JPH04166767A - ゼラチン被覆粒子 - Google Patents

ゼラチン被覆粒子

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JPH04166767A
JPH04166767A JP29093390A JP29093390A JPH04166767A JP H04166767 A JPH04166767 A JP H04166767A JP 29093390 A JP29093390 A JP 29093390A JP 29093390 A JP29093390 A JP 29093390A JP H04166767 A JPH04166767 A JP H04166767A
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gelatin
particles
water
coating layer
acid
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JP29093390A
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English (en)
Inventor
Mikio Hikata
幹雄 日方
Kazuo Nishimoto
和男 西元
Masahiro Miyamoto
昌宏 宮本
Kiyoshi Sekiguchi
潔 関口
Susumu Tokita
進 時田
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JSR Corp
Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Dainabot Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゼラチン被覆粒子、特にポリマー粒子よりな
るコアの表面にゼラチンおよび水溶性多糖類を主成分と
する水不溶性被覆層が形成されたゼラチン被覆粒子に関
する。
(従来の技術) 抗体または抗原なとの検査物質を担体に担持させ、特異
的抗原抗体反応によって対応する抗原または抗体なとの
被検査物質を検出測定することは、臨床検査の重要な主
題のひとつとなっている。
例えば、検査物質を担持させた担体粒子の分散液(以下
、これを「感作ラテツクス」という)を用いて特異的反
応を行い、これによる感作ラテツクスの状態変化、すな
わち感作ラテツクスの凝集状態、沈降状態あるいは分散
状態などを観測することにより、対応する被検査物質に
ついての診断を行うことができる。
これらに用いられる担体粒子の粒径、比重は、用いる測
定方法により異なる。例えばスライドテストと呼ばれる
方法では、目視により抗原抗体反応による粒子の凝集の
有無を検出するため、粒径か0.1〜1μm程度の粒子
か用いられる。この方法では、粒子の比重は水と同程度
のものがよい。
そして粒子の凝集を濁度法、散乱光法、粒度分布測定法
等の光学的に検出する方法では粒径が0.1〜0.3μ
mの粒子か使われることか多い。
一方、マイクロタイター法と呼ばれる方法においては粒
子の沈降像によって抗原抗体反応を検出することから、
沈降速度が大きい粒子か用いられる。一般には大粒径、
高比重の粒子、動物の血球が用いられる。
以上のような方法に用いられる、検査物質を担持させる
ための担体粒子に要求される特性としては、 (イ)担体表面に抗原あるいは抗体か有効かつ多く結合
すること、 (ロ)担体表面に適当な負電荷、水和層が存在し、非特
異的な反応、すなわち非特異凝集などを起こさず安定な
こと、 (ハ)被検査物質の検出感度か高いこと、なとか挙げら
れる。
これらの条件を比較的よく満たす担体として、従来、動
物の赤血球か古くから使われている。動物赤血球を使う
マイクロタイター法は、測定対象とする抗原および抗体
の範囲が広(、感度か比較的高く、1〜2時間で多量の
検体についての測定を行うことができるため、広く用い
られている。
しかし、動物の赤血球は、表面に抗原性があり、しかも
個体差が著しいなとの問題があるので、上記の要求を十
分に満たすものではない。
