JPH04156933A - 界面活性剤 - Google Patents

界面活性剤

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JPH04156933A
JPH04156933A JP2280188A JP28018890A JPH04156933A JP H04156933 A JPH04156933 A JP H04156933A JP 2280188 A JP2280188 A JP 2280188A JP 28018890 A JP28018890 A JP 28018890A JP H04156933 A JPH04156933 A JP H04156933A
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surfactant
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Application number
JP2280188A
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Inventor
Mitsuo Okahara
岡原 光男
Yoji Nakatsuji
洋司 中辻
Hiroshi Kawasaki
宏 川崎
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、界面活性剤に関し、さらに詳しく言うと、本
発明は、親油基部に特定の構造を有する新しいタイプの
界面活性剤であって、臨界ミセル濃度(cmc)が低く
、表面張力低下能に優れ、クラフト点か低い等の優れた
界面特性を示し、また、化学的安定性にも優れ、たとえ
ば、切削油、圧延油添加剤、トナー用添加剤等、あるい
は、繊維処理剤、エレクトロニクス用潤滑油添加剤など
の各種界面活性剤の利用分野に好適に使用することがで
きる界面活性剤に関する。
[従来技術と発明が解決しようとする課1i1従来、界
面活性剤としては、親油基および親水基の種類や組合せ
に応じて各種のものが知られており、親水基のイオン的
な性格によって、アニオン系、カチオン系、両性イオン
系および非イオン系に分類される。
たとえば、アニオン系界面活性剤として、親木基が−C
00−である高級脂肪酸ナトリウム等のセッケン類など
、親水基が一08O!−であるアルキル硫酸ナトリウム
等の硫酸エステル塩など、親木基が一5O3−であるア
ルカンスルホン酸ナトリウム。
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等のスルホン酸塩など、あるい
は、親木基が−opo、”−であるアルキルリン酸ナト
リウム等のリン酸エステル塩などがある。
一方、カチオン系界面活性剤として、I!水基が、タト
エハ、−N”(CH3)J”X−(ただし、R。
は、メチル基等のアルキル基、ベンジル基などを表わし
、X−はハロゲン化物イオン、R3(h−等を表わす、
)であるアルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキル
ベンジルジメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチル
アンモニウム塩などがある。
また、両性界面活性剤としては、親木基が、たとえば、
−CH(N”R’″、)(COOつ(R”はメチル基等
のアルキル基などを表わす−) 、−N”(C113)
*(C)ItCOO−)であるアルキルベタイン系の界
面活性剤、また、アルキルタエチレントリアミノ酢酸・
塩酸塩などがある。
さらに、非イオン系界面活性剤としては、たとえば、ア
ルキルポリオキシエチレンエーテル、アルキルカルボニ
ルオキシポリオキシエチレン、p−アルキルフェニルポ
リオキシエチレンエーテルなどかある。
一方、界面活性剤の親油基には、上記の例にも見るよう
に、多くの場合、アルキル基か用いられるが、このアル
キル基としては、従来、第二級アルキル基(たとえば、
第二級アルキル硫酸ナトリウム等)の場合もあるが、は
とんどか直鎖状のものか使用されている点か注目される
このアルキル基の長さは、親木基と親油基とのバランス
等を考慮して選定されており、たとえば、アルキル硫酸
ナトリウムやアルキルスルホン酸ナトリウムなとては炭
素数か12程度から18程度までのものか多用され、ま
た、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のように
該アルキル基と親木基の間に他の基(スペーサー)を設
けるものについては、そのスペーサーの炭素数や構造に
よってはより低級のアルキル基(たとえば、炭素数か8
程度から12程度のもの)も常用される。
こうした各種の界面活性剤は、用途に応してそれぞれ適
宜に利用されている。
しかしながら、これら従来の界面活性剤は、用途によっ
てはその界面物性や安定性等の特性か不十分となったり
、使用条件か制限されるという問題かある。
尺体的には、たとえばn−ドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)等の、直鎖状アルキル基を親油基として有する従
来のアルキル系界面活性剤は、表面張力低下能、臨界ミ
セル濃度(cmc)、クラフト点などの点において、ま
た、化学的安定性の点ても、未だ十分とは言い難く、実
際、これらの特性に厳しい条件か要求される利用分野、
たとえば、切削油、圧延油添加剤、トナー用添加剤など
に使用する場合には、その使用条件か必然的に限定され
るなどの問題点かあった。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものである。
本発明の目的は、表面張力低下能か大きく、しかも、分
子全体の親油性と親水性とかバランスしていて、臨界ミ
セル濃度(cmc)か低く、クラフト点か低いなどの優
れた界面物性を示し、また、化学的安定性等にも優れて
おり、広範囲の分野において、広範囲の条件て好適に使
用することかできるなどの利点を有する実用上著しく有
用な界面活性剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 本発明者らは、前記問題点を解決すべく、主として親油
基に用いるアルキル基の骨格構造と界面活性剤の物性と
の関係に着目しつつ、鋭意研究を重ねた。
たとえば、出光石油化学■において工業化されて、工業
生産されている飽和脂肪族第三級カルボン酸を主成分と
するカルボン酸混合物(エフアシッド9、エフアシッド
13など)から第三級アルキルカルボニル基(以下、こ
れを第三級アシル基と称すことかある。)を有する各種
のイオン系界面活性化合物あるいは非イオン系界面活性
化合物もしくはその混合物を合成し、その界面活性剤と
しての諸物性を調べた。
その結果、こうした第三級アシル基含有界面活性剤、す
なわち、親油基に第三級アルキル基を持ち、かつ、該第
三級アルキル基をアシル基の形て有する界面活性化合物
からなる界面活性剤か前記目的を満足する優れた界面活
性剤であることを見出した。
本発明者らは、主としてこれらの知見に基づいて本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明は、親油基もしくは親油基側に、次の
一般式(I) ^ (たたし5式(I)中のRtは次の一般式(II)青・ [たたし、式(U)中の、R’ 、R2gよびR’はそ
れぞれ炭素数1〜10のアルキル基を表し。
R’ 、R”およびR3は互いに同一であっても相違し
ていてもよい。] て表される脂肪族第三級アルキル基である。)で表され
るアシル基を有する界面活性化合物からなることを特徴
とする界面活性剤に係る。
本発明の界面活性剤は、前記界面活性化合物の一種単独
化合物てあっても、二種以上の混合物てあってもよく、
また、前記界面活性化合物の一種または二種以上の混合
物を主成分として含有するところの、他の成分との混合
物てあってもよい。
本発明の界面活性剤もしくはその成分として使用する前
記界面活性化合物は、その親油基として、好ましくは、
後述のようにその親油基の末端部分に、前記一般式(n
)て表される脂肪族第三級アルキル基を前記一般式(I
)て表される第三級アシル基(脂肪族第三級アルキルカ
ルボニル基)の形で有することを特徴としている。
前記一般式(n)て表される前記脂肪族第三級アルキル
基(すなわち、一般式(I)のRt)において Bt、
RtおよびR3は、各々、炭素数1〜10のアルキル基
であるが、このアルキル基(R1、R2およびR:I)
は、直鎖状のアルキル基てもよく、また分岐したアルキ
ル基てあってもよい。
前記アルキル基(R1、R’およびRコ)の具体例とし
ては、炭素数が1の場合はメチル基、炭素数か2の場合
はエチル基、炭素数が3の場合はn−プロピル基および
イソプロピル基、炭素数が4の場合はれ一ブチル基、イ
ソブチル基、5ec−ブチル基およびtert−ブチル
基、炭素数か5の場合はn−ベンチール基、2−メチル
ブチル基、2−エチルプロピル基、3−メチルブチル基
、2,2−ジメチルプロピル基、2.3−ジメチルプロ
ピル基、4−メチルブチル基およびネオペンチル基を挙
げることかてきる。炭素数か6傭の場合は、n−ヘキシ
ル基などの異性体が17種あり、炭素数か7個の場合は
、n−ヘプチル基などの異性体か39種あり、炭素数が
8個の場合はn−オクチル基などの異性体が85種あり
、炭素数が9傭の場合はn−ノニル基などの異性体が2
06種あり、炭素数が10個以上になると異性体数か急
増するので、炭素数か6個以上であるアルキル基の具体
的例の記載を省略する。
前記一般式(■)において、R1,RffiおよびR3
は、互いに同し種類のアルキル基てあってもよく、また
異なるものてあってもよい。
したかって、前記一般式(I)て表されるRtCO−す
なわちR’ R” R3C−Co−は。
R1,1(2およびR3の種類および組合せに応して、
炭素数が5以上の各種の第三級アルキルカルボニル基か
ら選択することかてきる。
本発明において、前記第三級アルキルカルボニル基(R
tCo−)の炭素数もしくは炭素数の範囲は、使用する
親木基の種類や前記第三級アルキルカルボニル基と親木
基の間の中間基(以下、この中間基をスペーサーと称す
ことかある。)の種類等に応じて異るので一律に定める
ことかできないが、−船釣には、5〜2N、好ましくは
7〜1フの炭素数範囲から選択される。なお、前記第三
級アルキルカルボニル基の炭素数もしくは炭素数の範囲
は、使用する親水基やスペーサーの種類等に応じて、分
子全体の親油性と親水性とのバランス等を考慮して適宜
に選定される。
また、原料事情等の点からみると、後述のように出光石
油化学■において工業化され、生産されている飽和脂肪
族第三級カルボン酸(たとえば、エフアシッド9やエフ
アシッド13.あるいはその成分)から安価に大量に生
産できるなどの点から、通常、炭素数が8〜14程度の
第三級アルキルカルボニル基が好ましく、特に、ter
t−オクチルカルボニル基、tert−t’デシルカル
ボニル基などが好ましい。
本発明において、前記界面活性化合物に使用する親木基
としては、特に制限はなく、公知の界面活性化合物に使
用される各種の親木基を適宜に使用することがてきる。
この親木基としては、たとえば、−COOM(Mは、ア
ルカリ金属を表す、以下、同様、)等の強電解性金属カ
ルボキシレート型親水基(好ましくは−COONa)、
−05Oi M等の硫酸塩型親水基(好ましくは、−0
S 03 N a )、−S 03M等のスルホン酸塩
型親木基(好ましくは、−5oil Na)、 −〇P
Os M黛等のリン酸塩型親水基(好ましくは、N a
 a[yJ親水基)など各種ア、ニオン系の親木基、た
とえば、後述のアンモニウムハライド残基等のアンモニ
ウム塩型親水基などの各種カチオン系の親木基、たとえ
ば、後述の両性イオン系残基等の各種ベタイン系の親木
基や、ジエチレントリアミノ酢酸・塩酸塩型の親木基な
どの各種両性イオン系のもの、および、たとえば、後述
のポリオキシエチレンエーテル系の基における水酸基も
しくはこれを含有する親木基、その他に非イオン性酸素
含有基などの各種非イオン系の親木基などを挙げること
かできる。
これらの中ても、後に例示する各種の親木基などが好ま
しく使用される。
本発明における前記界面活性化合物は、前記第三級アル
キルカルボニル基と前記親木基とを直接結合させた形て
構成することかてきる(たたし、−COONaのように
