JPH0416428Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416428Y2 JPH0416428Y2 JP5763986U JP5763986U JPH0416428Y2 JP H0416428 Y2 JPH0416428 Y2 JP H0416428Y2 JP 5763986 U JP5763986 U JP 5763986U JP 5763986 U JP5763986 U JP 5763986U JP H0416428 Y2 JPH0416428 Y2 JP H0416428Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- groove
- sulfuric acid
- opener device
- semiconductor
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は半導体のオープナー装置に関するも
のである。
のである。
従来、半導体(I.C)の不良解析時又は品質チ
エツクを行なう際に、半導体のパツケージに溶解
液、例えば加熱した熱硫酸を当ててチツプを露出
させる手段がとられている。
エツクを行なう際に、半導体のパツケージに溶解
液、例えば加熱した熱硫酸を当ててチツプを露出
させる手段がとられている。
半導体のパツケージは作業テーブルのセツト部
に載置され、噴射ノズルより噴射された熱硫酸が
前記パツケージに当たる構造となつている。
に載置され、噴射ノズルより噴射された熱硫酸が
前記パツケージに当たる構造となつている。
かかる装置において、半導体のパツケージを載
置セツトする作業テーブルのセツト部は半導体の
パツケージの形状と対応する形状に形成され、正
しく位置決めされると共にシールされる。
置セツトする作業テーブルのセツト部は半導体の
パツケージの形状と対応する形状に形成され、正
しく位置決めされると共にシールされる。
溶解中のオープナー装置は開閉蓋によつてカバ
ーされると共に、噴射された熱硫酸が外部に洩れ
ないようになつているが、例えば、パツケージの
セツトミス等によりセツト部に若干の間隙が作ら
れると該間隙より熱硫酸が洩れる恐れがあつた。
ーされると共に、噴射された熱硫酸が外部に洩れ
ないようになつているが、例えば、パツケージの
セツトミス等によりセツト部に若干の間隙が作ら
れると該間隙より熱硫酸が洩れる恐れがあつた。
熱硫酸が洩れると周囲を腐食させたりガスを作
業者が吸うようになり人体に対して好しくなかつ
た。
業者が吸うようになり人体に対して好しくなかつ
た。
そこで、この考案は洩れた溶解液が周囲に流れ
ないようにすると共に洩れをいち早く検出できる
ようにした半導体のオープナー装置を提供するこ
とを目的としている。
ないようにすると共に洩れをいち早く検出できる
ようにした半導体のオープナー装置を提供するこ
とを目的としている。
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、作業テーブルのセツト部に載置セツトされた
半導体のパツケージに噴射ノズルより溶解液を噴
射してチツプを露出させるオープナー装置におい
て、前記セツト部の外周にリング状の凹溝を設
け、該凹溝内に、該凹溝内に洩れた溶解液を検出
する検出センサを設けてある。
は、作業テーブルのセツト部に載置セツトされた
半導体のパツケージに噴射ノズルより溶解液を噴
射してチツプを露出させるオープナー装置におい
て、前記セツト部の外周にリング状の凹溝を設
け、該凹溝内に、該凹溝内に洩れた溶解液を検出
する検出センサを設けてある。
〔作用〕
かかるオープナー装置において、噴射ノズルよ
り噴射された溶解液がセツト部より洩れるとリン
グ状の凹溝内に溜まり、周囲に流れ出ることがな
くなる。
り噴射された溶解液がセツト部より洩れるとリン
グ状の凹溝内に溜まり、周囲に流れ出ることがな
くなる。
一方、凹溝内に一定量の溶解液が溜まると検出
センサが働いて液洩れを検出するようになる。
センサが働いて液洩れを検出するようになる。
以下、第1図乃至第5図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はオープナー装置3の機体を示してい
る。機体1内には半導体開口部5のほかに硫酸を
貯蔵する貯蔵タンク部7と該タンク部7より送ら
れてくる硫酸を約250℃まで加熱する予熱ヒータ
部9と、前記半導体開口部5で仕事を終えた熱硫
酸を約100℃まで冷却フアンで冷却する排液冷却
部11と、その排液を一時貯留する排液タンク部
13とが配置されている。
る。機体1内には半導体開口部5のほかに硫酸を
貯蔵する貯蔵タンク部7と該タンク部7より送ら
れてくる硫酸を約250℃まで加熱する予熱ヒータ
部9と、前記半導体開口部5で仕事を終えた熱硫
酸を約100℃まで冷却フアンで冷却する排液冷却
部11と、その排液を一時貯留する排液タンク部
13とが配置されている。
半導体開口部5は耐熱耐酸性の材質、例えば、
商品名テフロンで作られた作業テーブル15と該
テーブル15の下位に配置されたケーシング17
と、該ケーシング17内に配置されたポンプ装置
19とからなつている。
商品名テフロンで作られた作業テーブル15と該
テーブル15の下位に配置されたケーシング17
と、該ケーシング17内に配置されたポンプ装置
19とからなつている。
ケーシング17は磁力を通し、かつ耐熱耐酸性
の材質で形成され、硫酸が所定量溜られる貯留槽
となつている。ケーシング17には予熱ヒータ部
9を介して硫酸貯留槽7へ続く取出口23と排液
冷却部11を介して排液貯留タンク部13へ続く
取出口25が設けられている。
の材質で形成され、硫酸が所定量溜られる貯留槽
となつている。ケーシング17には予熱ヒータ部
9を介して硫酸貯留槽7へ続く取出口23と排液
冷却部11を介して排液貯留タンク部13へ続く
取出口25が設けられている。
取入れ口23から送り込まれるケーシング17
内の硫酸はヒータ(図示していない)によつて約
290℃に高められる。なお、ヒータの電源部は温
度センサ(図示省略)によつて硫酸が約290℃に
なるよう管理制御される。
内の硫酸はヒータ(図示していない)によつて約
290℃に高められる。なお、ヒータの電源部は温
度センサ(図示省略)によつて硫酸が約290℃に
なるよう管理制御される。
ケーシング17の底部下位には駆動モータ27
の出力軸29に回転磁石31が装着支持されてい
る。そして、前記磁石31と対向し、かつ、ケー
シング17内には磁石33aが埋設された羽根車
33が配置されている。
の出力軸29に回転磁石31が装着支持されてい
る。そして、前記磁石31と対向し、かつ、ケー
シング17内には磁石33aが埋設された羽根車
33が配置されている。
羽根車33は回転磁石31の磁力によつて回転
すると共に、耐熱耐酸性の合成樹脂の材質で形成
されている。
すると共に、耐熱耐酸性の合成樹脂の材質で形成
されている。
羽根車33の本体上方は円錐部37となつてい
て下方には中央部の凸部39より放射方向に翼板
41が設けられている。
て下方には中央部の凸部39より放射方向に翼板
41が設けられている。
翼板41は回転時において案内ケース35の底
部に設けられた取入口(図示していない)より取
入れられた硫酸を上方へ送り出す形状となつてい
る。
部に設けられた取入口(図示していない)より取
入れられた硫酸を上方へ送り出す形状となつてい
る。
案内ケース35は磁力を透す材質で羽根車33
に沿う形状となつている。先端の噴射ノズル43
は前記作業テーブル15の下位に望んでいる。
に沿う形状となつている。先端の噴射ノズル43
は前記作業テーブル15の下位に望んでいる。
作業テーブル15はエツチブロツク45と該エ
ツチブロツク45の上面に装着されたエツチブロ
ツクカバー47と、該カバー47に着脱自在に装
着されたエツチプレート49とからなつている。
ツチブロツク45の上面に装着されたエツチブロ
ツクカバー47と、該カバー47に着脱自在に装
着されたエツチプレート49とからなつている。
エツチブロツク45には、噴射ノズル43より
噴射されて仕事を終えた溶解液がケーシング17
内へ戻る戻り通路51が形成されているケーシン
グ17のフランジ部17aに設けられたシール部
材52は、エツチブロツク45の内側に配置さ
れ、洩れた溶解液が直接シール部材53にかから
ないようになつている。
噴射されて仕事を終えた溶解液がケーシング17
内へ戻る戻り通路51が形成されているケーシン
グ17のフランジ部17aに設けられたシール部
材52は、エツチブロツク45の内側に配置さ
れ、洩れた溶解液が直接シール部材53にかから
ないようになつている。
エツチブロツク45の中央部位に設けられた貫
通孔55の周囲にはリング状の凹溝57が設けら
れている。凹溝57には一対の対向し合う検出セ
ンサ59,59が設けられ、該センサ59は凹溝
57の溝底に溜まつた溶解液を介して電流が流れ
ることで凹溝57内の溶解液の検出を行なうよう
になつている。溶解液を検出した前記検出センサ
59はオープナー装置のメインスイツチをオフに
するよう機能する。
通孔55の周囲にはリング状の凹溝57が設けら
れている。凹溝57には一対の対向し合う検出セ
ンサ59,59が設けられ、該センサ59は凹溝
57の溝底に溜まつた溶解液を介して電流が流れ
ることで凹溝57内の溶解液の検出を行なうよう
になつている。溶解液を検出した前記検出センサ
59はオープナー装置のメインスイツチをオフに
するよう機能する。
一方、エツチブロツク45の上面にはエツチブ
ロツクカバー47が固着されている。
ロツクカバー47が固着されている。
エツチブロツクカバー47の上面にはエツチプ
レート49が着脱自在に装着されている。
レート49が着脱自在に装着されている。
エツチプレート49は円板状に形成され、中央
部位に設けられたセツト部61は、前記貫通穴5
5と対向し合う位置に設けられると共に半導体の
パツケージと同一の形状となつている。
部位に設けられたセツト部61は、前記貫通穴5
5と対向し合う位置に設けられると共に半導体の
パツケージと同一の形状となつている。
なお、63はヒンジ65を支点として開閉可能
な蓋を示しており、内側には半導体を抑えるホル
ダー67が設けられている。
な蓋を示しており、内側には半導体を抑えるホル
ダー67が設けられている。
このように構成されたオープナー装置におい
て、作業テーブル15のセツト部61に半導体の
パツケージをセツトし噴射ノズル43より溶解液
を噴射することで半導体のパツケージは溶解しチ
ツプが露出するようになる。
て、作業テーブル15のセツト部61に半導体の
パツケージをセツトし噴射ノズル43より溶解液
を噴射することで半導体のパツケージは溶解しチ
ツプが露出するようになる。
溶解中において、例えばセツト部61から溶解
液が洩れると洩れた溶解液は凹溝57内に流れ込
むようになる。このため周囲に流れ出ることがな
くなる。
液が洩れると洩れた溶解液は凹溝57内に流れ込
むようになる。このため周囲に流れ出ることがな
くなる。
凹溝57内に溶解液が所定量溜まると検出セン
サ59が働き、オープナー装置のメインスイツチ
をオフにする、これにより、作業がすみやかに停
止されるため大きな事故につながることがなくな
る。
サ59が働き、オープナー装置のメインスイツチ
をオフにする、これにより、作業がすみやかに停
止されるため大きな事故につながることがなくな
る。
以上説明したように、この考案の半導体のオー
プナー装置によれば、凹溝によつて洩れた溶解液
が周囲に流れ出るのを防ぐことができる。また、
凹溝内に溜まつた溶解液は検出センサによつて速
やかに検出できるためガスを長時間吸うことがな
くなる。
プナー装置によれば、凹溝によつて洩れた溶解液
が周囲に流れ出るのを防ぐことができる。また、
凹溝内に溜まつた溶解液は検出センサによつて速
やかに検出できるためガスを長時間吸うことがな
くなる。
第1図はこの考案を実施した半導体のオープナ
ー装置の要部の切断面図、第2図はエツチブロツ
クの平面図、第3図は戻り通路の底面図、第4図
は全体の概要一部切断面図、第5図は同上の概要
平面図である。 主要な図面符号の説明、15……作業テーブ
ル、43……噴射ノズル、57……凹溝、59…
…検出センサ。
ー装置の要部の切断面図、第2図はエツチブロツ
クの平面図、第3図は戻り通路の底面図、第4図
は全体の概要一部切断面図、第5図は同上の概要
平面図である。 主要な図面符号の説明、15……作業テーブ
ル、43……噴射ノズル、57……凹溝、59…
…検出センサ。
Claims (1)
- 作業テーブルのセツト部に載置セツトされた半
導体のパツケージに噴射ノズルより溶解液を噴射
してチツプを露出させるオープナー装置におい
て、前記セツト部の外周にリング状の凹溝を設
け、該凹溝内に、該凹溝内に洩れた溶解液を検出
する検出センサを設けたことを特徴とする半導体
のオープナー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763986U JPH0416428Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763986U JPH0416428Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62170631U JPS62170631U (ja) | 1987-10-29 |
JPH0416428Y2 true JPH0416428Y2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=30887533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5763986U Expired JPH0416428Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416428Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP5763986U patent/JPH0416428Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62170631U (ja) | 1987-10-29 |
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