JPH04157863A - 原稿読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、ファクシミリ装置、複写機などの原
稿用紙を原稿読取りセンサの読取り部に原稿搬送ローラ
にて密着させて光学的に読取る原稿読取り装置に関する
。

（従来の技術） 従来のファクシミリ装置などに用いられている原稿読取
り装置は、第７図および第８図に示すように、原稿用紙
１を一枚づつ給紙機構の給紙ローラ２などにより原稿読
取りセンサ３のガラスなどの読取り部４に搬送し、この
読取り部４に原稿用紙１を原稿搬送ローラ５にて密着さ
せて光学的に読取り、読取られた原稿用紙１を原稿排出
口６に排出する構造が採られていた。このような原稿読
取り装置では原稿用紙１を読取りセンサ３の読取り部４
に密着圧接して読取るために、原稿用紙１と読取り部４
との間に静電気が発生し、読取りセンサ３が静電気障害
を起こすおそれがある。そこで、第７図に示すように、
読取りセンサ３の読取り部４の搬入位置にて読取りセン
サ３のフレーム８に、原稿用紙１に接触され原稿用紙１
と読取りセンサ３との間に発生した静電気を除去する除
電ブラシ７を設けた構造が提案されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記第７図に示す構造の除電装置°では、原稿用紙１が
読取りセンサ３の読取り面４を摺動する前で、静電気の
帯電が少ない段階で除電するため、除電効果が低く、ま
た、原稿用紙１を読取りセンサ３の読取り部４に圧接す
る原稿搬送ローラ６には読取り部４との摺動圧接で発生
した静電気が帯電されており、原稿用紙１が搬送ローラ
５に接触すると同時に搬送ロー−７５に帯電されていた
静電気が原稿用紙１に帯電し、原稿用紙が搬送ローラに
付着して斜行され易く、さらに、この帯電された原稿用
紙に接触する他の原稿用紙に帯電され、読取りセンサ、
給紙機構などにも悪影響を及ぼす問題があった。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、読取りセン
サと原稿用紙との摺動摩擦で発生した静電気を効果的に
除去でき、読取りセンサに静電気による悪影響を与える
ことを防止でき、さらには、原稿用紙を読取りセンサの
読取り部に圧接させる搬送ローラに帯電された静電気も
除去でき、読取りセンサ、原稿用紙の搬送機構などに与
える悪影響を防止するようにした原稿読取り装置を提供
するものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 請求項１に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿読取り
センサとこの原稿読取りセンサの読取り部に圧接した原
稿搬送ローラとの間を通過する原稿用紙を光学的に読取
る原稿読取り装置において、前記原稿読取りセンサのフ
レームに、前記１３に稿読取りセンサの原稿排出側に位
置して原稿読取りセンサと原稿用紙との間に発生した静
電気を除去する除電ブラシを設けたものである。

請求項２に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿読取り
センサとこの原稿読取りセンサの読取り部に圧接した原
稿搬送ローラとの間を通過する原稿用紙を光学的に読取
る原稿読取り装置において、前記原稿搬送ローラを軸支
したフレームにこの原稿搬送ローラに接触されこの原稿
搬送ローラと前記原稿読取りセンサとの間に発生した静
電気を除去する除電ブラシを設けたものである。

請求項３に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿読取り
センサとこの原稿読取りセンサの読取り部に圧接した原
稿搬送ローラとの間を通過する原稿用紙を光学的に読取
る原稿読取り装置において、前記原稿読取りセンサのフ
レームにこの原稿読取りセンサの原稿排出側に位置して
、前記原稿搬送ローラとに接触され前記原稿読取りセン
サ、原稿用紙、および原稿搬送ローラとの間に発生した
静電気を除去する除電ブラシを設けたものである。

（作用） 請求項１に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿搬送ロ
ーラによって原稿読取りセンサに圧接しつつ搬送される
原稿用紙が、読取りセンサの読取り部で光学的に読取ら
れてこの読取り部と原稿搬送ローラとの間を通過したと
きに、原稿用紙に除電ブラシが接触し、原稿用紙に原稿
用紙と読取りセンサの読取り部の摺動摩擦で帯電された
静電気が除電ブラシで除去される。そして、この原稿用
紙の除電は読取りセンサの読取り部を通過した時点で行
われるため、原稿用紙と読取りセンサの読取り部の摺動
摩擦で帯電された静電気の除電が効率良くでき、読取り
センサなどに静電気による悪影響を与えることがない。

