JPH04164740A - ベルトの寄り止め装置 - Google Patents

ベルトの寄り止め装置

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JPH04164740A
JPH04164740A JP2287841A JP28784190A JPH04164740A JP H04164740 A JPH04164740 A JP H04164740A JP 2287841 A JP2287841 A JP 2287841A JP 28784190 A JP28784190 A JP 28784190A JP H04164740 A JPH04164740 A JP H04164740A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の支持ローラに巻き掛けられて駆動され
る無端状のベルトの寄り止め装置に関する。
〔従来の技術〕
上述の如き無端ベルトは各種の機械、装置に広く利用さ
れている。例えば複写機、ファクシミリ或いはプリンタ
の如き画像形成装置においても。
感光体ベルトや転写ベルトなどの無端ベルトが用いられ
ている。感光体ベルトは、その表面にトナー像を担持す
るものであり、転写ベルトはかかるトナー像を転写すべ
き転写材を担持して搬送するベルトである。
このような無端ベルトは複数の支持ローラに巻き掛けら
れて駆動されるが、この動作時に、無端ベルトが支持ロ
ーラの軸線方向に大きく片寄ったり、蛇行することを阻
止する必要がある。例えば感光体ベルトを例にとると、
これが一方の側に大きく片寄ったり蛇行したりすると、
その表面に形成されたトナー像の画質が低下する。転写
ベルトにおいても全く同様である。
そこで従来より各種形式のベルトの寄り防止装置が提案
され、かつ実用化されている。
例えば、無端ベルトの内面にその周方向に延びるリブを
形成し、これを支持ローラの端面又はローラの周面に形
成した周溝に係合させてベルトの寄りを防止するベルト
の寄り止め装置が公知である。ところがこの構成による
と、経時的にベルトのリブが支持ローラに乗り上げ、ベ
ルトが変形してその表面に歪みを生じる恐れがある。そ
の際、ベルトが感光体ベルトや転写ベルトである場合に
は、転写むらを起こし、画像品質が低下する。
また、支持ローラの両側縁の近くに無端ベルトの寄りを
規制する円柱状の規制ローラを設けた無端ベルトの寄り
止め装置も公知である。ところがこの構成によると、規
制ローラを設ける必要があるため、コストが上昇する。
さらに無端ベルトの中央部内側にベルト寄り調整機構を
設けた装置も提案されているが、この構成によると装置
全体の構造が大型化し、コストが上昇する不具合を免れ
ない。
また支持ローラの全長に亘って、ベルトの幅方向中心に
向けて傾斜した多数の環状フランジを形成した構成も提
案されているが、支持ローラの構造が複雑となる割には
、ベルトの寄り止め効果を向上させることが離しい。ま
た支持ローラは、その周面の全体が環状フランジによっ
て連続面でなくなるため、例えば感光体ベルトや転写ベ
ルトのように、平面性が要求されるベルトをこのような
支持ローラに巻き掛けることは不適当である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上述の従来の欠点を一挙に解決し、低
コストで、かつ確実な寄り止め効果の得られるベルトの
寄り止め装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、無端のベルトを巻
き掛けた複数の支持ローラのうち、少なくとも1つのロ
ーラの両端部に、ベルトの側端部が当ったとき、該ベル
トをその幅方向中心に向けて付勢する複数の環状フラン
ジを設け、これらの環状フランジは、支持ローラの軸線
方向に間隔をあけて位置し、かつ各環状フランジの最大
外径が。
ベルトの幅方向中心側に位置する一番内側の環状フラン
ジから一番外側に位置する環状フランジに向けて、順次
拡大していることを特徴とするベルトの寄り止め装置を
提案する。
また本発明は同じ目的を達成するため、無端のベルトを
巻き掛けた複数の支持ローラのうち、少なくとも1つの
