JPH04160587A - 紙葉類認識装置 - Google Patents
紙葉類認識装置Info
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- JPH04160587A JPH04160587A JP2284354A JP28435490A JPH04160587A JP H04160587 A JPH04160587 A JP H04160587A JP 2284354 A JP2284354 A JP 2284354A JP 28435490 A JP28435490 A JP 28435490A JP H04160587 A JPH04160587 A JP H04160587A
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Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、現金自動預金機、現金自動支払機及び両替機
などに組込まれる紙葉類認識装置に関する。
などに組込まれる紙葉類認識装置に関する。
特に、搬送された紙葉類の斜行や横ずれを検出すること
により、紙葉類の位置を検知し、検知した紙葉類の位置
情報に応じて、認識処理を行なう紙葉類認識装置に関す
る。
により、紙葉類の位置を検知し、検知した紙葉類の位置
情報に応じて、認識処理を行なう紙葉類認識装置に関す
る。
(従来の技術)
金融機関等で使用されている現金自動預金機、現金自動
支払機及び両替機などには、紙葉類、即ち紙幣を認識す
るための紙葉類認識装置が設けられている。このような
紙葉類認識装置により、紙幣の種類、真偽、汚れ、破損
等か検出される。
支払機及び両替機などには、紙葉類、即ち紙幣を認識す
るための紙葉類認識装置が設けられている。このような
紙葉類認識装置により、紙幣の種類、真偽、汚れ、破損
等か検出される。
第2図は、従来の紙葉類認識装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
図示の装置は、搬送手段1と、印刷パターン読取センサ
2と、斜行センサ5と、斜行検出部72と、紙葉類端検
知センサ4と、紙葉類端検知部31と、判別手段9等か
ら成る。
2と、斜行センサ5と、斜行検出部72と、紙葉類端検
知センサ4と、紙葉類端検知部31と、判別手段9等か
ら成る。
搬送手段lは、搬送路11と、複数の駆動ローラ12a
、12b等から成る。
、12b等から成る。
搬送路11は、紙幣Mの長手方向の幅より少し広い幅を
有する。この搬送路11には、紙幣Mか短手方向に1枚
ずつ紙面を水平にして搬送される。
有する。この搬送路11には、紙幣Mか短手方向に1枚
ずつ紙面を水平にして搬送される。
駆動ローラ12 a及び12bは、搬送路11の左右に
それぞれ設けられている。これらの駆動ローラ12a及
び12bは、搬送路11の途中に所定間隔を置いて複数
段りられている。
それぞれ設けられている。これらの駆動ローラ12a及
び12bは、搬送路11の途中に所定間隔を置いて複数
段りられている。
印刷パターン読取センサ2は、紙幣Mに照射するだめに
搬送路11の下側に配置された光源と、紙幣Mからの透
過光を受光するために紙幣Mの長手方向、即ち紙幣の搬
送方向と直交する方向に直線状に搬送路11の上側に複
数個配列された受光素子とから成る。この印刷パターン
読取センサ2ば、紙幣Mの印刷パターンを透過光で検出
し、電気信号として出力する。
搬送路11の下側に配置された光源と、紙幣Mからの透
過光を受光するために紙幣Mの長手方向、即ち紙幣の搬
送方向と直交する方向に直線状に搬送路11の上側に複
数個配列された受光素子とから成る。この印刷パターン
読取センサ2ば、紙幣Mの印刷パターンを透過光で検出
し、電気信号として出力する。
紙葉類端検知センサ4ば、紙幣Mの長手方向の搬送位置
のずれ(横ずれ)を検出するためのものであり、紙幣M
の長手方向に直線状に配列された複数のフォトインタラ
プタにより構成されている。
のずれ(横ずれ)を検出するためのものであり、紙幣M
の長手方向に直線状に配列された複数のフォトインタラ
プタにより構成されている。
斜行センサ5は、紙幣Mの斜行を検知するためのセンサ
であり、搬送路の左右に固定された2個のフォトインク
ラブタで構成されている。
であり、搬送路の左右に固定された2個のフォトインク
ラブタで構成されている。
次に、従来の紙葉類認識装置の動作を説明する。
まず、紙葉類認識装置に搬送されてきた紙幣Mば、斜行
センサ5に到達する。斜行検知部72ては、斜行センサ
5の出力を監視し、斜行センサ5の左右のフォトインク
ラブタのうちの一方に紙幣Mが到達してから他方に到達
するまでの時間差を計測し、計測された時間差を斜行値
として判別手段9へ出力する。
センサ5に到達する。斜行検知部72ては、斜行センサ
5の出力を監視し、斜行センサ5の左右のフォトインク
ラブタのうちの一方に紙幣Mが到達してから他方に到達
するまでの時間差を計測し、計測された時間差を斜行値
として判別手段9へ出力する。
やがて、紙葉類端検知センサに紙幣Mが到達すると、紙
葉類端検知部31では、紙幣Mの横ずれ位置を検出する
ため、次のように動作する。紙葉類端検知部31は、紙
幣Mが到達してから通過し終るまでの間、紙葉類端検知
センサの各フォトインタラプタの出力を調べ、紙幣の存
在する状態となっているフォトインクラブタのうち、最
も右側のフォトインタラプタの位置を、紙幣Mの右端位
置と決定し、そのフォトインクラブタに付与されている
センサ番号を横すれ値として判別手段9へ出力する。
葉類端検知部31では、紙幣Mの横ずれ位置を検出する
ため、次のように動作する。紙葉類端検知部31は、紙
幣Mが到達してから通過し終るまでの間、紙葉類端検知
センサの各フォトインタラプタの出力を調べ、紙幣の存
在する状態となっているフォトインクラブタのうち、最
も右側のフォトインタラプタの位置を、紙幣Mの右端位
置と決定し、そのフォトインクラブタに付与されている
センサ番号を横すれ値として判別手段9へ出力する。
判別手段9では、印刷パターン読取センサ2を走査して
獲得した紙幣Mの印刷パターンから、斜行検知部72か
ら出力された斜行値と、紙葉類端検知部31から出力さ
れた横ずれ値とに応じて、紙幣の特徴のあるエリア(注
目するエリア)の切出しを行ない、特徴抽出して印刷パ
ターンの特徴データを得る。そして、予め用意されてい
る基準データと得られた特徴データとを比較し、紙幣M
の種類、真偽、汚れ、破損等の判定を行なう。
獲得した紙幣Mの印刷パターンから、斜行検知部72か
ら出力された斜行値と、紙葉類端検知部31から出力さ
れた横ずれ値とに応じて、紙幣の特徴のあるエリア(注
目するエリア)の切出しを行ない、特徴抽出して印刷パ
ターンの特徴データを得る。そして、予め用意されてい
る基準データと得られた特徴データとを比較し、紙幣M
の種類、真偽、汚れ、破損等の判定を行なう。
次に、従来の紙葉類認識装置における斜行検知、横ずれ
検知と、判別手段での印刷パターンの切出し処理につい
て、第3図に沿って説明する。
検知と、判別手段での印刷パターンの切出し処理につい
て、第3図に沿って説明する。
第3図は、従来の紙葉類認識装置の動作を説明する図で
ある。
ある。
第3図(a)は、紙幣Mが斜行して搬送された場合を図
示したものである。斜行センサ5の左右のフォトインク
ラブタへの紙幣Mの到達時刻のずれが図示した斜行値S
として表わされる。印刷パターンの切出し位置は、図示
しない紙葉類端検知センサ4て検知して求めた横ずれ値
と、前記斜行値Sに応じて決定される。即ち、判別手段
では、予め用意されている横ずれ個別、更に斜行個別の
切出し位置を示す切出し位置データの中から、該当する
横ずれ値と斜行値の場合の切出し位置を選択する。1つ
の切出し位置は、どの横ずれ値においても、どの斜行値
においても、紙幣Mの印刷パターンに対しては、常に同
じ位置となるように設計される。例えば、第3図(a)
において、切出しエリアには、紙幣Mの金額の印刷パタ
ーンI (’100OOJ)を常に切出すように定めら
れた切出し位置を図示したものである。
示したものである。斜行センサ5の左右のフォトインク
ラブタへの紙幣Mの到達時刻のずれが図示した斜行値S
として表わされる。印刷パターンの切出し位置は、図示
しない紙葉類端検知センサ4て検知して求めた横ずれ値
と、前記斜行値Sに応じて決定される。即ち、判別手段
では、予め用意されている横ずれ個別、更に斜行個別の
切出し位置を示す切出し位置データの中から、該当する
横ずれ値と斜行値の場合の切出し位置を選択する。1つ
の切出し位置は、どの横ずれ値においても、どの斜行値
においても、紙幣Mの印刷パターンに対しては、常に同
じ位置となるように設計される。例えば、第3図(a)
において、切出しエリアには、紙幣Mの金額の印刷パタ
ーンI (’100OOJ)を常に切出すように定めら
れた切出し位置を図示したものである。
第3図(b)は、第3図(a)と同様に、紙幣Mが斜行
して搬送された場合を図示したものである。この図の紙
幣Mには、先端部に破損と角折れがあることを示してい
る。この場合にも、2つの斜行センサ5により、斜行値
Sが図示のように求められる。また、横ずれについては
、この紙幣の最右端、即ち第3図(b)に示したT点の
位置が求められる。
して搬送された場合を図示したものである。この図の紙
幣Mには、先端部に破損と角折れがあることを示してい
る。この場合にも、2つの斜行センサ5により、斜行値
Sが図示のように求められる。また、横ずれについては
、この紙幣の最右端、即ち第3図(b)に示したT点の
位置が求められる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の紙葉類認識装置では、紙葉類に破
損や角折れがある場合、斜行検出と横ずれ検出に誤差が
発生する。例えば、第3図(b)のように紙幣Mが左側
を先行して斜行し、斜行センサの左側で検知する紙幣先
