JPH0415742B2 - - Google Patents

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JPH0415742B2
JPH0415742B2 JP60124205A JP12420585A JPH0415742B2 JP H0415742 B2 JPH0415742 B2 JP H0415742B2 JP 60124205 A JP60124205 A JP 60124205A JP 12420585 A JP12420585 A JP 12420585A JP H0415742 B2 JPH0415742 B2 JP H0415742B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
amount
printing cylinder
detection member
printing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60124205A
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English (en)
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JPS61283585A (ja
Inventor
Juichi Horii
Shuichi Nakajima
Keigo Ooshima
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Horii & Co Ltd
Original Assignee
Horii & Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP60124205A priority Critical patent/JPS61283585A/ja
Publication of JPS61283585A publication Critical patent/JPS61283585A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は輪転謄写機における印刷胴上のイン
キ量を検出する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の輪転謄写機においては、印刷スクリーン
上のインキの出や印刷物の濃淡を使用者が一々観
察して印刷に必要なインキ量を判断している。し
かしながら、このような手段では使用者にかかる
負担は非常に大きく、また、使用者によりその判
断に差異があることから、印刷結果が一定となら
ないという欠点があつた。
そこで、インキだめから印刷胴に移送されるイ
ンキの量をインキだめにて検出する装置が考え出
されているが、インキだめから印刷胴までにはイ
ンキ移送用のローラが多数配置されているので、
途中のローラでインキの移送にロスが生じ、イン
キだめにて検出された値が必ずしも印刷胴上のイ
ンキの量とは限らず、従つて印刷に必要なインキ
量を検出できなかつた。また、この装置において
は、輪転謄写機を長期間に亙り使用しなかつた場
合に、インキだめ内のインキが固まつてインキ量
を検出できなくなるという問題点も有している。
また、従来のおいては、予め一定の印刷回数毎
に一定量のインキを自動的に補給する手段がある
が、印刷に実際に必要なインキ量とは無関係に補
給されるため、インキ過剰もしくはインキ不足と
なることがある。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来の技術では、印刷に必要なイ
ンキの量を検出するのに最も適した手段がなく、
インキ補給の時期を正確に判断できず、また安定
した印刷結果を得ることができない。という問題
点があつた。
従つて、この発明の目的はこのような従来にお
ける問題点を除去する輪転謄写機のインキ量検出
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この発明によれば、輪転謄写機のインキ量検出
装置は、印刷胴にインキ層を介して接触すると共
にこの印刷胴の回転によつて生ずる摩擦による引
張力に応じて一定量移動するようになつている検
知部材と、検知部材の移動量を検出する検出器と
から成り、検知部材の移動量により印刷胴上のイ
ンキ量を検出するようにしたことを特徴としてい
る。
[作用] 上述したこの発明によるインキ量検出装置にお
いては、印刷胴上のインキが減少すると、検知部
材に作用する摩擦による引張力が大きくなり、検
知部材の移動量が増大してインキ量が不足したこ
とを検出することができる。
この発明の他の目的や特徴および利点は以下の
添付図面に沿つての詳細な説明から明らかになろ
う。
[実施例] 図面の第1図にはこの発明に従つた輪転謄写機
のインキ量検出装置の好適な実施例が示されてい
る。図示実施例における輪転謄写機は複胴式、即
ち平行に配置された2本の印刷胴に印刷スクリー
ンをベルトのように巻き掛け、この印刷スクリー
ンに謄写原紙を貼つて印刷するものである。第1
図には、この発明を明瞭に示すために、一方の印
刷胴1のみが示されており、その上側に他方の印
刷胴が配置されているものとする。
印刷胴1の上側の面ほぼ中央には、例えば耐油
性のゴム材から成る断面略L字形の検知部材2が
接触しており、この検知部材2は支持シヤフト3
にて支持されている。支持シヤフト3の一端は輪
転謄写機のフレーム(図示しない)にて枢支され
ており、印刷胴1の回転により検知部材2の接触
面に生じる摩擦によつて検知部材2が移動した場
合に、その移動に伴つて支持シヤフト3が揺動す
るようになつている。支持シヤフト3の他端部に
は、検知部材2にかかる引張力と反対の方向にば
ね力が作用するように、引張ばね4が取り付けら
れている。引張ばね4の反対側にはマイクロスイ
ツチ5が支持シヤフト3から所定の距離を置いて
フレームに固定されており、検知部材2が一定距
離移動すると、支持シヤフト3がこのマイクロス
イツチ5のレバー6を押すようになつている。
このように構成されたこの発明のインキ量検出
装置においては、印刷胴1上にインキが十分にあ
る場合に、検知部材2と印刷胴1との間に生じる
摩擦は小さく、引張ばね4により検知部材2はそ
のままの位置にて保持される。印刷胴1上のイン
キ量が減少してくると、検知部材2に作用する摩
擦による引張力が増大し、引張ばね4のばね力と
つり合うまで検知部材2が移動する。インキが必
要量以下になると、支持シヤフト3の端部がマイ
クロスイツチ5のレバー6を押し、スイツチが入
る。
このマイクロスイツチ5がインキ補給装置に接
続されているものとすれば、レバー6が押される
と同時に自動的に不足分のインキが補給される。
また、マイクロスイツチ5をインキ不足表示装置
に接続したならば、使用者にインキが不足したこ
とを知らせることもできる。
尚、検知部材2は、印刷胴1と常に一定の接触
面積が得られるように、第2図に示される如く、
