JPH04163262A - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

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JPH04163262A
JPH04163262A JP28731190A JP28731190A JPH04163262A JP H04163262 A JPH04163262 A JP H04163262A JP 28731190 A JP28731190 A JP 28731190A JP 28731190 A JP28731190 A JP 28731190A JP H04163262 A JPH04163262 A JP H04163262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
wheel
control
wheels
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP28731190A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunori Yano
矢野 哲規
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 アンチスキッド制御装置に関し、 高摩擦係数を有する路面上で急旋回をした時における制
動距離の延びを防止することを目的とし、高摩擦係数を
有する路面上でカーブ走行中であるときには、後輪の制
御をロウセレクト制御から独立制御に切り換えるように
構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両にブレーキをかける時に動作させるアンチ
スキッド制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に車両にブレーキをかけた場合、車体速度の下降勾
配と車輪速度の下降曲線とが一致せず、先ず車輪速度が
落ち込んでその減速度が大きくなり遂には車輪がロック
した状態になる。
そこでアンチスキッド制御装置においては、該ブレーキ
印加後において車輪速度に所定値以上の落ち込みが検出
されたときに、該車輪のロックを防止するために該車輪
に印加するブレーキ油圧を徐々に減圧して行く。そして
該減圧によって車輪速度が復帰してきたら、−旦該ブレ
ーキ油圧をその時の油圧に保持し、次いで該油圧を徐々
に増圧し、更にその後肢油圧を段階的に増圧(パルス増
圧)する。
これにより再度車輪速度に所定値以上の落ち込みが検出
されたら、再度当該車輪に印加するブレーキ油圧を徐々
に減圧し、これにより該車輪速度が再度復帰してきたら
、再度該ブレーキ油圧を保持、増圧、更にはパルス増圧
する。
そしてこのような過程を繰返すことにより、該車輪速度
をある目標値(例えばそのときの車体速度の80%程度
)に沿って下降させ、上記ロック状態に陥るのを防止し
つつ、できるだけ短かい制動距離で該車両を停止させる
ようにする。
この場合車両の前輪は、車両の操舵方向を制御するため
該アンチスキッド制御を行う場合も左右の車輪が独立に
制御されるが、車両の後輪(リア側)は、該ブレーキ印
加時における車両の安定性をよくする(車体の振れをな
くする)ために、該アンチスキッド制御を行う場合、通
常ロウセレクト制御によって制御されている。
ここでロウセレクト制御とは、左右の車輪のうち、ロッ
クしている車輪に合せて該左右両方の車輪を同時に減圧
することを意味し、そのためには例えば車輪速度の低い
方の車輪に合せて該左右両方の車輪を減圧する。
しかしこのように該後輪をロウセレクト制御によって制
御する場合、例えば乾いたアスファルト路面のように高
摩擦係数を有する路面(所謂高μ路)上で車両が急旋回
をしたときに、該後輪(リア)の内輪が浮いてその荷重
が減少し、したがって該ブレーキ印加時において、該内
輪が先にロック状態となって減圧する必要が生ずるが、
このとき該内輪に合せてリア外輪をも同時に減圧制御す
ると、該リア外輪は減圧しすぎの制御になってしまうた
め、それだけ該外輪に対するブレーキ油圧が不足して制
動のかかり具合が悪くなるという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、
上述したような高μ路面上で急旋回をした時にも制動距
離の延びを防止するようにしたアンチスキッド制御装置
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題を解決するた必に本発明によれば、高μ路面
上でカーブ走行中であるときには、後輪の制御をロウセ
レクト制御から独立制御に切り換えるようにしたアンチ
スキッド制御装置が提供される。
〔作 用〕
上記構成によれば、車両が高μ路面上で急旋回をした時
、後輪の制御がロウセレクト制御から独立制御に切り換
えられるため、リア内輪の減圧時には未だリア外輪の油
圧は適度な油圧とされて減圧されることがなく、リア外
輪を減圧しすぎたことによる(リアのロウセレクト制御
による)制動距離の延びを防止することができる。
〔実施例〕
先ず第2図には、アンチスキッド制御装置の全般的な動
作手順をフローチャートで例示されている。すなわち先
ず制御開始時にはステップ21はノウとなりステップ2
2でイエスとなる。これにより該制御開始時にはステッ
プ23で減圧モードがセットされる。次にステップ24
で制御終了とならない場合にはステップ25に進んでモ
ード判定される。