端の位置に破損かあり る場合、斜行検知部72で検知される斜行値Sは、本来
よりも小さい値となる。その結果、印刷パターン■と切
出しエリアにとにずれが生じ、抽出される特徴データは
、誤差を含んだものとなる。また、横ずれ検出において
も、第3図(b)のように紙幣Mの右端に角折れがある
場合、紙葉類端検知部31で検知されろ紙葉類Mの最右
端の位置、即ち横ずれ値が本来の位置よりも図示した長
さEだけ左へずれた位置となる。その結果、印刷パター
ンIと切出しエリアにとにずれが生じ、抽出される特徴
データは、誤差を含んだものとなる。
損や角折れがある場合、斜行検出と横ずれ検出に誤差が
発生する。例えば、第3図(b)のように紙幣Mが左側
を先行して斜行し、斜行センサの左側で検知する紙幣先
端の位置に破損かあり る場合、斜行検知部72で検知される斜行値Sは、本来
よりも小さい値となる。その結果、印刷パターン■と切
出しエリアにとにずれが生じ、抽出される特徴データは
、誤差を含んだものとなる。また、横ずれ検出において
も、第3図(b)のように紙幣Mの右端に角折れがある
場合、紙葉類端検知部31で検知されろ紙葉類Mの最右
端の位置、即ち横ずれ値が本来の位置よりも図示した長
さEだけ左へずれた位置となる。その結果、印刷パター
ンIと切出しエリアにとにずれが生じ、抽出される特徴
データは、誤差を含んだものとなる。
以上のように、従来の紙葉類認識装置では、紙葉類の破
損や角折れによって、斜行検出や横ずれ検出の処理、つ
まり紙葉類の位置確定処理において位置検出の誤差が生
じる。
損や角折れによって、斜行検出や横ずれ検出の処理、つ
まり紙葉類の位置確定処理において位置検出の誤差が生
じる。
従って、従来の紙葉類認識装置では、偽造紙幣等に対す
る厳密な判別を行なおうとすると、前記位置検出の誤差
のためにリジェクト率を低くできなかったり、一方、そ
の誤差を容認した場合にば、判別が甘くなり、偽造紙幣
等の異常な紙葉類をリジェクトできなくなるという問題
かあった。
る厳密な判別を行なおうとすると、前記位置検出の誤差
のためにリジェクト率を低くできなかったり、一方、そ
の誤差を容認した場合にば、判別が甘くなり、偽造紙幣
等の異常な紙葉類をリジェクトできなくなるという問題
かあった。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、破損や
角折れのある紙葉類も対象としなCづればならない紙葉
類認識装置の紙葉類の位置検出誤差の問題を除去し、精
度の高い紙葉類認識装置を提供することを目的とするも
のである。
角折れのある紙葉類も対象としなCづればならない紙葉
類認識装置の紙葉類の位置検出誤差の問題を除去し、精
度の高い紙葉類認識装置を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段)
第1の発明の紙葉類認識装置は、紙葉類を搬送する搬送
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
センザ群と、搬送された紙葉類−ヒの印刷パターンを読
み取る印刷パターン読取手段と、前記位置検出センサ群
を走査し、紙葉類のある単数又は複数の辺上で相互に所
定距離を隔てた複数の点の位置を検出する紙葉類端検出
手段と、紙葉類の当該辺上の複数の点のうち、一端側の
数個の点の平均位置と、他端側の数個の点の平均位置と
を求め、これらの平均位置の差を紙葉類の斜行値として
求める斜行検知手段と、当該斜行検知手段の斜行検知結
果に基づいて、前記印刷パターン読取手段から得られた
印刷パターンを判別する判別手段とを具備したことを特
徴とするものである。
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
センザ群と、搬送された紙葉類−ヒの印刷パターンを読
み取る印刷パターン読取手段と、前記位置検出センサ群
を走査し、紙葉類のある単数又は複数の辺上で相互に所
定距離を隔てた複数の点の位置を検出する紙葉類端検出
手段と、紙葉類の当該辺上の複数の点のうち、一端側の
数個の点の平均位置と、他端側の数個の点の平均位置と
を求め、これらの平均位置の差を紙葉類の斜行値として
求める斜行検知手段と、当該斜行検知手段の斜行検知結
果に基づいて、前記印刷パターン読取手段から得られた
印刷パターンを判別する判別手段とを具備したことを特
徴とするものである。
第2の発明の紙葉類認識装置は、紙葉類を搬送する搬送
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類のある辺上の複数の点の位置を検出する紙葉類端
検出手段と、当該紙葉類端検出手段から得られた紙葉類
の当該辺上の各点に対し、誤差を最小とする直線を当て
はめ、当該直線の傾きを紙葉類の斜行値として求める斜
行検知手段と、当該斜行検知手段の斜行検知結果に基つ
いて、印刷パターン読取手段から得られた印刷パターン
を判別する判別手段とを具備したことを特徴とするもの
である。
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類のある辺上の複数の点の位置を検出する紙葉類端
検出手段と、当該紙葉類端検出手段から得られた紙葉類
の当該辺上の各点に対し、誤差を最小とする直線を当て
はめ、当該直線の傾きを紙葉類の斜行値として求める斜
行検知手段と、当該斜行検知手段の斜行検知結果に基つ
いて、印刷パターン読取手段から得られた印刷パターン
を判別する判別手段とを具備したことを特徴とするもの
である。
第3の発明の紙葉類認識装置は、紙葉類を搬送する搬送
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類の辺上の複数の点に対し、直線を当てはめ、直線
からのずれが小さい点を選択する標本点選択手段と、当
該標本点選択手段で選択された辺上の点の位置を基に紙
葉類の位置を確定する位置確定手段と、当該位置確定手
段で確定された紙葉類の位置に応じて前記印刷パターン
読取手段から得られた印刷パターンを判別する判別手段
とを具備したことを特徴とするものである。
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類の辺上の複数の点に対し、直線を当てはめ、直線
からのずれが小さい点を選択する標本点選択手段と、当
該標本点選択手段で選択された辺上の点の位置を基に紙
葉類の位置を確定する位置確定手段と、当該位置確定手
段で確定された紙葉類の位置に応じて前記印刷パターン
読取手段から得られた印刷パターンを判別する判別手段
とを具備したことを特徴とするものである。
第4の発明の紙葉類認識装置は、紙葉類を搬送する搬送
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類の長辺上の数個の点の位置と短辺上の数個の点の
位置を検出する紙葉類端検出手段と、当該紙葉類端検出
手段で得られた紙葉類の長辺上の各点と短辺上の各点に
対し、誤差を最小とする互いに直交する直線を当てはめ
、当該直線の傾きと位置により紙葉類の位置を確定する
位置確定手段と、当該位置確定手段で確定された紙葉類
の位置に応じて前記印刷パターン読取手段から得られた
印刷パターンを判別する判別手段とを具備したことを特
徴とするものである。
手段と、搬送方向と直交する方向に配列された位置検出
手段と、搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る
印刷パターン読取手段と、前記位置検出手段を走査し、
紙葉類の長辺上の数個の点の位置と短辺上の数個の点の
位置を検出する紙葉類端検出手段と、当該紙葉類端検出
手段で得られた紙葉類の長辺上の各点と短辺上の各点に
対し、誤差を最小とする互いに直交する直線を当てはめ
、当該直線の傾きと位置により紙葉類の位置を確定する
位置確定手段と、当該位置確定手段で確定された紙葉類
の位置に応じて前記印刷パターン読取手段から得られた
印刷パターンを判別する判別手段とを具備したことを特
徴とするものである。
(作用)
本発明の紙葉類認識装置においては、紙葉類の搬送方向
と直角な方向の幅より十分広い位置を検出できる位置検
出センサにより、紙葉類の辺上の多数の点が広範囲に亘
って求められる。
と直角な方向の幅より十分広い位置を検出できる位置検
出センサにより、紙葉類の辺上の多数の点が広範囲に亘
って求められる。
そして、これらの多数の点の位置に基づいて、紙葉類の
位置及び斜行量が確定される。従って、紙葉類の一部分
に破損等がある場合にも、このような破損の影響を受け
ずに正確な位置及び斜行量が得られる。
位置及び斜行量が確定される。従って、紙葉類の一部分
に破損等がある場合にも、このような破損の影響を受け
ずに正確な位置及び斜行量が得られる。
この結果、紙葉類の認識率の向上を図ることができる。
第1の発明では、紙葉類端検出手段で、紙葉類のある辺
上の複数の点の位置を検出し、斜行検出手段で、当該辺
上の複数の点を辺の一端側と他端側とに2分割し、一端
側の点の平均位置Aと他端側の平均位置Bとを求めるこ
とにより、紙葉類の辺上の各点に含まれる紙葉類の破損
による誤差の影響を低減し、斜行成分を、平均位置Aと
平均位置Bとのずれの形で有効に抽出する。
上の複数の点の位置を検出し、斜行検出手段で、当該辺
上の複数の点を辺の一端側と他端側とに2分割し、一端
側の点の平均位置Aと他端側の平均位置Bとを求めるこ
とにより、紙葉類の辺上の各点に含まれる紙葉類の破損
による誤差の影響を低減し、斜行成分を、平均位置Aと
平均位置Bとのずれの形で有効に抽出する。
第2の発明では、紙葉類端検出手段で、紙葉類のある辺
上の複数の点の位置を検出し、斜行検出手段で、当該辺
上の各点に理想的な辺として直線を当てはめ、当該直線
を、各点からのずれが全体として最小になるように定め
ることによって紙葉類の辺上の各点に含まれる紙葉類の
破損、角折れによる影響を低減させ、斜行成分を当該直
線の傾きの形で有効に抽出する。
上の複数の点の位置を検出し、斜行検出手段で、当該辺
