JPH04157118A - 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 - Google Patents
方向性けい素鋼板の熱間圧延方法Info
- Publication number
- JPH04157118A JPH04157118A JP27764990A JP27764990A JPH04157118A JP H04157118 A JPH04157118 A JP H04157118A JP 27764990 A JP27764990 A JP 27764990A JP 27764990 A JP27764990 A JP 27764990A JP H04157118 A JPH04157118 A JP H04157118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- slab
- hot
- finish
- edge part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 50
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 2
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 abstract description 9
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 7
- 238000001953 recrystallisation Methods 0.000 abstract description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 abstract description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 238000007688 edging Methods 0.000 abstract 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract 2
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000009205 Tinnitus Diseases 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 238000007712 rapid solidification Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B3/00—Rolling materials of special alloys so far as the composition of the alloy requires or permits special rolling methods or sequences ; Rolling of aluminium, copper, zinc or other non-ferrous metals
- B21B3/02—Rolling special iron alloys, e.g. stainless steel
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、方向性けい素鋼板の熱間圧延方法に関し、
とくに粗圧延段階においてシートパーエツジ部の結晶粒
を効果的に微細化することにより、仕上げ圧延段階にお
ける耳割れ等の発生を防止しようとするものである。
とくに粗圧延段階においてシートパーエツジ部の結晶粒
を効果的に微細化することにより、仕上げ圧延段階にお
ける耳割れ等の発生を防止しようとするものである。
(従来の技術)
一方向性けい素鋼板は、主に変圧器や発電機の鉄心材料
として使用され、磁束密度が高く、かつ鉄損が低いこと
が必要とされる。
として使用され、磁束密度が高く、かつ鉄損が低いこと
が必要とされる。
ところで近年、省エネルギーに対する強い要請を反映し
て、特性の優れた方向性けい素鋼板の安価な供給が強く
望まれており、製造コストを如何に低減させるかが重要
な課題となっている。
て、特性の優れた方向性けい素鋼板の安価な供給が強く
望まれており、製造コストを如何に低減させるかが重要
な課題となっている。
磁気特性に優れた方向性けい素鋼板を得るには、基本的
に(110) <00b方位いわゆるゴス方位に高度に
集積した2次再結晶組織を得ることが必要とされる。ゴ
ス方位の2次再結晶粒を発達させるためには、1次再結
晶粒の成長を適切に抑制する分散析出相いわゆるインヒ
ビターの存在が必要であり、かようなインヒビターとし
てMnSe、 MnSおよびAINなどが一般的に利用
されている。この場合、熱延に先立つスラブ加熱時にM
nSe+ MnSなどを十分に解離固溶させたのち、適
切な条件で熱間圧延についで冷却を行うことによって微
細かつ均一に分散析出させることが非常に重要であり、
ががるMnSe、 MnS等の解離固溶のために、最近
では1400℃以上の高いスラブ加熱温度が必要とされ
ている。
に(110) <00b方位いわゆるゴス方位に高度に
集積した2次再結晶組織を得ることが必要とされる。ゴ
ス方位の2次再結晶粒を発達させるためには、1次再結
晶粒の成長を適切に抑制する分散析出相いわゆるインヒ
ビターの存在が必要であり、かようなインヒビターとし
てMnSe、 MnSおよびAINなどが一般的に利用
されている。この場合、熱延に先立つスラブ加熱時にM
