JPH0416730A - 振動形トランスデュサ - Google Patents
振動形トランスデュサInfo
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- JPH0416730A JPH0416730A JP12098790A JP12098790A JPH0416730A JP H0416730 A JPH0416730 A JP H0416730A JP 12098790 A JP12098790 A JP 12098790A JP 12098790 A JP12098790 A JP 12098790A JP H0416730 A JPH0416730 A JP H0416730A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、衝撃などの外乱や座屈などにより振動梁が真
空室の壁面に接触する事かあっても真空室の壁面に付着
せず外乱を取り除けば完全に元に戻る振動形トランスデ
ュサに関するものである。
空室の壁面に接触する事かあっても真空室の壁面に付着
せず外乱を取り除けば完全に元に戻る振動形トランスデ
ュサに関するものである。
〈従来の技術〉
第5図は従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図で、例えば、本願出願人の出願した、特願昭6
2−166176号、発明の名称「振動形トランスデュ
サの製造方法」、昭和62年7月2日出顧に示されてい
る。
成説明図で、例えば、本願出願人の出願した、特願昭6
2−166176号、発明の名称「振動形トランスデュ
サの製造方法」、昭和62年7月2日出顧に示されてい
る。
第6図は、第5図のA−A断面図である。
図において、
1は半導体単結晶基板で、2は半導体基板1に設けられ
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
3は測定ダイアフラム2に埋込み設けられた歪み検出セ
ンサで、振動梁3か使用されている。
ンサで、振動梁3か使用されている。
4は封止用の半導体エピタキシャル成長層からなるシェ
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
振動梁3の周囲の、振動梁3と、測定ダイアフラム2お
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
振動梁3は、永久磁石(図示せず)による磁場と、振動
梁3に接続された閉ループ自励発振回路(図示せず)と
により、振動梁3の固有振動で発振するように構成され
ている。
梁3に接続された閉ループ自励発振回路(図示せず)と
により、振動梁3の固有振動で発振するように構成され
ている。
以上の構成において、測定ダイアフラム2に測定圧力P
mが加わると、振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が
変化するため、発振周波数の変化により測定圧力Pmの
測定が出来る。
mが加わると、振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が
変化するため、発振周波数の変化により測定圧力Pmの
測定が出来る。
第7図は、第5図の従来例の製作説明図の一例で、本願
出願人の出願した、特願昭63−86946号、発明の
名称「振動形トランスデュサの製遠方法」、昭和63年
4月8日出願の改良形である。
出願人の出願した、特願昭63−86946号、発明の
名称「振動形トランスデュサの製遠方法」、昭和63年
4月8日出願の改良形である。
以下、第7図について説明する。
(1)第7図(A)に示す如く、n型シリコン<100
)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるいは
シリコン窒化物のMlolを形成する。膜101の所要
の箇所102をホトリソグラフィにより除去する。
)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるいは
シリコン窒化物のMlolを形成する。膜101の所要
の箇所102をホトリソグラフィにより除去する。
(2〉第7図(B)に示す如く、1050℃の水素(H
2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを行い、基板1
に所要箇所102をエツチングして膜101をアンダー
カットして、凹部103を形成する。
2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを行い、基板1
に所要箇所102をエツチングして膜101をアンダー
カットして、凹部103を形成する。
なお、塩化水素の代りに、高温水蒸気、酸素を用いるか
、あるいは、40°C〜130℃のアルカリ液による異
方性エツチングでもよい。
、あるいは、40°C〜130℃のアルカリ液による異
方性エツチングでもよい。
(3)第7図(C)に示す如く、1050℃の水素(H
2)雰囲気中で、ソースガスに塩化水素ガスを混入して