上の各点に理想的な辺として直線を当てはめ、当該直線
を、各点からのずれが全体として最小になるように定め
ることによって紙葉類の辺上の各点に含まれる紙葉類の
破損、角折れによる影響を低減させ、斜行成分を当該直
線の傾きの形で有効に抽出する。
第3の発明では、紙葉類端検出手段で、紙葉類の辺上の
複数の点の位置を検出し、標本点選択手段で、それらの
複数の点に対し直線を当てはめ、当該直線からのずれの
少ない点を選択し、選択した点の位置を基に紙葉類の位
置を確定する。従って、紙葉類に破損や角折れがある場
合には、破損部分や角折れ部分を除外した残りの部分で
紙葉類の位置を確定する。
複数の点の位置を検出し、標本点選択手段で、それらの
複数の点に対し直線を当てはめ、当該直線からのずれの
少ない点を選択し、選択した点の位置を基に紙葉類の位
置を確定する。従って、紙葉類に破損や角折れがある場
合には、破損部分や角折れ部分を除外した残りの部分で
紙葉類の位置を確定する。
第4の発明では、位置確定手段において、紙葉類端検出
手段で、検出した紙葉類の長辺上の数点の位置と短辺上
の数点の位置に対し、互いに直交する直線を当該直線と
各点との誤差が最小となるように当てはめ、当該直線の
傾きと位置とにより、紙葉類の位置を確定する。即ち、
紙葉類の角の位置を用いずに辺の位置のみから紙葉類の
位置を確定する。
手段で、検出した紙葉類の長辺上の数点の位置と短辺上
の数点の位置に対し、互いに直交する直線を当該直線と
各点との誤差が最小となるように当てはめ、当該直線の
傾きと位置とにより、紙葉類の位置を確定する。即ち、
紙葉類の角の位置を用いずに辺の位置のみから紙葉類の
位置を確定する。
(実施例)
第1図は、本発明の第1実施例と第2実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
まず、第1の実施例について説明する。この第1の実施
例は、第1の発明に係るものである。
例は、第1の発明に係るものである。
図示の装置は、搬送手段1と、光センサ群3と、画像デ
ータ格納部20と、紙葉類端検出手段32と、斜行検知
手段54と、横ずれ検出部71と、判別手段60等から
成る。
ータ格納部20と、紙葉類端検出手段32と、斜行検知
手段54と、横ずれ検出部71と、判別手段60等から
成る。
搬送手段1は、搬送路11と、複数の駆動ローラ12a
、12b等から成る。搬送路11は、紙幣Mの長手方向
の幅より少し広い幅を有する。この搬送路には、紙幣M
が短手方向に1枚ずつ紙面を水平にして搬送される。駆
動ローラ12a及び12bは、搬送路11の左右にそれ
ぞれ設けられ、搬送方向に所定間隔を置いて複数設けら
れている。
、12b等から成る。搬送路11は、紙幣Mの長手方向
の幅より少し広い幅を有する。この搬送路には、紙幣M
が短手方向に1枚ずつ紙面を水平にして搬送される。駆
動ローラ12a及び12bは、搬送路11の左右にそれ
ぞれ設けられ、搬送方向に所定間隔を置いて複数設けら
れている。
光センサ群3は、紙幣Mの下側に配置され紙幣Mに照射
する光源と、紙幣Mの長手方向、即ち紙幣の搬送方向と
直交する方向に直線状に紙幣Mの上側に複数配列された
受光素子とから成る。各受光素子は、紙幣からの透過光
の強弱を電気信号の強弱として出力する。この光センサ
群3は、紙幣Mの各辺上の位置を検出する位置検出手段
として兼用される。
する光源と、紙幣Mの長手方向、即ち紙幣の搬送方向と
直交する方向に直線状に紙幣Mの上側に複数配列された
受光素子とから成る。各受光素子は、紙幣からの透過光
の強弱を電気信号の強弱として出力する。この光センサ
群3は、紙幣Mの各辺上の位置を検出する位置検出手段
として兼用される。
画像データ格納部2oは、メモリで構成され、光センサ
群を走査して読み取った紙幣Mの画像データを格納する
。
群を走査して読み取った紙幣Mの画像データを格納する
。
次に、この発明の紙葉類認識装置の動作を説明する。
まず、画像データ格納部2oは、光センサ群3の出力を
監視し、光センサ群3へ紙幣Mが到達し、光センサ群3
の個々の光センサのうちいずれかか紙幣介在状態となっ
た時点から、紙幣Mか所定距離走行する毎に光センサ群
3を走査し、光センサ群3の出力を順次メモリに格納し
ていく。やがて紙幣Mが光センサ群3を通過した時点で
は、画像データ格納部20のメモリには、紙幣M全体の
光センサ群の出力データ、即ち、画像データが得られる
。
監視し、光センサ群3へ紙幣Mが到達し、光センサ群3
の個々の光センサのうちいずれかか紙幣介在状態となっ
た時点から、紙幣Mか所定距離走行する毎に光センサ群
3を走査し、光センサ群3の出力を順次メモリに格納し
ていく。やがて紙幣Mが光センサ群3を通過した時点で
は、画像データ格納部20のメモリには、紙幣M全体の
光センサ群の出力データ、即ち、画像データが得られる
。
次に、紙葉類端検出手段32では、得られた画像データ
をもとに紙葉類の長辺及び短辺の位置が検出される。紙
葉類端検出手段の1つ、長辺検出部33について、まず
説明する。
をもとに紙葉類の長辺及び短辺の位置が検出される。紙
葉類端検出手段の1つ、長辺検出部33について、まず
説明する。
第4図は、本発明の紙葉類認識装置の動作を説明する図
である。
である。
第4図(a)は、画像データ格納部に格納されている紙
幣Mの画像データを示したものである。
幣Mの画像データを示したものである。
X1軸は、紙幣の搬送方向と逆向きの軸、X2軸は、光
センサ群の配列方向の軸である。
センサ群の配列方向の軸である。
点Pは、紙幣M上で一番最初に光センサ群へ到達した位
置を示したものである。点Qは、紙幣M土で一番最後に
光センサ群から離脱した位置を示したものである。
置を示したものである。点Qは、紙幣M土で一番最後に
光センサ群から離脱した位置を示したものである。
まず、長辺検出部33てば、紙葉類が右側を先行して斜
行したのか左側を先行して斜行したのかを確定するため
に点PのX2軸方向の位置を確認する。そして、もし、
搬送路のX2軸方向の中央よりも左側に点Pか存在する
場合には、紙葉類か左側を先行して斜行したと確定する
。もし、搬送路のX2軸方向の中央又は中央よりも右側
に点Pか存在する場合には、紙葉類か右側を先行して斜
行したと確定する。第4図(a)の場合には、点Pか左
側にあるので、紙葉類が左側を先行して斜行したと確定
する。次に、長辺検出部では、前側の長辺の検出を行な
うための基準点RIOを以下のように定める。もし、紙
葉類か左側を先行していたとするならば、点Pの位置か
らX1軸方向に予め定められた距離DIたり移動した位
置でX2軸方向に見て紙葉類−ヒの左端の位置を基準点
RIOと定める。もし、紙葉類か右側を先行しでいたと
するならば、点Pの位置からxl軸方向に予め定められ
た距離D1だけ移動した位置でX2軸方向に見て紙葉類
上の右端の位置を基準点RIOと定める。第4図(a)
の例では、紙葉類か左側を先行させて斜行していた場合
であるので、基準点R10は図示した位置となる。ここ
で、距離Dlを確保する理由は、紙葉類の角折れ部分を
さけて、角折れに影響しない基準点か決定されるように
するためである。
行したのか左側を先行して斜行したのかを確定するため
に点PのX2軸方向の位置を確認する。そして、もし、
搬送路のX2軸方向の中央よりも左側に点Pか存在する
場合には、紙葉類か左側を先行して斜行したと確定する
。もし、搬送路のX2軸方向の中央又は中央よりも右側
に点Pか存在する場合には、紙葉類か右側を先行して斜
行したと確定する。第4図(a)の場合には、点Pか左
側にあるので、紙葉類が左側を先行して斜行したと確定
する。次に、長辺検出部では、前側の長辺の検出を行な
うための基準点RIOを以下のように定める。もし、紙
葉類か左側を先行していたとするならば、点Pの位置か
らX1軸方向に予め定められた距離DIたり移動した位
置でX2軸方向に見て紙葉類−ヒの左端の位置を基準点
RIOと定める。もし、紙葉類か右側を先行しでいたと
するならば、点Pの位置からxl軸方向に予め定められ
た距離D1だけ移動した位置でX2軸方向に見て紙葉類
上の右端の位置を基準点RIOと定める。第4図(a)
の例では、紙葉類か左側を先行させて斜行していた場合
であるので、基準点R10は図示した位置となる。ここ
で、距離Dlを確保する理由は、紙葉類の角折れ部分を
さけて、角折れに影響しない基準点か決定されるように
するためである。
基準点RIOが定まると、前側の長辺上の所定個数(例
えば、10個)の点が次のように求められる。
えば、10個)の点が次のように求められる。
もし、紙葉類か左側を先行していたとするならば、前側
の長辺上の第1魚目R20は、基準点RIOからX2軸
方向に(右側に)予め定められた距離D2だけ移動した
位置でX1軸方向に見て紙葉類上の前端の位置とし、第
1魚目R20からX2軸方向に(右側に)所定間隔移動
する毎に、当該移動した位置でx1方向に見て紙葉類上
の前端の位置を求め、求めた各位置を順に第2魚目R2
1、第3魚目R22、・・・、第10魚目R29とする
。もし、紙葉類が右側を先行していたとするならば、前
側の長辺上の第1魚目R20は、基準点RIOからX2
軸方向とは正反対の方向(左側)に予め定められた距離
りまたけ移動した位置てX]軸方向に見て紙葉類」二〇
前端の位置とし、前側の長辺上の第2魚目R21、第3
魚目R22、・・・、第10魚目R29は、第1魚目R
20の位置からX2軸方向と正反対の方向(左側)に所
定間隔移動する毎に、当該移動した位置でX1軸方向に
見た時の紙葉類上の前端の位置とする。
の長辺上の第1魚目R20は、基準点RIOからX2軸
方向に(右側に)予め定められた距離D2だけ移動した
位置でX1軸方向に見て紙葉類上の前端の位置とし、第
1魚目R20からX2軸方向に(右側に)所定間隔移動
する毎に、当該移動した位置でx1方向に見て紙葉類上
の前端の位置を求め、求めた各位置を順に第2魚目R2
1、第3魚目R22、・・・、第10魚目R29とする
。もし、紙葉類が右側を先行していたとするならば、前
側の長辺上の第1魚目R20は、基準点RIOからX2
