JPH04166723A - インピーダンス二値化回路 - Google Patents

インピーダンス二値化回路

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JPH04166723A
JPH04166723A JP2294074A JP29407490A JPH04166723A JP H04166723 A JPH04166723 A JP H04166723A JP 2294074 A JP2294074 A JP 2294074A JP 29407490 A JP29407490 A JP 29407490A JP H04166723 A JPH04166723 A JP H04166723A
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voltage
impedance
section
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signal
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Chikatsugu Yamaguchi
山口 親嗣
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BEAM DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インピーダンス二値化回路に関する。
本発明のインピーダンス二値化回路はたとえば、レベル
センサ、タッチセンサ、断線センサなどのアナログ信号
電圧を二値化するのに用いることができる。
U従来の技術] 従来のインピーダンス二値化回路は、一般にオペアンプ
を用い、その参照電圧入力端に一定の参照電圧を印加し
、その信号電圧入力端に信号電圧を入れて二値化してい
る。したがって、インピーダンス変化は信号電圧変化に
変換された後、このインピーダンス二値化回路により二
値化される例えば、従来のレベルセンサにより液位を検
出する場合、一対の電極棒間の抵抗(インピーダンス)
を電圧変換し、この電圧値(アナログ信号電圧)を1個
のコンパレータで一定の参照電圧と比較して、二値化し
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記した従来のインピーダンス二値化回路
では、たとえば液面が電極棒の下端すれすれの状態であ
る場合などにおいて、液面が波動したりして出力がふら
ついたり誤動作する場合かある。
特に、この問題は検出感度を向上すればするほど、頻繁
に発生する。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、
信号電圧及び参照電圧のレベルを連動して変更して被測
定インピーダンスの変動により出力ハンチングを防止す
るインピーダンス二値化回路を提供することをその目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本発明のインピーダンス二値化回路は、二値化すべき被
検出インピーダンスに接続される信号電圧入力端の信号
電圧と所定の第1参照電圧とを比較して増幅する比較増
幅部と、内蔵抵抗及び前記比較増幅部の前記信号電圧入
力端を経由して前記被検出インピーダンスに電圧を印加
するとともに、自己の入力端の電位の変化に追従して該
入力端電位変化と同相の電位変化を前記比較増幅部の信
号電圧入力端及び参照電圧入力端に与える入力電圧推移
部と、 前記比較増幅部の出力電位変化と反対の電位変化を前記
入力電圧推移部の前記入力端に帰還する負帰還部とを備
えることを特徴としている。
[作用及び発明の効果] 本発明では、負帰還部が、比較増幅部の出力電圧変化と
反対位相の電位変化を入力電圧推移部を介して比較増幅
部の両入力端に負帰還する。
また、入力電圧推移部は、内蔵抵抗及び前記比較増幅部
の前記信号電圧入力端を経由して被検出インピーダンス
に電圧を印加する。
この負帰還により比較増幅部の両入力端の電位はともに
被検出インピーダンスか高い場合にローレベルとなり、