ローラの両端部に、ベルトの周縁部が当ったとき、該ベ
ルトをその幅方向中心に向けて付勢する環状フランジを
設け、該環状フランジは、ベルトの幅方向中心側から外
側へ向けて順次外径を拡大しながら螺旋状に延びている
ベルトの寄り止め装置を提案する。
その際、環状フランジが、ベルトの幅方向中心へ向けて
傾斜していると有利である。
また環状フランジが、椀形状をなし、その凹部側がベル
トの幅方向中心を向いているように構成することもでき
る。
〔実施例〕
以下、本発明を一実施例に基づき説明する。
第1図は、電子写真式の複写機の概略構成図を示し、こ
の例では、符号1で示すような可撓性であって無端の感
光体ベルトが用いられている。かかる感光体ベルト1は
、第2図に示すように、複数の支持ローラ2,3.4間
に掛は渡され、このうちのローラ2は駆動ローラ、3は
従動ローラ、4はテンションローラとなっている。
感光体ベルト1は転写チャージャ8と共にケースS内に
収められ、これらが感光体ユニット10として構成され
、該ユニット10が作像システムキット101に対して
ローラ2の軸方向に挿脱自在となっている。
第2図において、感光体ベルト1の周りには、転写チャ
ージャ8と共に帯電チャージャ6や現像装置7やクリー
ニング装置9や除電ランプ11などの作像プロセス機器
がそれぞれ配備され、この例では帯電チャージャ6と除
電ランプ11とが、除帯電ユニット12として一体ユニ
ット化されている。また現像装置7やクリーニング装置
9も、それぞれ現像ユニット、クリーニングユニットと
して一体ユニット化されている。
画像形成時には感光体ベルト1が矢印方向に回転能動さ
れ、その表面が帯電チャージャ6によって帯電され1次
いで原稿の光像が矢印して示すように感光体ベルト1上
に結像投影され、これにより形成された静電潜像が現像
装置7によってトナー像として可視像化される。このト
ナー像は転写チャージャ8の作用で転写紙Pに転写され
る。転写後の感光体ベルト1はクリーニング装置9によ
り清掃され、かつ除電ランプ11によって除電作用を受
ける。感光体ベルト1から除去されたトナーは排出用搬
送スクリューによって別個の廃トナーボトルに回収され
る。
本例では、感光体ユニット10と他の各ユニットが枠体
13に組込まれ、こガらが一体化された作像システムキ
ット101として取り扱われるようになっている。そし
て、かかる作像システムキット101の全体を複写機本
体100に対して手前側に引き出し、又はこれを奥側に
押し込んでセットすることができる。これと同時に、g
光体ユニット10を基準として前述の各ユニットをその
セットを解除することにより1作像システムキット10
1に対して手前側に引き出し、これらユニットをキット
101から着脱できるように構成されている。
無端ベルトの一例である感光体ベルト1は、前述のよう
に複数の支持ローラ2,3.4に巻き掛けられて駆動さ
れる。その際、感光体ベルト1が支持ローラの軸線の方
向に大きく動くと、前述のように画質劣化などの不具合
が発生する。
そこで、上述した複数のローラのうち、少なくとも1つ
のローラ、本例では第3図乃至第5図に示すように駐動
用の支持ローラ2に、本発明に係るベルトの寄り止め装
置が付設されている。
支持ローラ2は、駆動モータにより回転駆動される中心
軸20と、これに一体に嵌着固定されたローラ本体部2
1と、その軸線Xの方向の両側に配置されて中心軸20
に嵌着固定されたリング部材22を有し、これらが一体
となって回転駆動されるように構成されている。両リン
グ部材22は、その中心側の基部23から半径方向に突
出した複数の環状フランジ24を有している。各リング
部材22とローラ本体21を一体に成形してもよい。
上述の如く支持ローラ2の両端部には環状フランジ24
が設けられているが、これらはその配置が対称となって
いるほかは、同一の形状を有している。
各環状フランジ24は支持ローラ2の軸線Xの方向にδ
で示す間隔をあけて配置され、また各環状フランジの最
大外径dは、感光体ベルト1の幅方向中心CL(第3図
)側に位置する一番内側の環状フランジから一番外側に
位置する環状フランジに向けて順次拡大している。この
例では、第5図から明らかなように、ローラ本体部21