軸方向とは正反対の方向(左側)に予め定められた距離
りまたけ移動した位置てX]軸方向に見て紙葉類」二〇
前端の位置とし、前側の長辺上の第2魚目R21、第3
魚目R22、・・・、第10魚目R29は、第1魚目R
20の位置からX2軸方向と正反対の方向(左側)に所
定間隔移動する毎に、当該移動した位置でX1軸方向に
見た時の紙葉類上の前端の位置とする。
以上のようにして、紙葉類の前側の長辺上のX2軸方向
に相互に所定距離を隔てた10個の点R20〜R29の
各xl軸座標が求められる。
に相互に所定距離を隔てた10個の点R20〜R29の
各xl軸座標が求められる。
次に、紙葉類端検出手段のうち、紙葉類の先行している
側の短辺の検出方法について説明する。
側の短辺の検出方法について説明する。
例えば、第4図(a)のように紙葉類が左側を先行して
きた場合において、短辺(左)検出部36では、長辺(
前)検出部33と同様に点Pの位置からxl軸方向に予
め定められた距離りまたり移2 。
きた場合において、短辺(左)検出部36では、長辺(
前)検出部33と同様に点Pの位置からxl軸方向に予
め定められた距離りまたり移2 。
動した位置でX2軸方向に見て紙葉類上の左端の位置を
基準点RIOと定める。そして、基準点RIOを紙葉類
の左側の短辺上の第1魚目とし、更に第1魚目R10か
らX1軸方向に所定間隔移動する毎に、当該移動した位
置でX2軸方向に見て紙葉類上の左端の位置を求め、求
めた各位置を順に第2魚目R11、第3魚目R12、第
4魚目R13とする。
基準点RIOと定める。そして、基準点RIOを紙葉類
の左側の短辺上の第1魚目とし、更に第1魚目R10か
らX1軸方向に所定間隔移動する毎に、当該移動した位
置でX2軸方向に見て紙葉類上の左端の位置を求め、求
めた各位置を順に第2魚目R11、第3魚目R12、第
4魚目R13とする。
一方、紙葉類が右側を先行してきた場合において、短辺
(右)検出部35ては長辺(前)検出部33と同様に点
Pの位置からxl軸方向に予め定められた距離りまたけ
移動した位置てX2軸方向に見て紙葉類上の右端の位置
を基準点RIOと定める。そして、基準点RIOを紙葉
類の右側の短辺上の第1魚目とし、更に第1点目RIO
からX1軸方向に所定間隔移動する毎に、当該移動した
位置でx2方向に見て紙葉類上の右端位置を求め、求め
た各位置を順に第2魚目R11、第3魚目R12、第4
魚目R13とする。
(右)検出部35ては長辺(前)検出部33と同様に点
Pの位置からxl軸方向に予め定められた距離りまたけ
移動した位置てX2軸方向に見て紙葉類上の右端の位置
を基準点RIOと定める。そして、基準点RIOを紙葉
類の右側の短辺上の第1魚目とし、更に第1点目RIO
からX1軸方向に所定間隔移動する毎に、当該移動した
位置でx2方向に見て紙葉類上の右端位置を求め、求め
た各位置を順に第2魚目R11、第3魚目R12、第4
魚目R13とする。
以上、紙葉類の前側の長辺と先行側の短辺にっいて、当
該辺上の各点の求め方について説明したか、紙葉類の後
側の長辺と遅延側の短辺についても、前後方向を逆方向
に扱えば、同様に当該辺上の各点を求めることができる
。即ち、今までの説明で最前点として用いていた点Pの
代わりに最後点Qを用い、また、Xl軸方向と記したと
ころは、Xl軸とは正反対の方向とし、先行側と記した
ところは遅延側として同様に求められることは明らかで
ある。
該辺上の各点の求め方について説明したか、紙葉類の後
側の長辺と遅延側の短辺についても、前後方向を逆方向
に扱えば、同様に当該辺上の各点を求めることができる
。即ち、今までの説明で最前点として用いていた点Pの
代わりに最後点Qを用い、また、Xl軸方向と記したと
ころは、Xl軸とは正反対の方向とし、先行側と記した
ところは遅延側として同様に求められることは明らかで
ある。
横ずれ検出部71では、短辺(左)検出部36で得た紙
葉類の左側の短辺上の各点RIO〜R13の平均位置C
を求め、求められた平均位置Cのx2軸座標を横ずれ値
として判別手段6oへ出力する。
葉類の左側の短辺上の各点RIO〜R13の平均位置C
を求め、求められた平均位置Cのx2軸座標を横ずれ値
として判別手段6oへ出力する。
以下は、第1の発明に係る部分である。
斜行検知手段54ては、紙葉類端検出手段32で得られ
た紙葉類の辺上の点から次のようにして斜行値を求める
。
た紙葉類の辺上の点から次のようにして斜行値を求める
。
紙葉類の長辺上の10個の点R20〜R29のうち、先
行側の5個の点R20−R24(7)X 1軸上の平均
位置Aと、残りの5個の点R25〜R29のXl軸上の
平均位置Bとを求め、両者の平均位置のずれ(AとBの
差の絶対値)l A−B lを斜行値とする。
行側の5個の点R20−R24(7)X 1軸上の平均
位置Aと、残りの5個の点R25〜R29のXl軸上の
平均位置Bとを求め、両者の平均位置のずれ(AとBの
差の絶対値)l A−B lを斜行値とする。
例えば、第6図のように、R20〜R29の座標が求め
られていたとする。この場合には、R20−R24のX
1軸上の平均位置A=(1+2+・+5) 15 =
3、R25〜R29(7)XI細軸上平均位置B :
(6+9+8+9+10) 15 =8.4となり、斜
行値はIA−B l =5.4と求められる。
られていたとする。この場合には、R20−R24のX
1軸上の平均位置A=(1+2+・+5) 15 =
3、R25〜R29(7)XI細軸上平均位置B :
(6+9+8+9+10) 15 =8.4となり、斜
行値はIA−B l =5.4と求められる。
判別手段60では、斜行検知手段54から出力された斜
行値と先行方向と、横ずれ検出部から出力された横ずれ
値とに基づいて、画像データを処理し判別を行なう。ま
ず、画像データに対し、次のような切出し処理が行なわ
れる。判別手段60は、予め用意されている先行方向別
、斜行個別、更に横ずれ値開の切出し位置を示す切出し
位置データの中から斜行検知手段54の結果と、横ずれ
検出部の結果とに該当する先行方向、斜行値、横ずれ値
の場合の切出し位置を選択する。
行値と先行方向と、横ずれ検出部から出力された横ずれ
値とに基づいて、画像データを処理し判別を行なう。ま
ず、画像データに対し、次のような切出し処理が行なわ
れる。判別手段60は、予め用意されている先行方向別
、斜行個別、更に横ずれ値開の切出し位置を示す切出し
位置データの中から斜行検知手段54の結果と、横ずれ
検出部の結果とに該当する先行方向、斜行値、横ずれ値
の場合の切出し位置を選択する。
次に、選択した切出し位置に従って画像データの切出し
を行なう。そして、切出された画像データに対し、特徴
抽出を行ない、印刷パターンの特徴データを得る。得ら
れた特徴データと、予め用意されている基準データとを
比較し、紙葉類の判別結果(例えば、紙葉類の真偽判別
結果)を得る。
を行なう。そして、切出された画像データに対し、特徴
抽出を行ない、印刷パターンの特徴データを得る。得ら
れた特徴データと、予め用意されている基準データとを
比較し、紙葉類の判別結果(例えば、紙葉類の真偽判別
結果)を得る。
この実施例で述べた斜行検知手段54では、紙葉類の前
側の長辺上の10個の点R20〜R29のXl軸・座標
を基にして斜行値を求めたが、紙葉類の短辺上の複数の
点のx2軸座標を基にして斜行値を求めることも可能で
ある。即ち、紙葉類の短辺上の4個の点RIO−R13
のうち、前側の2個の点RIO,R11のX2軸上の平
均位置B′と後側の2個の点R12、R13のX2軸上
の平均位置A′とを求め、両者の平均位置のずれIA’
−B’ lを斜行値とすればよい。
側の長辺上の10個の点R20〜R29のXl軸・座標
を基にして斜行値を求めたが、紙葉類の短辺上の複数の
点のx2軸座標を基にして斜行値を求めることも可能で
ある。即ち、紙葉類の短辺上の4個の点RIO−R13
のうち、前側の2個の点RIO,R11のX2軸上の平
均位置B′と後側の2個の点R12、R13のX2軸上
の平均位置A′とを求め、両者の平均位置のずれIA’
−B’ lを斜行値とすればよい。
以上述べたことから、斜行検知は、紙葉類の4辺のうち
いずれを用いても可能であることは明らかである。
いずれを用いても可能であることは明らかである。
また、今まで述べてきた斜行検知手段では、紙葉類の4
辺のうち、いずれか1辺を基にして斜行値を求めるもの
であったが、次のように紙葉類の複数の辺を基にして斜
行値を求めてもよい。”例えば、前述のようにして、前
側の長辺上のXl軸方向の平均位置A、B、及び先行側
の短辺上のx2軸方向の平均位置A’ 、B’を求め、
次式により斜行値を算出する。
辺のうち、いずれか1辺を基にして斜行値を求めるもの
であったが、次のように紙葉類の複数の辺を基にして斜
行値を求めてもよい。”例えば、前述のようにして、前
側の長辺上のXl軸方向の平均位置A、B、及び先行側
の短辺上のx2軸方向の平均位置A’ 、B’を求め、
次式により斜行値を算出する。
斜行値=αl A−B l+βIA’ −B’ 1こ
こで、α、βは、負でない重み係数であり、長辺側と短
辺側にどの程度の重み付をして斜行値を求めるかによっ
て、予め設計された値である。
こで、α、βは、負でない重み係数であり、長辺側と短
辺側にどの程度の重み付をして斜行値を求めるかによっ
て、予め設計された値である。
尚、上式では、A−BとA’ −B’ に対してそれぞ
れ絶対値をとったが、斜行により表われる差A−BとA
’−B’が同符号となるようにAとA′、BとB′の対
応を決めるならば、次式により求めてもよい。
れ絶対値をとったが、斜行により表われる差A−BとA
’−B’が同符号となるようにAとA′、BとB′の対
応を決めるならば、次式により求めてもよい。
斜行値=α(A−B)十β(A’ −B’ )以上の例
から、斜行検知手段では、紙葉類の複 ′数の辺を
基にして斜行値を求めることも可能なことば明らかであ
る。
から、斜行検知手段では、紙葉類の複 ′数の辺を
基にして斜行値を求めることも可能なことば明らかであ