nSe+ MnSなどを十分に解離固溶させたのち、適
切な条件で熱間圧延についで冷却を行うことによって微
細かつ均一に分散析出させることが非常に重要であり、
ががるMnSe、 MnS等の解離固溶のために、最近
では1400℃以上の高いスラブ加熱温度が必要とされ
ている。
スラブを高温加熱すればインヒビターが十分に固溶し、
特性が向上することば良く知られているところであって
、この点に関しこれまで多大の努力が払われてきた。し
かしながら一方で、インヒビターを完全固溶させるため
にスラブを高温に長時間保持した場合には、スラブ結晶
粒の異常成長を誘発し、この粗大化した結晶粒は熱間圧
延においても十分には再結晶しないので、粗い結晶粒を
残したままとなり、しばしばホットコイルの耳部の割れ
に代表される耳きずの原因となっていた。
特性が向上することば良く知られているところであって
、この点に関しこれまで多大の努力が払われてきた。し
かしながら一方で、インヒビターを完全固溶させるため
にスラブを高温に長時間保持した場合には、スラブ結晶
粒の異常成長を誘発し、この粗大化した結晶粒は熱間圧
延においても十分には再結晶しないので、粗い結晶粒を
残したままとなり、しばしばホットコイルの耳部の割れ
に代表される耳きずの原因となっていた。
かかるホットコイルの耳きずは、次工程の冷間圧延で破
断の原因となるので、冷間圧延前にその耳きず部を除去
しなければならず、歩留りを大きく低下させ、製造コス
トアップの主因となっていた。
断の原因となるので、冷間圧延前にその耳きず部を除去
しなければならず、歩留りを大きく低下させ、製造コス
トアップの主因となっていた。
上記した現象は、連続鋳造スラブの場合にとりわけ顕著
に見られるが、それは連鋳スラブの特徴である急冷凝固
に伴う柱状晶組織に起因している。
に見られるが、それは連鋳スラブの特徴である急冷凝固
に伴う柱状晶組織に起因している。
すなわち柱状晶組織は、通常の造塊材に比べて異常成長
し易いからである。しかもかかる粗大粒は、熱間粗圧延
の段階で大部分が再結晶し、細かい結晶粒となるのであ
るが、とくにエツジ部は水平ロールによる圧下が加えら
れても幅拡がりのために粗大粒として未再結晶のまま残
存するケースが多い。そしてこの粗大未再結晶粒は、靭
性に乏しいので熱間仕上げ圧延中においてこれが耳きず
となるのである。
し易いからである。しかもかかる粗大粒は、熱間粗圧延
の段階で大部分が再結晶し、細かい結晶粒となるのであ
るが、とくにエツジ部は水平ロールによる圧下が加えら
れても幅拡がりのために粗大粒として未再結晶のまま残
存するケースが多い。そしてこの粗大未再結晶粒は、靭
性に乏しいので熱間仕上げ圧延中においてこれが耳きず
となるのである。
かような耳きず防止策として、発明者らは先に、特開昭
60−145204号公報において、仕上げ圧延機の第
1スタンドの入側および/または出側において、エツジ
ヤ−ロールにより5〜40mm0幅圧下を加えることに
より、また特開昭61−71104号公報では、粗圧延
機の最終スタンド出側と仕上げ圧延機の第1スタンド入
側との間にエツジヤ−を配置して5〜60mmの幅圧下
を行うことにより、それぞれスラブエツジ部の形状を矯
正してエツジ部における再結晶を促進し、もって粗大未
再結晶粒の低減を図る方法を提案した。なお特開昭61
−71104号公報では、さらに仕上げ圧延前のシート
バー側面温度を1150〜1250℃とすることによっ
て、インヒビターの粗大析出の防止も図っている。
60−145204号公報において、仕上げ圧延機の第
1スタンドの入側および/または出側において、エツジ
ヤ−ロールにより5〜40mm0幅圧下を加えることに
より、また特開昭61−71104号公報では、粗圧延
機の最終スタンド出側と仕上げ圧延機の第1スタンド入
側との間にエツジヤ−を配置して5〜60mmの幅圧下
を行うことにより、それぞれスラブエツジ部の形状を矯
正してエツジ部における再結晶を促進し、もって粗大未
再結晶粒の低減を図る方法を提案した。なお特開昭61
−71104号公報では、さらに仕上げ圧延前のシート
バー側面温度を1150〜1250℃とすることによっ
て、インヒビターの粗大析出の防止も図っている。
しかしながら上記の方法によってスラブ側面を整形した
としても、必ずしも充分満足いく効果は得られず、仕上
げ圧延中にクランクが発生して、かえって大きな耳割れ
となる場合もあった。
としても、必ずしも充分満足いく効果は得られず、仕上
げ圧延中にクランクが発生して、かえって大きな耳割れ
となる場合もあった。
(発明が解決しようとする課a)
この発明は、上記した従来技術の改良に係り、従来より
も一層効果的に仕上げ圧延中におけるクラックの発生を
防止し、もって耳割れの発生を防止し得る方向性けい素
鋼板の熱間圧延方法を提案することを目的とする。
も一層効果的に仕上げ圧延中におけるクラックの発生を
防止し、もって耳割れの発生を防止し得る方向性けい素
鋼板の熱間圧延方法を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
まずこの発明の解明経緯について説明する。
さてインヒビターの完全固溶のためには、1400〜1
450℃程度の高温域での加熱を必要とするが、かよう
な高温域での加熱はスラブ結晶粒の異常成長を誘発し、
この粗大化した結晶粒とくにエツジ部の結晶粒は熱間圧
延段階で十分には再結晶せず、粗大未再結晶として残存
して耳割れの原因となることは、前述したとおりである
。
450℃程度の高温域での加熱を必要とするが、かよう
な高温域での加熱はスラブ結晶粒の異常成長を誘発し、
この粗大化した結晶粒とくにエツジ部の結晶粒は熱間圧