さらに、近年においては測定時間を短縮することの要求
か高く、これを満たすためには担体粒子の沈降速度か大
きいことが必要であり、担体粒子の比重が大きいかある
いは粒径か大きいことが必要となる。
一方、動物赤血球に近似した表面特性を有する診断薬用
担体粒子として、粒子全体かゼラチン、水溶性多糖類お
よびポリメタリン酸ナトリウムよりなる粒子(以下「ゼ
ラチン系粒子」という)か知られている(特開昭63−
32150号公報)か、粒子の比重を任意に変えること
、粒径の揃った任意の大きさの粒子を得ることは困難で
ある。この他に合成ポリアミノ酸よりなる粒子も知られ
ている(特開平2−103470号公報)か、ゼラチン
系粒子と同様の問題かある。
この他に、以上のような目的に使用される人工担体粒子
としては、例えばポリスチレン、スチレン−アクリル酸
共重合体、スチレン−イタコン酸共重合体、スチレン−
メタクリル酸共重合体、スチレン−ジビニルベンセン共
重合体、スチレン−トリブロモフェニルアクリレート共
重合体、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレ
ートとアクリル酸またはメタクリル酸との共重合体など
よりなるポリマー粒子か知られている。これらの粒子は
、乳化重合、シード重合、ソープフリー重合、膨潤重合
、懸濁重合などにより得ることかできる(特開昭58−
209984号公報、特開昭62−118256号公報
、特開昭62−200264号公報)。
しかしながら、これらのポリマー粒子は、診断薬用担体
としての特性が広い範囲にわたって良好てはなく、特に
その表面特性がポリマー粒子の材質によって固存の特殊
な状態となるため、実際の使用に際して、検査すべき物
質の種類やその用法に制約を受ける。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ゼラチン系粒子は比重および粒径のコン
トロールか難しいものである。そして、特に粒径分布が
大きくなる傾向か強いため、沈降時間すなわち測定時間
のバラツキ、再現性の問題か生じるので、高い精度の分
級処理が必要となり、収率か低くなる問題がある。また
、実用上、この種の粒子を着色状態とすることか重要で
あるか、この着色を達成するために使用することのでき
る染料の種類か限られている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の粒子は、ゼラチン被覆粒子であって、粒径か0
.1〜10μm、好ましくは1〜8μm1特にマイクロ
タイター用としては1.3〜7μm、好ましくは比重か
1.05〜3、さらに好ましくは1.5〜2.5である
ポリマー粒子からなるコアの表面に、ゼラチン系の水不
溶性被覆層を形成したものである。ゼラチン系の水不溶
性被覆層とは、セラチンおよび水溶性多糖類を主成分と
するものであって、分散剤を少量含有する。分散剤とし
ては、通常ポリカルボン酸塩および/またはポリスルホ
ン酸塩、ポリリン酸塩であって好ましくはポリカルボン
酸を使用するか、当該系における分散剤として有効であ
ればこれに限るものではない。
本発明は、ゼラチン被覆粒子、特にポリマー粒子よりな
るコアの表面に、ゼラチンおよび水溶性多糖類を主成分
とする水不溶性被覆層を形成されたゼラチン被覆粒子に
関するものであって、動物の赤血球の有する長所および
ゼラチン系粒子の長所を兼ね具えた担体粒子、即ち比重
、粒径を均一にし、非特異凝集を起こさずに安定、且つ
被検査物質の検出感度の高い担体粒子を提供せんとする
ものである。
適当なコア物質の表面層を水溶性多糖類で不溶化した人
工担体か抗原−抗体反応用担体として使用できることか
示唆されている。例えば、特開平2−103470号公
報は、動物血球その他の適当なコア物質を、遊離のカル
ボキシル基とアミノ基を有する合成ポリアミノ酸と水溶
性多類でコアツルベート生成時に存在させることにより
、抗原−抗体反応用担体が得られることを述へている。
しかしながら、この公報に記載の抗原−抗体反応用担体
は単に実施可能性が示唆されているのみて具体性かなく
、本発明か初めて比重、粒径を均一にし、非特異凝集を
起こさず安定、且つ被検査物質の検出感度の高い担体粒
子を提供するものであることは明らかである。
