JPH04119344A

JPH04119344A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH04119344A
Application number: JP23958990A
Authority: JP
Inventors: Tomoaki Hattori; 智章服部
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1990-09-10
Filing date: 1990-09-10
Publication date: 1992-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、画像情報に基づいて作成されたマスク原版を
介して感光記録媒体を露光してカラー画像を得るように
した画像形成装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の画像記録装置としては、光の三原色に従
って、カラー画像を色分解した３枚１組のマスク原版、
即ちシアン、マゼンタ、イエローの成分を取り出した画
像をモノクロレーザプリンタ（マスク原版作製装置）に
より黒色で表現して作製し、これを順次感光記録媒体と
重ね合せて、その上から補色の光（レッド、グリーン、
ブルー）で露光することにより、感光記録媒体をマスク
原版のマスク像に対応させて露光し、感光記録媒体のマ
イクロカプセルを硬化させてカラー画像を記録するよう
にしたものが一般に知られている。

そして、この画像記録装置は、予めモノクロレーザプリ
ンタで作成されたマスク原版や他のモノクロプリンタに
よって作成されたマスク原版を、手差しによって入力で
きるようにも構成されてていた。そして、操作者がレッ
ド、グリーン及びブルーの３枚のマスク原版の入力順番
を誤ってこの手差トレイにセットした場合にミニのマス
ク原版の入力順に対応してフィルタを切り替え、正しく
入力された場合の露光速度と同一の速度に露光するよう
なされていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、感光記録媒体には、同一露光時間であっ
てもレッド、グリーン及びブルーの３色露光の順序を変
えると色のバランスが変わってしまう性質かあるため、
上記従来例のように、マスク原版の露光順序が入れ替わ
った場合に、正しく入力された場合と同一の露光速度で
露光すると、色バランスの悪い画像が出力されてしまう
といった問題点かあった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、操作者がマスク原版をレッドグリーン、ブル
ーの順序以外の順序で手差大刀した場合でも、常に正し
い色バランスの画像を出方できるようにした画像形成装
置を提供することを目的とする。

３課題を解決するための手段〕この目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、画
像情報に基ついて作成されたマスク原版を露光台に配置
された感光記録媒体上に密着するとともに、このマスク
原版を介して色分解透過露光することにより該感光記録
媒体上に画像を形成する画像形成装置において、複数の
マスク原版の種類を検出する検出器と、この検出器によ
って検出されたマスク原版の種類に基づいてマクス原版
の入力順序に応じて露光量を制御する制御装置とを備え
たものである。

〔作用〕

上記の構成を有する本発明によれば、検出器を介して入
力されたマスク原版の種類を検出し、この複数種のマス
ク原版の入力された順番に応じた露光量を制御装置を介
して自動的に設定することにより、常に正しい色バラン
スの画像を出力することができる。

〔実施例〕

以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図は、マスク原版作成装置としてのモノクロレーザ
プリンタ１とカラー画像記録装置２ｏとを結合配置した
断面図である。

先ず、モノクロレーザプリンタ１はカラー画像記録装置
２ｏの上部に積載されている。このモノクロレーザプリ
ンタ１内では、帯電された感光体３上にポリゴンスキャ
ナ２によりレーザ光が照射されることにより静電潜像が
描がれる。この静電潜像が形成された感光体３は、現像
器４で現像され、給紙カセット５から供給される普通紙
若しくはＯＨＰシート上にトナー像が転写され、定着器
６で定着される。通常、モノクロレーザプリンタ１はホ
ストコンピュータから伝送されるデータを記録する。

モノクロレーザプリンタ１がらの出方は、用紙パス切替
部１０において、白黒画像が必要な場合はモノクロ排紙
トレイ１１または自動原稿給送装ｒａ　（ＡＤＦ）１２
へ給送され、カラー画像が必要な場合は自動原稿給送装
置１２へ送出された後、カラー画像記録装置２０内に取
り込まれる。