る。
また、平均位置△、Bば、Xl軸座標の算術平均として
説明したか、Xl軸座標の合計値としてもよいことは勿
論である。このように、平均位置A、Bなる表現は、広
義の意味で合計値の意味をも含むものであることを述べ
ておく。
説明したか、Xl軸座標の合計値としてもよいことは勿
論である。このように、平均位置A、Bなる表現は、広
義の意味で合計値の意味をも含むものであることを述べ
ておく。
次に、第2の実施例について説明する。この第2の実施
例は、第2の発明に係るものである。
例は、第2の発明に係るものである。
第2の実施例は、第1の実施例と同様に第1図のブロッ
ク図で示される。第1図において、搬送手段1と、光セ
ンサ群3と、画像データ格納部20と、紙葉類端検出手
段32と、横ずれ検出部71と、判別手段60の詳細に
ついては、第1の実施例と同じため、説明を省略する。
ク図で示される。第1図において、搬送手段1と、光セ
ンサ群3と、画像データ格納部20と、紙葉類端検出手
段32と、横ずれ検出部71と、判別手段60の詳細に
ついては、第1の実施例と同じため、説明を省略する。
第1の実施例との相違点は、斜行検知手段54にある。
斜行検知手段54では、まず、紙葉類端検出手段32か
ら紙葉類の先行方向と、辺上の点の座標値を入力する。
ら紙葉類の先行方向と、辺上の点の座標値を入力する。
次に、斜行検知手段54ば、紙葉類の前側の長辺上の各
点に対し、誤差を最小とする直線を当てはめ、当該直線
の傾きを紙葉類の斜行値として求め、判別手段60へ出
力する。
点に対し、誤差を最小とする直線を当てはめ、当該直線
の傾きを紙葉類の斜行値として求め、判別手段60へ出
力する。
次に、斜行検知手段での処理を具体的に示す。
まず、第1の実施例で説明した第4図(a)のように、
紙葉類端検出手段によって紙葉類の前側の長辺上の10
個の点が求められ、当該10個の点のX2軸座標とX]
軸座標とか第6図に示す値であったとする。
紙葉類端検出手段によって紙葉類の前側の長辺上の10
個の点が求められ、当該10個の点のX2軸座標とX]
軸座標とか第6図に示す値であったとする。
第4図(b)は、この10個の点をプロットしたグラフ
である。これらの長辺上の10個の点の位置関係を直線
X1=aX2+bで表わすと、直線の傾きaは最小2乗
法により、 a= (nΣXlX2−Σx1Σx2)/(nΣX2X
2−Σx2ΣX2) (但し、nはデータ数。Σはデータn個の総和を意味す
る。) 従って、 a = (lox2280−57x325) / (1
0x12625−325x325)=0.207 以上のように求められる。斜行検知手段54は、求めら
れた直線の傾きの値a=0.207を紙葉類の斜行値と
して判別手段60へ出力する。
である。これらの長辺上の10個の点の位置関係を直線
X1=aX2+bで表わすと、直線の傾きaは最小2乗
法により、 a= (nΣXlX2−Σx1Σx2)/(nΣX2X
2−Σx2ΣX2) (但し、nはデータ数。Σはデータn個の総和を意味す
る。) 従って、 a = (lox2280−57x325) / (1
0x12625−325x325)=0.207 以上のように求められる。斜行検知手段54は、求めら
れた直線の傾きの値a=0.207を紙葉類の斜行値と
して判別手段60へ出力する。
以上述へた第2の実施例では、最小2乗法を用いている
。つまり、直線X1=aX2+bを当てばめた場合の直
線の当てはまりの良し悪しの尺度として各点と直線との
Xl軸座標上の誤差の2乗和Σc 2 ===Σ(X
1−(aX2+b)) 2を用い、Σe2を最小とする
直線の傾きaを求めている。このような直線と辺上の各
点との誤差の評価尺度としては、必ずしもΣe2を用い
ることはない。例えば、各点と直線とのXI軸座標上の
ずれの大きさの和Σ1e1=Σ1x1−(aX2+b)
lをΣe2の代わりに用いてもよい。この場合、直線の
傾きaは、次のようにして近似的に求めることかできる
。紙葉類の斜行、横すれによってa、bのとりつる範囲
をそれぞれa min≦8≦amnx y b+n+
n≦b≦b maxとする。また、Σlelをa、bの
関数とみなしTE(a、b)と表わすことにする。
。つまり、直線X1=aX2+bを当てばめた場合の直
線の当てはまりの良し悪しの尺度として各点と直線との
Xl軸座標上の誤差の2乗和Σc 2 ===Σ(X
1−(aX2+b)) 2を用い、Σe2を最小とする
直線の傾きaを求めている。このような直線と辺上の各
点との誤差の評価尺度としては、必ずしもΣe2を用い
ることはない。例えば、各点と直線とのXI軸座標上の
ずれの大きさの和Σ1e1=Σ1x1−(aX2+b)
lをΣe2の代わりに用いてもよい。この場合、直線の
傾きaは、次のようにして近似的に求めることかできる
。紙葉類の斜行、横すれによってa、bのとりつる範囲
をそれぞれa min≦8≦amnx y b+n+
n≦b≦b maxとする。また、Σlelをa、bの
関数とみなしTE(a、b)と表わすことにする。
手順1 ) E (amin 、bmin )とE
(a max、b ml。)を求める。
(a max、b ml。)を求める。
手順2) E (a ml。、b n+In ) >
E (a max、t)min)である場合には、(
amax +ami。)/2の値を新たにa mI O
とする。それ以外の場合には、(amix + a m
In ) / 2を新たにa n、、、とする。
E (a max、t)min)である場合には、(
amax +ami。)/2の値を新たにa mI O
とする。それ以外の場合には、(amix + a m
In ) / 2を新たにa n、、、とする。
手順3 ) E (amIn 、bmin )とE(
amIn、b maつ)を求める。
amIn、b maつ)を求める。
手順4 ) E (amIn 、 bmin ) >
E (ant。、b、、、)である場合には、(b、
、、、 +1)mln ) /2の値を新たにb ff
1lnとする。それ以外の場合には、(bm、、 +t
)min ) /2の値を新たにb maxとする。
E (ant。、b、、、)である場合には、(b、
、、、 +1)mln ) /2の値を新たにb ff
1lnとする。それ以外の場合には、(bm、、 +t
)min ) /2の値を新たにb maxとする。
手順5) amaxとa m + nの差が所定値以
下であり、且つb□8Xと1) minの差が所定値以
下の場合、手順6へ進む。それ以外の場合には、手順1
へ戻る。
下であり、且つb□8Xと1) minの差が所定値以
下の場合、手順6へ進む。それ以外の場合には、手順1
へ戻る。
手順6 ) a ” a 、、、ln s b =
b mlnと決定し、終了する。
b mlnと決定し、終了する。
以上のようにして、手順1〜5を数回反復すると、a
m i nとamayはある1つの値に収束し、またb
minとb m a xもある1つの値に収束する。
m i nとamayはある1つの値に収束し、またb
minとb m a xもある1つの値に収束する。
そして、両者とも、あるレベルまで収束すると、手順6
に進み、a、bが定まる。このような方法によって、直
線と辺上の各点との誤差を最小とする直線の傾きaを近
似的に求めることも可能である。
に進み、a、bが定まる。このような方法によって、直
線と辺上の各点との誤差を最小とする直線の傾きaを近
似的に求めることも可能である。
上述した第2の実施例では、紙葉類の前側の長辺上の点
をもとにして斜行値を求めていたが、後側の長辺上の点
や短辺上の点をもとにして同様に斜行値を求められるこ
とは明らかである。
をもとにして斜行値を求めていたが、後側の長辺上の点
や短辺上の点をもとにして同様に斜行値を求められるこ
とは明らかである。
次に、第3の実施例について説明する。この第3の実施
例は、第3の発明と第4の発明に係るものである。
例は、第3の発明と第4の発明に係るものである。
第5図は、第3の実施例を示すブロック図であり、第6
図は長辺上の点に対する計算例を示す図、第7図は短辺
上の点に対する計算例を示す図である。
図は長辺上の点に対する計算例を示す図、第7図は短辺
上の点に対する計算例を示す図である。
第5図において、搬送手段1と、光センサ群3と、画像
データ格納部20と、紙葉類端検出手段32と、判別手
段60の詳細については、第1の実施例と同じであるた
め、説明を省略する。
データ格納部20と、紙葉類端検出手段32と、判別手
段60の詳細については、第1の実施例と同じであるた
め、説明を省略する。
第1の実施例との相違点及び第2の実施例との相違点は
、標本点選択手段40と、位置確定手段81にある。
、標本点選択手段40と、位置確定手段81にある。
標本点選択手段40は、回帰直線算出部4]と、誤差演
算部42と、標本点選択部43とから成る。位置確定手
段81は、回帰直線算出部51と、原点確定部52と、
斜行検知部53とから成る。
算部42と、標本点選択部43とから成る。位置確定手
段81は、回帰直線算出部51と、原点確定部52と、
斜行検知部53とから成る。
標本点選択手段40では、ます紙葉類端検出手段32か
ら紙葉類の先行方向と辺上の点の座標値を人力する。次
に、標本点選択手段40の回帰直線算出部41で、紙葉
類の前側の長辺上の各点に対し誤差を最小とする直線を
求める。次に、誤差演算部42で、求められた直線と各
点との誤差を各点ごとに求める。次に、標本点選択部4
3では、誤差演算部42で求めた各点ごとの誤差を調べ
て誤差が大きい点を除いた所定個数の点を選択し、選択
した点の座標値を位置確定手段81に出力する。
ら紙葉類の先行方向と辺上の点の座標値を人力する。次
に、標本点選択手段40の回帰直線算出部41で、紙葉
類の前側の長辺上の各点に対し誤差を最小とする直線を
求める。次に、誤差演算部42で、求められた直線と各
点との誤差を各点ごとに求める。次に、標本点選択部4
3では、誤差演算部42で求めた各点ごとの誤差を調べ
て誤差が大きい点を除いた所定個数の点を選択し、選択
した点の座標値を位置確定手段81に出力する。