本発明のゼラチン被覆粒子は、次のようにして製造され
る。すなわち、ゼラチン、水溶性多糖類、および分散剤
(ポリカルボン酸塩および/またはポリスルホン酸塩お
よびポリリン酸塩)を含存する水溶液に、粒径か0.1
〜IOμmであるポリマー粒子が分散されてなる分散液
を撹拌しなから、この分散液に酸を加えてpH3〜6に
調整することにより前記ポリマー粒子の表面にゼラチン
、水溶性多糖類および前記分散剤を析出させ、その後当
該分散液を1〜10°Cに冷却して冷却状態でアルデヒ
ド系架橋剤を添加し、さらにアルカリを添加してpH8
〜10に調整した後30〜60°Cに昇温することによ
り、ゼラチン、水溶性多糖類および分散剤とによる水不
溶性被覆層を形成させる。
さらに、この粒子表面を硬化させるため、タンニン酸処
理や吐酒石による処理を行うこともできる。
以下、本発明について具体的に説明する。
くコア〉 本発明においては、粒径が0.1〜10μm1比重か好
ましくは1.05以上のポリマー粒子がコアとして用い
られる。
■コアの材質 このコアとされるポリマー粒子は、上記の範囲の大きさ
の粒径および比重を有するものてあれば特にその材質や
製造方法か限定されるものではなく、通常の乳化重合法
、膨潤重合法および懸濁重合法なとの造粒重合法によっ
て得られる、いずれのポリマー粒子であってもよい。ま
た、スプレートライ法、その他の方法によって得られる
ポリマー粒子であってもよい。これらの粒子は必要に応
して分級したものであってもよい。
このポリマー粒子を得るためのモノマーとしては、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、ク
ロロメチルスチレン、ジビニルベンセン、スチレンスル
ホン酸ナトリウム、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマル酸、メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート
、エチレングリコール−ジー(メタ)アクリレート、(
メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクロレイン、(メ
タ)アクリルアミド、N−メチロール−(メタ)アクリ
ルアミド、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ブタ
ジェン、イソプレン、酢酸ビニル、ビニルピリジン、N
−ビニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭
化ビニルなトノ芳香族ビニル化合物、 α、β−不飽和
カルポン酸またはそのエステル類もしくはアミド類、 
α、β−不飽和二トリル化合物、ハロゲン化ビニル化合
物、共役ジエン化合物、低級脂肪酸ビニルエステル化合
物などを挙げることかできる。
これらのうち、特に好ましいものはスチレン、α−メチ
ルスチレン、クロロスチレン、クロロメチルスチレンな
との芳香族ビニル化合物である。
以上のモノマーは、その1種のみでなく、2種以上のも
のを組合せて使用することもできる。特にアクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸なとの不飽和カルボン酸を0
.1〜20重量%組合せて使用  。
するのが好ましい。
高比重のポリマー粒子を得る場合は、必要に応じて、以
上のモノマーと共に高比重ポリマー生成用モノマーが用
いられる。このようなモノマーとしては、ハロゲン原子
の含有割合が大きいモノマーが有利に用いられる。この
ハロゲン原子含有モノマーの代表的なものとしては、下
記一般式(1)で表わされるものを挙げることができる
一般式(1) (式中、R1およびR2は同一または異なり、水素原子
または低級アルキル基を示し、R2は炭素数2または3
の直鎖状または分岐状のアルキレン基であってヒドロキ
シル基で置換されていてもよく、Xはハロゲン原子を示
し、mは0または1〜IOの整数、nは1〜5の整数を
示し、nが2以上のときのXは互いに異なるものであっ
てもよい。) 上記一般式(I)において、R1およびR2としては水
素原子またはメチル基か好ましく、R3としてはエチレ
