JPH04164805A - 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法 - Google Patents

高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法

Info

Publication number
JPH04164805A
JPH04164805A JP29086890A JP29086890A JPH04164805A JP H04164805 A JPH04164805 A JP H04164805A JP 29086890 A JP29086890 A JP 29086890A JP 29086890 A JP29086890 A JP 29086890A JP H04164805 A JPH04164805 A JP H04164805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle size
average particle
powder
water
crystalline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29086890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Koitabashi
小板橋 寿光
Akishige Yoshida
吉田 昭茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP29086890A priority Critical patent/JPH04164805A/ja
Publication of JPH04164805A publication Critical patent/JPH04164805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、酸素、水可溶性硼素及び窒素化合物の含有が
極めて少ない六方晶窒化硼素の高純度化方法に関し、電
子材料、非酸化性セラミック焼成用充填粉末、化粧品原
料、医療用添加剤、立方晶窒化硼素の原料に使用する所
望の粒度の高純度六方晶窒化硼素を得る方法に関する。
[従来の技術] 六方晶窒化硼素(以下窒化硼素をBNという)粉末は白
色で黒鉛と同様に層状構造であり種々の特性を有してい
る。特に熱伝導性、電気絶縁性、化学安定性、潤滑性、
耐熱性などが優れており、これらの性質を生かして多岐
の用途に供されでいる。粉末としての用途にはプラスチ
ック添加剤、潤滑剤などの使用法が多い。
最近では電子技術の進歩に従って、BNの耐熱性、電気
絶縁性を利用した充填剤、添加剤の用途において高純度
のBNの要求が多くなってきている。例えば合成ゴムに
BN粉末を添加して電気絶縁性及び熱伝導性の優れたシ
ートを製造する方法(特開昭51−163398号公報
)がある。このとき使用するBN粉末に要求される特性
は、(イ) 表面を平滑にして合成ゴムとの富貴性を良
くすること、 (ロ) 高純度結晶質BNを使用し熱伝導性、電気絶縁
性に優れた特・けを付与すること、である。
合成ゴムとの富貴性や、シートの熱伝導性、電気絶縁性
は、BNの粒径に依存する場合が多い。
粒径の大小は合成ゴムの種類や使用方法によって異なる
ので、種々な粒径のBNが必要である。
従来、このような用途に適する六方晶BNの製造は、大
別すると次の5つの方法に分類される。
(1) 高温に加熱し7て不純物を蒸発、あるいは分解
除去する方法(特開昭58−60603号、特開昭58
−181708号公報)。
(2) アルカリ水溶液を用いて洗浄により不純物を除
去する方法(特開昭59−107907号公幸長)。
(3) 三塩化硼素とアンモニアから下記(A)式によ
り高純度な六方晶B凡を得る方法。
BCβ3 +NH3−T3N+3HCf2  ・ (A
)(4) 減圧、罪酸化性雰囲気で加熱して、粒成長を
抑制しつつ、不純物を揮発除去する方法(特開昭62−
100406号公報)。
(5) 結晶wBNを水)こ分散、洗浄後、濾過、乾燥
を行い、さらに加熱処理を施して、酸素11000pp
以下、炭素11000pp以下、水可溶性硼素1100
pp以下に除去する方法(特開昭62−176904号
、特開昭63−274603号公報)。
前記方法(1)によれば、結晶質BNを高温加熱するこ
とによって不純物のオキシナイトライド、酸化硼素は分
解揮発し、除去することができる。しかし、発生した硼
素の酸化物は、層厚が薄い少量処理の場合には簡単に試
料充填層外に熱対流、拡散により除去できるが、大量の
処理ではガス状で充填層内に残留し冷却過程で凝困しB
N表面あるいは粒子間に不純物として析出する。このた
め@記方法(1)は大量処理が困難な方法であり、また
高(品処理のためエネルギーコストも高価になる。また
少量処理により高純度品を得た場合においても、BNの
表面には水可溶性硼素化合物が多量に存在している。