以下は、第3の発明に係る部分である。
標本点選択手段40では、以上述へた紙葉類の長辺上の
各点についての選択と同様に、紙葉類の先行側の短辺に
ついても標本の選択が行なわれ、短辺」二の選択した座
標値も位置確定手段81に出力する。
各点についての選択と同様に、紙葉類の先行側の短辺に
ついても標本の選択が行なわれ、短辺」二の選択した座
標値も位置確定手段81に出力する。
位置確定手段81は、以下のように動作する。
まず、位置確定手段81の回帰直線算出部51で、標本
点選択手段40で選択された紙葉類の前側の長辺上の各
点と先行側の短辺上の各点に対し、誤差を最小とする互
いに直交する2直線を当てはめる。原点確定部52は、
2直線の交点の位置な紙葉類の原点位置として求め、求
めた交点の座標値を判別手段60に出力する。
点選択手段40で選択された紙葉類の前側の長辺上の各
点と先行側の短辺上の各点に対し、誤差を最小とする互
いに直交する2直線を当てはめる。原点確定部52は、
2直線の交点の位置な紙葉類の原点位置として求め、求
めた交点の座標値を判別手段60に出力する。
斜行検知部53は、回帰直線算出部51で求めた2直線
の傾きの大きさを斜行量として判別手段60へ出力する
。
の傾きの大きさを斜行量として判別手段60へ出力する
。
標本点選択手段40について具体例を示す。
第1の実施例と同様に、紙葉類端検出手段32て紙葉類
の前側の長辺上の10個の点の座標値が第4図のように
求められているとする。まず、標本点選択手段40の回
帰直線算出部41で、これら10個の点に当てはまる直
線が次のようにして求められる。直線の式をX1=aX
2+bとすると、a、bは、最小2乗法により、 a= (nΣXlX2−Σx1Σx2)/(nΣX2X
2−ΣX2ΣX2) = (10X2280−57X325) / (10X
12625−325X325)= 0.20121 b=(ΣXI−aΣX2)/n = (57−0,20727X325) /10ニー1
.036 (ここで、nはデータ数。Σはデータn個の総和を意味
する。) となり、紙葉類の前側の長辺上の各点に対する誤差の自
乗和を最小とする直線が求められる。
の前側の長辺上の10個の点の座標値が第4図のように
求められているとする。まず、標本点選択手段40の回
帰直線算出部41で、これら10個の点に当てはまる直
線が次のようにして求められる。直線の式をX1=aX
2+bとすると、a、bは、最小2乗法により、 a= (nΣXlX2−Σx1Σx2)/(nΣX2X
2−ΣX2ΣX2) = (10X2280−57X325) / (10X
12625−325X325)= 0.20121 b=(ΣXI−aΣX2)/n = (57−0,20727X325) /10ニー1
.036 (ここで、nはデータ数。Σはデータn個の総和を意味
する。) となり、紙葉類の前側の長辺上の各点に対する誤差の自
乗和を最小とする直線が求められる。
次に、誤差演算部42では、求められた直線X 1’
=0.20?27 X2’ −1,036と各点のx1
軸上のずれの自乗値、即ち自乗誤差e2−(XI−XI
’)2を各点毎に求め、第6図に示ずc2の値が得られ
る。次に、標本点選択部43ては、誤差演算部42で求
めた各点の自乗誤差を調へ、自乗誤差の一番大きいR2
6と2番目に大きいR29の2個の点を除いた8個の点
の座標値を位置確定手段81に出力する。
=0.20?27 X2’ −1,036と各点のx1
軸上のずれの自乗値、即ち自乗誤差e2−(XI−XI
’)2を各点毎に求め、第6図に示ずc2の値が得られ
る。次に、標本点選択部43ては、誤差演算部42で求
めた各点の自乗誤差を調へ、自乗誤差の一番大きいR2
6と2番目に大きいR29の2個の点を除いた8個の点
の座標値を位置確定手段81に出力する。
標本点選択手段40では、紙葉類の先行側の短辺上のR
IO−R13の4点についても、直線が求められ、各点
の自乗誤差を算出し、自乗誤差の最も大きい点(同値の
場合は若い番号の付与された点)例えば、RIOを除い
た3個の点R11〜R13の座標値も位置確定手段81
に出力する。
IO−R13の4点についても、直線が求められ、各点
の自乗誤差を算出し、自乗誤差の最も大きい点(同値の
場合は若い番号の付与された点)例えば、RIOを除い
た3個の点R11〜R13の座標値も位置確定手段81
に出力する。
次に、位置確定手段81について、詳細に説明する。
以下は、第4の発明に係る部分である。
まず、長辺上の点と短辺上の点にあてはまる直交する2
つの直線を求める場合の理論を示す。
つの直線を求める場合の理論を示す。
直交する2直線を、
X 1 =aX2+b ■
X、 2 = a X 1 + c ■とする。
ここて、a、b、cは、未知の定数である。直線■に対
応するn個の点と直線■とのずれの自乗和を81とし、
直線2に対応するm個の点と直線■とのずれの自乗和を
S2とすると、S1= Σ ’ (XI−aX2
−b)” ■S2−Σ” (X2−aX
l−c) 2 ■ここて、Σ0、Σ0は、それぞれ1
1個の総和、m個の総和を意味するものとする。
応するn個の点と直線■とのずれの自乗和を81とし、
直線2に対応するm個の点と直線■とのずれの自乗和を
S2とすると、S1= Σ ’ (XI−aX2
−b)” ■S2−Σ” (X2−aX
l−c) 2 ■ここて、Σ0、Σ0は、それぞれ1
1個の総和、m個の総和を意味するものとする。
Slと82をそれぞれ定数γ、δ(γ≧○、δ≧O)で
重み例けして加算した値を、自乗誤差8とすると、 S=γS1→−δS2 ■ 定数γ、δは、直線■に対応するm個の点よりも直線■
に対応するn個の点に重みを持たせて直線を求めたい場
合には、γ〉δ、逆に直線■に対応するn個の点よりも
直線■に対応するm個の点に重みを持たせて直線を求め
たい場合にばγ〈δという具合に設計する。
重み例けして加算した値を、自乗誤差8とすると、 S=γS1→−δS2 ■ 定数γ、δは、直線■に対応するm個の点よりも直線■
に対応するn個の点に重みを持たせて直線を求めたい場
合には、γ〉δ、逆に直線■に対応するn個の点よりも
直線■に対応するm個の点に重みを持たせて直線を求め
たい場合にばγ〈δという具合に設計する。
未知の定数a、b、cの値について、自乗誤差Sか最小
となる条件は、 a S / a a = O■ δS/ab二〇 ■ a S / a c = O■ ■〜■を解いて、a、b、cを求めると、a= (y
(ΣnXlX2 一ΣnX]Σ’X2/n) 一δ(Σ1nXIX2 一Σ”XIΣ”X2/m))/ (γ(Σ0X2X2 一ΣnX2Σ’X2/n) +δ(Σ” XlXl −Σ’X〕Σ”X17m)) ■ID=(Σ’X
I−aΣnX2)/n 00c=(Σ′nX2+a
Σ”XI)7m ■となる。
となる条件は、 a S / a a = O■ δS/ab二〇 ■ a S / a c = O■ ■〜■を解いて、a、b、cを求めると、a= (y
(ΣnXlX2 一ΣnX]Σ’X2/n) 一δ(Σ1nXIX2 一Σ”XIΣ”X2/m))/ (γ(Σ0X2X2 一ΣnX2Σ’X2/n) +δ(Σ” XlXl −Σ’X〕Σ”X17m)) ■ID=(Σ’X
I−aΣnX2)/n 00c=(Σ′nX2+a
Σ”XI)7m ■となる。
次に、位置確定手段81の動作について、具体例で説明
する。
する。
まづ”、標本点選択手段から長辺上の点R20〜R29
のうち2個の点R26とR29を除いた8個の点と、短
辺上のRIO〜R13のうち、1個の点RIOを除いた
3個の点についてその座標値かそれぞれ第6図と第7図
で示す値で入力されたとする。位置確定手段81の回帰
直線算出部51ては、長辺上のn′=8個の点に直線■
を対応させ、短辺上のm=3個の点に直線■を対応させ
、各直線を求める。そのためにまず、ΣX1、Σx2、
ΣXIXI、ΣX2X2、ΣX ]、 X 2が長辺と
短辺についてそれぞれ第6図(右下側)と第7図(右下
側)のように算出される。次に、0〜0式の右辺の計算
を行なってa、b、cを求め、(γ=δ=1と設計しで
あるものとする。)a −(1370−38x230/
8−(81−36X7/3) )/(8000−230
X230/8+450−36X36/3)=0.200 b = (57−0,200X325)/8−1.00
c = (7+0.200X36)/3;4.73と
なる。以上のようにして、回帰直線が求められる。
のうち2個の点R26とR29を除いた8個の点と、短
辺上のRIO〜R13のうち、1個の点RIOを除いた
3個の点についてその座標値かそれぞれ第6図と第7図
で示す値で入力されたとする。位置確定手段81の回帰
直線算出部51ては、長辺上のn′=8個の点に直線■
を対応させ、短辺上のm=3個の点に直線■を対応させ
、各直線を求める。そのためにまず、ΣX1、Σx2、
ΣXIXI、ΣX2X2、ΣX ]、 X 2が長辺と
短辺についてそれぞれ第6図(右下側)と第7図(右下
側)のように算出される。次に、0〜0式の右辺の計算
を行なってa、b、cを求め、(γ=δ=1と設計しで
あるものとする。)a −(1370−38x230/
8−(81−36X7/3) )/(8000−230
X230/8+450−36X36/3)=0.200 b = (57−0,200X325)/8−1.00
c = (7+0.200X36)/3;4.73と
なる。以上のようにして、回帰直線が求められる。
原点確定部52では、直線■と直線■との交点の座標が
求められる。直線■と直線■との交点の座標は、■式と
0式を解いて次式で表わされる。
求められる。直線■と直線■との交点の座標は、■式と
0式を解いて次式で表わされる。
X1= (b+ac)/ (1+a” ) @X2
= (c−ab)/ (1+a2) ■求められた
a −cの値を@、0式に代入すると、X 1 =
(−1+D、2X4.73)/(1+0.22)=
−0,05X 2 = (4,73−0,2X
−1)/(1十0.22)・4.74となる。原点確定
部52は、以上のようにして求めた直線■と直線■との
