JPH04154829A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH04154829A
JPH04154829A JP28110390A JP28110390A JPH04154829A JP H04154829 A JPH04154829 A JP H04154829A JP 28110390 A JP28110390 A JP 28110390A JP 28110390 A JP28110390 A JP 28110390A JP H04154829 A JPH04154829 A JP H04154829A
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JP
Japan
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group
hydrolyzable
polymer
compound
silicon atom
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JP28110390A
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Chiyuki Shimizu
清水 千之
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、接着性と強靭性に優れたゴム状硬化物を与え
る硬化性組成物に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
エポキシ樹脂は、接着剤、積層品、各種成形材料、合板
等幅広い用途に使用されているが、その硬化物は硬くて
可撓性に欠は脆いという欠点がある。
この欠点を解決子ることを目的として、エポキシ樹脂に
、そのエポキシ樹脂の量を越えない範囲の量で、分子鎖
末端に加水分解性シリル基を有するポリエーテルを混合
することが示されている(特開昭61−148225号
、特開昭61−247723号公報)。しかしながらこ
の方法では、各成分を混合して直ちに静置硬化させれば
強靭なゴム状硬化物が得られるものの、硬化途上に撹拌
するなどわずかでも力を加えてしまうと、得られる硬化
物は柔軟性や可撓性に欠けた固い樹脂状となってしまう
という問題点がある。このことは、この組成物は混合後
直ちに使用しなければならない、即ち可使時間が極めて
短いということを意味している。なお、組成物の硬化の
速度を遅くすれば可使時間を引き伸ばすことはできるが
、そうした場合、硬化途上で組成物が分離して不均一と
なり、得られる硬化物の強靭性が失われるという問題点
がある。一方、これら公報の範囲を越える量、即ちエポ
キシ樹脂の量を越える量のポリエーテルを用いた場合は
、硬化途上にどのような力を加えても静置硬化させた場
合と同様なゴム状硬化物を与えるが、今度は強靭性が得
られないという問題点がある。
また、特開昭61−268720号公報では、加水分解
性ケイ素基を有するポリエーテル等のゴム状重合体を、
エポキシ樹脂にその量を越える範囲まで配合し、かつエ
ポキシ基と反応可能な基を有する加水分解性シランを必
須成分として加える方法が示されている。この方法でも
、エポキシ樹脂に対してゴム状重合体の量の少ない範囲
では前述と同様に、硬化途上に力を加えるとゴム弾性が
発現されないという問題点がある。ゴム状重合体がエポ
キシ樹脂の量を越えるとその問題は生じなくなるが、必
須成分として加えられる加水分解性シランは硬化物の硬
度を上げ、伸びを低下させるのみで、強靭なゴム状弾性
を得ることはできない。
〔発明の目的〕
本発明は、上記問題点の解決された硬化性組成物を提供
することを目的とするものであり、本発明者は斯かる目
的を達成すべく鋭意検討した結果、主鎖にポリエーテル
単位を含み、うレタン結合と加水分解性基とを有する重
合体に、合計量がこの重合体の量を越えない範囲でエポ
キシ樹脂とエポキシ硬化剤とを配合することにより、硬
化途上で撹拌等の力を加えた場合でも、混合直後から静
置硬化させた場合と同様な強靭なゴム状硬化物を与える
組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
〔発明の構成〕
即ち、本発明は、 (八)(イ)分子り゛i末端が水酸基で閉塞されたポリ
エーテル (ロ)分子中に2個のイソシアネート基を有する化合物 (ハ)ケイ素原子に直結しないイソシアネート基と反応
可能な基又はイソシアネー1〜基を1個以上有U7、か
つケイ素原子に直結する加水分解性基を有するケイ素化