ン基またはプロピレン基か好ましく、またXとしては塩
素原子または臭素原子か好ましく、mはOまたはlであ
ることか好ましく、nは3〜5であることが好ましい。
斯かるモノマーの具体例としては、モノフルオロフェニ
ル(メタ)アクリレート、モノクロロフェニル(メタ)
アクリレート、トリクロロフェニル(メタ)アクリレー
ト、ペンタクロロフェニル(メタ)アクリレート、モノ
ブロモフェニル(メタ)アクリレート、トリブロモフェ
ニル(メタ)アクリレート、モノイオドフェニル(メタ
)アクリレート、ペンタブロモフェニル(メタ)アクリ
レート、2−0リブロモフエノキシ)エチル(メタ)ア
クリレート、2−(トリブロモフェノキンエトキシ)エ
チル(メタ)アクリレート、2−(ペンタクロロフェノ
キシ)プロピル(メタ)アクリレート、1−(トリブロ
モフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、その他を挙げることかことかできる。
これらのうち、好ましいものは、ペンタクロロフェニル
アクリレート、ペンタクロロフェニルメタクリレート、
2.4.6−4リプロモフエニルアクリレート、2.4
.6−トリブロモフエニルメタクリレート、α−クロロ
フェニルアクリレート、α−クロロフェニルメタクリレ
ートである。
高比重ポリマー生成用モノマーは、その1種のみでなく
、2種以上のものを組合せて使用することもできる。こ
のモノマーの使用割合は、モノマー組成物全体に対して
10〜70重量%、好ましくは30〜60重量%とされ
る。
ポリマー粒子を得るために、適宜の他のモノマーを使用
することもでき、ジビニルベンゼンのような架橋性のモ
ノマーを用いることもできる。これらを用いることによ
り、後述する水不溶性被覆層の形成を容易に達成するこ
とかできる。
本発明においてコアとして用いられるポリマー粒子は、
シード重合法によって製造されたものであってもよい。
このシード重合法によれば、大粒径のポリマー粒子を得
ることが比較的容易であると共に、上述の高比重ポリマ
ー生成用モノマーをそれ以外のモノマーと共にシード粒
子に吸収させることにより、高比重のポリマー粒子を得
ることかできる。
〈水不溶性被覆層の形成〉 上記のようなポリマー粒子よりなるコアの表面に、次の
ような操作によって水不溶性被覆層か形成される。
■ポリマー粒子分散液の調製 先ず、ゼラチンと水溶性多糖類とが溶解された水溶液に
、コアであるポリマー粒子か分散されたポリマー粒子分
散液を調製する。
この分散液において、セラチンの濃度は0.01〜2重
量%、好ましくは0.05〜1.0重量%とされ、水溶
性多糖類の濃度は0.01〜2重量%、好ましくは0.
05〜1.0重量%とされる。また、コアの割合は、特
に制限されるものではないが、0.1〜10重量%、特
に0.5〜5重量%とされることか好ましい。
ポリマー粒子、ゼラチン粒子および水溶性多糖類の重量
比は、通常固形分て、100 : 20〜200 : 
20〜200である。ここで、ゼラチンと水溶性多糖類
の重量比は固形分でI:0.2〜3である。
ゼラチンとしては通常のものをそのまま使用することが
できる。ゼラチンは市販されており、特に酸性ゼラチン
か好ましい。
水溶性多糖類は増粘剤または糊料として作用するもので
あり、多糖類の誘導体または塩であってもよい。その具
体例としては、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロ
ース、アルギン酸ナトリウム、寒天、カラゲーナンなど
を挙げることかできるが、特にアラビアゴムか好ましい
この分散液を調製する具体的な方法は特に制限されるも
のではなく、いずれの手段をも利用することができる。
例えば、ゼラチンの水溶液と、水溶性多糖類の水溶液と
、ポリマー粒子のラテックスとを調製し、これらをその
まま、あるいは適量の水と共に混合して撹拌すればよい
この分散液の温度は、ゼラチンのゲル化温度以上とされ
、例えば40℃とされる。
■分散液の安定化処理 上記のポリマー粒子分散液には、ポリカルボン酸塩また
はポリスルホン酸塩およびポリリン酸塩等が添加される
。ポリカルボン酸塩またはポリスルホン酸塩およびポリ