また、前記(2)のアルカリ水溶液を用いてBNを洗浄
する方法は、電子材料等に好ましくないアルカリを使用
することから、アルカリイオンがBNの表面イオンと結
合して残留し、その後の水洗でも完全に除去できない欠
点、がある。またアルカリ水溶液を使用し洗浄する目的
は、アルカリによるBNの分解によって角をとり、BN
を成形した時の充填性を向上させるためで、水可溶性硼
素を除去する方法としては効果が少ない。本発明者らが
この明細書に記述された方法により追試験を行ったとこ
ろ、100℃の沸騰水で浸出し抽水中の水可溶性硼素化
合物は200ppm以上あった。この理由としては洗浄
時のBN粉末とアルカリ水/8液とのぬれが十分でない
水可溶性硼素化合物の洗浄が完全に行われていないこと
による。
さらに前記(3)の三塩化硼素とアンモニアから高純度
の六方晶BNを製造する方法では、高純度の微粉が得ら
れるが高結晶の六方晶BNは得難く、絶縁性、熱伝導性
において劣る欠、占があり、加水分解性も結晶質の六方
晶BNに比べて大きい。
前記(4)の減圧下で高純化を行う方法は、常圧下より
も粒成長を抑えられるが、高純化後のBNが黄色に変色
し、BN本来の白色イメージを損うことになる。
前記(5)の方法は、化粧品原料や医療用添加剤用途の
使用の際に問題となるアンモニア臭についての規制がな
されていない。
[発明が解決しようとする課題] 以上の如く、公知のBN製造方法には、粒径の積極的な
制御方法や水可溶性硼素の低減化が考慮されていない。
BNは加熱処理により高純化が行われるが、その際に粒
成長を伴って、粒径が増加してしまう。
粒成長の抑制には前述の方法があるが、種々な粒度のB
Nを製造することができない欠点がある。
本発明は酸素0.5重量%以下、水可溶性硼素及び窒素
1100pp以下であり、かつ、種々な粒径を有するB
NN粉末製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法であって
、次の技術手段から構成されている。
結晶質窒化硼素粉末を湿式あるいは乾式粉砕処理し、こ
れを溶媒中に分散した後濾過及び乾燥を行って水可溶性
硼素化合物を除去し、次いで加熱処理後の成品の目標平
均粒径Yに対し、Y=1.4X+013 Y:成品BNの平均粒径(μm) X:加熱処理前の平均粒径(μm) の関係式を用いて、粉砕処理を行い、この粉末を非酸化
性雰囲気中で1900〜2200℃で加熱処理し、酸素
0.5重量%以下、水可溶性硼素1100pp以下、水
可溶性窒素1100pp以下の組成を有し、かつ平均粒
径が1〜10μmの任意の値を有する六方晶窒化硼素粉
末を製造することを特徴とする。
[作用] 本発明は、酸素0.5重量%以下、水可溶性硼素及び窒
素1ooppm以下の組成を有し、かつ、任意の平均粒
径を有するBN粉末の製造方法であって、その最も特徴
とするところは、加熱処理前に、加熱処理後の成品の目
標平均粒径に対して一定の関係にある平均粒径になるよ
うに粉砕処理を行うことにある。平均粒径については、
BN粉末をエタノール液あるいは分散剤添加の水滴液中
に入れ、超音波振動をかけて均一に分散し、マイクロト
ラック法で測定して粒度分布を求め、重量基準の50%
径を平均粒径とした。
以下に本発明の詳細を工程に従って作用と共に説明する
先ず、本発明に用いられる結晶質BNは、完全に六方晶
構造を有した状態のものである。なお、BNは合成条件
により結晶構造が異なるのは周知の通りであり、例えば
、硼酸と尿素を原料としてN2雰囲気中でBNを合成し
た場合を例にとると、800℃からBNは生成されるが
、このBNは完全に六方晶構造にまでなりきっていない
もので、結晶学上は乱層構造と呼ばれ、隣接する層が互
いにランダムに位置した層状構造になっている。通常の
結晶質のBNは黒鉛と同様に六方晶の層状構造をとり各
層は完全に平行になっており、この点が乱層構造のBN
と異なる点である。
さらに温度を上げていくと乱層構造から六方晶構造に徐
々に変化し、それと同時に粒成長と不純物のB 203
 +硼酸アンモニウム、結晶中の酸素、炭素などが除去
されて純度も向上していく。
1600℃以上になると一次粒子径も1μm以上になる
。さらに加熱を続け1800℃になると完全に六方晶構
造で純度99%以上(Nの分析値から計算した値)のB
Nになる。
このような結晶質BN粉末は次の工程で、湿式法あるい
は乾式法で粉砕される。湿式法の粉砕機としては、媒体
撹拌型ミルが適する。媒体撹拌型ミルはボール、ビーズ
などの粉砕媒体を充填したミルを攪拌機などで撹拌する
ことによって、媒体に運動を与えて粉砕を行うものであ
る。粉砕媒体の摩耗はコンタミネーションの原因になる
ので、摩耗量が極力少ない材質の媒体が良く、ジルコニ
アセラミックスポールが一般に使用される。粉砕の粒度
は供給量及び粉砕時間を変えて制御することができる。
媒体撹拌型ミルは一般のセラミックス粉末の粉砕を行う
際に乾式で使用される場合があるが、BNに適用すると
、粒子同士の凝集による造粒が起こり、逆に粒径が大き
