JPH04184063A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫における運転制−の特に除霜制御に関
する。

従来の技術 近年、家庭用冷蔵庫の運転制御の特に除霜制（財）に関
しては松下電器産業■より昭和６２年４月に発売された
ＮＲ−Ｄ３５Ａに示すような構成が一般的であった。以
下、その構成について第４図から第６図に従い説明する
。

１は冷蔵庫本体で、区画壁２内に構成した冷却室３に収
納した冷却器４にて冷却した空気を送風機５にて冷凍室
６及び冷蔵室７に循環させる強制通風方式の冷蔵庫であ
る。８は冷凍室６の温度を検知し圧縮機９の運転制御信
号を送るサーミヌタ等から成る庫内温度検知手段である
。又、前記冷却器４には熱交換にて付いた霜を溶かす除
霜ヒータ１０が配設されている。１１は冷却器４の温度
を検知して除霜ヒータ１ｏが通電時、冷却器４の温度が
所定温度以上に上昇し霜が溶けた事を判断し前記除霜ヒ
ータ１０への通電を停止するサーミスタ等からなる除霜
温度検知手段である。

次に制御回路について説明する。１２はマイクロコンピ
ュータ等から成る制御手段であり、その入力端子には庫
内温度検知手段８及び除霜温度検知手段１１が接続され
ている。出力端子には圧縮機９を動かすための駆動手８
１３と、除霜ヒータ１０を通電させるだめの駆動手段１
４が接続されている。制御手段１２には、前記圧縮機９
が運転している時間を積算する運転タイマ１６がある。

かかる構成において第４図を参考に動作の説明を行なう
。

まず最初にステップ２００にて庫内温度検知手段８より
の入力データをあらかじめ設定されている設定温度テ゛
−夕との比較を行なう。ステップ２００にて入力温度デ
ータが高いと判断されるとステップ２０１に進み圧縮機
９をＯＮすべく制御手段１２より出力する。次にステッ
プ２０２に進み運転タイマ１５の積算タイマをカウント
させる。

又、ステップ２Ｑ○にて入力温度データが低いと判断さ
れるとステップ２０３に進み圧縮機９をＯＦＦすべく制
御手段１２より出力する。ステップ２０３及び２０２は
共にステップ２０４に進み運転タイマ１５のカウントの
状態をチエツクする。

ステップ２０４で運転タイマ１５がまだカウント終了し
ていない場合は、ステップ２００に戻シ、以降運転タイ
マ１５がカウント終了するまで上記動作を繰返す。すな
わち制御手段１２の出力に基づいて駆動手段１３は、圧
縮機９を運転もしくは停止を行ない冷凍室６及び冷蔵室
了の温度を適正に保つようにされている。次に、ステッ
プ２０４で運転タイマ１５が所定時間カウント終了した
場合はステップ２０５に進む。ステップ２０５で圧縮機
９をＯＦＦすべく制御手段１２よジ呂力し、ステップ２
０６では除霜ヒータ１０をＯＮすべく制（財）手段１２
より出−力する。次にステップ２０７に進み、除霜温度
検知手段１１の温度のチエツクを行い、あらかじめ設定
されている温度データと比較し温度が低ければ、ステッ
プ２０５に戻り除霜ヒータ１０の通電を継続させる。又
、ステップ２０７で除霜温度検知手段１１の温度が高い
場合は、ステップ２０８に進む。ステップ２０Ｂで除霜
ヒータｔ＋ｏｉ○ＦＦすべく制御手段１２よ＃）出力す
る。その後、ステップ２００に戻シ冷却作用に入る。す
なわち圧縮機９の運転時間が運転タイマ１５にて所定時
間カウントされると除霜ヒータ１０が通電され冷却器４
に付いた霜を取除く。そして除霜温度検知手段１１が所
定の温度よシ高くなったら、除霜されたと判断し除霜ヒ
ータ１ｏへの通電を停止し通常の冷却作用に入って行く
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような構成においてサーミスタ等よ
りなる除霜温度検知手段１１が不良等で常に温度が高い
と検知してしまう場合は、圧縮機９の運転積算時間が所
定時間に達し除霜ヒータ１０の通電の除霜作用に入って
も除霜温度検知手段１１は高いと検知し、直に除霜ヒー
タ１ｏへの通電を停止してしまう。よって除霜温度検知
手段１１が不良の時は、冷却器４の霜が溶かされないま
まで、次の冷却作用に行くため、熱交換効率が悪くなシ
最終的には冷却器４に多量の霜が付き不冷と言う状態に
なり冷蔵庫内の食品を腐らせてしまうという問題点があ
った。

本発明は、上述した問題と解消するものであシ、サーミ
スタ等の除霜温度検知手段の不良で冷蔵庫内の食品が腐
るの？未然に防止することを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題と解決するために本発明の冷蔵庫は、除霜ヒー
タが通電されてからの時間をカウントし所定の時間以内
で除霜温度検知手段が高いと検知した場合は、使用者に
警報せしめると共に、一定時間強制的に除霜ヒータ？通
電させる様に構成したものである。

作　　　用 本発明は、上述した構成によって、圧縮機が所定の時間
積算して除霜ヒータを通電されると同時にカウンタを動
作させ、除霜ヒータの通電時間を計゛測する。除霜温度
検知手段の温度が設定よシ高くなシ除霜ヒータへの通電
？停止すると共に前記カウンタの時間を読み、設定よシ
短い場合は、除霜温度検知手段が不良であると判断され
警報せしめ使用者にしらしめると共に、除霜ヒータを強
制的に一定時間通電させ冷却器に着いた霜を取除く。