延段階で十分には再結晶せず、粗大未再結晶として残存
して耳割れの原因となることは、前述したとおりである
。
それ故従来は、かかる粗大未再結晶粒の再結晶の促進を
図るために、粗圧延での幅圧下量を一定量確保し、かつ
粗圧延最終バス以降に幅圧下を施すなどの対策が講じら
れたが、十分な成果を得るまでには至らなかった。
図るために、粗圧延での幅圧下量を一定量確保し、かつ
粗圧延最終バス以降に幅圧下を施すなどの対策が講じら
れたが、十分な成果を得るまでには至らなかった。
そこで発明者らは、この原因について検討を重ねたとこ
ろ、耳割れの発生は高温域での幅圧下量と強い相関があ
ることの知見を得た。
ろ、耳割れの発生は高温域での幅圧下量と強い相関があ
ることの知見を得た。
すなわち1300℃以上の高温域で30IIIII以上
の幅圧下を施すと、加熱後粗大に成長した結晶粒界に割
れが発生し、それを起点として仕上げ圧延中にクラック
が発生することを突き止めたのである。
の幅圧下を施すと、加熱後粗大に成長した結晶粒界に割
れが発生し、それを起点として仕上げ圧延中にクラック
が発生することを突き止めたのである。
この発明は、上記の知見に立脚するものである。
すなわちこの発明は、Si : 2.5〜4.0wt%
(以下単に%で示す)を含有するけい素鋼用の連続鋳造
スラブを、1400℃以上の温度に加熱し、その後粗圧
延ついで仕上げ圧延と続く熱間圧延を施して方同性けい
素鋼用熱延板を製造するに際し、スラブ温度が1300
℃以上の熱間粗圧延段階において10〜30mmの幅圧
下を加えると共に、仕上げ圧延に先立ってシートバーエ
ツジ部を加熱し、仕上げ圧延後の該エツジ部の温度を8
00℃以上にすることからなる方向性けい素鋼板の熱間
圧延方法である。
(以下単に%で示す)を含有するけい素鋼用の連続鋳造
スラブを、1400℃以上の温度に加熱し、その後粗圧
延ついで仕上げ圧延と続く熱間圧延を施して方同性けい
素鋼用熱延板を製造するに際し、スラブ温度が1300
℃以上の熱間粗圧延段階において10〜30mmの幅圧
下を加えると共に、仕上げ圧延に先立ってシートバーエ
ツジ部を加熱し、仕上げ圧延後の該エツジ部の温度を8
00℃以上にすることからなる方向性けい素鋼板の熱間
圧延方法である。
(作 用)
この発明において、スラブ加熱温度を1400℃以上(
好ましくは1450℃以下)としたのと、インヒビター
成分を完全に固溶させるためである。
好ましくは1450℃以下)としたのと、インヒビター
成分を完全に固溶させるためである。
ついで上記のスラブ加熱で粗大化した結晶粒の微細化、
とくにエツジ部の微細化を図るべく、幅圧下を施すわけ
であるが、二〇幅圧下は、スラブ温度が1300℃以上
の段階で施す必要がある。というのはスラブ温度が13
00℃を下回ると、前述したとおり、インヒビターの析
出が始まって粗大未再結晶粒の粒界にクラックが発生し
易くなるからである。
とくにエツジ部の微細化を図るべく、幅圧下を施すわけ
であるが、二〇幅圧下は、スラブ温度が1300℃以上
の段階で施す必要がある。というのはスラブ温度が13
00℃を下回ると、前述したとおり、インヒビターの析
出が始まって粗大未再結晶粒の粒界にクラックが発生し
易くなるからである。
次にかかる高温での幅圧下における圧下量であるが、か
ような高温域において余りに高い圧下を加えるとかえっ
て粒界割れが発生する。
ような高温域において余りに高い圧下を加えるとかえっ
て粒界割れが発生する。
従って上記の幅圧下における圧下量の上限は、かよ゛う
な粒界割れ発生のおそれがない30mmに制限した。と
はいえ圧下量が101に満たないとスラブエツジ部に再
結晶をさせるに足る歪みを導入できず、粗大粒が残存す
ることになるので、少なくともl Qmm以上の幅圧下
を加えるものとした。
な粒界割れ発生のおそれがない30mmに制限した。と
はいえ圧下量が101に満たないとスラブエツジ部に再
結晶をさせるに足る歪みを導入できず、粗大粒が残存す
ることになるので、少なくともl Qmm以上の幅圧下
を加えるものとした。
上記のような幅圧下を含む粗圧延の後、仕上げ圧延に供
するわけであるが、この仕上げ圧延に先立ち、シートバ
ーのエツジ部を加熱し、仕上げ圧延後のエツジ部の温度
が、800℃以上好ましくは850℃以上になるように
することが肝要である。
するわけであるが、この仕上げ圧延に先立ち、シートバ
ーのエツジ部を加熱し、仕上げ圧延後のエツジ部の温度
が、800℃以上好ましくは850℃以上になるように
することが肝要である。
というのはエツジ部の温度が800℃を下回ると、双晶
が発生して延性の急激な劣化を招くからである。
が発生して延性の急激な劣化を招くからである。
第1図に、けい素鋼スラブの温度と延性との関係につい
て調べた結果を示す。
て調べた結果を示す。
同図より明らかなように、温度が800℃未満では双晶
の発生により、延性が急激に低下している。
の発生により、延性が急激に低下している。
(実施例)
Si : 3.2%を含有する組成になるけい素鋼用ス
ラブを、1420℃に加熱した後、スラブ温度が135
0℃のとき粗圧延の第1パスにおいて種々の圧下量で幅
圧下を行った。なお仕上げ圧延終了後におけるシートバ
ーのエツジ部の温度は790℃であった。
ラブを、1420℃に加熱した後、スラブ温度が135
0℃のとき粗圧延の第1パスにおいて種々の圧下量で幅
圧下を行った。なお仕上げ圧延終了後におけるシートバ
ーのエツジ部の温度は790℃であった。
ついで一部については、そのまま仕上げ圧延に供した。
また他の一部については、仕−ヒげ圧延入側に設置した
シードバーエツジヒーターをONにし、仕上げ圧延を施
した。ここに仕上げ圧延後のエツジ部温度は830℃で
