JPH04164244A - 内燃機関の酸素センサ - Google Patents

内燃機関の酸素センサ

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JPH04164244A
JPH04164244A JP2288506A JP28850690A JPH04164244A JP H04164244 A JPH04164244 A JP H04164244A JP 2288506 A JP2288506 A JP 2288506A JP 28850690 A JP28850690 A JP 28850690A JP H04164244 A JPH04164244 A JP H04164244A
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JP
Japan
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layer
silicon
outside
oxygen sensor
electrodes
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Application number
JP2288506A
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English (en)
Inventor
Akira Uchikawa
晶 内川
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の排気系に取付けられ、排気中の酸
素濃度を介してこれと密接な関係にある機関吸入混合気
の空燃比を検出する酸素センサに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の酸素センサとしては、例えば第15図に
示すようなセンサ部構造を有したものがある(実開昭6
1−89160号公報等参照)。
第15図に示すものについて説明すると、先端部を閉塞
した円筒状の酸化ジルコニウムに代表される酸素イオン
導電性の濃淡電池用固体電解質1の内外表面の各一部に
白金電極2,3を形成し、その外側に白金を蒸着して酸
化触媒層4を形成し、更にその上からマグネシウムスピ
ネルを溶射して、保護層5を形成しである。
ここにおいて、固体電解質lの内側に基準空気として大
気か導かれるようにする一方、固体電解質■の外側を機
関排気通路に臨ませて排気と接触させ、内表面に接触す
る大気中の酸素濃度と外表面に接触する排気中の酸素濃
度との比に応じた電圧を白金電極2,3間に発生させる
ことにより、排気中の酸素濃度を検出しようとするもの
である。
また、例えば実開昭61−149866号公報等に記載
されているような、検出素子としてチタニア(酸化チタ
ン)を使用したものもあり、そのセンサ部構造は例えば
第7図(A)、  (B)に示すようになっている。
即ち、基板11として用いるアルミナ<A12o3)の
グリーンシート−側に、電極12.1.3として用いる
白金(Pt)を所定間隔をあけて塗布し、これらを約1
500°Cて焼成する。更に、電極12.13を包覆す
るようにチタニア(TiO2)を塗布して約1300°
Cて焼成し、多孔性のチタニア層14を形成する。
尚、アルミナ製基板11の厚さは1. mm程度、チタ
ニア層14の厚さは10〜100μm程度である。また
、基板ll上に積層されるアルミナ製の基板15は、基
板11との積層境界部に電極12.13を挟持して保護
するものである。
かかる構成の酸素センサによると、電極12.13間に
介在するチタニア層14の電気抵抗値か被検出気体中の
酸素濃度によって変化するので、その抵抗値変化を電圧
変化として取り出すことによって酸素濃度を検出てきる
ものである。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の酸素センサにあっては
次のような問題点かある。
即ち、オイルミス1〜やパツキンが溶解して燃焼した場
合に珪素か発生することかあるが、該珪素はマグネシウ
ムスピネルの保護層5に付着して目詰まりを起こして応
答性を悪化させたり、また白金電極3か被毒して、第8
図に示すように、り一ン側で図示破線の如く起電力か上
昇して検出精度が悪化するという問題点がある。
また、チタニアを使用した酸素センサにおいても同様に
検出精度が悪化するという問題点かある。
また、このような現象は燃料として、ガソリンにアルコ
ール(主にメタノール)を混入したものを使用する場合