被検出インピーダンスが低い場合にともにハイレベルと
なる。
したがって、被検出インピーダンスが高い場合、入力電
圧推移部か内蔵抵抗を通じて被検出インピーダンスに印
加する信号電圧V1がローレベルであるために内蔵抵抗
の電圧降下か小さく、そのためにこの電圧降下が小さい
分だけ比較増幅部の信号電圧入力端には信号電圧viが
ハイレベルの場合に比べ相対的に高い信号電圧viが印
加され、その結果として、被検出インピーダンスZXが
多少減少しても信号電圧viが余り低下せず、vi<V
rl (Vrlは比較増幅部の参照電圧)となりにくく
、比較増幅部の出力がローレベルに反転しにくい。
逆に、被検出インピーダンスが低い場合、入力電圧推移
部が内蔵抵抗を通じて被検出インピーダンスに印加する
信号電圧■iがハイレベルでおるために内蔵抵抗の電圧
降下が大きく、そのためにこの電圧降下が大きい分だけ
、比較増幅部の信号電圧入力端には信号電圧viがハイ
レベルの場合に比べ相対的に低い号電圧Viが印加され
、その結果として、被検出インピーダンスZXが多少増
加しても信号電圧viが余り上昇せず、vl〉Vrlと
なりにくく、比較増幅部の出力がローレベルに反転しに
くい。
更に、上記した信号入力端に印加される信号電圧Viを
被測定インピーダンス状態に応じてレベルシフトする場
合に、それと連動して参照電圧入力端に印加される参照
電圧Vr1も変化させているので、このレベルシフトに
より論理反転作用か誤動することか防止される。
したがって、本発明によれば、ハンチングのような出力
変動か少ないインピーダンス二値化回路を作製すること
かできる。
[実施例] (第1実施例) 本発明のインピーダンス二値化回路の一実施例を、第1
図及び第2図により説明する。
このインピーダンス二値化回路は、水(導電性液体)の
高低レベル検出回路に応用され、被測定槽100に設け
られた一対の電極棒200.300の一方は接地され、
他方は第1比較増幅部1の信号入力端(同相入力端)で
ある十入力端に接続される。
このインピーダンス二値化回路は、電極棒200から入
力する信号電圧viと第1参照電圧Vr1とを比較し増
幅する第1比較増幅部1と、自己の入力端の電位変化に
追従する電位変化を第1比較増幅部1の両入力端に加え
る入力電圧推移部5と、第1比較増幅部1の出力電圧の
ローレベルからハイレベルへの変化時にハイレベルから
ローレベルへ変化する推移電圧を入力電圧推移部5の入
力端にフィードバックする負帰還部4とを備えている。
まず、第1入力端子推移部(本発明でいう入力電圧推移
部)5について説明する。
エミッタ抵抗r1、PNPトランジスタT1、コレクタ
抵抗r6からなる回路が設けられており、そのエミッタ
は分圧抵抗r2、r3を通じて第1比較増幅部1の十入
力端に接続され、そのベースは直接にその一入力端に接
続される。また、ベースは抵抗r4を介して抵抗r2、
r3の接続節点Pに接続される。負帰還部4の出力端は
、トランジスタT1のコレクタに接続されるとともに、
抵抗r5を介して第1比較増幅部1の一入力端に接続さ
れる。
ここで、抵抗r3は本発明でいう内蔵抵抗を構成してい
る。
次に、第1比較増幅部1について説明する。
第1比較増幅部1は通常のオペアンプからなり、抵抗R
乙は第1比較増幅部1の負荷抵抗である。
負帰還部4は、インバータ■nとダイオードD1と抵抗
r7の直列接続回路からなり、インバータInの入力端
は第1比較増幅部1の出力節点mに接続され、インバー
タ■nの出力端はダイオードD1のカソードに接続され
、ダイオードD1のアノードは抵抗r7を介して第1入
力端子推移部5の入力端に接続されている。
以下、この装置の動作を第2図を参照して説明する。
時点11において、両電極棒200.300は水に浸漬
されておらず、画電極棒間の抵抗RXは極めて大きいと
する。この状態では、抵抗r1、r2、r4、r5、r
6にだけ電流が流れ、P点の電圧はvlにほぼ等しい。
ここでは、説明を簡単とするためにr2=r4 (もち
ろん、他の設定も可能である)とする。
時点℃1において、エミッタ電圧Ve=7.6V、P点
電圧Vp=7.3、ベース電圧−参照電圧Vr1=7.