前記自動原稿給送装置１２へ送出された用紙は、給紙ロ
ーラ１３により１枚ずつカラー画像記録装置２０内へ取
り込まれ、モノクロレーザプリンタ１から出力されるモ
ノクロプリントされた用紙３枚が１組となってカラー画
像記録装置２ｏのマスク原版１５　（１５Ｒ，１５Ｇ、
１５Ｂ）として利用される。

次に、カラー画像記録装置２０の構成について説明する
。

カラー画像記録装置２ｏの本体下部には、位置合せ装置
３１が位置し、この位置合せ装置３１と前記自動原稿給
送装置１２との間は、マスク原版搬送路２１でつながっ
ている。前記位置合せ装置３１の左右両側には、回転方
向が制御できるローラ対２２，２３，２４，２５，２６
，２７、ゲー）２８．２９及びマスク原版収納部１０２
が配置されている。前記マスク原版搬送路２１の途中に
は、モノクロレーザプリンタ１から排出されるマスク原
版１５のカールを取り除くための一対のすカーラローラ
１００か配置されている。このリカーラローラ１００の
下方には、マスク原版１５の版の色の種類を読み取る検
出器としてのバーコードセンサ２０１が配置されている
。また、前記ローラ対２６．２７の外側には、使用済み
マスク原版１５を排出するマスク原版排紙トレイ３０が
配置されている。

前記位置合せ装置３１は、図示されていないセンサと、
左右両端近くに配置されたローラ対３２゜３３と、それ
らの間に配置されたガラス板３４等から主に構成されて
いる。

前記位置合せ装置３１の下方には、露光装置４１か配置
されており、この露光装置４１は、前記位置合せ装置３
１に沿って左右方向に移動可能になっている。この露光
装置４１は、線状の白色光源（以下、ランプという）４
２、このランプ４２からの光を反射する反射板４３及び
レッドフィルタ４４Ｒとグリーンフィルタ４４Ｇとブル
ーフィルタ４４Ｂとからなるフィルタユニット４４から
主に構成されている。

感光記録媒体５０は、例えば、特開昭６２−１４３０４
４号公報で公知の光重合開始剤を用いた光硬化性樹脂を
主材としたもので、レッド、グリーン、ブルーの各波長
の光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、マゼン
タ、イエローの各染料前駆体を内包したマイクロカプセ
ルが基材となるシートの上に塗布されたものである。前
記感光記録媒体５０は、カートリッジ５１内に感光しな
いように収納されている。感光記録媒体５０は、カート
リッジ５１内からガラス板３４と露光台５２との間を通
り、バッファ５５、分離ローラ６４、圧力現像装置７０
及び駆動ローラ５７を経て巻取ローラ５４まで引き回さ
れている。前記露光台５２は、カム５３により下降され
、ガラス板３４上に搬送されてきたマスク原版１５と感
光記録媒体５０とを密着させるように構成されている。

また、前記固定ローラ５６は、露光台５２が所定の位置
まで下降してきた時、露光台５２の左端部に押し付けら
れ、感光記録媒体５０をマスク原版１５の露光中、露光
台５２に固定するように配置されている。

顕色剤シート６０は、例えば、特開昭５８８８７３９号
公報に示された顕色剤をベース紙上に塗布して構成され
ており、カセット６１内に顕色剤塗布面が下向きになる
ようにセットされている。このカセット６１の上部には
、前記顕色剤シート６０を一枚づつ給送するための吸盤
６２が配置されている。

圧力現像装置７０は、露光により潜像が形成された感光
記録媒体５０と、顕色剤シート６０を重ね合わせて加圧
現像する一対の加圧ローラ７１等から主に構成されてい
る。

熱定着装置８０は、上部のヒータ８１と羽根車８２を内
蔵したケーシング８３と、下部の顕色剤シート６０搬送
用のゴムローラ８４，８５．８６と、ローラ８７とロー
ラ８８との間に架設されたエンドレスベルト８９とから
主に構成されている。

また、この熱定着装置８０の外側には、排紙トレイ６３
が取り付けられている。

次に、第２図のブロック図を用いて、制御系について説
明する。

前記検出器としてのバーコードセンサ２０１は、制御装
置２０２の入力側に接続され、この制御装置２０２には
、マスク原版１５　（１５Ｒ，１５Ｇ。

１５Ｂ）の入力順序が入れ替わった場合に、露光時間を
最適化するデータテーブル２０３が接続されているとと
もに、制御装置２０２の出力側は、パルスモータ２０４
に接続されている。

