JPH04160411A - プロセス監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は上下水処理場なかの設備機器の運転故障状態を
監視するプロセス監視装置に関する。

（従来の技術） 上下水処理場などの設備機器の運転故障状態を監視する
プロセス監視装置においては、対象プロセスのポンプや
モータなどのＢ（ＡＨ機器の状態を検知してこれらの運
転故障状態を監視するようにしている。

第４図はこのようなプロセス監視装置の一例を示すブロ
ック図である。

この図に示すプロセス監視装置は機器制御装置１０１と
、信号線１０２と、プロセス信号入出力装置１０３と、
制御用計算機１０４とを備えており、機器制御装置１０
１によって対象プロセス１０６内に設置された各種機器
１０７の運転状態を監視しながらこれらの運転を制御す
る。

機器制御装置１０１は前記信号線１０２を介して供給さ
れる前記プロセス信号入出力装置１０３の制御信号に基
づいて前記機器１０７の動作を制御するとともに、その
運転状態を検知してこの検知結果を予め決められている
信号に変換して前記信号線１０２上に送出し、前記プロ
セス信号入出力装置１０３に供給する。

プロセス信号入出力装置１０３は前記制御用計算ｆｆ１
１０４から制御信号が出力されたときには。

これを取り込んで予め決められている信号に変換した後
、これを信号［１０２を介して前記機器制御装置１０１
に供給し、また信号線１０２を介して前ｉ己機器制御装
置１０１から運転状態を示す信号が供給されたときには
、これを取り込んで予め決められている信号に変換しこ
れを前記制御用計算機１０４に供給する。

制御用計算機１０４はプロセス信号監視機能１０５を持
っており、予め決められている制御内容に基づいた制御
信号を生成してこれをプロセス信号入出力装置１０３に
供給したり、このプロセス信号入出力装置１０３から供
給される信号を取り込んで前記機器１０７の運転状態を
監視したりする。

この場合、前記プロセス信号監視機能１０５は次に述べ
る手順で機器１０７（ｌｉｔ転状態を監視する。

まず、第５図に示す如く各機器１０７のうちの１つを選
択して（ステップ５Ｔ１０１）、この機器１０７から異
常状態や故障状態を示す接点信号が出力されているかど
うかをチエツクしくステップ５Ｔ１０２）　、この機器
１０７から異常状態や故障状態を示す接点信号が出力さ
れていなければ。

前回の運転状態が異常状態や故障状態であったかどうか
をチエツクする（ステップＳＴ］、０６）。

そして、前回の運転状態が異常状態や故障状態でなけれ
ば、この機器１０７が前回も、今回も正常に動作してい
ると判定しくステップ５Ｔ１０７）、また前回の運転状
態が異常状態や故障状態であれば、今回のチエツクで異
常状態や故障状態から復帰したと判定してこれをオペレ
ータに知らせる（ステップ５Ｔ１０８）。

また、今回のチエツクにおいて（ステップ５Ｔ１０２）
、この機器１０７から異常状態や故障状態を示す接点信
号が出力されていれば、前回の運転状態が異常状態や故
障状態であったかどうかをチエツクする（ステップ５Ｔ
１０３）。

そして、前回の運転状態が異常状態や故障状態であれば
、この機器１０７の異常状態や故障状態が継続中である
と判定しくステップ５Ｔ１０５）、また前回の運転状態
が異常状態や故障状態でなければ（ステップ５Ｔ１０３
）、今回のチエツクで異常状態や故障状態が見つかった
と判定してこれをオペレータに知らせる（ステップ５Ｔ
１０４）。

そして、このプロセス信号監視機能１０５の監視結果に
基づいて、故障の発生時にオペレータ側でその故障の処
置がどの程度の緊急を要するもののかなどの判断が行わ
れて、各故障毎に重故障、軽故障などのランク付けがな
される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した従来のプロセス監視装置におい
ては、次に述べるような問題が発生していた。

すなわち、プロセス１０６の運転を行なうためには、対
象プロセス１０６が全て正常に動作しているかどうかを
常時監視する必要があり、このために各種機器１０７の
運転状態を常時監視しなければならない。

しかしながら、プロセス１０６が大規模で、かつ複雑な
場合には、なんらかの異常が発生したとき、各種機器１
０７から一度に複数の異常が生じて複数のアラームが同
時に発生することが多い。

その中には、ある機器１０７の異常やプロセス１０６の
運転パターンに応じて必ず発生する二次的な異常が含ま
れている場合が多く、この二次的な異常によるアラーム
によってオペレータが不要、不急のアラームの処理に忙
殺されて必要なアラームに対する処理ができなくなって
しまうことが多いという問題があった。

本発明は上記の事情に鑑み、プロセスの運転状態に応じ
てプロセス信号の監視判定を自動的に変更して無用なア
ラームを低減させることができ、これよって重事故を迅
速に処理させることができるプロセス監視装置を提供す
ることを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明によるプロセス監視
装置は、プロセスに設けられた各機器の運転状態を監視
するプロセス監視装置において、各機器の運転状態の関
連性に基づいて決められた条件が満たされているかどう
かを判定する条件判定部と、この条件判定部の判定結果
に応じた判定基準に基づいて前記各機器の運転状態を判
定する運転状態判定部とを備えたことを特徴としている
。

（作用） 上記の構成において、条件判定部によって各機器の運転
状態の関連性に基づいて決められた条件が満たされてい
るかどうかが判定されるとともに、運転状態判定部によ
って前記条件判定部の判定結果に応じた判定基準に基づ
いて前記各機器の運転状態が判定される。

（実施例） 第１図は本発明によるプロセス監視装置の一実施例を示
すブロック図である。

この図に示すプロセス監視装置は複数の機器制御装置１
〜３と、複数の信号線４〜６と、１つのプロセス信号入
出力装置７と、１つの制御用計算機８とを備えており、
各機器制御装置１〜３によって対象プロセス１０内に設
置された各種の機器１１〜１３の運転状態を監視しなが
らこれらの機器１１〜１３を制御してプロセス１０の運
転をｉＮ＃する。

各機器制御装置１〜３は各々前記各信号線４〜６を介し
て供給される前記プロセス信号入出力装置７の制御信号
に基づいて前記機器１１〜１３の動作を制御するととも
に、その状態を管理し、異常が発見された場合には、そ
の情報を予め決められている信号に変換して前記各信号
ａ４〜６上に送出し、前記プロセス信号入出力装置７に
供給する。

プロセス信号入出力装置７は前記制御用計算機８から制
御信号が出力されたときには、これを取り込んで予め決
められている信号に変換した後、各信号線４〜６を介し
て前記各機器制御装置１〜３に供給し、また各信号線４
〜６を介して前記各機器制御装置１〜３から運転状態を
示す信号が供給されたときには、これらを取り込むとと
もに、予め決められている信号に変換して前記制御用計
算機８に供給する。

制御用計算機８はプロセス信号監視機能９を持っており
、予め決められている制御内容に基づいた制御信号を生
成してこれをプロセス信号入呂力装置７に供給したり、
このプロセス信号入出力装置７から供給される信号を取
り込んで前記機器１１〜１３の運転状態を監視したりす
る。

この場合、前記プロセス信号監視機能９は次に述べる手
順で機器１１〜１３の運転状態を監視する。

今、監視対象となるプロセス１０の特性として、２つの
機器１１．１２の両方が停止しているときには１機器１
３の故障が必ず発生するものとし、機器１３の故障判定
条件として機器１１．１２が故障しているとき、条件が
成立と判定するものとする。

このような条件において、第２図に示す如くまず、全て
の機器１１〜１３のうちの１つ、例えば機器１３を選択
しくステップ５ＴＩ）、この機器１３から出力される信
号が予め設定されている条件を満たしているかどうかを
チエツクしくステップ５Ｔ２）、これが満たされていれ
ば、今回のチエツクにおいて、この機器１３から異常状
態や故障状態を示す接点信号が出力されているかどうか
をチエツクする（ステップ５ＴＩＯ）。

そして、この機器１３から異常状態や故障状態を示す接
点信号が出力されていなければ、前回の運転状態が異常
状態や故障状態であったかどうかをチエツクする（ステ
ップ５Ｔ１４）　。

そして、前回の運転状態が異常状態や故障状態でなけれ
ば、この機器１３が前回も、今回も、正常に動作してい
ると判定する（ステップ５Ｔ１５）。

また、前回の運転状態が異常状態や故障状態であれば（
ステップ５Ｔ１４）　、今回のチエツクで異常状態や故
障状態から復帰したと判定してこれをオペレータに知ら
せる（ステップ５Ｔ１６）。

また、今回のチエツクにおいて（ステップ５Ｔ１０）、
この機器１３から異常状態や故障状態を示す接点信号が
出力されていれば、前回の運転状態が異常状態や故障状
態であったかどうかをチェツクする（ステップ５ＴＩＩ
）。

そして、前回の運転状態が異常状態や故障状態であれば
、機器１３の異常状態や故障状態が継続中であると判定
する（ステップ５Ｔ１３）。

また、前回の運転状態が異常状態や故障状態でなければ
（ステップ５Ｔｉｌ）、今回のチエツクでこの機器１３
に軽い異常状態や故障状態、すなわち機器１１．１２の
異常や故障に起因した異常や故障が発生したと判定して
これをオペレータに知らせる（ステップ５Ｔ１２）。

また、今回のチエツクにおいて、条件が成立していなけ
れば（ステップ５Ｔ２）、今回のチエツクにおいて、こ
の機器１３から異常状態や故障状態を示す接点信号が出
力されているかどうかをチエツクする（ステップ５Ｔ３
）。

そして、この機器１３から異常状態や故障状態を示す接
点信号が出力されていなければ、前回の運転状態が異常
状態や故障状態であったかどうかをチエツクする（ステ
ップ５Ｔ７）。

そして、前回のＮ転状態が異常状態や故障状態でなけれ
ば、この機器１３が前回も、今回も正常に動作している
と判定する（ステップ５Ｔ８）。

また、前回の運転状態が異常状態や故障状態であれば（
ステップ５Ｔ７）、今回のチエツクで異お状態や故障状
態から復帰したと判定してこれをオペレータに知らせる
（ステップＳ　Ｔ　９　）。

また、今回のチエツクにおいて（ステップ５Ｔ３）、こ
の機器１３から異常状態や故障状態を示す接点信号が出
力されていれば、前回の運転状態が異常状態や故障状態
であったかどうかをチエツクする（ステップ５Ｔ４）。

そして、前回の運転状態が異常状態や故障状態であれば
、機器１３の異常状態や故障状態が継続中であると判定
する（ステップ５Ｔ６）。

また、前回の運転状態が異常状態や故障状態でなければ
、今回のチエツクで機器１３に重度の異常状態や故障状
態、すなわち機器１３自体に異常が発生したと判定して
これをオペレータに知らせる（ステップ５Ｔ５）。

このようにこの実施例においては、条件が成立している
かどうかによって監視判断内容を変更するようにしてい
るので、無用なアラームを低減することができ、これよ
って重事故を迅速に処理させることができる。

また、上述した実施例においては、条件が成立有無に応
じて監視判断基準を変更するようにしているが、第３図
に示す如く条件が成立したとき。

機器１３の異常状態や故障状態の判定処理をスキツプす
るようにしても良い。

このようにしても、上述した実施例と同様に無用なアラ
ームを低減することができ、これよって重事故を迅速に
処理させることができる。

また、上述した各実施例においては、各機器１１〜１３
の異常状態や故障状態の関連性を条件にしているが、人
の判断やプラントの操業状態、時間帯等を条件として機
器１１〜１３の異常状態や故障状態を判定するようにし
ても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、プロセスの運転状
態に応じてプロセス信号の監視判定を自動的に変更して
無用なアラームを低減させることができ、これよって重
事故を迅速に処理させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプロセス監視装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は同実施例におけるプロセス信号
監視機能の機器監視手順を示すフローチャート、第３図
は本発明によるプロセス監視装置の他の実施例を示すフ
ローチャート、第４図は従来から知られているプロセス
監視装置の一例を示すブロック図、第５図は第４図に示
すプロセス信号監視機能の機器監視手順を示すフローチ
ャートである。 １〜３・・・機器制御装置 ４〜６・・・信号線 ７・・・プロセス信号入出力装置 ８・・・制御用計算機 ９・・・条件判定部、運転状態判定部 （プロセス信号監視機能） １０・・・プロセス １１−〜１３・・・機器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プロセスに設けられた各機器の運転状態を監視す
   るプロセス監視装置において、 各機器の運転状態の関連性に基づいて決められた条件が
   満たされているかどうかを判定する条件判定部と、 この条件判定部の判定結果に応じた判定基準に基づいて
   前記各機器の運転状態を判定する運転状態判定部と、 を備えたことを特徴とするプロセス監視装置。