OVとなるようにする。トランジスタT1のエミッタ/
′ベース間の順バイアス電圧は0.6Vであり、エミッ
タにはエミッタ電流が]レクタにはコレクタ電流か流れ
ている。すなわち、r2、r4にはそれぞれ0.3Vか
かかり、Vi−Vr1=0.3Vとなり、信号電MV 
r =14.3V、第1比較増幅部1の出力電圧vmは
ハイレベル(ここては、20)になり、インバータIn
の出力電圧はローレベル(ここではOv)になり、その
結果、Dlが導通し、Vcは大幅に低下する(正確には
、Dlの導通電流をIdとすれば、Vc=Vm+Idx
r7+0.6V (ダイオードの電圧降下)となる。こ
のVCの低下によりVrlが低下するが、Vrlに連動
してViも低下する。
この状態では、被検出インピーダンスとしての抵抗Rx
が高いので、第1入力端子推移部5が内蔵抵抗としての
抵抗r3を通じてRXに印加する信号電圧viかローレ
ベルとなる。そのために抵抗r3の電圧降下か小さく、
この電圧降下が小さい分だけ参照電圧を基準としてより
高い信号電圧Viが十入力端(信号電圧入力端)に印加
され、その結果として、Rxか多少減少しても信号電圧
■iが余り低下せず、1くVrlとなりにくく、比較増
幅部1の出力電圧Vmはローレベルに反転しにくい。
次に、時点12において、両電極棒200.300が水
に浸漬され、抵抗RXかある一定値に減少した瞬間を説
明する。
この直前に、入力電圧推移部5は低い信号電圧Vi  
(7,3V)を両電極棒200.300間に印加してお
り、小さい信号電流1b(−Vi/RX)が流れ、その
ために抵抗r3の電圧降下ΔV=IbXr3は小ざい値
となり、第1比較増幅部1の十入力端に加わる信号電圧
Viは、P点の電圧vpからこの小さいΔVだけ低くな
っている。
時点t2では、抵抗RXか急減し、電流1bが急増し、
それによって、vlか大幅に低下してVi<Vrlとな
って、Vmはローレベルに反転する。すると、インバー
タinの出力電圧はハイレベルになり、その結果、Dl
がカットオフし、VCは大幅に上昇する(正確には、V
cは入力電圧推移部5の内部で決定される)。このVC
の上昇によりVrl、Vi2か低下するが、特にこの場
合、vlよりもVi1の上昇のレベルがより大きい。
すなわち、Viの上昇により信号電流Ibが大きく、そ
のために内蔵抵抗としての抵抗r3の電圧降下(r3x
Ib)が大きく、この電圧降下(r3xIb>の増加分
だけvlがVrlに比べて相対的に低くなる。その結果
として、Rxが多少増加して信号電流Ibが多少減少し
ても、信号電圧V1が余り上昇せず、Vi>Vrlとな
りにくく、第1比較増幅部1の出力電圧Vmはハイレベ
ルに反転しにくい。
次に、時点t4において、再び両電極棒200.300
より水位が低下した瞬間を説明する。
抵抗RXの急増により信号電流1b(=Vi−・Rx)
が減少し、そのために信号電圧Vi=VD−ibXr3
か増加する。また、信号電流Ibの減少により、抵抗r
4を流れる電流が増加し、そのために第1比較増幅部1
の一入力端の参照電圧vr1が低下する。
これらの結果、短時間でVlがVrlより大ぎくなり、
第1比較増幅部1の出力電圧vmはハイレベルになる。
vmがハイレベルとなると、インバータinの反転出力
によりダイオードD1が導通し、この導通により第1比
較増幅部1の入出力状態は時点t1の状態に復帰する。
このように本実施例では、電極棒200.300間が遮
断されている場合に電極間に低い信号電圧Viを印加し
、電極棒200.300間が導通する時に信号電圧■i
を上昇させているので、次の効果を奏することができる
すなわち、遮断から導通に変化する直前では信号電圧■
iは参照電圧Vr1より低くなりにくく、ハイレベルか
らローレベルへのVmの反転か生じにくい。また、導通
から遮断に変化する直前では信号電圧v1は参照電圧V
r1より高くなりにくく、ローレベルからハイレベルへ
のvmの反転が生じにくい。このようにして、本実施例
では、第1比較増幅部1が反転(ハンチング)しにくく
なっている。
また、この実施例では、常に第1比較増幅部1の入力電
圧差を例えば0.6V(トランジスタの順方向エミッタ
/ベース電圧)以下に維持できるので、(すなわち、感
度調節のための信号電圧Viの上記レベル変化に合わせ
て参照電圧Vr1の電位変化を連動させているので)、
第1比較増幅部1の論理反転が素早いという効果も奏す
ることができる。
ちなみに上記実施例において例えば、rlは3゜3にオ
ーム、r2は1にオーム、r3は1に〜1Mオーム、r
