JPH0416261Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416261Y2 JPH0416261Y2 JP15213487U JP15213487U JPH0416261Y2 JP H0416261 Y2 JPH0416261 Y2 JP H0416261Y2 JP 15213487 U JP15213487 U JP 15213487U JP 15213487 U JP15213487 U JP 15213487U JP H0416261 Y2 JPH0416261 Y2 JP H0416261Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pack
- switch
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- attached
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、カセツトテーププレーヤにおけるカ
セツトパツクの検出機構に関するものである。
セツトパツクの検出機構に関するものである。
(従来の技術)
カセツトテーププレーヤにおいては、テーププ
レーヤの再録位置にカセツトパツクが確実に装着
されたことを検出し、モータやプランジヤの起動
その他の動作を行なわせるために、パツク検出機
構が設けられている。
レーヤの再録位置にカセツトパツクが確実に装着
されたことを検出し、モータやプランジヤの起動
その他の動作を行なわせるために、パツク検出機
構が設けられている。
従来、これらのパツク検出機構としては、第4
図に示すように、テーププレーヤの基板11上に
突出したノブ12を有するスイツチ13が使用さ
れている。そして、基板11の上方からパツクP
を装着すると、このパツクPにノブ12が押圧さ
れてスイツチ13がオン・オフしてパツクPの検
出を行なうと同時に、モータの起動等を行なうよ
うにしている。
図に示すように、テーププレーヤの基板11上に
突出したノブ12を有するスイツチ13が使用さ
れている。そして、基板11の上方からパツクP
を装着すると、このパツクPにノブ12が押圧さ
れてスイツチ13がオン・オフしてパツクPの検
出を行なうと同時に、モータの起動等を行なうよ
うにしている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、最近テーププレーヤの小型・薄型化
が急速に進み、従来の半分の厚さのテーププレー
ヤの開発が進められている。この様なテーププレ
ーヤにおいては、部品点数の消減による構造の単
純化は元より、各部品の適正な位置による有効ス
ペースの利用が薄型化に大きく寄与する。
が急速に進み、従来の半分の厚さのテーププレー
ヤの開発が進められている。この様なテーププレ
ーヤにおいては、部品点数の消減による構造の単
純化は元より、各部品の適正な位置による有効ス
ペースの利用が薄型化に大きく寄与する。
しかし、第4図に示したような従来のパツク検出
機構においては、スイツチ13のノブをそのまま
テーププレーヤ基板11上に突出させてパツクP
を検出していたので、どうしてもスイツチ13を
基板下面に垂直に配置しなければならず、スイツ
チ13の高さH分だけテーププレーヤの薄型化が
困難になる。特に、汎用品のスイツチ13は、図
示のようにスイツチの幅の狭い部分にノブ12が
設けられているので、この様なスイツチをそのま
ま使用した場合には、スイツチを縦置きにせざる
を得ず、テーププレーヤの薄型化は難しい。
機構においては、スイツチ13のノブをそのまま
テーププレーヤ基板11上に突出させてパツクP
を検出していたので、どうしてもスイツチ13を
基板下面に垂直に配置しなければならず、スイツ
チ13の高さH分だけテーププレーヤの薄型化が
困難になる。特に、汎用品のスイツチ13は、図
示のようにスイツチの幅の狭い部分にノブ12が
設けられているので、この様なスイツチをそのま
ま使用した場合には、スイツチを縦置きにせざる
を得ず、テーププレーヤの薄型化は難しい。
もちろん、上記のような検出スイツチとしてリ
ーフスイツチのような小型のものを使用すること
も提案されているが、この種の小型のスイツチは
電流容量が小さいため、直接モータ等を起動させ
ることは不可能であり、リレー等と組合せる必要
があつて、テーププレーヤの構造を複雑化する不
都合がある。
ーフスイツチのような小型のものを使用すること
も提案されているが、この種の小型のスイツチは
電流容量が小さいため、直接モータ等を起動させ
ることは不可能であり、リレー等と組合せる必要
があつて、テーププレーヤの構造を複雑化する不
都合がある。
本考案は、上記のような従来の検出機構の問題
点を解決し、従来使用されていた汎用品のスイツ
チを使用しながら、そのスイツチを横置きとする
ことにより、テーププレーヤの薄型化を可能とし
たパツク検出機構を提供することにある。
点を解決し、従来使用されていた汎用品のスイツ
チを使用しながら、そのスイツチを横置きとする
ことにより、テーププレーヤの薄型化を可能とし
たパツク検出機構を提供することにある。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
本考案のパツク検出機構は、パツクの装着方向
と平行に設けられた支軸に回動自在に取付けられ
たリンク部材と、このリンク部材の回動に伴つて
オン・オフされるスイツチと、パツクの装着方向
に沿つて移動可能に支持され、且つパツク装着時
にパツクによつて押圧される検出部材とを備えて
いることを構成上の特徴とするものである。
と平行に設けられた支軸に回動自在に取付けられ
たリンク部材と、このリンク部材の回動に伴つて
オン・オフされるスイツチと、パツクの装着方向
に沿つて移動可能に支持され、且つパツク装着時
にパツクによつて押圧される検出部材とを備えて
いることを構成上の特徴とするものである。
(作用)
上記のような構成を有する本考案には、パツク
の装着方向を検出する検出部材の移動を、パツク
の装着方向とは直角方向に回動するリンク部材の
動きに変換し、このリンク部材の回動によつてス
イツチをオン・オフするものである。従つて、ス
イツチのノブの押し込み方向とカセツトの装着方
向を直角に設定することができ、第4図のような
汎用品のスイツチを使用した場合に、パツクの装
着方向に対してスイツチを横置きとすることが可
能となる。
の装着方向を検出する検出部材の移動を、パツク
の装着方向とは直角方向に回動するリンク部材の
動きに変換し、このリンク部材の回動によつてス
イツチをオン・オフするものである。従つて、ス
イツチのノブの押し込み方向とカセツトの装着方
向を直角に設定することができ、第4図のような
汎用品のスイツチを使用した場合に、パツクの装
着方向に対してスイツチを横置きとすることが可
能となる。
(実施例)
本考案の一実施例を、第1図乃至第3図に従つ
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
*実施例の構成*
本実施例においては、テーププレーヤの基板1
に対してスイツチ2は横置きに取付けられ、その
幅の狭い側面にノブ3が突出している。スイツチ
2の側方には、リンク部材の支軸4が、基板1と
垂直にパツクの装着方向に沿つて設けられてい
る。この支軸4には、一例として、L字形をなす
リンク部材5が回動自在に嵌合されている。即
ち、このリンク部材5は、スイツチのノブ押圧片
5aと、検出部材によつて押圧される被押圧部5
cを備えた被押圧片5bとから構成されている。
被押圧部5cは、その上部コーナー部が切除され
たような傾斜面になつている。支軸4の外周には
スプリング6が設けられ、その一端はリンク部材
5の被押圧部5cの背後に係合し、他端はテープ
プレーヤの基板に係合している。従つて、リンク
部材5は、このスプリング6によつてノブ押圧片
5aがスイツチのノブ3を押圧する方向に付勢さ
れている。
に対してスイツチ2は横置きに取付けられ、その
幅の狭い側面にノブ3が突出している。スイツチ
2の側方には、リンク部材の支軸4が、基板1と
垂直にパツクの装着方向に沿つて設けられてい
る。この支軸4には、一例として、L字形をなす
リンク部材5が回動自在に嵌合されている。即
ち、このリンク部材5は、スイツチのノブ押圧片
5aと、検出部材によつて押圧される被押圧部5
cを備えた被押圧片5bとから構成されている。
被押圧部5cは、その上部コーナー部が切除され
たような傾斜面になつている。支軸4の外周には
スプリング6が設けられ、その一端はリンク部材
5の被押圧部5cの背後に係合し、他端はテープ
プレーヤの基板に係合している。従つて、リンク
部材5は、このスプリング6によつてノブ押圧片
5aがスイツチのノブ3を押圧する方向に付勢さ
れている。
リンク部材5の被押圧部5cの近傍には、検出
部材7が設けられている。この検出部材7は、パ
ツクPの装着方向に沿つて配設された支軸8に昇
降自在に嵌合され、検出部材7の下部に設けられ
たスプリング9によつて上方に付勢されている。
なお、8aは、このスプリング9によつて付勢さ
れた検出部材7が支軸8から抜け出ないようにす
るためのストツパである。
部材7が設けられている。この検出部材7は、パ
ツクPの装着方向に沿つて配設された支軸8に昇
降自在に嵌合され、検出部材7の下部に設けられ
たスプリング9によつて上方に付勢されている。
なお、8aは、このスプリング9によつて付勢さ
れた検出部材7が支軸8から抜け出ないようにす
るためのストツパである。
検出部材7には、基板1の上方に突出しパツク
によつて押圧されるパツク当接部7aと、検出部
材7の昇降時にリンク部材の被押圧部5cに形成
された傾斜面に接触する押圧部7bとが設けられ
ている。また、基板1に縦方向に設けられたガイ
ド溝1a内に摺動自在に係合するガイド突起7c
が設けられている。
によつて押圧されるパツク当接部7aと、検出部
材7の昇降時にリンク部材の被押圧部5cに形成
された傾斜面に接触する押圧部7bとが設けられ
ている。また、基板1に縦方向に設けられたガイ
ド溝1a内に摺動自在に係合するガイド突起7c
が設けられている。
*実施例の作用*
上記のような構成を有する本実施例において
は、パツクの未装着時には、スプリング6に押圧
されたリンク部材5のノブ押圧片5aがスイツチ
のノブ3を押圧した状態にある。
は、パツクの未装着時には、スプリング6に押圧
されたリンク部材5のノブ押圧片5aがスイツチ
のノブ3を押圧した状態にある。
この状態でテーププレーヤにパツクPが装着さ
れると、基板1上に突出している検出部材7の当
接部7aがパツクに押圧され、検出部材7全体は
スプリング9に逆らい支軸8に沿つて下降する。
すると、この検出部材7の押圧部7bがリンク部
材の被押圧部5cの傾斜面をスライドしながら押
圧するので、リンク部材5はスプリング6に逆ら
つて回動し、そのノブ押圧片5aがスイツチのノ
ブ3から離れる。その結果、スイツチ2がオン・
オフしてテーププレーヤのモータ等が起動され
る。
れると、基板1上に突出している検出部材7の当
接部7aがパツクに押圧され、検出部材7全体は
スプリング9に逆らい支軸8に沿つて下降する。
すると、この検出部材7の押圧部7bがリンク部
材の被押圧部5cの傾斜面をスライドしながら押