このパルスモータ２０４の駆動力は、離間して配置され
た一対のプーリ２０５，２０６及びこの両プーリ２０５
，２０６間に掛は渡されたワイヤ２０７を介して、第１
図のＡ−８間を往復動する露光装置４１に伝達される。

したがって、前記制御装置２０２は、ノ＜−コードセン
サ２０１によって得られたマスク原版１５（１５Ｒ，１
５Ｇ、１５Ｂ）の色の入力順序の対応した色補正データ
をデータテーブル２０３より読出し、標準の露光時間に
補正をかけてパルスモータ２０４の動作速度を制御する
よう構成されている。

以上のように構成された画像形成装置において、１組の
マスク原版１５から複数のカラー画像を得る場合の動作
を次に説明する。

先ず、モノクロレーザプリンタ１によりレッド用のマス
ク原版１５Ｒが作成される。このマスク原版１５Ｒは、
感光記録媒体５０に塗布されたマイクロカプセルの中で
、シアンの染料前駆体を持つマイクロカプセルを硬化さ
せるべく、これ以外の部分に遮光像であるトナーを乗せ
たマスク原版である。この時、モノクロレーザプリンタ
１より出力されるマスク原版１５Ｒは、自動原稿給送装
置１２へ送出され給紙ローラ１３によりカラー画像記録
装置２０内に送給される。そして、カラー画像記録装置
２０内に送給されたマスク原版１５Ｒは、マスク原版搬
送路２１を通りローラ対２４．２２によって位置合せ装
置３１へ送り込まれる。途中、リカーラローラ１００に
よりマスク原版１５Ｒのカールが修正される。この時、
ゲート２８は実線で示す位置にある。

次に、位置合せ装置３１は、マスク原版１５Ｒをローラ
対３２によりしかるへき露光位置まで搬送した後、マス
ク原版１５Ｒに印字された位置合せマークをセンサが読
み取りながら、図示しな０駆動源により、マスク原版１
５Ｒを所定の位置１こ移動させる。

位置合せを行う直前に、露光台５２が所定の位置までカ
ム５３により下降され、露光台５２の左端部に固定ロー
ラ５６が押し付けられ、感光記録媒体５０を露光台５２
に固定する。位置合せ終了後、露光台５２はカム５３に
より更に下降され、位置合せ装置３１のガラス板３４に
接触し、マスク原版１５Ｒと感光記録媒体５０とを密着
させる。

露光台５２が位置合せ装置３１に密着すると、ランプ４
２が点灯し、レッドフィルタ４４Ｒを介して、レッド光
がマスク原版１５Ｒを介して感光記録媒体５０を露光す
るために、露光装置４１力（矢印Ａ方向に走査露光を行
う。この時、ランプ４２は、発光光量か一定となるよう
制御される。

露光が終了すると、ランプ４２が消灯し、露光装置４１
は矢印Ｂの方向に復動する。この時、露光装置４１のフ
ィルタユニット４４が図示しない駆動源により移動し、
ランプ４２の上方にはグリーンフィルタ４４Ｇが位置す
る。

露光装置４１が復動する間、露光台５２がカム５３の回
転により上昇され、感光記録媒体５０は位置合せ装置３
１及びマスク原版１５Ｒから離間される。この時、感光
記録媒体５０には、カートリッジ５１の中で感光記録媒
体５０のロール回転中心でパックテンションがかけられ
ており、露光台５２が下降する時には、露光台５２の下
降量に相当する長さが収納カートリッジ５１の中から引
き出され、また露光が終り、露光台５２が上昇した時に
は、感光記録媒体５０のたるみを取る方向に巻き戻され
るようになっている。

レッド用のマスク原版１５Ｒによる露光が終了した後も
、露光台５２は所定の位置までしか上昇せず、感光記録
媒体５０は、露光台５２の左端部に押し付けられた固定
ローラ５６によって露光台５２に固定されたままの状態
を保っている。