あった。
シードバーエツジヒーターをONにし、仕上げ圧延を施
した。ここに仕上げ圧延後のエツジ部温度は830℃で
あった。
かくして得られた熱延板の耳割れ発生状況について調査
した結果を第2図(シードバーエツジヒーター不使用)
および第3図(シードバーエツジヒーター使用)に示す
。
した結果を第2図(シードバーエツジヒーター不使用)
および第3図(シードバーエツジヒーター使用)に示す
。
第2図から明らかなように、シードバーエツジヒーター
を使用せず仕上げ圧延を行ったもの(仕上げ圧延後のエ
ツジ部温度=790℃)は、粗圧延第1パスの幅圧下量
がlO〜301111の適正な場合であっても、耳割れ
を完全に無くすことはできなかった。
を使用せず仕上げ圧延を行ったもの(仕上げ圧延後のエ
ツジ部温度=790℃)は、粗圧延第1パスの幅圧下量
がlO〜301111の適正な場合であっても、耳割れ
を完全に無くすことはできなかった。
これに対し、第3図に示したとおり、粗圧延の第1パス
において適正量の幅圧下を加え、かつ仕上げ圧延に先立
ってシートバーエツジ部を加熱した場合には、熱延板に
おける耳割れの発生を完全に無くすことができた。
において適正量の幅圧下を加え、かつ仕上げ圧延に先立
ってシートバーエツジ部を加熱した場合には、熱延板に
おける耳割れの発生を完全に無くすことができた。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、熱間圧延における耳割れの
発生を完全に防止することができ、従って製造コストの
無用のアップを効果的に回避することができる。
発生を完全に防止することができ、従って製造コストの
無用のアップを効果的に回避することができる。
第1図は、けい素鋼板の温度と延びとの関係を示したグ
ラフ、 第2図は、シードバーエツジヒーター不使用の場合にお
ける粗圧延第1バスの幅圧下量と耳割れ深さとの関係を
示したグラフ、 第3回は、シードバーエツジヒーター使用の場合におけ
る粗圧延第1バスの幅圧下量と耳割れ深さとの関係を示
したグラフである。 第1図 flL/!(℃) 第2図
ラフ、 第2図は、シードバーエツジヒーター不使用の場合にお
ける粗圧延第1バスの幅圧下量と耳割れ深さとの関係を
示したグラフ、 第3回は、シードバーエツジヒーター使用の場合におけ
る粗圧延第1バスの幅圧下量と耳割れ深さとの関係を示
したグラフである。 第1図 flL/!(℃) 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Si:2.5〜4.0wt%を含有するけい素鋼用
の連続鋳造スラブを、1400℃以上の温度に加熱し、
その後粗圧延ついで仕上げ圧延と続く熱間圧延を施して
方向性けい素鋼用熱延板を製造するに際し、 スラブ温度が1300℃以上の熱間粗圧延段階において
10〜30mmの幅圧下を加えると共に、仕上げ圧延に
先立ってシートバーエッジ部を加熱し、仕上げ圧延後の
該エッジ部の温度を800℃以上にすることを特徴とす
る方向性けい素鋼板の熱間圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27764990A JP3234594B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27764990A JP3234594B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157118A true JPH04157118A (ja) | 1992-05-29 |
JP3234594B2 JP3234594B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17586368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27764990A Expired - Fee Related JP3234594B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234594B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020129944A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 新日本理化株式会社 | 流体軸受用潤滑油基油 |
CN114632818A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-06-17 | 安阳钢铁股份有限公司 | 一种减少取向硅钢热轧边裂的工艺方法 |
WO2022250111A1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-01 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
WO2022250112A1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-01 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP27764990A patent/JP3234594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020129944A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 新日本理化株式会社 | 流体軸受用潤滑油基油 |