交点の座標(Xl、X2)・(−0,05,4,74)
を紙幣の原点として判別手段60へ出力する。
= (c−ab)/ (1+a2) ■求められた
a −cの値を@、0式に代入すると、X 1 =
(−1+D、2X4.73)/(1+0.22)=
−0,05X 2 = (4,73−0,2X
−1)/(1十0.22)・4.74となる。原点確定
部52は、以上のようにして求めた直線■と直線■との
交点の座標(Xl、X2)・(−0,05,4,74)
を紙幣の原点として判別手段60へ出力する。
一方、斜行検知部53では、回帰直線算出部51て求め
られたa=0.200の値を紙幣の斜行値として判別手
段60へ出力する。
られたa=0.200の値を紙幣の斜行値として判別手
段60へ出力する。
判別手段60では、予め用意されている原点のx1座標
値別、原点のx2座標値別、更に斜行個別の切出し位置
を示す切出し位置データの中から位置確定手段81の結
果に該当する原点座標値、斜行値の場合の切出し位置を
選択し、選択した切出し位置に従って画像データの切出
しを行ない、切出された画像データに対し、特徴抽出し
、得られた特徴データと、予め用意されている基準デー
タとを比較し、紙葉類の判別結果を得る。
値別、原点のx2座標値別、更に斜行個別の切出し位置
を示す切出し位置データの中から位置確定手段81の結
果に該当する原点座標値、斜行値の場合の切出し位置を
選択し、選択した切出し位置に従って画像データの切出
しを行ない、切出された画像データに対し、特徴抽出し
、得られた特徴データと、予め用意されている基準デー
タとを比較し、紙葉類の判別結果を得る。
以上述べた第3の実施例において、標本点選択手段40
は、紙葉類の前側の長辺の点についての取捨選択方法を
詳述したが、紙葉類の他の辺についても当該辺上の点の
取捨選択を同様に行なうことかできる。また、誤差演算
部42ては、求められた直線と各点との誤差が各点毎に
算出されているが、当該誤差は、紙葉類の破損がある場
合、大きくなる。そこで、直線と各点との誤差を破損判
別の入力として用いることも可能である。この場合の破
損判別は、例えば、次のように行なう。まず、各点毎に
直線との誤差が予め定められた基準点よりも大きい値か
否かを比較する。比較結果で誤差が基準点よりも大きか
った点の個数が所定個数以上あった場合には、その紙葉
類は破損ありと判定する。
は、紙葉類の前側の長辺の点についての取捨選択方法を
詳述したが、紙葉類の他の辺についても当該辺上の点の
取捨選択を同様に行なうことかできる。また、誤差演算
部42ては、求められた直線と各点との誤差が各点毎に
算出されているが、当該誤差は、紙葉類の破損がある場
合、大きくなる。そこで、直線と各点との誤差を破損判
別の入力として用いることも可能である。この場合の破
損判別は、例えば、次のように行なう。まず、各点毎に
直線との誤差が予め定められた基準点よりも大きい値か
否かを比較する。比較結果で誤差が基準点よりも大きか
った点の個数が所定個数以上あった場合には、その紙葉
類は破損ありと判定する。
上述した第3の実施例の誤差演算部42では、直線とx
l軸上のずれの自乗e2を誤差として求めていたか、例
えば、e2の代わりにeの絶対値等を用いることも可能
であり、e2に限定されないことは明らかである。
l軸上のずれの自乗e2を誤差として求めていたか、例
えば、e2の代わりにeの絶対値等を用いることも可能
であり、e2に限定されないことは明らかである。
上述した第3の実施例の位置確定手段81では、紙葉類
の前側の長辺と先行側の短辺について2直線を当てはめ
、紙葉類の位置を確定していたが、紙葉類の他の相隣り
合う長辺と短辺の組み合わせの場合にも同様にして紙葉
類の位置を確定できることは明らかである。
の前側の長辺と先行側の短辺について2直線を当てはめ
、紙葉類の位置を確定していたが、紙葉類の他の相隣り
合う長辺と短辺の組み合わせの場合にも同様にして紙葉
類の位置を確定できることは明らかである。
また、同様にして3辺以上の辺を用いて紙葉類の位置を
確定することもできる。例えば、4辺すべてを用いて紙
葉類の位置を確定する場合には、4直線の式を立てて0
〜0式と同様に各定数を求める式を導いておき、位置確
定手段の回帰直線算出部でその式に従って各定数を算出
し、4直線を求めればよい。
確定することもできる。例えば、4辺すべてを用いて紙
葉類の位置を確定する場合には、4直線の式を立てて0
〜0式と同様に各定数を求める式を導いておき、位置確
定手段の回帰直線算出部でその式に従って各定数を算出
し、4直線を求めればよい。
この場合の原点確定部52では、4つの交点を求めるこ
とができるが、4つの交点のうち1点のみを原点として
もよいし、複数の原点を設定してもよい。例えば、4つ
の交点のうち、紙葉類の前側の左右の角に対応する2つ
の交点を原点とし、判別手段では、2つの原点を次のよ
うに使い分ける。画像データから切出すエリアが搬送路
の右側の場合には右側の原点を用い、逆に画像データか
ら切出すエリアが搬送路の左側の場合には、左側の原点
を用いる。このように、切出すエリアによって紙葉類の
原点を変える。紙幣などの紙葉類には、水にぬれたこと
があったり、しわが伸ばされていないために縮んでいる
ものがあり、上述のように、複数の原点を用いて原点と
切出しエリアの距離をなるべく離さないよう配慮するこ
とにより、このような縮んだ紙幣であっても、切出し位
置のずれを最小限に抑えることが可能となる。
とができるが、4つの交点のうち1点のみを原点として
もよいし、複数の原点を設定してもよい。例えば、4つ
の交点のうち、紙葉類の前側の左右の角に対応する2つ
の交点を原点とし、判別手段では、2つの原点を次のよ
うに使い分ける。画像データから切出すエリアが搬送路
の右側の場合には右側の原点を用い、逆に画像データか
ら切出すエリアが搬送路の左側の場合には、左側の原点
を用いる。このように、切出すエリアによって紙葉類の
原点を変える。紙幣などの紙葉類には、水にぬれたこと
があったり、しわが伸ばされていないために縮んでいる
ものがあり、上述のように、複数の原点を用いて原点と
切出しエリアの距離をなるべく離さないよう配慮するこ
とにより、このような縮んだ紙幣であっても、切出し位
置のずれを最小限に抑えることが可能となる。
以上の第3の実施例では、原点の位置として直線と直線
の交点を原点としていたが、原点としては、必ずしも直
線の交点である必要はない。例えば、前述した4つの交
点の重心を原点としてもよい。また、もう1つの例とし
て、[相]式と0式で求めた定数す、cを原点としても
よい。なぜなら、定数すは、直線■のX1軸方向の位置
を示す値であり、定数Cは直線■のX2軸方向の位置、
即ち紙葉類のx2軸方向の位置を示す値だからである。
の交点を原点としていたが、原点としては、必ずしも直
線の交点である必要はない。例えば、前述した4つの交
点の重心を原点としてもよい。また、もう1つの例とし
て、[相]式と0式で求めた定数す、cを原点としても
よい。なぜなら、定数すは、直線■のX1軸方向の位置
を示す値であり、定数Cは直線■のX2軸方向の位置、
即ち紙葉類のx2軸方向の位置を示す値だからである。
上述した第3の実施例の位置確定手段では、長辺に対応
する直線と短辺に対応する直線の傾きを示す定数aは、
長辺上の点と短辺上の点の両方を用いて求めていたか、
■式においてδ=O1γ〉0とする等により長辺か短辺
の一方のみを用いて傾きaを求めることができることも
明らかである。
する直線と短辺に対応する直線の傾きを示す定数aは、
長辺上の点と短辺上の点の両方を用いて求めていたか、
■式においてδ=O1γ〉0とする等により長辺か短辺
の一方のみを用いて傾きaを求めることができることも
明らかである。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の紙葉類認識装置によれば
、紙葉類の辺上の多数の点を広範囲に亘って求め、これ
らの多数の点の位置に紙葉類の位置及び斜行量を確定す
るようにしたので、次のような効果かある。
、紙葉類の辺上の多数の点を広範囲に亘って求め、これ
らの多数の点の位置に紙葉類の位置及び斜行量を確定す
るようにしたので、次のような効果かある。
即ち、紙葉類の一部分に破損等がある場合にも、このよ
うな破損の影響を受けずに正確な位置及び斜行量を得る
ことかできる。この結果、紙葉類の認識率の向」二を図
ることかできる。
うな破損の影響を受けずに正確な位置及び斜行量を得る
ことかできる。この結果、紙葉類の認識率の向」二を図
ることかできる。
第1の発明によれば、紙葉類の辺上の複数の点のうち、
一端側の数点の平均位置と、他端側の残りの点の平均位
置をそれぞれ求め、紙葉類の斜行を2つの平均位置の差
で検出するようにしたため、たとえ紙葉類の辺上の一部
分に破損があったとしても、破損の影響を受けにくく、
確実な斜行検出を行なうことができる。
一端側の数点の平均位置と、他端側の残りの点の平均位
置をそれぞれ求め、紙葉類の斜行を2つの平均位置の差
で検出するようにしたため、たとえ紙葉類の辺上の一部
分に破損があったとしても、破損の影響を受けにくく、
確実な斜行検出を行なうことができる。
第2の発明によれば、紙葉類の辺」−の複数の点に対し
、誤差を最小とする直線を求め、紙葉類の斜行を当該直
線の傾きで検出するようにしたため、紙葉類の辺」二の
局所的な破損が従来のように直接影響することがなく、
確実な斜行検出を行なうことができる。
、誤差を最小とする直線を求め、紙葉類の斜行を当該直
線の傾きで検出するようにしたため、紙葉類の辺」二の
局所的な破損が従来のように直接影響することがなく、
確実な斜行検出を行なうことができる。
第3の発明によれは、紙葉類の辺上の複数の点に対し、
直線からのずれの少ない点のみを選択して、選択した点
から紙葉類の位置を検出するようにしたため、たとえ紙
葉類に破損や角折れかあったとしても、破損部分や角折
れ部分を除外した残りの部分で紙葉類の位置が検出され
ることになり、破損や角折れの影響を直接受けることが
なく、紙葉類の確実な位置検出を行なうことができる。
直線からのずれの少ない点のみを選択して、選択した点
から紙葉類の位置を検出するようにしたため、たとえ紙
葉類に破損や角折れかあったとしても、破損部分や角折
れ部分を除外した残りの部分で紙葉類の位置が検出され
ることになり、破損や角折れの影響を直接受けることが
なく、紙葉類の確実な位置検出を行なうことができる。
第4の実施例によれば、紙葉類の長辺上の各点と短辺上
の各点に対し、誤差を最小とする互l/へに直交する直
線を当てはめ、紙葉類の位置を当該直線の傾きと位置に
より検出するようにしたため、紙葉類に破損や角折れが
あっても、影響を受けにくく、確実な位置検出を行なう
ことかできる。
の各点に対し、誤差を最小とする互l/へに直交する直
線を当てはめ、紙葉類の位置を当該直線の傾きと位置に
より検出するようにしたため、紙葉類に破損や角折れが
あっても、影響を受けにくく、確実な位置検出を行なう
ことかできる。
第1図は本発明の第1及び第2実施例の紙葉類認識装置
のブロック図、第2図は従来の紙葉類新式装置のブロッ
ク図、第3図は従来の紙葉類認識装置の動作を説明する
図、第4図は本発明の紙葉類認識装置の動作を説明する
図、第5図は本発明の第3実施例の紙葉類認識装置のブ
ロック図、第6図は長辺上の点に対する計算例を示す図
、第7図は短辺上の点に対する計算例を示す図である。 1・・・搬送手段、 3・・・光センサ群(位置検出センサ)、11・・・搬
送路、12a、12b・・・駆動ローラ、20・・・画
像データ格納部、 32・・・紙葉類端検出手段、 33・・・長辺(前)検出部、 34・・・長辺(後)検出部、 35・・・短辺(右)検出部、 36・・・短辺(左)検出部、 40・・・標本点選択手段、41・・・回帰直線算出部
、42・・・誤差演算部、43・・・標本点選択部、5
1・・・回帰直線算出部、52・・・原点確定部、53
・・・斜行検知部、54・・・斜行検知手段、60・・
・判別手段、71・・・横ずれ検出部、80.81・・
・位置確定手段。 ス (b) イ株の紙葉類ル召り成装置の菅ガ乍6か月する図第3図 (b) 、を発例の紙葉類認識装置tnW詐を税朗する図第4図
のブロック図、第2図は従来の紙葉類新式装置のブロッ
ク図、第3図は従来の紙葉類認識装置の動作を説明する
図、第4図は本発明の紙葉類認識装置の動作を説明する
図、第5図は本発明の第3実施例の紙葉類認識装置のブ
ロック図、第6図は長辺上の点に対する計算例を示す図
、第7図は短辺上の点に対する計算例を示す図である。 1・・・搬送手段、 3・・・光センサ群(位置検出センサ)、11・・・搬
送路、12a、12b・・・駆動ローラ、20・・・画
像データ格納部、 32・・・紙葉類端検出手段、 33・・・長辺(前)検出部、 34・・・長辺(後)検出部、 35・・・短辺(右)検出部、 36・・・短辺(左)検出部、 40・・・標本点選択手段、41・・・回帰直線算出部
、42・・・誤差演算部、43・・・標本点選択部、5
1・・・回帰直線算出部、52・・・原点確定部、53
・・・斜行検知部、54・・・斜行検知手段、60・・
・判別手段、71・・・横ずれ検出部、80.81・・
・位置確定手段。 ス (b) イ株の紙葉類ル召り成装置の菅ガ乍6か月する図第3図 (b) 、を発例の紙葉類認識装置tnW詐を税朗する図第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、紙葉類を搬送する搬送手段と、 搬送方向と直交する方向に配列された位置検出センサ群
と、 搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る印刷パタ
ーン読取手段と、 前記位置検出センサ群を走査し、紙葉類のある単数又は
複数の辺上で相互に所定距離を隔てた複数の点の位置を
検出する紙葉類端検出手段と、紙葉類の当該辺上の複数
の点のうち、一端側の数個の点の平均位置と、他端側の
数個の点の平均位置とを求め、これらの平均位置の差を
紙葉類の斜行値として求める斜行検知手段と、 当該斜行検知手段の斜行検知結果に基づいて、前記印刷
パターン読取手段から得られた印刷パターンを判別する
判別手段とを具備したことを特徴とする紙葉類認識装置
。 2、紙葉類を搬送する搬送手段と、 搬送方向と直交する方向に配列された位置検出手段と、 搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る印刷パタ
ーン読取手段と、 前記位置検出手段を走査し、紙葉類のある辺上の複数の
点の位置を検出する紙葉類端検出手段と、 当該紙葉類端検出手段から得られた紙葉類の当該辺上の
各点に対し、誤差を最小とする直線を当てはめ、当該直
線の傾きを紙葉類の斜行値として求める斜行検知手段と
、 当該斜行検知手段の斜行検知結果に基づいて、印刷パタ
ーン読取手段から得られた印刷パターンを判別する判別
手段とを具備したことを特徴とする紙葉類認識装置。 3、紙葉類を搬送する搬送手段と、 搬送方向と直交する方向に配列された位置検出手段と、 搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る印刷パタ
ーン読取手段と、 前記位置検出手段を走査し、紙葉類の辺上の複数の点に
対し、直線を当てはめ、直線からのずれが小さい点を選
択する標本点選択手段と、 当該標本点選択手段で選択された辺上の点の位置を基に
紙葉類の位置を確定する位置確定手段と、 当該位置確定手段で確定された紙葉類の位置に応じて前
記印刷パターン読取手段から得られた印刷パターンを判
別する判別手段とを具備したことを特徴とする紙葉類認
識装置。 4、紙葉類を搬送する搬送手段と、 搬送方向と直交する方向に配列された位置検出手段と、 搬送された紙葉類上の印刷パターンを読み取る印刷パタ
ーン読取手段と、 前記位置検出手段を走査し、紙葉類の長辺上の数個の点
の位置と短辺上の数個の点の位置を検出する紙葉類端検
出手段と、 当該紙葉類端検出手段で得られた紙葉類の長辺上の各点
と短辺上の各点に対し、誤差を最小とする互いに直交す
る直線を当てはめ、当該直線の傾きと位置により紙葉類
の位置を確定する位置確定手段と、 当該位置確定手段で確定された紙葉類の位置に応じて前
記印刷パターン読取手段から得られた印刷パターンを判
別する判別手段とを具備したことを特徴とする紙葉類認
識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284354A JP2598565B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紙葉類認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284354A JP2598565B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紙葉類認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04160587A true JPH04160587A (ja) | 1992-06-03 |
JP2598565B2 JP2598565B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=17677506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2284354A Expired - Fee Related JP2598565B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紙葉類認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598565B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102930633A (zh) * | 2012-10-25 | 2013-02-13 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 金融自助设备及其钞票识别模块和识别方法 |
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JPH02210591A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-08-21 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2284354A patent/JP2598565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102930633A (zh) * | 2012-10-25 | 2013-02-13 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 金融自助设备及其钞票识别模块和识别方法 |
CN102930633B (zh) * | 2012-10-25 | 2014-08-20 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 金融自助设备及其钞票识别模块和识别方法 |
US9406185B2 (en) | 2012-10-25 | 2016-08-02 | Grg Banking Equipment Co., Ltd. | Financial self-service device, banknote recognition module thereof and recognition method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598565B2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |