JPH0416116Y2 - - Google Patents

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JPH0416116Y2
JPH0416116Y2 JP1987088263U JP8826387U JPH0416116Y2 JP H0416116 Y2 JPH0416116 Y2 JP H0416116Y2 JP 1987088263 U JP1987088263 U JP 1987088263U JP 8826387 U JP8826387 U JP 8826387U JP H0416116 Y2 JPH0416116 Y2 JP H0416116Y2
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JP
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liquid container
thermistor
pedestal
cushion material
sensing device
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電気湯沸かし器の液体容器の
側壁に設けられる熱感知装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は電気湯沸かし器の液体容器の例えば側
壁に埋設されている熱感知装置の従来例を示し、
同図において、51はステンレス製の液体容器の
側壁で、52はこの側壁51の上部に開設された
孔である。53は一端が開放し他端が閉塞された
熱伝導性の良好な材料よりなるキヤツプ状体で、
その閉塞側を液体容器内に突出させるようにして
孔52内に挿入配置されている。54はキヤツプ
状体53の開放側の鍔部55と側壁51との間に
介装されたパツキンである。そして、55はキヤ
ツプ状体53の内部空間53a内に設けられたサ
ーミスタで、そのリード部55A,55Aと共に
耐熱性樹脂等のコーテイング材56によつて被覆
されており、キヤツプ状体53の熱はコーテイン
グ材56を介してサーミスタ55に伝わるように
してある。57はキヤツプ状体53の開放側を閉
塞する蓋体で、この蓋体をキヤツプ状体内に押圧
挿入してキヤツプ状口元を拡げて液体容器の孔に
キヤツプ状体を固定する機能をも有しており、前
記リード部55A,55Aにそれぞれ連接された
接続リード58,58は蓋57に開設された孔
(図外)を挿通して外部に引き出されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成の熱感知装置において
は、サーミスタ55の組み込みに先立つてコーテ
イング材56をサーミスタ55等にコーテイング
する必要がある等所謂一次処理を施す必要がある
と共に、キヤツプ状体53の内部空間53a内に
サーミスタ55を挿入しただけであるので、サー
ミスタ55とキヤツプ状体53との熱的結合が必
ずしも十分でない場合があり、このためこれら両
者間の熱伝導が不安定となり、その結果正確な温
度を感知できないことがあると共に蓋体によるキ
ヤツプ状体の固定は熱及び振動等の影響により簡
単にゆるみ、液漏れ又は空気漏れが発生し、更に
はキヤツプ状体が孔内より離脱することとなつて
いた。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、一次処理等を施す
必要がなく、簡単に組み込むことができると共
に、正確に熱を感知することができる熱感知装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る熱感
知装置は、液体容器の側壁に形成された透孔内を
貫通し、外周にネジを刻設した胴部と、液体容器
の透孔より大きい外径を有し胴部と一体的に形成
され、かつ後端が開放された内部空胴な頭部とか
らなる台座を設け、この台座の頭部の空胴にクツ
シヨン材、サーミスタ、絶縁材を挿入してカバー
ケースにて囲み、カバーケース端部を台座の頭部
の外周に密に係止すると共に台座の胴部のネジに
螺着するナツトを設ける一方、液体容器内に台座
の頭部を配置し、液体容器外に台座の胴部を突出
させて液体容器外よりナツトにて台座を螺着固定
するようにした。
〔作用〕
本考案に係る熱感知装置においては、サーミス
タが液体容器内の液体又は雰囲気空気と直接的に
接触するので、確実に熱を感知することができ
る。又、ナツトの螺着だけで液体容器の側壁に確
実に固定することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第4図は本考案を適用した電気湯沸かし器で、同
図において、1はケース本体、2はケース本体1
の上部に開閉並びに着脱自在に設けられた蓋体、
3は底体である。4はステンレス等の金属よりな
る液体容器で、その内部には水Wが収容される。
5は液体容器4の下部外周に巻設されたヒータで
ある。6,7は液体容器4の側壁4A、底壁4B
にそれぞれ設けられた熱感知装置である。
第1図乃至第3図は前記熱感知装置6,7のう
ち、側壁4Aに設けられる熱感知装置6を示し、
これらの図において、8は側壁4Aに形成された
透孔9に挿着された台座で、胴部8Aとこの胴部
8Aと一体的かつ胴部8Aの外径及び透孔9の内
径より大径に形成された頭部8Bとからなる。そ
して、胴部8Aの外部には雄ねじ部10が形成し
てあり、内部には2つの貫通孔11,11が形成
してある。又、頭部8Bの胴部8A側の外周には
段部12が周設してあり、内部には一方が貫通孔
11,11に連通し、他方が開放された空間部1
3が形成してある。尚、このように構成された台
座8は例えばポリカーボネートの如き合成樹脂等
を用いて成形によつて形成される。
14はサーミスタで、14A,14Aはその両
端に設けられるリード部である。このサーミスタ
14は平板状のクツシヨン材15に保持される。
即ち、クツシヨン材15は適度の弾力性(柔軟
性)を有する例えばシリコンゴム等よりなり、切
り込み部(図外)が形成してある。そして、サー
ミスタ14はそのリード部14A,14Aが前記
切り込み部を挿通するようにしてクツシヨン材1
5の平面部15Aに保持されると共に、リード部
14A,14Aが貫通孔11,11内を挿通する
ようにして、頭部8Bの空間部13内に収容され
る。
16は空間部13の開放側を閉塞するためのカ