合物 とを反応さセて得られるウレタン結合と加水分解性ケイ
素基とを存する重合体 100重量部 (B) (] )分子中に2個以上のエポキシ基を存す
る化合物 (2)エポキシ硬化剤 の合計量2.5重量部以上100重量部未満(C)ケイ
素原子に結合する加水分解性基の加水分解を促進する触
媒  0.01〜30重量部からなる硬化性組成物に関
する。
(A)の重合体は、本発明の特徴である硬化途上で力を
加えてもゴム状弾性が消失しない範囲、即ち、そのもの
の量よりも少ない量のエポキシ樹脂とエポキシ硬化剤の
配合量でも、強靭な硬化物を得るための重合体であり、
この範囲の配合量でも強靭性を得るためには加水分解性
ケイ素基の他にウレタン結合も有していることが必要で
ある。この重合体は(イ)分子鎖末端が水酸基で閉塞さ
れたポリエーテル、(ロ)分子中に2個のイソシアネー
ト基を有する化合物及び(ハ)ケイ素原子に直結しない
イソシアネーI・基と反応可能な基又はイソシアネート
基を1個以上有し、かつケイ素原子に直結する加水分解
性基を有するケイ素化合物を反応させることにより得る
ことができる。
(イ)のポリエーテルの主鎖は、一般式;−R’−0−
で表される繰り返し単位を有するもので、R1が炭素数
1〜4の2価の有機基であることが好ましい。R+の具
体例としては、−CH2−。
Cth     CJs    CH3CH2CH2、
COCH2、CHCHz  、  CCHz−1「 CH。
−CH2CH2CH2C112−などが挙げられる。こ
の繰り返し単位は1種からだけ成っていてもよく、2種
以上から成っていても良いが、原料入手と重合が容易で
、高重合度でも液状を保持し易いこCH3 ■ とから、−COCH2−が特に好ましい。このポリエー
テルの分子量は500〜30000の範囲であることが
好ましく、1000〜10000の範囲であることが更
に好ましい。分子量が500に満たない場合は得られる
ゴム状硬化物の伸び率が低下し、逆に30000を越え
る場合は強靭性が低下するため好ましくない。
(ロ)の分子中に2個のイソシアネート基を有する化合
物は、(イ)のポリエーテルの末端水酸基と反応して鎖
長延長を行うと同時にウレタン結合を生成することで、
本発明の組成物の硬化物に良好なゴム弾性と強靭性の両
者を与える働きをする。鎖長延長を行わせる目的からイ
ソシアネート基の数は分子中に2個であることが必要で
あり、その種類としては脂肪族、脂環式、芳香族置換脂
肪族及び芳香族の、任意のものを使用し得る。その具体
例として、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−フェ
ニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、2.4−1−リレンジイソシアネート、2,6−
ドリレンジイソシアネート、4.4゛−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、ヘンジジンイソシアネート、ナフ
タレン−1,5−ジイソシアネート、4.4’、4” 
−)リフェニレンジイソシアネート、デカメチレンジイ
ソシアネートなどが例示される。
(ハ)の有機ケイ素化合物は、(^)の重合体の分子鎖
末端に加水分解性ケイ素基を導入するための成分で、イ
ソシアネート基と反応可能な基又はイソシアネート基を
有する加水分解性ケイ素化合物である。イソシアネート
基と反応可能な基としては、1級及び2級のアミノ基、
メルカプト基、水酸基、カルボキシル基など任意のもの
から選ぶことができ、組成物が使用あるいは保存される
環境下で切断されない意味から、また合成や中間体の入
手のし易さからトリメチレン基のような2価の炭化水素
を介してケイ素原子に結合していることが好ましい。イ
ソシアネート基の場合も同様な理由により、2価の炭化
水素を介してケイ素原子に結合していることが好ましい
。加水分解性基としては、アルコキシ基、アシルオキシ
基、ケトオキシム基、アミノオキシ基、アルケニルオキ
シ基などが挙げられるが、(ハ)の化合物としての合成
のし易さからアルコキシ基が好ましく、加水分解性が良
好であることから炭素数1〜4個のアルコキシ基が特に
好ましい。加水分解基の数は架橋構造を形成させる意味
から2個又は3個であることが好ましい。これら(ハ)
としては、 CH3 ■ H2N(CHz)3si(OCH+)z、  HJ(C
I(z)+5i(QC)I:+)++CH3 ■ 11zN(C1lz)3Si(OCzHs)zIII□
N(CI+□) :ISI (OC2115) :+l