次に、モノクロレーザプリンタ１により作成されたグリ
ーン用のマスク原版１５Ｇが、自動原稿給送装置１２、
給紙ローラ１３、リカーラローラ１０１及びマスク原版
搬送路２１を通ってローラ対２４の直前まできた時、ロ
ーラ対２２，２４゜２５．２７、位置合せ装置３１のロ
ーラ対３２゜３３がマスク原版１５Ｒを右方向へ搬送す
る方向へ回転され、マスク原版１５Ｒを位置合せ装置３
１から送り出すと同時に、マスク原版１５Ｇを露光位置
に搬送して停止させる。この時、ゲート２８．２９は実
線で示す位置に位置し、露光済みのマスク原版１５Ｒは
ローラ対２７に挾まれ、かつゲート２９をその後端が通
り過ぎた状態で、ローラ対２７の回転を停止させること
により保持される。

位置合せ装置３１に案内されたマスク原版１５Ｇは、マ
スク原版１５Ｒの場合と同様に、感光記録媒体５０に対
して位置合せが行われた後、露光台５２を下降させるこ
とにより、感光記録媒体５０と密着させられる。その後
、ランプ４２を点灯させ、グリーンフィルタ４４Ｇを介
してグリ−ン光による露光か行われる。この時、ランプ
４２は、発光光量が一定となるよう制御される。

露光終了後、露光台５２は所定位置まで上昇される。そ
して、露光装置４１は、原点位置に復帰されるとともに
、ランプ４２の上方にブルーフイル９４４Ｂか位置する
ようにフィルタユニット４４を移動させる。

次に、モノクロレーザプリンタ１によって作成されたブ
ルー用のマスク原版１５Ｂか同様にカラー画像記録装置
２０に給送され、ローラ対２４の直前に搬送された状態
て、ローラ対２４，２２゜２５．２６と位置合せ装置３
１のローラ対３２゜３３が、マスク原版１５Ｇを右方向
へ搬送する方向へ回転され、マスク原版１５Ｇを位置合
せ装置３１から送り出すとともに、マスク原版１５Ｂを
露光位置に搬送して停止させる。この時、ゲート２８は
実線て示す位置に、ゲート２９は破線て示す位置に位置
し、露光後のマスク原版１５Ｇは、ローラ対２６に挾ま
れ、かつその後°端がゲート２９を通り過ぎた状態て、
ローラ対２７の回転を停止させることにより保持される
。

位置合せ装置３１に案内されたマスク原版１５Ｂは、同
様の動作で感光記録媒体５０に密着される。感光記録媒
体５０は、マスク原版１５Ｂを介しブルー光で露光され
る。この時、ランプ４２は、発光光量か一定となるよう
制御される。

以上の動作により感光記録媒体５０には、所望のカラー
画像の潜像が記録されたことになる。

次に、露光台５２を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
５６と露光台５２の左端部を離間させるとともに、バッ
ファ５５を矢印Ｅの方向へ移動させることにより、感光
記録媒体５０の未露光の箇所か露光台５２の下方にカー
トリッジ５１から弓き出されてくる。駆動ローラ５７は
、感光記録媒体５０を搬送し潜像の先端部分が圧力現像
装置７０の加圧ローラ７１の部分にきた時に停止させる
。

前記感光記録媒体５０の動きと同期して、顕色剤シート
６０は、吸盤６２によりカセット６１から送り出され、
前記感光記録媒体５０の潜像の先端に顕色剤シート６０
の先端か対応する位置まで搬送された後、停止する。

次に、図示しない駆動装置により、圧力現像装置７０の
加圧ローラ７１が矢印の方向に回転させられなから圧接
される。この時、再び露光台５２を所定の位置まで下降
させることにより、露光台５２の左端部に固定ローラ５
６が押し付けられ、感光記録媒体５０が露光台５２に固
定される。そして、感光記録媒体５０が顕色剤シート６
０と重ねられた状態で加圧されながら送られ、感光記録
媒体５０上の未硬化のマイクロカプセルが圧力で破壊さ
れて感光記録媒体５０上の潜像に対応したカラー画像が
顕色剤シート６０上に現像される。