、選択エピタキシャル成長法を行う。
2)雰囲気中で、ソースガスに塩化水素ガスを混入して
、選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、
■ボロンの濃度10”cm−3のP形シリコンにより、
真空室5の下半分に相当する第1エピタキシャル層10
4を選択エピタキシャル成長させる。
真空室5の下半分に相当する第1エピタキシャル層10
4を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10”cm−”のP形シリコンによ
り、第1エピタキシャル層104の表面に、所要の箇所
102を塞ぐように、振動梁3に相当する第2エピタキ
シャル層105を選択エピタキシャル成長させる。
り、第1エピタキシャル層104の表面に、所要の箇所
102を塞ぐように、振動梁3に相当する第2エピタキ
シャル層105を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度10’ ” cm″3のP形シリコンに
より、第2エピタキシャル層105の表面に、真空室5
の上半分に相当する第3エピタキシャル層106を選択
エピタキシャル成長させる。
より、第2エピタキシャル層105の表面に、真空室5
の上半分に相当する第3エピタキシャル層106を選択
エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10”cm−”のP形シリコンによ
り、第3エピタキシャル層106の表面に、シェル4に
相当する第4エピタキシャル層107を選択エピタキシ
ャル成長させる。
り、第3エピタキシャル層106の表面に、シェル4に
相当する第4エピタキシャル層107を選択エピタキシ
ャル成長させる。
(4)第7図(D)に示す如く、シリコン酸化物、ある
いは、シリコン窒化物の膜101をフッ化水素#(HP
)でエツチングして除去し、エツチング注入口108を
設ける。
いは、シリコン窒化物の膜101をフッ化水素#(HP
)でエツチングして除去し、エツチング注入口108を
設ける。
(5)第7図(E)に示す如く、第4層に対して基板1
に正のパルスあるいは正の電圧を印加して、エツチング
注入口108よりアルカリ液を注入して、第1エピタキ
シャル層104と第3エピタキシャル層106を選択エ
ツチングして除去する。
に正のパルスあるいは正の電圧を印加して、エツチング
注入口108よりアルカリ液を注入して、第1エピタキ
シャル層104と第3エピタキシャル層106を選択エ
ツチングして除去する。
第2エピタキシャル層105と第1エピタキシャル層1
04あるいは第37.ビタキシャル層106との間にエ
ツチング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3xlO
” cm“3以上となるとエツチング作用に抑制現象が
生ずることによる。
04あるいは第37.ビタキシャル層106との間にエ
ツチング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3xlO
” cm“3以上となるとエツチング作用に抑制現象が
生ずることによる。
(6)第7図(F)に示す如く、1050℃の水素(H
2)中でn形シリコンのエピタキシャル成長を行い、基
板1と第4エピタキシャル層107の外表面に、エピタ
キシャル成長層111を形成し、エツチング注入口10
8を閉じる。
2)中でn形シリコンのエピタキシャル成長を行い、基
板1と第4エピタキシャル層107の外表面に、エピタ
キシャル成長層111を形成し、エツチング注入口10
8を閉じる。
なお、この工程は、
■熱酸化によりエツチング注入口108を閉じる。
■ポリシリコンをCVD法またはスパッタ法によりエツ
チング注入口108の箇所に着膜させて、エツチング注
入口108を閉じる。
チング注入口108の箇所に着膜させて、エツチング注
入口108を閉じる。
■真空蒸着法によるシリコンエピタキシャル法によりエ
ツチング注入口108を埋める。
ツチング注入口108を埋める。
■絶縁物、例えば、ガラス(SiO2)、窒化物、アル
ミナ等をCVD法、または、スパッタ法あるいは、蒸着
法によりエツチング注入口108を埋めるようにしても
よい。
ミナ等をCVD法、または、スパッタ法あるいは、蒸着
法によりエツチング注入口108を埋めるようにしても
よい。
〈発明が解決しようとする課題〉
シカシながら、この様な装置においては、振動梁3の表
面は鏡面であり、面粗さが小さく活性なため、衝撃など
の外乱や大きな圧縮力による座屈などにより振動梁が真
空室の壁面に接触するとそのまま真空室の壁面に付着し
てしまうという事が発生する場合がある。
面は鏡面であり、面粗さが小さく活性なため、衝撃など
の外乱や大きな圧縮力による座屈などにより振動梁が真
空室の壁面に接触するとそのまま真空室の壁面に付着し
てしまうという事が発生する場合がある。
この対策のため、真空室の基板側の側壁面を傾斜面とし
、しかも、この傾斜面に振動梁の長手方向の側面か丁度
接触するようにしてii!接触にする事か考えられる。
、しかも、この傾斜面に振動梁の長手方向の側面か丁度
接触するようにしてii!接触にする事か考えられる。
しかしながら、このように構成しても、真空室のシェル
側壁面に振動梁が付着してしまう事は、解決されない。
側壁面に振動梁が付着してしまう事は、解決されない。
本発明は、この問題点を解決するものである。
本発明の目的は、衝撃などの外乱や座屈などにより振動
梁が真空室の壁面に接触する事かあっても、真空室の壁
面に付着せず、外乱を取り除けば完全に元に戻る振動形
トランステユサを提供するにある。
梁が真空室の壁面に接触する事かあっても、真空室の壁
面に付着せず、外乱を取り除けば完全に元に戻る振動形
トランステユサを提供するにある。
く課順を解決するための手段〉
この目的を達成するために、本発明は、シリコン単結晶
の基板に設けられた振動梁と、該振動梁の周囲に隙間が
維持されるように該振動梁を囲み前記基板と真空室を構
成するシリコン材よりなるシェルと、該振動梁をwJ振
する励振手段と、前記振動梁の振動を検出する励振検出
手段とを具備する振動形トランスデュサにおいて、 前記振動梁が前記真空室の壁面に付着しないように前記
真空室の前記シェル側の壁面と前記振動梁の前記シェル
側片面との少なくともいずれか一方の面に設けられた粗
面あるいは凹凸面を具備したことを特徴とする振動形ト
ランスデュサを構成したものである。
の基板に設けられた振動梁と、該振動梁の周囲に隙間が
維持されるように該振動梁を囲み前記基板と真空室を構
成するシリコン材よりなるシェルと、該振動梁をwJ振
する励振手段と、前記振動梁の振動を検出する励振検出
手段とを具備する振動形トランスデュサにおいて、 前記振動梁が前記真空室の壁面に付着しないように前記
真空室の前記シェル側の壁面と前記振動梁の前記シェル
側片面との少なくともいずれか一方の面に設けられた粗
面あるいは凹凸面を具備したことを特徴とする振動形ト
ランスデュサを構成したものである。
く作用〉
以上の構成において、振動梁に測定圧力が加わると、振
動梁の軸力が変化し、固有振動数が変化するなめ、発振
周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
動梁の軸力が変化し、固有振動数が変化するなめ、発振
周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
而して、振動梁が真空室の壁面に付着しないように真空
室のシェル側の壁面と振動梁のシェル側片面の少なくと
もいずれか一方の面に粗面あるいは凹凸面か設けられた
ので、衝撃などの外乱や座屈などにより振動梁がシェル
壁面に接触する事があっても粗面あるいは凹凸面の存在
により、振動梁かシェル壁面に付着せず、外乱を取り除
けば完全に元に戻る事が出来る。
室のシェル側の壁面と振動梁のシェル側片面の少なくと
もいずれか一方の面に粗面あるいは凹凸面か設けられた
ので、衝撃などの外乱や座屈などにより振動梁がシェル
壁面に接触する事があっても粗面あるいは凹凸面の存在
により、振動梁かシェル壁面に付着せず、外乱を取り除
けば完全に元に戻る事が出来る。
以下、実施例に基づき詳紺に説明する。
〈実施例〉
第1図は本発明の一実施例の要部構成説明図で、圧力測
定に使用せる場合の説明図である。
定に使用せる場合の説明図である。
図において、第5図と同一記号の構成は同一機能を表わ
す。
す。
1は半導体単結晶基板で、2は半導体基板1に設けられ
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
3は測定ダイアフラム2に埋込み設けられた歪み検出セ
ンサで、振動梁3が使用されている。
ンサで、振動梁3が使用されている。
4は封止用の半導体エピタキシャル成長層からなるシェ
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
振動梁3の周囲の、振動梁3と、測定ダイアフラム2お
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
11は真空室5のシェル4側の壁面に設けられた粗面で
ある。
ある。
以上の構成において、振動梁3に測定圧力が加わると、
振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が変化するため、
発振周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が変化するため、
発振周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
而して、本発明は、衝撃などの外乱や座屈などにより振
動梁3が真空室5の壁面に接触する事があっても、粗面
11の存在により、振動梁3が真空室5の壁面に付着せ
ず外乱を取り除けば完全に元に戻る事が出来る。
動梁3が真空室5の壁面に接触する事があっても、粗面
11の存在により、振動梁3が真空室5の壁面に付着せ
ず外乱を取り除けば完全に元に戻る事が出来る。
この様な装!は、例えば、第2図に示す如くして作る。
(1)第2図(A)に示す如く、n型シリコン(100
)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるいは
シリコン窒化物の膜201を形成する。膜201の所要
の箇所202をホトリソグラフィにより除去する。
)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるいは
シリコン窒化物の膜201を形成する。膜201の所要
の箇所202をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第2図(B)に示す如く、1050℃の水素(H
2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを行い、基板1
に所要箇所202をエツチングして膜201をアンダー
カットして、凹部203を形成する。
2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを行い、基板1
に所要箇所202をエツチングして膜201をアンダー
カットして、凹部203を形成する。
なお、塩化水素の代りに、高温水蒸気、酸素を用いるか
、あるいは、40℃〜130’Cのアルカリ液による異
方性エツチングでもよい。
、あるいは、40℃〜130’Cのアルカリ液による異
方性エツチングでもよい。
(3)第2図(C)4;:示す如く、1050″cの水
素(H2)雰囲気中で、ソースガスに塩化水素ガスを混
入して、選択エピタキシャル成長法を行う。
素(H2)雰囲気中で、ソースガスに塩化水素ガスを混
入して、選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、
■ボロンの濃度10”cm’のP形シリコンにより、真
空室5の下半分に相当する第1エピタキシャル層204
を選択エピタキシャル成長させる。
空室5の下半分に相当する第1エピタキシャル層204
を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3x101 ’ cm″3のP形シリコ
ンにより、第1エピタキシャル層204の表面に、所要
の箇所202を塞ぐように、振動梁3に相当する第2エ
ピタキシャル層205を選択エピタキシャル成長させる
。
ンにより、第1エピタキシャル層204の表面に、所要
の箇所202を塞ぐように、振動梁3に相当する第2エ
ピタキシャル層205を選択エピタキシャル成長させる
。
■ボロンの濃度10”cm’のP形シリコンにより、第
2エピタキシャル層205の表面に、真空室5の上半分
に相当する第3エピタキシャル層206を選択エピタキ
シャル成長させる。
2エピタキシャル層205の表面に、真空室5の上半分
に相当する第3エピタキシャル層206を選択エピタキ
シャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10”cm−”のP形シリコンによ
り、第3エピタキシャル層206の表面に、シェル4に
相当する第4エピタキシャル層207を選択エピタキシ
ャル成長させる。
り、第3エピタキシャル層206の表面に、シェル4に
相当する第4エピタキシャル層207を選択エピタキシ
ャル成長させる。
(4)第2図(D>に示す如く、シリコン酸化物、或は
、シリコン窒化物の膜201をフッ化水素酸(HP)で
エツチングして除去し、エツチング注入口208を設け
る。
、シリコン窒化物の膜201をフッ化水素酸(HP)で
エツチングして除去し、エツチング注入口208を設け
る。
(5)第2図(E)に示す如く、第4層に対して基板1
に正のパルスあるいは正の電圧を印加して、エツチング
注入口208よりアルカリ液を注入して、第1エピタキ
シャル層204と第3エピタキシャル層206を選択エ
ツチングして除去する。
に正のパルスあるいは正の電圧を印加して、エツチング
注入口208よりアルカリ液を注入して、第1エピタキ
シャル層204と第3エピタキシャル層206を選択エ
ツチングして除去する。
第2エピタキシャル層205と第1エピタキシャル層2
04あるいは第3エピタキシャル層206との闇にエツ
チング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3xlO”
cm″2以上となるとエツチング作用に抑制現象が生
ずることによる。
04あるいは第3エピタキシャル層206との闇にエツ
チング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3xlO”
cm″2以上となるとエツチング作用に抑制現象が生
ずることによる。
(6)第2図(F)に示す如く、全体にシリコン酸化物
あるいはシリコン窒化物の膜209を形成する。この場
合は、酸化シリコン膜209を形成する。
あるいはシリコン窒化物の膜209を形成する。この場
合は、酸化シリコン膜209を形成する。
(7)第2図(G)に示す如く、950℃、20QTo
rr中で、シラン(SiH4)0.31/min、フォ
スフイン(PH3)0.00051/min、水素20
01 / m i nの状態で、酸化シリコン膜209
の表面にポリシリコン層211を形成し、エツチング注
入口208を閉じる。この場合のポリシリコン層211