4は33〜1に〜オーム、r5は1にオーム、r6は6
.8にオーム、rlは6.8にオームとすることができ
る。
第3図はトランジスタT1を集積化か容易なNPNトラ
ンジスタとした変形態様を示すか、動作は同様である。
ちなみに抵抗r3を10にオームとした場合に、RXが
200Krまで低下すると初段出力ymはハイレベルか
らローレベルに反転し、そして、RXが400Kまで増
加するとローレベルからハイレベルに反転した。この結
果からこの実施例回路のヒシテリシス動作が証明される
(第2実施例) 本発明のインピーダンス二値化回路の他の実施例を、第
4図及び第5図により説明する。
このインピーダンス二値化回路は、第1実施例の変形実
施例であって、第1比較増幅部1及び第1入力端子推移
部5の構成及び作動は第1実施例と同一であり、説明を
省略する。
この実施例のインピーダンス二値化回路は更に、第1比
較増幅部1の出力電圧Vmの低域成分を遅延して出力す
るローパスフィルタ2と、ローパスフィルタ2の出力電
圧Vnと所定の第2参照電圧Vn2とを比較して増幅す
る第2比較増幅部3と、第1比較増幅部1の出力電圧V
mの電圧変化に追従する推移電圧VCを第2比較増幅部
2の参照電圧入力端に印加する第2入力端子推移部4a
と、第2比較増幅部3の出力電圧vOの電圧変化に追従
する推移電圧VC′を第1入力端子推移部5の入力端Z
に印加する負帰還部4bとを備えている。
負帰還部4bは、ダイオードD3と抵抗r10の直列接
続回路からなり、ダイオードD3のカソードは第2比較
増幅部3の出力節点mに接続され、ダイオードD3のア
ノードは抵抗r7を通じて第1入力端子推移部5の入力
端Zに接続されている。
ここで、負帰還部4bは、第1実施例の負帰還部4bに
比較してインバータInを有していないが、このインバ
ータI自と同じ出力反転機能を第2比較増幅部2が有し
ているので、負帰還部4b+第2比較増幅部2は第1実
施例の負帰還部4bと同一機能となるので、この負帰還
部4bの作用についての説明は省略する。
第2比較増幅部3も通常のオペアンプからなる。
第2入力端子推移部4aは、ダイオードD1と抵抗r7
の直列接続回路からなり、ダイオードD1のカソードは
第1比較増幅部1の出力節点mに接続され、ダイオード
D1のアノードは抵抗r7を通じて第2比較増幅部3の
参照電圧入力端(+入力端)に接続されている。
ローパスフィルタ2は、直列接続された抵抗「8、r9
と、両者の接続節点及び高電位電源VCCを接続するコ
ンデンサCとからなるローパスフィルタであって、更に
抵抗r8と並列に接続されたダイオードD2を有してい
る。
以下、この装置の動作を第5図を参照して説明する。
時点t1において、両電極棒200.300は水に浸漬
されておらず、画電極棒間の抵抗RXは極めて大きいと
する。この状態では、実施例1と同様に、第1比較増幅
部1の出力電圧■mはハイレベル(ここでは、20V)
になり、ダイオードD2はカットオフし、ハイレベルな
出力電圧vmはコンデンサC1を充電し、第2比較増幅
部3の信号入力端(十人力@)の電位vnはハイレベル
、その出力端の電位vOはローレベルとなっている。
次に、時点t2において、両電極棒200.300間は
水に浸漬され、抵抗Rxがある一定値に減少した瞬間を
説明する。
この状態において、第1実施例と同様に第1比較増幅部
1の出力電圧Vmはローレベルとなり、その結果、Dl
が導通し、Vcは大幅に低下する(正確には、Dlの導
通電流をIdとすれば、Vc=Vm+Idxr7+Q、
6V (ダイオードの電圧降下)となる。このVcの低
下によりVCに等しい第2比較増幅部3の参照電圧Vr
2が低下する。
一方、ymの低下により、ダイオードD2はm点に放電
し、その結果、電位vnはローレベルとなり、ある時点
でVnくVn2どなって電位VOはハイレベルになる。
次に、時点t4において、再び両電極棒200.300
の下端より水位が低下した瞬間を説明する。
抵抗RXの急増により信号電流Ib(=Vp/RX)が
減少し、そのために信号電圧Vi=Vl)−4bXr3
が増加し、第1比較増幅部1の出力電圧Vmはハイレベ
ルになる。Vmかハイレベルとなると、ダイオードD1
がカットオフし、VCは充電抵抗R乙−により上昇し、
VCに等しい第2比較増幅部3の参照電圧Vr2が直ち
に上昇する。
一方、vmの上昇により、ダイオードD2はカットオフ
し、コンデンサCは抵抗r8を通じてVmにより充電さ
れる。その結末、電位Vnは緩かにハイレベルに変化し
、ある時点で電位vOは反転してローレベルとなる。
ここで重要なことは、Vnの上昇に先立ってVn2が先
行して上昇するので、この過渡状態において、実質的な
両省の電位差が大きくされていることである。
このようにすると、この過渡時において液面の変動など
で短時間の間だけvmが反転しても(すなわち、vmが
ローレベルからハイレベルに反転して直ぐにまたローレ
ベルに再び反転しても)、ローパスフィルタ2により遅
延されかつ高域遮断された信号電圧ynは、上昇したV
r2を越えるに至らず、この短期間の出力反転を無視す
ることができる。
なあ、vmが再びローレベルとなる期間における■nの
電位低下が早いのは、ダイオードD2が存在するためで
おり、この急速なりnの電位低下により、vnsvより
高くなって第2比較増幅部3が出力反転する危険が防止
される。
また更に本実施例では、電極棒200.300間が遮断
されている場合に電極間に低い信号電圧Viを印加し、
電極棒200.300間が導通する時に信号電圧v1を
上昇させているので、実施例1と同様の効果を奏するこ
とができる。
ちなみに上記実施例において例えば、rlは3゜3にオ
ーム、r2は1にオーム、r3は1に〜1Mオーム、r
4は33〜1に〜オーム、r 5 ハ1にオーム、r6
は6.8にオーム、rlは6.8にオームr8、r9は
10にオーム、Cは1tlFとすることができる。(第
3実施例) 本発明の他の実施例を第6図及び第7図(より説明する
このインピーダンス二値化回路は、油(絶縁性液体)の
高低レベル検出回路に応用される。
このインピーダンス二値化回路は、電極棒200に所定
の周波数及び所定の振幅の矩形波電圧を印加する矩形波
発振回路6と、第1比較増幅部1と、入力電圧推移部5
と、第1比較増幅部1の出力電圧を検波する検波部7と
、検波部7から出力される検波電圧からキャリヤ周波数
をカットするローパスフィルタ部8と、検波部7から出
力される検波電圧を帰還する負帰還部4とを備えている
この実施例は、一対の電極棒200.300間に交流電
圧を印加して、両電極間の交流インピーダンスの変化を
二値化するもので、矩形波発振回路6、検波部7、ロー
パスフィルタ部8とを実施例1に付加した点に特徴かあ
る。ここで、第1比較増幅部1及び負帰還部4の構成及
び作動は第1実施例と同じであり、その説明を省略する
。また、矩形波発振回路6の回路及び内部動作について
は、本発明の要部ではないので説明を省略する。
検波部7は、−個のグイオートで構成されている。
ローパスフィルタ部8は、その入力端とvccを接続す
るコンデンサCと、その入出力端を接続する抵抗r9と
、その出力端とVccを接続する抵抗r10とからなる
以下、この回路の動作を第7図を参照して説明する。
時点11において、両電極棒200.300は油に浸漬
されてあらず、画電極棒間のインピーダンスZxは極め
て大きいとする。この状態では、抵抗「1、r2、r4
、r5、r6にだけ電流が流れ、P点の電圧はViにほ
ぼ等しい。
したがって、この状態は第1実施例の時点t1の状態と
全く同じである。
第1比較増幅部1の出力電圧Vmはハイレベル(ここで
は、20V)になり、ダイオードD2はカットオフする
この時、低域フィルタ部3内部の節点Zは抵抗r9、r
loを通じて充電され、出力電圧Vnはハイレベルにな
る。
次に、時点t2において、両電極棒200.300間は
油に浸漬され、交流インピーダンスZX−1/jωCか
ある一定値に減少した瞬間を説明する。
この状態において、矩形波発振回路6の交流出力電圧は
ZX及び入力電圧推移部5に分圧され、第1比較増幅部
1の千人力端には交流電圧成分が乗る。すると、交流電
圧の負の半サイクルにおいて千人力端に印加される信号
電圧V1が低下し、第1比較増幅部1の出力電圧Vmは
ローレベルになる。一方、交流電圧の正の半サイクルに
おいて千人力端に印加される信号電圧Vlが上昇し、第
1比較増幅部]の出力電圧Vmはハイレベルになる。 
結局、第1比較増幅部1の出力電圧は、両電極棒200
.300か油に浸漬されると、第7図に示すように大振
幅の交流電圧となる。
この場合でも、vmがローレベルになれば、ダイオード
D2が導通して、コンデンサCを放電ざせるとともに、
負帰還部4、入力電圧推移部5を通じてvi、Vriを
ローレベルに引下げ、実施例1と同様の作用効果を奏す
ることができる。
時点t3において、第1比較増幅部1の出力電圧vmは
検波回路2により検波され、コンデンサCはVmがロー