(通常フラグで判定され、この場合は減圧モードとなっ
ている。)なお、ステップ22がノウで制御開始されて
いない場合およびステップ24がイエスで制御が終了し
た場合には、ステップ38に進んで非制御となる。
上述したようにステップ25で減圧モードと判定される
とステップ26に進み、該減圧モードが終了するまでは
ステップ34に進んで減圧出力がなされ、ブレーキ油圧
が徐々に減圧される。
そしてステップ26で該減圧モードが終了すると、次に
ステップ27で保持モードがセットされてステップ28
に進み、該保持モードが終了するまではステップ35に
進んで保持出力がなされ、所定の値に保持されたブレー
キ油圧が出力される。なおこの時、ステップ21は制御
中であるからイエスであり、ステップ24で制御終了と
ならない場合には、ステップ25のモード判定は保持モ
ードとなる。
そしてステップ28で該保持モードが終了すると、次に
ステップ29で増圧モードがセットされてステップ30
に進み、該増圧モードが終了するまではステップ36に
進んで増圧出力がなされ、ブレーキ油圧が徐々に増圧さ
れる。なおこの時も、ステップ21は制御中であるから
イエスであり、ステップ24で制御終了とならない場合
には、ステップ25のモード判定は増圧モードとなる。
そしてステップ30で該増圧モードが終了すると、次に
ステップ31でパルス増圧モードがセットされてステッ
プ32に進み、該パルス増圧モードが終了するまではス
テップ37に進んでパルス増圧出力がなされ、ブレーキ
油圧が段階的に増圧される。そして、この時もステップ
21は制御中であるからイエスであり、ステップ24で
制御終了とならない場合には、ステップ25のモード判
定はパルス増圧モードとなる。
そしてステップ32で該パルス増圧モードが終了すると
、次にステップ33で再び減圧モードがセットされ、ス
テップ34に進んで減圧出力がなされる。
そして、この時もステップ21は制御中であるからイエ
スであり、ステップ24で制御終了とならない場合には
、ステップ25のモード判定は減圧モードとなり、以下
、上記ステップ24で制御終了となるまで、減圧→保持
→増圧→パルス増圧→減圧・・・・・・の各モードが順
次繰返しセットされる。そしてこの場合、上記各モード
(例えば減圧モード)が設定される時間は、当該車輪の
減速度の状態などに応じて決定され、例えば高μ路面で
あれば上記減圧時間などを短かくすることができる。
第3図はこの種のアンチスキッド制御装置のシステム構
成図であって、ブレーキペダルを踏むことによってマス
ターシリンダーM/C内に充填されたブレーキオイルが
各車輪(前輪の左右各車輪をそれぞれPL、 FRで示
し、後輪の左右各車輪をそれぞれRL、 RRで示す。
)に対向して設けられたホイールシリンダW/Cに供給
され、上記各車輪にブレーキがかけられる。この場合、
ECUによって制御される各車輪に対応するアクチュエ
ータ(すなわちPL、 ACT ; FR0^CT ;
 RL、 ACTおよびRR,八CT)によって各車輪
に印加されるブレーキ圧力が変化させられる。なお該E
CUには上記各車輪に対する車輪速センサWSI乃至1
’lS4からのセンサ信号などが入力される。
第4図は、上記第3図におけるECUの詳細な構成を例
示するもので、該ECU内に設けられたCPUには、車
両の前後方向の加速度(又は減速度)センサASIおよ
び横方向の加速度(カーブ走行中に遠心力にもとづいて
生ずる)センサAS2からのセンサ信号がそれぞれA/
Dコンバータ11゜12を介して人力され、また各種ス
イッチ(例えばブレーキを踏んだことを確認するブレー
キスイッチなど)からの信号がレベル変換回路13を介
して人力され、また上記各車輪に対する車輪速センサW
S1乃至WS4からのセンサ信号が波形整形回路14乃
至17を介して人力され、更にバッテリBからの電源回
路18が入力される。
また該CPUの出力側にはモーターリレー駆動回路21
を通してモーターリレーMRが接続され、該リレーMR
がオンとなることによってポンプモータ(減圧時にリザ
ーバーに溜ったオイルをマスターシリンダーM/Cに戻
すためのモータ) PMが作動するようにされる。また
異常時(例えば故障時)にはランプ駆動回路22を通し
て異常用ランプLが作動するようにされる。また該EC
Uに異常がなければソレノイドリレー駆動回路27を通
してソレノイドリレーSRが常時オンとされる。そして
該ソレノイドリレーSRがオンとなっていれば、ソレノ
イドドライブ回路23乃至26を介して上記各車輪に対
応するアクチュエータ(すなわちFR。
ACT ; FL、 ACT ; RRlACTおよび
RL、、 ACT)が上記CP’Uによって制御される
かかるアンチスキッド制御装置において、本発明は上述
したように高μ路面上で車両が急旋回をしているときに
は、後輪の制御をロウセレクト制御から独立制御に切り
換えるようにしたものである。
ここで該路面の摩擦係数の判定(μ判定)は、車両の前
後方向の減速度(所謂前後G)と横方向の加速度(所謂
横Gであって上述したようにカーブ走行中に遠心力にも
とづいて生ずる)との和、すなわち(前後G十横G)の
値で判定される。すなわち、該(前後G+横G)の値が
例えば0.6 G(ここでGは重力加速度を示す)以上
であれば高μ路面と判定され、また例えば0.6G以下
で0.3G以上であれば中μ路面と判定され、また例え
ば0.3G以下で0,10以上であれば低μ路面と判定
され、更に例えば0.1 G以下であれば極低μ路面と
判定される。
また急旋回の判定は、該横Gが例えば0.3G以上にな
ったときに急旋回したと判定される。
