JPH0416006Y2 - - Google Patents

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JPH0416006Y2
JPH0416006Y2 JP18574587U JP18574587U JPH0416006Y2 JP H0416006 Y2 JPH0416006 Y2 JP H0416006Y2 JP 18574587 U JP18574587 U JP 18574587U JP 18574587 U JP18574587 U JP 18574587U JP H0416006 Y2 JPH0416006 Y2 JP H0416006Y2
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presser foot
bolt
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、取付本体部にボルト止めする押え
金を利用し、取付本体部に対して取付部材を取付
ける際、簡単にその取付け及び取外しが行なえる
取付構造に関し、例えば、生産設備等の治具段替
えにおいて、取付本体部としての治具本体部へ、
取付部材としての治具プレートを取付ける構造に
関する。
〈従来の技術〉 従来、治具本体部1へ治具プレート4を取付け
る場合には、第8〜11図に示すように行なつて
いた。
治具本体部1には、ボルト2用のねじ孔1aが
設けられ、治具プレート4には、ねじ孔1aより
大きく四角形状に開口する貫通孔4aが設けられ
ている。なお、この貫通孔4aは、図例の場合、
座ぐり孔4bの底部に設けられている。
また、押え金3は、頭部3aが貫通孔4aより
僅かに小さい略同形状の四角柱状の形状を有し、
頭部3aの下部には貫通孔4a内周面の摺接可能
な円柱状の外径を有する脚部3bが形成されてい
る。また、この押え金3には、中央にボルト2の
軸部2bを挿通させる挿通孔3cが形成されてい
る。なお、この挿通孔3cは、ボルト2の頭部2
aを挿入可能な座ぐり孔3eの底部に形成されて
いる。
そして、治具プレート4を治具本体部1に取付
ける場合には、第8,9図に示すように、押え金
3の頭部3a下面周縁を治具プレート4の上面に
おける貫通孔4a周縁に当接させ、六角レンチ5
を利用し、押え金3上方から挿通孔3cを経てね
じ孔1aにボルト2を締付けることにより行なつ
ていた。
また、治具プレート4を治具本体部1から取外
す場合には、まずボルト2を緩めて押え金3を回
転させ、その頭部3aを治具プレート4の貫通孔
4aと対応させる。ちなみに、この時第10,1
1図に示すように、頭部3aの外形は貫通孔4a
より僅かに小さいため、押え金3が貫通孔4aの
中に落ち込むことになる。その後、治具プレート
4を引上げれば、取外すことができた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来の構造では、治具プレート4の取付け、取
外し時、いちいち押え金3を回転させる必要があ
る。しかし、この種の作業は、通常、座ぐり孔4
b等の内部の小さなスペースしかない箇所で行な
うことから、押え金3の定位置までの回転作業が
行ない難く、手間がかかることとなつていた。特
に、取外した後、再び治具プレート4を取付ける
場合には、押え金3が貫通孔4aに落ち込んだ状
態となつているため、押え金3を引上げる必要も
生じ、問題となつていた。
また、従来の構造では、ボルト2と押え金3と
が別体であることから、ボルト2を押え金3とと
もに治具本体部1から取外した場合は、押え金3
がボルト2から外れて、紛失したり、あるいは再
び使用する際に両者を組付ける必要が生じてい
た。
この考案は、上述の問題を解決できるもので、
取付本体部への取付部材の取付け及び取外しを手
間なく行なうことができ、また、ボルトと押え金
との一体化が図れてボルトからの押え金の外れを
防止することができる取付部材の取付構造を提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係る取付構造は、取付本体部にねじ
孔が設けられ、取付部材に非真円形状に開口する
貫通孔が設けられ、 ねじ孔に螺合するボルトと、貫通孔と略同形状
の外形を有するとともにボルト頭部を周縁上面に
当接させかつボルト軸部を挿通させる挿通孔を備
える押え金と、を使用し、 取付本体部への取付部材の取付け時には、押え
金下面周縁の一部を取付部材上面の貫通孔周縁に
当接させ、ボルトを挿通孔を経て取付本体部のね
じ孔に締付けることにより取付け、 取付本体部からの取付部材の取外し時には、ボ
ルトを緩め、押え金を所定角度回転させて取付部
材の貫通孔に対応させることにより取外す取付部
材の取付構造であつて、 押え金が、ボルト軸部外周に突設されてボルト
頭部とで押え金の挿通孔周縁の上下面を規制する
係止部材と、ボルト軸部外周と挿通孔内周との間
に介在される摩擦抵抗材とによつて、ボルトに対
し、軸方向の移動を規制されるとともに所定回転
トルクまで一体的に回動するように組付けられ、 押え金周囲の取付本体部若しくは取付部材に、
押え金における取付部材の取付位置と取外位置と
の回転角度分の押え金の回動を許容する規制部が
形成されていることを特徴とすることにより、既
述の問題を解決するものである。
〈作用(実施の態様)〉 この考案に係る取付構造では、取付部材を取付
本体部に取付ける場合には、予め、押え金と一体
的なボルトをねじ孔を利用して取付本体部に取付
け、押え金を取付部材の貫通孔に対応させた角度
まで回転させておく。
そして、押え金に貫通孔を合せて取付部材を取
付本体部上に配置させ、ボルトを締付ける。する
と、押え金は、摩擦抵抗材によつてボルトと一体
的に回転し、そして、取付本体部若しくは取付部
材の規制部によつて押え金周縁下面が取付部材の
取付位置の上方で停止されることとなる。その
後、さらにボルトを締付ければ、押え金は、規制
部に回転を規制されかつボルトとともに降下し、
その下面周縁を取付部材の貫通孔周縁上面に押圧
させるため、取付部材を取付本体部に取付けるこ
とができる。
そして、取外す際には、ボルトを緩めれば、押
え金周縁下面が取付部材の貫通孔周縁上面の押圧
を解除し、その後摩擦抵抗材によつて押え金がボ
ルトとともに回転し、そして、取付本体部若しく
は取付部材における規制部によつて押え金が取付
部材の貫通孔と対応する位置で停止されることと
なる。その後、取付部材を上方へ引上げれば、押
え金に引掛かることなく取付本体部から取外すこ
とができる。
そしてまた、ボルトを取付本体部から取外した
場合には、押え金が、挿通孔周縁の上下面をボル
ト頭部と停止部材とによつて規制されており、ボ
ルトに対する軸方向の移動すなわち外れを防止さ
れることとなる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1〜6図に示す実施例は、従来と同様に、治
具本体部11へ治具プレート14を取付ける構造
である。
治具本体部11には、所定位置に従来と同様な
ねじ孔11aが設けられ、ねじ孔11a近傍に
は、嵌合孔11bが形成されている。そして、こ
の嵌合孔11bには、押え金13の回動を規制す
る規制部として、ピン17が圧入されている(第
1,2図参照)。
治具プレート14には、治具本体部11への取
付位置に配置される際、ねじ孔11a及びピン1
7を露出させるよう、従来と同様な四角形状に開
口する貫通孔14aが形成されている。なお、こ
の貫通孔14aは、従来と同様に、座ぐり孔14
bの底部に設けられている。
押え金13は、従来と同様に、頭部13aが貫
通孔14aより僅かに小さい略同形状の四角柱状
の外形を有し、頭部13a下部に貫通孔14a内
周面に摺接可能な円柱状の外径を有する脚部13
bが形成され、さらに、中央にはボルト軸部12
b挿通用の挿通孔13cが穿設されている。な
お、この挿通孔13cはボルト頭部12aを挿入
可能な座ぐり孔13e底部に形成されている。そ
して、この押え金13には、脚部13b下部にピ
ン17を挿入させる凹部13dが形成されてい
る。
この凹部13dは、その内周面にピン17が当
接することにより、治具プレート14の取付け、
取外し時における取付位置と取付位置とで押え金
13の回動を規制するように形成されている。ち
なみに、実施例の場合、凹部13dは、第1図に
示すように、頭部13a周縁の角部13Aが治具
プレート14上面の貫通孔14a周縁で最も突出
した取付位置13A1と、貫通孔14aと略一致
する取外位置13A2との間(回動角度α=45°)
で押え金13が回動できるように形成されてい
る。
ボルト12は、従来と同様に、頭部12aと軸
部12bとを備えるとともに、軸部12b下部に
治具本体部11のねじ孔11aに螺合するねじ部
12eが形成されている。そして、このボルト1
2には、軸部12bに2つの環状溝12c,12
dが形成されている。
環状溝12cには、押え金13における挿通孔
13c周縁の上下面を、ボルト頭部12aとで挟
持できる係止部材としてのスナツプリング等のサ
ークリツプ15が嵌着されている。そして、この
サークリツプ15により、押え金13はボルト1
2に対して軸方向の移動が規制されて組付けられ
ることとなる。
環状溝12dには、摩擦抵抗材としてのゴム等
の弾性材からなるOリング16が嵌着されてい
る。そして、このOリング16の摩擦力により、
押え金13はボルト12に対して所定回転トルク
以上までは一体的に回動するように組付けられる
こととなる。
つぎに、実施例の取付け・取外し作業について
述べる。
まず、治具本体部11に治具プレート14を取
付ける場合には、予め、押え金13が組付けられ
ているボルト12をねじ孔11aを利用して治具
本体部11に取付けておき、押え金13の頭部1
3aを治具プレート14の貫通孔14aと一致さ
せ、その後、貫通孔14a内に押え金13を配置
させるように治具プレート14を治具本体部11
上に配置させておく(第3,4図参照)。なお、
この時、押え金13の頭部13aは、治具プレー
ト14の貫通孔14aより上方に位置している。
そして、ボルト12を六角レンチ5を利用して
第3図中時計方向に締付ける。すると、押え金1
3は、Oリング16の摩擦力によつてボルト12
と一体的に回転する。そして、押え金13は、第
5,6図に示すように、凹部13d内周面にピン
17が当接して、頭部13aの角部13Aが治具
プレート14上面の貫通孔14a周縁で最も突出
する治具プレート14取付位置で停止することと
なる。
その後、さらにボルト12を締付ければ、Oリ
ング16が所定回転トルク以上で押え金13とボ
ルト12との相対的な回動を許容することから、
押え金13は、ピン17によつて回転が規制され
つつボルト頭部12aからの締付けによつて降下
する。そして、押え金頭部13aの角部13A下
面が貫通孔14a周縁上面を押圧することから、
治具プレート14を治具本体部11に取付けるこ
とができる。
そして、治具プレート14を取外す際には、ボ
ルト12を第5図中反時計方向に緩める。する
と、ボルト12の治具本体部11からの上昇に伴
なつて、ボルト軸部12bのサークリツプ15に
より押え金13が上昇し、頭部13aの角部13
A下面の押圧を解除する。と同時に、Oリング1
6の摩擦力により、押え金13がボルト12と一
体的に回転する。そして、押え金13は、第3,
4図に示すように、凹部13d内周面にピン17
が当接して、頭部13aを貫通孔14aと一致す
る取外位置で停止することとなる。
その後治具プレート14を上方へ引上げれば、
押え金13に引掛かることなく、治具プレート1
4を治具本体部11から取外すことができる。
そしてまた、ボルト12を治具本体部11から
取外した場合には、押え金13がボルト頭部12
aとサークリツプ15とによつてボルト12から
の外れを防止されており、従来生じていたボルト
12からの外れによる押え金13の紛失や取付け
時の再組付け等の問題も生じない。
なお、実施例の取付構造では、押え金13の回
動を規制する規制部として、治具本体部11に設
けられて押え金13の凹部13dに挿入される1
本のピン17を例示した。しかし、第7図に示す
ように、押え金頭部13aの角部13Aを所定の
取付位置13A1と取外位置13A2で停止させ
るよう、治具プレート14の取付位置に配設され
る2本のピン27,27から規制部を構成しても
よい。
また、実施例では、押え金13を頭部13aと
脚部13bとから構成するものを示したが、治具
プレート14を水平方向に移動させることを加味
して取付けたり取外したりする場合には、治具プ
レート貫通孔14内周面に摺接する脚部3bを設
けなくともよい。
さらに、実施例では、治具プレート貫通孔14
aや押え金頭部13aを平面から見て四角形状で
構成したものを示したが、他に非真円形状であれ
ば、三角形・五角形・歯車形等の多角形状や楕
円・長円等の形状で構成してもよい。
〈考案の効果〉 したがつて、この考案に係る取付構造では、押
え金を直接回転操作することなく、ボルトだけの
締付けや緩めの操作で、自動的に押え金を取付位
置や取外位置の所定位置まで回転させて停止させ
ることができ、取付本体部への取付部材の取付け
及び取外しを手間なく行なうことができる。
さらに、この考案に係る取付構造では、押え金
がボルトと一体的に構成されており、ボルトから
の押え金の外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの考案の一実施例
を示す使用態様平面図と使用態様断面図、第3
図、第4図はそれぞれ同実施例の取外し時を示す
平面図と縦断面図、第5図、第6図はそれぞれ同
実施例の取付け時を示す平面図と縦断面図、第7
図は他の実施例を示す平面図、第8図、第9図は
それぞれ従来の取付け時を示す平面図と断面図、
第10図、第11図はそれぞれ従来例の取外し時
を示す平面図と縦断面図である。 11……(取付本体部)治具本体部、11a…
…ねじ孔、12……ボルト、12a……頭部、1
2b……軸部、13……押え金、13a……頭
部、13c……挿通孔、13d……凹部、14…
…(取付部材)治具プレート、15……(係止部
材)サークリツプ、16……(摩擦抵抗材)Oリ
ング、17,27……(規制部)ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付本体部にねじ孔が設けられ、取付部材に非
    真円形状に開口する貫通孔が設けられ、 前記ねじ孔に螺合するボルトと、前記貫通孔と
    略同形状の外形を有するとともに前記ボルト頭部
    を周縁上面に当接させかつ前記ボルト軸部を挿通
    させた挿通孔を備える押え金と、を使用し、 前記取付本体部への取付部材の取付け時には、
    前記押え金下面周縁の一部を前記取付部材上面の
    貫通孔周縁に当接させ、前記ボルトを前記挿通孔
    を経て前記取付本体部のねじ孔に締付けることに
    より取付け、 前記取付本体部からの取付部材の取外し時に
    は、前記ボルトを緩め、前記押え金を所定角度回
    転させて前記取付部材の貫通孔に対応させること
    により取外す取付部材の取付構造であつて、 前記押え金が、前記ボルト軸部外周に突設され
    て前記ボルト頭部とで前記押え金の挿通孔周縁の
    上下面を規制する係止部材と、前記ボルト軸部外
    周と前記挿通孔内周との間に介在される摩擦抵抗
    材とによつて、前記ボルトに対し、軸方向の移動
    を規制されるとともに所定回転トルクまで一体的
    に回動するように組付けられ、 前記押え金周囲の前記取付本体部若しくは取付
    部材に、前記押え金における前記取付部材の取付
    位置と取外位置との回転角度分の前記押え金の回
    動を許容する規制部が形成されている、 ことを特徴とする取付部材の取付構造。
JP18574587U 1987-12-04 1987-12-04 Expired JPH0416006Y2 (ja)

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JPH0189604U JPH0189604U (ja) 1989-06-13
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