H3 ■ H2N(CH2) 2NH(CH2) 3Si (OC
H3) 2゜82N(CH2) zNH(CHz) 3
si (OCzlls) 3゜CH3CH3C2H5C
1l:1 1     I          1    11N
(CHz)+5i(OCHa)z、  HN(CHz)
+5i(0(JI+)z。
CH3 C1l。
■ H5(CHz)+5i(OCH3)z、  H3(CH
z):+5i(OCH:+)+。
CH3 0CN(CHz)3Si(OCH3)z、  0CN(
CHz)isi(OCIIs)3などが例示される。
(^)の重合体は、これまで説明した(イ)。
(ロ)及び(ハ)の反応によって得られる。
(イ)、(ロ)及び(ハ)の配合量は、理論的には(ハ
)がイソシアネート基と反応可能な基を持つケイ素化合
物である場合はモル比が(イ):(ロ):(ハ’)=P
: (P+1):2であり、イソシアネート基を持つケ
イ素化合物である場合は(イ):(ロ);(ハ)=P:
(P−1): 2 (式中Pは1から始まる自然数を示
す)である。しかし、実際には(ハ)を理論量をやや上
回る量使用しても差支えない。
反応させる手順としては、(伺、(ロ)及び(ハ)を同
時に加えて反応させても良いが、まず(イ)及び(ロ)
を反応させて鎖長延長を行った後、(ハ)を加えて反応
させた方が重合度を制御しやすく、また確実に分子鎖末
端に加水分解性基を導入することができるために好まし
い。(イ)。
(ロ)及び(ハ)の反応は環境温度でも進行するが、そ
れより高い温度、例えば50〜150°Cの条件下で行
ってもよい。触媒は使用しなくても反応は進行するが、
有機スズ化合物や3級アミン類のような触媒を用いても
よい。また、酢酸や塩化ヘンジイルのようなアロハネー
ト結合やビユレット結合生成抑制剤を併用することもで
きる。
なお、この反応を行う際に溶媒を用いる必要はないが、
炭化水素系、エステル系、エーテル系などの溶媒を用い
てもかまわない。
(A)の重合体の分子量は1000〜50000の範囲
となるよう選ぶことが好ましい。分子量が1000に満
たないと硬化物の伸び率が低下し、逆に50000を越
えると作業性が低下するため好ましくない。
(B) (1)のエポキシ基を有する化合物としては、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールP型
エポキシ樹脂、テトラブ11モビスフェノールへ型エポ
キシ樹脂、テ1へジブロモビスフェノールF型エポキシ
樹脂、ノホラック型エポキシ樹脂、水添ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノール八プロピレンオキサ
イド付加物のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、P−
オキシ安息香酸グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ア
ミンフェノール型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメ
タン型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂、多価
アルコールのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ヒダ
ントイン型エポキシ樹脂などが例示される。エポキシ基
の数は、速やかに硬化し、また3次元網目構造を形成さ
せる意味から、分子中に平均2個以上存在することが必
要である。
(B) (2)のエポキシ硬化剤としては、従来から知
られている種りのものを使用することができ、例えばエ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン ミノプロピルアミン、N−アミノエチルピペラジン、ビ
ス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、
メタキシリレンジアミン、メンタンシアミン、イソホロ
ンシアミンなどの脂肪族アミン化合物;エポキシ樹脂−
ジエチレントリアミンアダクI・、ンアノエチル化ポリ
アミンなどのポリアミン化合物:リノール酸重合物とジ
エチレントリアミンの反応物、オレイン酸重合物とトリ
エチレンテトラミン のポリアミド化合物;2−メチルイミダゾール、2−エ
チル−4−メチルイミダプールなどのイミダゾール類:
チオグルコン酸のトリメチロールプロパンエステル、ポ
リスルフィド樹脂のようなポリメルカプタン化合物:無
