JPH04158899A - 洗濯物の仕上前処理装置 - Google Patents

洗濯物の仕上前処理装置

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JPH04158899A
JPH04158899A JP28355690A JP28355690A JPH04158899A JP H04158899 A JPH04158899 A JP H04158899A JP 28355690 A JP28355690 A JP 28355690A JP 28355690 A JP28355690 A JP 28355690A JP H04158899 A JPH04158899 A JP H04158899A
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JP
Japan
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work area
laundry
clamp
removal
removal work
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Application number
JP28355690A
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English (en)
Inventor
Norio Komiyama
憲男 小宮山
Shigeki Shikayama
鹿山 茂樹
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Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、洗濯済みのシーツや包布などのリネン類など
(以下、単に洗濯物と称する。)をアイロン仕上げする
前に、その洗濯物をさばいたりなどする前処理を、能率
良く行うことができる洗濯物の仕上前処理装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、洗濯物をアイロン仕上する前に、その洗濯物をさ
ばいたりなどする前処理は、人手によって行われている
。すなわち、作業者が手作業で、山積みの洗濯物の中か
ら、1枚1枚洗濯物をほぐしながら取り出して広げ、そ
れを直接アイロン仕上機またはアイロン仕上機の前にシ
ーツ拡げ機などにセットしている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、従来の洗濯物の前処理は、人手によって
行われているので、重労働でかつ能率的に問題がある。
本発明の目的は、洗濯物の前処理を能率良く、かつ簡単
に行うことができる洗濯物の仕上前処理装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明(以下、第1の発明と称する。
)は、上記の問題を解決するために、まず洗濯物の取付
作業場の上方と洗濯物の取外作業場の上方との間にルー
プ状のガイトレールを配設し、そのガイドレールに下端
か前記取付作業場に近づく取付作業場用下降部および下
端が前記取外作業場に近づく取外作業場用下降部を設け
、そのガイドレールに複数個のクランプを移動可能に係
合して、複数個のクランプがループ状のガイドレールに
沿って循環し得るように構成する。
次に、前記取付作業場用下降部の下端側と前記取外作業
場用下降部の上端側との間に、前記取付作業場用下降部
の下端側で洗濯物の一端をクランプしたクランプを前記
取外作業場用下降部の上端側に送る送り機構を配設し、
前記取付作業場用下降部の上端側に、空のクランプを前
記取付作業場用下降部の上端側でストックして置いてそ
の空のクランプを1個ずつ前記取付作業場用下降部の下
端側に自重落下させる取付作業用ストッパ機構を設け、
前記送り機構の駆動および前記取付作業用ストッパ機構
の作動を制御する取付作業用制御部を装備して、洗濯物
