JPS5846771Y2 - 電子ジヤ−等の内蓋取付構造 - Google Patents

電子ジヤ−等の内蓋取付構造

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Publication number
JPS5846771Y2
JPS5846771Y2 JP5398081U JP5398081U JPS5846771Y2 JP S5846771 Y2 JPS5846771 Y2 JP S5846771Y2 JP 5398081 U JP5398081 U JP 5398081U JP 5398081 U JP5398081 U JP 5398081U JP S5846771 Y2 JPS5846771 Y2 JP S5846771Y2
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JP
Japan
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mounting
mounting shaft
recess
hole
lid
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Expired
Application number
JP5398081U
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English (en)
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JPS57166838U (ja
Inventor
裕策 疋田
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
Priority to JP5398081U priority Critical patent/JPS5846771Y2/ja
Publication of JPS57166838U publication Critical patent/JPS57166838U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子ジャー、電子ジャー炊飯器等の内蓋取付構
造に関するものである。
従来、第1図に示すごとく、本体1の内部に外なべ2を
固定するとともに、外なべ2の底部に加熱板3を設け、
この外なべ2の内側に内なべ4を収容する一方、本体1
に対して開閉自在な外蓋5の下面には裏蓋6を設け、こ
の裏蓋6の下方に外周端部が上記内なべ4の上面に圧接
する内蓋7を取付けた電子ジャー炊飯器が提供されてい
る。
上記裏蓋6の中央には、第2図に示すごとく取付軸8が
固定され、この取付軸8のまわりに内蓋7に固定した取
付ブツシュ9が摺動自在に嵌合している。
この取付ブツシュ9はその椀形部9aが裏蓋6に圧接す
ることによって、内蓋7を安定に支持する機能と、外蓋
閉鎖時に内蓋7と内なべ4との所定の圧接力を得る機能
とを有している。
上記取付軸8はその上端部を裏蓋6の取付孔6aに挿通
し、ナツト10を締付けるとともに、上端部を二肢状に
折曲することによって、取付軸8を裏蓋6から抜は止め
している。
ところが、使用時における熱履歴等により、裏蓋6と取
付軸8との間に緩みが発生し、取付軸8がガタつくとと
もに、取付孔6aと取付軸8との隙間から外蓋5の内部
に蒸気が侵入するという欠点があった。
とくに、裏蓋6が合成樹脂製の場合には熱収縮が大きい
ため、隙間が一層上じやすい。
そこで、従来、実開昭55−1435号公報に記載のご
とく、内蓋に上面に係合口を有する袋状取付ブツシュを
嵌着し、裏蓋下面には取付軸を一体に突設し、この取付
軸をブツシュの係合口に嵌入させることによって、内蓋
を外蓋に取付けたものや、実開昭55−5552号公報
に記載のごとく、裏蓋下面に取付軸を一体に突設し、こ
の取付軸を内蓋に取付けた取付ブツシュの孔に嵌入する
ことにより、内蓋を外蓋に取付けたものが知られている
上記いずれの場合も裏蓋から開口孔をなくしたので、外
蓋内部への蒸気侵入を防止することはできるが、前者の
場合には取付軸の頭部をブツシュの係合口に押し込んで
も、囲繞壁が内側に撓むばかりで容易に嵌入させること
はできない。
また、後者の場合にはブツシュの孔と取付軸との隙間を
介して蒸気やネバが外部に流出し、かつ樹脂製の取付軸
が直接蒸気にさらされて劣化するという欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、裏蓋から取付孔などの開口孔をなくして外蓋
内部への蒸気侵入を防止することは勿論、取付軸のブツ
シュへの嵌入が容易で、かつ蒸気やネバが取付軸とブツ
シュとの隙間を介して外部へ流出したり、取付軸の劣化
がない電子ジャー等の内蓋取付構造を提供することにあ
る。
以下、本考案を実施例である添付図面にしたがって説明
する。
第3図において、11は外蓋の下面を構成する合成樹脂
型の裏蓋、14はゴム等の弾性材料からなる取付ブツシ
ュ、17は内蓋で、この内蓋17の中央上面には取付軸
18がカシメ固定されている。
上記裏蓋11の中央部には下方に開口した凹部12が形
成されており、この凹部12の平端部外周には全周にブ
ツシュ取付用突起13が突設されている。
