JPH04158182A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫における運転制御の特に除霜制御に関
する。

従来の技術 近年、家庭用冷蔵庫の運転制御の特に除霜制御に関して
は松下電器産業（株）より昭和６２年４月に発売された
ＮＲ−Ｄ３５Ａに示すような構成が一般的であった。

以下、その構成について第４図から第６図に従い説明す
る。

１は冷蔵庫本体で、区画壁２内に構成した冷却室３に収
納した冷却器４にて冷却した空気を送風機５にて冷凍室
６及び冷蔵室７に循環させる強制通風方式の冷蔵庫であ
る。８は冷凍室６の温度を検知し圧縮機９の運転制御信
号を送るサーミスタ等から成る庫内温度検知手段である
。又、前記冷却器４には熱交換にて付いた霜を溶かす除
霜ヒータ１ｏが配設されている。１１は冷却器４の温度
を検知して除霜ヒータ１０が通電時、冷却器４の温度が
所定温度以上に上昇し霜が溶けた事を判断し前記除霜ヒ
ータ１ｏへの通電を停止するサーミヌタ等からなる除霜
温度検知手段である。

次に制御回路について説明する。１２はマイクロコンピ
ュータ等から成る側倒手段であり、その入力端子には庫
内温度検知手段８及び除霜温度検知手段１１が接続され
ている。高力端子には圧縮機９を動かすための駆動手段
１３と、除霜ヒータ１０を通電させるための駆動手段１
４が接続されている。制御手段１２には、前記圧縮機９
が運転している時間を積算する運転タイマ１６がある。

かかる構成において第４図を参考に動作の説明を行なう
。

まず最初に７テツプ２００にて庫内温度検知手段８より
の入力データをあらかじめ設定されている設定温度デー
タとの比較を行なう。ステップ２００にて入力温度デー
タが高いと判断されるとステップ２０１に進み圧縮機９
をＯＮすべく制御手段１２より出力する。次にステップ
２０２に進み運転タイマ１６の積算タイマをカウントさ
せる。

又、ステップ２００にて入力温度データが低いと判断さ
れるとステップ２０３に進み圧縮機９をＯＦＦすべく制
御手段１２より出力する。ステップ２０３及び２０２は
共にステップ２０４に進み運転タイマ１５のカウントの
状態をチエツクする。

ヌテソブ２０４で運転タイマ１５がまだカウント終了し
ていない場合は、ステップ２００に戻り、以降運転タイ
マ１５がカウント終了するまで上記動作を繰返す。すな
わち制御手段１２の出力に基づいて駆動手段１３は、圧
縮機９を運転もしくは停止を行ない冷凍室６及び冷蔵室
７の温度を適正に保つようにされている。次に、ステッ
プ２０４で運転タイマ１５が所定時間カウント終了した
場合はステップ２０５に進む。ステップ２０６で圧縮機
９をＯＦＦすべく制御手段１２より出力し、ステップ２
０６では除霜ヒータ１０をＯＮすべく制御手段１２より
出力する。次にステップ２０７に進み、除霜温度検知手
段１１の温度のチエツクを行い、あらかじめ設定されて
いる温度データと比較し温度が低ければ、ステップ２０
５に戻り除霜ヒータ１０の通電を継続させる。又、ステ
ップ２０７で除霜温度検知手段１１の温度が制い場合は
、ステップ２０８に進む。ステップ２０８で除霜ヒータ
１ｏをＯＦＦすべく制御手段１２より呂力する。半の後
、ステップ２００に戻り冷却作用に入る。すなわち圧縮
機９の運転時間が運転タイマ１５にて所定時間カウント
されると除霜ヒータ１０が通電され冷却器４に付いた霜
を取除く。そして除霜温度検知手段１１が所定の温度よ
り高くなったら、除霜されたと判断し除霜ヒータ１０へ
の通電を停止し通常の冷却作用に入って行く。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような構成において除霜ヒータ１ｏ
の不良等で除霜ヒータ１０へ通電がされていても温度が
上昇せず除霜温度検知手段１１が高くならない場合は除
霜が終了しないので次の冷却作用へ行かない。したがっ
て最終的には年令と言う状態になシ冷蔵庫内の食品を腐
らせてしまうという問題点があった。

本発明は、上述した問題を解決するものであり、除霜ヒ
ータの不良等で冷蔵庫内の食品が腐るのを未然に防止す
ることを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫は、除霜ヒー
タが通電されてからの時間をカウントし所定の時間以上
経過後も除霜温度検知手段が高いと検知しない場合は、
使用者に警報せしめる様に構成したものである。

作　　用 本発明は、上述した構成によって、圧縮機が所定の時間
積算して除霜ヒータを通電されると同時にカウンタを動
作させ、除霜ヒータの通電時間を計測する。除霜温度検
知手段の温度が設定より高くならず前記カウンタの時間
の読みが、設定より長い場合は、除霜ヒータが不良であ
ると判断され警報せしめ使用者にしらしめる。従って、
使用者は冷蔵庫の異常に気付き修理を行うので、食品を
腐らせるまでに未然に修理する事が出来る。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に従い説明
する。尚、従来と同一構成については同一符号を付しそ
の詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる
。

冷蔵庫本体１のドア部１６には、ブザーやＬＥＤ等より
なる警報手段１７か付けられている。

次に制御回路について説明する。１８はマイクロコンピ
ュータ等の制御手段で内部に圧縮機９の運転時間をカウ
ントする運転タイマ１５と除霜ヒータ１０の通電時間を
カウントする除霜タイマ１９を有している。制御手段１
８には温度検知手段８と除霜温度検知手段１１が入力さ
れ、圧力に駆動手段１３．１４及び警報手段１７が接続
されている。

かかる構成において、第１図を参考に動作の説明を行な
う。尚ステップ２００からステップ２０４までは、従来
例と同一のため省略する。ステップ２０４で運転タイマ
１５が所定時間カウントするとステップ１ｏ○に進む。

ステップ１ｏ○では、圧縮機９をＯＦＦさせステップ１
０１で除霜ヒータ１ｏをＯＮさせる。次にステップ１０
２に進み除霜温度検知手段１１の温度をチエツクし温度
が而ければステップ１０３へ進み除霜ヒータ１０をＯＦ
Ｆさせステップ２００に戻る。ステップ１０２で除霜温
度検知手段１１の温度が低ければステップ１０４へ進み
除霜タイマ１９のカウンタを進める。次にステップ１０
５で除霜タイマ１９のカウンタ値（すなわち除霜ヒータ
１ｏの通電時間）を読み、設定時間より長い場合はステ
ップ１０６に進む。ステップ１０５で設定時間より短い
場合は、ステップ１００に戻る。ステップ１０６で設定
時間より長い場合はステップ１０６に進み除霜ヒータ１
０をＯＦＦさせステップ１０７で警報手段１７へ高力さ
せる。

したがって、温度検知手段１１が低い状態のまま除霜ヒ
ータ１ｏの通電時間が極端に長い場合は、除霜ヒータ１
Ｑの不良と判断出来、ブザーやＬＥＤ等の警報手段１７
にて使用者に知らせる事が出来、食品の腐敗を未然に防
止する事が出来る。

発明の効果 以上の様に本発明の冷蔵庫によると、除霜ヒータ不良で
長時間除霜運転が続き冷却運転せず不冷状態になシ冷蔵
庫の食品を腐らせるという重大な問題を未然に使用者に
警報させる事により、使用者は修理依頼もしくは修理を
行う事が出来、食品の傷みを防止する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫のフローチャー
ト、第２図は同冷蔵庫の制御回路図、第３図は同冷蔵庫
の断面図、第４図は従来例を示す冷蔵庫のフローチャー
ト、第６図は同冷蔵庫の制御回路図、第６図は同冷蔵庫
の断面図である。 １・・・・・・冷蔵庫、４・・・・・・冷却器、６・・
・・冷凍室、７・・・・・・冷蔵室、８・・・・・・圧
縮機、９・・・・・温度検知手段、１０・・・・・・除
霜ヒータ、１１　・・・除霜温度検知手段、１７・・・
・・・警報手段、１８−・・・・・制御手段、１９・・
・・・・除霜タイマ。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名第１図 １　　　、ｅ　飯　１ ４−、ｔ　　即　巴 第　４− 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍室と、冷蔵室と、前記冷凍室の温度を検知して冷凍
   サイクルの圧縮機を運転停止させる温度検知手段と、冷
   凍サイクルの冷却器に付いた霜を溶かす除霜ヒータと、
   前記冷却器の温度を検知して前記除霜ヒータにて前記冷
   却器の温度が高くなり、除霜ヒータの通電を停止させる
   除霜温度検知手段と、前記除霜ヒータ通電時間をカウン
   トする除霜タイマと、冷蔵庫の異常を警報せらしめる警
   報手段とよりなり、前記圧縮機の運転時間を積算し所定
   時間積算後、前記除霜ヒータを通電させる制御において
   、前記除霜ヒータ通電後に前記除霜温度検知手段の温度
   が上がらず前記除霜タイマの時間が設定時間より長い場
   合は、前記警報手段にて警報せらしめる制御手段を備え
   た冷蔵庫。