レベルの場合にダイオードD1を通じて放電、Vmがハ
イレベルの場合に抵抗r9、rloを通じて充電され、
キャリア信号(5kH7)をカットし、二値出力電圧■
nとなる。
なお、この実施例では入力電圧推移部5のトランジスタ
T1のエミッタ/ベース間に、ブリーダ抵抗r8が接続
されている。このようにすれば、Ibが増加し、viが
低下した場合において、抵抗r2を流れる電流の増大に
よりVbeが増加してもエミッタ抵抗r1を流れる電流
の変化率すなわちエミッタ電位の変化率を減少するとい
う効果を奏することができる。
以上、本実施例の交流インピーダンス二値化回路は交流
インピーダンス変化の二値化に用いることができる。
ちなみに上記実施例において例えば、rlは3゜3にオ
ーム、r2は1にオーム、r3は4.7に〜100にオ
ーム、r4は33〜1に〜オーム、r5は1に〜1Mオ
ーム、r6は6.8にオーム、r7は6.8にオーム、
r8は1.5にオーム、r9は2.2にオーム、rlo
は10にオームとすることができる。
(第4実施例) 本発明の他の実施例を第8図及び第9図により説明する
このインピーダンス二値化回路は、油(絶縁性液体)の
高低レベル検出回路に応用される。
このインピーダンス二値化回路は、矩形波発振回路6と
、第1比較増幅部]と、第1入力端子推移部5と、第1
比較増幅部1の出力電圧を検波する検波部7と、検波部
7から出力される検波電圧からキャリヤ周波数を含む高
域成分をカットするとともに検波電圧Vzを遅延するロ
ーパスフィルタ8と、ローパスフィルタ8の出力電圧V
nと所定の第2参照電圧Vr2とを比較して増幅する第
2比較増幅部3と、検波電圧Vzのハイレベルからロー
レベルへの電圧変化に追従する推移電圧VCを発生して
第2比較増幅部2の参照電圧入力端の入力端に加える第
2入力端子推移部4aと、検波電圧VZを反転して第1
入力端子推移部5の入力端に負帰還する負帰還部Inを
備えている。
この実施例は、第2実施例及び第3実施例を組合せたち
のであり、その作動は第2実施例及び第3実施例と基本
的に同じである。
ただし、この実施例では、負帰還部Inを1個のインバ
ータで構成し、第1入力端子推移部5の入力端へ検波電
圧VZを反転して9帰還しているが、他の実施例の負帰
還部4と作用は同一であり、説明を省略する。
ちなみに上記実施例において例えば、rlは3゜3にオ
ーム、r2は1にオーム、r3は4.7に〜100にオ
ーム、r4は33〜1に〜オーム、r5は1に〜1Mオ
ーム、r6Lt6.’8にオーム、r7は6.8にオー
ム、r8は1.5にオーム、r9は2.2にオーム、r
loは10にオーム、Cは6.8μFとすることかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す等価回路図、第2図はその信号
波形図、第3図は第1図の回路の変形態様を示す等価回
路図、第4図は他の実施例を示す等価回路図、第5図は
第4図の回路の信号波形図、第6図は他の実施例を示す
等価回路図、第7図は第6図の回路の信号波形図、第8
図は他の実施例を示す等価回路図、第9図は第8図の回
路の信号波形図である。 1・・・比較増幅部 5・・・入力電圧推移部 4・・・負帰還部 1−・・第1比較増幅部 2・・・ローパスフィルタ 特許出願人 ビーム電子株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二値化すべき被検出インピーダンスに接続される
    信号電圧入力端の信号電圧と所定の第1参照電圧とを比
    較して増幅する比較増幅部と、内蔵抵抗及び前記比較増
    幅部の前記信号電圧入力端を経由して前記被検出インピ
    ーダンスに電圧を印加するとともに、自己の入力端の電
    位の変化に追従して該入力端電位変化と同相の電位変化
    を前記比較増幅部の信号電圧入力端及び参照電圧入力端
    に与える入力電圧推移部と、 前記比較増幅部の出力電位変化と反対の電位変化を前記
    入力電圧推移部の前記入力端に帰還する負帰還部とを備
    えることを特徴とするインピーダンス二値化回路。
  2. (2)請求項1記載のインピーダンス二値化回路を有す
    る液位検出回路。
JP2294074A 1990-10-30 1990-10-30 インピーダンス二値化回路 Pending JPH04166723A (ja)

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