の端部からローラ2の軸線方向外方に向けて連続的に。
かつ滑らかに拡大する曲g<又は直線でもよい)Sに沿
って各環状フランジ24の外周面25が位置している。
このようにローラ両端に位置する環状フランジがその間
のローラ部分よりも大径となっている。
支持ローラ2の軸線方向における最も外側に位置する最
大外径の環状フランジ24は、ローラ本体部21よりも
、半径にしてrだけ大きいが、このrの値は例えば0 
、3 an 、 リング部材22の軸線X方向の長さQ
は例えば10nn+程度に設定される。
またこの例では、環状フランジ24がゴムなどの弾性材
料によって構成されている。
第3図乃至第5図は、支持ローラ2に感光体べルト1を
掛けたときの初期状態を示しているが、ここで支持ロー
ラ2が回転して感光体ベルト1が駆動されたとき、感光
体ベルト1が第5図に矢印αで示した図における右側へ
わずかに移動したとすると、ベルト1の側端部26は、
先ず第S図の一番左側の環状フランジ24の外周面25
上に乗り上げるか、又はその側面27に当接して、この
環状フランジ24に対し、第6図にP□で示したαと同
じ向きの外力を加える。このためこの環状フランジ24
は、第6図に鎖線で誇張して示したように弾性的に曲げ
変形し、その弾性復元力P2によって感光体ベルト1を
その幅方向中心CL(第3図)へ向けて付勢する。
ここで感光体ベルト1の力P工が弾性復元力P。
よりも大きいときは、感光体ベルト1はさらにα方向に
ずれ動いて、ベルト1の側端部26が第5図の左から2
番目の環状フランジ24に接してこのフランジを弾性変
形させる。よって感光体ベルトlには、この環状フラン
ジ24の弾性復元力も作用することになる。同様の作用
が、次の環状フランジ24においても生しる。弾性復元
力の総和が感光体ベルト1の移動力と等しくなれば、力
が釣合い、ベルト1の移動が止められる。このように感
光体ベルト1の寄りが大きくなればなる程、該ベルト1
は環状フランジ24からより大きな戻り力を受けるので
、感光体ベルト1が大きく片方へ寄ることが阻止される
第3図乃至第5図の例では、初期状態で感光体ベルト1
を支持ローラ2のローラ本体部21にのみ掛けるように
したが、第7図に示すように、初期状態において感光体
ベルト1の各側端部26の領域が左右の環状フランジ2
4の一部に掛っているようにしたときは、このベルト1
が例えば第7図のの右方に動いたとき、該ベルト1は、
右側の環状フランジ24から前述のようにP2なる弾性
復元力を受けるほか、左側の環状フランジ24も感光体
ベルト1の動きによって右側に倒れる向きに弾性変形す
るので、その復元力P、(第7図)も受ける。これらの
力P2.P3は、共に感光体ベルト1をその幅方向中心
CLに向けて付勢する向きであるため、感光体ベルトl
の大きな寄り動きをより効果的に阻止できる。
また各環状フランジ24が支持ローラ2の端部に行く程
大径になっているので、これによる感光体ベルトの寄り
止め効果も得られる。すなわち、一般に無端ベルトの走
行時にベルト寄りが生しる原因としては、ベルト自身の
左右両端部の周長差、支持ローラの平行度、支持ローラ
周面の平行度、ベルトの左右端部の張力の差を挙げるこ
とができる。二のなかで、金属ベルトなどの加圧による
ベルトの伸びの小さいベルトについては、ベルト左右の
張力に差があった場合、張力の小さい方へベルトが寄り
動く、ここで、感光体ベルトlが第5図における右方/
\動き、その側端部26が曲線Sに沿って径の犬なる環
状フランジ24へ向けて乗り上って行くと、その環状フ
ランジ24が縮径する方向に弾性変形し、その復元力P
4が感光体ベルト1に作用する。このため、環状フラン
ジ24の外周面25に乗り上がった感光体ベルト部分の
張力が部分的に上昇し、これによって感光体ベルト1の
左右のベルト張力に差が生し、該ベルト1には張力が小
さな方向、すなわち感光体ベルト1の側端部26が環状
フランジ24から降りて行く方向の力が作用する。この
力によってもベルトlの寄りを止めることができるので
ある。
以上、感光体ベルト1が第3図乃至第6図の右方へ動い
たときの、その止め作用について説明したが、逆の左方
へ動いたときも、全く同様にしてその大きな動きが阻止
される。
なお、支持ローラ2の各端部に設けられる環状フランジ