水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水トリメリ
ット酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水ピロメリット
酸などの酸無水物;ジアミノジフェニルメタン、ジアミ
ノジフェニルスルフォンなどの芳香族アミン類などが例
示される。これらの中でも、常温における反応性に富ん
でいることから、脂肪族ポリアミンが特に好ましい。
(1)のエポキシ樹脂と(2)の硬化剤の比率は、エポ
キシ樹脂中のエポキシ基の数と硬化剤中の官能基の数と
の比率により化学量論的に決定されるが、必ずしもこれ
に限定されるものではない。(1)と(2)からなる(
B)の使用量は、(^)100重量部に対して2.5重
量部以上100重量部未満とすることが必要である。使
用量が2.5重量部に満たないと硬化物の強靭性が得ら
れず、逆に100重量部以上になると硬化途上に力を加
えるとゴム状硬化物が得られず樹脂状となってしまうと
いう問題点が生じるため、混合後直らに使用を終えなけ
ればならず、可使時間が極度に短くなるため好ましくな
い。
(C)の加水分解性シリル基の加水分解を促進する触媒
は、(八)の重合体の分子鎖末端に存在する加水分解性
ケイ素基を速やかに加水分解させて、3次元網目構造を
形成させるための成分である。これら(C)成分として
は、オクチル酸スズなどのカルボン酸スズ;ジブチルス
ズジラウレート、ジブチルスズジラレ−ト、ジブチルス
ズフタレート等の有機スズカルボン酸塩;有機スズ酸化
物及びそのエステルとの反応物;テトラブチルチタネー
トのような有機チタン酸エステル;アミン頚;アミン塩
;4級アンモニウム塩;グアニジン化合物等が例示され
る。
これら(C)の使用量は、(A) 100重量部に対し
て0.01〜30重量部の範囲であることが好ましい。
(C)の使用量が0.01重量部に満たないと(A)の
硬化速度が遅くなって硬化物の強度発現が遅くなるため
好ましくなく、逆に30重量部を越えると硬化後に滲出
や析出が生しるため好ましくない。
本発明の組成物には紫外線吸収剤、酸化防止剤、粘度調
節剤、カップリング剤のような改質剤、煙霧質シリカ、
粉砕石英、炭酸カルシウムのような充填材、酸化チタン
、酸化鉄、カーボンブラックのような顔料も配合するこ
とができる。
本発明の組成物は常温硬化、加熱硬化いずれの方法によ
っても硬化させることができ、硬化に適した温度は5〜
150°Cである。
〔発明の効果〕
本発明の組成物は、接着性、ゴム弾性、強靭性に優れる
ことから各種部月の接着剤、各種合板の接合剤として最
適であり、また更に深部の硬化性にも優れることから、
各種結合剤や複合材料の原料としても好適である。
[実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。なお、実施例中部
とあるのは重量部、%とあるのは重量%である。
合成例1 平均重合度50、平均分子量3000.25°Cにおけ
る粘度500cS L、水酸基価37mgKO1l/g
の分子鎖末端が水酸基で閉塞されたポリエーテル2モル
に対し、ヘキサメチレンジイソシアネートを3モル、そ
れらの総量に対して0.1%のジブチルスズジラウレー
ト及び氷酢酸を加え、窒素雰囲気下、60°Cで5時間
加熱撹拌を行った。次いで1lz IhN(Clh):+5i(OCII:+)zを2.2
モル加え、同条件でで更に2時間撹拌を行って、25°
Cにおける粘度が74000cSt、 GPCにより測
定された数平均分子量が7600の、代表構造式が次式
で表される無色透明の粘稠な液体である、ウレタン結合
を有し分子鎖末端が加水分解性ケイ素基で閉塞された重
合体(以下、PIと表す)を得た。
0       0      Clh− C−N11
(C11□)−x N11−C−Ntl(Cll□)−
r S i (OCII ]) 2合成例2 平均重合度32、平均分子量2000.25°Cにおけ
る粘度が32QcSt、水酸基価57mg1O]1/g
の分子鎖末端が水酸基で閉塞されたポリエーテル3モル
に対し、2.4−トリレンジイソシアネートと2゜6−
トリレンジイソシアネートの混合物を4モル、それらの
総量に対して0.1%のジブチルスズジラウレート及び
氷酢酸を加え、窒素雰囲気下、60°Cで5時間加熱撹
拌を行った。次いでC2115,CI+3 ■ )IN (C)Iz )+5i(OClla)z  を
2.2モル加え、同条件で更に3時間撹拌を行って、2
5°Cにおける粘度が63000cSt、 GPCによ
り測定された数平均分子量が7200の、代表構造式が
次式で表される無色透明の粘稠な液体である、ウレタン
結合を有し、分子鎖末端が加水分解性ケイ素基で閉塞さ
れた重合体(以下、P−2と表す)を得た。
合成例3 合成例2で使用したものと同じポリエーテル3モルに対
して、4,4゛−ジフェニルメタンジイソシアネートを
4モル、それらの総量に対して0.1%のジブチルスズ
ジラウレート及び氷酢酸を加え、窒素雰囲気下、60°
Cで5時間加熱撹拌CH3 を行った。次いで ll5(CIl□) zS i (
OCII :+) zを2.2モル加え、同条件で更に
2時間撹拌を行って、25°Cにおける粘度が5800
0cSt、 GPCにより測定された数平均分子量が6
900の、代表構造式が次式で表される無色透明の粘稠
な液体である、ウレタン結合を有し、分子鎖末端が加水
分解性ケイ素基で閉塞された重合体(以下、P−3と表
す)を得た。
lh 」 (CIIzhrSi (OCH3) 2合成例4 合成例1で使用したものと同じポリエーテル2モルに対
して、ヘキサメチレンジイソシアネートを1モル、それ
らの総量に対して0.1%のジブチルスズジラウレート
及び氷酢酸を加え、窒素雰囲気下、60°Cで3時間加
熱撹拌を行った。
CH3 次いで0CN−(CH2)丁Si (OC2115) 
zを2モル加え、同条件で更に3時間撹拌を行って、2
5°Cにおける粘度が65000cSt、 GPCによ
り測定された数平均分子量が7200の、代表構造式が
次式で表される無色透明の粘稠な液体である、ウレタン
結合を有し、分子鎖末端が加水分解性ケイ素基で閉塞さ
れた重合体(以下、P−4と表す)を得た。
CH30C)lff。
l         II    I        
II(C2H5O) zSi(CHzhNH−C−0(
C11CII□Oh卸〜NH(CH2hNI+−−C−
0(CHCH20)rbc−Nll(CHzhs i 
(OCzHs〕2参考例1 平均分子量8000、分子鎖末端に ■ (CHzO)zSi−CH2CH2CH2−0−を有す
るポリオキンプロピレンを、以降(P−5)と記す。
実施例1〜4.比較例1〜3 合成例1〜4で得たP−1〜4及び参考例1のP−5そ
れぞれ100部に対して、第1表に示すエポキシ化合物
、エポキシ硬化剤及び加水分解触媒を加えてヘラで混合
し、試料1〜7を調製した。これら試料を混合直後に、
また混合から10分、30分及び60分経過時に再度ヘ
ラを用いて10分間混合した後にテフロン板上に約2m
m厚になるように流して20°C150%R1+の雰囲
気中に放置し、テフロン板上に流してから指触乾燥する
までの時間(タンクフリータイム)を観察した。次いで
試料をテフロン板]二同条件で7日間硬化させた後テフ
ロン板より剥がし、JI52号ダンヘルに打ち抜き物性
測定を行った。これらの結果も第1表に示す。
なお、比較例1は本発明の重合体(八)の代わりに分子
鎖末端に加水分解性ケイ素基を有するポリオキシプロピ
レンを使用した比較例、比較例2はエポキシ樹脂とエポ
キシ硬化剤の合計量が本発明の重合体(^)の量を越え
ている比較例、比較例3はエポキシ樹脂とエポキシ硬化
剤の合計量が比較例1で使用したものと同じ分子鎖末端
に加水分解性ケイ素基を有するポリオキシプロピレンの
量を越えて使用されている比較例である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)(イ)分子鎖末端が水酸基で閉塞されたポリエ
    ーテル (ロ)分子中に2個のイソシアネート基を有する化合物 (ハ)ケイ素原子に直結しないイソシアネート基と反応
    可能な基又はイソシアネート基を1個以上有し、かつケ
    イ素原子に直結する加水分解性基を有する有機ケイ素化
    合物 とを反応させて得られるウレタン結合と加水分解性ケイ
    素基とを有する重合体 100重量部 (B)(1)分子中に2個以上のエポキシ基を有する化
    合物 (2)エポキシ硬化剤 の合計量2.5重量部以上100重量部未満(C)ケイ
    素原子に結合する加水分解性基の加水分解を促進する触
    媒0.01〜30重量部からなる硬化性組成物。
JP28110390A 1990-10-19 1990-10-19 硬化性組成物 Pending JPH04154829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005019345A1 (ja) * 2003-08-25 2005-03-03 Kaneka Corporation 耐熱性の改善された硬化性組成物
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