に多くみられ、それは、燃料中のメタノールが配管のコ
ーティングやパツキンに含まれる珪素を溶解するためと
考えられる。
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑み、保護
層或いはチタニア層が目詰まりしたり、電極が被毒した
りすることのない酸素センサを提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するだめの手段〉 上記の目的達成のため、本発明では、酸素イオン導電性
を存する濃淡電池用固体電解質の両面にそれぞれ電極を
形成し、一方の面を基準空気側に配し、他方の面を機関
の排気中に配して、排気中の酸素濃度を介して機関に吸
入される混合気の空燃比を検出する内燃機関の酸素セン
サにおいて、前記固体電解質の排気側の面に、白金から
なる酸化触媒層を形成し、その外側に二酸化珪素とアル
カリ金属酸化物とよりなる珪素吸着用の吸着層を形成し
、更にその外側にスピネルの保護層を設ける構成とした
また、アルミナ製基板の一側に所定間隔をあけて一対の
電極を装着すると共に、該−・対の電極を包覆するよう
にチタニア層を装着してなり、前記一対の電極間に介在
するチタニア層の電気抵抗変化に基づき被検出気体中の
酸素濃度を検出するようにした酸素センサにおいて、前
記電極の外側に二酸化珪素とアルカリ金属酸化物とより
なる珪素吸着用の吸着層を形成し、更にその外側にチタ
ニア層を設ける構成としてもよい。
〈作用〉 二酸化珪素とアルカリ金属酸化物とよりなる混合物にあ
っては、珪素を選択的に吸着する能力が高いことが実験
により確認されており、上記の構成では、スピネルの保
護層或いはチタニア層に珪素が付着しても、保護層内側
或いはチタニア層内側に二酸化珪素とアルカリ金属酸化
物とよりなる珪素吸着用の吸着層か形成される構成であ
るので、珪素か選択的に吸着され、スピネルの保護層或
いはチタニア層が目詰まりを起こすことが無(、また電
極の被毒をも回避することが可能となる。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図に基ろいて説明する。
尚、従来例と同一部分には、同一符号を付しである。
第1図に示す第1実施例にあっては、先端部を閉塞した
円筒状の酸化ジルコニウムに代表される酸素イオン導電
性の濃淡電池用固体電解質lの内外表面の各一部に白金
電極2,3を形成し、その外側に白金を蒸着して酸化触
媒層4を形成し、更にその上から本発明に係る構成とし
て二酸化珪素(SiO□)とアルカリ金属酸化物である
カルシア(CaO□)とよりなる吸着層6をその厚み2
0〜100μmの範囲で形成し、その外側にマグネシウ
ムスピネルを溶射して、保護層7で覆っである。
ここで珪素の吸着性能を判断するための実験について第
2図〜第4図を参照しつつ説明する。
第2図に示すように反応管21中に被検査物質を入れ、
入口22より珪素Si、酸素021 アルゴンArを含
んだ気体を流入させ、反応管21から流出した気体をガ
スクロマトグラフィー23を用いて分析を行う。そして
、次式で定義されるSi減少率(吸着性)Rを求める。
尚、実験における環境温度は700°Cである。
各種被検査物質によるSi減少率Rは第3図に示すよう
になり、二酸化珪素(SiO□)とアルカリ金属酸化物
とよりなる混合物が吸着性能が高く、特に二酸化珪素(
Si02)とカルシア(CaO□)とよりなる混合物は
、アルミナ(,1203)が約5%のSi減少率である
のに対し、約30%の減少率を示し、最も高い吸着性能
を示す。
さらに吸着性能を確認するために、二酸化珪素と(Si
O□)カルシア(CaO□)とよりなる混合物において
、二酸化珪素(SiO□)の重量割合を変化させた場合
の吸着性能の変化を第4図に示す。これによると、二酸
化珪素が40〜80wt%の範囲にある場合が、最も高
い吸着性能を有することか判る。
従って、排気中に含まれ保護層7を通過してくる珪素は
吸着層6に吸着されることになり、もってマグネシウム
スピネルの保護層7に付着することは無く、従って保護
層7が目詰まりを起こして応答性か悪化することも無く
、また吸着層6の下に形成される白金電極3に珪素が侵
入することがなく、白金電極3の被毒を回避することが
できる。
もって、酸素センサの劣化を防止することか可能となる
また、第5図に示す本発明に係る第2実施例にあっては
、基板11として用いるアルミナ(A/203)のグリ
ーンシート−側に、電極12.13として用いる白金(
Pt)を所定間隔をあけて塗布し、これらを約1500
°Cで焼成する。