くなり好ましくない。乾式法の粉砕機としてはジェット
ミルが適する。ジェットミルではBN粒子はジェット気
流に乗って加速され、粒子同士の衝突または粒子と衝突
板の衝突による衝撃作用や摩砕作用によって粉砕を進め
るものである。粉砕の粒度は供給量によって制御できる
がさらにジェットミルと分級機との閉回路を構成すれば
、種々な粒度で、かつ粒度分布のシャープなりN粉末の
製造が可能である。
次に水可溶性硼素化合物を除去する工程について説明す
る。水可溶性硼素化合物の洗浄除去を効集的に進めるに
は、 イ)結晶質BNが洗浄水となじみ(濡れ性)力よく、分
散性が良いこと、 口)洗浄水の水可溶性窒素化合物の除去効果力大である
こと、 が重要である。
上記イ)の濡れ性と分数性については結晶質BNが実船
と同様に羊に水と混合するだけでは容9に分散しないこ
とによる。このため操作も容易に進行しなくなる。そこ
で種々な界面活性剤と試ゑを使用して分散効果を調べた
ところ、分子中の親木基と親油基の両者の釣合を示すH
L B (Hydroptile−Lipophile
 Ba1ance)値で10〜16の範囲にあるアニオ
ン系、ノニオン系、カチオン系いずれかの界面活性剤、
あるいは水可溶性有機溶媒水溶液が適していることが判
明した。
水可溶性有機溶媒としては、メチルアルコール、エヂル
アルコール、グリコール、グリセリン、などのアルコー
ル類及びアセトン、アセチルアセトン、エヂルアミン、
アセトアルデヒド、フェノールなどがある。
イ    また上記口)の効果的な洗浄方法としての条
件には、温度と濃度がある。処理温度は10℃〜100
 ’Cでよいが、沸寺か100℃よりも低い分散剤を使
用する場合は、分散剤の沸点以下の7M度が好ましい。
下限は溶出反応の効果からいって10℃までである。た
だ高温はど洗浄効果は大きく処理時間は短時間でよい。
洗浄の際のスラリー濃度は薄いほど洗浄効果は大きいが
、経済性の面から最適な範囲がある。上限はBNが50
重量%のスラリーである。これ以〕  上濃くなると撹
拌が均一に十分性われず、撹拌インペラや容器壁との摩
擦も大きくなり不純物の混入の原因になる。
下限を特定する積極的な理由は乏しいが経済性と脱水機
能力の点から2.5重量%までが好ましい。
次の乾燥工程は、洗浄により精製したBNを加水分解さ
せずに行う必要がある。BNの加水分解はH2Oとの反
応によりB2 o=とNH3に変化する反応である。
28N+3020−8203 +2NHa・・・(B) このとき式(B)の反応を防止するには、次の2、占か
不可欠である。
a)水蒸気分圧が10mmHgを越えないこと。
b)乾燥温度が100℃を越えないこと。
上32(B)式で生成するNH3は気体であるが、NH
3はさらにB20と反応してNH4OHになる。またB
Nの生成過程で中間生成物として(NH4) 2 B4
07 ・nH20(硼酸アンモニウム)が存在する。
これらの化合物が水可溶性窒素として検出される。
水可溶性窒素を減少させるには、上記(B)式の反応を
防止すること及び加熱処理温度を本発明の範囲で行うこ
とである。
なお、水可溶性窒素の測定方法は以下の通りである。
BN2.5gを温水50mRに分散し、85℃でlhr
水可溶物を溶出し、濾過して濾液を採取した。試験液と
して約60℃に調整後、ケルタール法にで窒素を定量し
た。
次に、加熱処理工程についで説明する。
熱処理条件としては結晶中に酸窒化硼素、シアン基の形
で残留している酸素を加熱除去できる温度が必須条件で
ある。そのときの雰囲気条件はBNの酸化を防止するた
めに非酸化性でありBNの分解を防止し酸素を還元除去
する目的から\2.NH3,H2雰囲気、あるいは減圧
中の加熱が有効である。
しかし、粒子表面に付着した不純物や酸素を含有する不
純物は加熱処理中に液相を生成し、BNの粒成長を生じ
、平均粒径が加熱処理前よりも増加す、る。第1図に、
加熱処理の前後による平均粒径の変化を示す。平均粒径
変化は次式の関係で整理できることが判った。
Y=1.4X+0.3 Y:加熱処理後の成品平均粒径(μm)X・加熱処理前
の平均粒径(μm) 上記式が成立する加熱処理温度の範囲は1900〜22
00℃である。1900℃未満では酸素含有不純物を除
去して酸素0.5重量%以下を達成することが難ルく、
特にルツボの中心部の酸素が高くなってしまう。一方、
2200℃を越えるとルツボから炭素含有物質が発生し
、水可溶性窒素及び水可溶性硼素100ppm以下が未
達になる。
なお上記式の加熱処理前平均粒径の好適範囲は0.5〜
8μmで、加熱処理後の成品平均粒径が1〜10μmで
あり、0.5μm未満は現状の粉砕方法ではBNの粉砕
が不可能である。
次に、限定した数値が本願の目的に対して、如何なる意
味を有するかについて述べる。
酸素は粒子の中でB2O3やB−N−0中間生成物の形
で存在し、酸素量が多くなると、B203やB−N−0
含有量が多くなり、逆にBNの純度が低下する。BNの
純度の低下は熱伝導率の低下を招き、BNの特性を損う
。とくに、酸素0.5.!1量%を越えると顕著に熱伝