24は、感光体Δ′シルトの画像書込み輻W(第3図2
第7図)、もしくは作像プロセスに関する各ユニットの
有効幅よりも外側に位置している。従って感光体ベルト
1が左右に多少寄って、その各側端部が環状フランジ2
4の外周面25に乗り上がり、ベルト表面の平面性が多
少失われたとしても、これが画像形成に影響を与えるこ
とはない。
以上、説明した実施例においては、各環状フランジ24
が、支持ローラ2の軸@Xに対して直角に突出している
が、第8図に示すように各環状フランジ24を感光体ベ
ルト1の幅方向中心CL(第3図)に向けて傾斜させる
と、ベルトの寄り止め効果を一層高めることができる。
第8図は支持ローラ2の一方の端部側の環状フランジ2
4だけを示しているが、他方の端部側の環状フランジも
、第8図に示した環状フランジ24と対称に位置してい
ることは当然である。
ここで、第8図に示した環状フランジ24もゴムなどの
弾性材料より成るが、各環状フランジ24がほぼ椀形状
をなし、その凹部側が感光体ベルト1の幅方向中心CL
を向くことによって、各環状フランジ24が中心CL側
に傾斜している。またこの例では、環状フランジ24の
製造時の成形性を高めるため、各環状フランジが個々の
ディスク30に形成され、これらのディスク30が中心
軸20に嵌合して固定されている。第3図乃至第7図に
示した実施例の環状フランジ24も、第8図に示したよ
うなディスクに形成してもよいし、逆に第8図に示した
環状フランジ24を第3図乃至第7図と同様にリング部
材22に一体化して形成し、或いはローラ本体部21に
一体化して形成することも可能である。
第8図における他の構成は先の実施例と変りはなく、各
環状フランジ24の最大外径がローラ2の端部へ行く程
大きくなっていて、その外周面25が滑らかに変化する
曲線(又は直線)Sに沿って位置していることも変りは
ない。曲1iA(又は直線)Sの勾配は半径で1/30
程度である。
今、仮に第8図において感光体ベルト1が図の右方へわ
ずかに動き、ベルト1の側端部26が環状フランジ24
に接触すると5先の実施例の説明でも明らかにしたよう
に、弾性変形した環状フランジ24の復元力P2(第9
図)が感光体ベルト1に作用し、その寄り動きを止める
。このとき、本例においては各環状フランジ24が中心
CLを向けて傾斜しているので、第9図に示すように環
状フランジ24は感光体ベルト1からの加圧作用によっ
て実線の状態から破線の状態にめくれ上がるように、す
なわちフランジ24が乎坦となるように変形する。この
ため、その変形量が小さな割には大きな復元力P2が得
られ、感光体ベルト1の寄り防止効果を一層高めること
ができる。軸線Xに対する環状フランジ24の傾斜角θ
(第9図)が第3図乃至第6図に示した例のように仮に
9゜°又はそれ以上であったとすると、この環状フラン
ジは小さな力で大きく変形することになるため、感光体
ベルト1が支持ローラ2の軸1i!X方向に大きく動か
なければ移動力P□と等しい復元力P2が発生しない。
これは、第8図に示す実施例よりも、感光体ベルト1が
ローラ2の軸線方向に大きく動かなければ該ベルト1の
動きを止められないこと、従って第8図に示す実施例の
ようには、大きなベルトの寄り防止効果が得られないこ
とを意味する。
このように、第8図に示す実施例ではより効果的に感光
体ベルト1の寄り止め効果が得られるのである。
この例においても、第7図に示した如く初期状態におい
て感光体ベルト1が左右の環状フランジ24に当るよう
にしておくことにより、ベルトが寄ったとき、寄った方
と反対の環状フランジが感光体ベルト1によって引張ら
れ、その椀形状の湾曲状態をさらにきつくする向きに変
形するので。
その復元力P、が感光体ベルト1に作用し、P2とP、
の和が感光体ベルト1からの力P1とバランスすること
により、感光体ベルトの動きが止められる。
また先に説明したように、各環状フランジ24の外周面
25の外径は、滑らかな曲線(又は直りに沿って変化し
ていることが望ましく、その外径の変化が第10図に示
すように急激となり、その程度が特に著しいと、この急
激に変化する部分子に当接した感光体ベルト部分に局部
的に大きな力が作用し、感光面に歪みを生しる恐れがあ
