JPH02224867A - 溶融金属容器の補修方法 - Google Patents
溶融金属容器の補修方法Info
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- JPH02224867A JPH02224867A JP1044726A JP4472689A JPH02224867A JP H02224867 A JPH02224867 A JP H02224867A JP 1044726 A JP1044726 A JP 1044726A JP 4472689 A JP4472689 A JP 4472689A JP H02224867 A JPH02224867 A JP H02224867A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種の溶融金属容器の補修方法に関し、特に不
定形耐火物による溶融金属容器の補修方法に関する。
定形耐火物による溶融金属容器の補修方法に関する。
従来より取鍋、混銑車等の溶融金属容器の内張り耐火物
の損耗部を不定形耐火物を■吹付け、■スタンピング、
■流し込み等の方法を用いて補修する方法は実施されて
いる。このときの補修材としては、高アルミナ質、シャ
モツト質、高アルミナ−ｓ ｉ Ｃ９，シャモット質−
５ｉ Ｃ９のキャスタブル耐火物、あるいは吹付材が主
に使用されている。
の損耗部を不定形耐火物を■吹付け、■スタンピング、
■流し込み等の方法を用いて補修する方法は実施されて
いる。このときの補修材としては、高アルミナ質、シャ
モツト質、高アルミナ−ｓ ｉ Ｃ９，シャモット質−
５ｉ Ｃ９のキャスタブル耐火物、あるいは吹付材が主
に使用されている。
これ等補修材は高強度、高耐食性であることが要求され
るが、補修材がこれ等特性を備えていても内張り耐火物
母材との接着性が劣っていると、使用途中で剥離、剥落
し低寿命に終わることがある。
るが、補修材がこれ等特性を備えていても内張り耐火物
母材との接着性が劣っていると、使用途中で剥離、剥落
し低寿命に終わることがある。
この発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、母材と補修材の接着力を高めて長寿命の内張りを
形成することを目的とするものである。
って、母材と補修材の接着力を高めて長寿命の内張りを
形成することを目的とするものである。
上記目的を達成するためにこの発明は以下の手段を採用
している。すなわち、容器内を不定形耐火物で補修する
際、母材上に、液状珪酸ナトリウム１０〜３０重量部、
水１０〜２５重量部と耐火材料からなるウェットモルタ
ル耐火物を塗布し、しかる後、不定形耐火物で補修する
ものである。
している。すなわち、容器内を不定形耐火物で補修する
際、母材上に、液状珪酸ナトリウム１０〜３０重量部、
水１０〜２５重量部と耐火材料からなるウェットモルタ
ル耐火物を塗布し、しかる後、不定形耐火物で補修する
ものである。
上記液状珪酸ナトリウムは通常重版されている水ガラス
で十分であり、１号品又は２号品を使用すればよい、液
状珪酸ナトリウムの使用量は耐火材料１００重量部に対
し１０〜３０重量部で２０〜２５重量部であることが好
ましい、１０重量部以下では接着性が弱く好ましくない
、一方、３０重量部を超えると粘着性が強く、塗布時、
鏝に付着し作業しに＜＜、゛また、耐食性の低下が見ら
れるので好ましくない。
で十分であり、１号品又は２号品を使用すればよい、液
状珪酸ナトリウムの使用量は耐火材料１００重量部に対
し１０〜３０重量部で２０〜２５重量部であることが好
ましい、１０重量部以下では接着性が弱く好ましくない
、一方、３０重量部を超えると粘着性が強く、塗布時、
鏝に付着し作業しに＜＜、゛また、耐食性の低下が見ら
れるので好ましくない。
水はＰＨ６，５〜７のものが好ましく通常の上水道水を
用いることが出来る。水の添加量は使用する耐火材料及
び施工用途によって異なるが、耐火材料１００重量部に
対し１０〜２５重量部とするのが好ましい。例えば使用
する耐火材料のＡｌ１０３成分が７０％で、塗布材の施
工厚みが１〜２ｍｍであると１５〜２０重量部がより好
ましい。
用いることが出来る。水の添加量は使用する耐火材料及
び施工用途によって異なるが、耐火材料１００重量部に
対し１０〜２５重量部とするのが好ましい。例えば使用
する耐火材料のＡｌ１０３成分が７０％で、塗布材の施
工厚みが１〜２ｍｍであると１５〜２０重量部がより好
ましい。
ウェットモルタルに使用する耐火材料の最大粒径は０．
１〜ｌ、Ｑｍｍが好ましいが、母材の付着性を考慮する
と０．５〜Ｑ、５ｒｎｍがより好ましい。
１〜ｌ、Ｑｍｍが好ましいが、母材の付着性を考慮する
と０．５〜Ｑ、５ｒｎｍがより好ましい。
耐火材料の種類は、容器によって選択する必要があるが
、通常化学成分はＡｌ□０，５０〜９０％程度のものが
使用される。すなわち、アルミナ、シャモット、ムライ
ト、アルミナ質しンガ屑、シャモットレンガ屑、粘土等
の骨材または微粉が使用される。
、通常化学成分はＡｌ□０，５０〜９０％程度のものが
使用される。すなわち、アルミナ、シャモット、ムライ
ト、アルミナ質しンガ屑、シャモットレンガ屑、粘土等
の骨材または微粉が使用される。
施工方法は補修する容器の母材に上記ウェットモルタル
を鏝あるいは吹付機で塗布し、その上面に補修材を吹付
け、スタビング、流し込み等により補修する。
を鏝あるいは吹付機で塗布し、その上面に補修材を吹付
け、スタビング、流し込み等により補修する。
塗布材の施工厚みは２〜４ｍｒｎが好ましい。２ｍｒｎ
以下では接着性が悪く好ましくない。一方４ｍｍ以上で
は補修材のブレが見られると共にウェットモルタルが補
修材の中に混入し耐食性が低下するので、悪影響を与え
好ましくない。
以下では接着性が悪く好ましくない。一方４ｍｍ以上で
は補修材のブレが見られると共にウェットモルタルが補
修材の中に混入し耐食性が低下するので、悪影響を与え
好ましくない。
以下本発明の詳細な説明する。
第１表に示す配合率で実施例■〜■及び比較例■〜■の
試料を作製し、乾燥、焼成後の強度試験及び塗布時の鏝
グレを調整した。また、第２表に実施例■の試料を用い
、実容器に使用している母材れんがと補修材を使用して
ウェットモルタルを塗布した場合と塗布しない場合の接
着強度を調査した。
試料を作製し、乾燥、焼成後の強度試験及び塗布時の鏝
グレを調整した。また、第２表に実施例■の試料を用い
、実容器に使用している母材れんがと補修材を使用して
ウェットモルタルを塗布した場合と塗布しない場合の接
着強度を調査した。
第１表及び第２表から次のような点が明らかである。
（ａ）液状珪酸ナトリウムを使用することにより有機性
糊削を使用した比較例■より強度が高くなることが判る
。また、 （ｂ）液状珪酸ナトリウムを使用することにより粉末珪
酸ナトリウムを使用した比較例■より強度か高くなり、
また比較例■は母材に塗布する際、鏝から流れ落ち作業
が出来にくいが実施例■〜■は鏝から流れ落ちない。
糊削を使用した比較例■より強度が高くなることが判る
。また、 （ｂ）液状珪酸ナトリウムを使用することにより粉末珪
酸ナトリウムを使用した比較例■より強度か高くなり、
また比較例■は母材に塗布する際、鏝から流れ落ち作業
が出来にくいが実施例■〜■は鏝から流れ落ちない。
（ｃ）実施例■〜■の内では液状珪酸ナトリウムを多量
に使用した実施例■は強度面では実施例■、■より若干
強いが、粘性が強く塗布する際、鏝に付着し作業が出来
にくい若干の問題がある。
に使用した実施例■は強度面では実施例■、■より若干
強いが、粘性が強く塗布する際、鏝に付着し作業が出来
にくい若干の問題がある。
（ｄ）液状珪酸ナトリウムを少量使用した実施例■は実
施例■、■に比べ強度面で若干劣るが、比較例■、■よ
り強度は増している。
施例■、■に比べ強度面で若干劣るが、比較例■、■よ
り強度は増している。
（６）補修材の施工法がスタンピング又は吹付は方法で
あれ、母材と補修材の間にウェットモルタルを塗布する
ことによって塗布しないものより母材と補修材の接着強
度は５倍程度に向上する。
あれ、母材と補修材の間にウェットモルタルを塗布する
ことによって塗布しないものより母材と補修材の接着強
度は５倍程度に向上する。
以上の事実より、母材と補修材の接着強度を冑めるには
母材にウェットモルタルを塗布し補修するのが効果的で
ありウェットモルタルとしては実施例■がより有用であ
る。
母材にウェットモルタルを塗布し補修するのが効果的で
ありウェットモルタルとしては実施例■がより有用であ
る。
以上のように本発明によれば、耐火材料に液状珪酸ナト
リウムと水を添加して混練したウェットモルタルを使用
して、母材の損耗箇所に塗布した後、補修材で補修する
と母材と補修材とが強固に接着し一体物の施工体となり
容器寿命が延長できる。
リウムと水を添加して混練したウェットモルタルを使用
して、母材の損耗箇所に塗布した後、補修材で補修する
と母材と補修材とが強固に接着し一体物の施工体となり
容器寿命が延長できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔１〕容器内を不定形耐火物で補修する際、母材上に、
液状珪酸ナトリウム１０〜３０重量部、水１０〜２５重
量部と耐火材料からなるウェットモルタル耐火物を塗布
し、しかる後、不定形耐火物で補修することを特徴とす
る溶融金属容器の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1044726A JP2766660B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 溶融金属容器の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1044726A JP2766660B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 溶融金属容器の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02224867A true JPH02224867A (ja) | 1990-09-06 |
| JP2766660B2 JP2766660B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12699448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1044726A Expired - Lifetime JP2766660B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 溶融金属容器の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2766660B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079118A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-13 | Kawasaki Steel Corp | 溶融金属容器の内張り不定形耐火物の補修方法 |
| JP2018052751A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 黒崎播磨株式会社 | 高炉羽口用耐火物れんがのモルタル及び高炉羽口構造体 |
| JP2022053646A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 不定形耐火物の継ぎ足し施工方法 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1044726A patent/JP2766660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079118A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-13 | Kawasaki Steel Corp | 溶融金属容器の内張り不定形耐火物の補修方法 |
| JP2018052751A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 黒崎播磨株式会社 | 高炉羽口用耐火物れんがのモルタル及び高炉羽口構造体 |
| JP2022053646A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 不定形耐火物の継ぎ足し施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2766660B2 (ja) | 1998-06-18 |
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