JPH04158189A - 焼成用棚板 - Google Patents

焼成用棚板

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JPH04158189A
JPH04158189A JP28221090A JP28221090A JPH04158189A JP H04158189 A JPH04158189 A JP H04158189A JP 28221090 A JP28221090 A JP 28221090A JP 28221090 A JP28221090 A JP 28221090A JP H04158189 A JPH04158189 A JP H04158189A
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JP
Japan
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layer
shelf plate
sic
parts
mullite
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JP28221090A
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JPH0670554B2 (ja
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Shigetaka Nishio
西尾 栄貴
Kenji Mogami
最上 健次
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AKECHI GAISHI KK
N G K ADRECH KK
NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
Original Assignee
AKECHI GAISHI KK
N G K ADRECH KK
NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は800〜1400℃でセラミックス製品を焼成
する際に使用されるSiC製の焼成用棚板の改良に間す
るものである。
(従来の技術) 800〜1400℃でセラミックス製品を焼成する際に
は、80〜92%のSiCと8〜20%のSingや5
i3NnとからなるSiC製の焼成用棚板の表面に、製
品と棚板とのくっつきを防止するための耐火性の被覆材
をコーティングしたものが使用されている。
このような耐火性の被覆材としては、アルミナ、ムライ
ト、あるいはその混合物が主に用いられているが、Si
C製の棚板との密着性が悪い被覆材を使用すると粉塵と
なりやすく、作業場が汚れたり作業環境を悪化させる問
題があるうえ、製品を棚板から取り外す際に製品に付着
して剥離し易く、欄仮に被覆材を塗り返す必要がある等
の問題があり、また棚板との密着性が良好である被覆材
を使用すると厚く塗布することができないために重量物
の焼成の際には剥離し易く、何度も塗布し直さねばなら
ない欠点があった。
(発明が解決しようとする課N) 本発明は上記したような従来の問題点を解消して、セラ
ミックス製品とSiC製の棚板々のくっつきを防止する
ことができ、しかも粉塵を生じにくく、棚板の表面に厚
い被覆材の層を形成して塗布をし直す手数を省くことが
できる焼成用棚板を提供するために完成されたものであ
る。
(!1題を解決するための手段) 上記の課題は、SiC製の棚板の表面に、ろう石100
部に対して水酸化アルミニウム15〜35部、電融アル
ミナ30〜50部を混合した第1層と、ムライト90〜
97部に粘土3〜10部を混合した第2層とを被覆形成
したことを特徴とする焼成用棚板により解決することが
できる。
このように本発明はSiC製の棚板の両側あるいは片側
の表面に第1層と第2層とを2層に形成したものであり
、このような2層構造とすることにより棚板との密着性
を向上させるとともに、膜厚を増加させることができる
第1層はろう石を主成分とするものであり、これによっ
て耐熱性とSiC製の棚板との密着性とを得ている。ろ
う石100部に対して15〜35部の比率で混合される
水酸化アルミニウムと、30〜50部の比率で混合され
る電融アルミナとはいずれも第2層のムライトとの接着
性を向上させるための成分である。ここで水酸化アルミ
ニウムと電融アルミナとの混合率がこの範囲よりも多い
と第2層との接着性が悪化し、剥離し易くなる。逆にこ
れらがこの範囲よりも少ないと耐熱性の点で問題を生ず
る。
このような第1層を棚板の表面にコーティングするには
、上記の各成分に例えばカルボン酸メチルセルロースの
ような有機バインダーと水とを加えて混練し、棚板の表
面に2〜3閣程度の厚さに塗布すればよい、そして第1
層の乾燥後、第2層が塗布される。
第2層はムライトを主成分とするものであるが、このム
ライトは表面の凹凸を少なくするために粒径を44μ−
以下としておくことが好ましい。しかしムライトのみで
は塗布しにくいので、3〜10部の粘土が添加されてい
る。粘土の量がこの範囲を下回ると厚く塗布することが
できず、逆に多過ぎるとンリカ分が溶は出して製品とく
っつき易くなる。これらの成分にカルボン酸メチルセル
ロースのような有機バインダーと水とを加えて混練し、