導率が低下してしまい好ましくない。
水可溶性硼素は主にB2O3が水に溶出するものであり
、化粧品原料や医学用添加剤の用途で問題になる。水可
溶性硼素が多い場合、安全衛生上好ましくないので、1
100ppで規定した。また、水可溶性窒素がlQQp
pmを越えると製品でNH3臭が過大となり、化粧品、
医療用等の用途には好ましくないのでlooppmに限
定する。
粒径1〜10μmの範囲を規定する理由として、小粒径
はど粒子同士の凝集が起こり易くなり、ゴムやプラスチ
ックへの混合の際に均一分散が難しくなる。ゴム、プラ
スチックの充填剤には、均一な分数が必要であるが、1
μm未満の粒子では、極度に分散しにくくなる。一方、
10μmを越える粒子の場合、ゴムやプラスチックに混
合してシート成形(例えば200μm厚さ)した際に、
BN粒子の個数が少なくなり、シートの機械的強度が低
下し、実用上問題になる場合がある。
〔実施例1 実施例1〜10、比較例1〜4 1800℃で合成した純度99%の結晶質BNを用い、
第1表に示す粉砕機(乾式、湿式)にて粉砕処理を行っ
た。被粉砕物の中から、10kgを採取して、界面活性
剤1%、水1o倍を添加して、水中にBNを分散し、6
時間攪拌した(但し、湿式粉砕の場合は被粉砕物の滴液
そのままを用いた)。
次に、脱水を真空濾過にて行った。濾過後のケーキは再
度、洗浄水10倍に分散させて(温式の被粉砕物も同じ
)2時間撹拌させて後、濾過操作を行い、計3回繰返し
た。次に、真空乾燥機にて、2mmHg、80℃で10
時間乾燥した。乾燥物を解砕し、微粉状にした。この粉
砕に当っては、加熱後製品目標粒度(Y)に対して平均
粒径(X)を Y = 1.4 X として、乾式粉砕にはジェットミルを用い、湿式粉砕に
は媒体型撹拌ミルを用いて実施した。微粉状粉末7kg
をBNルツボに充填し、種々な条件で加熱処理を行った
加熱処理後の成品の分析値を第1表に示す。
適切な粉砕処理と加熱処理との組合せにより、実施例1
〜10では比較例1〜4に比し、目標成品粒度にほぼ近
く、水可溶性硼素、水可溶性窒素量が少ない高純度BN
を得ることができた。
[発明の効果] 本発明の六方晶窒化wA素は水可溶・h硼素及び窒素化
合物、酸素の含有量が少なく、がっ、目的にあった粒度
に調整できるために高度の耐転性、熱伝導性、電気絶縁
性等を要求される電子材料等、高純度を要する樹脂等の
充填材に用いられる。
本発明方法はこのような高純度BNを安定的に製造する
ことを可能ならしめ、その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱処理前の平均粒径と加熱処理後の平均粒径
との関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結晶質窒化硼素粉末を湿式あるいは乾式粉砕処理し
    、溶媒中に分散した後濾過及び乾燥して水可溶性硼素化
    合物を除去し、次いで加熱処理後の成品の目標平均粒径
    Yに対し、Y=1.4X±0.3 Y:成品BNの平均粒径(μm) X:加熱処理前の平均粒径(μm) の関係式を用いて、粉砕処理を行い、該粉末を非酸化性
    雰囲気中1900〜2200℃で加熱処理し、酸素0.
    5重量%以下、水可溶性硼素100ppm以下、水可溶
    性窒素100ppm以下の組成を有し、かつ平均粒径が
    1〜10μmの任意の値を有する六方晶窒化硼素粉末を
    製造することを特徴とする高純度六方晶窒化硼素粉末の
    製造方法。
JP29086890A 1990-10-30 1990-10-30 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法 Pending JPH04164805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29086890A JPH04164805A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29086890A JPH04164805A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04164805A true JPH04164805A (ja) 1992-06-10

Family

ID=17761542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29086890A Pending JPH04164805A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04164805A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537489A (ja) * 2001-08-07 2004-12-16 サンーゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド 高固形分のhBNスラリー、hBNペースト、球状hBN粉末、並びにそれらの製造方法および使用方法