親木基の結合末端にカルボニル基を有する場合には、脂
肪族第三級アルキル基を前記親水基のカルボニル基に結
合させて、青・ てきる。)が、通常は、分子全体の親油性と親木性との
バランス等をより一層好適にするために、前記第三級ア
ルキルカルボニル基と前記親木基の間に適当な中間基(
スペーサー)を設けることか好ましい。
前記スペーサーとしては、特に制限はなく、本発明の目
的に支障のないものてあれば、どのようなものとしても
よく、たとえば、アルキレン基、アリレン基、それらの
組合せ等による各種炭化水素基、モノまたはポリオキシ
アルキレン基、モノまたはポリオキシアリレン基、モノ
またはポリアミノアルキレン基、あるいはこれらの組合
せ等による各種のへテロ原子含有基などの各種の基を含
有させることかできる。なお、これらのスペーサーは、
その全体または部分が、前記第三級アルキルカルボニル
基と共に親油性基と見なされるものとしてもよいし、ま
た、説明上、前記親木基とは別のものとして分類してい
るが、事実上は前記親水基と共に親木性基として見なさ
れるものとしてもよく、いずれでもよい。
本発明の界面活性剤それ自体もしくはその成分として使
用する前記界面活性化合物は、前記各種の第三級アルキ
ルカルボニル基(RtCO−)と前記各種の親木基、好
ましくはこれらと前記各種のスペーサーを適宜に含有す
る形で多種多様なものとして構成することができる。
このような多種多様な界面活性化合物の中ても、特に好
適なものとして、以下に示す一般式(m)で表される界
面活性化合物や!般式(VI)で表される界面活性化合
物を挙げることかてきる。
すなわち、本発明の界面活性剤の中でも、次の一般式(
m) 冒 Rt−C−Y−Q−Z      (m)(ただし、式
(m)中の、Rtは前記式(I)中のRtと同様の意味
を表し、Yは一〇−または−NH−を表し、Qは=(C
H2)n−[ただし、nは1〜20の整数である。]、
アリレン基またはアルキレンアリレン基を表し、Zは、
−SO,M、−050,M、−COOM [ただし、M
はアルカリ金属を表す。]、次の一般式[たたし、式(
IV)中の、R4およびR5は、各々、炭素数1〜4の
アルキル基を表し、R6は炭素数1〜4のアルキル基ま
たは炭素数7〜9のアラルキル基を表し、R4、R1お
よびR6は互いに同一てあっても相違していてもよく、
Xはハロゲン原子を表す、] て表されるアンモニウムハライド残基または次の一般式
(V) Rγ [たたし、式(V)中の、R7およびR8は。
各々、炭素数1〜4のアルキル基を表し、R7とR8と
は互いに同一てあっても相違していてもよく、R9は炭
素数1〜4のアルキレン基を表す、] て表される両性イオン残基を表す、) て表される界面活性化合物からなる界面活性剤、あるい
は、次の一般式(71) (I) (たたし、式(VI)中の、Rtは前記式(I)中のR
tと同様の意味を表し1mは1〜50の整数を表す、) て表される界面活性化合物からなる界面活性剤などが好
ましい。
ここで、前記一般式(III)および一般式(VI)中
のRtCO−とじては、前記各種のBt、BtおよびR
3からなる各種の第三級アルキルカルボニル基(R’ 
C−Co−)を挙げることがてき、Rコ 特に好ましい例としては、たとえば、後記の飽和脂肪族
第三級カルボン酸混合物(エフアシッド9、エフアシッ
ド13等)の主成分に対応するtert−オクチルカル
ボニル基、tert−ドデシルカルボニル基などを挙げ
ることかできる。
前記一般式(m)中のQか−(CH2)n−の場合、こ
の直鎖状のアルキレン基の炭素数nは通常、1〜20の
整数であるが、後述のようにアルキレングリコールを原
料として容易に合成できるなどの点から1通常、nが2
〜20.特に2〜12か好適である。さらに、この炭素
数nの好ましい範囲は、使用する第三級アルキルカルボ
ニル基、Yおよび親木基の種類等に応じて適宜に選定さ
れる。
たとえば、第三級アルキルカルボニル基がエフアシッド
9やエフアシッド13に由来する場合のように炭素数9
程度〜13程度の場合には、前記nは、通常、2〜20
、特に2〜12程度の範囲から選択するのが好ましい。
前記一般式(m)中のQとしての直鎖状アルキレン基[
−(CH2) 、、−1の具体例としては。
たとえば、メチレン基、ジメチレン基(1,2−エチレ
ン基)、トリメチレン基(1,3−プロピレン基)、テ
トラメチレン基(l、4−ブチレン基)、ペンタメチレ
ン基(1,5−ベンチレン基)、ヘキサメチレン基(l
、6−ヘキシレン基)などを挙げることができる。なあ
、炭素数nが7〜20のアルキレン基[−(CHt )
−−1の具体的な名称は、上記から明らかであるのでそ
の例示を省略する。
前記Qがアリレン基の場合、このアリレン基の具体例と
しては、たとえば、p−フェニレン基、m−フェニレン
基、メチルフェニレン基などを挙げることがてきる。こ
れらのアリレン基の中ても、特にp−フェニレン基が好
ましい。
前記Qがアルキレンアリレン基の場合、このアルキレン
アリレン基の具体例としては、たとえば、p−メチレン
フェニレン基、P−エチレンフェニレン’Is、p−ト
リメチレンフェニレン基などを挙げることかできる。こ
れらの中でも、炭素数か7〜9アルキレンアリレン基が
好適である。
前記一般式(m)の2が前記各種のアルカリ金属塩型親
水基(−3O! M、−0503Mまたは−COOM)
の場合、このアルカリ金属(M)としては、リチウム、
ナトリウム、カリウム、ルビジウムおよびセシウムを挙
げることができる。これらの中でも、通常、ナトリウム
およびカリウムか好ましく、特にナトリウムが好ましい
前記2か一般式(If)て表されるアンモニウムハライ
ド残基の場合、前記アンモニウムハライド残基における
R 4 、 RsおよびR6の具体例としては、前記例
示の各種のアルキル基のうち炭素数がl〜4のアルキル
基を挙げることができる。これらの中でも、メチル基お
よびエチル基等の低級アルキル基が好ましく、特に、メ
チル基が好ましい、また、R6は炭素数7〜9のアラル
キル基であってもよいが、このアラルキル基の具体例と
しては、たとえば、ペンシル基、フェネチル基、3−フ
ェニルプロピル基、p−メチルペンシル基などを挙げる
ことかできる。これらのアラルキル基の中でも、特に、
ヘンシル基等か好ましい。
なお、R’、R’およびR6は、互いに同し基てあって
よく、相違していてもよい。R’、R5およびR6の特
に好ましい組合せ例として、これらかいずれもメチル基
である場合およびR4およびR5かメチル基であり、か
つR6かペンシル基である場合などを挙げることかてき
る。
前記一般式(IV)中のXはハロゲン原子であるが、こ
のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素
原子およびヨウ素原子を挙げることかてきる。これらの
中ても、特に、塩素原子、ヨウ素原子等か好ましい。
前記Zか一般式(V)で表されるアンモニウムカルボキ
シレート型の両性イオン残基の場合、前記両性イオン残
基中のR7およびR8の具体例としては、前記例示のア
ルキル基のうち炭素数か1〜4のものを挙げることかて
きる。これらの中でも、メチルおよびエチル程度のアル
キル基か好ましく、特に、メチル基か好ましい。
また、R9としては、前記例示の各種のアルキレン基の
うち炭素数か1〜4のアルキレン基を挙けることかでき
る。これらの中ても、特に、メチレン基、エチレン基等
か好ましい。
なお、R7とR8は、互いに回し基であってよく、相違
していてもよい。R7,R8およびR9の特に好ましい
組合せの例として、R7とR8か共にメチル基てあり、
かつ、R9かメチレン基またはエチレン基である場合な
どを挙げることかてきる。
前記一般式(Vl)中のmは、1〜50の整数であるが
、このmの好ましい範囲は、前記第三級アルキルカルボ
ニル基(RtCO−)の種類等に応して適宜に選定され
る。
一般式(旧)で表される界面活性化合物の具体例として
は、使用するRt、Y(すなわち、−〇−または−NH
−)、QおよびZの種類および組合せによって各種の界
面活性剤、たとえば、下記一般式(■)て表わされる各
種のn−(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルカン
スルホン酸アルカリ金属塩、 〔たたし、式中、R’、R”、R:1.nおよびMは前
記と同様の意味を表わす。コ 下記一般式([)で表わされるp−(第三級アルキルカ
ルボニルアミノ)ベンゼンスルホン酸アルカリ金属塩、 [たたし、式中、R’ 、R2,R’、nおよびMは前
記と同様の意味を表わす。] 下記一般式(IX)て表わされる(n+1)−(!$三
級アルキルカルボニルアミノ)アルカン酸アルカリ金属
塩、 [たたし、式中、R’、R2,R’、nおよびMは、前
記と同様の意味を表わす。コ 下記一般式(X)て表わされるハロゲン化[トリアルキ
ル[n−(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルキル
]アンモニウム]、 (X) [たたし、式中、R’、R2,R’、n、R’、R5お
よびXは前記と同様の意味を表わし、R”は炭素数1〜
4のアルキル基を表わす。〕下記一般式(XI)て表わ
されるハロゲン化[アラルキルジアルキル[n−(第三
級アルキルカルボニルアミノ)アルキル]アンモニウム
]、(X[) [たたし、式中、R’、R’、R3,n、R’。
R5およびXは前記と同様の意味を表わし、R6bは炭
素数7〜9のアラルキル基を表わす。]下記一般式(X
I[)て表わされる[ジアルキル[n−(第三級アルキ
ルカルボニルアミノ)アルキル]アンモニオ]アセテー
ト、 ()OI) [たたし1式中、R’、R”、R’、n、RテおよびR
6は前記と同様の意味を表わす、]下記一般式031)
て表わされるrt−(第三級アルキルカルボニルオキシ
)アルキル硫酸アルカリ金属塩、 [たたし、式中、R’、R2,R″、nおよびMは前記
と同様の意味を表わす。] 下記一般式〇11i1)で表わされるハロゲン化[トリ
アルキル[n−第三級アルキルカルボニルオキシアルキ
ル]アンモニウム]、 (創 [たたし、式中、R’、R2,R’、n、R’、R5お
よびXは前記と同様の意味を表わし、R”は炭素数1〜
4のアルキル基を表わす、]などを挙げることかてきる
なお、一般式(m)て表される界面活性化合物のうち特
に好適なものの具体例としては、たとえば、後述の実施
例中に記載の、エフアシッド13から合成された、Rt
CO−とじて第三級ドデシルカルボニル基を有する化合
物、あるいは、これらに対応するエフアシッド・9から
誘導された、RtCO−として第三級オクチルカルボニ
ル基を有するそれぞれの化合物などを挙げることかてき
るが、これらに限定されるものではない。
一方、一般式(Vl)で表される界面活性化合物の具体
例としては、使用するRtの種類および/またはmの数
によって各種のものを挙げることかできる。
なお、一般式(vl)で表される界面活性化合物のうち
特に好適なものの具体例としては、たとえば、後述の実
施例中に記載の、エフアシッド13から誘導されたRt
CO−とじて第三級ドデシルカルボニル基を有する化合
物、あるいは、これに対応するエフアシッド9から誘導
されたRtCO−とじて第三級オクチルカルボニル基を
有する化合物などを挙げることができるが、これらに限
定されるものではない。
本発明の界面活性剤は、前記したように前記各種の界面
活性化合物一種単独それ自体であってもよく、二種以上
の前記界面活性化合物の゛混合物としてもよく、あるい
は前記界面活性化合物の一種または二種以上を主成分と
して含有するものてあれば、本発明の目的に支障のない
範囲で他の成分との混合物としてもよい。
すなわち、従来の界面活性剤は、しばしば、従来の界面
活性化合物の混合物あるいはこれに必要に応して添加成
分を含有させてなる組成物の形で使用されるが、本発明
の界面活性剤もこうした混合物もしくは組成物の形でも
好適に使用することかできる。
なお、添加成分としては、この種の界面活性剤に使用す
る公知の添加剤等を挙げることができ、また、必要に応
じて、本発明の目的に支障のない範囲で、従来の界面活
性化合物を適宜に添加して使用することもできる。
したがって、本発明の界面活性剤は、前記界面活性化合
物の混合物として製造し、混合物の形で用いることがで
き、こうすることによって製造コストを低減したり、製
造工程を簡略化することがてきるという利点か生しる。
具体的には、本発明の界面活性剤は、たとえば、後述の
飽和脂肪族第三級カルボン酸混合物(エフアシッド9.
エクアシツド13等)から第三級アルキルカルボニル基
を有する界面活性化合物の混合物からなるものとして好
適に得ることかできる。
本発明の界面活性剤もしくはその成分となる前記界面活
性化合物の製造方法ととしては、特に制限はなく、各種
の方法によって製造すること力)てきるのであるが、た
とえば、以下に示す方法によって好適に製造することか
てきる。
(以下、余白) 一本発明の界面活性剤の製造方法の例−以下に、本発明
の界面活性剤の製造方法の例として、飽和脂肪族第三級
カルボン酸、特に出光石油化学■製の飽和脂肪族第三級
カルボン酸混合物(エクアシット9.エクアシット13
など)を出発原料とする方法について説明する。
なお、エクアシット9は前記R″′としてtert−オ
クチル基を有するRtCOOHて表される炭素数9のカ
ルボン酸を主成分とする飽和脂肪族第三級カルボン酸の
混合物てあり、エクアシット13はRtとしてtert
−ドデシル基を有するRtCOOHて表される炭素数1
3のカルボン酸を主成分とする飽和脂肪族第三級カルボ
ン酸の混合物である。
■飽和脂肪族第三級カルボン酸。
この、本発明の界面活性剤の製造方法の例においては、
次の一般式(XV) ■ Rt−C−0−H(XV) (たたし、式(XV)中の、Rtは前記第三級アルキル
基[R’ R2R’ C−コを表す。)表される飽和脂
肪族第三級カルボン酸を原料とし・て使用する。
その際、前記飽和脂肪族第三級カルボン酸は上述のよう
なR’ 、R2およびR3により決定されるカルボン酸
のいずれか一種を単独て用いてもよく、二種以上の混合
物として用いることもてき、また、必要に応じて、本発
明の目的に支障のない範囲て、他の成分を含有する組成
物として使用することもてきる。
特に好ましい飽和脂肪族第三級カルボン酸として、たと
えば、前記エフアシッド9.エクアシツド13等を挙げ
ることかてきる。
■飽和脂肪族第三級カルボン酸の製造法。
前記飽和脂肪族第三級カルボン酸は、その製造方法とし
ては、特に制限はなく、どのような方法によって製造し
てもよい。
以下に好適な製造方法を示す。
前記飽和脂肪族第三級カルボン酸は、たとえば、第三級
カルベニラムイオンを生成しやすい脂肪族分岐状オレフ
ィン、あるいは水酸基を第三級炭素またはその近傍の炭
素に有する分岐状アルカノールを原料として、これに適
当な酸触媒の存在下に一酸化炭素と水(アルカノールの
場合には一酸化炭素たけても可能)を反応させるコツホ
反応を利用して好適に製造することかてきる。
なお、前記脂肪族分岐状オレフィンおよび分岐状アルカ
ノールの第三級アルキル源となる化合物は、一種単独で
使用してもよいし、二種以上の混合物として使用しても
よいし、また、反応等に支障のない他の成分(たとえば
、他のオレフィンやパラフィン等の炭化水素類など)と
の組成物として使用してもよい。
本発明の界面活性剤の製造に際しての出発原料として用
いる前記飽和脂肪族第三級カルボン酸は前記したように
混合物や組成物でも十分であるのて、必ずしも純度の高
い単一の化合物として製造しないてもよく、混合物や組
成物が得られるような混合原料や反応方法を適宜に採用
することができる、一般に、工業的な方法においては、
このように混合原料を用いる方法が、製造コスト等の点
において有利となる場合が多いので、好適に採用される
その好ましい例として、たとえば、出光石油化学■にお
いて工業化されたポリオレフィン混合物から前記飽和脂
肪族第三級カルボン酸混合物(エフアシッド9、エフア
シッド13等)を得る方法などを挙げることができる。
以下に、上記のエフアシッド9.エクアシツド13等の
飽和脂肪族第三級カルボン酸混合物(組成物)の製造方
法の例について説明する。
この方法において、前記飽和脂肪族第三級カルボン酸は
、たとえば、エフアシッド9、エフアシッド13等とし
て、触媒の存在下に、イソブチレン単位を60重量%以
上含有するポリオレフィン混合物と、−酸化炭素と水と
を反応させる、いわゆるコツホ反応により製造される。
前記ポリオレフィン混合物としては、イソブチレン単位
を60重量%以上含有するところの、各種ポリオレフィ
ンの混合物てあっても単一のポリオレフィンの混合物て
あってもよい、また、イソブチレン単位の含有量か前記
割合を満たすものてあれば、本発明の目的を阻害しない
他の物質、たとえばパラフィンなどのオレフィン以外の
物質が含有されていてもよい。
ここて、イソブチレン単位とは、次式 %式% て表される骨格のC4単位を言い、その重量%は該単位
をC4H8として計算したちのである。
前記ポリオレフィン混合物は、イソブチレン単位を60
重量%以上、特に71〜74重量%の割合で含有するも
のか好ましい。
前記ポリオレフィン混合物中のイソブチレン単位が60
重量%未満であると、アルキル基の分岐度が小さく化学
的安定性に劣る脂肪族カルボン酸混合物が多く生成する
ので好ましくない。
前記ポリオレフィン混合物の中でも、ナフサを分解して
得られるブタン−ブチレン留分をルイス酸触媒、たとえ
ば塩化アルミニウム触媒の存在下に反応させて得られ、
イソブチレン単位を60重量%以上、好ましくは71〜
74重量%の割合で含有するポリオレフィン混合物、な
らびにジイソブチレンやトリイソブチレン等のイソブチ
レンオリゴマーを含有し、かつイソブチレン単位を60
重量%以上の割合て含有するポリオレフィン混合物が好
適である。
前記コツホ反応に使用する一酸化炭素は、純粋であるも
のが特に好ましいが、水性ガス、発生炉ガス、コークス
炉ガスなどから得られる一酸化炭素含有ガスも使用する
ことがてきる。
前記コツホ反応に使用する水は、純粋であるのが特に好
ましいが、蒸留水、イオン交換水などを使用することも
できる。
前記コツホ反応における前記触媒としては、たとえば、
硫酸からなる触媒、硫酸およびリン酸からなる触媒、三
フッ化ホウ素と水とからなる触媒、硫酸、三フッ化ホウ
素および水からなる触媒、硫酸、リン酸、玉フフ化ホウ
素および水からなる触媒、ならびにリン酸、三フッ化ホ
ウ素および水からなる触媒、などの群から選ばれる一種
または二種以上のものを好適に使用することができる。
なお、これらの触媒には、さらに金属酸化物等の他の成
分を適宜に含有させてもよい。
好ましい触媒としては、たとえば、硫酸単独の触媒、硫
酸とリン酸との組合せからなる触媒。
硫酸と三フッ化ホウ素との組合せからなる触媒。
リン酸と三フッ化ホウ素との組合せからなる触媒などを
挙げることができる。
前記のいずれの触媒を使用するにせよ、使用に供する触
媒の酸強度が、ハメットの酸度間*U、で表して、−9
,2〜−6(好ましくは−9,0〜−6,5)であるこ
とが好ましい。
使用に供する触媒の酸度関数H,が−6より大きいと、
酸強度が不十分て、所望のコツホ反応におけるカルボニ
ル化反応が惹起し難くなり、オレフィンの重合や異性化
か起こる傾向か大きくなる。−方、酸度関数H6か−9
,2よりも小さいと酸強度か大きすぎて、骨格を保持し
たまま、カルボニル化か起こり易くなり、また、インフ
チレンへの開裂か激しくなってピバリン酸(C5#)か
多く生成する傾向か大きくなる。
前記コツホ反応の触媒として、たとえば硫酸とリン酸と
の組合せからなり、前記酸強度の範囲にある触媒を使用
する場合、硫酸は触媒中の濃度として、通常、30〜9
0重量%、好ましくは40〜80重量%の範囲にするの
か適当である。
この硫酸およびリン酸からなる混合物中には、硫酸およ
びリン酸に含まれる水または別途に添加される水か存在
していてもよい。その水の含有率は1通常、25重量%
以下であることが好ましい。
硫酸と三フッ化ホウ素との組合せからなる触媒、リン酸
と三フッ化ホウ素との組合せからなる触媒などにつき、
前記酸強度の範囲内の値を有する触媒とするために、硫
酸、リン酸あるいは三フッ化ホウ素それぞれかどのよう
な濃度てなければならないかが不明の場合には、実験に
よって適宜決定することかてきる。
前記触媒の調製方法については、特に制限はなく、たと
えば、硫酸、リン酸あるいは三フッ化ホウ素を通常の混
合操作により予め混合することにより硫酸、リン酸ある
いは三フッ化ホウ素含有の触媒液を調製しておき、触媒
の使用時に、その触媒液をそのまま、あるいは適宜希釈
して使用してもよいし、さらには、その触媒液に金属酸
化物等の添加成分を添加して、その金属酸化物等の添加
成分を含有する触媒液を反応系に添加して使用してもよ
い。また、硫酸、リン酸あるいは三フッ化ホウ素および
金属酸化物等の添加成分とを予め混合調製しておいて、
この金属酸化物等の添加物を含有する触媒液を前述のよ
うに使用してもよい。
さらにまた、前記コツホ反応の反応原料であるイソブチ
レン単位を60重量%以上含有するポリオレフィン混合
物、−酸化炭素および木の混合物に、前記触媒を形成す
る各種成分(触媒成分)、および必要に応じて金属酸化
物等の添加成分のそれぞれを同時に、あるいは順次に添
加してもよい。なお、順次に添加する場合、触媒成分お
よび添加成分の添加順序には特に制限はない。
また、反応器中に触媒成分、および必要に応して、金属
酸化物等の添加成分を添加するようにしてもよい。
いずれにしても、前記コツホ反応の反応原料であるイソ
ブチレン単位を60重量%以上含有するポリオレフィン
混合物と一酸化炭素と水とか反応する際に、前記触媒の
少なくとも一種、さらに要すれば金属酸化物等の添加成
分を含有する触媒か存在するような状態になっていれば
よい。
前記金属酸化物としては、たとえば、酸化第〜銅、酸化
銀、酸化金などを挙げることかてき、これらは、金属銅
や二価の銅化合物との混合物として使用することもでき
る。これらの中でも、特に、酸化第一銅か好ましい。
前記触媒に添加する成分として、前記金属酸化物、特に
酸化第一銅を使用する場合に、この金属酸化物の使用量
は、使用する触媒の重量に対して、通常、0.1〜4重
量%、好ましくは0.2〜2重量%の範囲にするのか好
適である。
この金属酸化物の添加量が、0.1重量%未満であると
、オレフィン重合油の生成か増加する傾向かあり、一方
、4重量%を超えても反応成績にはあまり向上が見られ
ず、むしろ水の生成によって、触媒の酸強度か低下し、
カルボニル化活性か低下することかある。
前記触媒の使用量は、触媒の種類により多少の変動かあ
るが、触媒として硫酸を含むものを用いる場合は、反応
に供する前記ポリオレフィン混合物中のC=C二重結合
1モルに対して、硫酸の使用量を通常3モル以上に調整
するのか好ましい。
前記コツホ反応の反応温度は、通常、−10〜80℃、
好ましくは0〜30℃の範囲にするのか適当である。
反に圧力は、通常、0〜100 Kg/cm2Gで十分
てあり、好ましくは10〜15Kg/cs”Gである。
反応時間は、通常、10〜120分て十分である。
このカルボン酸の製造方法ては、コツホ反応により目的
生成物である前記飽和脂肪族第三級カルボン酸の混合物
か生成するが、このほかに、副生成物としてオレフィン
重合物なども生成する。
前記コツホ反応の終了後、得られた反応生成物から、蒸
留等の通常の分離・精製操作により目的とする前記飽和
脂肪族第三級カルボン酸あるいはこれを主成分とするカ
ルボン酸混合物を、所望の留分別に得ることができる。
このようにして、たとえば、炭素数9の飽和脂肪族第三
級カルボン酸(RtCOOHてあつて、Rtがtert
−オクチル基である。)を主成分とするカルボン酸混合
物(エフアシッド9)や炭素数13の飽和脂肪族第三級
カルボン酸(RtCOOHであって、Htがtert−
ドデシル基である。)を主成分とするカルボン酸混合物
(エフアシッド13)などを容易に得ることができる。
■界面活性剤(界面活性化合物)の合成例。
本発明の界面活性剤もしくはその主成分として用いる界
面活性化合物は、前記したように第三級アルキルカルボ
ニル基(RtCO−)を含有し。
そのRtCo−を親油基または親油基部分とするが、場
合により[たとえばRtCOOM (たたし、Mはアル
カリ金属塩を表す。)等のようにRLCo−中のカルボ
ニル基か親木基の部分となる場合]、RtCO−中のR
tを親油基とする化合物を挙げることかてきる。
以下に、前記一般式(m)または一般式(W)て表され
る界面活性化合物のうちの典型的な例を前記飽和脂肪族
第三級カルボン酸(RtCOOH)から製造する方法の
例について説明する。
なお、前記■て述べたように、以下の方法においても、
飽和脂肪族第三級カルボン酸は単独化合物として使用し
てもよく、二種以上の混合物として使用してもよく、ま
た、前記エフアシッド9やエフアシッド13のように一
種以上の飽和脂肪族第三級カルボン酸と他の成分からな
る組成物として使用してもよい。
通常は、前記したように原料カルボン酸として、前記エ
フアシッド9やエフアシッド13等の飽和脂肪族第三級
カルボン酸含有カルボン酸混合物(組成物)が好適に使
用される。
また、下記の化合物におけるアルキレン基[−(CuI
2)。−]の炭素数(n)もしくはその範囲は、一般に
1〜20の範囲から適宜に選択される。
したかって、下記の反応に使用するアルキレン含有化合
物等の各化合物は、それぞれ、単一の化合物として使用
してもよく、必要に応じて、二種以上の混合物として使
用することもできる。
Rt C0NN−−217) ■Qが−(GHz)。−て、かつ、Zか−SO3−の場
合[前記一般式(■)で示される。]。
この場合、たとえば、前記飽和脂肪族第三級カルボン酸
(RtCOOH)を、50℃付近で数時間、5ocu、
等と反応させて酸クロリド(RtCOCjl)にし、こ
の酸クロリドにNH*(GHz)−SOiM [111
は前記アルカリ金属を表し、通常、 Haが好ましい、
]を、たとえばトリエチルアミン等の酸トラップ剤の存
在下に、80℃常温付近で5時間程度の反応時間をかけ
て反応させると言う反応条件て、反応させることによっ
て容易に合成することかてきる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては、通常、2〜12である。
■Qかアリレン基で、かつ、Zか一3O,Mの場合[前
記一般式(■)て表わされる化合物を含む、]。
この場合、たとえば、前記■で得た酸クロリド(RtC
ock)に、NH2ArSOJ [たたし、Arはアリ
レン基を表す、IIは前記と同様である。]を、たとえ
ばトリエチルアミン等の酸トラップ剤の存在下に、70
℃付近に数時間程度加熱すると言う条件て、反応させる
ことによって容易に合成することができる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のArとしては、特に、p−7エニレン基
が好ましい。
また、Qがアルキレンアリレン基の場合のものは、上記
において、アリレン基(A「)に代えて、アルキレンア
ソレン基であるものを用いることによって容易に合成す
ることかてきる。
■Qか−(CH2)n−て、かつ、Zか−COOMの場
合[前記一般式(IX)て表わされる。]。
この場合、たとえば、前記■て得た酸クロリド(Rt 
COClに、Nl2(CH2)nC:008を、たとえ
ばトリエチルアミン等の酸トラップ剤の存在下に、70
℃付近てlO時間程度の条件て、反応させ、RtCON
H(CHz)、C0OHを得て、その−COOHをNa
OH等のアルカリ金属化合物で−Cool [Mは前記
と同様である。コにすることにより容易に合成すること
かできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては、通常、2〜12である。
■Qが−(C1(2)。−て、かつ、Zか−11”(R
’) (R8)(R6’)X−の場合[前記一般式(X
)て表わされる場合コ 。
この場合、たとえば、前記■て得た酸クロリド(RtC
OC文) に、タトえばMl(t(CH2)、、N(C
Hi)2を、たとえば塩化メチレン溶媒中、70°C付
近に数時間程度の加熱する条件で、反応させ、RLCO
NH(CH2)。N(C)l:l)2を得て、これにハ
ロゲン化メチル(CH,X:たたし、Xは前記ハロゲン
原子を表す。)、好ましくは、ヨウ化メチル等を反応さ
せることにより容易に合成することかできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシ・ント13を出発
原料とした場合のnとしては、通常、2〜I2である。
■Qか−(CH2)n−て、かつ、Zか−N”(R’)
(R5)(R6b)X−の場合[前記一般式(XI)て
表わされる場合]。
この場合、たとえば、前記■て得たアミド体[RtCO
NH(C)I2)nN(CH3)t]に、たとえばベン
ジルハライド(PhCH2X:たたし、phはフェニル
基を表し、Xは前記ハロゲン原子を表す。)、好ましく
はペンシルクロリド等を、たとえば120°C付近で数
時間程度の加熱条件て、反応させることにより容易に合
成することかできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては、通常、2〜12である。
■Qか−(CH2)n−て、かつ、2か−N”(R’)
(R’) (R’−C00H−)の場合。
[前記一般式(X[[)て表わされる場合]この場合、
たとえば、前記■て得たアミド体[RtCONH(CH
z)l、N(CH3) 2] に、たとえばモノハロア
ルカン酢塩(X−R9−COOM:たたし、Xは前記ハ
ロゲン原子、Mはアルカリ金属を表す、)、好ましくは
モノクロロ酢酸ナトリウム等を、たとえば100℃付近
で数時間程度の加熱条件て、反応させることにより容易
に合成することかできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては、通常、2〜12である。
RtCOO−−Z(7) ■Qが−(CHx)n−で、かつ、Zか一0303Mの
場合[前記一般式011)で表わされる場合]。
この場合、たとえば、前記■で得た酸クロリド(Rt 
COCl>にHO(C)12)rlO3OJ [Ill
は前記と同様の意味を表す。コを、たとえばトリエチル
アミン等の酸トラップ剤の存在下に、80°C付近て5
時間程度の条件て、反応させることによって容易に合成
することかてきる。
あるいは次のようにして合成することもてきる。
すなわち、前記■て得た酸クロリド(RtCOClとア
ルキレンクリコール[80(CH2)。OH]とを反応
させてアルキレングリコールのモノエステル体[RtC
OO(CH2)nOH1を合成する。
このアルキレングリコールの具体例としては、たとえば
、エタンジオール(エチレングリコール)、1.3−プ
ロパンジオール、■、4−ブタンジオール、1,5−ベ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1.7−
へブタンジオール、1,8−オクタンジオール、1.9
−ノナンジオール、1.lO−デカンジオール、1.1
1−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール
、■、16−ヘキサゾカンジオール、1.18−オクタ
デカンジオールなどを挙げることかできる。
これらのアルキレングリコールは、一種単独で使用して
もよいし、二種以上を混合物等として併用してもよい。
なお、前記アルキレングリコールの炭素数nもしくはそ
の範囲は、一般に、1〜20の範囲から適宜選択される
たとえば、エフアシッド9またはエフアシッド13を出
発原料とした場合のnとしては、通常、2〜12である
前記モノエステル化反応は1通常、トリエチルアミン等
の酸トラップ剤で行うのが好ましく、また、場合により
、たとえばジクロロエタン等の適当な溶媒中で行うこと
ができる。
反応温度は、通常、70〜90℃程度である。
反応時間は、脱塩化水素によるモノエステル化反応が十
分に完了するまで行えばよく、一般には、数時間程度で
十分である。
なお、前記酸クロリドを過剰に用いるとアルキレングリ
コールのジエステルが副生ずるので、モノエステル体の
選択率を確保するためには、一般に、前記酸クロリドの
使用量をアルキレングリコール1モルに対して、通常、
1モル以下、好ましくは0.2〜0.5モル程度の割合
に適宜に選定するのがよい。
次に、以上のようにして合成したモノエステル体[Rt
−COO(COO)イ0旧を、さらに、硫酸エステル化
し、アルキレングリコールの飽和脂肪族第三級カルボン
酸硫酸混合エステル体[Rt−COO(COO)−0S
OJIとする。
この硫酸エステル化の方法としては、各種の方法が採用
可能であるが、通常、前記モノエステル体にクロロスル
ホン酸[ClSO3旧を反応させる方法を好適に採用す
ることができる。
この場合の反応は、通常、0℃等の比較的温和な条件て
行うことができ、必要に応じて、たとえば、クロロホル
ム等の適当な溶媒を使用して行うことができる。
反応時間は、通常、数時間程度て十分である。
前記混合エステル体への反応が十分に達成されたなら、
該混合エステル体に、たとえば水酸化ナトリウム等のア
ルカリ金属化合物を反応させて、所望の硫酸エステル塩
体[RtCOO(COO)nOSOJIを合成する。
Mは、前記同様、アルカリ金属を表し、好ましくはHa
である。
ナトリウム塩型とする場合には1通常、水酸化ナトリウ
ムが好適に使用することがてきるが、必要に応じて、水
酸化ナトリウムに代えて、あるいはこれと併用して、た
とえば、炭酸ナトリウム等の他のナトリウム源を利用す
ることもできる。
たとえば、水酸化ナトリウムを添加して、ナトリウム塩
化反応は十分に進行した後、反応系に少量の炭酸ナトリ
ウムを添加し、ナトリウム塩化反応を完了させる方法な
ども好適に採用することができる。その際、水酸化ナト
リウムを、たとえばメタノール溶液等として添加する方
法が好適に使用することができる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のれとしては1通常、2〜12である。
@Qがアリレン基で、かつ、2が−so、mの場合。
この場合、たとえば、前記0で得た酸クロリド(RtC
OC皇)に、HO^rs0311 [ただし、^「およ
び閾については前記同様である。]を、たとえばトリエ
チルアミン等の酸トラップ剤の存在下に、80℃て5時
間程度の条件で1反応させることによって容易に合成す
ることができる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合の^rとしては、特に、p−フェニレン基
が好ましい。
■Qが−(COO)n−テ、 カッ、2が−C00Mノ
場合。
この場合、たとえば、前記■て得た酸クロリド(RtC
OCJI)にHO(C1,)lICOONを、好ましく
はトリエチルアミン等の酸トラップ剤の存在下に、80
℃で5時間程度の条件て反応させRtCOO(C1,)
C0OHを得て、その−COOHをNaOH等のアルカ
リ金属化合物で−COOII [mlは前記と同様であ
る。]とすることにより容易に合成することがてきる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては1通常、2〜12である。
■Qか−(CH2)、、−て、かつ、Zか−N”(R’
) (R5)(R”)X−の場合[前記一般式0II)
の場合]。
この場合、たとえば、前記■て得た酸クロリド(RtC
OCl ) 、 )10(C)lx)nN(CH3)z
を、たとえば塩化メチレン溶媒中、50°C付近て数時
間程度の条件で、反応させることにより、RtCOO(
CH2)。N(Cth)zを得て、これにたとえばハロ
ゲン化メチル(CF13X:たたし、Xは前記ハロゲン
原子を表す、)、好ましくは、ヨウ化メチル等を反応さ
せることにより容易に合成することかてきる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては、通常、2〜12である。
■Qか−(CL)、−て、かつ、Zか−N”(CHz)
2(CH2Ph)X−の場合。
この場合、たとえば、前記■て得たエステル体RtCO
O(CHffi)、N(CH,) 2ニヘンジルハライ
ト(PhCH,X:たたし、Phはフェニル基を表し、
Xは前記ハロゲン原子を表す、)好ましくはベンジルク
ロリド等を、たとえば120℃付近で数時間程度の条件
で。
反応させることにより容易に合成することかできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のnとしては1通常、2〜12である。
RtCO(OCH2CH2)−OHの ■エチレンオキシドを用いる例 この場合、たとえば、前記値)て得た酸クロリド(Rt
COCl ) ニ工fし:、’り”) :r−ル[HO
CH。
CH2O旧を、好ましくはトリエチルアミン等の酸トラ
ップ剤の存在下に、適当な溶媒中て80℃付近で5時間
程度の条件(たとえば、l、2−ジクロロエタン中で数
時間還流する条件)て反応させモノエステル体[RtC
OOCH2(:H20H]を合成し、必要に応して溶媒
蒸留等により除去後、たとえば水酸化カリウムの存在下
てエチレンオキシドを添加反応させることにより、所望
の界面活性剤[RtCO(OC1+□CH2)、0旧を
容易に合成することかてきる。
この方法によると、一般に、mに分布のある界面活性化
合物の混合物か得られる。このmの範囲(生成物分布)
は、添加するエチレンオキシドの割合等の反応条件の調
整などによって制御することかできる。
なお、エフアシッド9またはエフアシッド13を出発原
料とした場合のmとしては、通常、1〜50である。
以上の■〜■および■に示す方法において、中間生成物
および目的とする生成物は、適宜に、公知の方法等の各
種の方法によって分離・精製することかできる。
たとえば、目的生成物である界面活性化合物もしくはそ
れを含有する界面活性剤を反応混合物(生成物)から分
離・精製する場合、その界面活性剤特有の親木性および
親油性等の特性を利用して、溶媒や不純物を除去するこ
とにより容易に達成することができる。
具体的には、たとえば、反応混合物に水を添加し、たと
えばブタノール等のアルコールやジクロロメタン等の適
当な抽出剤により抽出し、抽出剤を蒸留等により除去し
、目的とする界面活性化合物もしくはそれを含有する界
面活性剤を回収する方法などが好適に採用できる。この
ようにして回収された界面活性化合物もしくは界面活性
剤に、未反応の酸クロリドやカルボン酸等の親油性の高
い不純物か残留する場合には、必要に応してさらに、た
とえばヘキサン等の炭化水素溶剤てそれらの不純物を除
去してもよい。
一般に、前記各種の界面活性化合物もしくは界面活性剤
の精製・回収は、対応する公知の直鎖状アルカノイル系
もしくは直鎖状アルキル系の界面活性剤(界面活性化合
物)に適用される各種の方法に準して好適に行うことか
てきる。
以上のようにして、目的とする各種の界面活性化合物(
単一化合物または混合物)もしくはそれを含有する界面
活性剤を得ることかてきる。
これらの界面活性化合物もしくは界面活性剤には、本発
明の目的に支障のない範囲で他の成分が残留し、もしく
は含まれていてもよい。
このようにして得られた界面活性化合物(単一化合物ま
たは混合物)もしくは界面活性剤は、そのまま、あるい
は必要に応じて、適宜に互いに配合したり留分カットし
たりして組成を調整し、さらには、必要に応して、適宜
に他の添加成分を添加するなどして、本発明の界面活性
剤として使用することがてきる。
■界面活性剤 本発明の界面活性剤は、前記第三級アルキルカルボニル
基を含有する各種の界面活性化合物、好ましくは前記一
般式(m)または一般式(VI)で表される各の界面活
性化合物の一種である単一化合物または二種以上の混合
物それ自体としてもよく、あるいは、その一種または二
種以上に1本発明の界面活性剤としての物性を阻害しな
い範囲て、必要に応じて、他の添加剤等の他の成分を含
有させてもよく、また、水等の使用目的に応して選択さ
れる溶媒に溶解もしくは分散(懸濁)させてもよい。
ここて、必要に応じて添加される他の添加剤としては、
たとえば、通常のこの種の界面活性剤に常用される各種
の添加剤等を挙げることかてきる。
また、他の添加成分は、公知の各種の界面活性剤もしく
はその成分を挙げることができる。
これらの、添加剤もしくは添加成分および溶剤は、本発
明の界面活性剤の使用目的等に応じて適宜に添加すれば
よい。
こうした各種の界面活性剤の中でも、エクアシット9や
エフアシッド13等の飽和脂肪族第三級カルボン酸混合
物から製造されたものは、製造コスト等の点て特に有利
であり、また、後述のように優れた界面物性等の物性を
有しているので、特に有用である。
本発明の界面活性剤は、親油基もしくは親油基側に第三
級アルキルカルボニル基(RtCO−)を含有すること
を特長とする第三級アルキル型のアルカノイル系界面活
性剤であり、従来の直鎖状アルキル型の界面活性剤、た
とえばn−ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)等と比較
して1表面張力低下能に優れる。臨界ミセル濃度(cm
c)か低い、クラフト点が低い(通常、0℃以下)、化
学的安定性が高い等の多くの点において優れた物性を有
する実用上著しく優れた界面活性剤である。
また2本発明の界面活性剤は、親木基の種類やスペーサ
ーの種類によって、目的に応じた多種多様のカチオン系
、アニオン系、両性イオン系あるいは非イオン系の界面
活性剤として実現することができる。
したがって、本発明の界面活性剤は、たとえば、切削油
、圧延油添加剤、トナー用添加剤等、あるいは、繊維処
理剤、エレクトロニクス用潤滑油添加剤などの広範囲の
界面活性剤利用分野に、広範囲の使用条件で好適に使用
することができる。
[実施例] 次に1本発明を実施例および比較例によって、本発明を
具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるも
のてはない。
(参考例1) 三 カルボン の 〈合成例1〉: (1)  硫酸65.1重量%、リン酸28.4重量%
および水6.5重量%からなる強酸混合物540gと酸
化第一銅13.2gとからなる触媒系を内径8cm、内
容積11の電磁攪拌式ステンレス製オートクレーブに仕
込み、オートクレーブ内を一酸化炭素ガスで十分に置換
した後、温度を15℃に、しかも−酸化炭素ガス圧を1
5kg/cm”Gに保持して、16時間かけて攪拌し、
酸化第一銅を完全に溶解した。
(2)  続いて、温度および圧力を前記値に保持した
まま、−酸化炭素を13.7Nl/hrの供給速度て、
前記触媒液中に吹き込み、1.:1OOrp−て攪拌し
ながら1ポリオレフィン混合糊(出光石油化学輛製CI
2ポリオレフィン; IP+62OR) 77.2gを
90分かけて供給し、前記ポリオレフィン混合物の供給
を終了した後、60分間の攪拌を続けた。
(3)  反応の終了後に、20分間静置し、脱圧後に
、n−ヘキサン200m lを加え、1,300 rp
sて20分間攪拌し、目的生成物である飽和脂肪族第三
級カルボン酸混合物(エクアシット13)を抽出した。
次いて、n−ヘキサンを分離し、水(111%理論水)
 9.21gて一次水洗し、回収した希硫酸は濃縮・再
度利用のため保存した。
(4)  さらに、84gの触媒を、9.21 gの水
(111%理論水)で希釈後、27m1のn−へキサン
て触媒中の残留油分のほとんどを再抽出した後、回収し
た触媒をオートクレーブに戻した。
(5)  以上の(1)〜(4)の操作を50回繰り返
した。ただし、2回目以降は、前記(1)における触媒
系の調装は、使用する触媒系における油分を除いた成分
の組成および量か前記(1)と同様になるように、前記
(4)の回収触媒に新たな触媒成分を補充(添加)する
形て行なった。
各ハツチの反応成績は安定しており、以下のような結果
か得られた。
・カルボン酸平均収率、112モル% (ここて、カルボン酸平均収率とは、原料オシ2421
モル当たりの抽出されたカルボン酸のモル数である。) ・活性安定時の錯体硫酸/カルボン酸比=0.30〜0
.35 (当量比) ・生成液中の硫黄分: 450ppm以下・30ハツチ
目の生成液の組成(抽出溶剤性は除く)、第1表に示す
・カルボニル化反応前の触媒組成: 第2表に示す。
・触媒液中の油分組成: 第3表に示す。
(6)  以上のようにして得た抽出液に、微量の硫黄
化合物を中和するために、硫黄化合物に対して1.1当
量の水酸化ナトリウムを固体または水溶液として加えた
後、n−ヘキサンを留去した。さらに、この粗製品を減
圧蒸留(200〜b■膳Hg)することによって、目的
とする飽和脂肪族第三級カルボン酸混合物であるエクア
シット13を得た。
・製品エクアシット13の組成(重量%)中性油・・・
・・・・1.2重量% C9〜CUt酸・・・・1.2重量% C1!酸・・・・・・ 97.6重量%計     1
00.0重量% ・エクアシット13の一般性状 酸価 ・・・・・・・274■g KO)1/g臭素価
・・・・・・・0.8 g/100g硫黄分・・・・・
・・ 56豐tpp謙色相(^PH^)・・・・ 6 ・エクアシット13ノ蒸留性状(’C/ 760Tor
r )IBP(0%)・・・290℃ 5%・・・・・・293℃ 10% ・ ・ ・ ・ ・ ・ 293 ℃20%・
・・・・・294℃ 30%・・・・・・295℃ 40%・・・・・・296℃ 50%・・・・・・297℃ 60%・・・・・・297℃ 70%・・・・・・297℃ 80%・・・・・・298℃ 90%・・・・・・298℃ 95%・・・・・・299℃ 97%・・・・・・299℃ EP(100%)・301℃ 第1表 生成液組成(抽出溶剤を除< )  (wtり第2表 カルボニル化反応前触媒組成 第3表 触媒中の油分組成 *1:硫黄化合物を含む。
く合成例2〉 (1)  硫酸66.7重量%、リン酸23.1重量%
および水1000重量%からなる強酸混合物540gと
酸化第一銅13.2gとからなる触媒系を内径8 c 
m 、内容積iJlの電磁攪拌式ステンレス製オートク
レーブに仕込み、オートクレーブ内を一酸化炭素ガスで
十分に置換した後、温度を15℃に、しかも−酸化炭素
ガス圧を15kg/cs”Gに保持して、16時間かけ
て攪拌し、酸化第一銅を完全に溶解した。
(2)  続いて、温度および圧力を前記値に保持した
まま、−酸化炭素を13.7Nl/hrの供給速度て、
前記触媒液中に吹き込み、 1,300rpsて攪拌し
ながら、ポリオレフィン混合物(出光石油化学−製C8
ポリt L/74 :/ ; IP1013R) 60
.0gを90分かけて供給し、前記ポリオレフィン混合
物を供給終了後、 go分間攪拌を続けた。
(3)  反応の終了後、20分間静置し、脱圧後、f
i −ヘキサン200m lを加え、1.:100 r
pmて20分間攪拌し、目的生成物である飽和脂肪族第
三級カルボン酸混合物(エフアシ乙ド9)を抽出した。
次いで、n−ヘキサンを分離し、水(92%理論水) 
8.35gで一次水洗し、回収した希硫酸は濃縮・再度
利用のため保存した。
(4)  さらに、84gの触媒を、8.35gの水(
92%理論水)で希釈後、27mJlのn−ヘキサンで
触媒中の残留油分のほとんどを再抽出した後、回収した
触媒をオートクレーブに戻した。
(5)  以上の(1)〜(4)の操作を60回繰り返
した。ただし、2回目以降は、前記(1)における触媒
系の調製は、使用する触媒系における油分を除いた成分
の組成および量が前記(1)と同様になるように、前記
(4)の回収触媒に新たな触媒成分を補充(添加)する
形で行なった。
各バッチの反応成績は安定しており、以下のような結果
が得られた。
・カルボン酸平均収率、90.1モル%(ここて、カル
ボン酸平均収率とは、原料オレフィン1モル当たりの抽
出されたカルボン酸のモル数である。) ・活性安定時の錯体硫酸/カルボン酸比;0.20〜0
.24 (当量比) ・生成液中の硫黄分: 250ppm以下・40ハツチ
目の生成液の組成(抽出溶剤分は除く) 第4表に示す
・カルボニル化反応前の触媒組成 第5表に示す。
・触媒液中の油分組成。
第6表に示す。
(6)  以上のようにして得た抽出液に、微量の硫黄
化合物を中和するために、硫黄化合物に対して1.1当
量の水酸化ナトリウムを固体または水溶液として加えた
後、n−ヘキサンを留去した。さらに、この粗製品を減
圧蒸留(162〜b■■11g)することによって、目
的とする飽和脂肪族第三級カルボン酸混合物であるエフ
アシ・クト13を得た。
・エフアシッド9の組成(重量%) 中性油・・・・・・・1.1重量% C7,8酸・・・・・・0.7重量% C9酸・・・・・・ 978重量% C1o、#・・・・・ 04重1% 計     100.0重量% ・エフアシッド9の一般性状 酸価・・・・・・・350腸g KOH/g臭素価・・
・・・・1.0 g/100g硫黄分・・・・・・ 3
0 wtpps+色相(APHA)  ・・・ 12 ・エフアシッド9の蒸留性状(’C/760T、、、 
)IBP(0%)・・・258℃ 5%・・・・・・259℃ 10%・・・・・・261℃ 20%・・・・・・251’C 30%・・・・・・261℃ 40% ・ ・ ・ ・ ・ ・ 251’C50% 
・ ・ ・ ・ ・ ・261 ℃60% ・ ・ ・
 ・ ・ ・261 ℃70% ・ ・ ・ ・ ・ 
・ 261 ℃80% ・ ・ ・ ・ ・ ・ 26
2 ℃90% ・ ・ ・ ・ ・ ・ 262 ℃9
5% ・ ・ ・ ・ ・ ・ 293 ℃97% ・
 ・ ・ ・ ・ ・264 IBP(100%) ・
265 ℃ (以下、余白) 第6表 触媒中の油分組成 *l:硫黄化合物を含む。
(実施例1) ■、エクアシット13系の2−(第三級アルキルカルボ
ニルアミノ)エタンスルホン酸ナトリウム[RtCON
HCH2CH2SO3Na ]含有界面活性剤の合成例
(なお、エクアシット13系と言った場合、 RtCO
−はエクアシット13中の飽和脂肪族第三級カルボン酸
のアシル基に対応するものである。エクアシット13中
のRtCO−は、第三級ドデシルカルボニル基を主成分
とするものである。これらは、以下においても同様であ
る。) (A)エクアシット13系の酸クロリド[Rt(1:0
CIIの合成例。
出光石油化学■製のエクアシット13[RtCOOH]
(0,04sol、8.56g)を50℃に加熱すると
共に攪拌しなから塩化チオニル(0,08mol、9.