支持シヤフト3に回動可能に取り付けられると効
果的である。
また、検知部材2の後ろ側にインキ練りローラ
を1本入れることにより、検知部材2の通過箇所
のインキの薄れを解消し、検知部材2の前側にイ
ンキ練りローラを配置することにより、印刷イメ
ージの有無に拘わらずインキ量を確実に検知でき
る。
図面の第3図にはこの発明に従つたインキ量検
出装置の別の実施例が示されている。この実施例
における輪転謄写機は単胴式で、インキが印刷胴
10の内面に塗布されるようになつている。従つ
て、このような単胴式の輪転謄写機においては、
検知部材2は印刷胴10の内面に接するように配
置され、印刷胴10の内側を貫通している支持シ
ヤフト11にて支持されている。この実施例で
は、支持シヤフト11は印刷胴10の軸12に揺
動可能に支持されている。
支持シヤフト11の一端には引張ばね4が取り
付けられ、印刷胴10の回転による摩擦で検知部
材2が移動した場合に、支持シヤフト11がこの
引張ばね4に抗して検知部材2と共に動くように
なつており、また、引張ばね4の反対側にはマイ
クロスイツチ5が設置され、インキ量が不足した
際に支持シヤフト11がこのマイクロスイツチ5
のレバー6を押すようになつていることは、先の
実施例と全く同様である。
上記2つの実施例においては、検知部材2は支
持シヤフト3,12の中央に1個だけ設けるとし
ているが、複数個の検知部材を用いることは当然
可能であり、第4図の如き印刷胴の端から端まで
あるような幅の広い検知部材2′を用いることも
できる。
また、これら実施例ではマイクロスイツチ5が
一定の位置に固定されているが、インキ量が不足
した時点での印刷胴1,10の回転数と検知部材
2作用する引張力との関係は、回転数が増加する
に従つて引張力が増えるので、印刷胴1,10の
回転数を変えることのできる輪転謄写機の場合に
は、マイクロスイツチ5が一定の位置にあるとイ
ンキ量が十分あるにも拘わらず、そのレバー6が
押されてしまうことがある。
そこで、このような場合には、第5図のよう
に、マイクロスイツチ5をラツク15に固定し、
ラツク15と噛み合うピニオン16を印刷胴の回
転速度制御用のスピードボリユーム(図示しな
い)に連動させ、スピードボリユームの物理的変
位量で、印刷胴の回転速度の増加と共に支持シヤ
フト3からマイクロスイツチ5を適宜遠ざけるよ
うにしておくことが考えられる。
更にまた、検知部材2の移動量を検出する検出
器はマイクロスイツチ5に限らず、第6図のよう
にポテンシヨンセンサ20を用いてもよく、第7
図の如く、スリツトが等間隔に形成された検出板
21を支持シヤフト3に取り付け、通過したスリ
ツトの数を光センサ22により計測して検出板2
1の動き、即ち検知部材2の動きを検出するよう
にしたもの等でもよい。これら第6,7図に示さ
れる検出器では、検出されたデータをマイクロコ
ンピユータ等の制御装置に送り込み、印刷胴の回
転数や、インキの粘性が温度により変化すること
から温度データ等と共に演算処理させることによ
り、印刷胴上のインキ量を正確に求めることがで
きる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、印刷胴上の
インキ量の減少を確実に検出することができ、イ
ンキが必要量以下になつた際に、使用者にインキ
補給時を知らせ、或は自動的にインキを補給する
ことができ、常に安定した印刷物を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を複胴式の輪転謄写機に適用
したところを示す概略説明図、第2図は支持シヤ
フトと検知部材の取付けの一例を示す部分斜視
図、第3図はこの発明を単胴式の輪転謄写機に適
用したところを示す概略説明図、第4図は別の構
成の検知部材を示す斜視図、第5図はマイクロス
イツチを印刷胴の回転数に応じて移動させるため
の手段を示す概略説明図、第6,7図は、夫々、
別の検出器を示す概略説明図である。 図中、1,10…印刷胴、2,2′…検知部材、
3,11…支持シヤフト、4…引張ばね、5…マ
イクロスイツチ、6…レバー、15…ラツク、1
6…ピニオン、20…ポテンシヨンセンサ、21
…検出板、22…光センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 印刷胴にインキ層を介して接触すると共に該
    印刷胴の回転によつて生ずる摩擦による引張力に
    応じて一定量移動するようになつている検知部材
    と、該検知部材の移動量を検出する検出器とから
    成り、該検知部材の移動量により印刷胴上のイン
    キ量を検出するようにしたことを特徴とする輪転
    謄写機のインキ量検出装置。
JP60124205A 1985-06-10 1985-06-10 輪転謄写機のインキ量検出装置 Granted JPS61283585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60124205A JPS61283585A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 輪転謄写機のインキ量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60124205A JPS61283585A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 輪転謄写機のインキ量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61283585A JPS61283585A (ja) 1986-12-13
JPH0415742B2 true JPH0415742B2 (ja) 1992-03-18

Family

ID=14879589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60124205A Granted JPS61283585A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 輪転謄写機のインキ量検出装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2853042B2 (ja) * 1988-05-20 1999-02-03 日清紡績株式会社 昇華型感熱転写受像紙
JP2008126466A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Tohoku Ricoh Co Ltd インキ検知装置、インキ検知方法、インキ補給装置および印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61283585A (ja) 1986-12-13

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