JP2008280243A (ja) * 2000-05-01 2008-11-20 Saint-Gobain Ceramics & Plastics Inc 高度に層剥離した六方晶窒化ホウ素粉末、その製造方法及び使用
US7914886B2 (en) 2003-08-21 2011-03-29 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Structural component comprising boron nitride agglomerated powder
WO2014049955A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 水島合金鉄株式会社 親水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
WO2014049956A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 水島合金鉄株式会社 高撥水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
JP2014094878A (ja) * 2012-10-11 2014-05-22 Mizushima Ferroalloy Co Ltd 放熱性に優れる高吸油性窒化ホウ素粉末および化粧料

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280243A (ja) * 2000-05-01 2008-11-20 Saint-Gobain Ceramics & Plastics Inc 高度に層剥離した六方晶窒化ホウ素粉末、その製造方法及び使用
JP2004537489A (ja) * 2001-08-07 2004-12-16 サンーゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド 高固形分のhBNスラリー、hBNペースト、球状hBN粉末、並びにそれらの製造方法および使用方法
JP2009035484A (ja) * 2001-08-07 2009-02-19 Saint-Gobain Ceramics & Plastics Inc 高固形分のhBNスラリー、hBNペースト、球状hBN粉末、並びにそれらの製造方法および使用方法
US7914886B2 (en) 2003-08-21 2011-03-29 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Structural component comprising boron nitride agglomerated powder
US8169767B2 (en) 2003-08-21 2012-05-01 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Boron nitride agglomerated powder and devices comprising the powder
CN104661957A (zh) * 2012-09-28 2015-05-27 水岛合金铁株式会社 高防水和高吸油性氮化硼粉末及其制造方法以及化妆料
WO2014049956A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 水島合金鉄株式会社 高撥水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
WO2014049955A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 水島合金鉄株式会社 親水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
CN104684844A (zh) * 2012-09-28 2015-06-03 水岛合金铁株式会社 亲水性/高吸油性氮化硼粉末及其制造方法以及化妆料
EP2902361A4 (en) * 2012-09-28 2016-05-04 Mizushima Ferroalloy Co Ltd STRONG WATER-REPELLENT AND STRONG OIL ABSORBING BORONITRIDE POWDER, PRODUCTION METHOD AND COSMETICS
EP2902360A4 (en) * 2012-09-28 2016-06-01 Mizushima Ferroalloy Co Ltd HYDROPHILIC BORON NITRIDE POWDER AND HIGHLY ABSORBING THE OIL, PROCESS FOR PRODUCTION THEREFOR, AND COSMETIC PRODUCT
