JPH04161004A - 電気車用インバータ制御装置 - Google Patents
電気車用インバータ制御装置Info
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- JPH04161004A JPH04161004A JP28632990A JP28632990A JPH04161004A JP H04161004 A JPH04161004 A JP H04161004A JP 28632990 A JP28632990 A JP 28632990A JP 28632990 A JP28632990 A JP 28632990A JP H04161004 A JPH04161004 A JP H04161004A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
制御を行う電気車用インバータ制御装置に関するもので
ある。
ある。この図において、パンタグラフ1により集電され
た交流電圧は、トランス2を介して2台のコンバータ4
A、4Bに供給される。なお、3は電気車の車輪である
。
に変換され、フィルタコンデンサ5により平滑された後
インバータ6に出力される。フィルタコンデンサ5の両
端には抵抗7を介して計器用変圧器(DCPT)8が接
続されており、両端電圧VDが検出されるようになって
いる。
に変換され、交流モータ(誘導電動機)9に出力される
交流電力が可変電圧可変周波数制御されるようになって
いる。
の電力用半導体素子を用いた電圧形PWMコンバータで
あるが、このタイプのコンバータは、架線の電圧に関係
なく、常にフィルタコンデンサ7の両端電圧VDを一定
に保つ作用がある。これは、負荷であるインバータ6に
対する電力供給を安定に行えることを意味するが、反面
、架線電圧が定格値を下回った場合であっても、このタ
イプのコンバータは必要とされる電力を供給し、定格遮
断電流以上の交流電流を供給することになる。そのため
、過電流保護動作により、コンバータ4A、4Bの運転
が停止されるおそれがある。
合に、負荷であるインバータ6が消費する電力を制限す
る必要がある。そこで、従来は、電力を制限するために
3次電圧v8を用いるようにし、この3次電圧が定格電
圧以下になったことで、インバータ6のモータ電流指令
信号を下げる制御を行なっていた。
装置の構成を示すブロック図である。この図において、
まず、3次電圧V8の信号は、絶対値回路10によりそ
の絶対値がとられ、1次遅れ回路11で平滑された電圧
信号■8Mが除算器12に送られる。そして、除算器1
2は、この電圧V と定格電圧v8oとの比をとり、そ
の信号を8M リミッタ13に出力する。リミッタ13は除算器12か
らの信号の値を最大値1以下に制限し、パワー制限係数
信号KKを乗算器14に出力する。
ー制限係数KKを掛けて最終的なモータ電流に基いて交
流モータ9への出力電流を制御し、架線電圧が低い場合
には消費する電力を一定以下に制限していた。
v8は、その負荷(補機等)の大小によるレギュレーシ
ョンにより、必ずしも架線電圧とは正確に対応しないも
のである。したがって、このような3次電圧vsに基い
て演算されたモータ本 電流指令信号INにより、インバータ6の電力を制限す
る制御を行なったとしても、その制御は充分な信頼性を
有するものではなかった。
1次側に特別高圧用の計器用変圧器(PT)を設ける方
策も考えられる。しかし、このような計器用変圧器は重
量及び容積がともに著しく大きくなってしまうため、車
両に設置するには不利になるという問題があった。
圧の変化が大きくなってインバータの消費する電力を適
正量に調整する場合に、重量及び容積の増加を伴うこと
なく、信頼性の高い制御を行うことが可能な電気車用イ
ンバータ制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
ら変圧器を介して供給される交流電力をコンバータによ
り直流電力に変換し、この直流電力をインバータにより
交流電力に変換して交流モータに出力する際に、この交
流モータに対する電流制御を行う電気車用インバータ制
御装置において、前記コンバータに供給される交流電流
を検出する交流電流検出手段と、前記交流電流検出手段
による検出信号が、第1の基準レベル以上となったとき
に減少信号を出力し1、第2の基準レベル以下となった
ときに増加信号を出力する加減信号出力手段と、前記加
減信号出力手段からの減少信号又は増加信号に基いて、
前記インバータに対するモータ電流指令信号を、所定の
減少率又は増加率にしたかって減少又は増加させるモー
タ電流指令信号加減手段と、を備えた構成としたもので
ある。
変圧器の2次側電流であるが、これは架線電圧にほぼ対
応するものである。交流電流検出手段は、この2次側電
流を検出する。
基準レベル以上となったときに減少信号を出力し、第2
の基準レベル以下となったときに増加信号を出力する。
信号又は増加信号に基き、所定の減少率又は増加率に従
って、モータ電流指令信号を加減させる。
圧器の2次側電流すなわちコンバータへの供給電流の検
出に基いて、モータ電流指令信号を制御しているので、
電力調整に関する制御が信頼性の高いものとなる。
る。第1図において、絶対値回路16A116Bは、そ
れぞれ電流検出信号■8□、■8゜を入力する。この電
流検出信号■8□、I8□は、第3図におけるコンバー
タ4A、4Bの入力側すなわちトランス2の2次側に設
けられた交流電流検出手段としての変流器15A、15
Bにより検出されたものである。
”S。の各絶対値をとり且つ増幅した信号を最大値選択
回路17に出力する。最大値選択回路17は、これらの
信号のうち大きな方の信号を選択し、これを平滑回路1
8に出力する。平滑回路18は、この信号を入力し、I
81”S。のうちいずれかの2次側電流の平均値に相当
する信号ISMを、コンパレータ19A、19Bから成
る加減信号出力手段19に出力する。
ある第1の基準値Aを超えた場合には、H信号をモータ
電流指令信号加減器20のDN端子に出力する。一方、
コンパレータ19Bは、信号I sM(1:)値が予め
設定しである第2の基準値B(B<A)を超えた場合に
、H信号をモータ電流指令信号加減器20のUP端子に
出力する。
力制限なしの場合のモータ電流指令信号ネ IMoが入力されており、また、L(加減)端子にはゼ
ロA(アンペア)の指令信号が入力されている。したが