の取付作業を取付作業サイドで自由に行うことができる
ように構成する。
さらに、前記取外作業場用下降部の下端側と前記取付作
業場用下降部の上端側との間に、前記取外作業場用下降
部の下端側で洗濯物を外した空のクランプを前記取付作
業場用下降部の上端側に戻す戻し機構を配設し、前記取
外作業場用下降部の上端側に、洗濯物をクランプしたク
ランプを前記取外作業場用下降部の上端側でストックし
て置いてその洗濯物をクランプしたクランプを1個ずつ
前記取外作業場用下降部の下端側に自重落下させる取外
作業用ストッパ機構を設け、前記戻し機構の駆動および
前記取外作業用ストッパ機構の作動を制御する取外作業
用制御部を装備して、洗濯物の取外作業を取外作業サイ
ドで自由に行うことができるように構成したことを特徴
とする。
また、請求項2に記載の本発明(以下、第2の発明と称
する。)は、取外作業場用下降部の上端側と下端側との
間に中間停止機構を設け、取外作業用制御部の制御によ
りその中間停止機構を作動させて、取外作業用ストッパ
から自重落下して来る洗濯物の一端をクランプしたクラ
ンプを、一旦停止させその後取外作業場用下降部の下端
側に、自重落下させるようにしたことを特徴とする。
[作用] 第1の発明は、上記の構成により、取付作業場で洗濯物
の一端をクランプにクランプさせるだけで、その洗濯物
の一端をクランプしたクランプが送り機構で取付作業場
用下降部の下端側から取外作業場用下降部の上端側まで
送られる間に、一端をクランプにクランプされた洗濯物
が自重で自然にほぐれるので、取付作業が重労働で簡単
に行われる。
一方、取外作業場で一端をクランプにクランプされた洗
濯物の他端を掴み、かつその洗濯物のクランプにクラン
プされている一端をクランプから外すだけで、直接アイ
ロン仕上機またはアイロン仕上機の前に拡げ機などにセ
ットすることができるので、取外作業が重労働で簡単に
行うことができる。
さらに、取付作業場において洗濯物の取付作業を取付作
業の作業者サイドで自由に行うことができ、かつ取外作
業場において洗濯物の取外作業を取外作業の作業者サイ
ドで自由に行うことができるので、各作業の能率が相互
に影響を受けず、全体の作業能率が向上する。
さらに、取付作業場用下降部および取外作業場用下降部
の上端側から下端側にかけて、クランプを自重落下させ
るものであるから、クランプをコンベアなどの下降機で
下降させるものと比較して、その下降機の速度に制限さ
れずにクランプを迅速に落下させて、次工程を行うこと
ができ、効率が向上される。
第2の発明は、取外作業場用下降部の上端側と下端側と
の間に洗濯物の一端をクランプしたクランプを一旦停止
させることができるので、一端をクランプにクランプさ
れた洗濯物の他端を簡単に掴むことができ、また洗濯物
の他端を掴む高さを、洗濯物の長さに応じて掴み易い高
さに調節することができるので、さらに取外作業の能率
を向上させることができる。
[実施例] 以下、第2の発明の洗濯物の仕上前処理装置の一実施例
を添付図面を参照して説明する。
図において、Aは取付作業場で、洗濯物Sの一端SOを
本発明の洗濯物の仕上前処理装置の後述するクランプ2
に取り付ける作業場である。
Bは取外作業場で、洗濯物Sを本発明の洗濯物の仕上前
処理装置の後述するクランプ2から取り外して、拡げ機
Hにセットする作業場である。
前記拡げ機Hは、本発明の仕上前処理装置においてさば
かれて前処理された洗濯物Sを広げて、ロールアイロン
仕上機(図示せず)に送るものである。この拡げ機Hは
、洗濯物Sの両端SOとS゛ 1またはS2をチャック
する一対のチャックH1を備え、後述する取外作業用の
制御部のスタートスイッチと連動する作動スイッチの操
作で作動する。
図において、1は前記取付作業場Aの上方と取外作業場
Bの上方との間に配設したループ状のガイドレールで、
このガイドレール1は支柱10や横支持材11や縦支持
材12などにより支持されている。このガイドレール1
は、後述するクランプローラ25が転動する断面四角の
