JPH04155455A - ファイル管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的； （産業上の利用分野） この発明は、画像処理装置等の情報処理システムにおけ
るデータ格納のファイルを効率良く管理するための方法
に関する。

（従来の技術） 画像処理装置等の情報処理システムでは多数のファイル
を有すると共に、ファイルを管理するデータをハードデ
ィスクに保持している。そして、ダイレフトリ管理デー
タによって目的のファイルをアクセスするようにしてお
り、その場合、ディレクトリ管理データ内をファイル名
で順次検索して、該当するファイルが有ればその情報に
よりファイルデータの読出／書込を実行するようにして
いる。

（発明が解決しようとする課題） 上述のような情報処理システムにおいては、−般的にフ
ァイルシステムの管理データに異常が発生した場合、例
えば停電や事故によって管理データに異常が生した場合
、どの程度の不具金がどこに発生しているのかを知るこ
とができない。その解決のためにはディレクトリ管理テ
ーブルを２つ設ければ良いが、その分メモリ容量を大き
くしなければならないと共に、データを両方のディレク
トリ管理テーブルに書く必要かあるために、情報処理に
時間を要する欠点かある。

また、上記従来の情報処理システムでは、ファイル名を
登録したディレクトリ管理テーブル以外でファイルアク
セスに使用する管理テーブルの異常を検出することかで
きず、ディレクトリ管理テーブルが正常て他の管理テー
ブルか壊れたときにはファイルシステムを修正できない
欠点かある。

この発明は上述のような事情よりなされたものであり、
この発明の目的はディレクトリ管理テーブルを２つ持つ
ことなくディレクトリ管理テーブルの異常を検出でき、
停電や事故等においてもどの程度の不具合かどこに発生
しているかを知ることがてきるファイル管理方法を提供
することにある。

発明の構成。

（課題を解決するための手段） この発明は、ファイル管理方法に関するもので、この発
明の上記目的は、ディレクトリ管理テーブルより予め登
録されているファイル名を抽比し、前記ファイル名のハ
ツシュ値を算出し、ハツシュ値登録テーブルより前記ノ
いンシュ値のエントリー値を得、前記エントリー値と前
記ファイル名とが一致するまでディレクトリリンクテー
ブルのエントリー値を順次更新することにより達成され
る。

（作用） この発明ではディレクトリ管理データをアクセスするた
めにハツシュ関数を用い、得られたノ＼・ンシュ値を持
つファイル内で検索するようにしている。従来は管理デ
ータに不整合部分が発生した場合、ディレクトリ管理テ
ーブル自身の異常検出は困難であったが、ハツシュ値を
用いたディレクトリリンクテーブル及びハツシュ値登録
テーブルを用いることで、ファイルシステムのどこに不
具合か発生しているかが分るようになった。

（実施例） 第１図はこの発明のシステム構成例を示しており、ファ
イル名を登録するためのディレクトリ管理テーブル１０
と、ファイル名ＮＦからハツシュ値ＨＶを算出するため
のハツシュ値算出回路１１と、ハツシュ値ＨＶを登録す
るためのハツシュ値登録テーブル２０と、ハツシュ値及
びファイル名のリンク関係を管理するディレクトリリン
クテーブル２１とを具備している。ハツシュ値算出回路
１１は第３図に示す如く、例えは６文字のファイル名Ｎ
Ｆから所定の算出式に従って例えば“０”〜”１９８”
のハツシュ値を算出するものであり、公知の方法を用い
ている。

次に、第２図のフローチャートを参照してこの発明を説
明する。

先ずディレクトリ管理テーブルｌＯより予め登録されて
いるファイル名（以下、アクセスファイルとする）を抽
出しくステップＳ１）、抽出されたファイル名が正常に
登録されているものか否かを判別しくステップＳ２）、
異常検圧時はアラームとして当該ファイルをオペレータ
に通報する。次に、ハツシュ値算出回路１１は抽出され
たファイル名ＮＦよりハツシュ値ＨＶを所定式に従って
算出しくステップＳ３）、同値のファイルグループのエ
ントリー値をハツシュ値登録テーブル２０より得る（ス
テップＳ４）。この場合、ハツシュ値登録テーブル２０
にハツシュ値の登録がなされていなければ、異常検出と
して当該ファイルをオペレータにアラーム通報する。

算出されたハツシュ値ＨＶがハツシュ値登録テーブル２
０内に存在するものであれば、ハツシュ値登録テーブル
２０より得られたエントリー値からディレクトリ管理テ
ーブル１０のファイル名（この例ではファイルＣ）を抽
出する（ステップ５５）。そして、抽出したファイル名
とアクセスファイルとを比較しくステップＳ６）、一致
した場合は当該アクセスファイルは正常に登録されてい
るものであるとみなす（ステップＳ７）。抽出したファ
イル名とアクセスファイルとが一致しない場合は、ディ
レクトリリンクテーブル２１のエントリー値が終端コー
ト（−１１であるか否かを判別しくステップ５１０）、
終端コードでればアクセスファイルの異常としてオペレ
ータにアラーム通報する。また、上記ステップ５１０て
ディレクトリリンクテーブル２１のエントリー値か終端
コート（−１）でなければ、得られらたエントリー値に
従ってディレクトリ管理テーブルｌＯの次のファイル名
（この例ではファイルＢ）を抽出しくステップ５ｌｌ）
、上記ステップＳ６にリターンする。そして、上述した
如く再度抽出したファイル名とアクセスファイル名とを
比較し、一致するかしないかを判別する。一致した場合
は当該アクセスファイルを正常登録とみなし、不一致な
らばディレクトリリンクテーブルのエントリー値が終端
コートか否かを判別し、終端コートであれば当該アクセ
スファイルの異常としてアラーム出力する。

なお、第１図の矢印ＡＲは、ディレクトリリンクテーブ
ル２１のエントリー値で得られたファイル名とアクセス
ファイルとが一致したことを示しており、矢印ＡＷはデ
ィレクトリリンクテーブル２１のエントリー値を順にた
どり、終端コート（−１）を検出したときにアクセスフ
ァイルの異常としてオペレータに通報することを示して
いる。

上述のような手順によって、ブイレフ１〜り管理テーブ
ル１０に登録されている全てのファイルに対して検索を
実行する。また、ディレクトリ管理テーブル以外の管理
データか壊れた場合には、ハツシュ値登録テーブル２０
．ディレクトリリンクテーブル２１の両テーブルを終端
コートとじ、新規に管理データを作成することて修復す
ることかできる。

この発明はファイルシステムの自己診断機能にも応用で
きる。

発明の効果： 以上のようにこの発明のファイル管理方法によれば、デ
ィレクトリ管理テーブルを２つ有することなくディレク
トリ管理テーブルの異常を検出することができ、子息の
電源断や誤操作による電源断でハードディスクの管理デ
ータが壊れた場合であっても、ディレクトリ管理テーブ
ルが残っていれば、高速検索用テーブルを修復すること
かできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成及び手順の流れを示す図、第２
図はこの発明の動作例を示すフローチャート、第３図は
ハツシュ値の算出を説明するための図である。 ｌＯ・・・ディレクトリ管理テーブル、１１・・・ハツ
シュ値算出回路、２０・・・ハツシュ値登録テーブル、
２１・・・ディレクトリリンクテーブル。 出願人代理人　　　　安　形　雄　三 茶　Ｉ　図 −３：’（’：＞−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ディレクトリ管理テーブルより予め登録されている
   ファイル名を抽出し、前記ファイル名のハッシュ値を算
   出し、ハッシュ値登録テーブルより前記ハッシュ値のエ
   ントリー値を得、前記エントリー値と前記ファイル名と
   が一致するまでダィレクトリリンクテーブルのエントリ
   ー値を順次更新するようにしたことを特徴とするファイ
   ル管理方法。