
60は吸盤62によりカセット61から送り出され、前
記感光記録媒体50の潜像の先端に顕色剤シート60の
先端が対応する位置まで搬送された後、停止する。
次に、図示されない駆動装置により、圧力現像装置70
の加圧ローラ71か矢印の方向に回転させられなから圧
接される。このとき、再び、露光台52を所定の位置ま
で下降させることにより、露光台52の左端に固定ロー
ラ56が押し付けられ、感光記録媒体50か露光台52
に固定されろう感光記録媒体50か顕色剤シート60と
重ねられた状態で加圧されながら送られ、感光記録媒体
50上の未硬化のマイクロカプセルか圧力で破壊されて
、感光記録媒体50上の潜像に対応したカラー画像が顕
色剤シート60上に顕像される。
圧力現像装置70の加圧ローラ71か矢印の方向に回転
させられることにより、バッファ55は矢印Fの方向に
移動させられる。顕色剤シート60は分離ローラ64に
より、感光記録媒体50から剥離されるとともに、熱定
着装置80の方向に案内される。
熱定着装置80において、顕色剤シート60は、ヒータ
81で加熱し羽根車82でケーシング83内を循環して
いる空気により加熱され、カラー画像の発色が促進され
る。これとともに、顕色媒体を顕色剤シート60のベー
ス紙に固定するためのパイタンポリマー(結着樹脂)が
熱溶融され、表面が平滑になり、顕色剤シート60の表
面は適度な光沢が得られる。発色と光沢処理の終了した
顕色剤シート60は、排紙トレイ63に排出される。
上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体50は露光台52と固定ローラ56によって挟持固定
されているので、一画面分の現像処理を行っている間に
、露光箇所では、次のカラー画像の潜像の露光処理を行
うことができる。
2枚目のカラー画像の露光を行う場合、まず、露光位置
にあるマスク原版15Bを左方向へ送り出し、ローラ対
27の位置で保持されているマスク原版15Rを位置合
せ装置31へ送り込むためにローラ対24,22,25
.27と位置合せ装置31のローラ対32.33はマス
ク原版15Rを左方向へ搬送するように回転される。こ
のとき、ゲート28.29は実線の位置に位置している
マスク原版15Bはローラ対24に挟まれ、のゲート2
8をその後端が通り過ぎた位置でローラ対24の回転を
停止させ保持される。位置合せ装置31へ送り込まれた
マスク原版15Rは、位置合せが行なわれ感光記録媒体
50に密着させられる。
感光記録媒体50はマスク原版15Rを介しレッド光で
露光さされる。
次に、露光位置にあるマスク原版15Rを左方向へ送り
出し、ローラ対26の位置て保持されているマスク原版
15Gを位置合せ装置31へ送り込むためにローラ対2
2,23,25.26と位置合せ装置31のローラ対3
2.33はマスク原版15Gを左方向へ搬送するように
回転される。
このとき、ゲート28.29は破線位置に位置している
。マスク原版15Rはローラ対23に挟まれ、ゲート2
8をその後端か通り過ぎた位置でローラ対23の回転を
停止させることにより保持される。位置合せ装置31へ
送り込まれたマスク原版15Gは、位置合せが行われ感
光記録媒体50に密着させられる。感光記録媒体50は
マスク原版15Gを介してグリーン光で露光される。
次に、露光位置にあるマスク原版15Gを右方向へ送り
8し、ローラ対24の位置で保持されているマスク原版
15Bを位置合せ装置31へ送り込むよう同様の動作を
行い、感光記録媒体50上にカラー画像の潜像を形成し
、顕色剤シート60上にカラー画像を形成する。
同様の動作を繰り返すことにより、1組のマスク原版1
5より所望する枚数のカラー画像を出、力することかで
きる。
同一マスク原版15からのカラー画像を必要枚数得た後
は、ローラ対27またはローラ対26から各マスク原版
15を排紙トレイ30へ排出する。
また、一連のカラー画像を露光処理している間に次のマ
スク原版15がモノクロレーザプリンタ1から出力され
た場合は、ADF hレイ12へ一旦、溜めておいて、
前の組の露光が終了してからADF給紙ローラ13によ
り1枚ずつカラー画像記録装置20内給送される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、画像記録装置のマ
スク原版において、バーコードのビットよりマスク原版
の搬送方向先端側に隣接してスタートビットを設け、前
記スタートビットの次から光学読取装置によってバーコ
ードを読み取るようにしたので、マスク原版の搬送速度
やマスク原版に印字するバーコードの位置にバラつきが
あっても、光学読取装置によってバーコードをこの始端
から確実かつ正確に読み取る二とかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る画像記録装置のマス
ク原版の一実施例を示す図であり、第1図はこのマスク
原版か使用される記録装置の概略全体断面図、第2図は
レーザプリンタによって出力されるマスク原版の平面図
、第3図は光学読取装置のセンサ出力を示すグラフ、第
4図は従来の画像記録装置を示す概略断面図である。 1・・・レーザプリンタ、 15・・・マスク原版、 41・・・露光装置、 50・・・感光記録媒体、 98・・・光学読取装置、 93・・・バーコード、 95・・・スタートビット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像形成区域外に複数のビットからなるバーコードが設
    けられた画像記録装置のマスク原版において、前記ビッ
    トよりマスク原版の搬送方向先端側に隣接してスタート
    ビットを設けたことを特徴とする画像記録装置のマスク
    原版。
JP12081390A 1990-05-10 1990-05-10 画像記録装置のマスク原版 Pending JPH0416835A (ja)

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