さらに、除電ブラシは読取りセンサのフレームに取付け
るため、除電ブラシを取付ける部材を必要とせず、容易
に除電ブラシを取付けることができる。

請求項２に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿用紙を
原稿読取りセンサの読取り部に圧接しつつ原稿用紙を搬
送する原稿搬送ローラには、原稿用紙との摺動摩擦によ
って生じた静電気が帯電されても、この原稿搬送ローラ
に接触されている除電ブラシによって除去され、原稿用
紙が搬送ローラに付着して斜行されるようなことがなく
、また、読取りセンサ、給紙機構などに静電気による悪
影響を与えることがない。

請求項３に記載の発明の原稿読取り装置は、原稿用紙に
読取りセンサのフレームに取付けた除電ブラシが接触さ
れて原稿用紙に原稿用紙と読取りセンサの読取り部の摺
動摩擦で帯電された静電気が除去されるとともに、原稿
用紙を原稿読取りセンサの読取り部に圧接しつつ原稿用
紙を搬送する原稿搬送ローラに帯電された静電気もこの
原稿搬送ローラに接触されている除電ブラシによって除
去され、原稿用紙が搬送ローラに付着して斜行されるよ
うなことがなく、また、読取りセンサ、給紙機構などに
静電気による悪影響を与えることがない。

（実施例） 本発明の一実施例の構成を第１図および第２図について
説明する。

１１はファクシミリ装置の機器フレームに取付けられる
原稿センサ取付はフレームで、この原稿センサ取付はフ
レーム１１に原稿読取りセンサ１２が取付けられている
。この原稿読取りセンサ１２は金属にて成形された読取
りセンサフレーム１３に収納され幅方向に並列に配設さ
れた多数の発光素子、ロッドレンズ受光素子などにて構
成され、この読み取りセンサフレーム１３の開口面に取
付けた透明ガラス板にて読取り部ｌｌｌが形成されてい
る。そして、発光素子から原稿用紙１５に光を照射し、
その反射光をロッドレンズを透して受光素子で受光する
ことにより原稿用紙１５を光学的に読取るようになって
いる。

また、１６は原稿搬送ローラで、図示しない機器フレー
ムに回転可能に支持され、この原稿搬送ローラ１６は図
示しないばね手段によって前記読取りセンサ１２の読取
り部１４に圧接され、この読取り部１４とこの読取り部
１４に圧接した原稿搬送ローラ１６との間を通過する原
稿用紙１５が光学的に読取られる。そして、この原稿搬
送ローラ１６は圧接周面がゴム材にて形成されている。

また、この原稿搬送ローラ１６は図示しないパルスモー
タにて駆動されるようになっている。

また、２０は除電ブラシで、前記原稿読取りセンサ１２
のフレーム１３にこの原稿読取りセンサ１２の原稿排出
側に位置して原稿読取りセンサ１２の幅方向に沿って取
付けられ、この原稿読取りセンサ１２の読取り部と原稿
用紙１５との間に発生した静電気を除去するように、前
記原稿読取りセンサ１２の原稿排出側の位置で原稿用紙
１５が搬送される搬送面２３に突出されている。なお、
この原稿読み取りセンサ１２のフレーム１３にはアース
線２１がビス２２にて接続されている。

なお、前記読取りセンサ１２を取付けた読み取りセンサ
フレーム１１には原稿用紙１５を読取りセンサ１２の読
取り部１４に送り込む給紙ローラ２４が軸支されている
。

次にこの実施例の作用を説明する。

原稿搬送ローラ１６によって原稿読取りセンサ１２の読
取り部１４に圧接しつつ欠損方向に搬送される原稿用紙
１５が、読取りセンサ１２の読取り部１４で光学的に読
取られてこの読取り部１４と原稿搬送ローラ１６との間
を通過したときに、原稿用紙１５に除電ブラシ２Ｇが接
触し、原稿用紙１５にこの原稿用紙１５と読取りセンサ
１２の読取り部１４との摺動摩擦で帯電された静電気が
除電ブラシ２０で除去される。

そして、この原稿用紙１５の除電は読取りセンサ１２の
読取り部１４を通過した時点で行われるため、原稿用紙
１５と読取りセンサ１２の読取り部１４の摺動摩擦で帯
電された静電気の除電が効率良（でき、読取りセンサ１
２などに静電気による悪影響を与えることかない。さら
に、除電ブラシ２ｏは読取りセンサ１２のフレーム１３
に取付けるため、除電ブラシ２゜を取付ける部材を必要
としないで取付けることができる。