そして、前記電極12.13の外側に二酸化珪素と(S
iO□)カルシア(CaO□)とよりなる珪素吸着用の
吸着層16をその厚み20〜100μmの範囲で形成し
、更にその外側に該吸着層16を包覆するようにチタニ
ア(TiO2)を塗布して約1300℃で焼成し、多孔
性のチタニア層17を形成する。
本第2実施例にあっても、排気中に含まれチタニア層1
7を通過してくる珪素は吸着層16に吸着されることに
なり、もってチタニア層17に付着することは無く、従
ってチタニア層17が目詰まりを起こして応答性が悪化
することも無く、また吸着層16の下に形成される白金
電極12.13に珪素が侵入することがなく、白金電極
12.13の被毒をも回避することができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、白金からなる酸
化触媒層の外側に二酸化珪素とアルカリ金属酸化物とよ
りなる珪素吸着用の吸着層を形成し、更にその外側にス
ピネルの保護層を設ける構成としたり、或いはチタニア
層の内側に前記吸着層番設ける構成としたので、保護層
或いはチタニア層が目詰まりを生じ難くなり、また珪素
か吸着されるので電極の被毒をも回避することかできる
これにより、酸素センサの劣化を防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図はS
i減少率に係る実験装置概要図、第3図は各種被検査物
質によるSi減少率を示す図、第4図は二酸化珪素の重
量割合によるSi減少率を示す図、第5図は本発明の第
2実施例を示す断面図、第6図及び第7図(A)、(B
)は従来例を示す断面図、第8図は起電力特性を示す図
である。 1・・・固体電解質  2. 3.12.13・・・白
金電極4・・・酸化触媒層  6,16・・・吸着層 
 7・・・保護層  11・・・基板  17・・・チ
タニア層特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島  富士雄 両 +@−Cr−〆 Si 02濃l (wt ’10) 筒7図(A) 第7図(B) 12ゝ■H〒==7丁エト平〒■]■■戸■];巨;憂
巨;;面1工13゜ 第5図 1ら 1’415 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素イオン導電性を有する濃淡電池用固体電解質
    の両面にそれぞれ電極を形成し、一方の面を基準空気側
    に配し、他方の面を機関の排気中に配して、排気中の酸
    素濃度を介して機関に吸入される混合気の空燃比を検出
    する内燃機関の酸素センサにおいて、前記固体電解質の
    排気側の面に、白金からなる酸化触媒層を形成し、その
    外側に二酸化珪素とアルカリ金属酸化物とよりなる珪素
    吸着用の吸着層を形成し、更にその外側にスピネルの保
    護層を設けたことを特徴とする内燃機関の酸素センサ。
  2. (2)アルミナ製基板の一側に所定間隔をあけて一対の
    電極を装着すると共に、該一対の電極を包覆するように
    チタニア層を装着してなり、前記一対の電極間に介在す
    るチタニア層の電気抵抗変化に基づき被検出気体中の酸
    素濃度を検出するようにした酸素センサにおいて、前記
    電極の外側に二酸化珪素とアルカリ金属酸化物とよりな
    る珪素吸着用の吸着層を形成し、更にその外側にチタニ
    ア層を設けたことを特徴とする内燃機関の酸素センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672137B1 (en) 1999-10-27 2004-01-06 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Oxygen sensor and manufacturing method of sensor element
US10022663B2 (en) 2015-07-14 2018-07-17 Hamilton Sundstrand Corporation Oxygen sensor protection

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US10022663B2 (en) 2015-07-14 2018-07-17 Hamilton Sundstrand Corporation Oxygen sensor protection
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