JPWO2014049956A1 (ja) * 2012-09-28 2016-08-22 水島合金鉄株式会社 高撥水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
JPWO2014049955A1 (ja) * 2012-09-28 2016-08-22 水島合金鉄株式会社 化粧料用親水性・高吸油性窒化ホウ素粉末およびその製造方法ならびに化粧料
US9433565B2 (en) 2012-09-28 2016-09-06 Mizushima Ferroalloy Co., Ltd. Hydrophilic and highly oil absorbent boron nitride powder, method for manufacturing the same, and cosmetic
TWI549694B (zh) * 2012-09-28 2016-09-21 Mizushima Ferroalloy Co Ltd 高撥水性、高吸油性氮化硼粉末及其製造方法與化妝料
CN104684844B (zh) * 2012-09-28 2016-11-09 水岛合金铁株式会社 亲水性/高吸油性氮化硼粉末及其制造方法以及化妆料
JP2014094878A (ja) * 2012-10-11 2014-05-22 Mizushima Ferroalloy Co Ltd 放熱性に優れる高吸油性窒化ホウ素粉末および化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11028288B2 (en) Liquid suspension of cerium oxide particles
KR101050136B1 (ko) 유기용매를 이용한 산화세륨 분말의 제조방법 및 상기분말을 포함하는cmp슬러리
US4853196A (en) Water-soluble boron containing impurity reduced hexagonally crystalline boron nitride and process for production thereof
KR101050789B1 (ko) 탄산세륨계 화합물의 제조 방법, 산화세륨의 제조 방법 및 결정성 산화세륨
US4068024A (en) Process for preparing finely divided hydrophobic oxide particles
TW202225089A (zh) 六方晶氮化硼粉末、及燒結體之製造方法
JPH04164805A (ja) 高純度六方晶窒化硼素粉末の製造方法
KR20240021268A (ko) 육방정 질화붕소 분말 및 그 제조 방법, 그리고 화장료 및 그 제조 방법
JP7372140B2 (ja) 六方晶窒化ホウ素粉末及びその製造方法、並びに化粧料及びその製造方法
JP7431577B2 (ja) 六方晶窒化ホウ素粉末及びその製造方法、並びに化粧料及びその製造方法
US4997633A (en) Water-soluble boron containing impurity reduced hexagonally crystalline boron nitride
JPS63274603A (ja) 六方晶窒化硼素の高純度化方法
US4774068A (en) Method for production of mullite of high purity
EP4303180A1 (en) Hexagonal boron nitride agglomerated particles, hexagonal boron nitride powder, resin composition, and resin sheet
JP3315172B2 (ja) 炭化珪素粉末の製造方法
JPS63239104A (ja) β相含有窒化ケイ素微粉末の製造方法
US2733134A (en) Method for making titanium carbide
JPH0551525B2 (ja)
US2929685A (en) Method for making titanium boride from phosphates
JPH01160811A (ja) 六方晶窒化硼素の製造方法
JPS63166713A (ja) ケイ酸アルミニウムの製造法
JPS6340709A (ja) 易焼結性高純度窒化ケイ素微粉体の製造方法
RU2076069C1 (ru) Способ получения тонкодисперсного порошка диоксида циркония
JP2023542749A (ja) 酸化タンタル粒子、及び酸化タンタル粒子の製造方法
JPH03279263A (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法