次に本発明の他の実施例の構成を第３図について説明す
る。

前記実施例の構成において、同一構成部分を同一符号で
示して説明を省略する。

この実施例の構成は、原稿搬送ローラ１６を軸支した機
器フレーム２５の原稿読取りセンサ１２の原稿排出側で
、この原稿読取りセンサ１２の読取り部１４に離間対向
する原稿用紙搬送面２３に臨ませて原稿読取りセンサの
原稿排出側に位置して除電ブラシ２６が取付けられ、こ
の除電ブラシ２６は前記原稿搬送ローラ１６に接触され
、この除電ブラシ２６にアース板２７が接続されている
。また、この除電ブラシ２６の上側に原稿搬送面２３に
臨ませて原稿用紙案内板２８が設けられている。

次にこの実施例の作用を説明する。

原稿用紙１５を原稿読取りセンサ１２の読取り部１４に
圧接しつつ原稿用紙１５を搬送する原稿搬送ローラ１６
には、原稿用紙１５または読取りセンサ１２の読取り部
１２との摺動摩擦によって生じた静電気が帯電されても
、この原稿搬送ローラ１６に接触されている除電ブラシ
２６によって除去され、原稿用紙１５が原稿搬送ローラ
１６に付着して斜行されるようなことがない。また、読
取りセンサＩ２、給紙機構などに静電気による悪影響を
与えることがない。

なお、静電気は原稿読取りセンサ１２の読取り部１４の
ガラス板と原稿用紙１５との接触摩擦で生じガラス板の
読取り部１４に正に帯電され、また、原稿読取りセンサ
１２の読取り部１４のガラス板とゴム材の原稿搬送ロー
ラ１６との接触摩擦で発生してガラス板の読取り部１４
に正に帯電され、さらに、原稿用紙１５とゴム材の原稿
搬送ローラ１６との接触摩擦で生じ原稿用紙１５に正に
帯電されること、また、原稿読取りセンサ１２の読取り
部１４のガラス板または原稿用紙１５とゴム材の原稿搬
送ローラ１６との接触摩擦で発生する静電気は強（帯電
されることが知られており、原稿搬送ローラ１６の静電
気を除去することが静電気の除去に有効である。

次に他の実施例の構成を第４図について説明する。

この実施例も前記各実施例と同一構成部分を同一符号で
示して説明を省略する。

原稿読取りセンサＩ２は機器フレーム２５に設け、この
原稿読取りセンサ１２のフレーム１３にこの原稿読取り
センサ１２の原稿排出側に位置して、原稿搬送ローラ１
６に接触され原稿読取りセンサ１２、原稿用紙＋５、お
よび原稿搬送ローラ１６との間に発生した静電気を除去
する除電ブラシ２０が原稿搬送面２３に臨ませて設けら
れている。

また、この原稿搬送面２３の原稿排出側に原稿用紙排出
案内体３０が配設されている。この原稿用紙排出案内体
３０は原稿用紙受は台部３１とこの受は台部３１に離間
対向する制御板部３２とが有している。

次にこの実施例の作用を説明する。

原稿用紙１５に読取りセンサ１２のフレームに取付けた
除電ブラシ２０が接触されて原稿用紙１５に原稿用紙１
５と読取りセンサ１２の読取り部１４の摺動塵擦で帯電
された静電気が除去されるとともに、原稿用紙１５を原
稿読取りセンサ１２の読取り部１４に圧接しつつ原稿用
紙１５を搬送する原稿搬送ローラ１６に帯電された静電
気もこの原稿搬送ローラ１６に接触されている除電ブラ
シ２０によって除去され、原稿用紙！５が搬送ローラ１
６に付着して斜行されるようなことがない。また、読取
りセンサ１２、給紙機構などに静電気による悪影響を与
えることがない。

そして、原稿搬送ローラ１６によって原稿排出側に送り
出された原稿用紙１５は、第５図に示すように、除電ブ
ラシ２０に接触した状態で、原稿搬送ローラ１６から外
れた位置で原稿用紙排出案内体３０の原稿用紙受は台部
３１上で停止されて除電され、さらに、次に送り出され
る原稿用紙１５は先に送り出された原稿用紙１５の下側
に入り込み、原稿用紙１５は順次下側に搬送され、第６
図に示すように、原稿用紙受は台部３１と制御板部３２
との間に詰まった原稿用紙１５は上側から排出される。

なお、除電ブラシ２０は読取りセンサ１２のフレーム１
３に限らず、原稿用紙排出案内体３ｏに取付けて読取り
センサ１２のフレーノ・１３に電気的に接続することも
できる。

〔発明の効果〕

請求項１に記載の発明によれば、原稿搬送ローラによっ
て原稿読取りセンサに圧接しつつ搬送される原稿用紙が
、読取りセンサの読取り部で光学的に読取られてこの読
取り部と原稿搬送ローラとの間を通過したときに、原稿
用紙に除電ブラシが接触し１、原稿用紙に原稿用紙と読
取りセンサの読取り部の摺動摩擦で帯電された静電気が
除電ブラシで除去され、この原稿用紙の除電は読取りセ
ンサの読取り部を通過した時点で行われるため、原稿用
紙と読取りセンサの読取り部の摺動摩擦で帯電された静
電気の除電が効率良くでき、読取りセンサなどに静電気
による悪影響を与えることがない。さらに、除電ブラシ
は読取りセンサのフレームに取付けるため、除電ブラシ
を取付ける部材を必要とせず、容易に除電ブラシを取付
けることができるものである。

請求項２に記載の発明によれば、原稿用紙を原稿読取り
センサの読取り部に圧接しつつ原稿用紙を搬送する原稿
搬送ローラには、原稿用紙との摺動摩擦によって生じた
静電気が帯電されても、この原稿搬送ローラに接触され
ている除電ブラシによって除去され、原稿用紙が搬送ロ
ーラに付着して斜行されるようなことがなく、また、読
取りセンサ、給紙機構などに静電気による悪影響を与え
ることがないものである。

請求項３に記載の発明によれば、原稿用紙に読取りセン
サのフレームに取付けた除電ブラシが接触されて原稿用
紙に原稿用紙と読取りセンサの読取り部の摺動摩擦で帯
電された静電気が除去されるとともに、原稿用紙を原稿
読取りセンサの読取り部に圧接しつつ原稿用紙を搬送す
る原稿搬送ローラに帯電された静電気もこの原稿搬送ロ
ーラに接触されている除電ブラシによって除去され、原
稿用紙が搬送ローラに付着して斜行されるようなことが
なく、また、読取りセンサ、給紙機構などに静電気によ
る悪影響を与えることがないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す原稿読取り装置の縦断
側面図、第２図は同上原稿読取り装置の斜視図、第３図
は本発明の他の実施例を示す原稿読取り装置の縦断側面
図、第４図は本発明の他の実施例を示す原稿読取り装置
の縦断側面図、第５図および第６図は同上原稿用紙読取
り動作を示す原稿読取り装置の縦断側面図、第７図は従
来の原稿読取り装置の縦断側面図、第８図は同上原稿読
取り装置の斜視図である。 １２・・原稿読取りセンサ、１３・・原稿読取りセンサ
フレーム、１４・・読取り部、１５・・原稿用紙、１６
・・原稿搬送ローラ、２０．２５・・除電ブラシ。 ＝　１７−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿読取りセンサとこの原稿読取りセンサの読取
   り部に圧接した原稿搬送ローラとの間を通過する原稿用
   紙を光学的に読取る原稿読取り装置において、 前記原稿読取りセンサのフレームに、前記原稿読取りセ
   ンサの原稿排出側に位置して原稿読取りセンサと原稿用
   紙との間に発生した静電気を除去する除電ブラシを設け
   た ことを特徴とする原稿読取り装置。
2. （２）原稿読取りセンサとこの原稿読取りセンサの読取
   り部に圧接した原稿搬送ローラとの間を通過する原稿用
   紙を光学的に読取る原稿読取り装置において、 前記原稿搬送ローラを軸支したフレームにこの原稿搬送
   ローラに接触されこの原稿搬送ローラと前記原稿読取り
   センサとの間に発生した静電気を除去する除電ブラシを
   設けた ことを特徴とする原稿読取り装置。
3. （３）原稿読取りセンサとこの原稿読取りセンサの読取
   り部に圧接した原稿搬送ローラとの間を通過する原稿用
   紙を光学的に読取る原稿読取り装置において、 前記原稿読取りセンサのフレームにこの原稿読取りセン
   サの原稿排出側に位置して、前記原稿搬送ローラに接触
   され前記原稿読取りセンサ、原稿用紙、および原稿搬送
   ローラとの間に発生した静電気を除去する除電ブラシを
   設けた ことを特徴とする原稿読取り装置。