リン酸塩等は、pHを酸性にする過程で、ゼラチンおよ
び水溶性多糖類と共に粒子表面に析出し、水不溶性被覆
層に負の電荷を与えて粒子を安定化させる。工程中、特
にpHを酸性にする過程において粒子か凝集する場合は
、一般に知られている界面活性剤を用いることかできる
ポリカルボン酸の塩の具体例としては、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム、スチレン−
マレイン酸共重合体の塩などを挙げることができ、また
ポリスルホン酸の塩の具体例としては、スルホン化イソ
プレンを重合したポリスルホン化イソプレンおよびその
共重合体、ポリリン酸塩としてはポリリン酸ナトリウム
、ポリリン酸カリウムなどがある。
この分散剤は、分散液中における濃度か0.05〜lO
重量%となる量で使用される。分散剤の使用量か過少で
あると、製造工程中に凝集物か発生しやすくなり、得ら
れる粒子は担体として用いた場合に非特異的反応を起こ
し易くなる。また水溶性ポリマーの使用量か過多であっ
ても、上記と同様の現像か生したり蛋白の吸着能か低下
したりする。
pH低下時の粒子の凝集を防止するために使用される界
面活性剤の量は、できるだけ少ないことか好ましい。
■コーティング処理 分散液は、次にコーティング処理に付される。
このコーティング処理は、分散液に酸を少しずつ添加し
てpHか最終的に3〜6となるようにし、その後冷却す
ることによって行われる。このように、分散液に酸か添
加されることによって分散液のpHか低下し、これによ
り、分散液の水性媒体中に溶解していたゼラチンと水溶
性多糖類および分散剤かコアであるポリマー粒子の表面
に析出する。ここで、酸の添加は、当該酸の水溶液を滴
下することによって行うことが好ましい。
ここに用いられる酸は特に限定されるものではなく、無
機酸であっても有機酸であってもよいが存機酸が好まし
く、特にカルボン酸が好ましい。
具体的には、ギ酸、酢酸、プロピオン酸なとの水溶液を
用いることができる。酸の添加は、好ましくは分散液の
pHか最終的に4.0〜4.5となるまでなされる。
酸か添加された分散液は冷却され、さらに冷却された状
態て数時間の間保持される。冷却温度はゲル温度以下で
1−10″Cであり、特に5°C以下であることか好ま
しい。この冷却処理により、ポリマー粒子の表面上に析
出したゼラチンと水溶性多糖類および分散剤か硬化され
て膜状体が形成される。しかしなから、この膜状体は未
だ十分に水不溶性のものではない。
この冷却がなされない場合には、析出したゼラチンと水
溶性多糖類および分散剤か十分析出せず、系全体が凝集
するなとの現象が生ずる。
■水不溶化処理 上記の冷却された分散液には、冷却温度を維持したまま
、アルデヒド系架橋剤が添加される。
ポリマー粒子の表面上に析出したゼラチンと水溶性多糖
類は、このアルデヒド系架橋剤がゼラチンのアミド基と
反応して架橋されたものとなり、これによってゼラチン
と水溶性多糖類の膜状体か水に不溶性のものとなる。
アルデヒド系架橋剤の具体例としては、グルタルアルデ
ヒド、ホルムアルデヒド、グリオキザール、クロトンア
ルデヒド、アクロレイン、アセトアルデヒドなどを挙げ
ることができるが、特にグルタルアルデヒドが好適であ
る。
アルデヒド系架橋剤の添加量は分散液に対して0.01
〜5重量%とされる。
このアルデヒド系架橋剤の添加の後、当該分散液にアル
カリを添加してpH7以上、特に9〜10に調整すると
共に、温度を30°C以上、例えば50°Cとなるよう
加熱し、しばらくその温度を保つことによって架橋反応
を促進させる。この処理によって架橋構造の形成かより
完全となり、ゼラチン、水溶性多糖類および分散剤より
なる水不溶性被覆層が形成される。その後、タンニン酸
、吐酒石およびこれらを併用した表面処理を行うことも
てきる。
くゼラチン被覆粒子〉 以上のようにして得られる粒子は、ポリマー粒子かコア
となってその表面にゼラチンと水溶性多糖類を主成分と
し、少量成分としてポリカルボン酸あるいはポリリン酸
、ポリスルホン酸およびアルデヒド系架橋剤などよりな
る水不溶性被覆層か形成されたゼラチン被覆粒子である
。ここにセラチンと水溶性多糖類とによる被覆層の厚さ
は、特に制限されるものではないが、0.001〜1.