圧するので、リンク部材5はスプリング6に逆ら
つて回動し、そのノブ押圧片5aがスイツチのノ
ブ3から離れる。その結果、スイツチ2がオン・
オフしてテーププレーヤのモータ等が起動され
る。
このように本実施例によれば、基板1に沿つて
横置きしたスイツチ2のノブ3を基板上方からテ
ーププレーヤにセツトしたパツクによつてオン・
オフすることができるので、第4図に示したよう
な汎用品のスイツチを使用しながら、テーププレ
ーヤの薄型化を可能とすることができる。
横置きしたスイツチ2のノブ3を基板上方からテ
ーププレーヤにセツトしたパツクによつてオン・
オフすることができるので、第4図に示したよう
な汎用品のスイツチを使用しながら、テーププレ
ーヤの薄型化を可能とすることができる。
*他の実施例*
なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、次のような他の実施例も包含する。
ではなく、次のような他の実施例も包含する。
リンク部材を付勢するスプリングを逆方向に
掛け、リンク部材をスイツチのノブから離れる
方向に付勢するもの。
掛け、リンク部材をスイツチのノブから離れる
方向に付勢するもの。
リンク部材がL字形でなく、スイツチ押圧片
にそのまま被押圧部が形成されているもの。
にそのまま被押圧部が形成されているもの。
基板に設けたガイド溝と、検出部材のガイド
突起のような回り止めが全く無いもの。また、
これらのガイド溝と突起の代りに、検出部材の
支軸に検出部材の回り止めを有するもの。
突起のような回り止めが全く無いもの。また、
これらのガイド溝と突起の代りに、検出部材の
支軸に検出部材の回り止めを有するもの。
スイツチのノブ自身に復帰力を有し、リンク
部材を付勢するスプリングを持たないもの。
部材を付勢するスプリングを持たないもの。
[考案の効果]
以上の通り、本考案のパツク検出機構によれ
ば、パツクの挿入方向に対してスイツチを横置き
することが可能となり、リレー等の別部材を必要
としない比較的大型スイツチを使用した場合でも
テーププレーヤを薄型化することができる効果が
ある。
ば、パツクの挿入方向に対してスイツチを横置き
することが可能となり、リレー等の別部材を必要
としない比較的大型スイツチを使用した場合でも
テーププレーヤを薄型化することができる効果が
ある。
第1図は本考案のパツク検出機構の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同じく平面図、第3図
は同じく側面図、第4図は従来の検出機構の一例
を示す側面図である。 1……テーププレーヤの基板、2……スイツ
チ、3……ノブ、4……支軸、5……リンク部
材、5a……ノブ押圧片、5b……被押圧片、5
c……被押圧部、6……スプリング、7……検出
部材、7a……パツク当接部、7b……押圧部、
7c……ガイド突起、8……支軸、8a……スト
ツパ、9……スプリング、P……パツク。
示す分解斜視図、第2図は同じく平面図、第3図
は同じく側面図、第4図は従来の検出機構の一例
を示す側面図である。 1……テーププレーヤの基板、2……スイツ
チ、3……ノブ、4……支軸、5……リンク部
材、5a……ノブ押圧片、5b……被押圧片、5
c……被押圧部、6……スプリング、7……検出
部材、7a……パツク当接部、7b……押圧部、
7c……ガイド突起、8……支軸、8a……スト
ツパ、9……スプリング、P……パツク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 a パツクの装着方向と平行に設けられた支軸に
回動自在に取付けられたリンク部材。 b リンク部材の回動に伴つてオン・オフされる
スイツチ。 c パツクの装着方向に沿つて移動可能に支持さ
れ、且つパツク装着時にパツクによつて押圧さ
れる検出部材。 d 検出部材をパツクの装着方向と反対方向に付
勢するスプリング。 e 検出部材の移動時にリンク部材を回動させる
ために、検出部材に設けられた押圧部と、リン
ク部材に設けられた被押圧部。 以上の構成要件を備えていることを特徴とする
パツク検出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15213487U JPH0416261Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15213487U JPH0416261Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0159929U JPH0159929U (ja) | 1989-04-14 |
JPH0416261Y2 true JPH0416261Y2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=31426789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15213487U Expired JPH0416261Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416261Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP15213487U patent/JPH0416261Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0159929U (ja) | 1989-04-14 |
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