取付ブツシュ14はその上端部が上記突起13に嵌着さ
れ、中央には上記凹部12より小径の貫通孔15が設け
られ、下部には環状壁16が一体に設けられている。
上記取付軸18は上記貫通孔15より大径な頭部18
aを有し、その先端が円錐状に尖っている。
したがって、この取付軸18を取付ブツシュ14の貫通
孔15に嵌入すると、上記頭部はスムーズに嵌合して下
方へ抜は止めされ、頭部は裏蓋11の凹部12内へ進退
自在に突入するとともに、取付ブツシュ14の環状壁1
6は内蓋17の上面に圧接し、内蓋17を支持する(第
3図参照)。
なお、19.20は負圧防止用の通気孔である。
いま、外蓋を本体に対して閉じると、内蓋17の外周端
部が内なべの上面に圧接し、その反力で内蓋17は押し
上げられ、取付軸18は凹部12内に進入するとともに
、取付ブツシュ14の環状壁16が押し撓められる(第
4図参照)。
裏蓋11は合成樹脂型であるため、熱履歴によって大き
く熱収縮、熱膨張するが、裏蓋11には従来のごとく取
付孔等の開口孔が一切段けられていないので、外蓋内部
に蒸気が侵入する心配は全くない。
したがって、外蓋内部の断熱材が水分を含むといった不
具合がない。
しかも、外蓋を閉じたとき、取付ブツシュ14が撓んで
内蓋17に所定の圧力を付与するので、取付ブツシュ1
4としての機能を損わず、かつ取付軸18は取付ブツシ
ュ14に対して摺動自在であるから、取付ブツシュ14
には無理な力がかからない。
第5図は本考案の他の実施例を示し、裏蓋11′のブツ
シュ取付用突起13′を内方に突設し、凹部12′の天
井面は別体からなる樹脂板21を熱溶着等によって密封
固定することにより構成している。
なお、第1実施例と同一部品には同一番号を付して説明
を省略する。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、裏蓋に
は取付ブツシュを取付け、内蓋には取付軸を突設し、こ
の取付軸を取付ブツシュに嵌合させることにより内蓋を
取付けたので、裏蓋には開口孔を設ける必要がなくなり
、蒸気が外蓋内部に侵入する心配がない。
また、ブツシュの貫通孔の背後に裏蓋の凹部が位置して
いるため、取付軸を貫通孔に押し込めば、取付軸を貫通
孔に容易に嵌入させることができ、かつ脱落の心配もな
い、しかも、取付軸が内蓋の上面に突設されているため
、蒸気やネバが取付軸と貫通孔との隙間を介して外部に
流出することなく、かつ取付軸が劣化することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子ジャー炊飯器の概略断面図、第2図
は第1図のA部拡大図、第3図は本考案にかかる内蓋取
付構造の一部断面図、第4図はその外蓋閉鎖時における
一部断面図、第5図は本考案の他の実施例の一部断面図
である。 11.11’・・・・・・裏蓋、12・・・・・・凹部
、13.13’・・・・・・突起、14・・・・・・取
付ブツシュ、15・・・・・・嵌合孔、16・・・・・
・環状壁、17・・・・・・内蓋、18・・・・・・取
付軸、18 a・・・・・・頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子ジャー等本体に対して開閉自在な外蓋の下面に、外
    周端部が内なべの上面に圧接する内蓋を取付けた電子ジ
    ャー等において、外蓋の下面を横取する裏蓋の下面中央
    には下方に開口した凹部と該凹部の平端部外周あるいは
    内周にブツシュ取付用突起とを設け、この突起に、中心
    に上記凹部より小径の貫通孔を有しかつ下部に環状壁を
    有する弾性体からなる取付ブツシュの上部を嵌着する一
    方、内蓋の上面中央には先端に上記貫通孔より大径な頭
    部を有する取付軸を突設し、この取付軸を上記取付ブツ
    シュの貫通孔に嵌入し、取付軸の頭部を上記凹部内に進
    退自在に突入させたことを特徴とする電子ジャー等の内
    蓋取付構造。
JP5398081U 1981-04-14 1981-04-14 電子ジヤ−等の内蓋取付構造 Expired JPS5846771Y2 (ja)

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JP5398081U JPS5846771Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14 電子ジヤ−等の内蓋取付構造

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JP5398081U JPS5846771Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14 電子ジヤ−等の内蓋取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS57166838U JPS57166838U (ja) 1982-10-21
JPS5846771Y2 true JPS5846771Y2 (ja) 1983-10-25

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ID=29850593

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