0μmの範囲内であることか好ましい。
また、このゼラチン被覆粒子は、その表面がゼラチンと
水溶性多糖類を主成分とした水不溶性被覆層により形成
されているので、従来知られているゼラチン粒子および
ポリマー粒子よりも良好な粒子特性を有し、従って診断
薬用担体としてきわめて好適であり、例えばマイクロタ
イター試薬用担体として特に好適である。
すなわち、感作ラテツクスとして使用するに際し、被検
出物質との反応による状態変化が観測しやすく、また安
定性に優れ、かつ良好な表面特性を得ることができる。
そして、このゼラチン被覆粒子は、単位面積当りの生物
学的物質などの担持量が多く、しかも生物学的物質を担
持した状態にあっても非特異的凝集を起こしにくく、か
つ分散安定性か優れたものである。
また、比重か大きいゼラチン被覆粒子よりなる担体の場
合は、水なとの液体媒体からの分離か容易であり、沈降
処理を伴う被検出物の検出や測定のための感作試薬の担
体粒子としてきわめて有利である。例えば、本発明のゼ
ラチン被覆粒子よりなる担体を感作試薬としてマイクロ
タイター法に用いれば、従来では数時間から数十時間も
の長時間を要する測定を、数分から360分間程度の短
時間で行うことが可能となる。
本発明のゼラチン被覆粒子は、ポリマー粒子の表面に、
ゼラチンおよび水溶性多糖類を主成分とする水不溶性被
覆層を形成してなる粒子であるので、ポリマー粒子の組
成およびモノマーの種類を選ぶことにより比重を自由に
コントロールすることかできる。また種々の重合方法を
採用することにより、粒子径を0.05〜10μm程度
の範囲において自由に選ぶことかでき、粒径分布のコン
トロールも可能である。
さらに、実用上重要な着色についても、表面にゼラチン
系被覆層かあるため、ゼラチン系粒子の着色と同様の方
法を採用することかでき、また水不溶性被覆層は透明で
あるため、染色ポリマー粒子を使用することも可能であ
る。ポリマー粒子の染色には、表面官能基を利用した反
応性染料や油溶性染料による染色方法なと、種々の方法
を用いることができる。
本発明のゼラチン被覆粒子を診断薬用担体として使用す
る場合において、当該担体に担持される生物学的物質の
例としては、B型肝炎表面抗原(HBs抗原)、抗HB
s抗体、HBe抗原、抗HBe抗体、C型肝炎関連抗原
、GOR抗原、HIVIおよび/またはHIV2抗原、
HTLV−1抗原、HTLV−2抗原、人絨毛性ゴナド
トロピン(HCG抗原)、抗CE抗体、癌胎児性抗原に
対する抗体(例えば、抗CRP抗体、抗CEA抗体、抗
CA19−9抗体、抗5pan抗体等)、抗ヒトヘモグ
ロビン抗体、トレボネーマ パリダムの菌体成分、スト
レプトリジン−〇、変性ヒトガンマグロブリン、抗CR
P抗体、イムノグロブリンG1イムノグロブリンM1イ
ムノグロブリンA、イムノグロブリンD、マイコプラズ
マ抗原、核酸、核タン白、エストロゲン、抗エストロゲ
ン抗体などの免疫学的反応性物質、グリコースイソメラ
ーゼ、グリコースオキシターゼ、α−アミラーゼ、パパ
イン、アミノアシラーゼなとの酵素、胎児肺細胞、腎細
胞、繊維芽細胞なとの生育に固体表面を必要とする細胞
なとが挙げられるが、目的に応じて適宜選択することが
できる。
〔効果〕
以上のように、本発明によれば、ゼラチンを含有する水
不溶性物質よりなる表面を有し、かつ比重か大きく、ま
た粒径か大きくてかつその粒径分布がシャープなゼラチ
ン被覆粒子を提供することができる。
また、本発明のゼラチン被覆粒子は製造が容易であり、
しかも最終的に得られるゼラチン被覆粒子の比重、粒径
および粒径分布が、コアとして用いるポリマー粒子の物
理的特性によって支配されるので、これを利用して、所
要の比重、粒径および粒径分布を有し、従って診断薬用
担体として好ましいものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について述へるか、本発明はこれ
らに限定されるものではない。以下の記載において「部
」および1%」はおのおの重量部および重量%を表わす
実施例1 (1)ポリマー粒子の調製 スチレン36gと、トリブロモフェニルアクリレ−15
8gと、メタクリル酸6gとを水120m/、エチルア
ルコール440−からなる混合液中へ滴下しながら2g
の過硫酸アンモニウムを用いて75°Cで6時間撹拌下
にソープフリー重合させて平均粒径1.2μmのラテッ
クスを得た。一方、スチレン29gと、]・リジブロモ