の表面粗さは、ピッチ間隔で0,1μm程度である。
rr中で、シラン(SiH4)0.31/min、フォ
スフイン(PH3)0.00051/min、水素20
01 / m i nの状態で、酸化シリコン膜209
の表面にポリシリコン層211を形成し、エツチング注
入口208を閉じる。この場合のポリシリコン層211
の表面粗さは、ピッチ間隔で0,1μm程度である。
この結果、
真空室5の壁面が鏡面の場合は、面粗さが小さく活性な
ため、衝撃などの外乱や大きな圧縮力による座屈などに
より、振動梁3が真空室5の壁面に接触すると、そのま
ま真空室5の壁面に付着してしまう恐れがあるか、真空
室5のシェル41111の壁面の表面を、表面が宿いポ
リシリコンよりなるポリシリコン層211で覆うように
したので、振動梁3が真空室5のシェル41PIの壁面
に付着してしまう事がなく信頼性か向上出来る。
ため、衝撃などの外乱や大きな圧縮力による座屈などに
より、振動梁3が真空室5の壁面に接触すると、そのま
ま真空室5の壁面に付着してしまう恐れがあるか、真空
室5のシェル41111の壁面の表面を、表面が宿いポ
リシリコンよりなるポリシリコン層211で覆うように
したので、振動梁3が真空室5のシェル41PIの壁面
に付着してしまう事がなく信頼性か向上出来る。
なお、この場合は、ポリシリコン層211は、真空室5
の内壁面全面と振動梁3の外表面全面に設けられる製作
方法について説明したが、ポリシリコン層211は、真
空室5のジェル41II!Iの壁面のみに設けられても
良いことは勿論である。
の内壁面全面と振動梁3の外表面全面に設けられる製作
方法について説明したが、ポリシリコン層211は、真
空室5のジェル41II!Iの壁面のみに設けられても
良いことは勿論である。
なお、本発明装置の製作方法については、上記の方法に
限らない事は勿論である。
限らない事は勿論である。
第3図は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
図において、第5図と同一記号の構成は同一機能を表わ
す。
す。
■は半導体単結晶基板で、2は半導体基板1に設けられ
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。
3は測定ダイアフラム2に埋込み設けられた歪み検出セ
ンサで、振動梁3が使用されている。
ンサで、振動梁3が使用されている。
4は封止用の半導体エピタキシャル成長層からなるシェ
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
ルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止する。
振動梁3の周囲の、振動梁3と、測定ダイアフラム2お
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
よびシェル4との間には真空室5が設けられている。
12は振動梁3のシェル4側片面に設けられな粗面であ
る。
る。
以上の構成において、振動梁3に測定圧力が加わると、
振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が変化するため、
発振周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が変化するため、
発振周波数の変化により測定圧力の測定が出来る。
而して、振動梁3が真空室5の壁面に付着しないように
、振動梁3のシェル4側片面に粗面12が設けられなの
で、衝撃などの外乱や座屈などにより、振動梁3が真空
室5の壁面に接触する事があっても、粗面12の存在に
より、振動梁3が真空室5の壁面に付着せず、外乱を取
り除けば完全に元に戻る事が出来る。
、振動梁3のシェル4側片面に粗面12が設けられなの
で、衝撃などの外乱や座屈などにより、振動梁3が真空
室5の壁面に接触する事があっても、粗面12の存在に
より、振動梁3が真空室5の壁面に付着せず、外乱を取
り除けば完全に元に戻る事が出来る。
第4図は本発明の振動梁の使用例の要部構成説明図であ
る。
る。
図において、3は振動梁である。振動梁3は両端がダイ
アフラム3に固定され互いに平行に配置された二個の第
1振動子31と、第一振動子31の振動の腹の部分を相
互に機械的に結合する第二振動子32とを備える。
アフラム3に固定され互いに平行に配置された二個の第
1振動子31と、第一振動子31の振動の腹の部分を相
互に機械的に結合する第二振動子32とを備える。
40は振動梁3に直交する直流磁界を磁石30により加
え一方の第一振動子31の両端に交流電流を入カドラン
ス41により流して磁気誘導作用により振動梁3を磁界
と電流に直交する方向に励振する励振手段である。
え一方の第一振動子31の両端に交流電流を入カドラン
ス41により流して磁気誘導作用により振動梁3を磁界
と電流に直交する方向に励振する励振手段である。
入カドランス41は、二次側が一方の第一振動子31の
両端に接続されている。
両端に接続されている。
50は他方の第一振動子31の両端に発生する起電力を
検出する振動検出手段である。この場合は、出カドラン