る。
ただ、第11図に示すように、各環状フランジ24の外
周面25の全体が前述の曲線(又は直線)Sに完全に合
致しなくともよい。
また、各環状フランジ24をゴムで構成すると、その弾
性復元力P2を確実に得られ有利であるが、他の材料、
例えば第12図に示すように、薄い金翼板より成る環状
フランジ24を用いてもよい。
第12図の例では、各環状フランジ24が支持ローラ2
の中心軸20に嵌着固定されている。
但し、各環状フランジ24をほとんど又は全く弾性変形
しないような、例えば硬質樹脂などで構成すると、ベル
トの寄り量が大きくなり、このベルトが環状フランジに
乗り上がったとき、ベルトが変形する恐れがあるので、
この点を考慮に入れて環状フランジの材質を選択すべき
である。
第13図は、支持ローラ2の両端部に付設される環状フ
ランジ24が、感光体ベルト1の幅方向中心CLから外
側へ向けて順次外径を拡大しながら連続的に螺旋状に延
びている例を示す。この構成によっても先に示したとこ
ろと同様な作用効果が得られる。第13図に示した螺旋
状の構造は、先に示した全ての実施例に対して適用でき
るものである。
本発明は感光体ベルト以外の、例えば前述の転写ベルト
などの、特に低伸縮無端ベルトの寄り止め装置としても
構成できることは明らかである。
〔発明の効果〕
請求項1及び2に記載の構成によれば、簡単な構造によ
って、長期に亘ってベルトの寄り止め効果を得ることが
できる。
請求項3,4に記載の構成によれば、ベルトの寄り止め
の動作時に、該ベルトの移動量シ極くわずかに抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子複写機の概略構成図、第2図はその一部の
拡大図、第3図は支持ローラとこれに掛けられた感光体
ベルトの正面図、第4図はその部分斜視図、第5図は環
状フランジの縦断面図、第6図は環状フランジの作用を
説明する図、第7図は感光体ベルトの巻き掛は状態を異
ならせた、第3図と同様な図、第8図は他の実施例を示
す断面図、第9図は第8図に示した環状フランジの作用
を説明する図、第10図は環状フランジの外径を急激に
変化させたときの不具合を説明する図、第11図は他の
実施例を示す断面図、第12図は環状フランジを薄い金
属板で構成したときの断面図、第13図は環状フランジ
を螺旋状に形成した実施例を示す図である。 1・・・ベルト     2,3.4・・・支持ローラ
24・・環状フランジ  26・・側端部CL・中心 
     d・・・外最外径X・軸線 代理人 弁理士  星 野 則 夫 第3図 CL 第6図 第5図 第7図 (L 第9図  第10図 丁 第12図 第13図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端のベルトを巻き掛けた複数の支持ローラのう
    ち、少なくとも1つのローラの両端部に、ベルトの側端
    部が当ったとき、該ベルトをその幅方向中心に向けて付
    勢する複数の環状フランジを設け、これらの環状フラン
    ジは、支持ローラの軸線方向に間隔をあけて位置し、か
    つ各環状フランジの最大外径が、ベルトの幅方向中心側
    に位置する一番内側の環状フランジから一番外側に位置
    する環状フランジに向けて、順次拡大していることを特
    徴とするベルトの寄り止め装置。
  2. (2)無端のベルトを巻き掛けた複数の支持ローラのう
    ち、少なくとも1つのローラの両端部に、ベルトの周縁
    部が当ったとき、該ベルトをその幅方向中心に向けて付
    勢する環状フランジを設け、該環状フランジは、ベルト
    の幅方向中心側から外側へ向けて順次外径を拡大しなが
    ら螺旋状に延びているベルトの寄り止め装置。
  3. (3)前記環状フランジが、ベルトの幅方向中心へ向け
    て傾斜している請求項1又は2に記載のベルトの寄り止
    め装置。
  4. (4)前記環状フランジが、椀形状をなし、その凹部側
    がベルトの幅方向中心を向いている請求項3に記載のベ
    ルトの寄り止め装置。
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