フェニルアクリレート46と、メタクリル酸5gとより
なるモノマー組成物を水性媒体に分散させてモノマーエ
マルジョンを調製し、このモノマーエマルジョンを上記
のラテックス20g(固形分として)に混合し、ラテッ
クス粒子をソート粒子としてこれにモノマーを吸収させ
、その後当該モノマーを重合させるシード重合法により
、比重か1.5て粒径か21μmのポリマー粒子(A)
を調製した。
等電点かpH9である酸性ゼラチンを温水に溶解させて
10%水酸化ナトリウムでpH9に調整した濃度5%の
ゼラチン水溶液と、アラビアゴムを水に溶解させて濃度
5%のアラビアゴム水溶液を調製した。
(2)ゼラチン被覆粒子の調製 前記(1)で調製したポリマー粒子(A)の分散液30
g(固形分3g)と、上記セラチン水溶液4oTnlと
、アラビアゴム水溶液40イとを、温度40″Cに保た
れた温水190−に混合して撹拌し、均一な水溶液中に
ポリマー粒子が分散された分散液を得た。
この分散液に、濃度lO%のポリアクリル酸ナトリウム
水溶液6.0rnlを添加し、さらにノニオン性界面活
性剤ポリオキソエチレン(20)ソルビタンモノオレー
ト「トウィーン80Jの濃度10%水溶液を0.5ml
添加して安定化させた。
さらに、この分散液に、濃度1%の酢酸水溶液をゆっく
り滴下し、これによって最終的にpHを4.2とした後
、分散液の温度を5°Cに冷却し、その温度を維持した
まま3時間放置した。そしてこの温度を維持しながら、
濃度25%のグルタルアルデヒド水溶液2.0rnIを
添加した後、濃度1%の水酸化ナトリウム水溶液を添加
することによりpH9に調整し、その後、毎分ピCの昇
温速度て最終的に温度が50°Cとなるまで加熱した。
そして室温まで冷却し、濾過処理によって固形粒子を回
収した。
ここに得られた粒子は、コアとして用いたポリマー粒子
の表面にゼラチン、アラビアゴムおよびポリアクリル酸
からなる水不溶性被覆層か薄く、均一に形成された、ゼ
ラチン被覆粒子(P)であった。
〔適用例1〕 ポリマー粒子(A)およびゼラチン被覆粒子(P)のそ
れぞれを常法に従って’fRKl シ、この粒子の割合
が1%の分散液1容量部に、抗HBsウマ抗体20μg
を含有する溶液I容量部を混合して2時間撹拌し、この
混合物を遠心分離処理してその上澄み液を除去した。そ
して、ここに得られた粒子(A)および(P)のぞれぞ
れについて、リン酸緩衝液(PBS(−))Ioo部と
、ウサギ血清1部と、界面活性剤ポリオキシエチレン(
2o)ソルビタンモノオレート「トウィーン80Jの1
%水溶液0.5部とよりなる分散液3容量部を用いて、
粒子の分散後遠心分離処理することによる洗浄操作を合
計3回行い、これにより2種の感作粒子(AI)および
(Pl)を得た。
得られた感作粒子のそれぞれについて、その感度をマイ
クロタイター法によって調へた。すなゎち、HBsAg
Hh性血清をマイクロタイタープレートのウェルに25
μlづつ採って倍々希釈を行い、これに感作粒子のラテ
ックスを滴下し、感作粒子の状態を観察することにより
、陽性像か現れる最大希釈倍率でHBs抗原陽性血清の
力価(2°)を求めた。また、測定に要する時間を求め
た。更に、正常ヒト血清を100検体用い、非特異凝集
の発生する率を求めた。結果は第1表に示すとおりであ
る。
第  1  表 このデータより、本発明によるゼラチン被覆粒子(P)
を用いた感作粒子(Pl)は、ゼラチン被覆を有しない
単なる高比重ポリマー粒子(A)を用いた感作粒子(A
I)より感度か高く、非特異凝集の発生か少ない担体で
あることか判る。
〔適用例2〕 (1)実施例1(2)で得られたゼラチン被覆粒子(P
)(粒径2.1μm、比重1.5)を酢酸緩衝液で3回
遠心洗浄し、再度所定のpHの酢酸緩衝液に分散させ、
固形分1%とした懸濁液に、成人T細胞白血病”z’ル
ス(HTLV−L HUT I O2B株)を非イオン
系界面活性剤で可溶化したウィルス蛋白溶液を最終温度
が6μg /mlとなるように添加し、室温で1時間撹
拌し、粒子にウィルス蛋白を結合させた。この混合物を
1500rpmで5分間遠心分離し、未感作のウィルス
蛋白を除去した後、pH8,2のグリシン緩衝液中に再
分散して感作粒子(P2)を調製した。
得られた感作(ゼラチン被覆)粒子(P2)をマイクロ
タイター法により評価した。すなわち、マイクロタイタ
ープレートの各ウェルにpH7,2のリン酸緩衝液を2
