JPH04165614A - 縦型気相成長装置 - Google Patents

縦型気相成長装置

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JPH04165614A
JPH04165614A JP29272990A JP29272990A JPH04165614A JP H04165614 A JPH04165614 A JP H04165614A JP 29272990 A JP29272990 A JP 29272990A JP 29272990 A JP29272990 A JP 29272990A JP H04165614 A JPH04165614 A JP H04165614A
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JP
Japan
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chamber
flange
gas
contact
phase reaction
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Pending
Application number
JP29272990A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Toyoda
豊田 真一郎
Yoshishige Matsushita
圭成 松下
Shigeyuki Yamamoto
山本 重之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04165614A publication Critical patent/JPH04165614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体製品や電子部品等の製造1程において
、化学的気相成長法(いわゆるCVD法)により被処理
体上に薄膜を堆積するのに用いられる縦型気相成長装置
に関するものである。
従来の技術 最近、半導体製品の製造におけろウェハの大口径化や自
動化、無人化に対応するため、気相反応室が横型から縦
型に移行していている。また反応室内部でのフレーク削
減や気相成長前のウェハへの空気中の酸素成分によるシ
リコンウェハの熱酸化防止のため、ロードロック弐が採
られることが多い。第3図は従来のロードロック式縦型
気相成長装置を示している。
゛ このものは、気相反応室71と、この気相反応室7
1の下側に設けられた冷却手段(図示せず)を具備した
炉口フランジ78と、この炉口フランジ78の下側に設
けられた被処理体移載室72とを備えるとともに、移載
室72の側方に設けられたロード室73とアンロード室
74とを備えている。
気相反応室71の外側には、ト下方向に長い加熱手段8
1が配置され、気相反応室71の室内頂部へは真空排気
手段82が接続され、気相反応室710室内基部には反
応ガス供給口83が開いている。
移載室72には被処理体載置用ボート86およびこのボ
ート86の昇降機構が配置されている。昇降機構はネジ
部材87と、このネジ部材87に螺合され、前記ネジ部
材87の回転によって前記ボー′ト86を4陵させる腕
部材88とから構成されている。
ロード室73およびアンロード室74は、個別に真空排
気可能で室内に被処理体93を保持しておくカセット9
Qa 、90bが設けられている。ロード室73と移載
室72の間はゲートバルブ92aを介し7、アンロード
室74と移載室72の間はゲートバルブ92bを介し通
じている。
そして移載室72内のボート86上にはロード室73か
ら被処理体93が所定の真空下で所定数移載され、この
各被処理体93については昇降機構によって気相反応室
71内に持ち上げられる都度、所定の真空、加熱下での
反応ガスの供給によって最上の被処理体93につき処理
される。また処理後昇降機構によって移載室72に下降
される都度、反応済みの最上の被処理体93が所定の真
空下でアンロード室74に移される。以後この繰返しに
よって全ての被処理体についての処理が達成される。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来の装置では、ボート86の昇降機構を頻
繁に手入れしなければならないという問題と、被処理体
の表面にフレークや再堆積膜が付着しやすいという問題
がある。
気相成長反応の際に炉口フランジ78の内面に堆積した
膜の剥がれ片(フレーク)や堆積膜の一部が蒸発して再
び堆積した再堆積膜等がネジ部材87の回りに付着し、
ボート86の正常な昇降動作を妨げてしまうため、装置
を頻繁に分解してフレークや再堆積膜を取り除かなけれ
ばならないのである。
本発明者等の知見によると、これらフレークや再堆積膜