第2層の表面に厚さ0.3〜1.0−程度の厚みに塗布
する。そして焼成しようきする製品の精度に合わせて、
その表面を研摩するものとする。
(作用) このように構成された本発明の焼成用棚板は、SiC製
の棚板の表面にSiCとの密着性に優れたろう石を主成
分とし、またムライトとの接着性に優れたろう石と水酸
化アルミニウムと電融アルミナとを含有する第1層を形
成し、更にその表面にセラミック製品に対して(つつき
にくいムライトと粘土とからなる第2層を形成したもの
である。このため、焼成時におけるセラミック製品との
付着を完全に防止できるうえ、第1眉、第2層ともにS
iC製の棚板との接着性が良く、しかも棚板の表面に厚
く塗布することができる。
従って本発明の焼成用棚板は、粉塵を発生しにくいうえ
、碍子のような重量物を焼成した場合にも剥離しに<<
、塗布し直す手数も従来よりも大幅に減少させることが
できる。
次に本発明の実施例を示す。
(実施例) ろう石100部と、水酸化アルミニウム33.3部と、
電融アルミナ50.0部と、カルボン酸メチルセルロー
ス6.0部と、水100部とを約15分間均一に攪拌し
、SiC製の棚板(750x 635鵬)の両側の表面
に厚さ2〜3閣に塗布し乾燥させて第1層を形成した。
次に粒径44μ−以下のムライト97部と、粘土3部と
、カルボン酸メチルセルロース1部とを50部の水とと
もに攪拌し、第1層の表面に厚さ0.5−程度に塗布し
て第2層とした。このため、第1層と第2層の合計厚さ
は従来品よりも2〜3.3−程度も厚くすることができ
た。
このようにして得られた本発明の焼成用棚板の上にセラ
ミック製品である磁器碍子を載せ、棚板にかかる荷重を
0.25Kg/ dとして1300℃で焼成を行った。
この結果、本発明の焼成用IFiを使用すると発塵量が
0.5g/ cdとなって従来よりも5.8g/dも減
少し、また1枚の焼成用棚板を掃除するに要する時間を
5〜10秒程度短縮させることができた。更に剥離した
部分の補修も極めて容易に行うことができた。
(比較例) これに対して、SiC製01it板の表面に第2層のみ
をコーティングしたものは、0.3〜1.0閣程度の厚
みにしか塗布することができず、棚板の清掃及び塗り返
し回数が多くなり、そのために発塵量も多くなった。
またSiC製の棚板の表面に第1層のみをコーティング
したものは、製品とのくっつきが生しるためにやはり棚
板の清掃及び塗り返し回数が多くなり、そのために発塵
量も多くなった。
更に第1層の成分と第2層の成分とを全部混合したもの
をSiC製の棚板の表面にコーティングしたものは、や
はり製品とのくっつきが生した。
(発明の効果) 以上に詳細に説明したように、本発明の焼成用棚板はS
iC製の棚板の表面に前記の通りの第1層と第2層とを
形成することにより、セラミックス製品とSiC製の棚
板とのくっつきを防止することができ、またコーティン
グ層の剥離も防止できること、粉塵の発生量を減少でき
作業環境を良化できること、棚板の表面に厚い被覆材の
層を形成して塗布をし直す手数を省くことができること
等の多くの効果を発揮することができるものである。
よって本発明は従来の問題点を一掃した焼成用棚板とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大きいものが
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SiC製の棚板の表面に、ろう石100部に対して水酸
    化アルミニウム15〜35部、電融アルミナ30〜50
    部を混合した第1層と、ムライト90〜97部に粘土3
    〜10部を混合した第2層とを被覆形成したことを特徴
    とする焼成用棚板。
JP2282210A 1990-10-19 1990-10-19 焼成用棚板 Expired - Lifetime JPH0670554B2 (ja)

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JP2282210A JPH0670554B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 焼成用棚板

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JPH04158189A true JPH04158189A (ja) 1992-06-01
JPH0670554B2 JPH0670554B2 (ja) 1994-09-07

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384011A (ja) * 1986-09-27 1988-04-14 九州耐火煉瓦株式会社 電子部品焼成用治具の製造方法
JPH01317182A (ja) * 1988-06-16 1989-12-21 Ngk Spark Plug Co Ltd 炭化珪素質または窒化珪素質セラミック製受け皿の耐熱コーティング材
JPH01317173A (ja) * 1988-06-15 1989-12-21 Isolite Kogyo Kk セラミック焼成用耐火材

Patent Citations (3)

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