5μβづつ分注し、ダイリュウターを用いてHTLV−
1対する抗体が陽性および陰性血清を段階希釈した。段
階希釈済みの各ウェルに、調製した感作粒ラテックスを
25μβづつ分注し、ミキサーで30秒間振盪し室温で
1時間静置した後、結果を目視により判定した。
その結果を第2表に示す。比較のために実施例1(1)
で調製したポリマー粒子(A)に上述と同様の方法でウ
ィルス蛋白を感作させて作製した感作粒子(A2)(比
較例)の結果も併せて示す。
第2表 * −はマイナス 第2表の結果より、本発明によるゼラチン被覆粒子は、
被覆しないラテックス粒子に比して、陰性血清のいわゆ
る下駄層き現象を伴うことなく、陽性血清の感度を上昇
させた担体であることが判る。
(2)前記(1)に記載した、ゼラチン被覆粒子(P)
およびポリマー粒子(A)から感作粒子を調製するとき
の酢酸緩衝液のpHを4.5としたこと以外はすべて同
様にして、感作粒子(P3)および(A3)を調製した
。この感作粒子を用いて、正常ヒト血清100検体につ
いての、非特異凝集の発生率を求めた。結果を第3表に
示す。
第3表 第3表の結果より、本発明のゼラチン被覆粒子は、被覆
のない粒子に比較して、非特異凝集率を低下させた優れ
た担体であることか判る。
(3)実施例1(1)に準して、次のポリマー粒子を調
製した。
スチレン36g、)リブロモフェニルアクリレート54
g、メタクリル酸6gよりなるモノマーを、水28(7
、エチルアルコール280−の混合液中に滴下して重合
して得られたポリマー粒子。
ポリマー粒子(C)(平均粒径5.0μm、比重1.0
6)スチレン98g1メタクリル酸2gを水175m1
中に滴下して重合し、平均粒径1.1μm、比重1.0
6の粒子を得、この粒子88gに、スチレン98g、メ
タクリル酸2gからなるモノマーを加えてシード重合し
、このシード重合を6回繰り返して得られた平均粒径5
.0μm、比重1.06のポリマー粒子。
ポリマー粒子(B)および(C)の各々を用い、実施例
1(2)と同様にしてゼラチン被覆粒子とした。これを
それぞれ(Q)、(R)とする。ゼラチン被覆粒子(Q
)、(R)および実施例1(2)で得たゼラチン被覆粒
子(P)を用いて、前記適用例2(1)の方法に準じて
pH4,5の酢酸緩衝液に粒子を分散させ、HTLV−
1に感作粒子(Q−1)、(R−1)および(P−4)
を調製して評価し、参考のために、ヒツジ赤血球を担体
として前記と同様の方法でHTLV−1を感作させて調
製した感作粒子の評価と共に、第4表に結果を示す。な
お、緩衝液コントロールはいずれも=(マイナス)であ
った。
第  4  表 以上のことから、本発明によるゼラチン被覆粒によれば
、従来の単なるゼラチン系粒子ではコントロールするこ
とか困難であった粒径、比重などを、ゼラチン被覆粒子
のコア物質であるポリマー粒子を適宜選択することによ
って自由にコントロールすることができ、赤血球と同等
の感度・特異性か得られると共に、測定に要する時間が
非常に短くてよいことか理解される。従って、本発明に
よるゼラチン被覆粒子によれば、マイクロタイター法、
濁度法、散乱光法、粒度分散測定法など原理の異なる凝
集法に適合するゼラチン被覆粒子の作製か可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)粒径が0.1〜10μmであるポリマー粒子の表面
    に、ゼラチンおよび水溶性多糖類を主成分とする水不溶
    性被覆層が形成されていることを特徴とするゼラチン被
    覆粒子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11183478A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Hitachi Chem Co Ltd 抗体測定試薬及びその製造法
US7438806B2 (en) 2001-02-01 2008-10-21 Sigma-Aldrich Co. Affinity matrices with enhanced visibility for molecular pull-down and immunoprecipitation applications

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