52g)を30分かけて滴下した。50℃で2時間反応
させた後、軽留分を留去し、赤茶色半透明の粘稠な液体
としてほぼ定量的に酸クロリド[RtCOCllを得た
HLPC1IR分析等により、エクアシット13中のカ
ルボン酸[RtCOO旧と生成物の酸クロリド[RtC
OCllについて、R’CO−の組成かよく対応してい
ること、また、極性の違い、IR特性等を確認した。
IRヱニト エクアシット1:1(neat) + 1700cm−
’ (y Coo )・酸クロリド(neat)   
 :1780cm−’ (y CgO)(B)界面活性
剤の合成例。
タウリン(0,03sol、 3.75g)と水酸化ナ
トリウム(0,03sol、 1.20g)をメタノー
ル1501に溶解し、メタノールを留去することにより
タウリン酸ナトリウム[NHzCH2CH*5OJal
とした。
上記(A)で得た酸クロリド(0,02sol、4.6
5g)、トリエチルアミン(0,03sol、 3.0
3g) 、タウリン酸ナトリウム(0,024mol、
 3.53g)および1.2−ジクロロエタン201を
混合し、5時間還流した0反応混合物に水150m1を
加え、n−ブタノール(100鴎1×3回)で抽出し、
n−ブタノールを除去した。
得られた生成物に、IRスペクトルから若干量の酸クロ
リドおよびカルボン酸の混在か認められたのて、ヘキサ
ンを加え、デカンテーションによりこれらの不純物を除
去した。
以上のようにして、淡黄色固体として、目的とする標記
の界面活性剤(la)を得た。収量は、6゜46g(収
率94%)てあった。
なお、この界面活性剤(1a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合物
[RtCONHC)12cH2sO,Na ]の混合物
てあり、その主成分は、2−(第三級ドデシルカルボニ
ルアミノ)エタンスルホン酸ナトリウムてあった。
laのスペクトルーータ ・I R(neat) : 1630cm−’ (p 
cgo )・N M R(d6−DMSO)δ(pp■
):0.72〜1.20(層、25H) 。
3.20〜3.24(m、 2)1: −CONI(C
LIG)12− )。
3.36〜3.44(t、 2H:  −CONl’l
CH*%−)■、物性 上記て得た界面活性剤(1a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例2) ■、エクアシッド13系のp−(第三級アルキルカルボ
ニルアミノ)ベンゼンスルホン酸ナトリ(A)エクアシ
ットIJ系の酸クロリド[RtCOCllの合成実施例
1の(^)と全く同様にして、同じ酸クロリド[RtC
OCllを合成した。
(B)界面活性剤の合成例 スルファニル酸ナトリウム・2水和物((1,02so
l、 4.62g)をナス型フラスコに入れ、ディーン
スタークを装備して、水をベンゼンで共沸させた後、ベ
ンゼンを留去した。
次に、上記(A)て得た酸クロリド(0,015層of
3.48g)、トリエチルアミン(0,03−of、3
.03g)および上記で脱水精製したスルファニル酸ナ
トリウム(0,02sol、3.90g) 、 1.2
−ジクロルエタン(20m交)を混合し、5時間還流し
た。反応混合物に木150m文を加え、n−フタノール
(100m交x3回)で抽出し、n−ブタノールを除去
した。
以上のようにして、目的とする標記の界面活性剤(2a
)を淡黄色固体として得た。収量は5.09g(収率8
7t)てあった。
なお、この界面活性剤(2a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRt(1:0〜の組成に基づく、標記の化
その主成分は、p−(第三級ドデシルカルボニルアミノ
)ベンゼンスルホン酸ナトリウムであった。
2aのスベク ルーータ I R(neat) : 1660cm−’ (y c
so )N M R(d6−DMSO) 8 Cppm
)0.75〜1.2[1(麿、25H) ■、物性 上記で得た界面活性剤(2a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例3) ■、エクアシッド13系の6−(第三級アルキルカルボ
ニルオキシ)ヘキシル硫酸ナトリウム[RtCOO(C
H,)、05OJal含有界面活性剤の合成例 (A)エフアシッド13系の酸クロリドrRtcOcI
Jの合成実施例1の(A)と全く同様にして、同し酸ク
ロリド[RtCOCllを合成した。
(8)界面活性剤の合成例 ヘキサメチレングリコール(00口4鵬o1,4.72
g)。
トリエチルアミン(0,013++ol、8.08g)
および1.2−ジクロロエタン10m lを混合し、還
流条件、上記(A)で得た酸クロリド(0,02sol
 、4.64g)の1,2−ジクロロエタン溶液10m
1を1時間かけて徐々に滴下し、さらに4時間還流した
反応終了後、溶媒を留去し、水100m1を加え、次い
で、ジクロロメタン(100m l x 2回)て抽出
し、溶媒を留去した。その残渣をクーゲルロール蒸留(
100℃10.03 Torr) L/、透明な粘稠液
状のモノエステル体[RtCOO(CH2)aO旧を得
た。収量は、4.50g(収率72z)あった。
次に、上記で得たモノエステル体(0,003mol。
0.94g)をクロロホルム30mJ1溶液とし、約0
℃て攪拌しながら、クロ゛ロスルホン酸(0,006園
01゜0.70g)を30分かけて滴下し、さらに2,
5時間攪拌した。
反応終了後、反応液に水酸化ナトリウム(0,005m
o1,0.24g)のメタノール(150mJl)溶液
、さらに炭酸ナトリウムを少量加えた後、ナトリウム塩
とした後、メタノール、クロロホルムを留去した。
この残液に、水100m1を加え1次いて、n−ブタノ
ール(100mjLX2回)で抽出し、n−ツタノール
を留去した。さらに水70m l、メタノール30m文
を加え、n−ヘキサン(SOmjLXZ回)洗浄し、水
、メタノールを留去することによって目的物で標記の界
面活性剤(3a)を、白色固体として得た。収量は、0
.74g(収率43%:overall)であった。
なお、この界面活性剤(3a)は、エフアシッド13と
称されるカルボン酸混合物におけるRtCO−の組成に
基づく、標記の化合物[RtCoo(CH2)80SO
3Nalの混合物であり、その主成分は、6−(第三級
ドデシルカルボニルオキシ)ヘキシル硫酸ナトリウムで
あった。
3aのスペクトルーータ [R(KBr法): 主な吸収波数/ cs−’ : 2950、2870.1720 ()’ c=o ) 
、 1460゜1380、1360.122O N M R(CDCh)  δ (ρρ−):0.76
〜2.24(L  33)1)3.92 〜4.20(
m、4H:  −cooc6−  &  −C]O3O
,Na)■、物性 上記て得た界面活性剤(3a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例4) ■、エクアシッド13系の6−(第三級アルキルカルボ
ニルアミノ)ヘキサン酸ナトリウム[RtCONH(C
H2)scOONa ]含有界面活性剤の合成例 (^)エフアシッド13系の酸クロリド[RtCOCl
lの合成実施例1の(A)と全く同様にして、同じ酸ク
ロリド[R’COCl1を合成した。
(B)界面活性剤の合成例 上記(A)て得た酸クロリド[RtCOCll (0,
04@ot。
9.28g)、6−アミノヘキサン酸[Nl2(CI)
5COOH](0,06mol、7.86g) 、  
)リエチルアミン(0,04mol。
4.04g)をベンゼン20m fL中、70℃で10
時間攪拌した。
次いで、溶媒を除去後、反応生成物に水150m1を加
え、ジクロロメタン(150m 1   回)で抽出を
行い、ジクロロメタンを除去した。
得られた残液にヘキサン(50miXZ回)を加え、デ
カンテーションにより不純鞠なヘキサンと共に除去し、
薄員色半透明の粘稠な液体のアミド誘導体[RtCON
H(COx)scOOH]を得た。収量は、6.45g
(収率49z)てあった。
次に、このアミド誘導体[R’C0NH(COx)sc
OO1l](0,0197sol、6.45g)と水酸
化ナトリウム(0,0197sol、0.79g)をメ
タノール100mJlに溶解し、メタノールを留去する
ことにより目的とする標記の界面活性剤(4a)を得た
収量は、 6.88g(収率49%:overall)
であった。
なお、この界面活性剤(4a)は、エフアシッド13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合物
[RtCONH(COx)scOONalの混合物てあ
り、その主成分は、6−(第三級ドデシルカルボニルア
ミノ)ヘキサン酸ナトリウムてあった。
4aのスベク ルーータ ・I R(neat) : 1640cm−’ (y 
Coo )・前駆体カルボン酸のN M R(CDCI
z)δ(ppm)  :0.76〜1.68(m、31
8) 2.30〜2.44(t、2H,−CHCooH)3.