ス51、増幅器52が用いられている。出カドランス5
1の一次側は、他方の第一振動子31の両端に接続され
、二次側は増幅器52を介して出力端子53にaRされ
るとともに、分岐して入カドランス41の一次側に接続
され、全体として、正帰還自動発振回路を構成する。振
動梁3の振動は、振動検出手段50により検出され出力
信号として取出される。
検出する振動検出手段である。この場合は、出カドラン
ス51、増幅器52が用いられている。出カドランス5
1の一次側は、他方の第一振動子31の両端に接続され
、二次側は増幅器52を介して出力端子53にaRされ
るとともに、分岐して入カドランス41の一次側に接続
され、全体として、正帰還自動発振回路を構成する。振
動梁3の振動は、振動検出手段50により検出され出力
信号として取出される。
なお、前述の実施例においては、粗面は真空室5のシェ
ル4側の壁面、あるいは振動梁3のシェル4側の片面に
設けられたものについて説明したが、これに限ることは
なく、例えば、粗面は真空室5の壁面全体あるいは振動
梁3の表面全体に設けられてもよく、要するに、振動梁
3が真空室5の壁面に付着しないように構成されたもの
であれば良い。
ル4側の壁面、あるいは振動梁3のシェル4側の片面に
設けられたものについて説明したが、これに限ることは
なく、例えば、粗面は真空室5の壁面全体あるいは振動
梁3の表面全体に設けられてもよく、要するに、振動梁
3が真空室5の壁面に付着しないように構成されたもの
であれば良い。
また、粗面でなく、凹凸面であっても良いことは勿論で
ある。
ある。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明は、シリコン単結晶の基板
に設けられた振動梁と、該振動梁の周囲に隙間が維持さ
れるように該振動梁を囲み前記基板と真空室を構成する
シリコン材よりなるシェルと、該振動梁を励振する励振
手段と、前記振動梁の振動を検出する励振検出手段とを
具備する振動形トランスデュサにおいて、 前記振動梁が前記真空室の壁面に付着しないように前記
真空室の前記シェル側の壁面と前記振動梁の前記シェル
側片面との少なくともいずれが一方の面に設けられな粗
面あるいは凹凸面を具備したことを特徴とする振動形ト
ランスデュサを構成した。
に設けられた振動梁と、該振動梁の周囲に隙間が維持さ
れるように該振動梁を囲み前記基板と真空室を構成する
シリコン材よりなるシェルと、該振動梁を励振する励振
手段と、前記振動梁の振動を検出する励振検出手段とを
具備する振動形トランスデュサにおいて、 前記振動梁が前記真空室の壁面に付着しないように前記
真空室の前記シェル側の壁面と前記振動梁の前記シェル
側片面との少なくともいずれが一方の面に設けられな粗
面あるいは凹凸面を具備したことを特徴とする振動形ト
ランスデュサを構成した。
この結果、振動梁が真空室の壁面に付着しないように真
空室のシェル側の壁面と振動梁のシェル側片面との少な
くともいずれが一方の面に粗面が設けられたので、衝撃
などの外乱や座屈などにより振動梁がシェル壁面に接触
する事があっても粗面の存在により、振動梁がシェル壁
面に付着せず外乱を取り除けば完全に元に戻る事が出来
る。
空室のシェル側の壁面と振動梁のシェル側片面との少な
くともいずれが一方の面に粗面が設けられたので、衝撃
などの外乱や座屈などにより振動梁がシェル壁面に接触
する事があっても粗面の存在により、振動梁がシェル壁
面に付着せず外乱を取り除けば完全に元に戻る事が出来
る。
従って、本発明によれば、衝撃などの外乱や座屈などに
より振動梁が真空室の壁面に接触する事があっても真空
室の壁面に付着せず外乱を取り除けば完全に元に戻る振
動形トランスデュサを実現することが出来る。
より振動梁が真空室の壁面に接触する事があっても真空
室の壁面に付着せず外乱を取り除けば完全に元に戻る振
動形トランスデュサを実現することが出来る。
第1図は本発明の一実施例の要部構成説明図、第2図は
第1図の工程説明図、第3図は本発明の他の実施例の要
部構成説明図、第4図は本発明の装置の使用例の要部構
成説明図、第5図は従来より一般に使用されている従来
例の構成説明図、第6図は第5図のA−A断面図、第7
図は第6図の製作工程説明図である。 1・・・基板、2・・・測定ダイアフラム、3・・・振
動梁、4・・・シェル、5・・・真空室、11・・・粗
面、12・・・粗面、30・・・磁石、31・・・第一
振動子、32・・・第二振動子、40・・・励振手段、
41・・・入カドランス、42・・・入力端子、50・
・・振動検出手段、51・・・出カドランス、52・・
・増幅器、53・・・出力端子、201・・・膜、20
2・・・所要箇所、203・・・凹部、204・・・第
1エピタキシャル層、205・・・第2エピタキシャル
層、206・・・第3エピタキシャル層、207・・・
第4エピタキシャル層、208・・・エツチング注入口
、209・・・酸化シリコン膜、211・・・ポリシリ
コン層。 第 図 ベ、 第 図 第 図
第1図の工程説明図、第3図は本発明の他の実施例の要
部構成説明図、第4図は本発明の装置の使用例の要部構
成説明図、第5図は従来より一般に使用されている従来