は、以下のようにして生じる。気相反応室7]と移載室
72の間の冷却手段を具備した炉口フランジ78の内面
Aは温度が低くいために剥がれやすい膜が堆積しており
、この堆積膜が剥がれてフレークとなって移載室72内
に舞い込んでくる。一方、例えば反応ガスが5iHzC
12±NH1の場合には、5iJ4の他にNHaC1が
堆積しており、このNH,C#、は真空中(20X 1
0−3torr程度)でも比較的低温で蒸発して移載室
72に進入しネジ部材87の表面にNH4Cfの再堆積
膜を作るのである。
本発明は、以上のような知見に基づき、簡単な改良によ
って、前記のような問題を解消し、被処理体載置用ボー
トの正常な昇砕動作が付着物の除去処理なしに長期間に
亙って維持され、かつ被処理体の表面のフレークや再堆
積膜の付着低減が可能な縦型気相成長装置を提供するこ
とを課題とするものである。
課題を解決するだめの手段 本発明は上記のような課題を達成するために、気相反応
室と、この気相反応室の下側に設けられた炉口フランジ
と、この炉口フランジの下に設けられた被処理体移載室
とを備え、この移載室にネジ部材の回転によって気相反
応室と移載室の間を昇降される被処理体載置用のボート
が設けられている縦型気相成長装置において、前記炉口
フランジの内面の反応ガスに接触する部分に保温材を設
けたことを特徴とするものである。
作用 本発明の上記構成によれば、気相反応室と移載室との間
の炉口フランジの内面の、反応ガスに触れる部分に保温
材を設けてあり、これが冷却手段からの冷却の影響によ
って低温化する炉口フランジの反応ガスに触れる部分を
加温して前記低温化を防ぐので、反応ガスが炉口フラン
ジの低温化した表面に触れて反応生成物が堆積するよう
なことを抑制し、フレークや堆積膜の蒸発が生しにくい
ようにすることができ′るつ実施例 第1図、第2図に要部構成を模式的に示す本発明の一実
施例としてのロードロック式減圧タイプの縦型気相成長
装置について説明する。
第1図は処理の準備段階の状態を、第2図は反応進行段
階の状態をそれぞれ示している。図に示すように気相反
応室1と、この気相反応室1の下に設けられた図示しな
い冷却手段を具備した炉口フランジ8と、この炉口フラ
ンジ8の下側に設けられた被処理体移載室2とを備える
とともに、移載室2の側方に設けられたロード室3とア
ンロード室4とを備えている。
気相反応室1の外側には上下方向に長い加熱手段11が
配置され、気相反応室1の室内頂部へは真空排気手段1
2が接続されており、さらに気相反応室1の室内基部に
は反応ガス供給口13が開口している。真空排気手段1
2は、メカニカルブースタポンプ、ロータリーポンプや
トラップ等で構成されている。
移載室2には被処理体載置用ボート21およびこのボー
ト21の昇降機構が配置されている。昇降機構は、移載
室21の上下方向に軸方向に向けて設置されたネジ部材
22に螺合する腕部材23とを有し、ボート21が腕部
材23で支持されており、7ジ部材22の回転による腕
部材23の上下動に伴い、被処理体載置用ボート21が
気相反応室1と移載室2との間を昇降されるようになっ
ている。ネジ部材22と腕部材23との螺合は、例えば
ボールを介し2てなされるいわゆるボールネジ方式とし
てもよい。なおボート21の基部には弁座部24が設け
られており、第2図にみられるように、反応進行中は気
相反応室1と移載室2との間がこの弁座部24によって
遮断される。またボート21は回転駆動部26により昇
降駆動とは独立に回転される。ネジ部材22は回転駆動
部27によって回転される。
ロード室3およびアンロード室4は、個別に真空排気が
可能であって、それぞれの室内に被処理体51を保持し
ておくカセット30.40が設けられている。カセット
30.40は駆動部31.41で昇降される。ロード室
3と移載室2の間はゲートバルブ33を介して、またア
ンロード室4と移載室2の間ばゲートバルブ43を介し
てそれぞれ通している。この気相成長装置での処理は以
T′の通りになされる。
まず、ロード室3の外側に面したゲートバルブ34を開
いて被処理体51(例えばシリコンウェハ)をカセット
30に載せたあとゲートバルブ34を閉し、ロード室3
を真空排気(10−3torr程度)しておく。被処理
体51の移送タイミングがくると、ゲートバルブ33を
開き、予め真空排気(10−3torr程度)された移
載室2内のボート21上へ移載アーム(図示せず)を使
って移し載せた後、ゲートバルブ33を閉じる。
被処理体51を移し終えると、ネジ部材22を回転駆動
部27により回転させ、ボート21を加熱手段11によ
って熱せられた(800°C程度)気相反応室1内の所
定位置まで上昇させる。そうすると第2図に見られるよ
うに、弁座部24が両室1.2間を遮断することになる
ボート21の上昇後、反応ガス導入口13から反応ガス
を気相反応室1内に導入して気相反応させ、被処理体5