20〜3.40(S、2H,−CONHC!l!J−)
■、物性 上記て得た界面活性剤(4a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例5) ■ エクアシソト13系のヨウ化[トリメチル[2−(
第三級アルキルカルホニルアミノ)エチルコアンモニウ
ム] [R′CON HCII□CII□N゛(C1+
3):l I−]含有界面活性剤の合成例(A)エクア
シット13系酸クロリド[R′−COC+]の合成実施
例1の(A)と全く同様にして、同し酸クロリド[Rt
COC1]を合成した。
(B)界面活性剤の合成例 1−記(^)て得た酸クロリド(0,041of、9.
28g)、N、N−シメチルシャミン(0,08■ol
 、7.04g)ど溶媒の1,2−ジクロロエタン20
■01の混合物を70℃て3時間攪拌した。溶媒留去後
、水150molを加え、ジクロロメタン(lsOmf
lX2回)て抽出し、ジクロロメタンを留去した。得ら
れた残渣をクーゲルロール蒸留(90°C10,04T
orr) シ、透明粘稠な液体としてアミド体[R’C
0NHCt12CH2N(Ctlz)2]を得た。収量
は9.82g  (収+86z)てあフた。
上イ1アミド のスペクトルデータ ・I R(neat) : 1640cm−’ (v 
C=O)・ N M  R(CDCIい δ (pp鳳
)0.78〜1.15(■、 258)。
2.24(s、  51(: −N((1:凸)2.3
4〜2.48(t、  2H二 −GHzN(CHx)
z)324〜3.42(鵬、 2H: −CONHCH
,−)次に、上記て得たアミド体(0,015sol、
 4.26g)とヨウ化メチル(0,0451of、 
619g)の混合物を封管し、時々振りまぜなから80
°Cの湯浴中て3時間反応させた。室温まて冷却後、開
封し、内容物をジクロロメタン50m lて洗い出して
ナス型フラスコに移し替え、過剰のヨウ化メチルおよび
ジクロロメタンを留去した。ヘキサン(50mJIX2
回)てデカンテーションすることにより不純物を除き、
シリカゲルショートカラム(展開溶媒:アセトン)て脱
色し、[1的とする標記の界面活性剤(5a)を、白色
固体として、はぼ定量的に得た。
なお、この界面活性剤(5a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合*
 [RtCONHCt(2cH2N”(CL)tl−7
の混合物であり、その主成分は、ヨウ化(トリメチル[
2−(第三級ドデシルカルボニルアミノ)エチル]アン
モニウム)てあった。
5aのスペクトルデータ ・I R(neat) : 1640cg+−’ (v
 C=O)・N M R(CDC1,) δ(ppm)
0.78〜1.20(■、 25H)。
3.50(s、9H: −N”(CLthl−)3.8
2(bs、 4HニーC0NHCH2CHNつ■、物性 上記て得た界面活性剤(5a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例6) ■ エクアシット13系の塩化[ペンシルジメチル[2
−(第三級アルキルカルボニルアミノ)エチル]アンモ
ニウムコ [R’C0NHCH2CH2Nゝ(CH,)
2(C1(2Ph)CI−]含有界面活性剤の合成例(
A)エクアシット13系酸クロリドrR’co(:l]
の合成実施例1の(A)と全く同様にして、同し酸クロ
リド[RtCOC1]を合成した。
(B)界面活性剤の合成例 上記(A)で得た酸クロリド(0,04■ol、9.2
8g)を用いて、実施例5の(B)に示したアミド体の
合成を全く同様にして繰り返し、同様のアミド体を得た
このアミド体の性状、収量、スペクトルデータは、実施
例5の(B)に示した通ってあった。
次に、上記て得たアミド体(0,015鵬o1.4.2
6g)と塩化ペンシル(0,017mol、2.16g
)を混合し、120°Cて5時間反応させた0反応後、
反応混合物にヘキサン(SOnjlxZ回)を加え、デ
カンテーションを行って不純物を除去し、得られた残渣
をシリカゲルショートカラムで精製し、標記の界面活性
剤(6a)を得た。収量は、5.96g(収率84z)
てあった。
なお、この界面活性剤(6a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合物
[RtCONI(CH2C1(J”((:H:+)ic
HtPhc文−1の混合物てあり、その主成分は、塩化
[ベンジルジメチル[2−(第三級ドデシルカルボニル
アミノ)エチル]アンモニウム]てあった。
6aのスペクトルーータ ・I R(neat) : 1640cm−’ (y 
c、o )・N M R(CDCI3)δ(pp層):
0.72〜1.24(m、 25H)。
3.36(s、 68: −N”(C!lLLlj(C
)IgPhCoo−)3.86(bs、 4)1: −
CONHChCh−)4.92(s、 20.−CHP
h) 7.34〜7.60(−、5H:  −CH2肋)■、
物性 上記で得た界面活性剤(6a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例7) ■、エクアシット13系のヨウ化[トリメチル[3−(
第三級アルキルカルボニルオキシ)プロピル]アンモニ
ウム] [RtCOOCH2CHtCFIzNゝ(CH
3)3T−1含有界面活性剤の合成例(A)エクアシッ
ト13系酸クロリド[RtCOCllの合成実施例1の
(A)と全く同様にして、同し酸クロリド[R’COC
l]を合成した。
(B)界面活性剤の合成例 上記(A)て得た酸クロリド(0,04鵬of、9.2
8g)と3.3−ジメチルアミノ−1−プロパツール(
0,08sol、 8.24g)を混合し、50℃て3
時間攪拌して反応させた。 冷却後1反応混合物に、水
150mMを加え、ジクロロメタン(15(1mMX2
回)で抽出し、ジクロロメタンを留去した。
得られた残液をクーゲルロール蒸留(70℃10.05
Torr) シ、透明な液体として、エステル体[Rt
COOCHaCH2CHJ(CTo)alを得た。
収量は8.73g  (収率73z)であった。
−エスール のスペクトルーータ ・ I  R(neat):  1730cm−”  
(y c、o  )・N M R(CDCIりδ(pp
膳):0.80〜1.16(m、 24H)。
1.64〜1.95(園、 2H: −COOCH2C
hC1(2−)2.24(s、 68: −N(Chh
)2.28〜2.44(t、 211: −C!l!j
N(Ch)z)4.04〜4.17(■、 28: −
coocL、−)次に、上記で得たエステル体(0,0
1sol、 2.99g)とヨウ化メチル(0,021
of、 4.26g)の混合物を封管し、詩々振りまぜ
なから80°Cの湯浴中て3時間反応させた。室温まて
冷却後、開封し、内容物をジクロロメタン50m lて
洗い出してナス型フラスコに移し替え、過剰のヨウ化メ
チルおよびジクロロメタンを留去した。
シリカケルショートカラム(展開溶媒:アセトン)て精
製し、目的とする標記の界面活性剤(7a)を、薄黄色
の固体として、はぼ定量的に得た。
なお、この界面活性剤(7a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合物
[RtC00CH2CH2C)IJ”″(cliI−1
の混合物てあり、その主成分は、ヨウ化[トリメチル[
2−(第三級ドデシルカルボニルオキシ)プロピル]ア
ンモニウム]てあった。
7aのスペクトルーータ ・I R(neat) : 1720cm−’ (y 
c、o )・N M R(CDCI3)δ(pp−):
0.84〜1.20(m、 25H)。
2、16〜240(■、  2H・ −C00(:H2
C11,CH2−)156(s、  9H:  −N”
(Chbl−)3.72〜3.88(m、  2H: 
 −CHJ”(CH3)xl−)4.20〜4.32(
園、2HニーC00CH)■、物性 上記で得た界面活性剤(7a)について、その界面物性
等の糊性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例8) 工、エクアシット13系の[ジメチル[2−(第三級ア
ルキルカルボニルアミノ)エチル]アンモニオ]アセテ
ート[Rt(:0NH(:)1.CH2N2(GHz)
2cH,COO−1含有界面活性剤の合成例(A)エフ
アシッド13系酸クロリド[RtCOC1]の合成実施
例1の(A)と全く同様にして、同し酸クロリド[Rt
COC1]を合成した。
(B)界面活性剤の合成例 り記(A)て得た酸クロリド(0,04sol、9.2
8g)を用いて、実施例5の(8)に示したアミド体の
合成を全く同様にして繰り返し、同様のアミド体を得た
このアミド体の性状、収量、スペクトルデータは、実施
例5の(B)に示した通りてあった。
次に、上記て得たアミド体(0,旧■of、 2.84
g)とモノクロロ酢酸ナトリウム(0,01醜o1.1
.17g)と水5m又との混合物を95〜100℃に保
ち、水は蒸発させなから6時間攪拌して反応させた。こ
れに水100m文を加え、n−ブタノール(100rn
JJX2回)て抽出し、n−ブタノールを留去した。さ
らにヘキサン(50m!;LX2回)を加え、デカンテ
ーションすることによって不純物を除き、目的とする標
記の界面活性剤(8a)を、白色固体として得た。収量
は、2.77g(収率7oz)てあった。
この界面活性剤(8a)と出発物質の極性の違いをHP
LCにより確認した。
なお、この界面活性剤(8a)は、エクアシット13の
カルボン酸のRtCO−の組成に基づく、標記の化合%
 [RtC:0NHC11,CH,N”((:)1.)
2C82COO−117)混合物であり、その主成分は
、[ジメチル[2−(第三級ドデシルカルボニルアミノ
)エチル]アンモニオ]アセテートてあった。
8aのスペクトルデータ ー I R(neat) : 1640cm−’ (y
 、、、。)・ N M R(CDC1,)  δ (
ppm)   :0.72〜1.20(s、 25H)
3.40(s、  6H:  −N”(C仙)180(
bs、 4H: −CH2CHJ”(C:1lff)2
+C0NHCJCH2−) 4.00(bs、 2H: N冗!l!jCOOつ■、
物性 上記で得た界面活性剤(5a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(実施例9) ■、エクアシット13系の第三級アルキルカルボニルオ
キシポリオキシエチレン[RtCO(OCH2CH2)
、0旧(■=1〜20)含有界面活性剤の合成例 (A)エフアシッド13系酸クロリド[RtCOC1]
の合成実施例1の(A)と全く同様にして、同し酸クロ
リド[RtCOC+]を合成した。
(ロ)界面活性剤の合成例 エチレングリコール(0,04■ol、 2.48g)
とトリエチルアミン(0,08sol、 8.08g)
と1.2−ジクロロエタン5mAを混合し、還流条件下
て上記(A)て得た酸クロリド(0,02sol、 4
.64g)の1.2−ジクロロエタン5ml溶液を1時
間かけて滴下し、さらに4時間還流した0次いて、溶媒
を留去した後に、水100 m文を加え、ジクロロメタ
ン(100mJ1×2回)て抽出し、ジクロロメタンを
留去した。
得られた残液をクーゲルロール蒸留(11O℃/0.0
3Torr) L/、モノエステル体[RtCOOCL
CLO旧を、透明な粘稠液体として得た。収量は:1.