圧力現像装置７０の加圧ローラ７１が矢印の方向に回転
させられることにより、バッファ５５は矢印Ｆの方向に
移動される。そして、顕色剤シート６０は、分離ローラ
６４により感光記録媒体５０から剥離されるとともに、
熱定着装置８０の方向に案内される。

熱定着装置８０において、上記の顕色剤シート６０は、
ヒータ８１で加熱され羽根車８２でケーシング８３内を
循環している空気により加熱され、カラー画像の発色が
促進される。これと共に、顕色媒体を顕色紙シート６０
のベース紙に固定するためのバインダポリマー（結着樹
脂）が熱溶融され、表面が平滑になり、顕色剤シート６
０の表面は適当な光沢が得られる。発色と光沢処理の終
了した顕色剤シート６０は、排紙トレイ６３に排出され
る。

上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体５０は、露光台５２と固定ローラ５６によって挟持固
定されているので、一画面分の現像処理を行っている間
に、露光箇所では、次のカラー画像の潜像の露光処理を
行うことができる。

２枚目のカラー画像を行う場合、先ず露光位置にあるマ
スク原版１５Ｂを左方向へ送り出し、ローラ対２７の位
置で保持されているマスク原版１５Ｒを位置合せ装置３
１へ送り込むために、ローラ対２４，２２，２５．２７
と位置合せ装置３１のローラ対３２．３３はマスク原版
１５Ｒを左方向へ搬送するように回転される。この時、
ゲ−４２８，２９は実線に示す位置に位置している。

マスク原版１５Ｂは、ローラ対２４に挾まれ、ゲート２
８をその後端が通り過ぎた位置で、ローラ対２４の回転
を停止させ保持される。位置合せ装置３１へ送り込まれ
たマスク原版１５Ｒは、位置合せが行われ感光記録媒体
５０に密着させられる。

感光記録媒体５０は、マスク原版１５Ｒを介しレッド光
で露光される。

次に、露光位置にあるマスク原版１５Ｒを左方向へ送り
出し、ローラ対２６の位置で保持されているマスク原版
１５Ｇを位置合せ装置３１へ送り込むためローラ対２２
．２３．２５．２６と位置合せ装置のローラ対３２．３
３は、マスク原版１５Ｇを左方向へ搬送するように回転
される。この時、ゲート２８．２９は、破線に示す位置
に位置している。マスク原版１５Ｒは、ローラ対２３に
挾まれ、ゲート２８をその後端が通り過ぎた位置で、ロ
ーラ対２３の回転を停止させることにより保持される。

位置合せ装置３１へ送り込まれたマスク原版１５Ｇは、
位置合せか行われた感光記録媒体５０に密着される。そ
して、感光記録媒体５０は、マスク原版１５Ｇを介して
グリーン光で露光される。

次に、露光位置にあるマスク原版１５Ｇを右方向へ送り
出し、ローラ対２４の位置で保持されているマスク原版
１５Ｂを位置合せ装置３１へ送り込むよう同様の動作を
行い、感光記録媒体５０上にカラー画像の潜像を形成し
、顕色剤シート６０上にカラー画像を形成する。

同様の動作を繰り返すことにより、１組のマスク原版１
５により、所定の枚数のカラー画像を出力することがで
きる。

同一マスク原版１５からのカラー画像を必要枚数得た後
は、ローラ対２７またはローラ対２６から各マスク原版
１５を排紙トレイ３０へ排出する。

また、一連のカラー画像を露光処理している間に、次の
マスク原版１５がモノクロレーザプリンタ１から８カさ
れた場合は、自動原稿給送装置１２へ一旦溜めておいて
、前の組の露光が終了してから給紙ローラ１３により一
枚ずつカラー画像記録装置２０内へ給送される。

また、他のモノクロレーザプリンタから出力されたマス
ク原版や、以前使用したマスク原版を再使用する場合は
、自動原稿給送装置１２にセットすることにより、マス
ク原版の入力が行えるようなされている。