バーケースで、天蓋部16Aとこの天蓋部16A
の周囲から下方に垂下するスカート部16Bとか
らなり、ステンレス等熱伝導性に優れた材料から
形成されている。そして、スカート部16Bの端
部16bは内方に折り曲げられて、頭部8Bの外
周に形成された段部12に係止するようにしてあ
る。
17はサーミスタ14とカバーケース16の天
蓋部16Aの内面側との間に介装される耐熱性の
絶縁材で、例えば耐熱絶縁テープである。
尚、第1図において、18,19はパツキン、
20は平座金、21は雌ねじ部10と螺合するナ
ツトである。
而して、上記構成の熱感知装置6を液体容器4
の側壁4Aに取り付けるには、先ず、サーミスタ
14をそのリード部14A,14Aがクツシヨン
材15の切り込み部を挿通するようにしてクツシ
ヨン材15に保持させ、この状態のサーミスタ1
4を、更に、リード部14A,14Aが貫通孔1
1,11をそれぞれ挿通するようにして空間部1
3内に収容する。そして、絶縁材17をサーミス
タ14に当てがつて、カバーケース16を空間部
13の開放側から被せ、更に、そのスカート部1
6Bの端部16bを内方に折り曲げて頭部8Bの
外周に形成された段部12に係止させる。
このようにして内部にサーミスタ14を収容し
た台座8の胴部8Aからパツキン18を頭部8B
に外嵌させた状態で、胴部8Aを液体容器4の内
側から側壁4Aの透孔9内に挿入し、孔9を挿通
した胴部8Aにパツキン19、平座金20を外嵌
した後、ナツト21を雄ねじ部10に螺着して、
これを締め付けることによつて、第1図に示すよ
うに取り付けが完了する。
上記構成の熱感知装置6においては、サーミス
タ14はその保護体である台座8の空間部13に
おいて、クツシヨン材15によつて所定の状態で
保持され、しかも、空間部13の開放側を閉鎖す
る熱伝導性に優れたカバーケース16とは耐熱性
の絶縁材17を介して接しているので、サーミス
タ14にはカバーケース16側の熱が確実に伝わ
り、正確に熱を感知することができる。又、サー
ミスタ14の組み込みを簡単に行うことができ
る。
〔考案の効果〕
熱感知装置はサーミスタがカバーケースと共に
液体容器の側壁を貫通して直接的に液体容器内の
液体又は雰囲気空気と接触することとなるため
に、正確な熱を感知することができる。又、台座
の胴部を液体容器外側に突出し、この胴部のネジ
にナツトを締め付けるだけで、簡単に取付けるこ
とができると共にナツトの螺着にて液体容器の側
壁に液漏れ又は空気漏れなく確実にしかも強固に
固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は熱感知装置を液体容器の側壁に取り付け
た状態を示す断面図、第2図は熱感知装置の一例
を示す分解斜視図、第3図は第2図の矢印A方向
から見た平面図、第4図は本考案を適用した電気
湯沸かし器の断面図である。第5図は従来例を示
す断面図である。 4……液体容器、4A……側壁、8……台座、
8A……胴部、8B……頭部、9……透孔、11
……貫通孔、12……段部、13……空間部、1
4……サーミスタ、14A……リード部、15…
…クツシヨン材、16……カバーケース、17…
…絶縁材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状のクツシヨン材と、このクツシヨン材に
    保持され、そのリード部がクツシヨン材を挿通す
    るサーミスタと、このサーミスタを耐熱性の絶縁
    材に当接して、クツシヨン材と絶縁材とにてサー
    ミスタをサンドイツチ状とすると共に、この絶縁
    材、サーミスタ、クツシヨン材を有底のカバーケ
    ースにて順次囲み、このカバーケースを液体容器
    に密接してなる熱感知装置に於いて、上記液体容
    器の側壁に形成された透孔内を貫通し、外周にネ
    ジを刻設した胴部と、液体容器の透孔より大きい
    外径を有し胴部と一体的に形成され、かつ後端が
    開放された内部空胴な頭部とからなる台座を設
    け、この台座の頭部の空胴にクツシヨン材、サー
    ミスタ、絶縁材を挿入してカバーケースにて囲
    み、カバーケース端部を台座の頭部の外周に密に
    係止すると共に台座の胴部のネジに螺着するナツ
    トを設ける一方、液体容器内に台座の頭部を配置
    し、液体容器外に台座の胴部を突出させて液体容
    器外よりナツトにて台座を螺着固定することを特
    徴とした熱感知装置。
JP1987088263U 1987-06-06 1987-06-06 Expired JPH0416116Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987088263U JPH0416116Y2 (ja) 1987-06-06 1987-06-06

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JP1987088263U JPH0416116Y2 (ja) 1987-06-06 1987-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS63196044U JPS63196044U (ja) 1988-12-16
JPH0416116Y2 true JPH0416116Y2 (ja) 1992-04-10

Family

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JP1987088263U Expired JPH0416116Y2 (ja) 1987-06-06 1987-06-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2778489B2 (ja) * 1994-11-09 1998-07-23 タイガー魔法瓶株式会社 沸騰式電気貯湯容器
JP5470748B2 (ja) * 2008-05-29 2014-04-16 三洋電機株式会社 電気ケトル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259223A (ja) * 1984-06-05 1985-12-21 松下電器産業株式会社 調理器の温度検出装置

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