って、モータ電流指令信号加減器20本 のY端子から出力されるモータ電流指令信号IN本 の値はIMo以上になることはなく、また、ゼロA以下
になることはない。
ンパレータ19AからのH信号が入力されると、出力Y
は Y−YoLD−D となる。ここで’ YOLDは1サンプル前のYの値で
あり、Dは1サンプルあたりの減少分である。
コンパレータ19BからのH信号が入力されると、出力
Yは、 YwmYoLD十〇 となる。ここで、Cは1サンプルあたりの増加分である
。
ように、Y>UのときはY−Uとし、YくLのときはY
−Lとする。
ズムをまとめると次のようになる。
変化を正確に反映する、トランス2の2次側電流I8□
、I8□の検出に基いて、モータ電流零 少電流指令信号INをインバータ6に出力している。し
たがって、従来装置のごとく、3次負荷の大小によるト
ランスのレギュレーションに影響されず、また、特高用
FTなどの設置に伴う重量及び容積の増大をもたらすこ
となく、信頼性の高い電力調整を行うことができる。
* IMoと最終的なモータ電流指令信号■8との偏差をと
り、これにゲインKを掛けた値Xをコンパレータ19B
に入力させるようにしている。そして、コンパレータ1
9Bは、平滑回路18からの信号ISHの値か IsMくB−X となったときに、モータ電流指令信号加減器20のUP
端子にH信号を出力するようにしている。
を行う場合に、第1図のものよりもより本 大きく絞り込んだモータ電流指令信号IMを得ることが
でき、効果的な電力制限を行うことができる。
のコンバータ4A、4Bが設けられた構成となっている
が、本発明はコンバータの台数に関係なく適用可能なも
のである。
検出に基いて、インバータのモータ電流指令値を加減す
る構成としたので、架線電圧の変化が大きくなってイン
バータの消費する電力を適正量に調整する場合に、重量
及び容積の増加を伴うことなく、信頼性の高い制御を行
うことが可能になる。
図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、第3
図は従来の電気車制御装置の主回路を示す回路図、第4
図は従来のインバータ制御装置の構成を示すブロック図
である。 2・・・トランス、4A、4B・・・コンバータ、6・
・・インバータ、9・・・交流モータ(誘導電動機)、
15A、15B・・・交流電流検出手段(変流器)、1
9・・・加減信号出力手段、20・・・モータ電流指令
信号加減手段。 出願人代理人 佐 藤 −雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 架線から変圧器を介して供給される交流電力をコンバー
タにより直流電力に変換し、この直流電力をインバータ
により交流電力に変換して交流モータに出力する際に、
この交流モータに対する電流制御を行う電気車用インバ
ータ制御装置において、 前記コンバータに供給される交流電流を検出する交流電
流検出手段と、 前記交流電流検出手段による検出信号が、第1の基準レ
ベル以上となったときに減少信号を出力し、第2の基準
レベル以下となったときに増加信号を出力する加減信号
出力手段と、 前記加減信号出力手段からの減少信号又は増加信号に基
いて、前記インバータに対するモータ電流指令信号を、
所定の減少率又は増加率にしたがって減少又は増加させ
るモータ電流指令信号加減手段と、 を備えたことを特徴とする電気車用インバータ制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28632990A JP2829117B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 電気車用インバータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28632990A JP2829117B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 電気車用インバータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04161004A true JPH04161004A (ja) | 1992-06-04 |
JP2829117B2 JP2829117B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=17702981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28632990A Expired - Lifetime JP2829117B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 電気車用インバータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2829117B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014033506A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置及び電気車 |
JP2014033551A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置、運転支援装置及び電気車 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP28632990A patent/JP2829117B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014033506A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置及び電気車 |
JP2014033551A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置、運転支援装置及び電気車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2829117B2 (ja) | 1998-11-25 |
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