以下、これを説明する。

操作者によりマスク原版１５が自動原稿給送装置１２ヘ
セツトされると、１枚目のマスク原版１５が給紙ローラ
１３によりカラー画像記録装置２０内に給送される。カ
ラー画像記録装置２０内に給送されたマスク原版１５は
、マスク原版搬送路２，１を通りローラ対２４．２２に
よって位置合せ装置３１へ送り込まれる。途中、リカー
ラローラ１００によりマスク原版１５のカールが修正さ
れる。更に、このリカールローラ１０１の下方に配置さ
れたバーコードセンサ２０１によって、このマスク原版
１５上に予め記録されているバーコードが検出されて、
マスク原版１５の版種が制御装置２０２によって判断さ
れる。この時、ゲート２８は実線で示す位置にある。

次に、位置合せ装置３１は、マスク原版１５をローラ対
３２によりしかるへき露光位置まで搬送した後、マスク
原版１５に印字された位置合せマークをセンサが読み取
りながら、図示しない駆動源により、マスク原版１５を
所定の位置に移動させる。

そして、上述のモノクロレーザプリンタ１で作成された
マクス原版がそのままカラー画像記録装置２０内に送給
される場合と同様にしてマスク原版１５と感光記録媒体
５０とを密着させる。

この場合、制御装置２０２は、マスク原版１５の版種に
対応したフィルタ、即ちレッド用マスク原版１５Ｒには
レッドフィルタ４４Ｒを、グリーン用マスク原版１５Ｇ
にはグリーンフィルタ４４Ｇを、ブルー用マスク原版１
５Ｂにはブルーフィルタ４４Ｂを選択する。この時、２
枚目のマスク原版１５がバーコードセンサ２０１と通過
している。制御装置２０２は、バーコードセンサ２０１
を通過した前記２種類のマスク原版１５の入力された順
番により、露光するランプ４２の上方に位置すべきフィ
ルタを決定するとともに、前記露光する色の順番に対応
した露光時間となるように、データテーブル２０３に格
納されたデータを参照して露光時間を補正する。

露光台５２か位置合せ装置３１に密着すると、ランプ４
２か点灯し、マスク原版１５の色に対応したフィルタ４
４Ｒ，４４Ｇ又は４４Ｂを介して、光がマスク原版１５
を介して感光記録媒体５０に露光するために、露光装置
４１が矢印入方向に走査露光を行う。この時、パスルモ
ータ２０４は、補正されたパルスの周波数により、前記
露光装置４１の走査露光時間を可変し、ランプ露光量を
変化させる。また、ランプ４２は、発光光量が一定とな
るよう制御される。露光が終了すると、ランプ４２か消
灯し、露光装置４１は矢印Ｂの方向に復動する。この時
、露光装置４１のフィルタユニット４４か図示しない駆
動源により移動し、ランプ４２の上方にはマスク原版１
５の色に対応したフィルタ４４Ｒ，４４Ｇ又は４４Ｂが
位置する。

次に、自動原稿給送装置１２にセットされた２枚目のマ
スク原版１５が、給紙ローラ１３、リカーラローラ１０
１及びマスク原版搬送路２１を通ってローラ対２４の直
前まできた時、ローラ対２２．２４．２５，２７、位置
合せ装置３１のローラ対３２．３３か１枚目のマスク原
版１５を右方向へ搬送する方向へ回転され、１枚目のマ
スク原版１５を位置合せ装置３１から送り出すと同時に
、２枚目のマスク原版１５を露光位置に搬送して停止さ
せる。

位置合せ装置３１に案内された２枚目のマスク原版１５
は、１枚目のマスク原版１５の場合と同様に、感光記録
媒体５０に対して位置合せか行われた後、露光台５２を
下降させることにより、感光記録媒体５０と密着させら
れる。その後、ランプ４２を点灯させ、２枚目のマスク
原版１５の版種に対応した色のフィルタ４４Ｒ，４４Ｇ
又は４４Ｂを介して露光が行われる。この時、前記パル
スモータ２０４は、補正されたパルスの周波数により前
記露光装置４１の走査露光速度を可変し、ランプ露光量
を変化させる。またランプ４２は、発光光量か一定とな
るよう制御される。露光終了後、ランプ４２か消灯し、
露光装置４１は、矢印Ｂの方向に復動する。この時、露
光装置４１のフィルタユニット４４が、図示しない駆動
源により移動し、ランプ４２の上方には３枚目のマスク
原版１５の版種に対応したフィルタ４４Ｒ，４４Ｇ又は
４４Ｂか位置する。