1上に膜を堆積させる。
気相反応が終了したら、反応ガスの導入の停止と真空排
気とを行っておいてから、ネジ部材22を回転駆動部2
7により逆回転させ、ボート21を移載室2内の所定位
置まで下條させる。
続いて予め真空排気(10”3torr程度)しておい
たアンロード室4にテートバルブ43を開いて被処理体
51をボート21からカセット40に移してゲートバル
ブ43を閉じ、アンロード室4を常圧にした後、アンロ
ード室4の外側に面したデー1−バルブ44を開き、処
理済みの被処理体51をアンロード室4から取り出せば
作業は終わる。
ところで、この本実施例の縦型気相成長装置には、気相
反応室1の下側に設けられた炉口フランジ8の内面の反
応ガスが触れる部分に石英の保温材9が嵌合されている
。この石英の保温材9の嵌合により炉口フランジ8の内
面が加温され、剥がれやすい膜(例えば、NH,Cff
 )が堆積しにくなるし、その分堆積膜の蒸発による再
堆積も生じにくくなる。
なお本発明は一ヒ記実施例に限定されるもにではなく、
種々の態様で実施することができる。
例えば保温材はセラミック等その他適当な材料でよいし
、前記嵌合の他種々の方法で装着してもよい。また前記
実施例ではロード室とアンロード室とを別個に備えたが
、ロード室がアンロード室を兼ね、アンロード室のない
構成であってもよい。あるいは本発明と課題の共通する
ものであればロードロック弐樅型気相成長装置以外の気
相成長装置であってもよい。
発明の効果 本発明によれば、気相反応室と移載室との間の炉口フラ
ンジの内面の、反応ガスに触れる部分に保温材を設けて
あり、これが冷却手段からの冷却の影響によって低温化
する炉口フランジの反応ガスに触れる部分を加温して前
記低温化を防ぎ、反応ガスが炉口フランジの低温化した
表面に触れて剥がれやすい反応生成物が堆積するような
ことを抑制し、フレークや堆積膜の蒸発が生しにくいよ
うにすることができるので、被処理体載置用ボートの昇
降機構のネジ部材や、このネジ部材の周辺に設けられる
昇降の位置を検出するセンサ等の付属物に、フレークや
再堆積膜が付着しにくく、昇降機構やその周辺の付属物
の異物除去処理に必要回数を格段に少なくすることがで
きる。また被処理体の表面乙こもフレークや再堆積膜が
付着しにくくなり、品質と歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例としての縦型気
相成長装置の要部構成を模式的に示すものであり、第1
図は処理の準備段階の状態を示し、第2図は処理の反応
進行段階の状態を示している。第3図は従来の縦型気相
成長装置の一例を示す要部構成の模式図である。 1−− −−−−−−気相反応室 2−−−−−−一−−−−−−−−−−−−−−移載室
3−−−−−〜−−−−−−−−ロード室4−−−−−
−−−−−−−アンロード室8−−−−−−〜−−−−
−−−−−−−−−炉ロフランジ9−−−−−−−−−
−−−−一保温材21−−−−−−−−−−−−−被処
理体載置用ボート22−   ネジ部材 23−=−腕部材 代理人 弁理士 石 原   勝 第2図 第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気相反応室と、この気相反応室の下側に設けられ
    た炉口フランジと、この炉口フランジの下に設けられた
    被処理体移載室とを備え、この移載室にネジ部材の回転
    によって気相反応室と移載室の間を昇降される被処理体
    載置用のボートが設けられている縦型気相成長装置にお
    いて、 前記炉口フランジの内面の反応ガスに接触する部分に保
    温材を設けたことを特徴とする縦型気相成長装置。
JP29272990A 1990-10-29 1990-10-29 縦型気相成長装置 Pending JPH04165614A (ja)

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JP29272990A JPH04165614A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 縦型気相成長装置

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JP29272990A JPH04165614A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 縦型気相成長装置

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JPH04165614A true JPH04165614A (ja) 1992-06-11

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