従って、使用者は冷蔵庫の異常に気付き修理を行うが、
それ迄は、ある程度の霜は取除かれているので不冷とい
う状態には至らないので食品を腐らせる事なく修理する
事が出来る。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に従い説明
する。尚、従来と二同−構成については同一符号を付し
その詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べ
る。

冷蔵庫本体１のドア部１６には、ブザーやＬＥＤ等より
なる警報手段１７が付けられている。

次に制御回路について説明する。１８はマイクロコンピ
ュータ等の制御手段で内部に圧縮機９の運転時間とカウ
ントする運転タイマ１６と除霜ヒータ１ｏの通電時間を
カウントする除霜タイマ１９及び所定時間カウントする
タイマ２ｏを有している。制御手段１８には温度検知手
段８と除霜温度検知手段１１が入力され、出力に駆動手
段１３゜１４及び警報手段１７が接続されている。

かかる構成において、第１図を参考に動作の説明を行な
う。尚ステップ２００からステップ２０４までは、従来
例と同一のため省略する。ステップ２０４で運転タイマ
１５が所定時間カウントするとステップ１０ｏに進む゛
。ステップ１ｏＯでは、圧縮機９をＯＦＦさせステップ
１０１で除霜ヒータ１０をＯＮさせる。次にステップ１
０２に進み除霜タイマ１９のカウンタを進める。次にス
テップ１０３で除霜温度検知手段１１の温度をチエツク
し温度が低ければステップ１０ｏに戻る。ステップ１０
３で温度が高いと判断されるとステップ１０４に進み除
霜タイマ１９のカウンタ値（すなわち除霜ヒータ１０の
通電時間）を読み、設定時間（例えば１秒）よシ短い場
合はステップ１０５に進む。ステップ１０４で設定時間
よシ長い場合は、ステップ１０６で除霜ヒータ１０をＯ
ＦＦさせステップ２００に進み冷却作用となる。またス
テップ１０４で時間が短い場合はステップ１０７に進み
警報手段１７へ出力させ、ステップ１０８に進む。ステ
ップ１０８では、タイマ１９０カウントを進める。ステ
ップ１０９では、タイマ１９のカウンタ値を、設定時間
（例えば２０分）よシ短い場合は、ステップ１０８に戻
り、設定時間になる迄待つ。ステップ１０９で設定時間
になるとステップ１１０に進み、除霜ヒータ１ｏをＯＦ
Ｆさせてステップ２ｏ○に進み冷却作用となる。

したがって、除霜ヒータ１０の通電時間が極端に短い場
合は、除霜温度検知手段１１の不良と判断出来、ブザー
やＬＥＤ等の警報手段１７にて使用者に知らせると共に
、強制的に所定時間は除霜ヒータ１ｏを通電する事が出
来、食品の腐敗を未然に防止する事が出来る。

発明の効果 以上の様に本発明の冷蔵庫によると、除霜不良で冷却器
に霜が残り、以降の冷却作用熱交換効率が低下し次第に
不冷状態になり冷蔵庫の食品を腐らせるという重大な問
題を未然に使用者に警報させる事により、使用者は修理
依頼もしくは修理を行う事が出来、食品の傷みを防止す
る事が出来る。

又、警報させると共に強制的に所定時間除霜ヒータを通
電させることにより、冷却器の霜をある程度取除けるの
で、修理を行うまでに不冷状態に陥る事もなく食品傷み
を防止出来るという多大の効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫のフローチャー
ト、第２図は同冷蔵庫の制御回路図、第３図は同冷蔵庫
の断面図、第４図は従来例を示す冷蔵庫のフローチャー
ト、第６図は同冷蔵庫の制御回路図、第６図は同冷蔵庫
の断面図である。 １・・・・・・冷蔵庫、４・・・・・・冷却器、６・・
・・・・冷凍室、７・・・・・・冷蔵室、８・・・・・
・圧縮機、９・・・・・・温度検知手段、１ｏ・・・・
・・除霜ヒー夛、１１・・・・・・除霜温度検知手段、
１７・・・・・・警報手段、１８・・・・・・制御手段
、１９・・・・・・除霜タイマ、２ｏ・・・・・・タイ
マ。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名第１図 会　Ｐ Ｉ？　會 １４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍室と、冷蔵室と、前記冷凍室の温度を検知して冷凍
   サイクルの圧縮機を運転停止させる温度検知手段と、冷
   凍サイクルの冷却器に付いた霜を溶かす除霜ヒータと、
   前記冷却器の温度を検知して前記除霜ヒータにて前記冷
   却器の温度が高くなり、除霜ヒータの通電を停止させる
   除霜温度検知手段と、前記除霜ヒータ通電時間をカウン
   トする除霜タイマと、所定時間カウントするタイマと、
   冷蔵庫の異常を警報せらしめる警報手段とよりなり、前
   記圧縮機の運転時間を積算し所定時間積算後、前記除霜
   ヒータを通電させる制御で、前記除霜ヒータ通電後に前
   記除霜温度検知手段が高くなった時の前記除霜タイマの
   時間が設定時間より短い場合は、前記警報手段にて警報
   せらしめると共に、前記除霜ヒータを強制的に前記タイ
   マの時間通電せしめる制御手段を備えた冷蔵庫。