JPH04156211A

JPH04156211A - 捩じ切り式ｓｒリング取り外し方法と、それに使用するｓｒリング取り外し機

Info

Publication number: JPH04156211A
Application number: JP2281490A
Authority: JP
Inventors: Minoru Yamamura; 稔山村; Yoshihiko Sasaki; 佐々木　義彦; Naganori Osaka; 大坂　長則; Masaya Fujimori; 藤森　真弥; Noboru Ozawa; 昇小沢; Hisashi Yamashita; 久志山下; Mayumi Takeyama; 竹山　真由美
Original assignee: Kansai Electric Power Co Inc
Current assignee: Kansai Electric Power Co Inc
Priority date: 1990-10-18
Filing date: 1990-10-18
Publication date: 1992-05-28
Anticipated expiration: 2009-06-15
Also published as: JPH0646843B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、送電線に取り付けられたＳＲリングを迅速に
取り外すことができる瑛し切り式ＳＲリング取り外し方
法と、それに使用するＳＲリング取り外し機に関するも
のである。

〔従来の技術および解決すべき技術的課題〕鉄塔間に架
設される送電線には、吉きに数トン重にも及ぶ張力がか
けられている６元来、金属線で、最早これ以上大負荷を
掛けることは望ましくない。ところが、冬季の多雪地帯
においては２、送ｉ［に雪が疑り積もり、雪の重髪が送
電線の張力に高負殉をかけ、送電線がイれに耐えかねて
断線してしまうことが頻発したのである。

そこで、多雪地帯に架設するほとんど全ての送電線に一
定間隔に合成栂脂製のＳＲリングを取り付けて、この断
線を防ぐ方法が採られるようになった。ＳＲリングは、
送電線ｔこリングが巻きつくように一定間隔に嵌め付け
られ、積雪時には、リングのある部分の雪は樹脂製リン
グＬを滑ってｍｓに送電線から落下し、リングとリング
の間の送電線に積もった雪は、リングに分断されること
によって送電線１に位１するための相乃依存伯用を失い
、風などにより送電線上でほんの僅かに滑っただけでも
、鴬の重心が送電線トよりはずれてバランスを崩し１５
、ずり落ちるのである。

しかし、このように有用なＳＲリングであっても、送電
線の交換の後には、邪魔な存在となる。

というのは、使い占しの金ＩＫ製送電線に樹脂製のＳＲ
リングが付いていると、廃品回収業者に渡す際の商品価
値が皆無になってしまうからである。

そこで、従来は、人がＪ具でＳＲリングを１つずつ捻り
切ってＳＲリングを取り列していたのであるが、非常に
長い送電線の全てのＳＲリングを切り外すには、多くの
人手をａ−要とし２て、極めて能率が悪く、改善が強く
望まれていた。

本発明は、従来のＳＲリング取り外し２方法に上記の欠
点かあ１．たことに鑑みてなされたもので、省力的で能
率良＜ＳＲリングが取り外し７できる）】法を提供する
ことを第１の技術的課題とす−るものであり、また、そ
のＳＲリング取り外し、を高能率に行える装置を提供す
ることを第２の技術的課題とするものである。

〔課題解決のために採用し、た手段］本発明者が、［記＃Ｊ題解決のために採用し５た丁段苓
、添付図面を参照して説明すれば、以下のとおりである
。

即ち、刃間隔が送電線径より人きくＳＲリング久径より
小さいように、内弧形の固定刃３と回転刃２どを対！し
、これら両刃２・３が形成するカッター間隙に、′：９
ＲリングＲ−Ｒ・・・・を取りイ１けた送電線を、引き
通し５、巻き取りながら、前記固定刃３がＳＲリングＲ
を押さえ１７回転刃２がＳＲリングＲ′＋捩じ、るよう
に回転するごとによって、ＳＲリングＲを送電線Ｗから
分ＨするようＣした１２段を採用ちるごとによって、能
率的ご多くの人１−ヲ必Ｖとし７ない捩じ、切り式ＳＲ
リング取り外し５方法苓提供し、だのであり、また、１
」−ラー１を設けてその回転軸が送電線送りｈ向乙ζ曲
交づるよう番こし６、ロークー面に複数枚の回転刃２・
２・・・・を配設して送電線送り方向に斜向するように
し、送電線送り）１向に斜向する固定刃３を設けて固定
刃３、Ｉコーラ−軸方向が送電線送り方向に直交するよ
うにし、固定刃３、ローラー軸間の距離を可変と゛〈る
方間Ｍ調幣の構４を許けてローラーに配設された回転刃
の内、固定刃と最も近いものと固定刃とがカシター間隙
を構成してその刃間隔が調節できるようにし、送電線Ｗ
をカッター間隙に案内するガイド５を設番」、壬−夕・
−６を設けて前記ローラー１を駆動回転さセるよう１こ
するという手段を採用することによって、捩じ切り式Ｓ
Ｒリング取り列し方法ムこ使用ｊるＳＩマリ゛／グ取り
外し機を提供したのである。

（実施例〕以下、本発明を添付図面にｔｆｚ引実施例に基づいて説
明する。

本発明の実施例であるＳ　Ｒリング取り列し機は以１の
ように構成される。

トップパー４１の両端には滑車、５１ｊｉ１が１ｊ７ｉ
転司能に付設されていて、送電線Ｗｌ二に吊りｔ゛げら
れるＳ　ＲＩＪング取り外し機全体が、送電線が動い”
こも滑沖５１・５１が送電線Ｗ１ｍを６４がるこ侃゛じ
ょ−、で、定位置に居ることができる。トップパー４１
の下方には固定刃３が固設されていて、更に、トップパ
ー４１には懸下スクリューロッド４３に位置決めされる
上下に昇降可能なフレーム４２が垂設されてこのフレー
ム４２が固定刃３の真下に来るようになっている。フレ
ーム４２は両サイドに補助滑車５２・５２が設けられて
いる。更に、フレーム４２はフック７・７を有して、ロ
ーブ掛けされ、取り外し機を吊り下げる送電線Ｗが動く
ときに取り外し機を定位置に保持することができるよう
になっているとともに、モーター６とローラー１を配設
している。

このモーター６はローラー１を回転させる。ローラー面
には８枚の回転刃２・２・・・・が配設されている（第
１図、第２図、第３図参照）。

更に、前記滑車５１・５１と補助滑車５２・５２は送電
線ガイド５を構成して取り外し機後方で回転ドラムに巻
き取られる送電線Ｗをカッター間隙に案内する。

カッター間隙は固定刃３と回転刃２で構成される。フレ
ーム４２とトップパー４１は、上下で逆螺子が刻っであ
る懸下スクリューロッド４３にボルト止めされている。

懸下スクリューロッド４３のハンドルを回してスクリュ
ーロッド４３を回転させると、トップパー４１とフレー
ム４２のボルト止め位置がスクリューロッド４３上で逆
向きに移動して、フレーム４２とトップパー４１の距離
が調節でき、これによって、フレーム４２に配設される
ローラー２１、回転刃２とトップパー４１に配設される
固定刃３の間隔が調整される。なお、トップパー４１は
回転ロックを有して、ＳＲリング取り外し作業時にはス
クリューロッド４３が回転しないようにすることができ
る。こうして刃間隔調整機構４が構成される（第４図参
照）。

ＳＲリング取り外し機を使用した捩じ切り式ＳＲリング
取り外し作業は次のようである。

ローブ掛けして位置決めされた取り外し機後方の回転ド
ラムに巻き取られる送電線Ｗは、滑車５１・５１によっ
て取り外し機全体を滑らせるように吊り下げるとともに
、ガイド５に案内されてカンタ−間隙に送り込まれる。

固定刃３と回転刃２が構成するカッター間隙は、刃間隔
が調整されていて、送電線径より僅かに広く、ＳＲリン
グ外径より僅かに狭くセットしておくものとする。モー
ター６はローラー１を回転させ、それによって、ローラ
ー面に配設された８枚の回転刃２・２・・・・も回転す
る。その回転方向は、ローラー１上送電線側の回転刃２
が送電線送り方向に一致する方向である。送電線Ｗが巻
取りされ、モーター６が駆動して回転刃２・２・・・・
が回転すると、カッター間隙内の送電ＩＩＷ上方に位置
する固定刃３が送電線送り方向の反対側からＳＲリング
Ｒ上部を押さえ、送電線Ｗ下方に位置する回転刃２が送
電線送り方向にＳＲリングＲ下部を引っ掛けながら回転
し、これによって、ＳＲリングＲが捩じるように変形さ
れて、捩じり切られるか、ＳＲリングＲを送電線Ｗに嵌
め付けるときに接合させた接合部がはずれるかして、Ｓ
ＲリングＲが送電線Ｗから弾き飛ばされる（第５図、第
６図、第７図参照）。

本実施例は以上のように構成されるが、本実施例ＳＲリ
ング取り外し機が送電線上を滑るような構造になってい
るのは、ＳＲリング取り外し作業が野外、ときには山中
で行われるため、取り外し機全体を小型化して、持ち運
び、設置などを容品にするためである。

なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、特許請求の範囲内で種々の変更が可能である。特に
、送電線を取りドラムの巻取り口に固定刃、回転刃を配
設して取り外し機を構成するように設計変更することな
ども本発明の範囲内に含まれる。

〔本発明の効果〕

以上、実施例によって説明したとおり、本発明の捩じ切
り式Ｓ　ＲＩＪング取り外し方法は、送電線を壱取りな
がら、固定刃と回転刃がＳＲリングを捩じ切るように送
電線から取り外すという手段を採用することによって、
作業員が工具で１つ１つ捻り切らなくても、自動的にＳ
Ｒリングを取り外すことができる。これによって、ＳＲ
リング取り外し作業を省力化でき、また、その作業は送
電線巻取りと同時にスピーデイに行えるので、４作業時
間を太幅に短縮できる。

また２本発明ＳＲリング取り久し機は、刃間隔調整機構
を有づるごとによって、どのような太さの送電線１こ対
しても効果的に捩コ・、切り式Ｓ　Ｒリング取り外し１
作業が行える。

このよ・うに、本発明の捩シ〉切り式ＳＲＲリング取夕
）し７方法とそれに（！用するＳＲＲリング取外し機は
、産業十の利用価（直が極めて高い。

【図面の簡単な説明】

第１図（五４実施例ＳＲリング取り匁し１機の正向図で
あり、第２）同は同側面図、第３図は同平面図ごある。ｔだ、第４図は刃間隔調整機構の構造を開示′づる取り
外し１機の部分拡大図である。第１５図、第６図、第７図はオ実施例規し切Ｑ式ＳＲリ
ング取り外し２ノラ法を図示Ｃる説明図゛ごある。１・・・口〜〜う−、２・・・回転刃、３・・・固定刃、４・・・刃間隔調整機構、４１・・・ト５・ブバー、４２・・・フレーム、４３・
・・懸下スクリ】−ロッド、５・・・ガイ１゛、５１・・・情事、５２・・・補助渭車、６・・・モータ
ー、７・・・フック、Ｗ・・・送ｔＸ線、Ｒ・・・ｓ　ｒｔリング。特許出願人　間西電力株式会ネ１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）送電線Ｗに取り付けられる合成樹脂製のＳＲリン
グＲを取り外す方法において、送電線Ｗ径より大きくＳ
ＲリングＲの外径より小さく、凹弧形の固定刃３と回転
刃２とを対置させ、これら両刃２・３が形成するカッタ
ー間隙に、ＳＲリングＲ・Ｒ・Ｒ・・・・を取り付けた
送電線Ｗを、引き通しつつ巻き取りながら、前記固定刃
３がＳＲリングＲを押さえ、回転刃２がＳＲリングＲを
捩じるように回転することによって、ＳＲリングＲを送
電線Ｗより分離することを特徴とする捩じ切り式ＳＲリ
ング取り外し方法。
（２）回転軸が送電線送り方向に直交するローラー１を
有し、ローラー面に配設されて送電線送り方向に斜向す
る複数枚の回転刃２・２・・・・を有し、固定刃、ロー
ラー軸方向が送電線送り方向に直交し、かつ、送電線案
内方向に斜向する固定刃３を有し、ローラー１に配設さ
れた回転刃の内、固定刃に最も近いものと固定刃とがカ
ッター間隙を構成してその刃間隔が調節可能となる如く
、固定刃３、ローラー軸間の距離を可変とする刃間隔調
整機構４を設け、送電線Ｗをカッター間隙に案内するガ
イド５を有し、前記ローラー１を駆動回転させるモータ
ー６を設けたことを特徴とするＳＲリング取り外し機。