次に、３枚目のマスク原版１５か同様にカラー画像記録
装置２０に給送され、ローラ対２４の直前に搬送された
状態で、ローラ対２４，２２゜２５．２６と位置合せ装
置３１のローラ対３２゜３３が、２枚目のマスク原版１
５を右方向へ搬送する方向へ回転され、２枚目のマスク
原版１５を位置合せ装置３１から送り出すとともに、３
枚目のマスク原版１５を露光位置に搬送して停止させる
。この時、ゲート２８は実線で示す位置に、ゲート２９
は破線で示す位置に位置し、露光後の２枚目のマスク原
版１５は、ローラ対２６に挾まれ、かつゲート２９をそ
の後端が通り過ぎた状態で、ローラ対２７の回転を停止
させることにより保持される。

位置合せ装置３１に案内された３枚目のマスク原版１５
は、同様の動作で感光記録媒体５０に密着される。感光
記録媒体５０は、３枚目のマスク原版１５の版種に対応
した色のフィルタ４４Ｒ９４４Ｇ又は４４Ｂを介して露
光される。この時、前記パルスモータ２０４は、補正さ
れたパルスの周波数により、前記露光装置４１の走査露
光速度を可変し、ランプ露光量を変化させる。またラン
プ４２は、発光光量が一定となるよう制御される。

露光終了後、ランプ４２が消灯し、露光装置４１は、矢
印Ｂの方向に復動する。この時、露光装置４１のフィル
タユニット４４が、図示しない駆動源により移動し、ラ
ンプ４２の上方には１枚目のマスク原版１５の版の色に
対応したフィルタ４４Ｒ，４４Ｇ又は４４Ｂが位置する
。

本発明は、以上詳述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲において数々の変更を加
えることができる。例えば、本実施例では、ランプ４２
の発光量を一定となし露光装置４１の走査速度を可変と
して露光量を制御しているが、ランプ４２の発光量を可
変となし露光装置４１の走査速度を一定として露光量を
制御したり、ランプ４２の発光量と露光装置４１の走査
速度の双方を可変として露光量を制御してもよい。

また、ランプ露光量をデータテーブル２０３を参照して
補正しているが、定数を演算して補正するようにするこ
ともできる。

〔発明の効果〕

以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、マスク原版の入力順序に応じた露光量を制御すること
ができ、これによって操作者がマスク原版の色の種類の
順番をレッド、グリーン及びブルーの順番に入力しない
場合でも、最適な色バランスの出力画像を得ることがで
きるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第２図は本発明を具体化した実施例を示すも
ので、第１図は画像形成装置の全体構成図、第２図は制
御部を示すブロック図である。１・・・モノクロレーザプリンタ（マスク原版作成装置
）、１２・・自動原稿給送装置（ＡＤＦ）、１３・・・
給紙ローラ、１５・・・マスク原版、２０・・・カラー
画像記録装置、３１・・・位置合せ装置、４１・・・露
光装置、４４・・・フィルタユニット、５０・・・感光
記録媒体、５２・・・露光台、６０・・・顕色剤シート
、７０・・・圧力現像装置、８０・・・熱定着装置、２
０１・・・バーコードセンサ（検出器）、２０２・・・
制御装置、２０３・・・データテーブル、２０４・・・
パルスモータ、２０５，２０６・・・プーリ、２０７・
・・ワイヤ。

Claims

【特許請求の範囲】

画像情報に基づいて作成されたマスク原版を露光台に配
置された感光記録媒体上に密着するとともに、このマス
ク原版を介して色分解透過露光することにより該感光記
録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、複数
のマスク原版の種類を検出する検出器と、この検出器に
よって検出されたマスク原版の種類に基づいてマスク原
版の入力順序に応じて露光量を制御する制御装置とを備
えたことを特徴とする画像形成装置。