第1図は、上記本発明によるアンチスキッド制御装置の
動作手順をフローチャートで例示するもので、先ずステ
ップ1で上記(前後G十横G)の値がメモIJM、に記
憶される。そしてステップ2で該M1の値がK c 1
(例えば上記0.6G)より大であるか否かが判定され
、イエスであればステップ5で高μ路面と判定され、ノ
ウであればステップ3に進んで、上記M1の値がK G
 2 (例えば上記0.3G>より大であるか否かが判
定される。そしてイエスであればステップ6で中μ路面
と判定され、ノウであればステップ4に進んで、上記M
1の値がK c 3 (例えば上記0.1G)より大で
あるか否かが判定される。そしてイエスであればステッ
プ7で低μ路面と判定され、ノウであればステップ8に
進んで極低μ路面と判定される。
次いでステップ9で該路面が高μ路面であるが否かが判
別され、ノウであればステップ11に進んで後輪(リア
)はロウセレクト制御される。一方、イエスであればス
テップ10に進んで上記横GがKG、(例えば上記[]
、3G)以上であるが否がが判別される。そしてノウで
あれば上記と同様にステップ11に進んで該後輪(リア
)は上記ロウセレクト制御とされるが、イエスであれば
(すなわち高μ路面上で急旋回をしていると判定された
ときには)ステップ12に進んで上述したように該リア
は独立に制御される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、車両が高μ路面上で急旋回をしている
ときにアンチスキッド制御装置が作動した場合、リアの
ロウセレクト制御による制動距離の延びを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるアンチスキッド制御装置の動作
手順をフローチャートで例示する図、第2図は、アンチ
スキッド制御装置の全般的な動作手順をフローチャート
で例示する図、第3図は、アンチスキッド制御装置のシ
ステム構成図、 第4図は、第3図におけるECUの詳細な構成を例示す
る図である。 (符号の説明) ASI・・・車両の前後方向の加速度センサ、AS2・
・・車両の横方向の加速度センサ、WSI〜1lls4
・・・車輪速センサ、M/C・・・マスターシリング−
1 W/C・・・ホイールシリンダー、 PR,PL、 RR,RL・・・前輪および後輪、FR
,ACT ; FL、 ACT ; RR,ACT ;
 RL、ACT・・・各車輪に対応するアクチユエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高摩擦係数を有する路面上でカーブ走行中であると
    きには、後輪の制御をロウセレクト制御から独立制御に
    切り換えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
JP28731190A 1990-10-26 1990-10-26 アンチスキッド制御装置 Pending JPH04163262A (ja)

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JP28731190A JPH04163262A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 アンチスキッド制御装置

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JP28731190A JPH04163262A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 アンチスキッド制御装置

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JPH04163262A true JPH04163262A (ja) 1992-06-08

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ID=17715730

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JP28731190A Pending JPH04163262A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 アンチスキッド制御装置

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JP (1) JPH04163262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339065A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Nissan Motor Co Ltd 車両のアンチスキッド制御装置
JP2013129373A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Toyota Motor Corp 制動力制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339065A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Nissan Motor Co Ltd 車両のアンチスキッド制御装置
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