例の構成説明図、第6図は第5図のA−A断面図、第7
図は第6図の製作工程説明図である。 1・・・基板、2・・・測定ダイアフラム、3・・・振
動梁、4・・・シェル、5・・・真空室、11・・・粗
面、12・・・粗面、30・・・磁石、31・・・第一
振動子、32・・・第二振動子、40・・・励振手段、
41・・・入カドランス、42・・・入力端子、50・
・・振動検出手段、51・・・出カドランス、52・・
・増幅器、53・・・出力端子、201・・・膜、20
2・・・所要箇所、203・・・凹部、204・・・第
1エピタキシャル層、205・・・第2エピタキシャル
層、206・・・第3エピタキシャル層、207・・・
第4エピタキシャル層、208・・・エツチング注入口
、209・・・酸化シリコン膜、211・・・ポリシリ
コン層。 第 図 ベ、 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリコン単結晶の基板に設けられた振動梁と、該振動梁
の周囲に隙間が維持されるように該振動梁を囲み前記基
板と真空室を構成するシリコン材よりなるシェルと、 該振動梁を励振する励振手段と、 前記振動梁の振動を検出する励振検出手段とを具備する
振動形トランスデュサにおいて、前記振動梁が前記真空
室の壁面に付着しないように前記真空室の前記シェル側
の壁面と前記振動梁の前記シェル側片面との少なくとも
いずれか一方の面に設けられた粗面あるいは凹凸面を 具備したことを特徴とする振動形トランスデュサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098790A JP2822594B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 振動形トランスデュサ |
DE69105809T DE69105809T2 (de) | 1990-05-10 | 1991-04-23 | Druckaufnehmer mit schwingendem Element. |
DE199191106472T DE456029T1 (de) | 1990-05-10 | 1991-04-23 | Druckaufnehmer mit schwingendem element. |
EP91106472A EP0456029B1 (en) | 1990-05-10 | 1991-04-23 | Vibrating type pressure measuring device |
US07/694,709 US5123282A (en) | 1990-05-10 | 1991-05-02 | Vibrating type pressure measuring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098790A JP2822594B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 振動形トランスデュサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416730A true JPH0416730A (ja) | 1992-01-21 |
JP2822594B2 JP2822594B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=14799978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12098790A Expired - Fee Related JP2822594B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 振動形トランスデュサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822594B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012173164A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Yokogawa Electric Corp | 振動式トランスデューサとその製造方法 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12098790A patent/JP2822594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012173164A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Yokogawa Electric Corp | 振動式トランスデューサとその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2822594B2 (ja) | 1998-11-11 |
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