97g(収率77z)であった。
次に、上記て得たモノエステル体(0,007sol。
1.81g)と水酸化カリウム(85%;0.007s
ol 、0.045g)を混合し、110℃て攪拌しな
がらエチレンオキシドを4時間吹き込んて反応させた。
冷却後、得られた反応混合物に水100mjLを加え、
n−ブタノール(100m文×2回)で抽出し、n−ブ
タノールを留去した。得られた残液をクーゲルロール蒸
留(120℃/ 0.05Torr) L/、低沸点成
分を除去した。
以上のようにして、目的とする標記の界面活性剤(9a
)を、薄黄色の粘稠な液体として得た。収量は2.lO
g(収率33%:overall)てあった。
なお、この界面活性剤(9a)は、エクアシット13の
カルボン酸のR’CO−の組成に基づく、標記の化合物
[RtCO(OClt、CH,)、0旧の混合物であり
、その主成分は、第三級ドデシルカルボニルオキシポリ
オキシエチレン(m=1〜20)てあり、さらに、mに
関しては、  IH−NMRの積分比により、平均数的
11であることも確認した。
9aのスペクトルーータ ・I R(neat) : 1720 cm−’  (
p c、。)・N M R(CDCl2)δ(pp■)
:0.76〜1.12(m、 25H)。
3.64(bs、 41H: 0−ChChO)4.1
2〜4.18(b、  21に  −COOCjjlC
)12−  )■、物性 上記で得た界面活性剤(9a)について、その界面物性
等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
(比較例1〜3) 従来型の界面活性剤である、以下に示す各種直鎖状アル
キル硫酸ナトリウム塩: RO5OsNa  (R=n−アルキル)・界面活性剤
(イ) R! n−CtJzs(SDS) ・界面活性剤(o) Rm= n−CtJzs・界面活
性剤(八) Rm 1−C15l13iの界面活性剤と
しての物性を、比較のため、第7表に示した。
(以下、余白) (実施例1()) ■、エクアシット9系の8−(第三級アルキルカルボニ
ルオキシ)オクチル硫酸ナトリウム[f(LCOO(C
H2)、O20,Nal含有界面活性剤の合成例(なお
、エクアシント9系といった場合、RtCO−はエクア
シット9中の飽和脂肪族第三級カルボン酸のアシル基に
対応するものである。エクアシット9中のRtCO−は
第三級オクチルカルボニル基を主成分とするものである
。) (A)エクアシット9系の酸クロリド[R’COf、Q
 ] の合成 エフアシ・ント9 (0,02’g+o文、3.16g
 )を50°Cて攪拌しなから塩化チオニル(0,04
mo交、4.76g )を30分かけて滴下し、さらに
2時間、その温度て攪拌した。軽留分を留去し、赤茶色
粘稠な液体としてほぼ定量的に酸クロリド[RtCOC
Jl ] を得た。
IRデータ ・エクアシット9 (neat) + 1700cg+
−’ (y c、、)・酸クロリド  (neat) 
: 1780cm−’ (yc=o)(B)界面活性剤
の合成例 1.8−オクタンジオール(0,04mo文、5.85
g)、トリエチルアミン(0,06mo又、6.07g
 ) 。
1.2−ジクロロエタン20■文を混合し、還流条件下
に、L記Aて合成した酸クロリド(0,02mo!;L
、3.53g )の1.2−ジクロロエタン溶液20■
父を1時間かけて滴下し、さらに4時間還流した。溶媒
留去後、水200震文加え、ジクロロメタン(150■
文X2回)で抽出した。無水硫酸マグネシウムて乾燥後
、ジクロロメタンを留去した。残液をクーゲルロール薄
留(110°C/ 0.04Torr)し、淡黄色粘稠
液体として、エステル誘導体を得た。収量は3.lOg
 (収率54%)てあった。
次に上記で得たモノエステル体(0,009mol、2
.69g)をクロロホルム100■文溶液とし、約0℃
て攪拌しながら、クロロスルホン酸(0,006■on
、o、log)を30分かけて滴下し、そのまま2.5
時間攪拌した。温度を約0℃に保ったまま、水酸化ナト
リウム(0,02sof、0.80g)のメタノール溶
液250aM 、さらに炭酸ナトリウム(0,02mo
Jl、2.12g)を少量づつ加えた後、クロロホルム
及びメタノールを留去した。残液に水100■文を加え
、n−フタノール(100履見×2回)て抽出した後、
n−フタノールを留去した。さらに水100■交、メタ
ノール100■文を加え、ヘキサン(100s文×2回
)て洗い2水及びメタノールを留去して目的物である界
面活性剤(10b)を淡緑色半固体として得た。
収量は2.86g (収率42%、overall)て
あった。
なお、この界面活性剤(10b)はエクアシット9と称
されるカルボン酸混合物に於けるRtCO−の組成に基
づく標記[RtCOO(CH2)aO3O3Na]の混
合物てあり、その主成分は8−(第三級オクチルカルボ
ニルオキシ)オクチル硫酸ナトリウムであった。
10bのスペクトルデータ ー I R(neat)主な吸収波数(lj−’) :
2950.2870.1730 (νe=o)、147
5.1400.1270−1220・N M R(CD
C文3)δppm : 0.66−1.84(s、29
日):1.91−4.21(t+t、4H1−COOC
J−+−CH03O,Na)■、物性 上記で得た界面活性剤(10b)について、その界面物
性等の物性を評価した。
結果は第7表に示す。
〈考察〉 第7表に示す結果から明らかなように、本発明の第三級
アルキルカルボニル基系の界面活性剤は、従来の直鎖状
アルキル基系の界面活性剤(SDS等)と比較して、次
のような特長を宥している。
■臨界ミセル濃度(cmc)か低い・ ■クラフト点か0℃以下て、水溶性かよい。
■表面張力低下能か:lOmN/’m以下て、−類型の
イオン性界面活性剤としては、極めて良好な値を示す。
■浸透力は、浸透剤として市販されている”Aeros
oJl  0T”に匹敵する高い値を示す。
なお、浸透力の測定は、フェルトチ・ンプ沈降時間法に
よった。
■起泡力が良好である。
[発明の効果] 本発明のによると、下記の効果を奏することかてきる。
本発明の界面活性剤は、親油基もしくは親油基側に第三
級アルキルカルボニル基(RtCO−)を含有すること
を特徴とする第三級アルキル型のアルカノイル系界面活
性剤であり、従来の直鎖状アルキル型の界面活性剤、た
とえばドデシル硫酸ナトリウム等と比較して、表面張力
低下能に優れる、臨界ミセル濃度(cmc)か低い、ク
ラフト点か低い(通常、0°C以下)、化学的安定性か
高い等の多くの点において優れた物性を有する実用上著
しく優れた界面活性剤である。
また、親木基の種類やスペーサーの種類によって、目的
に応じた多種多様のカチオン系、アニオン系、両性イオ
ン系あるいは非イオン系の界面活性剤として実現するこ
とかてきる。
すなわち、本発明によると、上記優れた物性および利点
を宥し、従来特に使用条件等に制約があった切削油、圧
延油添加剤、トナー用添加剤等の分野、また繊維処理剤
、エレクトロニクス用潤滑油添加剤などの分野を含めた
極めて広範囲の界面活性剤利用分野に、広範囲の使用条
件て好適に使用することかできるなどの利点を有する実
用上著しく有用な各種の系統の界面活性剤を提供するこ
とがてきる。
特許出願人 出光石油化学株式方閃町 へ−へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)親油基もしくは親油基側に、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) {ただし、式( I )中のR^tは次の一般式(II)▲
    数式、化学式、表等があります▼(II) [ただし、式(II)中の、R^1、R^2およびR^3
    はそれぞれ炭素数1〜10のアルキル基を表し、R^1
    、R^2およびR^3は互いに同一であっても相違して
    いてもよい。] で表される脂肪族第三級アルキル基である。}で表され
    るアシル基を有する界面活性化合物からなることを特徴
    とする界面活性剤。 (2)前記界面活性化合物が次の一般式(III)▲数式
    、化学式、表等があります▼(III) {ただし、式(III)中の、R^tは前記請求項1にお
    ける式( I )中のR^tと同様の意味を表し、Yは−
    O−または−NH−を表し、Qは− (CH_2)_n−[ただし、nは1〜20の整数であ
    る。]、アリレン基またはアルキレンアリレン基を表し
    、Zは、−SO_3M、−OSO_3M、−COOM[
    ただし、Mはアルカリ金属を表す。]、次の一般式(I
    V) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [ただし、式(IV)中の、R^4およびR^5は、各々
    、炭素数1〜4のアルキル基を表し、R^6は炭素数1
    〜4のアルキル基または炭素数7〜9のアラルキル基を
    表し、R^4、R^5およびR^6は互いに同一であっ
    ても相違していてもよく、Xはハロゲン原子を表す。] で表されるアンモニウムハライド残基または次の一般式
    (V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [ただし、式(V)中の、R^7およびR^8は、各々
    、炭素数1〜4のアルキル基を表し、R^7とR^8は
    互いに同一であっても相違していてもよく、R^9は炭
    素数1〜4のアルキレン基を表す。] で表される両性イオン残基を表す。} で表される界面活性化合物である請求項1に記載の界面
    活性剤。 (3)界面活性化合物が、次の一般式(VI)▲数式、化
    学式、表等があります▼(VI) {ただし、式(VI)中の、R^tは前記式( I )中の
    R^tと同様の意味を表し、mは1〜50の整数を表す
    。} で表される界面活性化合物である請求項1に記載の界面
    活性剤。 (4)前記請求項2に記載の一般式(III)で示される
    界面活性化合物が、下記一般式(VII)で表わされるn
    −(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルカンスルホ
    ン酸アルカリ金属塩である請求項2に記載の界面活性剤
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、nおよびM
    は前記と同様の意味を表わす。](5)前記請求項2に
    記載の一般式(III)で示される界面活性化合物が、下
    記一般式(VIII)で表わされるp−(第三級アルキルカ
    ルボニルアミノ)ベンゼンスルホン酸アルカリ金属塩で
    ある請求項2に記載の界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3およびMは前
    記と同様の意味を表わす。] (6)前記請求項2に記載の一般式(III)で示される
    界面活性化合物が、下記一般式(IX)で表わされる(n
    +1)−(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルカン
    酸アルカリ金属塩である請求項2に記載の界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、nおよびM
    は前記と同様の意味を表わす。](7)前記請求項2に
    記載の一般式(III)で示される界面活性化合物が、下
    記一般式(X)で表わされるハロゲン化[トリアルキル
    [n−(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルキル]
    アンモニウム]である請求項2に記載の界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (X) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、n、R^4
    、R^5およびXは前記と同様の意味を表わし、R^6
    ^aは炭素数1〜4のアルキル基を表わす。] (8)前記請求項2に記載の一般式(III)で示される
    界面活性化合物が、下記一般式(X I )で表わされる
    ハロゲン化[アラルキルジアルキル[n−(第三級アル
    キルカルボニルアミノ)アルキル]アンモニウム]であ
    る請求項2に記載の界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (X I ) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、n、R^4
    、R^5およびXは前記と同様の意味を表わし、R^6
    ^bは炭素数7〜9のアラルキル基を表わす。](9)
    前記請求項2に記載の一般式(III)で示される界面活
    性化合物が、下記一般式(XII)で表わされる[ジアル
    キル[n−(第三級アルキルカルボニルアミノ)アルキ
    ル]アンモニオ]アセテートである請求項2に記載の界
    面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (XII) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、n、R^7
    およびR^8は前記と同様の意味を表わす。](10)
    前記請求項2に記載の一般式(III)で示される界面活
    性化合物が、下記一般式(XIII)で表わされるn−(
    第三級アルキルカルボニルオキシ)アルキル硫酸アルカ
    リ金属塩である請求項2に記載の界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (XIII) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、nおよびM
    は前記と同様の意味を表わす。](11)前記請求項2
    に記載の一般式(III)で示される界面活性化合物が、
    下記一般式(XIV)で表わされるハロゲン化[トリアル
    キル[n−(第三級アルキルカルボニルオキシ)アルキ
    ル]アンモニウム]である請求項2に記載の界面活性剤
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (XIV) [ただし、式中、R^1、R^2、R^3、n、R^4
    、R^5およびXは前記と同様の意味を表わし、R^6
    ^aは炭素数1〜4のアルキル基を表わす。]
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772975A2 (en) 1995-11-13 1997-05-14 Mitsubishi Materials Corporation Microbes-removing material
US5877140A (en) * 1994-09-22 1999-03-02 Hardy; Frederick Edward Detergent compositions
CN115279729A (zh) * 2020-01-29 2022-11-01 艾德凡斯化学公司 氨基酸表面活性剂
CN115279728A (zh) * 2020-01-29 2022-11-01 艾德凡斯化学公司 氨基酸表面活性剂

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