WO2022250111A1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-01 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
WO2022250112A1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-01 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP7197069B1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-27 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP7239077B1 (ja) * | 2021-05-28 | 2023-03-14 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
CN114632818A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-06-17 | 安阳钢铁股份有限公司 | 一种减少取向硅钢热轧边裂的工艺方法 |
CN114632818B (zh) * | 2022-03-14 | 2023-12-05 | 安阳钢铁股份有限公司 | 一种减少取向硅钢热轧边裂的工艺方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3234594B2 (ja) | 2001-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5813606B2 (ja) | ジキトクセイノ キワメテ スグレタ イツホウコウセイケイソコウタイバンノ セイゾウホウホウ | |
EP0357800B1 (en) | Process for producing nonoriented silicon steel sheet having excellent magnetic properties | |
EP0019289B1 (en) | Process for producing grain-oriented silicon steel strip | |
JPH04157118A (ja) | 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 | |
JPH08253816A (ja) | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
KR0169734B1 (ko) | 자기특성이 우수한 1 방향성 규소강판의 제조방법 | |
JPH08269571A (ja) | 一方向性電磁鋼帯の製造方法 | |
JPH062907B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2804381B2 (ja) | 長手方向の磁気特性が均一な方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JPH036842B2 (ja) | ||
JP3849146B2 (ja) | 一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JPH0739610B2 (ja) | 磁気特性の優れた方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JPH10226819A (ja) | 鉄損特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP4265054B2 (ja) | 表面性状に優れた熱延鋼板の製造方法 | |
JP2872404B2 (ja) | 磁気特性に優れた一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JP3301622B2 (ja) | 板幅方向に均一で優れた磁気特性を有する方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JP2612075B2 (ja) | 磁気特性及び表面性状の優れた一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JP3849310B2 (ja) | 耳割れのない方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2883224B2 (ja) | 磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH0249371B2 (ja) | ||
JPS643564B2 (ja) | ||
JP2536131B2 (ja) | 表面性状の優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JPH08253815A (ja) | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2612074B2 (ja) | 磁気特性及び表面性状の優れた一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JP3527276B2 (ja) | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |