JPH0416271Y2 - - Google Patents

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JPH0416271Y2
JPH0416271Y2 JP10069183U JP10069183U JPH0416271Y2 JP H0416271 Y2 JPH0416271 Y2 JP H0416271Y2 JP 10069183 U JP10069183 U JP 10069183U JP 10069183 U JP10069183 U JP 10069183U JP H0416271 Y2 JPH0416271 Y2 JP H0416271Y2
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tape cassette
small tape
housing
small
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気記録及び/又は再生装置に係り、
小型テープカセツトを使用するときに用いられる
小型テープカセツト用アダプタの使用に便利な磁
気記録及び/又は再生装置に関する。
従来技術 本出願人は先に標準形テープカセツトより小型
のテープカセツトを標準型記録再生装置に装着す
るときに用いるアダプタを提案した。このアダプ
タは、小型テープカセツトを収納し、更にはテー
プローデイングを行なつてアダプタ内に標準形テ
ープカセツトの前面側テープパスに対応したテー
プパスを形成した状態で、標準形テープカセツト
の場合と同様に、記録再生装置に装着されるもの
である。
従来の記録再生装置は、前面パネルに標準形テ
ープカセツト又はアダプタが挿入される挿入口を
設けてなる構成であり、小型テープカセツトの交
換は、アダプタを装置外に離脱(排出)させて行
なわれる。このため、特に複数個の小型テープカ
セツトを順次交換して使用するような場合には、
小型テープカセツトを交換しよとする度毎にアダ
プタを装置外に離脱させ、装置の外部で小型テー
プカセツトを交換し、交換後にアダプタを装置内
に再度挿入する操作が必要となり、全体的に操作
が面倒となり操作性が悪いという問題点があつ
た。
そこで、本出願人は、上記の前面パネルの挿入
口に加えて、天板に小型テープカセツトが挿入さ
れる挿入口を設け、アダプタが装置内にある状態
で小型テープカセツトを交換しうるように構成し
た記録再生装置を案出した。
この装置では、複数個の小型テープカセツトの
再生が終了した後にはアダプタが装置外に排出さ
れてしまうため、次に小型テープカセツトを使用
しようとする場合には、操作者がいちいちアダプ
タを所定の保管場所より持つてきてこれに小型テ
ープカセツトを収納して装置内に挿入する操作を
必要とし、面倒であるという問題点がある。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案は上記問題点を解決した磁気記
録及び/又は再生装置を提供することを目的とす
るものであり、第1図乃至第11図中、装置1の
前面パネル2側に設けられ、標準形テープカセツ
トより小型の小型テープカセツト34を装着する
ときに用いられる小型テープカセツト用アダプタ
30が挿入されるアダプタ用挿入口3と、 該装置1の天板4側に設けられ、該アダプタ用
挿入口3から挿入された該アダプタ30に該小型
テープカセツト34を挿入し、又は該アダプタ3
0から該小型テープカセツト34を交換する小型
テープカセツト用挿入口5と、 挿入した該アダプタ30を搭載し、該アダプタ
30を該装置1のアダプタ装着位置Bに移動させ
る途中で該小型テープカセツト用挿入口5に対向
して該小型テープカセツト34の該アダプタ30
への交換が可能となる小型テープカセツト交換可
能位置Cを経由して移動しうるハウジング11と
を有してなる磁気記録及び/又は再生装置1であ
つて、 該ハウジング11を該アダプタ用挿入口3から
小型テープカセツト交換可能位置Cを経由してア
ダプタ装着位置Bに移動させるハウジング移動手
段18,87〜91と、 該ハウジング移動手段18,87〜91を動作
させるに際して操作される操作手段80,94,
97と、 該ハウジング11が小型テープカセツト交換可
能位置Cに到つたことを検出する交換可能位置検
出手段SW4と、 該アダプタ30に該小型テープカセツト34が
収納されているか否かの状態及び該アダプタ30
の蓋60の開閉状態とを該アダプタ30の出力手
段95,96を介して受け取る該装置1のアダプ
タ状態検出手段81,82と、 該交換可能位置検出手段SW4の検出動作に応
じて該ハウジング移動手段18,87〜91の動
作を停止させ、アダプタ状態検出手段81,82
によつて該小型テープカセツト34が該アダプタ
30の小型テープカセツト収納部33より取り出
されて該収納部33が空の状態で該アダプタ30
の蓋60が該収納部33を覆うように閉じられた
ことを検出した場合には該ハウジング移動手段1
8,87〜91を停止したまゝ該ハウジング11
を小型テープカセツト交換可能位置に待機させ、
該操作手段80,94,97が再度操作された場
合に該ハウジング移動手段18,87〜91を動
作させる制御手段100とを具備してなる構成と
したものである。
実施例 第1図は本考案になる磁気記録及び/又は再生
装置の一実施例を示す。この磁気記録及び/又は
再生装置1は、前側パネル2にアダプタ(標準形
テープカセツト)用挿入口3、天板4に小型テー
プカセツト用挿入口5を有する。挿入口5には、
扉6が背面側を軸支されて設けてある。扉6は、
通常は挿入口5を閉じており(第3図参照)、小
型テープカセツトを装着脱するに際して開かれ
る。
また装置1内には、第2図及び第3図に示す。
アダプタ(テープカセツト)自動装着脱機構10
が組込まれている。この機構10は、大略、アダ
プタハウジング11を左右の垂立支持板12,1
3の間に移動可能に設けてなる構造である。アダ
プタハウジング11は、左右の側板14,15と
両側板14,15間を横架する下側の底板16と
よりなる枠体であり、側板14,15のL字状端
面のラツクギヤ15a(側板14のラツクギヤは
図示せず)をピニオン18(モータ87)により
駆動されて、垂立支持板13の案内溝19a,1
9b,19c及び垂立支持板12の対応する案内
溝(図示せず)に案内されて、アダプタ(カセツ
ト)挿入−排出位置Aとアダプタ(カセツト)装
着位置Bとの間を、第10図に示す小型テープカ
セツト収納・取り出し位置Cを経由して移動す
る。また、ハウジング11は、位置Cをスイツチ
SW4により検出されて、必要に応じてこの位置
Cに停止される。
こゝで、位置Cは、第9図に示すように、ハウ
ジング11内に挿入された小型テープカセツト用
アダプタ30(第4図)のトツプカバー60が天
板4の小型テープカセツト用挿入口5と対向する
位置としてある。この位置Cにおいて、後述する
ように、アダプタ内の小型テープカセツトが交換
される。
また、垂立支持板12,13の頂部間には、内
側を開口とされた枠板20が横架して取付けてあ
る。
また、装置1には、アダプタ自動装着脱機構1
0の動作を制御する第11図に示す制御回路10
0が設けてある。この制御回路100の構成およ
び動作については後述する。
第4図は第1図の装置1に装着される小型テー
プカセツト用アダプタ30を示す。このアダプタ
30は、アダプタ筐体31と前側蓋32とよりな
り、標準形テープカセツトと実質上同じ外形寸法
を有し、内部に小型テープカセツト収納部33を
有する。第5図は、収納部33に収納される小型
テープカセツト34を示す。この小型テープカセ
ツト34は標準形テープカセツトより小形のテー
プカセツトであり、磁気テープを収納したカセツ
ト筐体35と、この前面側に設けてあり通常は閉
じており内部の磁気テープを保護している蓋36
とよりなる。
上記のアダプタ30は、内蔵されているモータ
37によりアダプタ内でのテープローデイング動
作が行なわれる構成としてある。即ち、モータ3
7が正転すると、モータ37の駆動力がウオーム
38及び歯車列39を介してギヤ40に伝達さ
れ、これがこれと一体形成してあるアーム41、
スイツチ切換カム42、及びポールロツク用カム
43と共に時計方向に回動する。アーム41の回
動により、特殊チエーン44が巻き込まれ、ロー
デイングアーム45が軸46を中心に時計方向に
二点鎖線で示す位置まで回動する。このアーム4
5の回動は、ベルクランクレバー47、リンク4
8、ベルクランクレバー49、リンク50を介し
てローデイングアーム51に伝達され、これが軸
52に関して反時計方向に二点鎖線で示す位置ま
で回動する。
各ローデイングアーム45,51の回動により
ポール53,54が収納部33内に収納されてい
る小型テープカセツト34より磁気テープ55を
引き出し、アダプタ内でテープローデイングが行
なわれ、標準形テープカセツトの前面側テープパ
スに対応するテープパス56が形成される。な
お、ポール53は、上記カム43により回動され
るロツクレバー57より最終位置にロツクされ
る。
またモータ37が逆転すると、上記の各部材が
テープローデイング時とは逆方向に動作し、ロー
デイングアーム45が反時計方向、ローデイング
アーム51が時計方向に回動し、更には小型テー
プカセツト34内の巻取リール58がテープ巻取
方向に回転する。これにより、テープパス56を
形成しているテープ55が小型テープカセツト3
4内に巻回収納されてテープアンローデイングが
行なわれる。
また上記のアダプタ30は、リンク48と連動
するロツク部材59が、収納33を覆うトツプカ
バー60をロツクし、テープがカセツト外に引き
出されている状態ではトツプカバー60が不要に
開蓋されない構成としてある。また、ギヤ61に
は、テープアンローデイング動作時に回転をテー
プ巻取系側に伝達する一方向クラツチが組込まれ
ている。更には、アダプタ30は、トツプカバー
60が開いているときには、リンク48がロツク
レバー62により係止されて矢印X1方向変位を
制限され、テープローデイング動作が行なわれな
いように構成してある。
またアダプタ30内には、モータ37に関連し
て以下に挙げるスイツチが組込まれている。これ
らのスイツチは第6図に示すように接続してあ
る。なお、アダプタ30内に設けてあるスイツチ
には符号「A」を付して表わす。SW1Aは小型
テープカセツト収納検出スイツチであり、小型テ
ープカセツト34が収納部33内に収納される
と、レバー63により押されて閉成する。SW2
Aはトツプカバー閉蓋検出スイツチであり、トツ
プカバー60が閉じられた状態で閉成している。
SW3Aは、テープアンローデイング開始スイツ
チであり、摺動ノブ64を矢印X1方向にロツク
される位置までスライドさせたときに、ノブ64
と一体の係止部64aにより押されて閉成する。
摺動ノブ64はロツク部材(図示せず)によりス
ライド操作位置にロツクされ、スイツチSW3A
も閉成状態に保たれる。SW4Aは、スイツチ
SW3Aの補助スイツチであり、ローデイングア
ーム45が第4図中二点鎖線で示すテープ引出し
位置より反時計方向に回動を開始すると閉成す
る。なお、この補助スイツチSW4Aは上記スイ
ツチSW3Aと並列に接続してあり、後述するよ
うに、テープアンローデイング開始後に閉成し
て、テープアンローデイング完了直前にスイツチ
SW3Aが開成してもモータ駆動回路を閉路した
まゝとするためのものであり、具体的には、通常
は閉成しており、ローデイングアーム45がテー
プ引出し完了位置まで回動したときにアーム45
により押されて開成し、アーム45が反時計方向
に回動するとアーム45による係止を解除されて
閉成する。SW5Aはテープローデイング、テー
プアンローデイング完了検出スイツチであり、前
記のスイツチ切換カム42により、テープアンロ
ーデイング完了時に第6図中実線で示すように切
り換わり、テープローデイング改良時に同図中破
線で示すように切り換わる。SW6Aはテープロ
ーデイング完了検出スイツチであり、テープロー
デイング動作が完了した時点でスイツチ切換カム
42により閉成される。SW7Aは電源切換えス
イツチであり、通常は閉成しており、アダプタ3
0がハウジング11内に挿入され、アダプタ筐体
の左側壁65より突出している突出片66(第8
図参照)がばね67に抗してアダプタ筐体31内
に押し込まれたときに開成し、アダプタ30内の
電池68をモータ回路より切り離す。
またアダプタ筐体31の左側壁65及び右側壁
69には、第7図及び第8図に示すように複数の
端子が壁面より露出する状態で埋設してある。端
子はアダプタ筐体31の厚さ(高さ)方向に並ん
で配設してあり、後述するようにハウジング11
内に挿入されたときにハウジング側の対応する接
触片群と接触する。第3図及び第7図に示すよう
に、右側壁69には、上から順に、電源入力端子
70、テープアンローデイング開始入力端子7
1、テープローデイング完了検出出力端子72が
設けてある。こゝで、端子71は、後述するよう
にハウジング11が位置Cに戻つた際に、スイツ
チSW3Aと並列に接続される回路を端子71を
介して形成するためのものである(第6図参照)。
端子72はスイツチSW6Aと関連してあり、ス
イツチSW6Aが閉成すると、テープローデイン
グ完了信号が出力される。
アダプタ筐体31の左側壁65には、連動型ス
イツチSW1Aが閉成すると小型テープカセツト
「有」信号を出力する小型テープカセツト「有」
信号出力端子95及び連動型のスイツチSW2A
が閉成するとトツプカバー閉蓋信号を出力するト
ツプカバー閉蓋信号出力端子96が設けてある。
また上記左側壁65には、アダプタ識別用凹部
76が形成してある。
次に、上記アダプタ30を使用するときでの操
作及び前記装置1の動作について説明する。
まず装置1の電源スイツチ80を操作してオン
とし、小型テープカセツトが収納されていない空
のアダプタ30を、挿入口3内に挿入する。アダ
プタ30は矢印Y1方向に押されて第2図及び第
3図中一点鎖線で示す位置までハウジング11内
に挿入される。この状態で、アダプタ30の左右
の端子が夫々ハウジング11の左右の側板14,
15の内面側の接触片群81,82と接触し、ア
ダプタ80と装置1が電気的に接続される。また
左側板14側のアダプタ検出レバー83の先端が
上記凹部76内に嵌入して、検出レバー83は捩
りコイルばね84により反時計方向に回動した位
置にあり、アダプタ検出スイツチSW1は閉成し
てハウジング11内にアダプタ30が挿入された
と判断される。更には、アダプタ30の前側蓋3
2が底板16の左右に摺動可能に設けてある一対
の摺動板85,86を押し、これが矢印Y1方向
に多少摺動し、回動アーム(図示せず)が回動し
て側板14、15に取付けてあるアダプタ挿入検
出スイツチSW2,SW3が閉成する。
スイツチSW2,SW3が閉成すると、モータ
87が始動して正転し、この駆動力がウオーム8
8,ウオームホイール89、ギヤ90,91等を
介してピニオン18に伝達されこれが時計方向に
回動する。これによりハウジング11が挿入され
たアダプタ30と共に矢印Y1方向に移動し、更
には斜め上方向に移動し、アダプタ30は装置1
内に引き込まれる。ハウジング11が第9図及び
第10図に示す位置Cに到ると、側板14が支持
板12に斜め向きで取付けてある位置検出スイツ
チSW4に当接し、スイツチSW4が閉成する。
スイツチSW4が閉成すると、モータ87の回転
が停止し、ハウジング11がアダプタ30と共に
位置Cで停止する。ハウジング11は所定の操作
をするまで位置Cに停止したまゝとされる。
この後、操作者は、装置1の天板4の扉6を垂
立状態まで開蓋する。これにより挿入口5が開
き、この真下にアダプタ30のトツプカバー60
が位置する。次いで、指先を挿入口5内に挿入し
てアダプタ30のノブ64を矢印X1にスライド
させると、トツプカバー60がロツクを解除され
て捩りコイルばね77により略垂直状態まで回動
して開く。この状態で、小型テープカセツト34
を挿入口5を通してアダプタ30の収納部33内
に収納する。
小型テープカセツト34を収納した後、トツプ
カバー60を閉じ、扉6を閉じる。トツプカバー
60が閉蓋された段階で、スイツチSW1A,
SW2Aが閉成し、モータ37が装置1側の電源
を端子70を通して加えられて起動し、前記のよ
うにアダプタ30内でテープローデイング動作が
行なわれ、テープパス56が形成される。テープ
ローデイング動作が完了する時点で、スイツチ
SW6Aが閉成され、スイツチSW5Aが第6図
中破線で示すように切り換わる。スイツチSW5
Aが切り換わると、モータ37が停止する。
またスイツチSW6Aが閉成すると、端子72
よりテープローデイング完了信号が装置1側に出
力され、モータ87が再度駆動される。これによ
りハウジング11が矢印Z2方向に下降して位置B
に移り、アダプタ30が第2図及び第3図中二点
鎖線で示ように記録再生装置1に装着され、モー
タ87が停止する。
この状態で再生釦92を操作すると、アダプタ
30より磁気テープ55が引き出されドラムに添
接する所定テープパスに装填されて走行して再生
が行なわれる。再生釦92と記録釦93とを同時
に操作した場合には記録が行なわれる。
現在使用中の小型テープカセツト34を交換す
るに際しては、第1のイジエクト釦94を操作す
る。この操作により、端子101より「H」レベ
ル信号が加えられ、フリツプフロツプ回路102
がセツトされ、Q端子より「H」レベル信号が出
力されてアンドゲート103の一方の入力端子に
加えられる。一方、このとき、スイツチSW4は
開成しているため、端子104の信号は「L」レ
ベルにあり、これが反転されて「H」レベルとさ
れて上記のアンドゲート103の他方の入力端子
に加えられている。このため、上記イジエクト押
釦94の操作により、アンドゲート103が開い
てこれより「H」レベルの信号が出力され、これ
がオアゲート105に加えられ、オアゲート10
5より「H」レベルの信号が出力されてこれがモ
ータ駆動制御回路106に加えられ当該回路10
6が動作してモータ87が始動して逆転する。モ
ータ87が逆転すると、ハウジング11がアダプ
タ30と共に矢印Z1方向に上昇して位置Cに至
り、こゝで、スイツチSW4が閉成する。スイツ
チSW4が閉成すると、端子104が「H」レベ
ルとなり、アンドゲート103が閉じ、オアゲー
ト105の出力が「L」レベルとなり、回路10
6の動作が停止してモータ87が停止する。また
第6図中、端子71を介してスイツチSW3Aと
並列な回路が形成され、モータ37が逆転する。
従つて、アダプタ30は位置Cで停止すると共
に、アダプタ30内でのテープアンローデイング
動作が自動的に行なわれる。
また、スイツチSW4の上記閉成に応じてノア
ゲート107の出力が「H」レベルとなり、上記
のフリツプフロツプ回路102がリセツトされ
る。
テープアンローデイング動作が最終段階に到る
と、トツプカバー60のロツクが解除され、トツ
プカバー60がばね77により垂立状態に開蓋さ
れ、更には扉6もトツプカバー60により押され
て自動的に開く。
この状態で、操作者は、挿入口5内に手を差し
込んで、小型テープカセツト34を収納部33よ
り取り出し、別の小型テープカセツトを収納部3
3内に収納する。次いでトツプカバー60を閉じ
ると、スイツチSW1A,SW2Aが閉成し、第
6図のモータ37が起動し、アダプタ30内でテ
ープローデイング動作が開始される。またスイツ
チSW1A,SW2Aが閉成すると、(このときス
イツチSW4は閉成しており、端子104の信号
は「H」レベルにある)、アンドゲート121は
全部の入力が「H」レベルとなつて開き、フリツ
プフロツプ回路122がセツトされ、これより
「H」レベル信号が出力されてアンドゲー123
の一方の入力端子に加えられる。このとき、アダ
プタ30が装着された際に閉成してアダプタの装
着を検出するスイツチ(図示せず)は開成してお
り、端子124は「L」レベルにあり、これが反
転されて「H」レベルとされて上記のアンドゲー
ト123の他方の入力端子に加えられている。こ
のため、フリツプフロツプ122がセツトされる
と、アンドゲート123が開いてこれより「H」
レベルの信号が出力され、これがモータ駆動回路
106に加えられ、当該回路106が動作してモ
ータ87が始動して正転する。即ち、C位置で小
型テープカセツトを交換してトツプカバー60を
閉じると、アダプタ30内でテープローデイング
動作が行なわれると共に、ハウジング11が位置
Bの方向に移動し、アダプタ30はテープローデ
イング動作が完了した状態で装置1に装着され
る。アダプタ30が装着されると、アダプタ装着
検出スイツチ(図示せず)が閉成し、端子124
が「H」レベルとなり、アンドゲート123が閉
じ、回路106の動作が停止してモータ87が停
止する。また上記検出スイツチ(図示せず)の閉
成によりノアゲート125の出力が「H」レベル
となり、上記のフリツプフロツプ回路122はリ
セツトされる。
このように、小型テープカセツト34のアダプ
タ30よりの取り出し及びアダプタ30への装着
は、アダプタ30が装置1の内部に留まつている
状態で、挿入口5を通して行なわれるため、小型
テープカセツト交換の度毎にアダプタ30を装置
1外に取り出す面倒がなく、極めて便利となる。
また先の小型テープカセツトの記録再生が終了し
た後次の小型テープカセツトの記録再生が開始さ
れるまでの時間が短縮される。即ち、記録再生の
中断時間の短縮が図られる。
また、例えば予定されている複数個の小型テー
プカセツト34の最後の小型テープカセツトの再
生が終了した後では、Cの位置で、小型テープカ
セツト34をアダプタ30より取り出してアダプ
タ30を空状態とし、トツプカバー60を閉じる
場合がある。この場合には、端子95は「L」レ
ベルとなり、端子96は「H」レベルとなる。各
端子95,96の信号は接触片81を通してアン
ドゲート108に加えられ、この出力側が「H」
レベルとなり、この「H」レベルの信号が次段の
アンドゲート109の−の入力端子に加えられ
る。このアンドゲート109の別の入力端子には
端子104よりの「H」レベル信号が加えられて
いるが、アンドゲート109の更に別の入力端子
は「L」レベルにあり、アンドゲート109は閉
じたまゝとされ、前記のオアゲート105の出力
は「L」レベルのまゝであり、モータ87は起動
しない。これによりハウジング11は位置Cに停
止したまゝとされ、空のアダプタ30が装置1の
内部に留保される。即ち、装置1の内部が、空の
アダプタ30の保管に利用される。
このため、その後に小型テープカセツトの再生
を行なう場合には、扉6とトツプカバー60とを
開いて、小型テープカセツト34を挿入口5を通
して収納部33内に収納するだけで良く、アダプ
タを所定の保管場所より持つてきたりする面倒は
なく、使い勝手が良くなる。
この空のアダプタ30を装置外に取り出したい
場合には、第1のイジエクト釦94を再度操作す
る。この操作により、端子101より「H」レベ
ルの信号がアンドゲート109に加えられ、アン
ドゲート109が開き、フリツプフロツプ回路1
10がセツトされる。このセツト出力はオアゲー
ト111に加えられ、オアゲート111の出力が
アンドゲート112の一方の入力端子に加えられ
る。こゝでアンドゲート112の他方の入力端子
には、端子113よりのカセツト排出完了時に
「H」レベルとなる信号が反転されて加えられて
おり、アダプタ30が装置1内にある状態では、
アンドゲート112の上記他方の入力端子は
「H」レベル状態である。このためアンドゲート
112は、上記オアゲート111よりの出力の入
来により開いて、「H」レベルの信号を出力し、
これが前記オアゲート105に加えられ、前記の
場合と同様に、回路106が動作してモータ87
が起動して逆転する。これにより、ハウジング1
1が矢印Y2方向に移動して位置Aに戻り、空の
アダプタ30は装置1外に排出される。
空のアダプタ30が装置1外に排出されると、
端子113よりの信号が「H」レベルとなり、ア
ンドゲート112が閉じこの出力が「L」レベル
となり、回路106の動作が停止してモータ87
が停止する。またノアゲート114の出力が
「H」レベルとなり、フリツプフロツプ回路11
0がリセツトされる。
次に上記の第1のイジエクト釦94の代わりに
第2のイジエクト釦97を操作した場合での動作
について説明する。
第2のイジエクト釦97を操作すると、端子1
15より「H」レベル信号がアンドゲート11
6,117に加えられる。−のアンドゲート11
6には、端子104よりの信号が加えられてお
り、別のアンドゲート117には、端子104よ
りの信号とアンドゲート108よりの信号が加え
られている。
アダプタ30が装着されている状態で第2のイ
ジエクト釦97を操作すると、アンドゲート11
6が開き、オアゲート118よりの出力によりフ
リツプフロツプ回路119がセツトされ、このセ
ツト出力がオアゲート111に加えられる。これ
により前記の場合と同様に、オアゲート111、
アンドゲート112、オアゲート105を介して
回路106が動作され、モータ87が起動して逆
転し、ハウジング11がアダプタ30と共に矢印
Z1方向に上昇する。ハウジング11が位置Cに到
るとスイツチSW4が閉成するが、フリツプフロ
ツプ回路119はリセツトされずにセツト状態に
保たれる。このため、モータ87は停止せずに逆
転し続け、ハウジング11は矢印Y2方向に位置
Aまで移動し、アダプタ30が挿入口3より排出
される。ハウジング11が位置Aに復帰すると、
端子113よりの信号が「H」レベルとなり、ア
ンドゲート112が閉じ、この出力が「L」レベ
ルとなり、前記の場合と同様にモータ87が停止
すると共にノアゲート120より「H」レベルの
信号が出力されてフリツプフロツプ回路119が
リセツトされる。
またアダプタ30が装置1外に取り出された状
態で、テープアンローデイングを行なう場合に
は、摺動ノブ64を矢印X1方向にロツクされる
位置まで操作する。この操作により、スイツチ
SW3Aが閉成し、モータ37が電池68を電源
とされて始動して逆転し、テープアンローデイン
グ動作が行なわれる。テープアンローデイングの
最終段階で、トツプカバー62がロツクを解除さ
れて開蓋する。このロツク解除動作によりスイツ
チSW3Aは開成されるが、この時点ではスイツ
チSW4Aは閉成しているため、モータ37は停
止することなく、テープアンローデイング動作は
完了するまで行なわれ、テープアンローデイング
動作が完了した段階でスイツチSW5Aが切り換
わつてモータ37が停止する。
またアダプタ30が空の状態で上記位置Cに停
止している状態で第2のイジエクト釦97を操作
した場合には、上記のアンドゲート116に代わ
つて別のアンドゲート117が閉じ、オアゲート
118を介してフリツプフロツプ回路119がセ
ツトされ、上記の場合と同様にモータ87が逆転
し、ハウジング11が矢印Y2方向に移動してア
ダプタ30が装置外に排出される。アダプタ30
は排出されると、上記の場合と同様にモータ87
が停止し、フリツプフロツプ回路119がリセツ
トされる。
また、標準形テープカセツトを挿入した場合に
は、検出レバー83がテープカセツトの側面によ
り押されて回動し、スイツチSW1が開成され
る。このため、ハウジング11はアダプタ30が
挿入された場合とは異なり、位置Cで停止せずに
位置Bまで移動し、標準形テープカセツトは装置
1に装着される。イジエクト操作をすると、ハウ
ジング11は直接位置Aまで戻り、標準形テープ
カセツトが装置より排出される。
効 果 上述の如く、本考案になる磁気記録及び/又は
再生装置によれば、必要に応じて、小型テープカ
セツト用アダプタをこれより小型テープカセツト
が取り出された空の状態で装置内に留保すること
が出来、装置自体の内部を空のアダプタの保管場
所として利用することが出来、小型テープカセツ
トを再生するに際して、アダプタを捜したりする
面倒もなく、極めて便利であり、また、空のアダ
プタが装置内部に保管されている状態で操作手段
を操作すれば空のアダプタを装置外に排出するこ
とも出来、然して必要に応じて空のアダプタを装
置外に排出することも出来、この点でも使い勝手
が良いという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気記録及び/又は再生
装置の一実施例の斜視図、第2図及び第3図は
夫々第1図の装置内のアダプタ自動装着脱機構の
平面図及び側面図、第4図は第1図の装置に使用
される小型テープカセツト用アダプタの一例を上
板を取り外して示す平面図、第5図は第4図のア
ダプタに収納される小型テープカセツトの一例の
斜視図、第6図は第4図のアダプタ内のモータと
複数の検出スイツチとの接続を示す回路図、第7
図及び第8図は夫々第4図のアダプタを右側及び
左側よりみた斜視図、第9図及び第10図は夫々
アダプタハウジングが小型テープカセツト収納・
取出し位置にあるときでの状態を示すアダプタ自
動装着脱機構の平面図及び側面図、第11図はア
ダプタ自動装着脱機構の動作を制御する制御回路
の1例を示す図である。 1……磁気記録及び/又は再生装置、2……前
面パネル、3……アダプタ(標準形テープカセツ
ト)用挿入口、4……天板、5……小型テープカ
セツト用挿入口、6……扉、10……アダプタ
(テープカセツト)自動装着脱機構、11……ア
ダプタハウジング、12,13……垂立支持板、
14,15……側板、15a……ラツクギヤ、1
6……底板、18……ピニオン、19a,19
b,19c……案内溝、20……枠板、30……
小型テープカセツト用アダプタ、31……アダプ
タ筐体、32……前側蓋、33……小型テープカ
セツト収納部、34……小型テープカセツト、3
5……カセツト筐体、36……蓋、37,87…
…モータ、38,88……ウオーム、39……歯
車列、40,61,90,91……ギヤ、41…
…アーム、42……スイツチ切換カム、43……
ポールロツク用カム、44……特殊チエーン、4
5,51……ローデイングアーム、46,52…
…軸、47,49……ベルクランクレバー、4
8,50……リンク、53,54……ポール、5
5……磁気テープ、56……テープパス、57,
62……ロツクレバー、58……巻取リール、5
9……ロツク部材、60……トツプカバー、63
……レバー、64……摺動ノブ、64a……係止
部、65……左側壁、66……突出片、67……
ばね、68……電池、69……右側壁、70……
電源入力端子、71……テープアンローデイング
開始入力端子、72……テープローデイング完了
検出出力端子、76……アダプタ識別用凹部、7
7,84……捩りコイルばね、80……電源スイ
ツチ、81,82……接触片群、83……アダプ
タ検出レバー、85,86……摺動板、92……
再生釦、93……記録釦、94……第1のイジエ
クト釦、95……小型テープカセツト「有」信号
出力端子、96……トツプカバー閉蓋信号出力端
子、97……第2のイジエクト釦、100……制
御回路、101,104,113,115……端
子、102,110,119,122……フリツ
プフロツプ回路、103,108,109,11
2,116,117,121,123……アンド
ゲート、105,111,118……オアゲー
ト、106……モータ駆動制御回路、107,1
14,120,125……ノアゲート、SW1A
……小型テープカセツト収納検出スイツチ、SW
2A……トツプカバー閉蓋検出スイツチ、SW3
A……テープアンローデイング開始スイツチ、
SW4A……補助スイツチ、SW5A……テープ
ローデイング・アンローデイング完了検出スイツ
チ、SW6A……テープローデイング完了検出ス
イツチ、SW1……アダプタ検出スイツチ、SW
2,SW3……アダプタ挿入検出スイツチ、SW
4……位置検出スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置1の前面パネル2側に設けられ、標準形テ
    ープカセツトより小型の小型テープカセツト34
    を装着するときに用いられる小型テープカセツト
    用アダプタ30が挿入されるアダプタ用挿入口3
    と、 該装置1の天板4側に設けられ、該アダプタ用
    挿入口3から挿入された該アダプタ30に該小型
    テープカセツト34を挿入し、又は該アダプタ3
    0から該小型テープカセツト34を交換する小型
    テープカセツト用挿入口5と、 挿入した該アダプタ30を搭載し、該アダプタ
    30を該装置1のアダプタ装着位置Bに移動させ
    る途中で該小型テープカセツト用挿入口5に対向
    して該小型テープカセツト34の該アダプタ30
    への交換が可能となる小型テープカセツト交換可
    能位置Cを経由して移動しうるハウジング11と
    を有してなる磁気記録及び/又は再生装置1であ
    つて、 該ハウジング11を該アダプタ用挿入口3から
    小型テープカセツト交換可能位置Cを経由してア
    ダプタ装着位置Bに移動させるハウジング移動手
    段18,87〜91と、 該ハウジング移動手段18,87〜91を動作
    させるに際して操作される操作手段80,94,
    97と、 該ハウジング11が小型テープカセツト交換可
    能位置Cに到つたことを検出する交換可能位置検
    出手段SW4と、 該アダプタ30に該小型テープカセツト34が
    収納されているか否かの状態及び該アダプタ30
    の蓋60の開閉状態とを該アダプタ30の出力手
    段95,96を介して受け取る該装置1のアダプ
    タ状態検出手段81,82と、 該交換可能位置検出手段SW4の検出動作に応
    じて該ハウジング移動手段18,87〜91の動
    作を停止させ、アダプタ状態検出手段81,82
    によつて該小型テープカセツト34が該アダプタ
    30の小型テープカセツト収納部33より取り出
    されて該収納部33が空の状態で該アダプタ30
    の蓋60が該収納部33を覆うように閉じられた
    ことを検出した場合には該ハウジング移動手段1
    8,87〜91を停止したまゝ該ハウジング11
    を小型テープカセツト交換可能位置Cに待機さ
    せ、該操作手段80,94,97が再度操作され
    た場合に該ハウジング移動手段18,87〜91
    を動作させる制御手段100とを具備してなる磁
    気記録及び/又は再生装置。
JP10069183U 1983-06-29 1983-06-29 磁気記録及び/又は再生装置 Granted JPS609037U (ja)

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