JPH04155829A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04155829A
JPH04155829A JP28086990A JP28086990A JPH04155829A JP H04155829 A JPH04155829 A JP H04155829A JP 28086990 A JP28086990 A JP 28086990A JP 28086990 A JP28086990 A JP 28086990A JP H04155829 A JPH04155829 A JP H04155829A
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polycrystalline
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体基板上に選択的に形成された熱酸化膜
を有する半導体装置の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、半導体素子間の素子分離法としてLOGOS (
Local 0xidation of 5ilico
n>法か知られており、例えば特開昭62−19086
9号公報などに開示されている。
またLOGO3法には特有のバーズビークと呼ばれる活
性領域への酸化膜の食い込みがあり、MOSトランジス
タのチャネル幅が減少してしきい値が高くなるという狭
チャネル効果を助長していたか、これを低減するための
改良LOGOS分離も提案されている。これは例えばI
 E D M (International Ele
ctronic Devices Meeting)’
86 p、303やJ、E]ectrochem、 S
oc、、Vol、13B、p3815などに開示されて
いる。
第3図に改良LOCOS分離の一例を示す。
半導体基板1上に下地酸化シリコン膜2.多結晶シリコ
ン膜3a、窒化シリコン膜4かこの順に形成され、窒化
シリコン膜4か選択的に除去され、露呈した多結晶シリ
コン膜3aと半導体基板1か選択的に熱酸化されている
。この後、多結晶シリコン膜3a、窒化シリコン膜4が
エツチングで除去されてフィールド酸化膜7が残り、素
子分離が完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし改良LOGO3分離では、多結晶シリコン膜3a
を選択酸化する際、急速にグレインが成長し、そのグレ
イン境界に沿って酸化が不均一に行われる。したがって
境界部9も不均一になり、この上に更に半導体装置を設
ける場合には平坦性が悪いという問題があった。
またこのグレイン境界に沿った不均一な酸化は、多結晶
シリコン膜3aにストレスを生じさせる。
特に活性領域の周囲の三方又は四方にフィールド酸化膜
7を形成する場合にはこのストレスによるシリコン原子
のマイグレーションが生じ、第4図に示すように境界部
9の窒化膜4側にしわ13が入り多結晶シリコン膜3a
にピンホールか発生する。この現象は例えばJ、ELe
ctrochem、Soc、、Vol、1311i、l
)、3815に記載されている。このピンホールは、多
結晶シリコン膜3aをエツチングで除去する際にエツチ
ング物質を下地酸化膜2や半導体基板1へ侵入させるの
で、活性領域の結晶欠陥やジャンクションリーク等の不
良を招くという問題点かあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、境界部を滑らかに形成し、多結晶半導体膜で
のピンホールの発生を抑えて、平坦性の良い、結晶欠陥
やジャンクションリークのない半導体装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に下
地酸化膜を形成する工程と、下地酸化膜上に多結晶又は
非晶質の半導体膜を形成する工程と、上記半導体膜上に
窒化膜を形成する工程と、窒化膜をパターニングして上
記半導体膜の一部を露呈させる工程と、パターニングさ
れた上記窒化膜をマスクとして上記半導体膜と上記半導
体基板とを選択的に熱酸化する工程と、窒化膜及び上記
非晶質半導体膜を除去する工程とを含む半導体装置の製
造方法において、半導体膜に、酸素又は炭素又は窒素又
はこれらを含む物質をイオン注入する工程を設けたもの
である。
〔作用〕
例えば、堆積するシリコンの構造は、ドーパントあるい
は不純物、堆積温度、および堆積後の熱サイクルに強く
影響される。575℃以下で堆積されたシリコンは、非
晶質で構造を決定できない。
625℃以上で堆積したシリコンは多結晶で柱状構造を
もつ。非晶質、柱状多結晶シリコンのいずれも、加熱さ
れた場合に結晶化と単結晶粒(グレイン)成長が起る。
しかし、その結晶化する、もしくはグレイン成長が起る
温度は不純物ドーパントに強く影響される。酸素、窒素
、そして炭素不純物は非晶質構造もしくは柱状構造を1
000℃まで安定とする。このような現象は、例えばr
VLSITechnologyJ (S、M、Sze著
1日本語版p、 107)に記載されている。本発明は
多結晶半導体膜や非晶質半導体膜の上記性質を利用した
もので、酸素又は炭素又は窒素又はこれらを含む物質か
イオン注入されている多結晶半導体膜又は非晶質半導体
膜においては、選択的に熱酸化される際のグレインの成
長か抑制されるので、グレイン境界に沿って不均一に酸
化されることかなく、フィールド酸化膜の境界部は滑ら
かになる。
また不均一な酸化によるストレスは低減され、ピンホー
ルの発生も抑制される。
〔実施例〕
第1A図〜第1F図はこの発明の一実施例を工程順に示
した断面図である。
まずシリコン基板1上に100〜300人程度の下地酸
化シリコン膜2を形成し、その上に更に多結晶シリコン
膜3aを500〜1000人程度形成する(第1A図)
次に酸素のドース量が5×1014CII+−2以上と
なるように酸素イオン10を注入する(第1B図)。
これにより多結晶シリコン膜3aはイオン注入された多
結晶シリコン膜3bとなる。
次に窒化シリコン膜4を2000人程度形成したあとレ
ジスト5のパターニングを行う(第1C図ン。
このパターニングされたレジスト5をマスクとして窒化
シリコン膜4をエツチングしてパターニングする。これ
をマスクとして、また多結晶シリコン膜3b及び下地酸
化シリコン膜2を通して、チャネルカット用のボロン6
をドース量が2×1013cIn−2程度になるように
イオン注入する(第1D図)。
次にレジスト5を除去し、窒化シリコン膜4をマスクに
して多結晶シリコン膜3b及びシリコン基板1の一部を
選択的に熱酸化して、先のボロン注入で形成されたチャ
ネルカット層8上にフィールド酸化膜7を形成する(第
1E図)。この際第1B図の酸素イオン10の作用によ
りグレイン成長は抑制され、多結晶シリコン膜3bのス
トレスは低減されて、しわ13やピンホールは生じない
最後に窒化シリコン膜4と多結晶シリコン膜3bをエツ
チングで除去してフィールド酸化膜7が残り、素子分離
が完成する(第1F図)。このときピンホールは生じて
いないのでエツチング物質が活性領域に侵入するという
ことはない。
第2A図〜第21図はこの発明の他の実施例を工程順に
示した断面図である。
第2A図〜第2B図までは第1A図〜第1B図と全く同
様であり、酸素10のイオン注入によりイオン注入され
た多結晶シリコン膜3bが形成される。
次にこの上に窒化シリコン膜4を2000人程度形成し
た後更にCVD酸化シリコン膜11を2000人程度形
成する(第2C図)。
次にレジスト5のパターニングを行い、これをマスクと
してCVD酸化シリコン膜11と窒化シリコン膜4をエ
ツチングしてパターニングする(第2D図)。
次にレジスト5を除去してCVD酸化シリコン膜12a
を1000〜2000人形成する。CVD法はステップ
カバレッジが良好なので、パターニング開口部の側壁に
もCVD酸化シリコン膜12aが形成される(第2E図
)。
次に異方性エツチングによってCVD酸化シリコン膜1
2aをエツチングして、CVD酸化シリコン膜11と多
結晶シリコン膜3bからなる側壁にのみCVD酸化シリ
コン膜12aを残してサイドウオール12bを形成する
(第2F図)。
次にCVD酸化シリコン膜11と窒化シリコン膜4及び
サイドウオール12bをマスクとして、また多結晶シリ
コン膜3b及び下地酸化シリコン膜2を通して、チャネ
ルカット用のボロン6をドース量が2×1013cm−
2程度になるようにイオン注入する(第2G図)。この
ようにサイドウオール12bの分だけ注入領域を内側に
制限することにより、チャネルカット用のボロン6が活
性領域へ拡散していくのを防ぐことができ、トランジス
タの狭チャネル効果を抑制することができる。
次にCVD酸化シリコン膜11及びサイドウオール12
bを除去し、窒化シリコン膜4をマスクとして多結晶シ
リコン膜3b及びシリコン基板1の一部を選択的に熱酸
化して、先のボロン注入で形成されたチャネルカット層
8上にフィールド酸化膜7を形成する(第2H図)。こ
の実施例においてもグレイン成長は抑制され、多結晶シ
リコン膜3bのストレスは低減されて、しわ13やピン
ホールは生じない。
最後に窒化シリコン膜4と多結晶シリコン膜3bをエツ
チングで除去してフィールド酸化膜7が残る(第21図
)。この実施例においてもピンホールは生していないの
でエツチング物質が活性領域に侵入することはない。
上記実施例では、下地酸化シリコン膜2と窒化シリコン
膜4の間の膜として多結晶シリコン膜3a (3b)を
用いた場合について説明したが、この代わりに非晶質シ
リコン膜を用いてもよい。また注入するイオンは上記実
施例で示した酸素に限定するものではなく、炭素又は窒
素でもよく、更には酸素や炭素や窒素を〜含む物質であ
ってもよい。
また、上記実施例において、ボロン6のイオン注入によ
るチャネルカット層8の形成がなくともこの発明はその
効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上の様に、この発明では改良LOGO5分離において
、下地酸化膜と窒化膜の間に設ける多結晶半導体膜又は
非晶質半導体膜として、酸素又は炭素又は窒素又はこれ
らを含む物質がイオン注入されたものを用いたので、こ
れが選択的に熱酸化される際のグレインの成長は抑制さ
れ、グレイン境界に沿って不均一に酸化されることかな
くフィールド酸化膜の境界部を滑らかにすることかでき
、また不均一な酸化によるストレスを低減してピンホー
ルの発生も抑制でき、従って多結晶半導体膜又は非晶質
半導体膜をエツチングして除去する際にエツチング物質
がピンホールを介して活性領域へ侵入することもなく、
平坦性が良く、結晶欠陥やジャンクションリークのない
半導体装置を得ることができるという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1F図はこの発明の一実施例を工程順に
示す断面図、第2A図乃至第21図はこの発明の他の実
施例を工程順に示す断面図、第3図は従来の技術を示す
断面図、第4図は従来の技術の問題点を示す平面図であ
る。 図において、]はシリコン基板、2は下地酸化ンリコン
膜、3a、3bは多結晶シリコン膜、4は窒化シリコン
膜、7はフィールド酸化膜、10は酸素イオンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に下地酸化膜を形成する工程と、 上記下地酸化膜上に多結晶又は非晶質の半導体膜を形成
    する工程と、 上記半導体膜上に窒化膜を形成する工程と、上記窒化膜
    をパターニングして上記半導体膜の一部を露呈させる工
    程と、 パターニングされた上記窒化膜をマスクとして上記半導
    体膜と上記半導体基板とを選択的に熱酸化する工程と、 上記窒化膜及び上記半導体膜を除去する工程とを含む半
    導体装置の製造方法において、 上記半導体膜に、酸素又は炭素又は窒素又はこれらを含
    む物質をイオン注入する工程を設けたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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