中空状の筒形をなし、かつ後述するクランプ2およびコ
ンベアフック33.43が走行する側面に長い切欠19
を設ける。
このガイドレール1に、下端が取付作業場Aに近づく取
付作業場用下降部13をほぼ垂直に垂下させて設けると
共に、その取付作業場用下降部13の下端から取付作業
場用上昇部14を垂直に上方に延設する。一方、前記ガ
イドレール1に、下端が取外作業場Bに近づく取外作業
場用下降部15をほぼ垂直に垂下させて設けると共に、
その取外作業場用下降部15の下端から取外作業場用上
昇部16を垂直に上方に延設する。前記取付作業場用下
降部13の下端および前記取外作業場用下降部15の下
端の位置は、作業者P1およびP2が洗濯物Sの取付作
業および取外作業が容易に行える位置にする。
前記取付作業場用上昇部14の上端と前記取外作業場用
下降部15の上端を結ぶガイドレール17を送り部とし
て、前記取付作業場用上昇部14から前記取外作業場用
下降部15にかけて緩やかな下り勾配とする。また、前
記取外作業場用上昇部16の上端と前記取付作業場用下
降部13の上端を結ぶガイドレール18を戻し部として
、前記取外作業場用上昇部16から前記取付作業場用下
降部13にかけて緩やかな下り勾配とする。
図において、2は前記ガイドレール1に複数個移動可能
に係合したクランプである。このクランプ2は、第5図
および第7図に示すように、上端側が閉塞しかつ下端側
が開口した中空状の箱形をなす本体20と、その本体2
0の左右両側に下端開口から設けた切欠21と、一端を
前記本体20内に回動可能に取り付けたL字形のクラン
プレバ−22と、そのクランプレバ−22と前記本体2
0との間に介装して前記クランプレバ−22を矢印方向
に常時付勢させるばね23と、前記本体20の閉塞上端
から一体に突設した取付片24と、その取付片24の両
側にそれぞれ2個ずつ回転可能に取り付けたクランプロ
ーラ25とからなる。
かかるクランプ2のクランプローラ25を前記ガイドレ
ール1内に転動可能に係合させる。
このクランプ2は、前記切欠21から前記本体20とク
ランプレバ−22との間において洗濯物Sの一端SOを
クランプするものである。
図において、3は前記取付作業場用下降部13の下端側
で洗濯物Sの一端をクランプしたクランプ2を前記取外
作業場用下降部15の上端側に送る送り機構である。こ
の送り機構3は、第7図および第8図に示すように、前
記取付作業場用上昇部14の上端に駆動装置付きの駆動
スプロケット30を配設し、また前記支持材11および
12に中間スプロケット31を回動可能に配設し、さら
に前記取付作業場用下降部13の下端で前記取付作業場
用上昇部14との反転部に従動スプロケット32を回動
可能に配設する。この駆動スプロケット30と、中間ス
プロケット31と、従動スプロケット32とに、コンベ
アフック33やコンベアローラ34を繋げたチェーンコ
ンベア35を係合させる。前記取付作業場用上昇部14
の上端から下端にかけてコンベアガイド36を固定し、
そのコンベアガイド36中に前記チェーンコンヘア35
をガイドさせる。
この送り機構3は、駆動装置を駆動させてチェーンコン
ベア35を矢印方向に移動させることにより、コンベア
フック33が取付作業場用下降部13の下端に位置する
クランプ2に係合して、そのクランプ2を取付作業場用
上昇部14の下端から上端に押し上げ、その取付作業場
用上昇部14の上端において、コンベアフック33がク
ランプ2から外れ、そのクランプ2が自重落下で送り部
17に沿って前記取外作業場用下降部15の上端まで送
られるものである。
なお、この送り機構3は、前記取付作業場用上昇部14
におけるチェーンコンベアによる機械送りと、前記送り
部17における自重落下送りとからなる。
前記送り機構3の駆動装置は、後述する制御部のスター
トスイッチの操作で運転を開始し、コンベア運転タイマ
の第3タイマのタイムアツプで運転を停止するものであ
る。また、図示はしないが、前記送り機構3には、チェ
ーンコンベア35の定位置停止の状態を確認する第3セ
ンサが装備されている。前記第3センサは、チェーンコ
ンベア35が定位置に停止しているときにはONとなり
、チェーンコンベア35が移動しているときにはOFF
となる。
図において、4は前記取外作業場用下降部15の下端側
で洗濯物Sの一端を外した空のクランプ2を前記取付作
業場用下降部13の上端側に戻す戻し機構である。この
戻し機構4は、第7図および第8図に示すように、前記
取外作業場用上昇部16の上端に駆動装置付きの駆動ス
プロケット40を配設し、また前記支持材11および1
2に中間スプロケット41を回動可能に配設し、さらに
前記取外作業場用下降部15の下端で前記取外作業場用
上昇部16との反転部に従動スプロケット42を回動可
能に配設する。この駆動スプロケット40と、中間スプ
ロケット41と、従動スプロケット42とに、コンベア
フック43やコンベアローラ44を繋げたチェーンコン
ベア45を係合させる。前記取外作業場用上昇部16の
上端から下端にかけてコンベアガイド46を固定し、そ
のコンベアガイド46中に前記チェーンコンベア45を
ガイドさせる。
この戻し機構4は、駆動装置を駆動させてチェーンコン
ベア45を矢印方向に移動させることにより、コンベア
フック43が取外作業場用下降部15の下端に位置する
クランプ2に係合して、そのクランプ2を取外作業場用
上昇部16の下端から上端に押し上げ、その取外作業場
用上昇部16の上端において、コンベアフック43がク
ランプ2から外れ、そのクランプ2が自重落下で戻し部
18に沿って前記取付作業場用下降部13の上端まで戻
るものである。
なお、この戻し機構4は、前記取付作業場用上昇部14
におけるチェーンコンベアによる機械戻しと、前記戻し
部17における自重落下戻しとからなる。
前記戻し機構4の駆動装置は、前記拡げ機Hの作動スイ
ッチと連動する後述の制御部のスタートスイッチの操作
で駆動を開始し、コンベア運転タイマの第3タイマのタ
イムアツプで駆動を停止するものである。また、図示は
しないか、前記戻し機構4には、チェーンコンベア45
の定位置停止の状態を確認する第3センサか装備されて
いる。
前記第3センサは、チェーンコンベア45か定位置に停
止しているときにはONとなり、チェーンコンベア45
が移動しているときにはOFFとなる。
図において、5Aは空のクランプ2を前記取付作業場用
下降部13の上端側でストックして置いてその空のクラ
ンプ2を1個ずつ前記取付作業場用下降部13の下端側
に自重落下させる取付作業用ストッパ機構、5Bは洗濯
物Sの一端SOをクランプしたクランプ2を前記取外作
業場用下降部15の上端側でストックして置いてその洗
濯物Sをクランプしたクランプ2を1個ずつ前記取外作
業場用下降部15の下端側に自重落下させる取外作業用
ストッパ機構である。
このストッパ機構5Aおよび5Bは、第5図に示すよう
に、前記取付作業場用下降部13の上端および前記取外
作業場用下降部15の上端にストッパブラケット50を
固定し、そのストッパブラケット50に第1エアシリン
ダ51および第2エアシリンダ52を前後して搭載し、
その第1エアシリンダ51および第2エアシリンダ52
のピストンロッドにそれぞれ第1ストツパ53および第
2ストツパ54を前進後退可能に装備する。前記第1ス
トツパ53と第2ストツパ54との間の距離を、前記ク
ランプ2の取付片24の長さ分とする。前記第1ストツ
パ53および第2ストツパ54は、前記ガイドレール1
の透孔190を経てガイドレール1内に交互に前進後退
して前記クリップ2を1個ずつ前記取付作業場用下降部
13の下端および前記取外作業場用下降部15の下端に
自重落下させるものである。
前記第1エアシリンダ51のピストンは、後述する制御
部からの指令で、またはスタートスイッチの操作で前進
作動し、その第1エアシリンダ51用の第1タイマのタ
イムアツプで後退作動する。
前記第2エアシリンダ52のピストンは、後述する制御
部からの指令で前進作動し、その第2エアシリンダ52
用の第3タイマのタイムアツプで後退作動する。
図において、55および56は前記第1ストツパ53お
よび第2ストツパ54の前進閉鎖状態と後退開放状態と
をそれぞれ確認する第1センサおよび第2センサで、ス
トッパ53.54が解除状態のときOFFとなり、スト
ッパ53.54が閉鎖状態のときONとなる。
図において、6は前記取外作業場用下降部15の上端側
と下端側との間に設けた中間停止機構で、この中間停止
機構6は後述する取外作業用制御部の制御により作動し
て、前記取外作業用ストッパ機構5Bから自重落下して
来るクランプ2を、一旦停止させてその後取外作業場用
下降部15の下端側に自重落下させるものである。その
構造は、前記取付作業用ストッパ機構5Aおよび前記取
外作業用ストッパ機構5Bにおけるエアシリンダとスト
ッパとセンサとを1組備えたものであり、それぞれ中間
エアシリンダ、中間ストッパ、中間センサと称する。
この中間エアシリンダのピストンは、後述する制御部か
らの指令で、または別個の中間停止機構始動用スイッチ
操作で前進作動し、このエアシリンダ用の中間タイマの
タイムアツプで後退作動する。前記中間センサは、前記
中間ストッパが解除状態のときOFFとなり、前記中間
ストッパが閉鎖状態のときONとなる。
前記送り機構3の駆動および前記取付作業用ストツバ機
構5Aの作動を制御する取付作業用制御・部(図示せず
)に、前記スタートスイッチ、前記第1タイマ、第2タ
イマ、第3タイマ、第1センサ55、第2センサ56、
第3センサ、第1シリンダ51、第2シリンダ52、送
り機構3の駆動装置を連係する。
前記戻し機構4の駆動および前記取外作業用ストッパ機
構5Bの作動を制御する取外作業用制御部(図示せず)
に、前記スタートスイッチ、前記第1タイマ、第2タイ
マ、第3タイマ、中間センサ、第1センサ55、第2セ
ンサ56、第3センサ、中間センサ、第1シリンダ51
.第2シリンダ52、中間シリンダ、戻し機構4の駆動
装置を連係する。
上述の制御部は、後述する第11図および第12図のフ
ローチャートに示すように、各機器を制御するものであ
る。
上記の構成からなる本発明の仕上前処理装置を2レーン
(2台)、第4図に示すように、洗濯機(図示せず)と
、前記拡げ機Hとの間に並設する。
なお、この第4図のように、2レーンではなく、ル−ン
(1台)や3レーン(3台)以上でも良い。
この実施例における本発明の洗濯物の仕上前処理装置は
、以上の如き構成からなり、以下その操作作動を第1図
乃至第3図および第11図および第12図を参照して説
明する。
始めに、取付作業について、第11図のフローチャート
に従って説明する。
まず、第1図に示すように、空のクランプ2に洗濯物S
の一端SOをクランプさせる(工程101)。次に、ス
タートスイッチを操作する(工程102)。
ここで、第3センサがONのとき、第2図に示すように
、第3タイマが始動し、かつ送り機構3が運転を開始し
、また第3センサがOFFとなる(工程103)。する
と、チェーンコンベア35が矢印方向に移動して、それ
に伴って洗濯物Sの一端SOをクランプしたクランプ2
も矢印方向に移動する(工程104)。このとき、洗濯
物Sが自重で自然にほぐされる。上述のクランプ2が送
り機構3のコンベアフック33から外れたところで、第
3タイマがタイムアツプし、送り機構3の運転が停止し
、さらに第3センサがONとなる(工程105)。一方
、前記コンベアフック33から外れた上述のクランプ2
は、ガイドレールの送り部17に沿って取付作業場用上
昇部14の上端から取外作業場用ストッパ機構5Bまで
送られる。
それから、第2センサ56がONのとき、第3図に示す
ように、第1タイマが始動し、第1シリンダ51のピス
トンが後退して、第1ストツパ53が解除され、さらに
第1センサ55がOFFとなる(工程106)。すると
、第1ストツパ53によってストップさせられていた先
行の空のクランプ(第5図中右側の断面で示すもの。)
2が急勾配の取付作業場用下降部13に沿ってその下端
の取付作業場Aまで自重落下する(工程107)。
このために、クランプ2をコンベアなどで下降させるも
のと比較して、そのコンベアなどの速度に制限されずに
クランプ2を迅速に落下させて、次工程を行うことがで
き、効率が向上される。上述の先行のクランプ2が落下
したところで、第1タイマがタイムアツプし、第1シリ
ンダ51のピストンが前進して、第1ストツパ53が閉
鎖し、第1センサ55がONとなる(工程108)。
そして、上述の第1センサ55がONのとき、第2タイ
マが始動し、かつ第2シリンダ52のピストンが後退し
て、第2ストツパ54が解除され、さらに第2センサ5
6がOFFとなる(工程109)。すると、後続の空の
クランプ(第5図中左側のもの)2が前記第1ストツパ
53まで自重落下する(工程110)。上述のクランプ
2が第1ストツパ53まで自重落下したところで、第2
タイマがタイムアツプし、かつ第2シリンダ52のピス
トンが前進して、第2ストツパ54が閉鎖し、また第2
センサ56がONとなる(工程111)。
以下、上述の取付作業の操作を、取付作業場用の作業者
P1が取付作業項八において繰り返して行う。
続いて、取外作業について、第12図のフローチャート
に従って説明する。
まず、第1図に示すように、制御部のスタートスイッチ
と連動する拡げ機Hの作動スイッチを操作する(工程2
01)。
ここで、第2センサ56および中間センサがONのとき
、第1図に示すように、第1タイマが始動し、第1スト
ツパ53が解除され、さらに第1センサ55がOFFと
なる(工程202)。すると、第1ストツパ53によっ
てストップさせられていた先行のクランプ2が急勾配の
取外付作業場用下降部13に沿ってその中間の中間停止
機構6まで自重落下する(工程203)。このために、
クランプ2をコンベアなどで下降させるものと比較して
、そのコンベアなどの速度に制限されずにクランプ2を
迅速に落下させて、次工程を行うことができ、効率が向
上される。上述の先行のクランプ2が落下したところで
、第1タイマがタイムアツプし、第1ストツパ53が閉
鎖し、第1センサ55がONとなる(工程204)。
それから、上述の第1センサ55がONのとき、第2タ
イマが始動し、かつ第2ストツパ54が解除され、また
第2センサ56がOFFとなる(工程205)。すると
、後続のクランプ2が前記第1ストツパ53まで自重落
下する(工程206)。
このために、クランプ2をコンベアなどで下降させるも
のと比較して、そのコンベアなどの速度に制限されずに
クランプ2を迅速に落下させて、次工程を行うことがで
き、効率が向上される。上述のクランプ2が第1ストツ
パ53まで自重落下したところで、第2タイマがタイム
アツプし、かつ第2ストツパ54が閉鎖し、また第2セ
ンサ56がONとなる(工程207)。
次に、上述の工程201乃至207と並行して、または
続行して、以下の工程が行われる。すなわち、第3セン
サがONのとき、同じく第1図に示すように、第3タイ
マが始動し、かつ戻し機構4が運転を開始し、また第3
センサがOFFとなる(工程208)。すると、チェー
ンコンベア45が矢印方向に移動して、それに伴って空
のクランプ2も矢印方向に移動する(工程209)。上
述のクランプ2が戻し機構4のコンベアフック43から
外れたところで、第3タイマがタイムアツプし、送り機
構3の運転が停止し、さらに第3センサがONとなる(
工程210)。
前記コンベアフック43から外れた上述のクランプ2は
、ガイドレールの戻し部18に沿って取外作業場用上昇
部16の上端から取付作業場用ストッパ機構5Aまで送
られる。
それから、取外作業場Bにおける作業者P2が、上述の
中間停止機構6まで落下したクランプ2にクランプされ
ている洗濯物Sの他端S1またはS2を掴んだところで
、中間停止機構始動用スイッチを操作する(工程211
)。または、前記のスタートスイッチの操作時から所定
時間経過後、中間停止機構始動用スイッチが作動する。
ここで、第1センサ55および第3センサがONのとき
、第2図に示すように、中間タイマが始動し、中間スト
ッパが解除され、さらに中間センサがOFFとなる(工
程212)。すると、中間ストッパによってストップさ
せられていた上述の洗濯物Sの一端SOをクランプする
クランプ2が急勾配の取外作業場用下降部15に沿って
その下端の取外作業場Bまで自重落下する(工程213
)。上述のクランプ2が落下したところで、中間タイマ
がタイムアツプし、中間ストッパが閉鎖し、中間センサ
がONとなる(工程214)。
そして、第3図に示すように、取外作業場用の作業者P
2が一端SOをクランプ2にクランプされている洗濯物
Sの他端S1またはS2を拡げ機Hの一方のチャックH
1にチャックさせ、かつその洗濯物Sの一端SOを前記
クランプ2から外して前記拡げ機Hの他方のチャックH
1にチャックさせる(工程215)。
以下、上述の取外作業の操作を、取外作業場用の作業者
P2が取外作業場Bにおいて繰り返して行う。
このように、取付作業場Aで洗濯物Sの一端SOをクラ
ンプ2にクランプさせるだけで、その洗濯物Sの一端S
Oをクランプしたクランプ2が送り機構3で取付作業場
用下降部13の下端側から取外作業場用下降部15の上
端側まで送られる間に、一端SOをクランプ2にクラン
プされた洗濯物Sが自重で自然にほぐれるので、取付作
業が軽労働で簡単である。
一方、取外作業場Bで一端SOをクランプ2にクランプ
された洗濯物Sの他端S1またはS2を掴み、かつその
洗濯物Sの両端SOとSlまたはS2を拡げ機Hの一対
のチャックH1にそれぞれチャックするだけで、簡単に
かつ軽労働で取外作業が行われる。
さらに、取付作業項八において洗濯物Sの取付作業を取
付作業場Aの作業者P1サイドで自由に行うことができ
、かっ取外作業場Bにおいて洗濯物Sの取外作業を取外
作業場Bの作業者P2サイドで自由に行うことができる
ので、各作業の能率が相互に影響を受けないので、全体
の作業能率が向上する。
さらに、取付作業場用下降部13および取外作業場用下
降部15の上端側から下端側にかけて、クランプ2を自
重落下させるものであるから、クランプ2をコンベアな
どの下降機で下降させるものと比較して、その下降機の
速度に制限されずにクランプ2を迅速に落下させて、次
工程を行うことかでき、さらに効率が向上される。
特に、この実施例における本発明の仕上前処理装置は、
取外作業場用下降部15の上端側と下端側との間に洗濯
物Sの一端SOをクランプしたクランプ2を一旦停止さ
せることができるので、取外作業者P2が洗濯物Sの他
端S1またはs2を掴む高さを、洗濯物Sの長さに応じ
て調節することができるので、さらに取外作業の能率を
向上させることができる。
なお、上述の実施例において、中間停止機構6は1個で
はなく、複数個設置して、洗濯物Sの長さに合せて洗濯
物Sの掴み易い高さにクランプ2の中間停止位置を調整
することができるようにしても良い。
また、上述の実施例において、送り機構3および戻し機
構4は、チェーンコンベア35および45を使用したが
、クランプ2を持上げるためのフック33および43を
装着できるものであれば、ベルトやシリンダなどでも良
い。
さらに、上述の実施例において、取外作業場Bにおける
作業者P2が、中間停止機構6まで落下したクランプ2
にクランプされている洗濯物Sの他端を掴むとき、横長
にして拡げ機Hにセットする場合にはSlの所を、また
縦長にして拡げ機Hにセットする場合にはS2の所をそ
れぞれ掴むと良い。
さらにまた、上述のストッパ機構のシリンダやチェーン
コンベアの駆動装置を制御する制御部のタイマやセンサ
などは、上述の実施例にのみ限定されるものではない。
すなわち、クランプを1個ずつ自重落下させ、そのクラ
ンプを次の作業場へ送りまたは戻すようなシーケンス制
御が行えるものであるならば、上述の実施例のものに限
定されない。
なお、第1の発明の洗濯物の仕上前処理装置の具体例と
しては、上述の実施例のものにおいて、中間停止機構6
を取除いたものが考えられる。
[発明の効果] 以上から明らかなように、第1の発明の洗濯物の仕上前
処理装置は、軽労働で簡単に洗濯物の仕上前処理を行う
ことができ、しかも作業能率も向上されるなどの効果が
得られる。
また、第2の発明は、取外作業場用下降部の上端側と下
端側との間に洗濯物の一端をクランプしたクランプを一
旦停止させることができるので、取外作業者が洗濯物の
他端を簡単に掴むことができ、しかもその掴む高さを、
洗濯物の長さに応じて調節することができるので、さら
に取外作業の能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の洗濯物の仕上前処理装置の一実施例
を示し、第1図はスタート時における説明図、第2図は
洗濯物をクランプしたクランプを送りあるいは中間停止
機構から解除した状態の説明図、第3図はクランプにク
ランプされている洗濯物を外している状態の説明図、第
4図は平面概略図、第5図はストッパ機構を示した一部
断面図、第6図は第5図におけるVT−Vl線断面図、
第7図は送り機構および戻し機構のクランプの係合状態
を示した一部断面図、第8図は送り機構および戻し機構
のクランプの解除状態を示した一部断面図、第9図は第
8図におけるIX−IX線断面図、第10図は洗濯物の
他端の掴み方を示した説明図、第11図は取付作業のフ
ローチャート、第12図は取外作業のフローチャートで
ある。 1・・・ガイドレール、13・・・取付作業場用下降部
、15・・・取外作業場用下降部、2・・・クランプ、
3・・・送り機構、4・・・戻し機構、5A・・・取付
作業場用スイッチ機構、5B・・・取外作業場用スイッ
チ機構、6・・・中間停止機構、A・・・取付作業場、
B・・・取外作業場、Pl・・・取付作業場用作業者、
P2・・・取外作業場用作業者、H・・・拡げ機、S・
・・洗濯物。 特許出願人  株式会社東京洗染機械製作所代理人弁理
士  秋   本   正   実第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗濯物の取付作業場の上方と洗濯物の取外作業場の
    上方との間に配設したループ状のガイドレールと、 そのガイドレールに形成した下端が前記取付作業場に近
    づく取付作業場用下降部および下端が前記取外作業場に
    近づく取外作業場用下降部と、 前記ガイドレールに移動可能に係合した複数個のクラン
    プと、 前記取付作業場用下降部の下端側で洗濯物の一端をクラ
    ンプしたクランプを前記取外作業場用下降部の上端側に
    送る送り機構と、 空のクランプを前記取付作業場用下降部の上端側でスト
    ックして置いてその空のクランプを1個ずつ前記取付作
    業場用下降部の下端側に自重落下させる取付作業用スト
    ッパ機構と、 前記送り機構の駆動および前記取付作業用ストッパ機構
    の作動を制御する取付作業用制御部と、 前記取外作業場用下降部の下端側で洗濯物を外した空の
    クランプを前記取付作業場用下降部の上端側に戻す戻し
    機構と、 洗濯物をクランプしたクランプを前記取外作業場用下降
    部の上端側でストックして置いてその洗濯物をクランプ
    したクランプを1個ずつ前記取外作業場用下降部の下端
    側に自重落下させる取外作業用ストッパ機構と、 前記戻し機構の駆動および前記取外作業用ストッパ機構
    の作動を制御する取外作業用制御部とを備えたことを特
    徴とする洗濯物の仕上前処理装置。 2、取外作業場用下降部の上端側と下端側との間に設け
    、取外作業用制御部の制御により作動して、前記取外作
    業用ストッパから自重落下して来る洗濯物の一端をクラ
    ンプしたクランプを、一旦停止させその後取外作業場用
    下降部の下端側に自重落下させる中間停止機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯物の仕上前処理
    装置。
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